JPH07221552A - 低電力段振幅変調送信機 - Google Patents

低電力段振幅変調送信機

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JPH07221552A
JPH07221552A JP1284994A JP1284994A JPH07221552A JP H07221552 A JPH07221552 A JP H07221552A JP 1284994 A JP1284994 A JP 1284994A JP 1284994 A JP1284994 A JP 1284994A JP H07221552 A JPH07221552 A JP H07221552A
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JP1284994A
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Yukihiro Moriyama
幸弘 森山
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、低電力段振幅変調送信機に関し、
振幅変調信号の変調特性の偏差を広い周波数帯域に亘っ
て少なくすることを目的とする。 【構成】 励振部と、該励振部の出力に接続された変調
増幅部と、該変調増幅部に変調信号を重畳した電源電圧
を供給する変調部とを有する低電力段振幅変調送信機に
おいて、前記変調増幅部から出力される搬送波出力を検
出する検出部と、該検出部の出力に接続され、前記搬送
波出力に反比例した直流電圧を発生して前記変調部へ増
幅度制御入力として供給する直流電圧発生部とを設けた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広い周波数帯域に亘っ
て変調特性を安定化させる手段を工夫した低電力段振幅
変調送信機に関する。
【0002】従来、低電力段変調方式における振幅変調
送信機は良く知られている。この振幅変調送信機におい
て、広い周波数帯域の信号を変調増幅しようとしたと
き、振幅変調送信機を構成する構成要素の周波数特性
が、振幅変調された信号の変調特性に影響が現れて来る
ので、その影響が現れないように工夫する必要がある。
例えば、広い周波数帯域内に複数のチャネルを形成して
各チャネルを介して通信を行おうとしたとき、前記周波
数特性により各チャネルの変調度に差異が生じ、その結
果としてチャネル使用者によっては、十分な振幅の信号
の供給を受け得ず、良質のサービスが提供されないとい
う不具合が発生する。
【0003】
【従来の技術】従来の低電力段振幅変調送信機の構成を
図13に示す。図13において、マイクロホン(MI
C)54から出力された音声信号が低周波数増幅部56
を経て変調部(MOD)58へ供給されて所定の直流電
圧に重畳される。この変調部58から出力された電圧
が、変調増幅部52の電源電圧として変調増幅部52へ
供給される。変調増幅部52において、励振部(OS
C)50から生成された搬送波信号に変調部58からの
変調信号が重畳されて振幅変調が生ぜしめられる。この
重畳の割合は、音声信号レベルと搬送波信号レベルとの
比で決定される。
【0004】変調増幅部52から出力された振幅変調信
号は、電力増幅部60で所要の電力まで電力増幅され、
方向性結合器62を経て空中線64へ供給され、空中線
64から電波として輻射される。
【0005】この変調増幅動作が行われる際に、方向性
結合器62の進行波検出端に接続された検波部66で検
出された電圧は、平滑部68で変調による低周波数成分
が除かれ、電力増幅部60の利得制御電圧として制御部
70へ供給されて電力増幅部60の利得を制御する。こ
うすることにより、搬送波出力を安定する(一定に保
つ)ことはできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにして振幅
変調された振幅変調信号を一般式で表すと、次のように
なる。
【0007】搬送波信号がEc=ACOS ωtで表され、
音声信号がEs=BCOS φtで表されたとすると、被変
調信号Emは、 Em=ACOS ωt+MACOS (ωt+φt) で表される。上式(1)において、Mは変調度B/Aで
ある。被変調信号の最大値は音声信号に比例して上式第
2項の側帯波成分が増加するに従って増加する。
【0008】又、通信の品質向上には前記変調度が大き
い程良いが、変調度が100%を超えると(上式でA<
Bのとき)、被変調信号に高調波が多く含まれるように
なり、帯域外へのスプラッタ妨害が発生するので、過変
調は避けなければならない。
【0009】従来、過変調を避け、平均変調度を大きく
するために、振幅変調送信機では、低周波増幅部に自動
レベル制御(Auto Level Control) を採用して音声信号
が一定値以上になると、増幅器の利得を制限してその出
力レベルを抑えるようにしている。
【0010】これを図13について説明すると、次のよ
うになる。低周波増幅部56の増幅部(AMP)72で
