JPH07219003A - 電池を使用する機器の蓋構造 - Google Patents

電池を使用する機器の蓋構造

Info

Publication number
JPH07219003A
JPH07219003A JP6014708A JP1470894A JPH07219003A JP H07219003 A JPH07219003 A JP H07219003A JP 6014708 A JP6014708 A JP 6014708A JP 1470894 A JP1470894 A JP 1470894A JP H07219003 A JPH07219003 A JP H07219003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
lid
main body
opening
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6014708A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3299833B2 (ja
Inventor
Shin Koide
津 小出
Kosaku Nishio
公作 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP01470894A priority Critical patent/JP3299833B2/ja
Publication of JPH07219003A publication Critical patent/JPH07219003A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3299833B2 publication Critical patent/JP3299833B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】蓋が閉鎖状態にあっても、収納された電池の作
用力による該蓋の変形や破壊の発生が極めて少なく、外
観上も見苦しくならない蓋構造を提供すること。 【構成】電池収納室の開口部を閉成する蓋本体1と、上
記蓋本体1に装着され、電池接点部および弾性変形して
所定位置に該蓋本体を固定する固定部とを有する電池板
2と、上記電池板2と一体に組み立てられていて、該蓋
本体1が上記開口部を露呈可能な第1の位置と該蓋本体
を閉成位置である第2の位置とに該電池板2を回動させ
る電池ノブ3とを具備する。そして、上記電池接点部の
受ける力を電池板2を介して、機器本体で受ける構造を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池を使用する機器の
蓋構造、詳しくは、家電製品やカメラ等の電池を使用す
る機器に設けられる開閉可能な蓋構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電池式家庭用電気製品、例えば、電子カ
メラ等に適用されている電池入れ換えのための開閉可能
な蓋手段である電池蓋の構造に関して、各種の提案がな
されている。例えば、実開昭63−102168号公報
に開示の電池蓋は、本体に回動自在に保持される電池蓋
の開閉軸に、ねじりコイルばねが取り付けられており、
そのねじりコイルばねの一方の脚部が電池蓋の内側に、
他方の脚部が電池収納室の固定壁にそれぞれ接触させ、
該電池蓋を開放方向に付勢している。そして、該電池蓋
には、上記開閉軸とは対向する逆側の位置に電池収納室
との係止部が設けられており、該係止部の作用により、
該電池蓋は閉鎖状態が保たれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の実開
昭63−102168号公報のものでは、電池を挿入し
電池蓋を閉じたとき、電池の通電状態を保持するため
に、通電電池収納室の底部にある接触用圧縮バネが圧縮
され、その力が電池の極部を介して電池蓋を押し上げよ
うとする作用力となる。この力を上記開閉軸と係止部が
受けるため、開閉軸となる部材の強度が弱かった場合や
蓋部材自体が剛性の低い合成樹脂であった場合、該軸部
が破損したり、電池蓋にたわみが生じて、外観上、出張
りが生じ、見栄えが悪くなっていた。
【0004】そのため、開閉軸となる部材にはその変形
を防止するだけの強度を必要とした。そこで、変形を防
止する補強を行うと部品点数が増え、コストがかかって
しまうことになっていた。そして、蓋部材自体にポリプ
