JPH0742152Y2 - 無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置

Info

Publication number
JPH0742152Y2
JPH0742152Y2 JP1987156581U JP15658187U JPH0742152Y2 JP H0742152 Y2 JPH0742152 Y2 JP H0742152Y2 JP 1987156581 U JP1987156581 U JP 1987156581U JP 15658187 U JP15658187 U JP 15658187U JP H0742152 Y2 JPH0742152 Y2 JP H0742152Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timer
storage battery
deterioration
power
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987156581U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0159882U (ja
Inventor
博之 羽賀
毅 岩田
Original Assignee
株式会社三陽電機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三陽電機製作所 filed Critical 株式会社三陽電機製作所
Priority to JP1987156581U priority Critical patent/JPH0742152Y2/ja
Publication of JPH0159882U publication Critical patent/JPH0159882U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0742152Y2 publication Critical patent/JPH0742152Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は小形電子計算機などの負荷に対し停電時に蓄
電池の電力をインバータで交流電力に変換して供給する
無停電電源装置に関する。
「従来の技術」 従来の無停電電源装置は第5図に示すように商用電力受
電時には商用電源11からの交流電力を直送スイッチ12を
通じて負荷13へ供給すると共に充電器14を通じて蓄電池
15を充電し、停電時に、蓄電池15の直流電力をインバー
タ16で交流電力に変換して負荷13へ供給する。
あるいは第6図に示すように商用電力受電時には商用電
源11からの交流電力が整流器17で整流され、その整流出
力がインバータ16で交流電力に変換されて負荷13へ供給
され、これと共に商用電源11からの交流電力により充電
器14を通じて蓄電池15が充電されている。停電時には蓄
電池15からの直流電力がインバータ16で交流電力に変換
されて負荷13へ供給される。
一般に商用電力受電時には、蓄電池15は充電器14により
補償充電され、満充電の状態に保たれている。商用電力
の瞬断、電圧低下が発生すると蓄電池15はインバータ16
に電力を供給し、蓄電池15の電力が消費される。
蓄電池15の供給可能な電力は停電あるいは瞬断直前の残
存容量で決まり、満充電の状態では蓄電池容量で決定さ
れる。
蓄電池容量は蓄電池15の劣化によって減少してゆくた
め、古くなった蓄電池15は一般に定期的に交換される。
しかし蓄電池15の劣化の速度は使用環境により大きく変
化するため、定期的に交換する方法では蓄電池15の取替
えが遅れ、容量の減少が進んで、負荷側に多大な損害を
与える事故を起こす危険性がある。
蓄電池15の劣化を定期的に調査すればこの危険は減る
が、柱上で使用されている等、設置場所の問題や、通常
使用される小型シール鉛蓄電池の容量調査方法の制約等
の問題があり、実施するのは困難であった。
「問題点を解決するための手段」 この考案によれば蓄電池の端子間にスイッチング素子を
通じて定負荷が接続され、蓄電池の端子間電圧が比較器
で検出され、その比較器の検出信号が表示器に表示され
る。一方商用電力受電中に、満充電に必要な時間より長
い所定期間経過すると出力を出す第1タイマが起動さ
れ、その第1タイマの出力により第2タイマが起動さ
れ、第2タイマは一定期間充電器を停止させると同時に
スイッチング素子をオンにして蓄電池を定負荷に放電さ
せ、その一定期間後に第1タイマを再起動させる。停電
が発生した場合に第1タイマ、第2タイマをリセット
し、復電後に第1タイマを再起動させる。
このようにして商用電力受電中は周期的に蓄電池の定負
荷への放電が繰返され、その時の蓄電池端子電圧が基準
電圧より低下したら比較器からの検出信号により表示器
に蓄電池の劣化が表示される。
「実施例」 第1図はこの考案の実施例の要部を示し、第5図、第6
図と対応する部分には同一符号を付けてある。蓄電池15
の端子21にスイッチング素子22を通じて定負荷23が接続
される。蓄電池15の端子21は比較器24にも接続され、蓄
電池端子電圧が電池25の基準電圧Eと比較される。比較
器24の出力はゲート26を通じて表示器27へ供給される。
ゲート26には端子28から商用電力受電信号が供給され、
商用電力を受電中のみ表示器27の表示が有効とされる。
端子28の商用電力受電信号はゲート29を通じて第1タイ
マ31へ供給され、第1タイマ31はその入力の立上りで起
動される。第1タイマ31のタイマ時間は蓄電池15を満充
電させる時間より長い値とされる。第1タイマ31の出力
で第2タイマ32が起動される。第2タイマ32は一定期間
(タイマ時間)充電器14を停止し、スイッチング素子22
をオンにする。また第2タイマ32の出力はインバータ33
を通じてゲート29へ供給され、第2タイマの出力の後縁
で第1タイマ31が起動される。
第2図は第1図の動作波形を示し、端子28の商用受電信
号V1、第1タイマ31の出力V2、第2タイマ32の出力V3
蓄電池15の端子電圧V4、ゲート26の出力劣化信号V5をそ
れぞれ示す。
第1タイマ31は受電信号V1の立上りで計数を開始し、例
えば約240時間経過後、第2タイマ32の計数を開始させ
る。第2タイマ32はカウント開始と同時にスイッチング
素子22としてのトランジスタをオンし、かつ充電器14を
停止させる。第2タイマ32は正確に例えば1時間計測
後、トランジスタ22をオフし、かつ充電器14を作動さ
せ、同時に第1タイマ31に再び計数を開始させる。
トランジスタ22がオンの間、約0.1C(Cは定格容量)の
