JPH07221494A - 電子部品供給位置割り付け方法 - Google Patents
電子部品供給位置割り付け方法Info
- Publication number
- JPH07221494A JPH07221494A JP6011488A JP1148894A JPH07221494A JP H07221494 A JPH07221494 A JP H07221494A JP 6011488 A JP6011488 A JP 6011488A JP 1148894 A JP1148894 A JP 1148894A JP H07221494 A JPH07221494 A JP H07221494A
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- Japan
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- supply position
- electronic component
- mounting
- electronic
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】プリント回路基板に電子部品を実装する時、実
装工程間での実装時間の平準化と部品供給位置入れ替え
のための段取り時間増大防止とが、ともに満足できる電
子部品供給位置割り付け方法を提供する。 【構成】電子部品供給位置割り付けの対象となるプリン
ト回路基板と実装工程(ライン)を指定し、実装工程
(ライン)、電子部品の供給位置、供給位置毎の優先順
序をキーとした複数パターンの電子部品データから、電
子部品の実装時間を実装工程毎に算出して、各パターン
の実装工程別の実装時間の最大値が最も短いパターンの
電子部品データを選択する。更に、実装工程別実装時間
の最大値が最も短くなるパターンの電子部品データで、
実装時間が長い実装工程の中で優先順序の低い電子部品
を実装時間が短い実装工程に移動する。この移動した結
果と電子部品の使用頻度により電子部品データの優先順
序を入れ替えることにより、実装工程間の実装時間を平
準化でき、段取り替え等による供給位置の変動を最小化
することができる。
装工程間での実装時間の平準化と部品供給位置入れ替え
のための段取り時間増大防止とが、ともに満足できる電
子部品供給位置割り付け方法を提供する。 【構成】電子部品供給位置割り付けの対象となるプリン
ト回路基板と実装工程(ライン)を指定し、実装工程
(ライン)、電子部品の供給位置、供給位置毎の優先順
序をキーとした複数パターンの電子部品データから、電
子部品の実装時間を実装工程毎に算出して、各パターン
の実装工程別の実装時間の最大値が最も短いパターンの
電子部品データを選択する。更に、実装工程別実装時間
の最大値が最も短くなるパターンの電子部品データで、
実装時間が長い実装工程の中で優先順序の低い電子部品
を実装時間が短い実装工程に移動する。この移動した結
果と電子部品の使用頻度により電子部品データの優先順
序を入れ替えることにより、実装工程間の実装時間を平
準化でき、段取り替え等による供給位置の変動を最小化
することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント回路基板に電
子部品を実装する時の実装工程の設定と電子部品自動搭
載機の部品供給位置割り付け方法に関するものである。
子部品を実装する時の実装工程の設定と電子部品自動搭
載機の部品供給位置割り付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術としては、特開平4−1292
97号公報に開示されているように、部品供給位置割り
付けパターンを複数作成しておき、1日毎に部品供給位
置割り付けパターン及び生産するプリント回路基板を選
定し、当日分において、部品供給位置の段取り替えを始
業時のみ実施することにより、段取り替え回数を減少さ
せるように電子部品の供給位置を割り付ける方法があ
る。
97号公報に開示されているように、部品供給位置割り
付けパターンを複数作成しておき、1日毎に部品供給位
置割り付けパターン及び生産するプリント回路基板を選
定し、当日分において、部品供給位置の段取り替えを始
業時のみ実施することにより、段取り替え回数を減少さ
せるように電子部品の供給位置を割り付ける方法があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の方法においては、次のような問題点がある。
