JPH07221158A - 処理装置及び処理方法 - Google Patents

処理装置及び処理方法

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JPH07221158A
JPH07221158A JP34891793A JP34891793A JPH07221158A JP H07221158 A JPH07221158 A JP H07221158A JP 34891793 A JP34891793 A JP 34891793A JP 34891793 A JP34891793 A JP 34891793A JP H07221158 A JPH07221158 A JP H07221158A
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cassette
chamber
container
airtight chamber
processing
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Masami Akumoto
正巳 飽本
Yoichi Deguchi
洋一 出口
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Tokyo Electron Kyushu Ltd
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Tokyo Electron Kyushu Ltd
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理環境や雰囲気に影響されずに被処理体へ
のパーティクル等の付着を防止し、製品歩留まりの向上
を図る。 【構成】 被処理体であるウエハWを収納するカセット
1を搬出入可能に封入するコンテナ2を気密室20上に
気密に締結する。気密室20内に、コンテナ2との間で
カセット1を搬出入する昇降機構30を配設する。気密
室20とウエハWを処理する処理室13a〜13eとカ
セット載置室15とを有する処理部10との間にウエハ
受渡し用ピンセット16を配設する受渡し室40を設け
る。これにより、コンテナ2内に封入されたカセット1
に収納されたウエハWを外気に晒すことなく処理部10
に搬送することができると共に、処理部10にて処理が
施されたウエハWを処理部10からカセット1内に収納
した後、カセット1をコンテナ2内に搬送することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、処理装置及び処理方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の高集積・高密度
化が進んでいる。このような高集積・高密度化に伴い、
例えば半導体ウエハ等の被処理体の処理面積の増大と共
に、処理雰囲気の清浄度のより精密な管理が要求されて
いる。
【0003】従来、上記事情に鑑みて半導体デバイスの
処理工程、すなわち例えばシリコン基板あるいはLCD
基板(ガラス基板)等の被処理体にフォトレジストを塗
布し、フォトリソグラフィ技術を用いて回路パターン等
を縮小してフォトレジストに転写し、これを現像処理す
る塗布・現像処理、あるいは、被処理体の表面上に形成
された薄膜の全面又は特定箇所を所定厚さ食刻するエッ
チング処理又は加速されたイオンを被処理体に注入して
被処理体への不純物を導入するイオン注入処理等におい
て、処理雰囲気の清浄度の改善が進められている。
【0004】また、処理工程へ搬入する未処理の被処理
体や処理済みの被処理体がパーティクル等の付着による
汚染から保護されるような管理も必要となっている。そ
こで、従来では、被処理体を収納するカセットを搬出入
可能に封入する箱と、この箱に対してカセットを搬出入
するエレベータ機構を具備するインターフェイス装置
(特公平5−66733号公報参照)や、このようなイ
ンターフェイス装置に更にカセットを所定位置に搬送す
るマニピュレータ手段を具備する装置(特開平1−29
4120号公報参照)等が開発されている。このような
インターフェイス装置を用いることによって、クリーン
ルームの必要性なしに、被処理体を運搬することが可能
となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の装置は、被処理体を収納するカセットを搬出入
可能に封入する箱と、この箱に隣接する室との間でのカ
セットの搬出入を対象とするため、既存の処理装置への
組付けに問題がある。すなわち、上記エレベータ機構や
マニピュレータ手段を配設する室と、処理装置の処理部
との間には環境や雰囲気が相違するため、両者間での被
処理体の受渡しの際に被処理体にパーティクル等が付着
したり、両者間の雰囲気相違により被処理体の処理面に
変化をきたす虞れがあるという問題がある。
【0006】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、処理環境や雰囲気に影響されずに被処理体へのパー
ティクル等の付着を防止し、製品歩留まりの向上を図れ
るようにした処理装置及び処理方法を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の第1の処理装置は、被処理体を処理する
処理室と、上記被処理体を収納するカセットを載置する
カセット載置室と上記処理室との間で被処理体を搬出入
する被処理体搬送手段とを有する処理部と、上記カセッ
トを搬出入可能に封入するコンテナと、上記コンテナと
処理部との間に気密に介在される気密室と、上記気密室
内に配設されて、上記コンテナとの間で上記カセットを
搬出入するカセット搬送手段と、上記気密室と処理部と
の間に介在されて、上記カセット搬送手段にて搬送され
たカセットとカセット載置室との間で上記被処理体を受
渡しする被処理体受渡し手段とを具備することを特徴と
するものである(請求項1)。
【0008】この発明の第2の処理装置は、被処理体を
処理する処理室と、上記被処理体を収納するカセットを
載置するカセット載置室と上記処理室との間で被処理体
を搬出入する被処理体搬送手段とを有する処理部と、上
記カセットを搬出入可能に封入するコンテナと、上記コ
ンテナと処理部との間に気密に介在される気密室と、上
