JPH07219685A - バックアップ電源監視装置 - Google Patents

バックアップ電源監視装置

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Publication number
JPH07219685A
JPH07219685A JP6023595A JP2359594A JPH07219685A JP H07219685 A JPH07219685 A JP H07219685A JP 6023595 A JP6023595 A JP 6023595A JP 2359594 A JP2359594 A JP 2359594A JP H07219685 A JPH07219685 A JP H07219685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
voltage
secondary battery
charging
turned
Prior art date
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Pending
Application number
JP6023595A
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English (en)
Inventor
Kenji Fujita
健志 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP6023595A priority Critical patent/JPH07219685A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックアップ電源としてニッケルカドミウム
電池等を使用しても電池電圧検出時には瞬時に充電状態
に応じた電池本来の電位にして電池電圧の検出を正確に
行う。 【構成】 二次電池11への充電時にはスイッチングト
ランジスタ13がオン、スイッチングトランジスタ15
がオフされ、定電流回路12からの充電電流が二次電池
11に供給される。電池電圧の検出が指示されると、ス
イッチングトランジスタ13がオフされ、スイッチング
トランジスタ15がオンされるので、二次電池11から
充電回路が切り離され、二次電池11に電圧調整用負荷
回路14が接続される。この状態において、電圧検出器
17で電池電圧の検出が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パーソナルコンピュ
ータやワードプロセッサ等において、バックアップ電源
としての二次電池の容量不足を報知するバックアップ電
源監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサにおいては、A
C電源接続時に充電される二次電池としてのニッケルカ
ドミウム電池が備えられており、AC電源の非接続時に
二次電池からの電力供給によってメモリバックアップや
時計バックアップを保障するようにしている。また、こ
の種のものは二次電池の容量不足を検出して電池消耗を
メッセージ表示等によって警告するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、二次電池と
してワードプロセッサ等に広く採用されているニッケル
カドミウム電池において、充電中は充電状態に応じた電
池本来の電位にならず、また電池電圧検出時に二次電池
から充電回路を切り離しても短期間に充電状態に応じた
電池本来の電位に戻らないという特性を有している。こ
のため、例えば、図4に示すようにニッケルカドミウム
電池に対して略80%程度の充電を行ったのち、電池電
圧を検出すると、電池電圧は所定期間、ゆるやかに推移
してから充電状態に応じた電池本来の電位(例えば、
1.2V)を維持するようになる。この場合、例えば、
バックアップ動作保障電圧が0.9Vで、電圧検出レベ
ルが1.0Vであれば、電池電圧がゆるやかに推移して
も特に問題を生じることはないが、図示の如く、例え
ば、ニッケルカドミウム電池に対する充電が略50%程
度である場合には電池本来の電位(例えば、0.8V)
に戻るまで所定期間要し、検出レベル未満に達するまで
の期間(例えば、1分〜2分程度)、電池電圧は1.0
V以上(検出レベル以上)を維持することになる。した
がって、この期間中に電池電圧を検出しても検出レベル
以上であるため、容量不足を警告することができず、バ
ックアップ動作に支障をきたすという欠点があった。こ
の発明の課題は、バックアップ電源としてニッケルカド
ミウム電池等を使用しても電池電圧検出時には充電状態
に応じた電池本来の電位に調整できるようにすることで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。 (1)、充電手段はバックアップ電源としての二次電池
に充電電流を供給するもので、例えばAC電源接続時に