従来の方法においては、次のような問題点がある。
【0004】すなわち、1日毎に電子部品の供給位置を
当日生産予定のプリント回路基板でグルーピングして共
通の供給位置割り付けパターンとして割り付けると、前
日の電子部品の供給位置割り付けを考慮して供給位置の
変更が少なくてすむパターンにすることが出来ない為、
始業時に多大な段取り時間が必要となる他、当日のプリ
ント回路基板の生産計画を途中で変更した時には、電子
部品の供給位置割り付けパターンの再グルーピングと段
取り変更が必要となったり、24時間連続稼働へ対応し
た場合は1日毎に区切ることが困難となる。また、電子
部品の供給位置割り付けパターンを複数のプリント回路
基板で共通化すると、各実装工程での電子部品の実装時
間がバラつき、電子部品の実装時間が短い実装工程と長
い実装工程の間にはプリント回路基板の仕掛りが発生
し、逆に電子部品の実装時間が長い実装工程と短い実装
工程の間には後工程での作業待ちが発生する等、実装時
間の最適化が図られなくなる。
当日生産予定のプリント回路基板でグルーピングして共
通の供給位置割り付けパターンとして割り付けると、前
日の電子部品の供給位置割り付けを考慮して供給位置の
変更が少なくてすむパターンにすることが出来ない為、
始業時に多大な段取り時間が必要となる他、当日のプリ
ント回路基板の生産計画を途中で変更した時には、電子
部品の供給位置割り付けパターンの再グルーピングと段
取り変更が必要となったり、24時間連続稼働へ対応し
た場合は1日毎に区切ることが困難となる。また、電子
部品の供給位置割り付けパターンを複数のプリント回路
基板で共通化すると、各実装工程での電子部品の実装時
間がバラつき、電子部品の実装時間が短い実装工程と長
い実装工程の間にはプリント回路基板の仕掛りが発生
し、逆に電子部品の実装時間が長い実装工程と短い実装
工程の間には後工程での作業待ちが発生する等、実装時
間の最適化が図られなくなる。
【0005】このように従来の方法では、電子部品の供
給位置を変動させれば、各実装工程における電子部品入
れ替えのための段取り時間が増大し、又、部品供給位置
を固定すれば、実装工程間でのプリント回路基板が仕掛
り、実装時間が最適にならないという問題があった。
給位置を変動させれば、各実装工程における電子部品入
れ替えのための段取り時間が増大し、又、部品供給位置
を固定すれば、実装工程間でのプリント回路基板が仕掛
り、実装時間が最適にならないという問題があった。
【0006】本発明の目的は、かかる従来方法の問題点
を解決し、 (1)使用頻度の高い電子部品について供給位置を固定
化する方法。
を解決し、 (1)使用頻度の高い電子部品について供給位置を固定
化する方法。
【0007】(2)使用頻度の低い電子部品について供
給位置を変動させる方法。
給位置を変動させる方法。
【0008】(3)電子部品の使用頻度を監視しなが
ら、累積情報の中のデータを実装工程・電子部品供給番
号単位に優先順序を入れ替える方法。
ら、累積情報の中のデータを実装工程・電子部品供給番
号単位に優先順序を入れ替える方法。
【0009】により、実装時間の平準化と部品供給位置
入れ替えのための段取り時間増大の防止とが、ともに満
足できる電子部品の供給位置割り付け方法を提供するこ
とにある。
入れ替えのための段取り時間増大の防止とが、ともに満
足できる電子部品の供給位置割り付け方法を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の手段に
基づいて達成される。
基づいて達成される。
【0011】(1)電子部品の供給位置割り付けの対象
となるプリント回路基板と実装工程(ライン)を指定す
る入力機構を設ける。
となるプリント回路基板と実装工程(ライン)を指定す
る入力機構を設ける。
【0012】(2)累積情報には、実装工程(ライ
ン)、電子部品の供給位置、電子部品の供給位置毎の優
先順序をキーとした電子部品データを複数パターン持た
せ、累積情報を管理する機構を設ける。
ン)、電子部品の供給位置、電子部品の供給位置毎の優
先順序をキーとした電子部品データを複数パターン持た
せ、累積情報を管理する機構を設ける。
【0013】(3)入力データに該当する累積情報の電
子部品データを抽出して、電子部品の実装時間を実装工
程毎に算出する機構を設ける。
子部品データを抽出して、電子部品の実装時間を実装工
程毎に算出する機構を設ける。
【0014】(4)上記の実装時間の算出を累積情報に
