JPH072206Y2 - 用紙送り装置 - Google Patents
用紙送り装置Info
- Publication number
- JPH072206Y2 JPH072206Y2 JP10604186U JP10604186U JPH072206Y2 JP H072206 Y2 JPH072206 Y2 JP H072206Y2 JP 10604186 U JP10604186 U JP 10604186U JP 10604186 U JP10604186 U JP 10604186U JP H072206 Y2 JPH072206 Y2 JP H072206Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- pinch roller
- printing unit
- discharge path
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Advancing Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ジヤーナル用紙、レシート用紙等に印字す
るとともに外部から差し込んだ伝票等にも印字すること
ができる印字機の用紙送り装置に関する。
るとともに外部から差し込んだ伝票等にも印字すること
ができる印字機の用紙送り装置に関する。
従来の技術 まず、従来例を第３図及び第４図に基づいて説明する。
１は印字部で、この印字部１はプラテン２とドツトプリ
ンタヘツド３とよりなる。この印字部１の上流側には給
紙経路４が設けられ、下流側には排紙経路５が設けられ
ている。これらの給紙経路４及び排紙経路５は、それぞ
れ二枚の案内板６を対向させてなり、レシート用紙７と
ジヤーナル用紙８とを搬送するものである。また、排紙
経路５とリボンカセツト９との間には伝票10等を外部か
ら印字部１に導く手差給紙経路11が設けられている。さ
らに、排紙経路５を間に対向する複数のフイードローラ
12とピンチローラ13とが設けられている。さらに、排紙
経路５と手差給紙経路11との間に印字部１に向けて延出
する案内片51が設けられている。
１は印字部で、この印字部１はプラテン２とドツトプリ
ンタヘツド３とよりなる。この印字部１の上流側には給
紙経路４が設けられ、下流側には排紙経路５が設けられ
ている。これらの給紙経路４及び排紙経路５は、それぞ
れ二枚の案内板６を対向させてなり、レシート用紙７と
ジヤーナル用紙８とを搬送するものである。また、排紙
経路５とリボンカセツト９との間には伝票10等を外部か
ら印字部１に導く手差給紙経路11が設けられている。さ
らに、排紙経路５を間に対向する複数のフイードローラ
12とピンチローラ13とが設けられている。さらに、排紙
経路５と手差給紙経路11との間に印字部１に向けて延出
する案内片51が設けられている。
そして、第４図に示すように、案内片51はフレーム52に
取付けられている。また、フイードローラ12の軸14の両
端を支承するフレーム52に外側に屈曲する屈曲片19が形
成され、ピンチローラ13の軸15を支承するフリーレバー
53には屈曲片19に係合する凹部24が形成されている。さ
らに、フレーム52とフリーレバー53とに形成した発条掛
け片20,25には発条32が張設されている。軸15にはピン
チローラ13の軸方向の動きを固定する止め輪54と、フリ
ーレバー53に対する軸15の軸方向の動きを固定する止め
輪55とが止着されている。
取付けられている。また、フイードローラ12の軸14の両
端を支承するフレーム52に外側に屈曲する屈曲片19が形
成され、ピンチローラ13の軸15を支承するフリーレバー
53には屈曲片19に係合する凹部24が形成されている。さ
らに、フレーム52とフリーレバー53とに形成した発条掛
け片20,25には発条32が張設されている。軸15にはピン
チローラ13の軸方向の動きを固定する止め輪54と、フリ
ーレバー53に対する軸15の軸方向の動きを固定する止め
輪55とが止着されている。
このようなものは、給紙経路４から給紙されたレシート
用紙７とジヤーナル用紙８とを印字部１により印字し、
フイードローラ12とピンチローラ13とにより挾持して排
紙経路５から排紙し、必要に応じて外部から挿入した伝
票10を手差給紙経路11により印字部１に導き印字する。
このときに、案内片51により伝票10の浮きを押さえて印
字部１に案内する。
用紙７とジヤーナル用紙８とを印字部１により印字し、
フイードローラ12とピンチローラ13とにより挾持して排
紙経路５から排紙し、必要に応じて外部から挿入した伝
票10を手差給紙経路11により印字部１に導き印字する。
このときに、案内片51により伝票10の浮きを押さえて印
字部１に案内する。
考案が解決しようとする問題点 しかし、案内片51が独立的に形成されてフレーム52に取
付けられ、ピンチローラ13の軸方向の動きを固定するた
めに複数の止め輪54を必要とするので、部品点数及び組
立工数が増加する欠点を有している。
付けられ、ピンチローラ13の軸方向の動きを固定するた
めに複数の止め輪54を必要とするので、部品点数及び組
立工数が増加する欠点を有している。
問題点を解決するための手段 印字部の下流側にジヤーナル用紙又はレシート用紙の排
紙経路を間にして対向するフイードローラとピンチロー
ラとを設け、このピンチローラを間にして前記排紙経路
に対向配置されて前記印字部に向かう手差給紙経路を設
け、前記ピンチローラの軸の両端を支承するフリーレバ
ーを前記フイードローラ側に付勢して変位自在に設け、
前記ピンチローラの両端部に対して所定の隙間を開けて
対向するストツパ面と前記手差排紙経路に対して所定の
隙間を開けて対向する紙押え面とを有して前記印字部に
向けて延出する複数の案内片を前記フリーレバーに一体
に形成する。
紙経路を間にして対向するフイードローラとピンチロー
ラとを設け、このピンチローラを間にして前記排紙経路
に対向配置されて前記印字部に向かう手差給紙経路を設
け、前記ピンチローラの軸の両端を支承するフリーレバ
ーを前記フイードローラ側に付勢して変位自在に設け、
前記ピンチローラの両端部に対して所定の隙間を開けて
対向するストツパ面と前記手差排紙経路に対して所定の
隙間を開けて対向する紙押え面とを有して前記印字部に
向けて延出する複数の案内片を前記フリーレバーに一体
に形成する。
作用 したがつて、レシート用紙、ジヤーナル用紙等は給紙経
路から排紙経路に搬送される過程で印字部により印字さ
れる。また、伝票等に印字するときは、伝票等を手差給
紙経路により印字部に導く。このときに伝票等の手差給
紙経路からの浮きを案内片が有する紙押え面により押さ
える。そして、案内片が有するストツパ面とピンチロー
ラの軸方向の動きを固定する。
路から排紙経路に搬送される過程で印字部により印字さ
れる。また、伝票等に印字するときは、伝票等を手差給
紙経路により印字部に導く。このときに伝票等の手差給
紙経路からの浮きを案内片が有する紙押え面により押さ
える。そして、案内片が有するストツパ面とピンチロー
ラの軸方向の動きを固定する。
実施例 この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。第３図
及び第４図において説明した部分と同一部分は同一符号
を用い説明も省略する。相対向するフレーム16には、フ
イードローラ12の軸14を軸受17を介して保持するＵ字形
の切欠18と、外側に屈曲する屈曲片19と、発条掛け片20
と、ピンチローラ13の軸15に係合する切欠21とが形成さ
れている。そして、フリーレバー22の両側には、複数の
ピンチローラ13を回転自在に保持する軸15の両端を保持
する孔23と、屈曲片19に係合する凹部24と、外側に屈曲
する発条掛け片25とが形成され、また、中間部には、ピ
ンチローラ13を下方へ突出させる開口26と、印字部１に
向けて延出する複数の案内片27と、軸15に形成した環状
溝28に係合する突片29とが形成され、さらに一側に寄せ
て把手30が形成れている。案内片27にはピンチローラ13
の両端面に多少の隙間を開けて対向するストツパ面31と
手差給紙経路11に対して所定の隙間を開けて対向する紙
押え面31aとが一体に形成されている。また、発条掛け
片20,25には発条32が張設されている。
及び第４図において説明した部分と同一部分は同一符号
を用い説明も省略する。相対向するフレーム16には、フ
イードローラ12の軸14を軸受17を介して保持するＵ字形
の切欠18と、外側に屈曲する屈曲片19と、発条掛け片20
と、ピンチローラ13の軸15に係合する切欠21とが形成さ
れている。そして、フリーレバー22の両側には、複数の
ピンチローラ13を回転自在に保持する軸15の両端を保持
する孔23と、屈曲片19に係合する凹部24と、外側に屈曲
する発条掛け片25とが形成され、また、中間部には、ピ
ンチローラ13を下方へ突出させる開口26と、印字部１に
向けて延出する複数の案内片27と、軸15に形成した環状
溝28に係合する突片29とが形成され、さらに一側に寄せ
て把手30が形成れている。案内片27にはピンチローラ13
の両端面に多少の隙間を開けて対向するストツパ面31と
手差給紙経路11に対して所定の隙間を開けて対向する紙
押え面31aとが一体に形成されている。また、発条掛け
片20,25には発条32が張設されている。
このような構成において、伝票10に印字するときは、伝
票10を手差給紙経路11から印字部１に差し込んで行う。
このときに、伝票10は案内片27が有する紙押え面31aに
より上方への浮きを押さえられ案内板６に干渉すること
なく印字部１に導かれる。
票10を手差給紙経路11から印字部１に差し込んで行う。
このときに、伝票10は案内片27が有する紙押え面31aに
より上方への浮きを押さえられ案内板６に干渉すること
なく印字部１に導かれる。
ピンチローラ13の組立に際しては、軸15を一端からフリ
ーレバー22の一側の孔23に通し、続いて複数のピンチロ
ーラ13に通し、さらに反対側の孔23に通し、突片29を倒
して軸15の環状溝28に係合する。これにより、軸15の軸
方向の動きが固定される。また、ストツパ面31はピンチ
ローラ13の両端面に対向して軸方向の動きを固定する。
このように、止め輪を用いることなく軸15及びピンチロ
ーラ13の軸方向の動きを固定することができ、また、案
内片27もフリーレバー22に一体的に形成されているた
め、部品点数及び組立工数を低減することができる。
ーレバー22の一側の孔23に通し、続いて複数のピンチロ
ーラ13に通し、さらに反対側の孔23に通し、突片29を倒
して軸15の環状溝28に係合する。これにより、軸15の軸
方向の動きが固定される。また、ストツパ面31はピンチ
ローラ13の両端面に対向して軸方向の動きを固定する。
このように、止め輪を用いることなく軸15及びピンチロ
ーラ13の軸方向の動きを固定することができ、また、案
内片27もフリーレバー22に一体的に形成されているた
め、部品点数及び組立工数を低減することができる。
考案の効果 この考案は上述のように構成したので、手差給紙経路に
挿入された印字用紙を印字部に導く案内片の一面となる
ストツパ面を利用してピンチローラの軸方向の動きを固
定することができ、しかも、これらの案内片をフリーレ
バーに一体的に形成したことにより、部品点数及び組立
工数を低減することができる効果を有する。
挿入された印字用紙を印字部に導く案内片の一面となる
ストツパ面を利用してピンチローラの軸方向の動きを固
定することができ、しかも、これらの案内片をフリーレ
バーに一体的に形成したことにより、部品点数及び組立
工数を低減することができる効果を有する。
第１図及び第２図はこの考案の一実施例を示すもので、
第１図は分解斜視図、第２図は縦断側面図、第３図及び
第４図は従来例を示すもので、第３図は縦断側面図、第
４図は分解斜視図である。 １…印字部、４…給紙経路、５…排紙経路、７…レシー
ト用紙、８…ジヤーナル用紙、11…手差給紙経路、12…
フイードローラ、13…ピンチローラ、15…ピンチローラ
の軸、22…フリーレバー、27…案内片、31…ストツパ
面、31a…紙押え面
第１図は分解斜視図、第２図は縦断側面図、第３図及び
第４図は従来例を示すもので、第３図は縦断側面図、第
４図は分解斜視図である。 １…印字部、４…給紙経路、５…排紙経路、７…レシー
ト用紙、８…ジヤーナル用紙、11…手差給紙経路、12…
フイードローラ、13…ピンチローラ、15…ピンチローラ
の軸、22…フリーレバー、27…案内片、31…ストツパ
面、31a…紙押え面
Claims (1)
- 【請求項１】印字部の下流側にジヤーナル用紙又はレシ
ート用紙の排紙経路を間にして対向するフイードローラ
とピンチローラとを設け、このピンチローラを間にして
前記排紙経路に対向配置されて前記印字部に向かう手差
給紙経路を設け、前記ピンチローラの軸の両端を支承す
るフリーレバーを前記フイードローラ側に付勢して変位
自在に設け、前記ピンチローラの両端部に対して所定の
隙間を開けて対向するストツパ面と前記手差排紙経路に
対して所定の隙間を開けて対向する紙押え面とを有して
前記印字部に向けて延出する複数の案内片を前記フリー
レバーに一体に形成したことを特徴とする用紙送り装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10604186U JPH072206Y2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | 用紙送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10604186U JPH072206Y2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | 用紙送り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6311841U JPS6311841U (ja) | 1988-01-26 |
| JPH072206Y2 true JPH072206Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=30981036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10604186U Expired - Lifetime JPH072206Y2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | 用紙送り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072206Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0539961Y2 (ja) * | 1989-02-20 | 1993-10-12 |
-
1986
- 1986-07-10 JP JP10604186U patent/JPH072206Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6311841U (ja) | 1988-01-26 |
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