ニッケルカドミウム電池を充電する。 (2)、電圧調整用の負荷抵抗は、電池電圧検出時に電
圧降下によって電池電圧を本来の電位にするものであ
る。 (3)、電圧検出手段は二次電池の端子電圧を検出する
もので、この検出結果に応じて二次電池の容量不足が報
知される。 (4)、接続切替手段は電池電圧の検出が指示された
際、二次電池を前記充電手段から切り離すと共に、二次
電池に前記負荷抵抗を接続させる。ここで、電池電圧の
検出指示は例えば、メイン電源投入時等に行われる。
【0005】
【作用】この発明の手段の作用は次の通りである。い
ま、例えばメイン電源投入時に、電池電圧の検出が指示
されると、二次電池は充電手段から切り離されると共
に、電圧調整用の負荷抵抗が接続され、この状態で電池
電圧の検出が行われる。この場合、電池電圧は負荷抵抗
による電圧降下によって充電状態に応じた本来の電位と
なる。そしてこの検出結果に応じて二次電池の容量不足
が報知される。したがって、バックアップ電源としてニ
ッケルカドミウム電池等を使用しても電池電圧検出時に
は充電状態に応じた電池本来の電位を検出することがで
きる。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図3を参照して一実施例を説明
する。図1はワードプロセッサの電源部を示したブロツ
ク図である。メイン電源部1はAC電源から直流安定化
電源を得るもので、電源トランス、整流回路、平滑回
路、定電圧回路等を有する通常の構成で、メイン電源オ
ン時にはCPU(中央演算処理装置)2にロジック電圧
を供給する他、逆流防止ダイオード3を介してバックア
ップメモリ(RAM)4に駆動電圧を供給する。
【0007】バックアップ電源部5は後述する二次電池
(ニッケルカドミウム電池)を有し、メイン電源オフ時
にこの二次電池の端子電圧に応じたバックアップ電圧を
出力し、逆流防止ダイオード6を介してRAM4に駆動
電圧として供給するもので、AC電源にACプラグが接
続されているAC電源接続時に二次電池への充電が行わ
れる。また、このバックアップ電源部5には二次電池の
容量不足を検出する電圧検出器(後述する)が設けられ
ており、メイン電源オン時にCPU2から内部割り込み
として電池電圧検出制御信号CNTが出力されると、そ
れに応答して電池電圧の検出を行い、その検出結果をC
PU2に与える。この際、CPU2は検出結果に応じて
二次電池の容量不足を示すメッセージを表示部7から出
力させる。
【0008】図2はバックアップ電源部5を示した回路
構成図である。二次電池11はバックアップ電源として
のニッケルカドミウム電池であり、この充電回路中にお
いて、メイン電源部1(充電用電源)と二次電池11に
定電流(充電電流)を供給する定電流回路12との間に
は、回路切替用のスイッチングトランジスタ(NPN型
トランジスタ)13が設けられており、このスイッチン
グトランジスタ13がオンされている状態において、定
電流回路12から二次電池11に充電電流が供給され
る。また、二次電池11の両端子間には直列接続された
電圧調整用負荷抵抗14と回路切替用のスイッチングト
ランジスタ(NPN型トランジスタ)15が設けられて
おり、このスイッチングトランジスタ15がオンされて
いる状態において、電圧調整用負荷抵抗14が二次電池
11に接続される。電圧調整用負荷抵抗14は電池電圧
検出時に電圧降下によって電池電圧を本来の電位に近似
させるものである。
【0009】スイッチングトランジスタ13、15はメ
イン電源オン時にCPU2から出力される電池電圧検出
制御信号CNTにしたがってそのオン/オフ動作が制御
されるもので、電池電圧検出制御信号CNTはメイン電
源オン時に所定期間の間、ハイレベル(“1”)となる
信号で、スイッチングトランジスタ15のベースには直
接、スイッチングトランジスタ13のベースにはインバ
ータ16を介してスイッチング制御信号として入力され
ている。なお、この電池電圧検出制御信号CNTがハイ
レベルを維持する期間は、バックアップ電源部5から電
池電圧の検出結果をCPU2が受け取るまでの間であ
り、その後、電池電圧検出制御信号CNTは自動的にロ
ーレベル(“0”)に切り替わる。
【0010】電圧検出器17は二次電池11の端子電圧
を検出する電池電圧検出回路で、電池電圧が所定の検出
レベル未満か否かを示す検出信号をCPU2に与える。
電圧昇圧器18は二次電池11の端子電圧をバックアッ
プに必要な電位まで昇圧する昇圧回路で、その出力電圧
がRAM4にバックアップ電圧として供給される。
【0011】次に、本実施例の動作を説明する。通常、
CPU2から出力される電池電圧検出制御信号CNTは
“0”、したがってバックアップ電源部5において、ス
イッチングトランジスタ13がオン、スイッチングトラ
ンジスタ15がオフされているので、定電流回路12は
二次電池11に対して充電電流を供給し、二次電池11
への充電が行われる。
【0012】このように二次電池11への充電が行われ
ている状態において、メイン電源オン時にはCPU2か
ら出力される電池電圧検出制御信号CNTが“1”とな
る。すると、バックアップ電源部5において、スイッチ
ングトランジスタ13がオフされるので、二次電池11
から充電回路が切り離されると共に、スイッチングトラ
ンジスタ15がオンされるので、二次電池11に電圧調
整用負荷抵抗14が接続される。この状態において、電
圧検出器17の検出信号をCPU2が判別して電池電圧
の検出が行われる。したがって、負荷抵抗14の接続に
よって、図3に示すように電池電圧検出制御信号CNT
の立ち上がりに応答して電池電圧は充電状態に応じた本
来の電池電圧に瞬時に降下するため、この電池電圧が所
定の検出レベル未満か否かを検出することによって二次
電池11の容量不足を即座に検出することができるよう
になる。なお、図示の例では電池電圧が検出レベル以下
であることが検出されるので、CPU2はその旨をメッ
セージ表示し、容量不足の警告を行う。
【0013】以上のように本実施例においては、電池電
圧検出時に二次電池11から充電回路を切り離して二次
電池11に電圧調整用負荷抵抗14を強制的に接続する
ようにしたから、電池電圧は従来のようになめらかに推
移せず、瞬時に本来の電池電圧となるため、その検出を
即座に行うことができる。この場合、電池電圧の検出後
は二次電池11から電圧調整用負荷抵抗14が切り離さ
れて充電回路に接続されるので、電圧調整用負荷抵抗1
4による無駄な電力消費を防止することができる。
【0014】なお、上記実施例はワードプロセッサに適
用した場合を示したが、二次電池を有するその他の電子
機器にも適用可能であることは勿論である。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、電池電圧の検出が指
示された際、一時的に二次電池を充電回路から切り離し
て二次電池に負荷抵抗を接続させたから、バックアップ
電源としてニッケルカドミウム電池等を使用しても電池
電圧検出時には瞬時に充電状態に応じた電池本来の電位
にすることができ、電池電圧の検出を即座にかつ正確に
行うことが可能となり、バックアップ動作の確実性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るワードプロセッサの電源部を示し
たブロック図。
【図2】バックアップ電源部5の回路構成図。
【図3】本実施例の動作を説明するためのタイムチャー
ト。
【図4】一時的なニッケルカドミウム電池の特性を説明
するための図で、充電状態から放電状態に切り替えた際
に充電量に応じて変化する電池電圧波形を示した図。
【符号の説明】
2 CPU 4 RAM 5 バックアップ電源部 7 表示部 11 二次電池 12 定電流回路 13、15 スイッチングトランジスタ 14 電圧調整用負荷回路 17 電圧検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックアップ電源としての二次電池に充電
    電流を供給する充電手段と、 電圧調整用の負荷抵抗と、 二次電池の端子電圧を検出する電圧検出手段と、 電池電圧の検出が指示された際、二次電池を前記充電手
    段から切り離すと共に、二次電池に前記負荷抵抗を接続
    させる接続切替手段と、 を具備し、前記電圧検出手段の検出結果に応じて二次電
    池の容量不足を報知するようにしたことを特徴とするバ
    ックアップ電源監視装置。
JP6023595A 1994-01-27 1994-01-27 バックアップ電源監視装置 Pending JPH07219685A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6023595A JPH07219685A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 バックアップ電源監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6023595A JPH07219685A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 バックアップ電源監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07219685A true JPH07219685A (ja) 1995-08-18

Family

ID=12114952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6023595A Pending JPH07219685A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 バックアップ電源監視装置

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JP (1) JPH07219685A (ja)

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