ロピレン等の比較的強度の弱い樹脂を使用し、上記開閉
軸部を一体成形ヒンジで形成した構造を適用すること
は、開閉軸部の強度上の問題から好ましくなかった。
【0005】また、その他の従来の電池蓋構造の問題点
として、該電池蓋に電極として導通機能を兼ねる導電板
を一体的に取り付ける必要があるが、その導電板がネジ
止め、または、かしめ等で固着されており、組立工数上
にも問題があった。
【0006】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、蓋手段の閉鎖状態にあっても、作用力による該蓋手
段の変形や破壊の発生が極めて少なく、外観上も見苦し
くならない電池を使用する機器の蓋構造を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の1つ
の電池を使用する機器の蓋構造は、本体に設けられた電
池収納室の開口部を閉成する蓋手段と、上記蓋手段に対
して第1の位置と第2の位置とに回動自在に設けられた
開閉操作手段と、上記開閉操作手段が第1の位置にある
際には上記蓋手段が上記開口部を露呈可能とし、第2の
位置にある際には弾性変形して上記本体の所定位置に該
蓋手段を固定する係止手段とを具備する。そして、上記
係止手段を弾性変形させて蓋部材を本体の所定位置に固
定する。
【0008】本発明の他の1つの電池を使用する機器の
蓋構造は、本体に設けられた電池収納室の開口部を閉成
する蓋手段と、上記蓋手段に設けられていて、電池接点
部と、弾性変形して上記本体の所定位置に該蓋手段を固
定する固定部とを有する係止手段と、上記係止手段と一
体に設けられていて、該蓋手段が上記開口部を露呈可能
な第1の位置と該蓋手段を上記本体の所定位置に固定す
る第2の位置とに該係止手段を回動させる開閉操作手段
とを具備する。そして、上記電池接点部が受ける力を係
止手段を介して、本体で受ける。
【0009】
【実施例】以下、図を基にして本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の一実施例の電池を使用する機器の
蓋構造を有する電池蓋ユニット101の外観を示す斜視
図であり、図2は、上記電池蓋ユニット101の分解斜
視図である。また、図3,図4,図5は、電池蓋ユニッ
ト101の形状を示したものであって、それぞれ、側面
図と、図3のD矢視図(接点部側から見た図)と、図3
のE矢視図(外部から見た図)である。なお、本実施例
の電池蓋ユニット101は、カメラ本体の一部である前
カバー4のグリップ部分の内部に配設されている電池収
納室4eの開口部4aに装着されるものとする(図14
の電池蓋ユニット取り付け状態での断面図参照)。
【0010】上記図1,図2等に示すように、上記電池
蓋ユニット101は、上記前カバー4に回動自在に取り
付けられ、開閉動作をする蓋手段としての電池本体蓋1
と、該電池本体蓋1が閉じたとき、回動して電池蓋ユニ
ット101を前カバー4に係止させると同時に、電池の
導通機能を兼ね、導電性部材で形成される弾性変形可能
な係止手段としての電池板2と、該電池板2を後述する
第1の位置と第2の位置に回動させるための開閉操作手
段としての電池ノブ3の3つの部品で構成されている。
そして、上記電池板2は電池蓋本体1の図1での上面側
に配置され、電池ノブ3は、電池蓋本体1の図1での背
面側から挿入され、上記電池板2を保持するように配置
されている。
【0011】なお、上記電池板2の第1の位置、およ
び、第2の位置とは、電池蓋ユニット101のカメラ前
カバ−4への装着状態にて、後述する図15の電池室か
らみた断面図に示すように、電池板2が前カバ−4の開
口部4aと干渉せず、電池蓋ユニット101が開放可能
であって、電池収納室4eを露呈させることのできる状
態の電池板2の回動位置2Aを第1の位置とする。
【0012】また、電池板2が開口部4aまわりの縁部
4b,4cと当接し、前カバ−とで挟持する係止状態に
あって、電池蓋ユニット101が開放不可となり、電池
収納室4eが閉成された状態となる電池板2の回動位置
2Bを第2の位置とする。
【0013】図6,図7は、上記電池蓋本体1の正面
図,側面図であり、図8,図9は、上記電池板2の正面
図,側面図であり、また、図10(A),図10
(B),図10(C)は、上記電池ノブ3の正面図,側
面図,背面図である。上記電池蓋本体1は、図6,図7
に示すように、前カバー取付け部15と蓋部16を有し
ており、両者の間には成形により形成された屈曲回動が