増幅された音声信号が一定値を超えると、検出部74か
ら整流、平滑された出力レベルに比例した電圧が出力さ
れ、該電圧が制御部76を経て増幅部72へ供給されて
該増幅部72の利得を制御する。この制御により、検出
部74の出力レベルが小さい間は、前記低周波増幅部5
6の入出力特性が直線的であるが、検出部74の出力が
一定レベルを超えると、帰還が掛かり増幅部72の増幅
度を制限するので、入力が増えても出力が一定レベルで
飽和する。その飽和レベルが変調部58に入力される場
合に、例えば95%振幅変調が掛かるように設計され、過
変調が防止される。
【0011】しかし、前記式(1) の第1項の搬送波成分
は、前述のように一定出力となるように帰還制御される
が、前記式(1) の第2項については制御されないため、
変調増幅部52や電力増幅部60などの性能がそのまま
変調特性(変調感度、最大変調度)として現れる。変調
感度とは、広帯域についての振幅変調において、周波数
によって変調度が異なる場合の基準変調度からの偏差の
度合をいう。
【0012】このようなことから、前記従来の振幅変調
送信機では、その使用周波数帯域の広い(例えば航空バ
ンドでは150MHZ帯で24MHZの帯域である。)場合
に、無調整で使用帯域を確保しようとする機器などでは
その広い帯域に亘って前記変調増幅部52及び電力増幅
部60の増幅度の直線性などの性能偏差を少なくして変
調特性の周波数偏差を無くす必要があった。
【0013】この必要性に対する対策として、図13に
示す振幅変調送信機の励振部50の出力は、それ自体で
帰還系の出力制御を行い、使用帯域内での出力レベルを
保つことができる。又、電力増幅部60もそれ自体は利
得や直線性に偏差はあるが、前述のように帰還によって
搬送波出力は安定に制御されている。
【0014】しかし、搬送波に変調波成分(側帯波)が
重畳した振幅変調波は、前記式(1)から明らかなよう
に、その大きさは変調により変動し、その変動の割合
(即ち変調度)は変調増幅部52の利得及びその直線性
に依存することになり、この周波数等による性能偏差は
補正されていない。
【0015】このために、この部分でも搬送波の出力偏
差やそれに伴う変調特性の偏差が生ずる。このようなこ
とから、前記従来の振幅変調送信機では、以下に述べる
ような問題を有していた。
【0016】先ず、搬送波出力は、変調増幅部52が偏
差を有していても、後段の電力増幅部60において帰還
による出力制御されているので、ここで補正されて一定
に保たれるが、前記偏差が大きい場合には、電力増幅部
60の利得を大きく変えて補正するので、電力増幅部6
0の直線性の劣化、位相の変化等で変調歪みの増加とな
る場合がある。
【0017】又、変調度は変調増幅部52の搬送波出力
と変調波入力との比であるから、変調増幅部52の利得
が大きい時は、搬送波出力が大きくなるために相対的に
変調度が小さくなり、逆に利得が低いと変調度が大きく
なることになる。これは、使用周波数によって同じ変調
入力であっても変調度が異なることを意味し、広帯域の
信号を増幅するとき、その帯域内に複数のチャネルを構
成しているような場合には、そのチャネルによって変調
度が異なることになる。例えば、周波数が118MHZ
あるとき、変調度が95%であったとしたとき、周波数
を142MHZに変えると、変調度が110%になってし
まう。
【0018】更に、電力増幅部60に入力される振幅増
幅波の変調度が同じであったとしても、その電力増幅部
60の直線性により変調度は影響を受け、その出力の変
調度が異なって来る。例えば、周波数が118MHZであ
るとき、変調度が95%であったとしたとき、周波数を
142MHZに変えると、変調度が110%になってしま
う。
【0019】本発明は、斯かる技術的課題に鑑みて創作
されたもので、振幅変調された信号の変調特性の偏差を
広い周波数帯域に亘って少なくし得る低電力段振幅変調
送信機を提供することをその目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1に係る
発明の原理ブロック図を示す。図2は、請求項2に係る
発明の原理ブロック図を示す。図3は、請求項3に係る
発明の原理ブロック図を示す。図4は、請求項4に係る
発明の原理ブロック図を示す。図5は、請求項5に係る
発明の原理ブロック図を示す。図6は、請求項6に係る
発明の原理ブロック図を示す。図7は、請求項7に係る
発明の原理ブロック図を示す。
【0021】請求項1に係る発明は、図1に示すよう
に、励振部2と、該励振部2の出力に接続された変調増
幅部4と、該変調増幅部4に変調信号を重畳した電源電
圧を供給する変調部6とを有する低電力段振幅変調送信
機において、前記変調増幅部4から出力される搬送波出
力を検出する検出部8と、該検出部8の出力に接続さ
れ、前記搬送波出力に反比例した直流電圧を発生して前
記変調部6へ増幅度制御入力として供給する直流電圧発
生部10とを設けたことを特徴とする。
【0022】請求項2に係る発明は、図2に示すよう
に、変調増幅部4と、該変調増幅部4に変調信号を重畳