登録してあるパターン数分実行し、各パターン毎の実装
工程別の実装時間を表示する機構を設ける。
登録してあるパターン数分実行し、各パターン毎の実装
工程別の実装時間を表示する機構を設ける。
【0015】(5)上記パターン毎の実装工程別の実装
時間の中から、各パターンの実装工程別の実装時間の最
大値が最も短いパターンの電子部品データを選択する機
構を設ける。
時間の中から、各パターンの実装工程別の実装時間の最
大値が最も短いパターンの電子部品データを選択する機
構を設ける。
【0016】(6)上記の実装工程別の実装時間の最大
値が最も短くなるパターンの電子部品データの中で、実
装時間が長い実装工程の電子部品を実装時間が短い実装
工程に移動する機構を設ける。
値が最も短くなるパターンの電子部品データの中で、実
装時間が長い実装工程の電子部品を実装時間が短い実装
工程に移動する機構を設ける。
【0017】(7)電子部品の使用頻度により累積情報
の電子部品データの優先順序を入れ替え、電子部品デー
タを管理するプライオリティ機構を設ける。
の電子部品データの優先順序を入れ替え、電子部品デー
タを管理するプライオリティ機構を設ける。
【0018】
【作用】使用頻度の高い電子部品については、供給位置
が固定化されるため、各実装工程毎の電子部品自動搭載
機の、供給位置入れ替えのための段取り変更の発生を抑
え、使用頻度の低い電子部品は実装時間の短い工程の固
定化されていない変動部分の部品供給位置に割り付けら
れるため、実装工程間の実装時間が平準化される供給位
置配置となり、最適な電子部品の供給位置割り付けが可
能となる様に作用する。
が固定化されるため、各実装工程毎の電子部品自動搭載
機の、供給位置入れ替えのための段取り変更の発生を抑
え、使用頻度の低い電子部品は実装時間の短い工程の固
定化されていない変動部分の部品供給位置に割り付けら
れるため、実装工程間の実装時間が平準化される供給位
置配置となり、最適な電子部品の供給位置割り付けが可
能となる様に作用する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の1実施例を詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明を表面実装ラインに用いる
電子部品自動搭載機の電子部品供給位置割り付け装置に
適用した場合の処理手順の1実施例を示すフローチャー
トであり、図2は、本発明に係わる電子部品自動搭載機
における電子部品供給位置割り付け装置の構成を示すブ
ロック図である。
電子部品自動搭載機の電子部品供給位置割り付け装置に
適用した場合の処理手順の1実施例を示すフローチャー
トであり、図2は、本発明に係わる電子部品自動搭載機
における電子部品供給位置割り付け装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0021】図2において、1はキーボード、バーコー
ドリーダ、マウス等の入力装置であり、オペレータによ
りプリント回路基板名称、生産ライン名称、電子部品配
置パターン名称などの電子部品の供給位置割り付け対象
データの指定入力を行なう。2は記録ヘッドを有するデ
ータ記録装置であり、追加、更新データを書込むために
使用される。3は表示器で、操作手順やオペレータへの
指示案内と電子部品の供給位置割り付け結果として、実
装工程毎の電子部品自動搭載機の搭載時間及び電子部品
の配置表を表示する。4は帳票出力装置であり、電子部
品の供給位置割り付け結果として、実装工程毎の実装時
間及び電子部品の配置表を帳票に出力する。5は制御装
置でこれらの機器からのデータの取り出し、記録及びこ
れらの機器の動作制御を司るものであり、内部に格納さ
れたプログラムに従って上記の各機器の動作を制御す
る。
ドリーダ、マウス等の入力装置であり、オペレータによ
りプリント回路基板名称、生産ライン名称、電子部品配
置パターン名称などの電子部品の供給位置割り付け対象
データの指定入力を行なう。2は記録ヘッドを有するデ
ータ記録装置であり、追加、更新データを書込むために
使用される。3は表示器で、操作手順やオペレータへの
指示案内と電子部品の供給位置割り付け結果として、実
装工程毎の電子部品自動搭載機の搭載時間及び電子部品
の配置表を表示する。4は帳票出力装置であり、電子部
品の供給位置割り付け結果として、実装工程毎の実装時
間及び電子部品の配置表を帳票に出力する。5は制御装
置でこれらの機器からのデータの取り出し、記録及びこ