可能なヒンジ11を有している。更に、上記前カバー取
付け部15の上部には取り付け用ビス穴12が設けられ
ている。蓋部16の略中央部には円形穴状の電池ノブ挿
入部14を設け、更に、電池ノブ挿入部14の円周上に
電池ノブ3の回動範囲を規制する凸状の回転規制凸部1
3を設けている。
【0014】上記電池板2は、図8,図9に示すよう
に、その両端に電池蓋ユニット101を前カバー4に弾
性変形して係止する係止部21,22を有する。また、
電池の極と接触し、電力を供給するための一方の接点を
形成するエンボス加工の接点部23を有している。ま
た、他方の接点である接点部27と、電池ノブ3の凹部
34cに嵌入して係止する弾性突起手段としての係止爪
28とを兼ね備えているバネ部29を有している。更
に、電池板の中央付近には電池ノブ3と半径方向の保持
を行うための穴24を設け、その円周上には後述する電
池ノブ3の2つの鍔部31,32(図10(B),図1
0(C)参照)をそれぞれ挿通するための開口部25,
26を設けている。
【0015】電池ノブ3には、図10(A),図10
(B),図10(C)に示すように、円盤部の裏面側に
円筒部を設け、その円周上に略対向する位置に2つの鍔
部31,32を設けている。また、該円筒部には電池板
2に設けられている係止爪28が嵌入する係止用凹部3
4cと、該係止爪28を嵌入する状態まで変形させるた
めのカム手段としてのカム34a,34d,34bとが
配設されている。更に、電池蓋本体1に設けられた前記
回転規制凸部13が挿入されて、電池蓋本体1と電池ノ
ブ3の相対回動範囲を規制するための溝部37も設けて
いる。更に、電池ノブ3の表面側には電池ノブ3を回動
させるための回動操作溝33を設けている。
【0016】なお、電池蓋ユニット101を構成する部
品のうち電池蓋本体1と電池ノブ3は、合成樹脂材料、
例えば、ポリプロピレンで成形され、電池板2は、導電
性を有し、且つ、弾性変形可能な材料、例えば、金属製
とする。
【0017】図11,図12,図13は、上記電池蓋ユ
ニット101の組み立て状態、または、組み立て完了状
態を示した図である。該電池蓋ユニット101の組み立
てを行う場合、まず、電池蓋本体1を挟むように前面側
に電池板2、背面側に電池ノブ3を配す。そして、電池
蓋本体1の回転規制凸部13と電池ノブ3の溝部37が
嵌合するような位相で電池ノブ3を電池蓋本体1の挿入
部14に挿入する。
【0018】電池ノブ3の2つの鍔部31,32を電池
板の2つの開口25,26がそれぞれ挿入するようにし
て、電池ノブ3を電池板2に入れる。このとき、電池板
2の係止爪28は、電池ノブ3のカム34a部に位置す
るが、バネ部29には力が加わらない。
【0019】そこで、電池板2を図12のa方向に回転
させると、電池板2のバネ部29の係止爪28は、電池
ノブ3のカム34a部から傾斜カム部34dを通過して
変形しながらカム部34b部へと移動していく(図12
参照)。更に、電池板2をa方向に回転させると、電池
板係止爪28は、電池ノブ3の凹状カム34c部に入り
込み、電池板2と電池ノブ3の相対的な回転運動が規制
された状態になる。電池ノブ3の動きに連動して電池板
2が回転するようになる(図13参照)。この電池板2
のバネ部29は、上述のようにその係止爪28による電
池板2の電池ノブ3に対する係止機能の他に、その接点
部27による電池に対する通電機能を有することにな
る。
【0020】図14は、上述のように組み立てられた電
池蓋ユニット101のカメラ本体の前カバー4への取り
付け状態を示した断面図である。また、図15は、前カ
バ−4に装着された電池蓋ユニット101を電池収納室
4e側から見た断面図である。上記電池蓋ユニット10
1は、電池蓋本体1に設けられたカバ−取り付け部15
をカバ−4の凹部に挿入し、ビス穴12を介して前カバ
ー4にビス6でビス止めされる。
【0021】そして、電池板2が図15の断面図に示す
回動位置2Aにあるときは、電池板2が電池収納室開口
4aと干渉しない開放可能状態であるので、電池蓋本体
1は、ヒンジ11を中心にしてb方向に電池蓋ユニット
が開放位置101Aまで回動でき、電池収納室4eの開
口部4aが開放される。
【0022】その状態で、図14に示すように、電池5
A,5Bを装填し、電池蓋ユニット101を閉鎖位置1
01Bまで回動させる。更に、電池ノブ3を介して電池
板2を回動させ、図15の断面図に示す回動位置2Bに
回動させる。この状態では、電池板2の係止部21,2
2が電池収納室開口4aに沿って形成されている本体前