した電源電圧を供給する変調部6と、前記変調増幅部4
の出力に接続された電力増幅部12と、該電力増幅部1
2の出力に接続され、当該電力増幅部12の搬送波出力
電力を一定化させるフィードバック制御系14とを有す
る低電力段振幅変調送信機において、前記フィードバッ
ク制御系14の信号成分から変調信号を復調する復調部
16と、該復調部16の出力に接続され、復調された変
調信号の変調度に比例した直流電圧を発生して前記変調
部6の変調制御入力へ供給する直流電圧発生部18とを
設けたことを特徴とする。
【0023】請求項3に係る発明は、図3に示すよう
に、励振部2と、該励振部2の出力に接続された変調増
幅部4とを有する低電力段振幅変調送信機において、前
記変調増幅部4から出力される搬送波出力を検出する検
出部8と、該検出部8の出力に接続され、前記搬送波出
力に比例した直流電圧を発生して前記励振部2の発振信
号レベル制御入力へ供給する直流電圧発生部20とを設
けたことを特徴とする。
【0024】請求項4に係る発明は、図4に示すよう
に、励振部2と、該励振部2の出力に接続された変調増
幅部4と、該変調増幅部4の出力に接続された電力増幅
部12と、該電力増幅部12の出力に接続され、当該電
力増幅部12の搬送波出力電力を一定化させるフィード
バック制御系14とを有する低電力段振幅変調送信機に
おいて、前記フィードバック制御系14の信号成分から
変調信号を復調する復調部16と、該復調部16の出力
に接続され、復調された変調信号の変調度に比例した直
流電圧を発生して前記励振部2の発振信号レベル制御入
力へ供給する直流電圧発生部22とを設けたことを特徴
とする。
【0025】請求項5に係る発明は、図5に示すよう
に、変調増幅部4と、該変調増幅部4に変調信号を重畳
した電源電圧を供給する変調部6と、制御部28を有
し、前記変調部6へ変調信号を供給する低周波増幅部2
2とを有する低電力段振幅変調送信機において、前記変
調増幅部4から出力される搬送波出力を検出する検出部
8と、該検出部8の出力に接続され、前記搬送波出力に
比例した直流電圧を発生して前記制御部28の制御入力
へ供給する直流電圧発生部24とを設けたことを特徴と
する。
【0026】請求項6に係る発明は、図6に示すよう
に、変調増幅部4と、該変調増幅部4の出力に接続され
た電力増幅部12と、該電力増幅部12の出力に接続さ
れ、当該電力増幅部12の搬送波出力電力を一定化させ
るフィードバック制御系14と、制御部28を有し、前
記変調部6へ変調信号を供給する低周波増幅部22とを
有する低電力段振幅変調送信機において、前記フィード
バック制御系14の信号成分から変調信号を復調する復
調部16と、該復調部16の出力に接続され、復調され
た変調信号の変調度に比例した直流電圧を発生して前記
制御部28の制御入力へ供給する直流電圧発生部26と
を設けたことを特徴とする。
【0027】請求項7に係る発明は、図7に示すよう
に、励振部2と、該励振部2の出力に接続された変調増
幅部4と、該変調増幅部4に変調信号を重畳した電源電
圧を供給する変調部6と、前記変調増幅部4の出力に接
続された電力増幅部12と、該電力増幅部12の出力に
接続され、当該電力増幅部12の搬送波出力電力を一定
化させるフィードバック制御系14と、制御部28を有
し、前記変調部6へ変調信号を供給する低周波増幅部2
2とを有する低電力段振幅変調送信機において、前記変
調増幅部4から出力される搬送波出力を検出する検出部
8と、該検出部8の出力に接続され、前記搬送波出力に
比例した直流電圧を発生して前記励振部2の発振信号レ
ベル制御入力へ供給する直流電圧発生部20と、前記フ
ィードバック制御系(14)の信号成分から変調信号を
復調する復調部16と、該復調部16の出力に接続さ
れ、復調された変調信号の変調度に比例した直流電圧を
発生して前記制御部28の制御入力へ供給する直流電圧
発生部26とを設けたことを特徴とする。
【0028】
【作用】請求項1に係る発明は、低電力段振幅変調送信
機の変調増幅部4から出力される搬送波出力が検出部8
で検出される。その搬送波出力は、直流電圧発生部10
から搬送波出力に反比例した直流電圧の発生に用いら
れ、発生された直流電圧は、変調部6の増幅制御電圧と
して変調部6へ供給されてその増幅度を制御する。変調
部6の増幅度は、前記増幅制御電圧に応じて変更され、
変調部6へ供給される変調信号はその増幅度で増幅され
て直流電圧に重畳されて変調増幅部4へ供給され、変調
増幅部4で搬送波に振幅変調を掛けると共に、その利得
を制御する。
【0029】従って、搬送波出力が増大したときは、そ
の搬送波出力は減少され、逆に搬送波出力が減少したと
きは、その搬送波出力は増大されるから、搬送波出力は
一定に保たれる。
【0030】このように、搬送波出力を一定にする制御
を掛けるようにしたので、電源電圧に変調信号を重畳さ
せて振幅変調を掛ける変調増幅回路においては、低周波
数レベルで変調度が決定されるので、使用周波数による
変調度、変調感度の偏差を無くすことができる。
【0031】請求項2に係る発明は、請求項1と異なっ