れらの機器の動作制御を司るものであり、内部に格納さ
れたプログラムに従って上記の各機器の動作を制御す
る。
【0022】次に、図1のフローチャートに基づいて図
2の各部の動作を説明する。
2の各部の動作を説明する。
【0023】まず、オペレータが入力装置からプリント
回路基板名称と生産ライン名称及び電子部品配置パター
ン名称のデータを入力する(ステップ100)。
回路基板名称と生産ライン名称及び電子部品配置パター
ン名称のデータを入力する(ステップ100)。
【0024】この後、ステップ100で入力されたデー
タを基にデータ記録装置に記録されている累積情報から
対象となる電子部品供給位置データを取り出す(10
1)。取り出した電子部品供給位置データの中で、優先
度が最も高い電子部品の供給位置番号を基準番号に設定
(102)する。設定した基準番号単位に電子部品供給
位置データの種類数をカウント(103)し、その結果
を電子部品の供給位置テーブルとしてデータ記録装置に
出力する(104)。次に、この電子部品の供給位置テ
ーブルと前記プリント回路基板名称に対応した電子部品
の構成を表わす電子部品構成情報が一致するかどうかの
検査をする(105)。
タを基にデータ記録装置に記録されている累積情報から
対象となる電子部品供給位置データを取り出す(10
1)。取り出した電子部品供給位置データの中で、優先
度が最も高い電子部品の供給位置番号を基準番号に設定
(102)する。設定した基準番号単位に電子部品供給
位置データの種類数をカウント(103)し、その結果
を電子部品の供給位置テーブルとしてデータ記録装置に
出力する(104)。次に、この電子部品の供給位置テ
ーブルと前記プリント回路基板名称に対応した電子部品
の構成を表わす電子部品構成情報が一致するかどうかの
検査をする(105)。
【0025】この検査によって、もしも両者が一致しな
い時は、電子部品構成情報の電子部品データが電子部品
供給位置テーブルにあるかどうかを検査(106)し
て、無ければオペレータが入力装置から電子部品の形
状、実装工程、供給位置番号、実装時間のデータを入力
(107)し、電子部品供給位置テーブルに電子部品デ
ータを追加登録(108)する。その後、再度ステップ
106の検査を行ない、電子部品供給位置テーブルに全
対象データが登録されるまでステップ106から108
を繰り返す。
い時は、電子部品構成情報の電子部品データが電子部品
供給位置テーブルにあるかどうかを検査(106)し
て、無ければオペレータが入力装置から電子部品の形
状、実装工程、供給位置番号、実装時間のデータを入力
(107)し、電子部品供給位置テーブルに電子部品デ
ータを追加登録(108)する。その後、再度ステップ
106の検査を行ない、電子部品供給位置テーブルに全
対象データが登録されるまでステップ106から108
を繰り返す。
【0026】一方、前述の電子部品供給位置テーブルと
電子部品構成情報の検査によって、両者が一致すれば、
電子部品供給位置テーブルの中を優先度の高い電子部品
データから順次検索していき、電子部品構成情報に対応
した電子部品データがあるかどうかを検査(109)し
て、対応した電子部品データがあれば、各実装工程の各
電子部品供給位置番号(基準番号)に優先度の高い電子
部品データを順次割り付け(110)ていく。このと
き、各実装工程毎に実装時間をカウント(111)し、
電子部品構成情報には割り付け済みフラグを立てる(1
12)。
電子部品構成情報の検査によって、両者が一致すれば、
電子部品供給位置テーブルの中を優先度の高い電子部品
データから順次検索していき、電子部品構成情報に対応
した電子部品データがあるかどうかを検査(109)し
て、対応した電子部品データがあれば、各実装工程の各
電子部品供給位置番号(基準番号)に優先度の高い電子
部品データを順次割り付け(110)ていく。このと
き、各実装工程毎に実装時間をカウント(111)し、
電子部品構成情報には割り付け済みフラグを立てる(1
12)。
【0027】電子部品供給位置テーブルに電子部品構成
情報に対応したデータが無くなった場合には、電子部品
構成情報の割り付け済みフラグが全数立っているかどう
かを検査(113)して、全数立っていれば、実装工程
毎の電子部品の実装時間を表示器に表示(114)し、
電子部品供給位置テーブルの内容を累積情報に登録(1
15)する。
情報に対応したデータが無くなった場合には、電子部品
構成情報の割り付け済みフラグが全数立っているかどう
かを検査(113)して、全数立っていれば、実装工程
毎の電子部品の実装時間を表示器に表示(114)し、
電子部品供給位置テーブルの内容を累積情報に登録(1
15)する。
【0028】また、電子部品構成情報の中で割り付けら
れなかった電子部品については、電子部品供給位置テー
ブルから前記実装時間が最も短い実装工程(116)の
中で、電子部品の形状が最も近い電子部品の供給位置番
号(117)で、且つ電子部品データの登録種類数が最
も少ない供給位置番号(118)にデータを割り付ける
(119)。このとき、各実装工程毎に実装時間をカウ
ント(120)し、電子部品構成情報には割り付け済み
フラグを立て(121)、電子部品構成情報の割り付け
済みフラグが全数立つまでステップ116から121を
繰り返す。
れなかった電子部品については、電子部品供給位置テー
ブルから前記実装時間が最も短い実装工程(116)の
中で、電子部品の形状が最も近い電子部品の供給位置番
号(117)で、且つ電子部品データの登録種類数が最
も少ない供給位置番号(118)にデータを割り付ける
(119)。このとき、各実装工程毎に実装時間をカウ
ント(120)し、電子部品構成情報には割り付け済み
フラグを立て(121)、電子部品構成情報の割り付け
済みフラグが全数立つまでステップ116から121を
繰り返す。
【0029】以上の方法により、電子部品を供給位置に
割り付けても実装工程間での実装時間が平準化されてい
ない場合には、実装時間の長い実装工程で最も優先度の
低い電子部品を実装時間の短い実装工程に移動して、実
装時間の平準化を図る。このとき、実装工程の移動が可
能な電子部品の数量を指定することもできる。例えば、
一定数量を越える場合には優先度が次に低い電子部品の
実装工程を移動する。
割り付けても実装工程間での実装時間が平準化されてい
ない場合には、実装時間の長い実装工程で最も優先度の
低い電子部品を実装時間の短い実装工程に移動して、実
装時間の平準化を図る。このとき、実装工程の移動が可
能な電子部品の数量を指定することもできる。例えば、
一定数量を越える場合には優先度が次に低い電子部品の
実装工程を移動する。
【0030】この実施例によれば、電子部品の供給位置
番号毎に電子部品の優先度を設け、優先度の高い電子部
品から各実装工程の供給位置番号に電子部品を割り付け
ていくため、同一電子部品であれば供給位置番号をある
程度固定でき、優先度の低い電子部品すなわち使用頻度
の少ない電子部品は、実装工程間の実装時間を平準化す
るために実装時間の短い実装工程に割り付けることがで
きる。
番号毎に電子部品の優先度を設け、優先度の高い電子部
品から各実装工程の供給位置番号に電子部品を割り付け
ていくため、同一電子部品であれば供給位置番号をある
程度固定でき、優先度の低い電子部品すなわち使用頻度
の少ない電子部品は、実装工程間の実装時間を平準化す
るために実装時間の短い実装工程に割り付けることがで
きる。
【0031】上述の実施例は、電子部品の使用頻度を優
先度という形で表現して割り付けを行なっているが、こ
の割り付けの目的は使用頻度の高い電子部品はできる限
り電子部品供給位置を固定配置し、使用頻度の低い電子
部品は実装時間の調整用として電子部品の供給位置を入
れ替えるのに使用している。従って電子部品の供給位置
の優先度は、処理を行なう毎に累積情報で優先度の前後
するデータと入れ替えるようにしてもよい。
先度という形で表現して割り付けを行なっているが、こ
の割り付けの目的は使用頻度の高い電子部品はできる限
り電子部品供給位置を固定配置し、使用頻度の低い電子
部品は実装時間の調整用として電子部品の供給位置を入
れ替えるのに使用している。従って電子部品の供給位置
の優先度は、処理を行なう毎に累積情報で優先度の前後
するデータと入れ替えるようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、電
子部品の実装工程及び電子部品の供給位置の割り付けに
おいて、電子部品による供給位置の固定及び変動を明確
化しないで、電子部品の使用頻度によって使用量の多い
電子部品は供給位置を固定し、使用量の少ない電子部品
は供給位置を変動させて実装工程間の実装時間を平準化
することにより、電子部品の供給位置移動などの段取り
作業が少なく、且つ実装時間が平準化された電子部品の
供給位置割り付けを実現できる。
子部品の実装工程及び電子部品の供給位置の割り付けに
おいて、電子部品による供給位置の固定及び変動を明確