カバ−4の縁部4b,4cに対して弾性変形して当接
し、電池蓋本体1の縁部と挟持する状態となる。従っ
て、電池蓋本体1は開放不可能状態となり、電池収納室
4eの開口部4aは閉成される。そして、図14の断面
図に示すように、電池板2の接点部23,27がそれぞ
れ電池5A,5Bの極と接触し、通電状態となってい
る。
【0023】図16は、電池5A,5Bが装填され、電
池蓋ユニット101が閉じられたときの電池の極の接点
部介しての押し上げ作用力に対する電池蓋ユニットの抗
力の発生状態を示した作用図である。上述のように閉鎖
状態では、電池ノブ3の回動と連動して、電池板2が回
動し係止部21,22により前カバー4に係止される。
このとき、電池5A,5Bの極5Aa,5Bbから電池
蓋本体1方向に加わる作用力P1 ,P2 は、前カバ−4
で支持している電池板2の係止部21,22の抗力R1
,R2 で受けることになり、上記電池蓋本体1のヒン
ジ11や電池蓋本体1自体には上記作用力P1 ,P2 が
直接加わらない。
【0024】図17は、電池5A,5Bの極5Ab,5
Baの方向を誤って逆に挿入したときの電池蓋ユニット
まわりの断面図を示した図である。本図のように電池5
Aを逆に挿入した場合、電池5A外殻と電池ノブ3が干
渉し、電力供給用の接点部23は、電池5の逆側の極5
Abと接触しない。従って、通電状態とならず、カメラ
の電気回路は保護される。
【0025】以上説明したように、本実施例の電池蓋ユ
ニット101を適用することにより、前述のように電池
装填状態にあっても、電池5A,5Bによる電池蓋本体
1方向への作用力を電池板2を介してカメラ本体の前カ
バ−4で受けることになり、一体成形のヒンジ11を有
する電池蓋本体1を強度の弱いポリプロピレンで成形す
ることが可能となる。また、その変形も少なくなり、外
観上好ましい状態となる。
【0026】また、本実施例の電池蓋ユニット101に
おいては、電池ノブ3と電池板2との一体化を従来の一
般の構造の電池蓋のようにビス止めによらず、電池板2
に形成されたバネ部29の先端部の係止爪28を電池ノ
ブ3のカム部を介して変形させながら、固定用凹部34
cに嵌入させて一体化した。従って、ネジ止めの工数が
削減でき、更に、ネジ穴部等を電池蓋本体1に設ける必
要がないことから、該電池蓋本体1の薄型化が可能にな
る。更に、本実施例の電池蓋ユニット101によると、
電池の極方向を間違えて挿入したとしても、接点部23
が接触状態とならないので、電気回路が保護されるとい
う効果もある。
【0027】さて、前記実施例の電池蓋ユニット101
は、電池蓋本体1に一体的に成形により形成されたヒン
ジ11を回転中心にして前カバーとの間で回転自在とす
る構造としたものであったが、該電池蓋ユニットのヒン
ジ部に関する変形例として、図18の電池蓋ユニットま
わりの断面図に示すものを提案できる。
【0028】この変形例の電池蓋ユニット102は、電
池蓋本体61に回動軸穴部61aを設け、前カバ−4に
固設されるヒンジ用支持軸4fにより回動自在に支持す
る構造を持つものとする。なお、軸穴部61aを支持軸
4fに挿入するには、軸穴部61aの端部を弾性変形さ
せて挿入する。その他の構造は、前記実施例の電池蓋ユ
ニット101と同一とし、図18においても同一の符号
を用いている。
【0029】本変形例の電池蓋ユニット102は、閉鎖
位置102Bから開放位置102Aまで支持軸4fを中
心の回動可能である。本変形例においても、電池蓋ユニ
ット102の閉成状態にて、上記電池蓋本体61の軸穴
部61a,支持軸4fには電池の作用力が加わらない構
造となる。そして、本変形例の場合、ビス止め構造部が
ないことから電池収納室4eが有効に使え、ビス止めの
作業もなくなる。電池蓋本体61の形状も簡単になる。
【0030】また、電池蓋ユニットに関する別の変形例
として、図19の電池蓋ユニットまわりの断面図に示す
ように電池蓋本体81にヒンジ部を設けないものを提案
できる。但し、その他の構造は、前記実施例の電池蓋ユ
ニット101と同一とし、図19においても同一の符号
を用いている。
【0031】本変形例の電池蓋ユニット103におい
て、電池蓋本体81には、図19に示すように、ヒンジ
部はない。そして、図20の電池蓋ユニットを電池収納
室側から見た断面図に示すように、電池ノブ3を回す
と、電池板2を閉鎖位置である回動位置2Bから開放可
能位置である回動位置2Aまで回動する。この状態で
は、電池蓋ユニット103は前カバ−4の開口4aに対
して干渉しない状態となり、図19に示すように電池蓋