記気密室内に配設されて、上記コンテナとの間で上記カ
セットを搬出入するカセット搬送手段と、上記気密室と
処理部との間に介在されて、上記カセットを受渡しする
カセット受渡し手段とを具備することを特徴とするもの
である(請求項2)。
【0009】また、この発明の第3の処理装置は、被処
理体を処理する処理室と、上記被処理体を収納するカセ
ットを載置するカセット載置室と上記処理室との間で被
処理体を搬出入する被処理体搬送手段とを有する処理部
と、上記カセットを搬出入可能に封入して上記カセット
載置室に連結されるコンテナと、上記コンテナとカセッ
ト載置室との間でカセットを搬出入するカセット搬送手
段とを具備することを特徴とするものである(請求項
3)。
【0010】この発明において、上記コンテナ内と気密
室内とを同一雰囲気とする方が好ましい。この場合、コ
ンテナ内と気密室内の雰囲気を同一の不活性ガス雰囲気
とする方が更に好ましい。不活性ガスとしては、例えば
窒素(N2 )ガス、アルゴン(Ar)ガスあるいはヘリ
ウム(He)ガス等を使用することができる。
【0011】また、上記コンテナと気密室又はコンテナ
とカセット載置室とをシール機構を介して接続すると共
に、着脱可能な締結手段をもって連結する方が好まし
い。
【0012】また、上記コンテナ内と気密室内とを同一
の加圧又は減圧雰囲気とする方が好ましい。 また、上
記カセット搬送手段を、コンテナ側に向って進退移動す
る搬送駆動部と、この搬送駆動部と気密室又は搬送駆動
部とカセット載置室とを区画する伸縮自在な気密壁とで
構成する方が好ましい。
【0013】加えて、上記気密室内に配設される温度検
出手段及び湿度検出手段と、上記温度検出手段及び湿度
検出手段からの検出信号に基づいて作動して、上記気密
室内の温度及び湿度を制御する温度及び湿度制御手段と
を具備する方が好ましい。
【0014】また、この発明の第1の処理方法は、請求
項1に記載の第1の処理装置を用いて被処理体を処理す
る方法において、コンテナを気密室に気密に締結する工
程と、上記気密室に設けられた開閉手段を開放してコン
テナと気密室とを連通させる工程と、上記コンテナ内か
らカセットを気密室内に搬送する工程と、上記気密室内
のカセットから被処理体を処理部に受け渡す工程とを有
することを特徴とするものである(請求項11)。
【0015】また、この発明の第2の処理方法は、請求
項2に記載の第2の処理装置を用いて被処理体を処理す
る方法において、コンテナを気密室に気密に締結する工
程と、上記気密室に設けられた開閉手段を開放してコン
テナと気密室とを連通させる工程と、上記コンテナ内か
らカセットを気密室内に搬送する工程と、上記気密室内
のカセットをカセット載置室内に受け渡す工程とを有す
ることを特徴とするものである(請求項12)。
【0016】また、この発明の第3の処理方法は、請求
項3に記載の第3の処理装置を用いて被処理体を処理す
る方法において、コンテナをカセット載置室に気密に締
結する工程と、上記カセット載置室に設けられた開閉手
段を開放してコンテナとカセット載置室とを連通させる
工程と、上記コンテナ内からカセットをカセット載置室
内に搬送する工程とを有することを特徴とするものであ
る(請求項13)。
【0017】また、この発明の第4の処理方法は、請求
項1記載に記載の処理装置を用いて被処理体を処理する
方法において、コンテナを気密室に気密に締結する工程
と、上記コンテナ内と気密室内とを同一の加圧又は減圧
雰囲気にする工程と、上記気密室に設けられた開閉手段
を開放してコンテナと気密室とを連通させる工程と、上
記コンテナ内からカセットを気密室内に搬送する工程
と、上記気密室と被処理体搬送手段を配設する受渡し室
とを同一の雰囲気にする工程と、上記気密室内のカセッ
トから被処理体を処理部に受け渡す工程とを有すること
を特徴とするものである(請求項14,15)。
【0018】加えて、この発明の第5の処理方法は、請
求項2記載に記載の処理装置を用いて被処理体を処理す
る方法において、コンテナを気密室に気密に締結する工
程と、上記コンテナ内と気密室内とを同一の加圧又は減
圧雰囲気にする工程と、上記気密室に設けられた開閉手
段を開放してコンテナと気密室とを連通させる工程と、
上記コンテナ内からカセットを気密室内に搬送する工程
と、上記気密室とカセット受渡し手段を配設する受渡し
室とを同一の雰囲気にする工程と、上記気密室内のカセ
ットをカセット載置室に受け渡す工程とを有することを
特徴とするものである(請求項16)。
【0019】
【作用】上記技術的手段によるこの発明によれば、コン
テナを気密室に気密に締結した後、気密室に設けられた
開閉手段を開放してコンテナと気密室とを連通させて、
コンテナ内からカセットを気密室内に搬送し、次いで気
密室内のカセットから被処理体を処理部に受け渡すか、
あるいは、気密室内のカセットをカセット載置室内に受
け渡した後、カセット載置室のカセットから被処理体を
処理部に受け渡すことができる。また、この発明によれ
ば、コンテナをカセット載置室に気密に締結した後、カ
セット載置室に設けられた開閉手段を開放してコンテナ
とカセット載置室とを連通させ、次いでコンテナ内から
カセットをカセット載置室内に受け渡した後、カセット
載置室のカセットから被処理体を処理部に受け渡すこと
ができる。処理部にて処理が施された被処理体は、上述
と逆の動作でコンテナ内に搬入され、外気と遮断された
雰囲気の状態で所定の場所に運搬される。
【0020】したがって、被処理体を外気の雰囲気に晒
すことなく処理工程へ供給することができると共に、処
理後の被処理体を同様に外気の雰囲気に晒すことなく搬
送することができ、被処理体へのパーティクル等の付着
による汚染を防止することができると共に、製品歩留ま
りの向上を図ることができる。
【0021】また、この発明によれば、コンテナを気密
室に気密に締結した後、コンテナ内と気密室内とを同一
の加圧又は減圧雰囲気にし、気密室に設けられた開閉手
段を開放してコンテナと気密室とを連通させて、コンテ
ナ内からカセットを気密室内に搬送し、次いで気密室と
被処理体搬送手段を配設する受渡し室とを同一の雰囲気
にした後、気密室内のカセットから被処理体を処理部に
受け渡すことができる。
【0022】したがって、被処理体を常に同一の雰囲気
の下におくことができるので、被処理体の雰囲気相違に
よる質的変化を防止することができ、製品歩留まりの向