て低電力段振幅変調送信機の搬送波出力電力を一定化さ
せるフィードバック制御系14で得られる信号成分から
変調信号を復調し、復調された変調信号の変調度に比例
した直流電圧を発生してその直流電圧を変調部6の増幅
度の制御に用いるようにしているから、変調度の安定化
に加えて、変調感度の偏差をより正確に制御することが
できる。
【0032】請求項3に係る発明は、検出部8で検出さ
れた搬送波出力に対応する直流電圧を励振部2の発振信
号レベルの制御に用いるようにしている。この発明にお
いても、請求項1に係る発明と同様の効果を享受するこ
とができる。
【0033】請求項4に係る発明は、請求項3に係る発
明における励振部2の発振信号レベルの制御に搬送波出
力から搬送波出力に比例した直流電圧を発生する代わり
に、請求項2と同様に、低電力段振幅変調送信機の搬送
波出力電力を一定化させるフィードバック制御系12で
得られる信号成分から変調信号を復調し、復調された変
調信号の変調度に比例した直流電圧を発生してその直流
電圧を励振部2の発振信号レベルの制御に用いるように
したものである。請求項2に係る発明と同様の作用効果
を得ることがてきる。
【0034】請求項5に係る発明は、検出部8で検出さ
れた搬送波出力に対応する直流電圧を低周波増幅部22
の制御部28の制御入力に供給するようにしたものであ
る。この発明も、請求項3に係る発明と同様の効果を得
ることかてきる。
【0035】請求項6に係る発明は、低電力段振幅変調
送信機の搬送波出力電力を一定化させるフィードバック
制御系14で得られる信号成分から変調信号を復調し、
復調された変調信号の変調度に比例した直流電圧を低周
波増幅部22の制御部28の制御入力に供給するように
したものである。請求項5と同様の作用効果を得ること
ができる。
【0036】請求項7に係る発明は、変調増幅部4の出
力から変調部6の増幅制御入力へ搬送波出力に比例した
直流電圧を供給すると共に、低電力段振幅変調送信機の
搬送波電力を一定化させるフィードバック制御系12の
成分信号から変調信号の変調度に比例した直流電圧を得
て低周波増幅部22の制御部28の制御入力へ供給する
ようにしたので、より正確な変調特性の偏差を補正する
ことができて変調度の一定化を達成し得る。又、その二
重の搬送波電力の安定化を行うので、変調歪みの防止に
もなる。
【0037】
【実施例】図8は、請求項1に係る発明の一実施例を示
す。この実施例は、図13に示す従来の振幅変調送信機
の構成に次の構成要素を付加して変調特性の偏差の防止
を図る実施例である。
【0038】その新規に付加した構成要素は、検出部8
0、平滑部82、及び反転部84である。検出部80
は、変調増幅部52の出力に接続されて搬送波出力を検
出する。平滑部82は、検出部80に接続されて検出さ
れた搬送波出力のうちの高周波成分を除去することによ
り、変調増幅部52から出力される搬送波出力に比例し
た直流電圧を出力する。反転部84は、前記直流電圧を
反転して出力する。これらの構成要素に加えて、図13
に示す変調部58の増幅度を反転部84から出力された
電圧で制御するようにしてこの実施例の振幅変調送信機
の全体を構成している。変調部58を変調部(MOD)
58Aとして参照する。図8内の他の構成要素は、図1
3で説明した構成要素と同一なので、それらの構成要素
の逐一の説明は省略する。
【0039】図8において、励振部50は、図1の励振
部2に対応し、変調増幅部52は、図1の変調増幅部4
に対応する。検出部80は、図1の検出部8に対応し、
平滑部82、及び反転部84は、図1の直流電圧発生部
10に対応する。
【0040】このように構成される請求項1に係る発明
実施例の動作を以下に説明する。変調増幅部52から出
力された搬送波出力は、検出部80で検出されて平滑部
82から搬送波出力に比例する直流電圧が出力される。
この直流電圧は反転部84で反転され、その直流電圧で
変調部58Aから出力される出力電圧を制御して変調増
幅部52へ電源電圧として供給する。
【0041】変調部58Aから変調増幅部52へ供給さ
れる電圧と、励振部50からの搬送波信号とが、変調増
幅部52へ供給されて変調増幅部52から振幅変調され
た振幅変調信号が出力される。変調部58Aからの電圧
は、変調増幅部52への電源電圧となるので、その電圧
によって変調増幅部52の利得を制御することができ
る。 このように構成したので、何らかの原因で変調増
幅部52の搬送波出力が低下すると、検出部80、平滑
部82、反転部84、そして変調部58Aからなる帰還
ループによって変調増幅部52の電源電圧が上昇して変
調増幅部52の利得を上げて搬送波出力を元に戻すよう
に作用し、逆に搬送波出力が上昇すると、前記電源電圧
は低下して変調増幅部52の利得を下げるように作用す
るので、変調増幅部52から出力される搬送波出力の安
定化が達成される。
【0042】このように、変調増幅部52での搬送波出
力レベルを一定に制御するので、変調度は低周波レベル
で決定されるようになる。即ち、低周波増幅部56に
は、自動レベル制御(ALC)を有しているので、或る
一定レベル以上の変調信号は、変調部58Aへ入力され
ない。従って、変調増幅部52の最大変調度を一定(例
えば、95%)にできるし、搬送波周波数が変わって
も、低周波増幅部56は搬送波周波数(使用周波数)に
関係ないので、変調度は変わらない。
【0043】この実施例では、変調増幅部52の搬送波
検出レベルでその利得を制御して搬送波レベルを一定に
保つことにより、変調度の安定化は得られるが、変調増
幅部52の利得を制御しているので、変調歪みが増加す
るおそれがある。
【0044】この変調歪みの防止をも図るための手段
が、図9及び図10の実施例に設けられている。図9
は、請求項3に係る発明の一実施例を示す。この実施例
は、図13に示す従来の振幅変調送信機の構成に次の構
成要素を新規に付加して変調特性の偏差及び変調歪みの
防止を図る実施例である。
【0045】その新規に付加した構成要素は、検出部9
0、及び平滑部92である。その他の構成要素は、図1
3に示す従来の振幅変調送信機の説明で説明した構成要
素と同一なので、それらの構成要素には、図13の場合
と同一の参照番号を付してその逐一の説明は省略する。
【0046】請求項3に係る発明実施例の動作を以下に
説明する。検出部90は、変調増幅部52の出力に接続
されて搬送波出力を検出する。平滑部92は、検出部9
0の出力に接続されて検出された搬送波出力に比例した
直流電圧を出力する。平滑部92の直流電圧は励振部5
0の搬送波レベル制御入力へ供給される。励振部50A
は、前記直流電圧に反比例した搬送波レベルを発生する
ように構成されてこの実施例の振幅変調送信機の全体を
構成している。
【0047】図9において、励振部50Aは、図3の励
振部2に対応し、変調増幅部52は、図3の変調増幅部
4に対応する。検出部90は、図3の検出部8に対応
し、平滑部92は、図3の直流電圧発生部20に対応す
る。
【0048】このように構成される請求項3に係る発明
実施例の動作を以下に説明する。変調増幅部52から出
力された搬送波出力が検出部90で検出され、その検出
された搬送波出力は、平滑部92へ供給されて平滑部9
2において搬送波出力に比例した直流電圧が発生され
る。
【0049】この直流電圧は、励振部50Aの搬送波レ
ベル制御入力へ供給されて励振部50Aから出力される
搬送波出力を制御する。従って、変調増幅部52から出
力される搬送波出力が低下すれば、励振部50Aの搬送
波レベルが上昇されて変調増幅部52から出力される振
幅変調信号レベルを元に戻そうとし、逆に搬送波出力が
上昇すれば、励振部50Aの搬送波レベルが低下されて
変調増幅部52から出力される振幅変調信号レベルを元
に戻すように動作する。その間、変調部58から供給さ
れる電源電圧は、一定にある。
【0050】従って、変調増幅部52から出力される搬
送波出力は、搬送周波数が変化しても一定に保たれるの
で、図8の実施例と同様、変調増幅部52の、広帯域に
亘っての周波数特性の偏差に起因して各周波数での変調
度に与えられる影響が除かれ、変調特性(変調度、変調
感度)は一定に保たれるし、又変調増幅部52自体の利
得変化による変調歪みの発生も防止することができる。
【0051】図10は、請求項5に係る発明の一実施例
を示す。この実施例は、図9に示す実施例における平滑
部92の直流電圧を制御部76Aの制御入力へ供給する
ように構成したことを除いて、請求項3に係る発明の実
施例と同様の構成である。それら構成要素には、図9と
同様、図13に示す構成要素と同一なので、同一構成要
素には同一の参照番号を付してその説明は省略する。
【0052】制御部76Aは、直流電圧に比例して低周
波増幅部56の信号レベルを制御するように構成されて
いる。図10において、励振部50Aは、図5の励振部
2に対応し、変調増幅部52は、図5の変調増幅部4に
対応する。制御部76Aは、図5の制御部28に対応
し、低周波増幅部56は、図5の低周波増幅部22に対
応する。検出部90は図5の検出部8に対応し、平滑部
92は、図5の直流電圧発生部24に対応する。
【0053】このように構成された請求項5に係る発明
の実施例の動作を以下に説明する。図9に示す実施例と
同様に、変調増幅部52から出力された搬送波出力が検
出部90で検出され、その検出された搬送波出力から平
滑部92で搬送波出力に比例した直流電圧を発生する。
【0054】この直流電圧は、制御部76Aの制御入力
へ供給されて増幅部72の増幅度を前記直流電圧に比例
して制御することにより、検出部74から出力される低
周波増幅部56の信号レベルは制御される。
【0055】従って、変調増幅部52から出力される搬
送波出力が低下したとき、低周波増幅部56から出力さ
れる低周波数信号のレベルも低下する。搬送波出力が上
昇すれば、低周波数信号のレベルも上昇するので、変調
特性(変調度、変調感度)は一定に保たれる。
【0056】前述のような低周波数信号のレベル制御
(変調入力レベルの補正制御)を行うので、変調増幅部
52から出力される搬送波出力がその周波数等に従って
変化しても、変調特性の安定化が図れると共に、図8の