ユニット103を前カバ−4から完全に取り外すことが
できる。
【0032】本変形例の電池蓋ユニット103は、前記
実施例の電池蓋ユニット101の特徴に加えて、電池蓋
本体81にヒンジ部を不要とするので、部品点数、およ
び、組立工数等を減じることが可能となり、更には、電
池収納室4eまわりのスペ−スを有効に利用することが
できる。また、電池蓋本体81の形状も簡単になる等の
特徴を有する。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の電池を使
用する機器の蓋構造は、電池収納室から蓋手段の方向に
働く作用力を該蓋手段で受けることなく、係止手段を介
して本体にて受けることができるので、該蓋手段に上記
作用力が作用することが極めて少なくなり、該蓋手段の
変形や破損等の不具合がなくなり、また、該蓋手段の材
料として、ポリエチレン等の強度,剛性等の弱い合成樹
脂成形品を使用することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電池を使用する機器の
蓋構造を有する電池蓋ユニットの外観を示す斜視図。
【図2】上記図1の電池蓋ユニットの分解斜視図。
【図3】上記図1の電池蓋ユニットの側面図。
【図4】上記図3のD矢視図。
【図5】上記図3のE矢視図。
【図6】上記図1の電池蓋ユニットを構成する電池蓋本
体の正面図。
【図7】上記図1の電池蓋ユニットを構成する電池蓋本
体の側面図。
【図8】上記図1の電池蓋ユニットを構成する電池板の
正面図。
【図9】上記図1の電池蓋ユニットを構成する電池板の
側面図。
【図10】上記図1の電池蓋ユニットを構成する電池ノ
ブの形状を示す図であって、(A)は正面図、(B)は
側面図、(C)は背面図である。
【図11】上記図1の電池蓋ユニットの組み立て状態を
示した図。
【図12】上記図1の電池蓋ユニットの組み立て状態を
示した図。
【図13】上記図1の電池蓋ユニットの組み立て完了状
態を示した図。
【図14】上記図1の電池蓋ユニットのカメラ本体の前
カバーへの取り付け状態を示した断面図。
【図15】前カバ−に装着された図1の電池蓋ユニット
を電池収納室側から見た断面図。
【図16】図1の電池蓋ユニットの抗力の発生状態を示
した作用図。
【図17】図1の電池蓋ユニットにおいて、電池の極の
方向を誤って逆に挿入したときの電池蓋ユニットまわり
の断面図。
【図18】上記図1の実施例の変形例における電池蓋ユ
ニットまわりの断面図。
【図19】上記図1の実施例の別の変形例における電池
蓋ユニットまわりの断面図。
【図20】上記図19の電池蓋ユニットの電池収納室側
から見た断面図。
【符号の説明】
1,61,81………電池蓋本体(蓋手段) 2 ………電池板(係止手段) 3 ………電池ノブ(開閉操作手段) 28………係止爪(弾性突起手段) 34c……凹部(係止手段を固定する凹部) 34a,34b,34d…カム部(カム手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に設けられた電池収納室の開口部を
    閉成する蓋手段と、 上記蓋手段に対して第1の位置と第2の位置とに回動自
    在に設けられた開閉操作手段と、 上記開閉操作手段が第1の位置にある際には上記蓋手段
    が上記開口部を露呈可能とし、第2の位置にある際には
    弾性変形して上記本体の所定位置に該蓋手段を固定する
    係止手段と、 を具備したことを特徴とする電池を使用する機器の蓋構
    造。
  2. 【請求項2】 本体に設けられた電池収納室の開口部を
    閉成する蓋手段と、 上記蓋手段に設けられていて、電池接点部と、弾性変形
    して上記本体の所定位置に該蓋手段を固定する固定部と
    を有する係止手段と、 上記係止手段と一体に設けられていて、該蓋手段が上記
    開口部を露呈可能な第1の位置と該蓋手段を上記本体の
    所定位置に固定する第2の位置とに該係止手段を回動さ
    せる開閉操作手段と、 を具備し、上記電池接点部が受ける力を本体で受けるよ
    うにしたことを特徴とする、電池を使用する機器の蓋構
    造。
  3. 【請求項3】 上記開閉操作手段は、上記係止手段を固
    定する凹部と、該係止手段を接続するカム手段とを有
    し、該係止手段は、上記カム手段上を移動して、上記凹
    部と係合する弾性突起手段を有していることを特徴とす
    る上記請求項1、または、請求項2に記載の電池を使用
    する機器の蓋構造。