上を図ることができる。
【0023】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基いて
詳細に説明する。
【0024】◎第一実施例 図1はこの発明の処理装置の第一実施例の概略平面図、
図2は図1の要部断面図が示されている。第一実施例の
処理装置は、被処理体としての半導体ウエハW(以下に
ウエハという)のレジスト塗布・現像装置に適用した場
合である。
【0025】この発明の処理装置は、ウエハWに種々の
処理を施す処理部10と、複数枚例えば25枚のウエハ
Wを多段状に収納するカセット1を搬出入可能に封入す
るコンテナ2と、コンテナ2と処理部10との間に気密
に介在される気密室20と、気密室20内に配設され
て、コンテナ2との間でカセット1を搬出入するカセッ
ト搬送手段としての昇降機構30と、気密室20と処理
部10との間に介在されて、昇降機構30にて搬送され
たカセット1と、処理部10に設けられたカセット載置
室15との間でウエハWを受渡しするウエハW受渡し手
段としてのウエハ受渡し用ピンセット16とを具備して
なる。
【0026】上記処理部10は、ウエハWに種々の処理
を施す処理機構ユニット11と、処理機構ユニット11
にウエハWを搬入及び搬出するカセット載置室15とで
主要部が構成され、処理機構ユニット11とカセット載
置室15との間には、ウエハWの受渡しを司る中継手段
としてのキャリアステーション12を配置してなる。
【0027】上記カセット載置室15は、複数枚例えば
25枚の未処理のウエハWを多段状に収容するウエハキ
ャリア17aと、複数枚例えば25枚の処理済みのウエ
ハWを多段状に収容するウエハキャリア17bと、これ
らウエハキャリア17a,17bとの間でウエハWを搬
入及び搬出する搬入・搬出手段としてのウエハ搬送用ピ
ンセット18とを有する。この場合、ウエハキャリア1
7a,17bは、処理室側と気密室側が開口しており、
これら開口を介してウエハWの搬出・搬入が行えるよう
になっている。また、ウエハ搬送用ピンセット18は、
ウエハWを吸着例えば真空吸着保持するアーム18a
と、このアーム18aをX,Y(水平)、Z(垂直)及
びθ(回転)方向に移動させる移動機構18bとで構成
されている。
【0028】一方、上記処理機構ユニット11は、ウエ
ハWに所定の処理を施す複数の処理室13a〜13e
と、これら処理室13a〜13eとの間でウエハWを搬
入及び搬出する搬送手段14とを具備する。この場合、
搬送手段14は、処理機構ユニット11とカセット載置
室15との間に配置されたキャリアステーション12か
らX方向に形成された搬送路14aに沿って移動自在な
搬送台14bと、この搬送台14b上にX,Y,Z及び
θ方向に移動自在に搭載されてウエハWを保持するメイ
ンアーム14cとで構成されている。また、搬送路14
aの一方の側には、ウエハWとレジスト膜との密着性を
向上させるためのアドヒージョン処理を行うアドヒージ
ョン処理室13aと、ウエハWに塗布されたレジスト中
に残存する溶剤を加熱蒸発させるためのプリベーク室1
3bと、加熱処理されたウエハWを冷却する冷却室13
cが配置されている。搬送路14aの他方の側には、ウ
エハWの表面にレジスト液を塗布するレジスト塗布室1
3dと、所定のパターンが露光されたレジスト膜を現像
処理する2つの現像室13eが並列配置されている。
【0029】上記コンテナ2は、下方が開口する例えば
硬質プラスチック製あるいはステンレスやアルミニウム
などの金属製の箱状のコンテナ本体3と、このコンテナ
本体3の開口部3aを開閉可能に塞ぐと共にその上にカ
セット1を載置する蓋体4とで構成されており、蓋体4
によって塞がれた状態においてカセット1は密封状態で
保管されるようになっている。このコンテナ2内は、例
えばN2 ガスなどの不活性ガス雰囲気で、常圧又は僅か
に加圧、例えば0.05Torr程度以上の雰囲気に設定さ
れている。なお、コンテナ2内に収容されるカセット1
は、図3に想像線で示すような操作ノブ付きの気密にシ
ールされた保持部材5の押圧によってコンテナ2内に固
定された状態で保持され、保持部材5の押圧を解除する
ことによって固定保持が解除されるようになっている。
カセット1の保持は必ずしもこのような構造である必要
はなく、その他の保持手段を用いてカセット1をコンテ
ナ2内に固定保持するようにしてもよい。
【0030】また、コンテナ本体3の開口部3aには外
向きフランジ3cが設けられており、この外向きフラン
ジ3cの下面に周設された凹溝3d内に、例えばOリン
グなどのシール部材6が装着されている。また、フラン
ジ3cの内周下面側には、例えばOリングなどのシール
部材3eが全周に亘り装着されており、これに蓋体4の
周縁上部を押圧することによりコンテナ本体3内を密閉
状態に保つ。なお、蓋体4は、図示しないロック機構、
嵌合機構等により、フランジ3c部分に密着される。
【0031】このように構成されるコンテナ2は図示し
ない搬送手段によって気密室20の頂部に載置され、気
密室20の頂部上面に装着された自動的又は手動的な締
結手段としてのクランプ7によって外向きフランジ3c
が締結されることによってシール部材6がコンテナ2と
気密室20に密接して、コンテナ2と気密室20とが気
密に連結される。なお、クランプ7に代えて図2に想像
線で示すような押圧部材8を、コンテナ2の上方から下
方に向かって押圧することによっても同様にコンテナ2
と気密室20とを気密に連結することができる。さら
に、コンテナ2の自重により押圧するようにしてもよ
い。また、この実施例ではシール部材6をコンテナ側に
装着した場合について説明したが、必ずしもこのような
構造である必要はなく、気密室側にシール部材6を装着
してもよい。
【0032】一方、上記気密室20は、その頂部上面に
おけるコンテナ載置部に開閉可能なシャッタ21を設け
た開口窓22を具備すると共に、その内部に昇降機構3
0を配設してなる。この気密室20の上部側壁にはガス
供給口23が開設され、底壁部には排気口24が開設さ
れている。そして、ガス供給口23にはバルブ25を介
してN2 ガス供給源26が接続され、排気口24にはバ
ルブ27を介して排気手段としての真空ポンプ28が接
続されている。したがって、気密室20内はN2 ガス供
給源26から供給されるN2 ガスによってパージされ、
コンテナ2内と同一の常圧又は僅かに加圧、例えば0.
05Torr程度の雰囲気、あるいは真空ポンプ28の駆動
によって所定の真空度、例えば1×10-1〜10-8Torr
の雰囲気に設定される。なお、気密室20の圧力は圧力
検出器29によって測定される。
【0033】上記開口窓22に設けられるシャッタ21
は、図3ないし図5に示すように、開口窓22の対向す
る位置の気密室20の頂部下面に設けられた収納溝22
a内に収納可能な一対のシャッタ体21aにて形成され
ている。各シャッタ体21aは収納溝22aの内壁に設
けられたガイド溝22bに沿って摺動可能に取付けら
れ、シャッタ体21aに取付けられたアーム部21bに
連結するシリンダ21cの駆動によって開口窓22を開
閉し得るようになっている。この場合、図3(a),
(b)に示すように、シャッタ体21aを2段階に開閉
させるようにし、コンテナ2内に収容されたカセット1
を気密室20内に搬送する際に、まず、シャッタ体21
aを第1段階の位置例えば、蓋体4の端部がシャッタ体
21aの端部に載っているような位置まで開放してシャ
ッタ体21aの上にカセット1を載置させる。このと
き、保持部材5の保持状は開放されており、また昇降機
構30の昇降台31は上昇し上記蓋体4を支持してい
る。次に、シャッタ体21aを第2段階すなわち全開位
置に開放することにより、カセット1を昇降機構30の
昇降台31上に載置することができる。なおこの場合、
コンテナ2は気密に連結されているので、シャッタ21
を開放してカセット1を移動する際、外部雰囲気のパー
ティクル等がウエハWに付着する虞れはない。
【0034】上記昇降機構30は、気密室20の下方に
配置された搬送駆動部としての昇降駆動部を、例えばモ
ータ32と、このモータに図示しないボールネジ機構を
介して連設する昇降ロッド33とで構成してなり、昇降
ロッド33の上部に昇降台31を取付けてなる。また、
昇降台31と気密室20の底壁との間には、伸縮自在な
ベローズシール等の気密壁34が張設されており、この
気密壁34によって昇降機構30と気密室20内とが気
密に区画されて、昇降機構30の搬送駆動部から気密室
20内にごみ等が侵入するのを防止している。なお、昇
降機構30の搬送駆動部は必しもモータ32とボールネ
ジ機構によるものである必要はなく、モータ32とボー
ルネジ機構に代えてシリンダによる往復移動機構のもの
を用いてもよい。
【0035】一方、上記ウエハ受渡し用ピンセット16
は、気密室20との間、及び処理部10のカセット載置
室15との間にそれぞれ開閉可能に配設されたゲート3
5,36を介して連通するウエハ受渡し室40内に配設
されている。このウエハ受渡し用ピンセット16は、上
記ウエハ搬送用ピンセット18と同様、ウエハWを吸着
保持するアーム16aと、このアーム16aをX,Y
(水平)、Z(垂直)及びθ(回転)方向に移動させる
移動機構16bとで構成されている。このように構成さ
れるウエハ受渡し用ピンセット16を用いてウエハWの
受渡しを行うには、上記コンテナ2内からカセット1を
昇降機構30にて気密室20内に搬送した状態にし、そ
して、ゲート35,36を開放して気密室20及びカセ
ット載置室15と受渡し室40とを連通して、カセット
1内から未処理のウエハWを1枚搬出して処理部10の
ウエハキャリア17a内に搬入するか、あるいは、逆に
ウエハキャリア17a内から処理済みのウエハWを搬出
して気密室20内のカセット1内に搬入する。
【0036】上記気密室20とウエハ受渡し室40とを
連通させる際に、両室20,40の雰囲気を同一にする
方が好ましい。そこで、この発明においては、図6に示
すように、気密室20及びウエハ受渡し室40にそれぞ
れ温度センサ50及び湿度センサ51を配設し、これら
温度センサ50及び湿度センサ51にて検出された検出
情報を温度及び湿度制御手段としての中央演算処理装置
52(CPU)に伝達し、CPU52に入力される例え
ば0℃の温度保障回路53からの情報と測定温度とを比
較演算して、その制御信号をN2 供給系に設けられた加
熱手段としてのヒータ54に伝達してヒータ54(加
熱、冷却手段を備えた温調機構でもよい)を制御するこ
とにより気密室20内及びウエハ受渡し室40内を所定
の温度、例えば室温(23.0±2.5℃)に設定する
ことができる。また、湿度センサ51にて検出された検
出情報もCPU52に伝達され、CPU52に予め記憶
された基準湿度と比較演算されて、その制御信号を湿度
制御手段としてのヒータ54に伝達することにより気密
室20内及びウエハ受渡し室40内を所定の湿度、例え
ば40±0.5%に設定することができる。この温度:
23.0±2.5℃及び湿度:40±0.5%はウエハ
Wのレジスト塗布・現像処理に最適の温度及び湿度であ
る。なお、湿度制御手段を上記ヒータ54に代えて加湿
・除湿器を用いてもよい。
【0037】この実施例では気密室20とウエハ受渡し
室40の両方を同一の温度及び湿度に設定する場合につ
いて説明したが、両室は、外部雰囲気とは遮断状態にさ
れており、ゲート35により連通されるので少なくとも
気密室20のみの温度及び湿度を上記のように制御して
管理することにより、処理部10に搬入される未処理の
ウエハW及び処理部10から搬出される処理済みのウエ
ハWを最適な温度及び湿度雰囲気におくことができるの
で、ウエハWの温度や湿度の相違による質的変化を防止
することができる。
【0038】次に、上記実施例の処理方法の手順につい
て説明する。まず、図示しない搬送手段によって未処理
のウエハWを収納するカセット1を密封したコンテナ2
を気密室20の頂部の開口窓22の上方に載置し、クラ
ンプ7をコンテナ2の外向きフランジ3cに締結して、
コンテナ2と気密室20を気密に連結する。次に、バル
ブ25を開いてN2 ガス供給源26からN2 ガスを気密
室20内に供給して気密室20内をコンテナ2内と同一
の常圧あるいは加圧のN2 ガス雰囲気とする。次に、昇
降機構30のモータ32を駆動して昇降台31を気密室
20の上部付近まで上昇させて待機させる。この状態
で、シャッタ21を第1段階まで開放すると共に、昇降
台31を、蓋体4を僅かに持ち上げる程度まで上昇さ
せ、同時にコンテナ2内のカセット1を固定保持してい
る保持部材5の固定を解除して、カセット1を蓋体4上
に載置した状態でシャッタ体21a,21aの上部に位
置させる。次に、シャッタ21を全開してコンテナ2と
気密室20とを連通させると共に、シャッタ体21aに
て保持されていたカセット1を昇降台31の上に移載し
て、カセット1を昇降台31上に載置する。この時、コ
ンテナ2内と気密室20内は同一雰囲気に設定されてい
るので、圧力等に起因する気流の発生は防止され、パー
ティクルの舞い上りは無い。次に、昇降機構30のモー
タ32を逆駆動させて昇降台31を下降させることによ
り、コンテナ2内からカセット1を気密室20内に搬送
する。次に、加圧している場合にはバルブ27を開いて
常圧に戻す。また、減圧している場合には真空ポンプの
作動を停止して気密室20内をウエハ受渡し室40と同
一の常圧にした後、ゲート35,36を開放して気密室
20及びカセット載置室15と受渡し室40とを連通
し、そして、ウエハ受渡し用ピンセット16によってカ
セット1内から未処理のウエハWを搬出して処理部10
のウエハキャリア17a内に搬入する。
【0039】処理部10に搬送されたウエハWは、カセ
ット載置室15のウエハ搬送用ピンセット18によって
ウエハキャリア17aから取り出され、キャリアステー
ション12に搬送される。次に、キャリアステーション
12上のウエハWは、搬送手段14のメインアーム14
cに保持されて、各処理室13a〜13eへ順次搬送さ
れて、適宜処理が施される。処理後のウエハWは、再び
メインアーム14cによってキャリアステーション12
に搬送され、ウエハ搬送用ピンセット18によってウエ
ハキャリア17bへ収容される。ウエハキャリア17b
に収容された処理済みのウエハWは、ウエハ受渡し用ピ
ンセット16によってウエハキャリア17b内から搬出
されて気密室20内のカセット1内に搬入される。
【0040】このようにして、処理が施されたウエハW
は気密室20のカセット1内に収容され、カセット1内
に所定枚数のウエハWが収容されると、モータ32が再
び駆動して昇降台31が上昇してカセット1がコンテナ
内に搬入される。コンテナ2内に搬入されたカセット1
は保持部材5の押圧によって保持された後、昇降台31
が下降し、開口窓22がシャッタ21にて閉じられ、カ
セット1はコンテナ2内に密封された状態で一時保管さ
れる。そして、クランプ7の締結を解除した状態で、図
示しない搬送手段によりコンテナ2を所定の場所に搬送
する。コンテナ2内をN2 ガス雰囲気とし、内部を常圧
又は加圧状態に保っておくことにより、ウエハWの変質
を防止し、また、外部からのパーティクルの侵入を防止
できるため、ウエハWをクリーンな状態にして保管、搬
送することが可能となる。一方、コンテナ2と気密室2
0とが気密に連結された状態で所定の真空度の減圧状態
に設定した場合、内部で発生したパーティクルは排気口
24により排出されるので、ウエハWに付着するのを抑
制できる。
【0041】◎第二実施例 図7はこの発明の第二実施例の処理装置の概略平面図、
図8は図7の要部断面図が示されている。
【0042】第二実施例の処理装置は、上記第一実施例
の処理装置と同様、ウエハWのレジスト塗布・現像装置
に適用した場合で、上記処理部10と気密室20との間
にカセット受渡し手段を収容するカセット受渡し室41
を設けた場合である。すなわち、処理部10のカセット
載置室15と気密室20との間にそれぞれ開閉可能なゲ
ート42,43を介してカセット受渡し室41を介在さ
せ、このカセット受渡し室41内にカセット受渡し手段
としての例えば多関節アームにて形成されるカセット受
渡し用アーム45を配設した場合である。なお、X、
Y、Z、θ移動可能なカセット受渡し機構で構成しても
よい。
【0043】上記のように構成することにより、気密室
20内に搬送されたカセット1をカセット受渡し用アー
ム45で受取って処理部10のカセット載置室15にカ
セット1を搬送することができ、また、カセット載置室
15における処理済みのウエハWを収納したカセット1
をカセット受渡し用アーム45で受取って気密室20内
の昇降台31上に搬送することができる。したがって、
複数枚の未処理のウエハWを同時に処理部10に搬送す
ることができると共に、処理済みの複数枚のウエハWを
同時にコンテナ2内に搬送することができるので、ウエ
ハWの搬送を効率よく行うことができる。
【0044】なお、第二実施例において、その他の構造
及び処理手順は上記第一実施例と同じであるので、同一
部分には同一符号を付して、その説明は省略する。
【0045】◎第三実施例 図9はこの発明の第三実施例の処理装置の要部断面図が
示されている。
【0046】第三実施例の処理装置は、上記第一実施例
及び第二実施例の処理装置と同様、ウエハWのレジスト
塗布・現像装置に適用した場合で、上記処理部10のカ
セット載置室15の上部にコンテナ2を直接気密に連結
するようにした場合である。すなわち、処理部10のカ
セット載置室15の頂部に開閉可能なシャッタ21を有
する開口窓22を設けると共に、この開口窓22の上方
側に上記第一実施例及び第二実施例と同様なシール部材
6及びクランプ7あるいは押圧部材8をもってコンテナ
2を気密に締結し得るように形成し、カセット載置室1
5内に、上記第一実施例及び第二実施例と同様な昇降機
構30を配設した場合である。
【0047】上記のように構成することにより、コンテ
ナ2内のカセット1を昇降機構30によってカセット載
置室15内に搬送し、カセット載置室15内に搬送され
たカセット1からウエハ搬送用ピンセット18でウエハ
Wを1枚ずつ受取ってキャリアステーションに受渡した
後、処理部10のメインアーム14cによってウエハW
を各処理室13a〜13eに搬送することができる。ま
た、処理室13a〜13eで処理されたウエハWをメイ
ンアーム14cにてキャリアステーション12に受渡し
た後、ウエハ搬送用ピンセット18で受取ってカセット
載置室15内の昇降台31上に搬送することができる。
したがって、コンテナ2を直接処理部10に連結するこ
とができるので、ウエハWの搬出入を効率よく行うこと
ができ、スループットの向上を図ることができる。
【0048】なおこの場合、カセット載置室15を昇降
機構30を配設する室15aとウエハ搬送用ピンセット
18を配設する室15bとに区画し、両室15a,15
b間に開閉可能なゲート19を配設し、そして、上記気
密室20と同様に、室15aにN2 ガス供給源26及び
真空ポンプ28を接続する。
【0049】また、カセット載置室15のゲート19側
の外部上方位置、例えば室15bの外側上端部付近に
は、ウエハ検出手段として光学式センサー19aが取着
されている。このセンサー19aは例えば光透過型で、
投射された光ビーム19bはカセット載置室15の天井
部の光ビーム19bの光路上に設けられた光透過窓(図
示せず)を通過し、カセット載置室15の底部付近に取
着された受光器(図示せず)にて受光されるように構成
されている。
【0050】そして、ウエハ搬送用ピンセット18によ
って搬送されるウエハWが光ビーム19bを遮ることに
よってウエハWを検出する。このウエハ検出により、例
えば、ウエハ搬送用ピンセット18によりカセット1内
のウエハWが搬出されたことの確認や、ウエハ搬送用ピ
ンセット18によりカセット載置室15内に搬入された
ウエハWをカセット1内に収納後、ウエハ搬送用ピンセ
ット18が後退時にウエハWが無いということを検出す
ることにより、ウエハWがカセット1内に確実に収納さ
れたという確認や、搬送トラブル等によりウエハ搬送用
ピンセット18から落下したウエハWの有無等を確認す
ることが可能となる。
【0051】なお、上記光学式センサー19aは、カセ
ット載置室15内の例えば天井部に配置してもよく、ま
た、光反射式のセンサーでもよい。
【0052】なお、第三実施例において、その他の構造
及び処理手順は上記第一実施例及び第二実施例と同様で
あるので、ここではその説明は省略する。
【0053】◎第四実施例 図10はこの発明の処理装置の第四実施例の概略平面
図、図11は図10の要部断面図が示されている。第四
実施例はこの発明の処理装置をウエハWのエッチング装
置に適用した場合である。
【0054】上記エッチング装置は、上記第一実施例及
び第二実施例と同様に構成される気密室20に開閉可能
なゲート44を介して連設されるウエハ載置兼搬送室4
6と、このウエハ載置兼搬送室46に開閉可能なゲート
47を介して連設する複数(図面では3個の場合を示
す)の真空処理室60とで構成されている。
【0055】上記ウエハ載置兼搬送室46の底壁部には
排気口71が設けられ、この排気口71にバルブ72を
介して排気手段としての真空ポンプ73が接続されてい
る。また、ウエハ載置兼搬送室46には、気密室20及
び真空処理室60間でウエハWを搬送するためのウエハ
受渡し手段としてのウエハ受渡し用アーム80が配設さ
れている。このウエハ受渡し用アーム80は、各々独立
して水平方向に回動される3本の搬送アーム体81を具
備する多関節アームにて形成されており、下段の搬送ア
ーム体81は、ウエハ載置兼搬送室46の下部に設けら
れた駆動部82から延びる回動軸83に取付けられてい
る。この場合、回動軸83はシール機構を介してウエハ
載置兼搬送室46を貫通しており、駆動部82は外気と
遮断されるケース84内に配置されている。なお、ウエ
ハ受渡し用アーム80の各搬送アーム体81に駆動部8
2の駆動により搬送アーム体81が独立して駆動される
ようにベルトやプーリなどの伝達機構(図示せず)が組
込まれると共に、関節部の軸受部で発生したパーティク
ルを吸引するための吸引路(図示せず)が形成され、こ
の吸引路が回動軸83を通ってケース84内の空間に開
口している。また、ウエハ受渡し用アーム80のウエハ
保持部には、例えばウエハWを安定して保持できる3箇
所の位置に、摩擦によパーティクルの発生しにくい材質
例えばフッ素樹脂よりなる突起80aが設けられてお
り、この突起80aによりウエハWのずれ防止及びダメ
ージを防止し得るようにしてある。
【0056】上記ケース84には排気管85が接続さ
れ、この排気管85はバルブ86を介して上記真空ポン
プ73に接続されている。したがって、バルブ86を開
くと、ケース84の内部空間が真空排気され、これによ
りウエハ受渡し用アーム80の各軸受部で発生したパー
ティクルがケース84の内部空間を介して排気管85内
に排出されることとなる。
【0057】また、ウエハ載置兼搬送室46内には、ウ
エハWを一時的に載置するための昇降自在なバッファス
テージ87と、ウエハWのオリエンテーションフラット
(以下オリフラという)の向き及び中心位置を合せるた
めの位置合せ機構88とが配置されている。この位置合
せ機構88はX,Y,Z及びθ方向に移動可能な回転ス
テージ88a及びウエハWの周縁部を光学的に検出する
発光・受光部88bなどを備えている。
【0058】また、ウエハ載置兼搬送室46内には、図
10に示すように、不活性ガス例えばN2 ガスを供給す
るための不活性ガス供給管90が上記下段の搬送アーム
体81の回動中心付近の上方位置まで延び出して配管さ
れており、この不活性ガス供給管90の先端部には、例
えば焼結金属よりなる不活性ガス供給部91が形成され
ている。また、不活性ガス供給管90の基端側は例えば
2 ガス供給源92に接続されている。
【0059】一方、上記真空処理室60には、サセプタ
を兼用する下部電極61と上部電極62が設けられると
共に、処理ガス供給管68及び排気管69が接続されて
いる。上部電極62は真空処理室60を介して接地され
ており、この上部電極62の上方には、マグネット収納
用の筐体63が真空処理室60とは分割されて設けられ
ており、この中には真空処理室60内に磁場を形成する
マグネット64及び磁場漏洩防止用のマグネット65が
モータ66で回転されるように配置されている。上記下
部電極61は高周波電源67に接続されている。
【0060】上記のように構成されるエッチング装置の
ウエハ載置兼搬送室46には、上記第一実施例及び第二
実施例と同様の構造の気密室20が開閉可能なゲート4
4を介して連設されている。なお、第四実施例におい
て、その他の部分は上記第一実施例及び第二実施例と同
じであるので、同一部分には同一符号を付して、その説
明は省略する。
【0061】次に、上記エッチング装置の処理手順につ
いて説明する。まず、図示しない搬送手段によって未処
理のウエハWを収納するカセット1を密封したコンテナ
2を気密室20の頂部の開口窓22の上方に載置し、ク
ランプ7をコンテナ2の外向きフランジ3cに締結し
て、コンテナ2と気密室20を気密に連結する。次に、
バルブ25を開いてN2 ガス供給源26からN2 ガスを
気密室20内に供給して気密室20内をコンテナ2内と
同一のN2 ガス雰囲気とすると共に、真空ポンプ28を
作動させて気密室20内をコンテナ2内と同一の所定の
真空度、例えば1×10-7〜10-8Torrの減圧状態にす
る。次に、昇降機構30のモータ32を駆動して昇降台
31を気密室20の上部まで上昇させ、この状態で、シ
ャッタ21を第1段階まで開放すると共に、コンテナ2
内のカセット1を固定保持している保持部材5の固定を
解除して、カセット1をシャッタ体21a,21aの上
部に載置させる。次に、シャッタ21を全開してコンテ
ナ2と気密室20とを連通させると共に、シャッタ体2
1aにて保持されていたカセット1を昇降台31の上に
落として、カセット1を昇降台31上に載置する。次
に、昇降機構30のモータ32を逆駆動させて昇降台3
1を下降させることにより、コンテナ2内からカセット
1を気密室20内に搬送する。
【0062】次に、真空ポンプ28の作動により気密室
20内をウエハ載置兼搬送室46と同一の減圧状態にし
た後、ゲート44を開放して気密室20とウエハ載置兼
搬送室46とを連通し、そして、ウエハ受渡し用アーム
80によってカセット1内から未処理のウエハWを取出
して位置合せ機構88の回転ステージ88a上に載置し
て、発光・受光部88bによりウエハWの周縁を検出
し、その結果に基づき回転ステージ88aを動かしてウ
エハWのオリフラの向き及び中心の位置合せを行う。続
いて、このウエハWをウエハ受渡し用アーム80により
真空処理室60内に搬入し、サセプタに組込まれた図示
しない昇降ピンの昇降動作を介してウエハWをサセプタ
61(下部電極)上に載置する。サセプタ61上に載置
されたウエハWは下部電極61と上部電極62間に印加
された高周波電力とマグネット64の磁場とのエネルギ
ーにより得られたプラズマによってエッチング処理され
る。
【0063】このようにして、処理が施されたウエハW
は、ウエハ受渡し用アーム80によって気密室20のカ
セット1内に収容され、カセット1内に所定枚数のウエ
ハWが収容されると、モータ32が再び駆動して昇降台
31が上昇してカセット1がコンテナ内に搬入される。
コンテナ2内に搬入されたカセット1は保持部材5の押
圧によって保持された後、昇降台31が下降し、開口窓
22がシャッタ21にて閉じられ、カセット1はコンテ
ナ2内に密封される。そして、クランプ7の締結を解除
した状態で、図示しない搬送手段によりコンテナ2を所
定の場所に搬送する。
【0064】上記実施例では、コンテナ2を、下方が開
口する箱状のコンテナ本体3と、このコンテナ本体3の
開口部3aを開閉可能に塞ぐと共にその上にカセット1
を載置する蓋体4とで構成した場合について説明した
が、コンテナ2は必ずしもこのような構造である必要は
なく、図12に示すように、側方に開口部3bを有する
箱状のコンテナ本体3と、このコンテナ本体3の開口部
3bを開閉する扉4aとで構成してもよい。このように
構成されるコンテナ2において、側方の開口部3bから
ウエハ受渡し用ピンセット16にてカセット1内のウエ
ハWを直接搬出入してもよく(図12(a)参照)、あ
るいは、カセット受渡し用アーム45にてコンテナ2内
のカセットを搬出入するようにしてもよい(図12
(b)参照)。
【0065】なお、上記実施例では処理部がレジスト塗
布・現像装置とエッチング装置の場合について説明した
が、処理部はこれらの他に、例えばイオン注入装置、熱
処理装置あるいはCVD装置等にも適用できる。また、
被処理体は半導体ウエハ以外のLCD基板(ガラス基
板)などにも適用できることは勿論である。
【0066】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば、被処理体を外気の雰囲気に晒すことなく処理工程へ
供給することができると共に、処理後の被処理体を同様
に外気の雰囲気に晒すことなく搬送することができ、被
処理体へのパーティクル等の付着による汚染を防止する
ことができると共に、製品歩留まりの向上を図ることが
できる。
【0067】また、被処理体を常に同一の雰囲気の下に
おくことにより、被処理体の雰囲気相違による質的変化
を防止することができ、製品歩留まりの向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の処理装置の第一実施例の概略平面図
である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】この発明におけるコンテナの搬出入状態を示す
断面図である。
【図4】この発明における開口窓の開閉部の一例を示す
拡大断面図である。
【図5】開口窓の開閉状態の一例を示す概略平面図であ
る。
【図6】この発明における気密室の圧力、温度及び湿度
等の雰囲気の制御部を示す断面図である。
【図7】この発明の処理装置の第二実施例の概略平面図
である。
【図8】図7の要部断面図である。
【図9】この発明の処理装置の第三実施例の要部断面図
である。
【図10】この発明の処理装置の第四実施例の要部概略
平面図である。
【図11】図10の要部断面図である。
【図12】この発明におけるコンテナの別の構造を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 カセット 2 コンテナ 6 シール部材 7 クランプ(締結手段) 8 押圧部材(締結手段) 10 処理部 13a〜13e 処理室 14 搬送手段(被処理体搬送手段) 15 カセット載置室 16 ウエハ受渡し用ピンセット(被処理体受渡し手
段) 18 ウエハ搬送用ピンセット(被処理体搬送手段) 20 気密室 21 シャッタ 22 開口窓 26 N2 ガス供給源(不活性ガス供給源) 28 真空ポンプ 30 昇降機構(カセット搬送手段) 31 昇降台 32 モータ(駆動部) 33 昇降ロッド(駆動部) 34 気密壁 40 ウエハ受渡し室 41 カセット受渡し室 45 カセット受渡し用アーム(カセット受渡し手段) 46 ウエハ載置兼搬送室 50 温度センサ 51 湿度センサ 52 CPU(温度及び湿度制御手段) 53 温度保障回路 54 ヒータ 60 真空処理室 80 ウエハ受渡し用アーム(被処理体受渡し手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/027

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体を処理する処理室と、上記被処
    理体を収納するカセットを載置するカセット載置室と上
    記処理室との間で被処理体を搬出入する被処理体搬送手
    段とを有する処理部と、 上記カセットを搬出入可能に封入するコンテナと、 上記コンテナと処理部との間に気密に介在される気密室
    と、 上記気密室内に配設されて、上記コンテナとの間で上記
    カセットを搬出入するカセット搬送手段と、 上記気密室と処理部との間に介在されて、上記カセット
    搬送手段にて搬送されたカセットとカセット載置室との
    間で上記被処理体を受渡しする被処理体受渡し手段とを
    具備することを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 被処理体を処理する処理室と、上記被処
    理体を収納するカセットを載置するカセット載置室と上
    記処理室との間で被処理体を搬出入する被処理体搬送手
    段とを有する処理部と、 上記カセットを搬出入可能に封入するコンテナと、 上記コンテナと処理部との間に気密に介在される気密室
    と、 上記気密室内に配設されて、上記コンテナとの間で上記
    カセットを搬出入するカセット搬送手段と、 上記気密室と処理部との間に介在されて、上記カセット
    を受渡しするカセット受渡し手段とを具備することを特
    徴とする処理装置。
  3. 【請求項3】 被処理体を処理する処理室と、上記被処
    理体を収納するカセットを載置するカセット載置室と上
    記処理室との間で被処理体を搬出入する被処理体搬送手
    段とを有する処理部と、 上記カセットを搬出入可能に封入して上記カセット載置
    室に連結されるコンテナと、 上記コンテナとカセット載置室との間でカセットを搬出
    入するカセット搬送手段とを具備することを特徴とする
    処理装置。
  4. 【請求項4】 コンテナ内と気密室内とを同一雰囲気と
    することを特徴とする請求項1又は2記載の処理装置。
  5. 【請求項5】 コンテナ内と気密室内の雰囲気が不活性
    ガス雰囲気であることを特徴とする請求項4記載の処理
    装置。
  6. 【請求項6】 コンテナと気密室又はコンテナとカセッ
    ト載置室とをシール機構を介して接続すると共に、着脱
    可能な締結手段をもって連結してなることを特徴とする
    1ないし3のいずれかに記載の処理装置。
  7. 【請求項7】 コンテナ内と気密室内とを同一の減圧雰
    囲気とすることを特徴とする請求項1又は2記載の処理
    装置。
  8. 【請求項8】 コンテナ内と気密室内とを同一の加圧雰
    囲気とすることを特徴とする請求項1又は2記載の処理
    装置。
  9. 【請求項9】 カセット搬送手段を、コンテナ側に向っ
    て進退移動する搬送駆動部と、この搬送駆動部と気密室
    又は搬送駆動部とカセット載置室とを区画する伸縮自在
    な気密壁とで構成してなることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれかに記載の処理装置。
  10. 【請求項10】 気密室内に配設される温度検出手段及
    び湿度検出手段と、 上記温度検出手段及び湿度検出手段からの検出信号に基
    づいて作動して、上記気密室内の温度及び湿度を制御す
    る温度及び湿度制御手段とを具備することを特徴とする
    請求項1又は2記載の処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の処理装置を用いて被
    処理体を処理する方法において、 コンテナを気密室に気密に締結する工程と、 上記気密室に設けられた開閉手段を開放してコンテナと
    気密室とを連通させる工程と、 上記コンテナ内からカセットを気密室内に搬送する工程
    と、 上記気密室内のカセットから被処理体を処理部に受け渡
    す工程とを有することを特徴とする処理方法。
  12. 【請求項12】 請求項2に記載の処理装置を用いて被
    処理体を処理する方法において、 コンテナを気密室に気密に締結する工程と、 上記気密室に設けられた開閉手段を開放してコンテナと
    気密室とを連通させる工程と、 上記コンテナ内からカセットを気密室内に搬送する工程
    と、 上記気密室内のカセットをカセット載置室内に受け渡す
    工程とを有することを特徴とする処理方法。
  13. 【請求項13】 請求項3に記載の処理装置を用いて被
    処理体を処理する方法において、 コンテナをカセット載置室に気密に締結する工程と、 上記カセット載置室に設けられた開閉手段を開放してコ
    ンテナとカセット載置室とを連通させる工程と、 上記コンテナ内からカセットをカセット載置室内に搬送
    する工程とを有することを特徴とする処理方法。
  14. 【請求項14】 請求項1記載に記載の処理装置を用い
    て被処理体を処理する方法において、 コンテナを気密室に気密に締結する工程と、 上記コンテナ内と気密室内とを同一の減圧雰囲気にする
    工程と、 上記気密室に設けられた開閉手段を開放してコンテナと
    気密室とを連通させる工程と、 上記コンテナ内からカセットを気密室内に搬送する工程
    と、 上記気密室と被処理体搬送手段を配設する受渡し室とを
    同一の雰囲気にする工程と、 上記気密室内のカセットから被処理体を処理部に受け渡
    す工程とを有することを特徴とする処理方法。
  15. 【請求項15】 請求項1記載に記載の処理装置を用
    いて被処理体を処理する方法において、 コンテナを気密室に気密に締結する工程と、 上記コンテナ内と気密室内とを同一の加圧雰囲気にする
    工程と、 上記気密室に設けられた開閉手段を開放してコンテナと
    気密室とを連通させる工程と、 上記コンテナ内からカセットを気密室内に搬送する工程
    と、 上記気密室と被処理体搬送手段を配設する受渡し室とを
    同一の雰囲気にする工程と、 上記気密室内のカセットから被処理体を処理部に受け渡
    す工程とを有することを特徴とする処理方法。
  16. 【請求項16】 請求項2記載に記載の処理装置を用い
    て被処理体を処理する方法において、 コンテナを気密室に気密に締結する工程と、 上記コンテナ内と気密室内とを同一の減圧雰囲気にする
    工程と、 上記気密室に設けられた開閉手段を開放してコンテナと
    気密室とを連通させる工程と、 上記コンテナ内からカセットを気密室内に搬送する工程
    と、 上記気密室とカセット受渡し手段を配設する受渡し室と
    を同一の雰囲気にする工程と、 上記気密室内のカセットをカセット載置室に受け渡す工
    程とを有することを特徴とする処理方法。
  17. 【請求項17】 請求項2記載に記載の処理装置を用い
    て被処理体を処理する方法において、 コンテナを気密室に気密に締結する工程と、 上記コンテナ内と気密室内とを同一の加圧雰囲気にする
    工程と、 上記気密室に設けられた開閉手段を開放してコンテナと
    気密室とを連通させる工程と、 上記コンテナ内からカセットを気密室内に搬送する工程
    と、 上記気密室とカセット受渡し手段を配設する受渡し室と
    を同一の雰囲気にする工程と、 上記気密室内のカセットをカセット載置室に受け渡す工
    程とを有することを特徴とする処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000138283A (ja) * 1998-08-28 2000-05-16 Tadahiro Omi ウエハの交換機能を有するウエハストッカ
KR100515908B1 (ko) * 1996-04-24 2005-12-09 동경 엘렉트론 주식회사 피처리기판의위치맞춤장치및그에쓰이는피처리기판용이적장치
KR100684246B1 (ko) * 2000-09-06 2007-02-20 후지쯔 가부시끼가이샤 액체 재료 도포 장치 및 액체 재료 도포 공정에 있어서의유기 오염 방지 방법
JP2009212264A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Yaskawa Electric Corp ポッド開閉装置及びそれを備えた半導体製造装置
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