実施例では生じてしまう変調歪みの発生も防止すること
ができる。
【0057】前述の各実施例は、変調増幅部52の出力
を検出部80、90で検出して変調特性及び変調歪みの
発生防止に用いる実施例であったが、広帯域の振幅変調
送信機では、その検出部の周波数特性がその制御に影響
が現れる。これを回避するために、広帯域の方向遷移結
合器を用いることも考慮されるが、その方向性結合器
は、高価でもあり、小型化の阻害にもなるし、そのよう
な方向性結合器を用いたとしても、なお電力増幅部60
の直線性による変調度の変化もある。
【0058】そこで、これらの問題を回避するために、
図11に示す振幅変調送信機を創作した。この図11
は、請求項2、請求項4及び請求項6に係る発明の一実
施例を示す。この実施例は、図13に示す振幅変調送信
機の構成に復調部100及び直流変換部102を設け、
直流変換部102の出力を復調部58Aの増幅度制御入
力に接続したのが、請求項2に係る発明の一実施例であ
り、直流変換部102の出力を励振部50Aの搬送波レ
ベル制御入力に接続したのが、請求項4に係る発明の一
実施例であり、直流変換部102の出力を制御部76A
の制御入力に接続したのが、請求項6に係る発明の一実
施例である。その他の構成要素は、これらいずれの実施
例においても、図13に示す従来の振幅変調送信機の構
成要素と同一であり、これらの同一の構成要素には同一
の参照番号を付してその説明は省略する。
【0059】図11において、励振部50Aは、図4の
励振部2に対応し、変調増幅部52は、図2、図4、及
び図6の変調増幅部4に対応する。変調部58Aは、図
2の変調部6に対応する。電力増幅部60は、図2、図
4、及び図6の電力増幅部12に対応し、検波部66、
平滑部68、及び制御部80は、図2、図4、及び図6
のフィードバック制御系14に対応する。変調部100
は、図2、図4、及び図6の復調部16に対応し、直流
変換部102は、図2、図4、及び図6の直流電圧発生
部18、22、26に対応する。
【0060】図11に示す実施例の動作を以下に説明す
る。復調部100は、検波部66の出力に接続され、復
調部100の出力は、直流変換部102に供給される。
前述のように方向性結合器62の進行波検出端から進行
波が検出されて検波部66へ入力される。この進行波を
検波部66で検波して高周波成分を除去する。これによ
り、検波部66からは、直流電圧に変調信号が重畳した
電圧が得られる。この電圧を変調部100で復調する
と、変調信号成分のみを抽出する(AM復調)。この変
調信号成分が直流変換部102で直流電圧に変換され
る。この直流電圧が、変調度に比例した電圧となる。
【0061】変調度に比例した電圧を変調部58Aの変
調入力に供給するようにしたのが、請求項2に係る発明
である。この発明においては、請求項1に係る発明と同
様に、変調増幅部52へ供給される電源電圧を直流変換
部102から出力された直流電圧で制御して変調増幅部
52へ供給するようにしたので、変調増幅部52の利得
を請求項1に係る発明と同様に制御するから、変調度に
加えて、変調感度を補正することができる。
【0062】変調度に比例した電圧を励振部50Aの発
振周波数制御入力に印加したのが、請求項4に係る発明
である。この発明においては、請求項3に係る発明と同
様に、励振部50Aは、搬送波レベル制御入力に供給さ
れる直流電圧に反比例した出力を出力するので、変調増
幅部52の搬送波出力は、搬送波出力の変化に対して一
定に保たれるので、変調特性(変調度、変調感度)を一
定に保つことができる。又、変調増幅部52へ供給され
る電源電圧を変えていないので、変調歪みの発生も防止
し得る。
【0063】変調度に比例した電圧を低周波増幅部56
の制御部76Aの制御入力に供給したのが、請求項6に
係る発明である。この発明においては、請求項5に係る
発明と同様に、制御部76Aは、前記直流電圧に比例し
て低周波増幅部56へ供給される前記直流電圧が一定値
以上になると、増幅部72の利得を制限するので、変調
度が高くなって前記直流電圧が上昇すると、変調信号レ
ベルを飽和させて最大変調度を一定に保つことができ
る。又、変調歪みの補正も達成し得る。
【0064】図12は、請求項7に係る発明の一実施例
を示す。この実施例は、請求項1に係る発明の実施例の
特徴部分と、請求項6に係る発明の実施例の特徴部分と
を併用した発明である。即ち、図13に示す従来の振幅
変調送信機の変調増幅部52から変調部58Aへの制御
ループ(検出部80、平滑部82、反転部84)を設け
ると共に、検波部66から低周波増幅部56の制御部7
6Aへの制御ループ(変調部100及び直流変換部10
2)を設けたことにその特徴部分がある。それ以外の構
成要素は、図13に示す振幅変調送信機の構成要素と同
一なので、それらの構成要素には、図13の場合と同一
の参照番号を付してその逐一の説明を省略する。
【0065】図12において、励振部50は、図7の励
振部2に対応し、変調増幅部52は、図7の変調増幅部
4に対応する。変調部58Aは、図7の変調部6に対応
し、検出部80は、図7の検出部8に対応し、平滑部8
2、及び反転部84は、図7の直流電圧発生部20に対
応し、電力増幅部60は、図7の電力増幅部10に対応
する。検波部66、平滑部68、及び制御部70は、図
7のフィードバック手段14に対応する。変調部100
は、図7の復調部16に対応し、直流変換部102は、
図7の直流電圧発生部26に対応し、低周波増幅部56
は、図7の低周波増幅部22に対応する。制御部76A
は、図7の制御部28に対応する。
【0066】この実施例によれば、請求項1に係る発明
実施例で得られる搬送波出力の安定化(変調度の一定
化)と、請求項6に係る発明実施例で得られる最大変調
度の一定化とを享受し得る。そして、これら双方の制御
による変調特性の安定化制御(補正制御)により、より
正確な変調特性偏差の補正が可能になり、この二重の搬
送波出力の安定化は、又変調歪みの防止にも役立つ。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、変
調増幅部の出力、又は搬送波出力電力を一定化させるフ
ィードバック制御系の信号成分から搬送波出力、変調度
を一定にする制御信号を得る手段を工夫したので、使用
周波数による変調特性の偏差を無くし、又変調歪みを除
くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明の原理ブロック図を示す。
【図2】請求項2に係る発明の原理ブロック図を示す。
【図3】請求項3に係る発明の原理ブロック図を示す。
【図4】請求項4に係る発明の原理ブロック図を示す。
【図5】請求項5に係る発明の原理ブロック図を示す。
【図6】請求項6に係る発明の原理ブロック図を示す。
【図7】請求項7に係る発明の原理ブロック図を示す。
【図8】請求項1に係る発明の一実施例を示す図であ
る。
【図9】請求項3に係る発明の一実施例を示す図であ
る。
【図10】請求項5に係る発明の一実施例を示す図であ
る。
【図11】請求項2、請求項4、及び請求項6に係る発
明の一実施例を示す図である。
【図12】請求項7に係る発明の一実施例を示す図であ
る。
【図13】従来の低電力段振幅変調送信機の構成を示す
図である。
【符号の説明】
2 励振部 4 変調増幅部 6 変調部 8 検出部 10 直流電圧発生部 12 電力増幅部 14 フィードバック手段 16 復調部 18 直流電圧発生部 20 直流電圧発生部 22 低周波増幅部 24 直流電圧発生部 26 直流電圧発生部 28 制御部 50 励振部 52 変調増幅部 58 変調部 58A 変調部 66 検波部 68 平滑部 70 制御部 72 増幅部 74 検出部 76A 制御部 80 検出部 82 平滑部 84 反転部 90 検出部 92 平滑部 100 復調部 102 直流変換部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励振部(2)と、該励振部(2)の出力
    に接続された変調増幅部(4)と、該変調増幅部(4)
    に変調信号を重畳した電源電圧を供給する変調部(6)
    とを有する低電力段振幅変調送信機において、 前記変調増幅部(4)から出力される搬送波出力を検出
    する検出部(8)と、 該検出部(8)の出力に接続され、前記搬送波出力に反
    比例した直流電圧を発生して前記変調部(6)へ増幅度
    制御入力として供給する直流電圧発生部(10)とを設
    けたことを特徴とする低電力段振幅変調送信機。
  2. 【請求項2】 変調増幅部(4)と、該変調増幅部
    (4)に変調信号を重畳した電源電圧を供給する変調部
    (6)と、前記変調増幅部(4)の出力に接続された電
    力増幅部(12)と、該電力増幅部(12)の出力に接
    続され、当該電力増幅部(12)の搬送波出力電力を一
    定化させるフィードバック制御系(14)とを有する低
    電力段振幅変調送信機において、 前記フィードバック制御系(14)の信号成分から変調
    信号を復調する復調部(16)と、 該復調部(16)の出力に接続され、復調された変調信
    号の変調度に比例した直流電圧を発生して前記変調部
    (6)の変調制御入力へ供給する直流電圧発生部(1
    8)とを設けたことを特徴とする低電力段振幅変調送信
    機。
  3. 【請求項3】 励振部(2)と、該励振部(2)の出力
    に接続された変調増幅部(4)とを有する低電力段振幅
    変調送信機において、 前記変調増幅部(4)から出力される搬送波出力を検出
    する検出部(8)と、 該検出部(8)の出力に接続され、前記搬送波出力に比
    例した直流電圧を発生して前記励振部(2)の発振信号
    レベル制御入力へ供給する直流電圧発生部(20)とを
    設けたことを特徴とする低電力段振幅変調送信機。
  4. 【請求項4】 励振部(2)と、該励振部(2)の出力
    に接続された変調増幅部(4)と、該変調増幅部(4)
    の出力に接続された電力増幅部(12)と、該電力増幅