JP01470894A 1994-02-08 1994-02-08 電池を使用する機器の蓋構造 Expired - Fee Related JP3299833B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01470894A JP3299833B2 (ja) 1994-02-08 1994-02-08 電池を使用する機器の蓋構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01470894A JP3299833B2 (ja) 1994-02-08 1994-02-08 電池を使用する機器の蓋構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07219003A true JPH07219003A (ja) 1995-08-18
JP3299833B2 JP3299833B2 (ja) 2002-07-08

Family

ID=11868673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01470894A Expired - Fee Related JP3299833B2 (ja) 1994-02-08 1994-02-08 電池を使用する機器の蓋構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3299833B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017139144A (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 富士電機株式会社 電池保持構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017139144A (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 富士電機株式会社 電池保持構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP3299833B2 (ja) 2002-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6218044B1 (en) Opening and closing mechanism for battery compartment and water-proof/drip proof cover for the same
JPH07219003A (ja) 電池を使用する機器の蓋構造
US5315336A (en) Battery housing structure
JP3581553B2 (ja) 防滴防水構造を有する電池室開閉蓋
JPH09265968A (ja) 電気機器の電池蓋
JP3630959B2 (ja) 電池蓋構造
JP2001278145A (ja) 自転車用照明器具
JP2566719Y2 (ja) 回転式電子部品の防滴構造
JPH0735321Y2 (ja) 電気機器のプラグ装置
JPH11102679A (ja) 電気自動車用バッテリの接続構造
JPH067549Y2 (ja) 中点自動復帰式ロータリスイッチ
JP2593868Y2 (ja) 電池ケースの接点構造
JP2561537Y2 (ja) マグネットホルダー
JP7317356B2 (ja) 自動復帰機構ユニット
JPH09293977A (ja) 電子機器用外筐体
JP3143890B2 (ja) 電動機器における防水プッシュスイッチ装置
JPH0713269Y2 (ja) 蓋体取付装置
JPH0646425Y2 (ja) 回転底のブレーキ構造
JPS5864753A (ja) 電池収納可能な機器
JP4590695B2 (ja) 電池用端子構造
JPH069551Y2 (ja) バツテリ−充電アダプタ装置
JP2526630Y2 (ja) 通電接片の取付構造
JPH08153551A (ja) コネクタ
JPH11126592A (ja) 電池のカセットケース
JPH11173327A (ja) 蝶 番

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020403

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees