JP2002517055A - 基板取扱いおよび処理システムと方法 - Google Patents

基板取扱いおよび処理システムと方法

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JP2002517055A
JP2002517055A JP2000551057A JP2000551057A JP2002517055A JP 2002517055 A JP2002517055 A JP 2002517055A JP 2000551057 A JP2000551057 A JP 2000551057A JP 2000551057 A JP2000551057 A JP 2000551057A JP 2002517055 A JP2002517055 A JP 2002517055A
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ホワイトセル,アンドリュー,ビー.
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ホワイトセル,アンドリュー,ビー.
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    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ウェハーおよびレンズなどの薄膜コーティングを必要とする磁気および光学媒体用基板と他の種類の基板とを取り扱い、処理するシステムおよび方法に関する。このシステムは、システム内にて大気と高真空との間の緩衝器として作用する入力および出力ロックと、さまざまな数のチャンバモジュールを含む搬送/主要チャンバとを含む。このシステムはまた、基板および基板キャリアをシステム内で移動するさまざまなメカニズムと、その処理および環境要求事項を取り扱う構成要素とを含む。このシステムは、ポンプ(P3)と、ゲートバルブ(G3)と、トランスファチャンバ(102)と、ドライブモジュール(201)と、1つ以上のステーションモジュール(202、203)と、アイドラモジュール(204)と、エンドモジュール(205)と、システム台部(105)と、基板キャリア(501)と、ステーションフランジ(206)とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 技術分野 本発明は概して基板の処理に関する。更に特定すれば、本発明は、磁気およ
び光ディスク、ウェハー、レンズ、ガラスパネルなどの、薄膜コーティングを必
要とする薄い基板を取り扱う自動化システムと、一連の処理チャンバ内における
基板の処理に関する。
【0002】 従来技術についての議論 スパッタ薄膜が磁気および光ディスク、ウェハー、レンズおよびガラスパネル
の製造において広く用いられている。磁気および光ディスクは、デジタル情報用
の大容量記憶装置において用いられている。デジタル記憶装置市場の競争的性格
が、継続的に媒体製造業者に更に大きな記憶容量のディスクを低価格で製造する
ことを強いている。ディスク製造に用いられる設備は、処理能力の向上、製品の
品質向上、生産量の増大、更に長い可用時間、保守作業の簡便化、更なる柔軟性
および購入価格と運転費の低減を供することにより、これらの需要を満たさなけ
ればならない。
【0003】 磁気および光媒体用の基板を取り扱い、処理する従来技術のシステムが幾つか
存在する。かかる蒸着システムは、2つの一般的カテゴリー、すなわちインライ
ン・スパッタシステムと静的スパッタシステムに分類される。
【0004】 インライン・システムは概してパレット上に並べられた多数の基板を搬送する
。パレットは大気中において装填され、その後システム内に導かれる。概して、
基板の処理の間、パレットはシステム内を連続的に移動する。処理は、しばしば
パレットの移動中に共通の真空チャンバ内において行われる。この方法には確か
な処理能力向上という利点があるが、同時に幾つかの欠点も存在する。基板が処
理ステーションに対して相対的に動いているときに処理が行われるので、塗布さ
れる被膜の質と均一性が犠牲にされる。また、共通のチャンバ内で処理がしばし
ば行われるので、一つのステーション内における処理が他のステーションにおけ
る処理に悪影響を及ぼす可能性がある。パレットは、一般に、部分的に基板と共
に付随的に被覆される。パレットは繰り返し被覆されるので、被膜が剥げ落ち始
め、基板と設備にとって好ましくない微粒子を生じる。各製造工程後にパレット
を外気に晒すことは、剥げ落ちの問題をさらに悪化させる。したがって、パレッ
トと移送機構は頻繁に大規模で費用のかかる整備とクリーニングを必要とする。
【0005】 静的スパッタシステムは概して一度に一枚の基板を処理ステーションに装填し
、順次、各基板を処理中の他の基板と別々に処理する。また、処理の際、基板と
蒸着源との間には相対的な動きは存在しない。処理中に基板を取り扱うコンポー
ネントは外気に晒されない。その代わり、基板は装填用隔室を経由して真空チャ
ンバ内に装填され、その後、基板を取り扱うコンポーネント上に移送される。イ
ンライン・システムの欠点はかくて大幅に低減されるか排除される。インライン
・システムは優れた処理能力を有するが、静的システムは市場の要求する高品質
媒体製造のための更に高い性能を備えている。
【0006】 Berg他に付与された米国特許第5,215,240号は、基板を垂直方向
に支持し、同基板をシステム内を通って連続的かつ環状に移動する静的スパッタ
システムを開示している。基板は、組となったギア駆動のローラを用いるコンベ
アシステムによりシステム内に搬送される。個々の基板は持ち上げブレードによ
りカセットから取り外され、その後、持ち上げブレードから主チャンバの移送機
構へ搬送される。ひとたび主チャンバ移送機構上の架台の上に載せられれば、基
板は主チャンバと適合した一連の処理チャンバを経由して順次移動される。主チ
ャンバ移送機構は、下方に動き、架台を処理ステーションの下になるように回転
させ、その後、一連の処理の開始点である処理チャンバ内に基板が位置するまで
上方に動く。各基板は、他の基板と別個に処理される。この下方移動、回転およ
び上方移動の連続した処理は、基板が完全に処理され、主チャンバ移送機構から
取り外されるまで続き、他方で、他の基板の連続的な装填、処理および取り外し
が行われる。主チャンバ移送機構から取り外された後、基板はカセット内に置か
れ、また同カセットは一杯になれば取り外し用隔室を経てシステムから外される
【0007】 真空チャンバ内で動く多くの部品は、真空維持に悪影響を及ぼし、微粒子を生
成しがちであり、整列に注意を要し、継続的保守作業を必要とし、接近が容易で
はない。高真空ポンプは、それらがポンプ運動を行う処理チャンバから数フィー
ト離れた所に位置し、コンダクタンスに制約を与える。膨張と圧差によりシステ
ムに対して起きる寸法上の変化は移送の信頼性を低め、複雑な補整手順の実施を
余儀なくさせる。主チャンバ移送機構の三運動インデックスは、システムの処理
能力を制限し、移送の信頼性を低下させる。その他の制約には、その幾つかは市
販の他の静的スパッタシステムと共通しているが、以下のものがある。 (a) 剛直で製造コストが高く、したがって容易に顧客のニーズと合致しない
大型チャンバ。 (b) 処理チャンバの一方の側で用いられ、結果的に非対称的ポンプ運転とな
り、また、チャンバ内の圧差と不均一なプロセスパラメータをもたらす高真空ポ
ンプ。 (c) 整列が容易ではなく、信頼性に問題があり、微粒子を発生する複雑なカ
セット取扱いシステム。 (d) 正確な整列と大規模な保守作業を要し、基板の取扱いミスと過度の休止
時間が発生しやすい複雑な基板取扱いシステム。 (e) 基板に数回接触し、それにより基板に損傷を与える可能性を増大させる
取扱いシステム。 (f) コストが高く、真空の質を低下させ、故障発見を難しくする複雑な取扱
いシステム。 (g) 異なるサイズのカセットと基板を受容するために幾つかの改変を必要と
する取扱いシステム。
【0008】 発明の概要 本発明の目的は、改善された基板取扱い及び処理システムを供することにある
【0009】 本発明の更なる目的は、チャンバ内の真空の質を損なうことなく基板を収めた
カセットを真空チャンバ内に装填可能なシステムを供することにある。
【0010】 本発明の更なる目的は、最低限度の量の微粒子を生成し、システム内の真空の
質に悪影響を及ぼさない基板取扱いシステムを供することにある。
【0011】 本発明の更なる目的は、複数の処理ステーションが個々の基板に対して同時に
稼働し、連続して個別に基板を順次処理するシステムを供することにある。
【0012】 本発明の更なる目的は、個々の基板を他の処理と分離して処理する方法を供す
ることにある。
【0013】 本発明の更なる目的は、処理が始められる位置に自動的に基板を配置すること
が可能なシステムを供することにある。
【0014】 本発明の更なる目的は、高い信頼性と、保守容易性と、柔軟性と、操作性を備
えたシステムを供することにある。
【0015】 本発明の更なる目的は、欠陥の少ない、優れた薄膜を製造可能なシステムを供
することにある。加えて、本発明の目的は、従来技術のシステムの周知の欠点と
取り組み、以下に挙げるものを供することにある。 (a) 従来技術の静的スパッタシステムに勝る潜在的処理能力。 (b) より優れた真空を実現可能なシステム。 (c) 入り組んだ、コンダクタンスに制約を与える通路を排する、処理ス
テーション近傍での対称的な高真空ポンプ運転。 (d) 移動部品の数と微粒子の発生と補整と保守作業および休止時間を最
低限度に抑え、システムに対する運転中の寸法変化にあまり影響を受けない、簡
略化された処理システム。 (e) 取扱いシステムの修正変更を要することなく様々なサイズのカセッ
トを取扱い可能なシステム。 (f) システムの最低限度の修正変更で様々なサイズの基板を取り扱うこ
とが可能なシステム。 (g) 各基板を確実に懸架する取扱いシステム。 (h) 基板の扱いを可能な限り最低限度に留める移送機構。 (i) 製造業者にとって低コストのシステム。
【0016】 本発明は、垂直に立てられた基板を収容するカセットを自動的に装填し取り外
すための手段と、システムのチャンバ内でカセットを移送する手段と、カセット
内において基板搬器に対し基板の搬送・搬出を行う手段と、基板搬器内での懸架
のために基板を整列させる手段と、基板搬器内で基板を懸架する手段と、システ
ム内で基板が処理される一連の処理ステーションへ基板搬器を移送する手段と、
を備えたシステムを供することによりこれらの目的を達成する。本発明は、また
、二つのステーションアイソレータを用いて処理ステーションを密封するための
手段を備える。各ステーションアイソレータは、伸縮継手と封止面を組み込んで
おり、起動されると、伸縮継手が封止面を基板搬器上で合せ面に押しつけるよう
に、基板搬器のそれぞれの側に配置される。また、基板搬器は、各ステーション
アイソレータに取り付けられている処理バレルと共に処理チャンバを形成する。
さらに、ステーションアイソレータは、複数の処理ガスのための搬送システムと
して機能する。
【0017】 添付図面を参照し、好ましい実施態様において示すように、さらに経済的かつ
高品質にて処理される基板を高速度の処理により製造するためのシステムと方法
を開示する。
【0018】 好適な実施態様の詳細な説明 本発明の基板処理加工システムにはロードロックチャンバ、トランスファチャ
ンバ、主チャンバおよびアンロードロックチャンバなどを含む数種類のチャンバ
があり、そのすべてが超高真空要件に合致した設計である。真空スペースを前記
チャンバ外部の環境から隔離するほぼすべての接合部品の間にエラストマー製O
リングシールの代わりに金属シールが使用されている。前記システムの超高真空
(UHV)保持能力により、前記システム内の基板に有害ガスが含まれることが
ないため、前記システムは特に高品質の媒体の製造が可能である。
【0019】 基板は前記トランスファチャンバ内の環境や前記外部環境から選択的に隔離さ
れているロードロックチャンバ101を通して前記システムにロードされる。前
記環境に通じている前記ロードロックチャンバを開くと窒素などの不活性ガスが
前記ロードロックチャンバへ前記チャンバ圧力が大気圧と同じになるまで徐々に
入り、次にゲートバルブが開いて前記大気から前記ロードロックチャンバを隔離
する。基板は1枚1枚ではなくカセット入りで多数が前記システムに運ばれるた
め処理量が向上するのみならず、粉塵の混入も減少する。
【0020】 1枚の基板カセットが前記ロードロックチャンバにロードされた後、前記ロー
ドロックチャンバは密閉され、在来ポンプで空気を汲み出して低真空にする。汲
み出し運動は再度低下し、基板を汚染させる可能性のある前記チャンバ内の粉塵
を攪拌させないようにする。選択的に隔離されている高真空ポンプはバルブによ
り前記ロードロックチャンバに連結され、前記バルブが開いて前記チャンバを高
真空にし、前記ラフポンプバルブが閉じられる。次にゲートバルブが開かれて前
記ロードロックチャンバと前記トランスファチャンバが相互に通信できるように
なる。前記アンロードロックチャンバ103も同様に機能する。
【0021】 前記トランスファチャンバ102内では、非圧縮基板が供給カセットからアン
ロードされ、基板キャリアにロードされ、処理済み基板が基板キャリアからアン
ロードされ、受け取りカセットにロードされる。前記トランスファチャンバは前
記主チャンバと直接通信する。
【0022】 前記主チャンバ104は複数のモジュールで構成されている。各モジュールは
1対またはそれ以上のフランジ対を持ち、各対のフランジは前記システムの反対
側が平行な平面になっている。フランジの各対は処理ステーションを指定する。
前記フランジはブランクプレート、計装、ポンプ、処理装置、およびステーショ
ンアイソレータを含め、各種アタッチメントを受け入れることができる。前記チ
ャンバの内容量は最小限に抑えられて、そのためシステムのポンピングによる真
空に至るまでの時間が短縮され、前記システムの内面に結露する可能性のある水
蒸気量を低減させる。主チャンバが簡単に追加または除去できるモジュール構成
であるため、本機は4つまたはそれ以上の処理ステーションを持てるように簡単
に構成できる。一定数のステーションを持つ先行技術システムに対し、本発明は
ユーザの処理または有効スペースに合わせて最適化できる。
【0023】 前記システム内でカセットまたは基板の搬送に使用される機構の大半は高真空
に対応しながらガスの放出や粉塵の発生を最小限に抑える設計の市販品である。
前記搬送機構も先行技術システムに較べて熱膨張や前記チャンバの歪による芯ず
れや寸法上の変化に影響されにくいため、校正、保守および基板の誤処理といっ
た問題が低減する。
【0024】 真空ロボットはカセットをロック内外へ動かす在来の真空対応z/θ/r軸ロ
ボットであり、また前記カセットを前記移動チャンバ内に配置する。ロボットを
利用すると先行技術に見られるような複数のモータ、真空ロータリーフィードス
ルー、ギアおよびセンサを必要とする複雑なコンベアシステムを使用する必要が
なくなる。本発明の方法は前記搬送システムを簡略化し、清浄さを高め、前記シ
ステムの設計をさらに柔軟にすることが可能である。
【0025】 前記カセットエレベータは前記トランスファチャンバに取付けられた在来の真
空対応コンポーネントで、前記カセットのセンターラインが基板トランシットの
運動軸を共有するように前記カセットを持上げて方向を定めるために使用される
【0026】 前記基板トランシットはトランスファチャンバに取付けられた在来の真空対応
コンポーネントである。主にシャフトで構成され、引込み位置から基板キャリア
内の位置までの単一運動軸、および基板がカセットと基板キャリア間を搬送され
る間に基板に連結して指示するエンドエフェクタを持つ。
【0027】 本発明は拾上げて懸架する基板の位置合わせ手段を持つ斬新な基板キャリア、
および基板キャリアを支持して主チャンバ周辺を移動させるキャリッジを使用す
る。基板キャリアをステーション間に割り出すのに複数の運動を必要としないた
め、搬送が高速で信頼性が高い。
【0028】 前記搬送システムは基板の処理を最小限に抑える設計であり、そのため基板の
損傷が避けられる。基板移動は4回だけである。すなわち、前記基板がカセット
から取り外される時、前記基板が前記基板キャリアへ配置される時、前記基板が
前記基板キャリアから取り出される時、および前記基板が前記カセットに戻され
る時の4回である。先行技術システムでは基板に6回またはそれ以上接触する。
さらに、前記基板は基板キャリア内では外周だけが接触するが、先行技術システ
ムでは前記外周に5回も接触する。
【0029】 さらに、前記搬送システムを変換してサイズの異なる基板を受け入れるには、前
記基板トランシットのエンドエフェクタと前記基板キャリアのピックアップリン
グを交換するだけでよい。大掛かりな調整は不要である。先行技術システムを転
換する場合は停止時間が数時間になることもあるが、これは交換を要するコンポ
ーネント数が多く、コンポーネントへのアクセスが困難で、かつ前記コンポーネ
ントを慎重に調整する必要があるためである。
【0030】 本発明もプロセスチャンバを密閉する斬新な手段を備えているため、チャンバ
での処理で使用されるガスは他のプロセスチャンバで発生する処理を汚染するこ
とがない。処理ステーションの両端のステーションアイソレータは密封面を基板
キャリアに押し付けることで密閉容量を創出する。起動すると、前記ステーショ
ンアイソレータもプロセスチャンバが外気に排出できるようにするが、前記主チ
ャンバ内または前記他の処理ステーション内の前記真空環境に影響を与えないた
め、スパッタリングターゲットとシールドが簡単に交換できる。さらに、前記ス
テーションアイソレータは特定ステーション内の処理に必要な前記処理ガスを供
給し、処理中の前記基板にガスを均一に放出する役割を果たす。このガス放出に
は処理製品が前記ステーションアイソレータの密閉部を汚染させないようにする
付加的な機能がある。
【0031】 本発明にはスパッタ発生源など処理装置を含む斬新な処理バレルがある。たと
えば代表的なスパッタステーションには処理バレルがあり、これが前記ステーシ
ョンの両側のステーションアイソレータに取付けられ、また高真空ポンプが各処
理バレルに直接取付けられている。前記ポンプが処理バレルに直接取付けられて
いるため、先行技術システムに見られるような長い回旋形の導電率制限経路が不
要である。前記処理ステーションの両側にポンプがあるため、ポンピングが左右
対照で、前記チャンバ内の圧力差が最小限に抑えられ、両端間の処理パラメータ
差も最小限に抑えられる。
【0032】 本発明は先行技術システムと比較してポンピング能力がはるかに高い。各処理
ステーションにはポンプが2台あり、前記主チャンバとトランスファチャンバに
は補助ポンプがあり、前記ポンプはすべて直接おのおののチャンバに接続されて
いる。前記ロック、前記トランスファチャンバおよび水蒸気を迅速に除去するた
めの前記主チャンバにはウォータートラップもある。
【0033】 いくつかの要因により、本発明は製造上の観点から優れている。本システムは
できるだけ多くの市販部品が利用できる設計であり、残りの注文部品も構造が単
純で、製造に要する加工が少なくて済み、前記チャンバがモジュラータイプであ
るため大型で高価な部品はない。前記システムは非常に「オープン」構造である
ため、先行技術システムには大き過ぎて使用できないような装置を含め、前記シ
ステム専用に設計された処理システムでなくても簡単に応用できる。これにより
システムのアタッチメントに前例がないほど柔軟性が生じる。標準フランジを使
用すれば新しいコンポーネントの設計作業が簡略化でき、ユーザは独自の処理装
置を簡単に開発、取付けができる。
【0034】 図1と2は前記システムの概要を表している。ロードロックチャンバ101は
ゲートバルブG1を介して前記システムの外部の環境と選択的に通信し、ゲート
バルブG2を介して前記トランスファチャンバ102および前記主チャンバ10
4とも通信する。バルブV1は在来の高真空ポンプP1を前記ロードロックチャ
ンバ101から選択的に隔離する。ロードロックチャンバ101は在来のポンプ
、センサおよび計装を接続するためのポート(図示せず)も各種持っている。前
記ロードロックチャンバ101は環境インターフェースとして作用し、これを介
して基板を前記トランスファチャンバ102にロードできるが、前記トランスフ
ァチャンバ102内の真空にはほとんど影響を与えない。ロードロックチャンバ
101の図解実施態様には複数の基板を含む1個のカセット210(図3A、3
B、4および6)を入れることができる。代替実施態様(図示せず)ではカセッ
トを2個入れることができ、ポンピングを低速化し、粉塵の発生を低減させ、ス
ループットを増大させるのが目的である。
【0035】 トランスファチャンバ102は構造であり、その中のカセットは取り扱われ、
基板が前記カセット210から前記基板キャリアアセンブリ501へ移動され、
アセンブリ501(図5A)からカセット210へ移動される。前記トランスフ
ァチャンバ102はポンプP3(図1)用、および在来ラフポンピング装置、セ
ンサおよび計装のアタッチメント用ポートを持ってもよい。前記トランスファチ
ャンバの2種類の実施態様は図3Aと図3Bに示されている。もう一つの実施態
様(図示せず)には前記トランスファチャンバ102内に追加の中間カセット位
置があり、前記2カセットロードロックチャンバに要求された場合追加のカセッ
トを収納する。
【0036】 アンロードロックチャンバ103は前記ロードロックチャンバ101の機能と
構造を再現するが、基板とカセットが前記システムを離れる時そこを通過するの
は例外である。ゲートバルブG3は前記トランスファチャンバ102を前記アン
ロードロックチャンバ103から隔離し、バルブV2は前記トランスファチャン
バ102を前記在来高真空ポンプP2から選択的に隔離し、また、ゲートバルブ
G4は前記アンロードロックチャンバ103を前記外部環境から選択的に隔離す
る。
【0037】 前記主チャンバ104はドライブモジュール201、1個またはそれ以上のス
テーションモジュール202、1個またはそれ以上のステーションモジュール2
03、アイドラーモジュール203、およびエンドモジュール205を含む複数
のチャンバモジュール(図2)で構成されている。前記主チャンバ104および
トランスファチャンバ102はシステムスタンド105に搭載されており、この
スタンドも前記ステーションのユーティリティケーブルの一部および前記制御シ
ステム(図示せず)を持っている。
【0038】 各モジュールは計装、ポンプ、センサ、またはその他の部材を接続するための
アクセスポートおよびフランジを余分に持っていてもよい。
【0039】 図3A、3B、4および5は前記トランスファチャンバカセットおよび基板搬
送システムに関する次の説明の中で参照に使用されている。本システムが工場に
設置されると、コンベア、ロボット、または工場要員(図示せず)はカットを前
記システムへ送り、規定数のカセット210が前記システムにロードされるまで
1つのカセットが位置C1にくるように列をなして蓄積されるようにする。
【0040】 在来の3軸大気圧ロボット302は位置C1で前記カセットを拾い、これをロ
ードロックチャンバ101に挿入し、前記カセットをカセットロケータ303上
へ下ろす。前記大気圧ロボット302もカセットを前記アンロードロックチャン
バ103内のロケータ303から取り外し、そのカセットを位置C7に配置する
。前記大気圧ロボットの運動軸の構成は次の通りである。カセット位置C1およ
びC7間で水平、ロックチャンバ101および103へは水平、およびカセット
の拾上げと配置は垂直。大気圧ロボット302のエンドエフェクタは標準サイズ
のカセットのおのおのをカセットの底にかみ合わせ、カセットを浅い窪みの中心
に配置して収納する設計である。ロードロックチャンバ101内のカセットロケ
ータ303はカセットを正しい位置に配置し、真空ロボット301および311
(図3A)または312(図3B)が確実に拾上げるようにする。各ロケータ3
03は前記カセットを下ろす時正しい位置に配置する1組のガイドで構成されて
いる。前記真空ロボット310、311および312は多軸ロボットで、真空中
で機能でき、ガス放出は最小限で、有害粉塵を発生させない。真空ロボット31
0はカセットを前記ロードロックチャンバ101内の位置C2から前記トランス
ファチャンバ102内の位置C3へ移動し、続いて位置C3から位置C4へと移
動する。前記真空ロボット311はカセットを位置C4から位置C5へ移動させ
その後位置C5から前記アンロードロックチャンバ103内の位置C6へ移動さ
せる。真空ロボット310および311の機能は前記トランスファチャンバ10
2(図3Bを参照)の代替実施態様の真空ロボット312によって結合される。
各真空ロボットのエンドエフェクタ315はサイズの異なる各種カセットのいず
れでもカセットの底に連結して拾上げ、そのカセットを浅い窪みの中央に配置す
る設計である。それぞれカセット位置C3とC5の下に位置する真空エレベータ
320および321(または322および323)は、カセットのセンターライ
ンが前記基板トランシット330、340の運動軸を共有するようにカセット2
10を配置させ、基板をカセットから基板キャリアへまたはその反対へ移動させ
るのに使用される。前記真空エレベータ320−323は前記カセットの底をエ
ンドエフェクタ315の場合と同じ要領で噛み合わせるエンドエフェクタ325
を持っている。図3Bの真空エレベータ322、323も回転運動コンポーネン
トを持ち、前記カセットと前記基板トランシット330、340と整列させる。
【0041】 各基板トランシット330、340は基板520(図5)の内径内に暫定的に
配置されているが、伸長して基板520を確実に保持するエンドエフェクタ33
1、341を持っている。完全に伸長すると、前記エンドエフェクタは図5A、
5Bおよび5Cに表示されている前記基板キャリアアセンブリ501内に到達す
る。
【0042】 前記搬送システムの別の実施態様はセンターホールのない基板を扱うことがで
きる。前記代替実施態様(図示せず)では、前記エレベータエンドエフェクタ3
25は基板コームに置換えられており、このコームがカセットの底を通過し、前
記基板の下端に噛み合い、基板のセンターラインが前記基板トランシット330
、340の運動軸と一直線になるまで前記基板を持上げる。各基板トランシット
330、340のエンドエフェクタ331、341も前記基板の外端に噛み合う
エンドエフェクタに置換えられている。これら2つの変更を除いては、前記優先
実施態様およびこれらの代替実施態様の動作原理は同じである。
【0043】 図2、5Aおよび6について言えば、基板キャリアアセンブリ501は前記基
板520を保持しながら前記主チャンバ104の周囲にある各処理ステーション
S1−Snを通して搬送される。前記基板キャリアアセンブリ501はパドル5
03とピックアップリング505からなり、キャリッジ610に取付けられてい
る。前記パドルの両面はステーションアイソレータ801(図7から8Bまでに
表示)の密封面としての役割を果たしている。
【0044】 ある実施態様では、おのおのの面にOリング502が入っているOリング溝が
あり、それに前記ステーションアイソレータが密閉されている。別の実施態様(
図示せず)では、おのおのの面は円滑で、その面に対して前記ステーションアイ
ソレータのエラストマーシールが密閉する。前記ピックアップリング505は前
記パドル503に取付けられている。
【0045】 前記ピックアップリングは2セットのピックアップ510および515を持ち
、各セットにつき3つのピックアップが前記ピックアップリング505の周囲に
配置されている。6つのピックアップのおのおのはピボットポイントを持ち、そ
のポイントを中心にしてピックアップが回転する。前記ピックアップ510、5
15は前記ピボットポイントを中心に回転して作動し、前記ピックアップは基板
520に噛み合い、そして噛み合いを外す。前記基板トランシット330が基板
520を前記基板キャリアアセンブリ501内に配置した後、前記アライメント
ピックアップ510は前記基板520をV字形ノッチ511(図5B)に噛み合
わせるが、このノッチは前記基板520を前記基板キャリア501内に軸方向を
中心にして配置し、その基板を3つのピックアップのノッチで決められる面内の
正しい位置に配置する。前記基板520が「配置済み」になると、一次ピックア
ップ515は前記基板520に噛み合い、前記アライメントピックアップ510
は回転して所定の位置から外れる。前記一次ピックアップ515(図5C)の浅
い窪み516は前記基板520を確実に保持し、処理中は前記基板面とのオーバ
ーラップおよび干渉を最小限に抑える。さらに、前記ピックアンプ510、51
5は基板520の熱膨張をある程度相殺するコンプライアンスがある。
【0046】 基板520が処理された後は、基板トランシット340が前記エンドエフェク
タ340を前記基板520のセンターホール内に配置する。前記一次ピックアッ
プ515は前記基板520から引込み、前記エンドエフェクタは前記センターホ
ールに噛み合い、前記基板520が最初の有効カセットスロットの上になるまで
前記基板520を引込めてこれを取り外す。前記エレベータ321(または32
3)は前記基板520が前記スロット内に配置されるまで前記カセットを持上げ
る。前記トランシット340は次に前記基板520を解放し、完全に引込む。前
記エレベータ321(または323)は次に別の基板520がその上に配置され
るまで降下する。
【0047】 図2、3、4、6および7は前記主チャンバ搬送システムに関する以下の説明
で参照に使用されている。図6に示されているように、キャリッジ610は基板
キャリアアセンブリ501を支持し、基板キャリアアセンブリ501を前記主チ
ャンバ104の周辺のレール611に沿って移動できるようにするベアリングセ
ットを持っている。レール611は構造612に据付けられ、これが前記主チャ
ンバに取付けられている。前記キャリッジには一定のコンプライアンスがあり、
前記ステーションアイソレータ801が作動すると、前記キャリッジ610およ
び基板キャリアアセンブリ501が正しい位置に配置され、半径方向および軸方
向ともが現行処理ステーションと正確に位置合わせがなされる。
【0048】 金属ベルト620は超高真空対応であり、粉塵の著しい発生源ではない。ベル
トはドライブモジュール201内の駆動プーリ220および前記アイドラーモジ
ュール204内のアイドラープーリ221を渡って引かれ、主チャンバ104の
周りの前記キャリッジ610を引っ張る。前記システムにはN+1のキャリッジ
と基板キャリアがあり、ここでNは処理ステーションの数である。前記キャリッ
ジ610はある程度の独立運動ができるようにベルト620に取付けられている
が、その運動はキャリッジ610が前記レールの曲線部分、近接駆動プーリ22
0およびアイドラープーリ221を通過するときに必要である。在来の駆動モー
タ350は在来の真空ロータリーフィードスルーおよび在来の連結器(図示せず
)により駆動プーリ220に連結されている。駆動モータ350が作動する度に
、キャリッジ610および基板キャリアアセンブリ501は次のステーションに
割り出される。
【0049】 図6から8Cは前記プロセスステーションに関する以下の説明で参照されてい
る。主チャンバモジュールのおのおのは前記チャンバの両端で、互いに向き合っ
ている平行面に少なくとも1組のステーションフランジ206(図1)を持って
いる。1対のフランジを持つチャンバモジュールもあれば、2対または4対のフ
ランジを持つものもある。これらのフランジ対206は処理ステーションを規定
する。モジュールの数および種類を変えることにより、システム内の処理ステー
ションの数を変えることが可能である。前記ステーションフランジ206はブラ
ンクオフプレート、ポンプ、処理装置、およびステーションアイソレータ801
(図7)を含め、アタッチメントを多数受け入れることができる。
【0050】 ステーションは、特に処理ガスを必要とするステーションは、他のステーショ
ンおよび前記主チャンバ104から密閉隔離される必要がある。ステーションア
イソレータのある実施態様では、一対のアイソレータは加圧ガスを伸縮継手80
2(図8C)へ選択的に入れ、伸縮継手802に密封面803を前記パドル50
3(図7)の両面のOリング502に押し付けさせることによって作動する。
【0051】 図7について言えば、スパッタステーションの代表的な実施態様には前記基板
キャリアアセンブリ501の両端に1対のステーションアイソレータ801、各
アイソレータ801に取付けられているプロセスバレル701、および各プロセ
スバレル701の先端に取付けられている在来のポンピング装置P4が含まれる
。前記ステーションアイソレータ801が作動すると、基板キャリアアセンブリ
501、ステーションアイソレータ801、処理バレル701およびポンプP4
は前記主チャンバ104から密閉隔離されているプロセスチャンバ750(図7
)として一緒に機能する。
【0052】 前記ステーションアイソレータ801のもう一つの機能は処理ガスを前記プロ
セスチャンバ750に導入することである。図8Aに示されているように、前記
処理ガスを導入させるオリフィスは前記ステーションアイソレータ801の周囲
に環状に配置されているため、前記ガスは一定の割合で導入される。さらに、前
記ガスの流れは材料が前記Oリングの接触部分に到達するのを防止する役割も果
たす。さもなければ、密閉性能に悪影響を与える。前記ステーションアイソレー
タ801は処理バレル701(図7)など各種アタッチメント用の取付けフラン
ジとしても機能する。
【0053】 処理バレル701はアウターチューブ702、およびインナーチューブ703
からアウターチューブ702まで放射状に伸びているチューブ704によってア
ウターチューブ702内に支持されているインナーチューブ703で構成されて
いる。スパッタリング発生源730がインナーチューブ703に設置されると、
発生源730およびインナーチューブ703に囲まれた空間はアウターチューブ
702およびインナーチューブ703の間の空間から密閉隔離される。前記シス
テムが真空状態の場合、インナーチューブ703内の容積は大気圧をとどめる。
前記処理バレル701内のインナーチューブ703を吊り下げているチューブ7
04は水および電線などのユーティリティーが前記スパッタリング発生源730
まで到達するのを可能にする。
【0054】 処理バレル701または処理装置のハウジングは必ずしも上記の説明と一致し
ている必要はない。本質において、処理装置のハウジングは前記システムの外部
から隔離した環境を維持することだけが必要であり、また、前記ハウジングには
ポンピング、センサまたは他の機器用のフランジまたは取付けポイントがあって
も、またはなくてもよい。
【0055】 ステーションまたは処理バレル701に取付けられているのはオプションの高
真空ポンプP4で、これは前記ステーションアイソレータ801が開いている時
前記主チャンバ104のガスを抜き、また、ステーションアイソレータ801が
作動している時はプロセスチャンバのガスを抜く役割を果たす。ポンプP4はプ
ロセスバルブ701から選択的に隔離する在来バルブを持ってもよく、および/
またはポンピング速度を調節する在来スロットルバルブを持ってもよい。
【0056】 プロセスバルブ701は前記ステーションアイソレータ801から外れた時、
またはステーションアイソレータ801がステーションフランジ206から外れ
た時、前記ステーションが支持されるようになっているステーションスライドア
センブリ740に取付けることができる。プロセスバレル701は主チャンバか
ら引き離され、回転して簡単に保守が可能な位置760に配置される。
【0057】 高真空ポンプP5(図1)はステーションフランジ206に直接取付けられ、
主チャンバポンプとして機能する。
【0058】 制御システム(図示せず)はバルブ、モータ、センサ、ガス流量計、ポンプ、
レギュレータ、電源などを含め、最低でも1台のコンピュータと前記システムを
制御するプログラマブルロジックコントローラの補数を使用する。ユーザーイン
ターフェース(図示せず)は前記オペレータと前記制御システム間にインターフ
ェースを与える。
【0059】操作 本発明の操作方法は単一基板520の運動を描写することによって説明される
。典型的な例では、基板520は他の24枚の基板と一緒にカセット210に保
持される。この描写として、前記システムは最初その中に基板を持たず、処理済
基板の容器の役割を果たす位置C5にあるアンロードエレベータ321、323
の空カセットはすべてのゲートが閉じられており、C1の装填済みカセットは底
面圧であり、操作準備ができている。空カセットをロードする工程についてはC
1のカセットがどのようにしてロードされるかについての説明を読むことで明ら
かになる。
【0060】 図3Aについて言えば、窒素が前記ロードロックチャンバ101へ徐々に放出
されると、圧力が大気圧(760 Torr)まで上がる。ゲートG1が開き、
大気圧ロボット302が前記カセットを位置C1から持上げ、前記カセットを前
記ロードロックチャンバ101の前に直接移動し、前記ロードロック101へ伸
びて下ろし、前記カセットをC2の前記カセットロケータ303に置く。前記ロ
ボット302は次に自然に引込み、次のカセットの下へ移動し、位置C1へと進
む。ゲートG1は閉じ、密封する。
【0061】 ロードロックチャンバ101は在来のラフィングポンプ(図示せず)を介して
低真空までポンピングをする。バルブV1は開き、前記チャンバではポンプP1
により前記ロードロックチャンバ101内の真空レベルが前記トランスファチャ
ンバ102のそれとほぼ同じになるまでさらにポンピングが行われる。ゲートG
2は開く。
【0062】 真空ロボット310はそのエンドエフェクタ315をロードロックチャンバ1
01へ伸ばし、前記カセットを前記カセットロケータ303から持上げ、引込み
、回転し、前記カセットを真空エレベータ320、322上の位置C3に置き、
前記カセットを前記エレベータ320、322上に下ろす。前記ロボットは次に
エレベータ320、322から引込む。
【0063】 バルブV1およびG2は閉じ、ロードロックチャンバ101は再度大気圧に戻さ
れ、次のカセットがロードできるようにする。
【0064】 真空ロボット310、312が空になると、真空エレベータ320は前記カセ
ットのセンターラインが前記基板トランシット330の運動軸と一致するまで上
昇する。図3Bの代替実施態様では、エレベータ322、323も回転しなけれ
ばならない。基板トランシット330は前記エンドエフェクタ331がそれが遭
遇する(通常前記カセットの25番目のスロット)最初の基板520の内径内に
配置されるまで伸びる。エレベータ320、322は次に前記カセットの上部が
前記基板トランシット330上に吊り下げられている前記基板520から離れる
まで降下する。
【0065】 基板520が前記カセットから離れると、前記エンドエフェクタ331は前記
基板520が確実に保持されるまで伸びる。理想的なことに、基板520はここ
で基板キャリアアセンブリ501に平行な面にある。基板トランシット330は
それが前記基板キャリアアセンブリ501に隣接するまで伸びる。基板トランシ
ット330は次に前記基板520が基板キャリアアセンブリ501の前記3つの
アライメントピックアップ510によって規定された面を共有するまで伸びる。
【0066】 アライメントピックアップ510は前記基板520の外端をつかみ、それによ
ってエンドエフェクタ331に前記基板520を放出させて完全に引込む。一次
ピックアップ511は次に基板520をつかみ、アライメントピックアップ51
0が引込む。
【0067】 基板トランシット330が基板キャリアアセンブリ501から離れると、基板
キャリアアセンブリ501は次の位置S1(第一処理ステーション、図6参照)
に割り出し、前記主チャンバ104内のすべての基板キャリアの同時1ステーシ
ョン割り出しを遂行できる。継続操作時は、各処理ステーションで実行されてい
る処理が完了し、前記ステーションアイソレータ801が引込み位置になるまで
は、割り出しは行われない。そのうえ、前記基板トランシット330が完全に引
込むと、カセットエレベータ320が再度自然に上昇し、次の基板が移動される
。前記基板キャリアアセンブリ501が所定の位置に配置されると、前記カセッ
ト内の次の基板がロードされる。
【0068】 前記割り出し運動を駆動している前記モータが停止すると、ステーションアイ
ソレータ801が動作する。各ステーションは別々のプロセスチャンバ750(
図7)になり、他のすべてのステーションおよび前記主チャンバ104から密閉
隔離され、処理を開始できる。前記技術の知識のある者は1つ以上のプロセスが
必要であり、特殊な特性を持つ基板コーティングを行うには処理の数と種類を変
化させる必要があることが理解できる。前記処理および順序はここには詳細には
開示されていない。典型的な例では、基板520はまず加熱され、次に一連のス
パッタステーションへ進むが、他の種類の処理装置が使用されるのは普通ではな
い。スパッタステーションでは、アルゴンなどの処理ガスが前記密閉プロセスチ
ャンバ750へ放出され、プラズマが発生させられる。各隔離プロセスチャンバ
750は異なるガスを異なる圧力で使用しても他のステーションには影響はない
。基板の両側を同時に処理することが可能である。各プロセスチャンバ内の前記
ガス圧が適切であれば処理が開始する。おのおのの処理が完了すると、前記プロ
セスチャンバは適切に真空にされ、その上でステーションアイソレータ801が
引込めるようになるため、任意のプロセスチャンバ750内のガスが他のステー
ションまたは本システムに混入することがない。
【0069】 作動すると、ステーションアイソレータ801は修理のためにステーションが
開けられるようにする追加機能を持つが、前記主チャンバ104の前記真空環境
を妨げることはない。修理をするには、操作を一時的に中断し、ステーションの
ポンピングを止め、前記ステーションへの電源を取り外、前記ステーションから
窒素を除去し、圧力を大気圧にする。前記バレルが前記アイソレータ801から
外されると、前記バレルまたは前記ステーション内へのアクセスが可能になる。
修理後、前記ステーションは閉じられ、前記プロセスチャンバが低真空にまで、
次いで高真空までポンピングされる。前記チャンバ104およびその他のステー
ションの吐き出しが避けられると、休止時間が短縮される。
【0070】 前記基板520が各ステーションに到達し、トランスファチャンバ102に戻
った後は、基板トランシット340が伸び、そのエンドエフェクタ341を前記
処理済基板520の内径内に配置する。前記一次ピックアップは前記基板520
から引っ込められ、前記基板520を前記エンドエフェクタ341に噛み合った
状態にしておく。基板トランシット340は位置C5のエレベータ321、32
3上の前記アンロードカセット内の最初に使用可能なスロット上の位置まで引込
む。
【0071】 位置C5の前記カセットは前記アンロード基板トランシット340の前記基板
520が前記カセット内に入るまで持上げられる。前記エンドエフェクタ341
は次に前記基板520から外され、前記基板トランシット340が引っ込められ
、前記基板520が前記カセット210に入った状態にしておく。前記アンロー
ドエレベータ321、323は次に降下し、次の基板520が前記基板キャリア
501から外されるまで待つ。
【0072】 位置C3の前記カセットが空になると、カセットは位置C4へ移動し、位置C
2の前記ロードロックチャンバ101の前記カセットが位置C3へ移動する。C
5の前記カセットが満杯になると、カセットは位置C6の前記アンロードロック
チャンバ103へ移動し、C4の前記空カセットが位置C5へ移動する。前記カ
セットが前記アンロードロックチャンバ102に配置されると、前記バルブV2
およびG3は閉じられ、前記アンロードロックチャンバ103が徐々に真空にさ
れる。圧力が大気圧になると、ゲートバルブG4が開き、前記環境ロボット30
2が前記カセットを除去する。
【0073】 このように、本発明を実践することにより、システムと方法は高品質の薄膜を
持つ基板をより経済的な方法で、より簡単に保守が可能な処理システムを使った
処理のために用意されている。
【0074】 本発明は特定の実施態様を参照してここに説明されているが、本発明の意図か
ら逸脱せずに変更を加え得ることは理解されるであろう。したがって、本発明の
範囲は次の特許請求の範囲によって定義されている。 図面の簡単な説明 図1 本装置の好ましい実施態様の平面図である。 図2 図1の実施態様の矢印2−2の方向の側面図である。 図3A 双ロボット移送チャンバを特徴としたロボット移送装置の詳細を示す、
図1の実施態様を通る図2の平面3−3に沿った断面の平面図である。 図3B 単ロボット移送チャンバを特徴としたロボット移送装置のもう一つの実
施態様を通る平面3−3に沿った断面の平面図である。 図3C 移送チャンバを示す図3Aの拡大図である。 図4 図1の実施態様を通る図2の平面4−4に沿った断面の前端面図である。
図5A 基板搬器アセンブリの好ましい実施態様の立面図である。 図5B 基板を整列し支持するための整列ピックアップの好ましい実施態様の概
略図である。 図5C 基板を支える第一ピックアップの好ましい実施態様の概略図である。 図6 図1の実施態様を通る平面6−6に沿った断面の側面図である。 図7 主チャンバの移送手段を示す、図1の実施態様を通る平面7−7に沿った
断面の部分側面図である。 図8A ステーションアイソレータの好ましい実施態様を通る図4の平面8A−
8Aに沿った断面の前方断面図である。 図8B ステーションアイソレータの好ましい実施態様の図8Aの平面8B−8
Bに沿った側断面図である。 図8C 図8Bの伸縮継手の拡大図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/68 H01L 21/68 A G S Fターム(参考) 4K029 AA09 AA24 BC07 BD11 DA01 DC00 KA02 KA05 KA09 5D112 AA24 KK02 5D121 AA02 JJ03 5F031 CA01 CA02 CA05 DA01 FA01 FA03 FA07 FA11 FA12 FA14 FA15 FA18 FA19 GA02 GA13 GA14 GA15 GA38 GA43 GA48 GA49 GA50 GA60 HA24 HA27 HA30 HA45 HA50 HA57 HA60 KA02 KA11 LA13 MA03 MA06 MA13 MA15 MA29 NA04 NA05 NA07 PA06 PA11 PA26

Claims (76)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1枚の基板を通過させるロードロックチャンバと
    、 少なくとも1枚の基板を通過させるアンロードロックチャンバと、 基板を該ロードロックチャンバからトランスファチャンバへと移動し、該基板
    を該トランスファチャンバから該アンロードロックチャンバへと移動する真空ロ
    ボットと、 基板が基板キャリアとの間で往復するトランスファチャンバと、 該トランスファチャンバ内の基板輸送路の動作軸上に該基板を位置付けるため
    の真空エレベータと、 個々の基板を基板キャリアとの間で往復移動させる基板輸送路と、 基板を主真空チャンバを巡って移動させる基板キャリアと、 該基板キャリアを主真空チャンバを巡って案内する、鉛直に配向されたトラッ
    ク型行路と、 処理ステーションを有する少なくとも1つの主チャンバモジュールを含み、数
    個の主チャンバモジュールを含むまで拡張可能な主真空チャンバと、 を含む基板輸送システム。
  2. 【請求項2】 前記処理ステーションの各側部上に、 処理気体を送出し、前記基板キャリアの各側部に対してシール可能であるステ
    ーションアイソレータと、 該ステーションを外部環境からシールする処理モジュールと、 をさらに含み、該処理ステーションと、基板キャリアにシールされた各側部上の
    該ステーションアイソレータと、各側部上の該処理モジュールとが共に処理チャ
    ンバを形成する請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記各ステーションアイソレータのそれぞれが、該アイソレ
    ータを前記基板キャリアにシールして該キャリア内の基板を前記主真空チャンバ
    の他部分から密封隔離するように伸縮可能である伸縮継手を含む請求項2に記載
    のシステム。
  4. 【請求項4】 前記ステーションアイソレータが、該ステーションアイソレ
    ータの周囲に円形パターンにてオリフィスを有して、前記処理気体を送出する請
    求項3に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記ステーションアイソレータを搭載フランジとして利用可
    能である請求項3に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記処理モジュールが、 処理源と、 該処理源の一方の側部から延在する内管と、 該内管の周囲に位置し、該内管の軸と平行な軸を有する外管と、 該内管を該外管に接続するユーティリティ配管と、 を含む処理バレル部と、 を含み、該内管内の空間が、該内管の外側空間、該ユーティリティ配管および該
    外管の内部から密封隔離されている請求項2に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記内管が周囲圧力に保たれ、前記ユーティリティ配管が、
    該内管内にユーティリティを導入する請求項6に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記処理源がスパッタリング源を含む請求項6に記載のシス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記基板キャリアが、前記基板を該基板キャリア内の中央に
    位置付けるピックアップの第1および第2のセットを含む請求項2に記載のシス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記ピックアップの第1の組が、前記キャリアが前記主真
    空チャンバを巡って移動する際に、基板をバネの力により中央に挟持してその外
    縁を確実に保持することにより基板を保持する複数の主要ピックアップを含み、 前記ピックアップの第2の組が、該基板が該主要ピックアップにより適切に保
    持されるように延出して該基板を位置付け、該基板が該主要ピックアップにより
    保持されると後退する、該基板キャリアの周囲に配置された複数の位置決めピッ
    クアップを含む請求項9に記載のシステム。
  11. 【請求項11】 前記処理ステーションが、前記バレル部が前記主真空チャ
    ンバから分離される際に該バレル部を支持するステーション摺動部をさらに含む
    請求項2に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 各処理チャンバが通気可能であり、それにより前記処理モ
    ジュールが前記ステーションアイソレータから分離され得る請求項11に記載の
    システム。
  13. 【請求項13】 前記主真空チャンバが、少なくとも1つの処理ステーショ
    ンをそれぞれ有し、かつ別の主チャンバモジュールおよび前記トランスファチャ
    ンバと嵌合可能である複数の主チャンバモジュールを含む請求項2に記載のシス
    テム。
  14. 【請求項14】 前記処理モジュールのそれぞれが、専用の高真空ポンプを
    有し、他の該処理モジュールとは独立してコーティング処理を実行可能である請
    求項13に記載のシステム。
  15. 【請求項15】 前記処理モジュールのさまざまなモジュールが、異なる処
    理専用である請求項14に記載のシステム。
  16. 【請求項16】 前記処理チャンバが、高真空ポンプを支持することができ
    る請求項1に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 前記主真空チャンバ、前記ロードロックチャンバおよび前
    記アンロードロックチャンバのそれぞれが、それぞれの低真空ポンプとそれぞれ
    の高真空ポンプとを有する請求項1に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 前記トランスファチャンバが高真空ポンプを有する請求項
    1に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 前記ロードロックチャンバ内にカセットを挿入し、前記ア
    ンロードロックチャンバから該カセットを取出すための搬送手段をさらに含む請
    求項1に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 前記基板キャリアを前記行路上に支持および移動するため
    の移送手段をさらに含む請求項1に記載のシステム。
  21. 【請求項21】 前記移送手段を断続的に位置合わせすることにより、前記
    基板キャリアすべてのステーションごとの位置合わせを同時に行うための手段を
    さらに含む請求項20に記載のシステム。
  22. 【請求項22】 前記基板搬送路が、基板の中心穴内に位置付け可能であり
    、該基板の中心を確実に保持するように伸縮性であるエンドエフェクタを有して
    、基板を前記カセットから前記基板キャリアに移動させる請求項1に記載のシス
    テム。
  23. 【請求項23】 基板処理システムであって、 主真空チャンバと、 該主真空チャンバに隣接した少なくとも1つの処理ステーションと、 第1の密閉可能なドアを付設したロード入口開口部と、第2の密閉可能なドア
    を付設したロード出口開口部を有するロードロックチャンバと、 第3の密閉可能なドアを付設したアンロード入口開口部と、第4の密閉可能な
    ドアを付設したアンロード出口開口部を有するアンロードロックチャンバと、 前記基板を前記ロードロックチャンバ内部からトランスファチャンバ内部へと
    搬送し、該基板を該トランスファチャンバ内部から該アンロードロックチャンバ
    内部へと搬送するためのトランスファチャンバ移送手段と、 該第2のドアに隣接する入り口開口部と、該第3のドアに隣接する出口開口部
    とを有し、該主真空チャンバに開口しているトランスファチャンバと、 該トランスファチャンバ移送手段から主チャンバ移送手段へ、および該主チャ
    ンバ移送手段から該トランスファチャンバ移送手段へと該基板を搬送するための
    トランスファチャンバロードおよびアンロード手段と、 一方の側部上に第1のシール手段を有する複数の各基板キャリアを含み、該基
    板を該少なくとも1つの処理ステーションとの間を往復して搬送する可撓性環状
    運搬手段に装着され、該運搬手段上に位置する該基板すべてのステーション毎の
    位置合わせを同時に行うことにより、各基板が該処理ステーションのそれぞれに
    おいて連続的に処理され、同時に該基板が他の該処理ステーションのいずれかあ
    るいはすべてにおいても処理されている主チャンバ移送手段と、 を含み、該少なくとも1つの処理ステーションが、作動されると該第1のシール
    手段と係合してシールを形成することにより該処理ステーションを該主真空チャ
    ンバから隔離する第2のシール手段を備えたステーションアイソレータを一方の
    側部上に有しているシステム。
  24. 【請求項24】 前記トランスファチャンバ移送手段が、基板を前記トラン
    スファチャンバ内に確実に支持し、移送し、位置付けるためのエンドエフェクタ
    を含む請求項23に記載のシステム。
  25. 【請求項25】 前記基板を前記ロードロックチャンバ内に導入し、基板を
    前記アンロードロックチャンバから前記システム外に取出すための大気ロボット
    手段をさらに含む請求項24に記載のシステム。
  26. 【請求項26】 前記大気ロボット手段が、基板を含むカセットを移送時に
    確実に支持するためのエンドエフェクタを含む請求項25に記載のシステム。
  27. 【請求項27】 前記トランスファチャンバロードおよびアンロード手段が
    、鉛直移送手段と水平移送手段とを含む請求項24に記載のシステム。
  28. 【請求項28】 前記鉛直移送手段が、前記基板を前記水平移送手段に係合
    するように位置付ける請求項27に記載のシステム。
  29. 【請求項29】 前記鉛直移送手段が、前記水平移送手段の動作を遮らない
    ように下位位置まで降下することができる請求項27に記載のシステム。
  30. 【請求項30】 前記鉛直移送手段が複数のエンドエフェクタを含んで、鉛
    直方向の輸送時に前記基板を確実に支持することができる請求項27に記載のシ
    ステム。
  31. 【請求項31】 前記水平移送手段が、前記基板の中心穴内に位置付けられ
    、かつ作動されるとこれを確実に保持するエンドエフェクタを含む請求項27に
    記載のシステム。
  32. 【請求項32】 前記エンドエフェクタが、前記鉛直移送手段の鉛直方向の
    動作を干渉しない第1の位置に位置付けられ得る請求項31に記載のシステム。
  33. 【請求項33】 前記エンドエフェクタが、前記主チャンバ移送手段に直接
    隣接した第2の位置に位置付けられ得る請求項32に記載のシステム。
  34. 【請求項34】 前記エンドエフェクタが、ピックアップ対象である基板の
    平面内にさらに位置付けられ得る請求項31に記載のシステム。
  35. 【請求項35】 前記基板が中心穴を有する請求項23に記載のシステム。
  36. 【請求項36】 前記主チャンバ移送手段が、前記基板の前記処理ステーシ
    ョンとの往復移送時および該基板が該処理ステーション内にある間、それぞれが
    該基板および1枚を確実に保持することができる複数の基板キャリアを含む請求
    項23に記載のシステム。
  37. 【請求項37】 前記基板キャリアのそれぞれが、前記基板の1枚の外周部
    上に位置する複数地点を選択的に係合する複数の主要ピックアップを含むことに
    より、該基板の該キャリア内への配置、該キャリアからの除去、および該キャリ
    アによる支持を可能にする請求項36に記載のシステム。
  38. 【請求項38】 前記主要ピックアップがそれぞれ、前記基板を縁沿いに係
    合する浅い「V」型縁部を含む請求項37に記載のシステム。
  39. 【請求項39】 前記基板キャリアのそれぞれが、前記基板が該キャリア内
    に配置されてから前記主要ピックアップにより係合される前に、該基板の1枚の
    外周部上に位置する複数地点を選択的に係合することにより、該主要ピックアッ
    プにより係合されるように該基板を位置決めする機能を果たし、該主要ピックア
    ップが該基板を係合したら該基板から後退する複数の位置決めピックアップを含
    む請求項37に記載のシステム。
  40. 【請求項40】 前記位置決めピックアップがそれぞれ、前記主要ピックア
    ップの前記「V」型溝よりも深い「V」型縁部を含んで、前記基板を縁沿いに係
    合し、該基板を前記キャリア内中央にさらに正確に位置付ける請求項39に記載
    のシステム。
  41. 【請求項41】 前記キャリアが前記トランスファチャンバ内のロード/ア
    ンロード位置に位置付けられると、前記基板が前記キャリアから除去され、該キ
    ャリア上に搭載される請求項36に記載のシステム。
  42. 【請求項42】 前記主真空チャンバ、前記ロードロックチャンバ、および
    前記アンロードロックチャンバが、低真空ポンプ手段および高真空ポンプ手段を
    さらに含む請求項23に記載のシステム。
  43. 【請求項43】 前記トランスファチャンバが専用の高真空ポンプを含む請
    求項42に記載のシステム。
  44. 【請求項44】 前記処理ステーションの幾つかがそれぞれ専用の高真空ポ
    ンプを含むことにより、該処理ステーションのうち選択されたステーション内に
    おいて真空コーティング処理を実行可能となっている請求項23に記載のシステ
    ム。
  45. 【請求項45】 前記処理ステーションのそれぞれが特定処理専用であり、
    該処理ステーションのうちのさまざまなステーションにおいて一般に異なる処理
    が行われている請求項23に記載のシステム。
  46. 【請求項46】 前記処理ステーションが略矩形状に配列され、前記ロック
    チャンバおよび前記トランスファチャンバがその一端部に配置される請求項23
    に記載のシステム。
  47. 【請求項47】 前記主チャンバ移送手段が、該主チャンバ移送手段を断続
    的に位置合わせすることにより、該主チャンバ内の前記基板すべてについてステ
    ーション毎の位置合わせを同時に行う請求項23に記載のシステム。
  48. 【請求項48】 前記シール手段の1つがエラストマシールを含む請求項2
    3に記載のシステム。
  49. 【請求項49】 前記第2のシール手段を作動して前記処理ステーション内
    のポンプ注入を中断し、該処理ステーションが大気圧に達するまで不活性気体を
    投入することにより、各処理ステーションを通気する請求項23に記載のシステ
    ム。
  50. 【請求項50】 前記ステーションアイソレータが、前記処理ステーション
    内の前記基板に対して均一に処理気体を送出する送出システムを含む請求項23
    に記載のシステム。
  51. 【請求項51】 前記送出システムが、微粒子物質による前記シール表面の
    汚染と該シール性能の劣化とを防止するように前記処理気体を方向付ける請求項
    50に記載のシステム。
  52. 【請求項52】 前記処理ステーションが、1対の前記ステーションアイソ
    レータと共に主チャンバから隔離されて独立した処理チャンバを形成する処理バ
    レル部を各側部上に含む請求項23に記載のシステム。
  53. 【請求項53】 前記処理バレル部が、管により前記システムの外部と連通
    している源格納部を同軸状に懸架する請求項52に記載のシステム。
  54. 【請求項54】 前記管によりユーティリティを前記源に送出することがで
    きる請求項53に記載のシステム。
  55. 【請求項55】 前記処理バレル部が、該バレル部が前記ステーションアイ
    ソレータから分離される際、あるいは該ステーションアイソレータが前記主真空
    チャンバから分離される際に該バレルを支持するステーション摺動部に装着され
    得る請求項52に記載のシステム。
  56. 【請求項56】 前記ステーションアイソレータを搭載フランジとして利用
    可能である請求項23に記載のシステム。
  57. 【請求項57】 前記運搬手段が、鉛直に配向された行路を含んで前記基板
    キャリアの移動を案内する請求項23に記載のシステム。
  58. 【請求項58】 前記基板キャリアを支持して前記主真空チャンバの周囲を
    移動する輸送手段をさらに含む請求項57に記載のシステム。
  59. 【請求項59】 基板をロードロックチャンバ内に搭載するステップと、 該ロードロックチャンバを隔離するステップと、 該ロードロックチャンバに高真空をポンプ注入するステップと、 該ロードロックチャンバをトランスファチャンバと連通させるステップと、 該基板を該ロードロックチャンバから該トランスファチャンバ内部のトランス
    ファチャンバロード手段に移送するステップと、 該トランスファチャンバロード手段を用いて該基板を主チャンバ移送手段上の
    ロード/アンロード位置に配置するステップと、 該基板を該主チャンバ移送手段内に懸架するステップと、 該基板が該処理ステーションの少なくとも1つにおいて処理されて該ロード/
    アンロード位置に戻るまで、該主チャンバ移送手段を複数の処理ステーションの
    それぞれに順次位置付けするステップと、 トランスファチャンバンロード手段を用いて該処理された基板を該主チャンバ
    移送手段から取出すステップと、 該処理された基板をトランスファチャンバからアンロードロックチャンバへ移
    送するステップと、 該処理された基板を該アンロードロックチャンバから取出すステップと、 を含む基板処理方法。
  60. 【請求項60】 前記ロードロックチャンバを隔離するステップが、ドアを
    閉鎖してシールするステップを含む請求項59に記載の方法。
  61. 【請求項61】 前記ロードロックチャンバをポンプ注入するステップが、
    第1の弁を開口して該チャンバに低真空をポンプ注入し、第2の弁を開口して該
    チャンバに高真空をポンプ注入して該第1の弁を閉鎖するステップを含む請求項
    59に記載の方法。
  62. 【請求項62】 前記ロードロックチャンバをトランスファチャンバと連通
    させるステップが、該ロードロックチャンバと該トランスファチャンバとの間の
    ドアを開口するステップを含む請求項59に記載の方法。
  63. 【請求項63】 前記基板を懸架するステップが、前記主チャンバ移送手段
    に配置された複数の位置決めピックアップを用いて、該基板をその該縁部で係合
    し、かつ該基板を該ピックアップが規定する平面内に位置付けるステップと、前
    記搭載側の水平移送手段を離脱および後退させるステップと、該主チャンバ移送
    手段に配置された複数の主要なピックアップにより、該基板を外縁部にて係合し
    て、該位置決めピックアップを後退させ、前記処理ステーションのそれぞれに移
    動する間も該基板を支持するステップとを含む請求項59に記載の方法。
  64. 【請求項64】 前記順次位置合わせするステップが、モーターを用いるこ
    とにより、前記主チャンバ移送手段により移送される前記基板すべてをステーシ
    ョン毎に同時に位置合わせすることができる請求項59に記載の方法。
  65. 【請求項65】 前記順次位置合わせするステップが、前記処理ステーショ
    ンの他のステーションで同時に行われている処理とは区別して、それぞれの処理
    ステーション内の基板について処理を行う請求項59に記載の方法。
  66. 【請求項66】 前記順次位置合わせするステップが、ステーションアイソ
    レータにより動的シールを該主チャンバ移送手段の各側部上に位置する前記主チ
    ャンバ移送手段の静的シール上に押付けて、前記処理ステーションをその周囲か
    ら隔離してシールを形成することにより、処理チャンバを形成するステップと、
    該ステーションアイソレータを介して処理気体を該処理チャンバ内に前記基板に
    対して均一に送出して、該処理を開始し、該処理を完了し、該処理ステーション
    から該気体の大部分を排気して、該動的シールを該静的シールから後退させるこ
    とにより、該処理ステーションの隔離状態を解除するステップとを含む請求項6
    5に記載の方法。
  67. 【請求項67】 前記排気ステップが、前記処理ステーションと連通してい
    るポンプを使用する請求項66に記載の方法。
  68. 【請求項68】 前記トランスファチャンバンロード手段を使用するステッ
    プが、エンドエフェクタが前記基板の平面内に位置付けられるまでアンロード側
    の水平移送手段を延出するステップと、該基板が該エンドエフェクタに係合した
    状態で前記主要ピックアップを後退させるステップと、該基板がアンロード側の
    鉛直移送手段上に位置するまで該アンロード側の水平移送手段を後退させるステ
    ップと、該基板を持ち上げて該エンドエフェクタを該基板から離脱させ、該アン
    ロード側の水平移送手段を後退させて該基板を降下させるステップを含む請求項
    59に記載の方法。
  69. 【請求項69】 各位置合わせステップの後に、前記トランスファチャンバ
    ロード手段を用いるステップを繰返して、前記基板の1枚を前記主チャンバ移送
    手段上に配置するステップをさらに含む請求項59に記載の方法。
  70. 【請求項70】 前記基板を搭載するステップが、第1の移送手段を用いて
    基板を前記ロードロックチャンバ内に搭載して該基板を複数のピックアップ上に
    くるまで降下させた後、該第1の移送手段を該ロードロックチャンバから後退さ
    せる請求項59に記載の方法。
  71. 【請求項71】 前記基板を前記ロードロックチャンバから移送するステッ
    プが、第2の移送手段を用いてエンドエフェクタを該ロードロックチャンバ内に
    基板の下まで延出し、該複数のピックアップから該基板を持ち上げて、該基板を
    該トランスファチャンバ内に移動し、該基板を搭載側の鉛直移送手段上に位置付
    ける請求項70に記載の方法。
  72. 【請求項72】 前記トランスファチャンバロード手段を用いるステップが
    、 前記基板を保持するカセットを提供するステップと、 前記搭載側の鉛直移送手段を用いて該カセットを持ち上げて、搭載側の水平移
    送手段がエンドエフェクタを該基板の中央穴内に延出してこれを係合できるよう
    にするステップと、 該搭載側の鉛直移送手段を用いて、該搭載側の水平移送手段が前記主チャンバ
    移送手段の前記ロード/アンロード位置まで延出しても該搭載側の水平移送手段
    を干渉しない位置まで該カセットを降下させ、該基板を該主チャンバ移送手段内
    の位置に配置するステップと、 をさらに含む請求項71に記載の方法。
  73. 【請求項73】 前記トランスファチャンバロード手段を用いるステップに
    より前記基板のすべてをカセットから搭載した後、前記第2の移送手段を用いて
    該空となったカセットを待機位置まで移動し、未処理基板を搭載した新たなカセ
    ットを前記搭載側の鉛直移送手段上まで移動するステップをさらに含む請求項7
    2に記載の方法。
  74. 【請求項74】 前記空カセットを前記待機位置から前記アンロード側の鉛
    直移送手段上の位置まで移動して前記処理済基板を収容するステップをさらに含
    む請求項73に記載の方法。
  75. 【請求項75】 前記収容ステップにより収容カセットを満載にした後、ア
    ンロードロックチャンバを介して前記システムから該満載カセットを取出すステ
    ップをさらに含む請求項74に記載の方法。
  76. 【請求項76】 前記トランスファチャンバロード手段を用いるステップに
    より、前記基板を前記基板輸送路上に搬送して前記カセット上から該基板がなく
    なるまでエレベータを降下し、 前記懸架するステップが、 エンドエフェクタを、該基板が確実に保持されるまで伸長するステップと、 該基板輸送路を、該基板の平面が前記基板キャリア内の複数の位置決めピッ
    クアップにより規定される平面を共用するまで延出するステップと、 該基板を該位置決めピックアップで把持することにより、該エンドエフェク
    タが該基板を解放してその待機位置まで後退するステップと、 該基板を複数の主要ピックアップで把持し、該位置決めピックアップを後退
    させるステップと、 を含む請求項70に記載の方法。
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