電流が定負荷23を通じて流れ、蓄電池15の端子間電圧は
V4のように変化する。端子間電圧V4は比較器24によって
基準電圧Eと比較される。
ここでフロート充電方式で使用される蓄電池15の劣化
は、一般に第3図に示す様に進行し、劣化に伴い蓄電池
容量が減少してゆく。容量の減少によって蓄電池15の0.
1C放電特性は第4図に示す様な経緯で変化し、容量の減
少と端子間電圧には比例関係がある。したがって基準電
圧Eを適当に設定すれば、比較器24によって蓄電池15の
劣化が検出されることになる。
蓄電池端子電圧V4が基準電圧Eより低下した時点で比較
器24から劣化信号が出力され、表示器27によって外部に
蓄電池15の劣化が表示される。
上述の通りの無停電電源装置は、蓄電池劣化の判断のた
めの放電は、第1タイマ31により規定される所定期間例
えば240時間を経過する度毎に実施される。この期間の
間浮動充電は行なわれている訳である。そして、この期
間は、通常は高々数時間のオーダーに過ぎない満充電に
必要とされる期間と比較して充分に長い期間である。こ
の期間経過後、蓄電池15が満充電状態において、第1タ
イマ31がオフすると、これにより第2タイマ32が動作
し、第2タイマ32により規定される所定時間例えば1時
間の間比較器24により蓄電池劣化判定基準電圧Eと上記
定負荷23の電圧降下とを比較して劣化信号を検出するも
のである。即ち、商用電力受電中に第1タイマ31により
規定される所定期間例えば240時間を経過する度毎に、
周期的に蓄電池15の定負荷23への放電が繰り返され、こ
の電圧降下が蓄電池劣化判定基準電圧Eより低下した場
合に比較器24からの劣化検出信号により表示器27に蓄電
池15の劣化を表示する。
「考案の効果」 蓄電池の劣化の判断を、蓄電池が満充電する度毎にこれ
を検出して実施するというものもある。これは、蓄電池
劣化の判断のための放電を実施し、次いで充電期間に入
り、満充電状態に達したところにおいて、次の劣化の判
断のための放電を実施するということを繰り返すことと
なる。停電は瞬断をも含めてそれほど頻繁に発生すると
いうものではなく、劣化の判断のための放電量自体は極
く小量であるところから満充電時間も小さくて、従って
劣化の判断は頻繁に実施されるに到る。これは蓄電池自
体にとって好ましくない。蓄電池の劣化の判断の期間
は、これが余りにも短くて頻繁に繰り返されると蓄電池
自体に悪影響を与えることとなり、またこれが余りにも
長過ぎると劣化の判断に支障を来すこととなるのであ
る。これに対して、この考案の無停電電源装置は、上述
の如く、劣化の判断は第1タイマ31により規定される期
間例えば、通常は高々数時間のオーダーに過ぎない満充
電に必要とされる期間と比較してその20倍ないし30倍に
も及ぶ充分に長い期間を経過する度毎に繰り返して自動
的に実施されるものであるから、蓄電池自体に何等悪影
響を与えるものではない。
そして、蓄電池の劣化の判断を蓄電池が満充電する度毎
にこれを検出して実施するという上述のものは、満充電
状態に達したところ検出する格別の装置を必要とする。
満充電状態に達したところ検出するには充電末期の充電
電流を検出する必要があるが、この電流の変化は極く緩
慢に減少するものであるから、何処を満充電状態に達し
たところとするかを判断する検出回路は複雑なものとな
る。これに対して、この考案は、劣化の判断は、通常は
高々数時間のオーダーに過ぎない満充電に必要とされる
期間と比較して充分に長い例えば240時間という第1タ
イマ31により規定される期間を経過する度毎に繰り返し
て自動的に実施されるものであるから、満充電状態に達
したところ検出する格別の装置を必要としない。
また、この考案は、第1タイマ31の時定数を調整するこ
とにより容易に適正に劣化の判断の繰り返し期間を設定
することができる。蓄電池の劣化を判定する時間につい
ても、これは微妙に調整設定される必要のあるものであ
るが、この設定も第2タイマ32の時定数を調整すること
により極く容易に適正に実施することができる。従っ
て、劣化の判断は極めて正確になされることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による無停電電源装置の要部を示すブ
ロック図、第2図は第1図の動作波形図、第3図は蓄電
池のフロート寿命特性図、第4図は蓄電池の0.1C放電特
性図、第5図及び第6図はそれぞれ従来の無停電電源装
置を示すブロック図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用電力受電時には、充電器による補償充
    電によって蓄電池を満充電に保ち、停電時には上記蓄電
    池より電力をインバータへ供給する無停電電源装置にお
    いて、 上記蓄電池の端子間にスイッチング素子を通じて接続さ
    れた定負荷と、 商用電力受電中に動作し、満充電に必要な時間より充分
    に長い所定期間経過すると出力を出す第1タイマと、 その第1タイマの出力により駆動され、一定期間上記充
    電器を停止させると同時に上記スイッチング素子をオン
    として上記蓄電池を上記定負荷によって放電させ、その
    一定期間後に上記第1タイマを再起動させる第2タイマ
    と、 停電が発生した場合に上記第1タイマ、第2タイマをリ
    セットし、復電後に上記第1タイマを再起動させる手段
    と、 蓄電池劣化判定基準電圧と上記定負荷の電圧降下とを比
    較して劣化信号を検出する比較器と、 その比較器の劣化信号を表示する表示器と、 を具備する無停電電源装置。
JP1987156581U 1987-10-12 1987-10-12 無停電電源装置 Expired - Lifetime JPH0742152Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987156581U JPH0742152Y2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12 無停電電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987156581U JPH0742152Y2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12 無停電電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0159882U JPH0159882U (ja) 1989-04-14
JPH0742152Y2 true JPH0742152Y2 (ja) 1995-09-27

Family

ID=31435249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987156581U Expired - Lifetime JPH0742152Y2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12 無停電電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0742152Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9196800B2 (en) 1996-06-26 2015-11-24 Osram Gmbh Light-radiating semiconductor component with a luminescence conversion element

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2533193B2 (ja) * 1989-07-25 1996-09-11 株式会社東芝 無停電電源装置における蓄電池の診断方法
JP2533194B2 (ja) * 1989-07-25 1996-09-11 株式会社東芝 電源装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4959937A (ja) * 1972-10-16 1974-06-11
JPS5540823B2 (ja) * 1972-10-20 1980-10-20
JPS5540824B2 (ja) * 1972-11-30 1980-10-20
JPS521422A (en) * 1975-06-24 1977-01-07 Hitachi Ltd Life deciding device for emergency storage battery
JPS5731796A (en) * 1980-08-04 1982-02-20 Matsushita Electric Works Ltd Heat accumulator
JPS60124898U (ja) * 1984-01-31 1985-08-22 明治ナシヨナル工業株式会社 照明器具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9196800B2 (en) 1996-06-26 2015-11-24 Osram Gmbh Light-radiating semiconductor component with a luminescence conversion element

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0159882U (ja) 1989-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7071654B2 (en) Battery charging/discharging apparatus and battery charging/discharging method
JP3170381B2 (ja) 電池の寿命判定装置
JPH10290533A (ja) バッテリ充電システム
JPH0717014Y2 (ja) 電池の寿命検出装置
EP2579383A1 (en) Battery pack for electric power tool
JP2000012104A (ja) 電池残容量表示方法および電池残容量表示装置
JPH0742152Y2 (ja) 無停電電源装置
JP3571558B2 (ja) バックアップ方法およびバックアップ装置
US6828761B1 (en) Battery charging/discharging apparatus and battery charging/discharging method
JP2000014035A (ja) 充電方法及び充電装置
JPH10285824A (ja) 非常用発電装置
JP2780699B2 (ja) パーソナルコンピュータのバッテリ制御方法と電源制御回路
JPH0332327A (ja) 充電制御回路
JP2002238180A (ja) 充電方法と充電器
JPH07163058A (ja) 電池寿命報知システム
JP3317184B2 (ja) 電源装置及び電源装置の劣化検出方法
JP2004064975A (ja) 無停電電源装置
JP2000023384A (ja) 充電装置
JP2744066B2 (ja) 充電制御回路
JPH11355974A (ja) 蓄電池の充電制御方法およびその充電制御方法を用いた電源装置
US6639407B1 (en) Charging/discharging electrical energy indication apparatus and electrical energy calculation method for use in the apparatus
JPH0583874A (ja) 充電器
JPH0537638Y2 (ja)
JPH06105483A (ja) 交流無停電電源装置
JPH06242195A (ja) 電池の保持時間予測装置