化しないで、電子部品の使用頻度によって使用量の多い
電子部品は供給位置を固定し、使用量の少ない電子部品
は供給位置を変動させて実装工程間の実装時間を平準化
することにより、電子部品の供給位置移動などの段取り
作業が少なく、且つ実装時間が平準化された電子部品の
供給位置割り付けを実現できる。
【図1】本発明の処理手順の1実施例を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図2】本発明に係る表面実装ライン用電子部品供給位
置割り付け装置のブロック図である。
置割り付け装置のブロック図である。
1…入力装置、 2…記録装置、 3…表示器、 4…帳票出力装置、 5…制御装置。
Claims (2)
- 【請求項1】プリント回路基板に実装する電子部品の実
装工程を設定し、実装工程毎の電子部品の供給位置を割
り付ける方法において、実装工程毎の電子部品の実装時
間を算出して各実装工程での電子部品の実装時間が最も
平準化され、且つ電子部品の供給位置の変動が最小とな
るよう電子部品を供給位置に配置する機能を有すること
を特徴とする電子部品供給位置割り付け方法。 - 【請求項2】前記の電子部品供給位置割り付け方法を実
現するために、過去に割り付けた電子部品の実装工程及
び電子部品の供給位置データを累積情報として管理し、
各実装工程での電子部品の使用状況を監視しながら前記
累積情報へのデータの追加、更新を随時行ない、その際
にデータを学習しながら実装工程と電子部品の供給位置
を設定する機能を有することを特徴とする請求項1記載
の電子部品供給位置割り付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6011488A JPH07221494A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 電子部品供給位置割り付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6011488A JPH07221494A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 電子部品供給位置割り付け方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07221494A true JPH07221494A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11779434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6011488A Pending JPH07221494A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 電子部品供給位置割り付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07221494A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015029244A1 (ja) * | 2013-09-02 | 2015-03-05 | 富士機械製造株式会社 | 基板作業機が用いるデータの処理装置とそれを有する基板作業システム |
-
1994
- 1994-02-03 JP JP6011488A patent/JPH07221494A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015029244A1 (ja) * | 2013-09-02 | 2015-03-05 | 富士機械製造株式会社 | 基板作業機が用いるデータの処理装置とそれを有する基板作業システム |
JPWO2015029244A1 (ja) * | 2013-09-02 | 2017-03-02 | 富士機械製造株式会社 | 基板作業機が用いるデータの処理装置とそれを有する基板作業システム |
US10542650B2 (en) | 2013-09-02 | 2020-01-21 | Fuji Corporation | Data processing device providing status information to be used by board working machine |
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