    部(12)の出力に接続され、当該電力増幅部(12)
    の搬送波出力電力を一定化させるフィードバック制御系
    (14)とを有する低電力段振幅変調送信機において、 前記フィードバック制御系(14)の信号成分から変調
    信号を復調する復調部(16)と、 該復調部(16)の出力に接続され、復調された変調信
    号の変調度に比例した直流電圧を発生して前記励振部
    (2)の発振信号レベル制御入力へ供給する直流電圧発
    生部(22)とを設けたことを特徴とする低電力段振幅
    変調送信機。
  5. 【請求項5】 変調増幅部(4)と、該変調増幅部
    (4)に変調信号を重畳した電源電圧を供給する変調部
    (6)と、制御部(28)を有し、前記変調部(6)へ
    変調信号を供給する低周波増幅部(22)とを有する低
    電力段振幅変調送信機において、 前記変調増幅部(4)から出力される搬送波出力を検出
    する検出部(8)と、 該検出部(8)の出力に接続され、前記搬送波出力に比
    例した直流電圧を発生して前記制御部(28)の制御入
    力へ供給する直流電圧発生部(24)とを設けたことを
    特徴とする低電力段振幅変調送信機。
  6. 【請求項6】 変調増幅部(4)と、該変調増幅部
    (4)の出力に接続された電力増幅部(12)と、該電
    力増幅部(12)の出力に接続され、当該電力増幅部
    (12)の搬送波出力電力を一定化させるフィードバッ
    ク制御系(14)と、制御部(28)を有し、前記変調
    部(6)へ変調信号を供給する低周波増幅部(22)と
    を有する低電力段振幅変調送信機において、 前記フィードバック制御系(14)の信号成分から変調
    信号を復調する復調部(16)と、 該復調部(16)の出力に接続され、復調された変調信
    号の変調度に比例した直流電圧を発生して前記制御部
    (28)の制御入力へ供給する直流電圧発生部(26)
    とを設けたことを特徴とする低電力段振幅変調送信機。
  7. 【請求項7】 励振部(2)と、該励振部(2)の出力
    に接続された変調増幅部(4)と、該変調増幅部(4)
    に変調信号を重畳した電源電圧を供給する変調部(6)
    と、前記変調増幅部(4)の出力に接続された電力増幅
    部(12)と、該電力増幅部(12)の出力に接続さ
    れ、当該電力増幅部(12)の搬送波出力電力を一定化
    させるフィードバック制御系(14)と、制御部(2
    8)を有し、前記変調部(6)へ変調信号を供給する低
    周波増幅部(22)とを有する低電力段振幅変調送信機
    において、 前記変調増幅部(4)から出力される搬送波出力を検出
    する検出部(8)と、 該検出部(8)の出力に接続され、前記搬送波出力に比
    例した直流電圧を発生して前記励振部(2)の発振信号
    レベル制御入力へ供給する直流電圧発生部(20)と、 前記フィードバック制御系(14)の信号成分から変調
    信号を復調する復調部(16)と、 該復調部(16)の出力に接続され、復調された変調信
    号の変調度に比例した直流電圧を発生して前記制御部
    (28)の制御入力へ供給する直流電圧発生部(26)
    とを設けたことを特徴とする低電力段振幅変調送信機。
JP1284994A 1994-02-04 1994-02-04 低電力段振幅変調送信機 Withdrawn JPH07221552A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6788792B1 (en) 1998-06-26 2004-09-07 Yamaha Corporation Device for amplitude adjustment and rectification made with MOS technology
US7215191B2 (en) 1998-06-26 2007-05-08 Yamaha Corporation Device for amplitude adjustment and rectification made with MOS technology

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6788792B1 (en) 1998-06-26 2004-09-07 Yamaha Corporation Device for amplitude adjustment and rectification made with MOS technology
US7215191B2 (en) 1998-06-26 2007-05-08 Yamaha Corporation Device for amplitude adjustment and rectification made with MOS technology

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