JPH07218660A - 時計表示機能付電子機器 - Google Patents

時計表示機能付電子機器

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JPH07218660A
JPH07218660A JP6009383A JP938394A JPH07218660A JP H07218660 A JPH07218660 A JP H07218660A JP 6009383 A JP6009383 A JP 6009383A JP 938394 A JP938394 A JP 938394A JP H07218660 A JPH07218660 A JP H07218660A
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Satoru Tsukada
悟 塚田
Hiroaki Kawaguchi
弘昭 川口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックアップ電源の消耗を節約し、寿命を延
ばす。 【構成】 商用交流電源に対して接続状態にあるとき
に、この商用交流電源からの電力供給により駆動する表
示部と、商用交流電源に対して非接続状態にあるとき
に、表示部に駆動電力の供給を行うバックアップ回路と
を備え、表示部に時刻の表示を行う時計表示機能付電子
機器において、表示部の表示をオン・オフする表示駆動
部と、商用交流電源から断電されたことを検出する断電
センサを備え、この断電センサの断電検出回数をカウン
トし、その断電回数が1回目であるか否かを判断する。
そして、断電回数が1回目のときは表示部の表示をオフ
させる。また、断電回数が2回目以降のときは表示部の
表示をオンさせて時刻表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商用交流電源に対して
非接続状態にあるとき、表示部に駆動電力を供給するバ
ックアップ電源を備えた時計表示機能付電子機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の時計表示機能付電子機
器、例えば保温釜においては、現在時刻やタイマ時刻等
を表示する表示部、この表示部に駆動電力を供給する電
池等のバックアップ電源、商用交流電源から断電したこ
とを検出する断電センサ、この断電センサからの断電検
出に応じて、表示駆動部を介して表示部の表示をオンさ
せて時刻等の表示を行わせるマイクロコンピュータを備
えていた。
【0003】このような時計表示機能付電子機器は、出
荷前、商用交流電源に接続すると、図7に示すように、
通電中の処理を行うようになっていた。すなわち、マイ
クロコンピュータがリセットされて立ち上がった場合に
は、表示部に初期表示を行う。そして、現在の時刻等の
初期設定を行うと、計時カウントが開始され、現在時刻
が表示部に表示される。
【0004】この状態で、商用交流電源2から断電する
と、表示部11の駆動電力がバックアップ回路4からの
供給電力に切換えられる。そして、計時動作中、すなわ
ち時刻の計時カウントが開始されていなければ計時カウ
ントはしないが、表示部に時刻等の表示を行わせる。こ
れに対し、計時カウントが開始されていれば、計時動作
を続行したまま、表示部に時刻等の表示を行わせる。続
いて、断電中の処理を行う。例えば表示部に現在時刻や
メニュー等を表示して商用交流電源の接続待ちとなる。
この状態で出荷を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような時
計表示機能付電子機器においては、商用交流電源に対し
て非接続状態にある場合でも、バックアップ回路の電池
から駆動電力を表示部へ供給して、この表示部に現在時
刻等の表示を行わせるため、ユーザーが実際に使用する
までの流通過程の間、電池が無駄に消耗されてしまうと
いう問題があった。
【0006】また、バックアップ回路の電池の消耗を少
なくするため、商用交流電源に対して非接続状態にある
場合には、常に時刻等の表示を消すことも考えられる
が、これでは機能が低下してしまう。
【0007】そこで本発明は、バックアップ電源の消耗
を節約し、実際に使用されてからの寿命を延ばすことが
できる時計表示機能付電子機器を提供しようとするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
商用交流電源に対して接続状態にあるときに、この商用
交流電源からの電力供給により駆動する表示部と、商用
交流電源に対して非接続状態にあるときに、表示部に駆
動電力の供給を行うバックアップ電源とを備え、表示部
に少なくとも時刻の表示を行う時計表示機能付電子機器
において、表示部の表示をオン・オフする表示駆動手段
と、商用交流電源から断電されたことを検出する断電検
出手段と、この断電検出手段からの断電検出の回数をカ
ウントし、その断電回数が所定回数以下か否かを判断す
る断電回数判断手段と、この断電回数判断手段が断電回
数が所定回数以下であると判断したとき、表示駆動手段
に表示部の表示をオフさせる表示制御手段とを設けたも
のである。
【0009】請求項2対応の発明は、商用交流電源に対
して接続状態にあるときに、この商用交流電源からの電
力供給により駆動する表示部と、商用交流電源に対して
非接続状態にあるときに、表示部に駆動電力の供給を行
うバックアップ電源とを備え、表示部に少なくとも時刻
の表示を行う時計表示機能付電子機器において、少なく
とも1つの操作キーを有する操作部と、表示部の表示を
オン・オフする表示駆動手段と、商用交流電源から断電
されたことを検出する断電検出手段と、この断電検出手
段からの断電検出時に、操作部の操作キーのうちいずれ
かのキー入力があったか否かを判断するキー入力判断手
段と、このキー入力判断手段がキー入力があったと判断
したとき、表示駆動手段に表示部の表示をオフさせる表
示制御手段とを設けたものである。
【0010】
【作用】このような構成の請求項1対応の発明において
は、断電回数判断手段が断電検出手段による商用交流電
源からの断電検出回数が所定回数以下であるか否かを判
断する。そして、所定回数以下であると判断したとき、
表示駆動手段に表示部の表示をオフさせる。
【0011】また、請求項2対応の発明においては、断
電検出手段が商用交流電源からの断電を検出したとき
に、キー入力判断手段が操作キー入力があったか否かを
判断する。そして、操作キー入力があったと判断したと
き、表示駆動手段に表示部の表示をオフさせる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を保温釜に適用した場合の一実
施例を図面を参照して説明する。図1は、本実施例の概
略構成を示すブロック図で、1は制御ユニットである。
この制御ユニット1には、電源回路3、バックアップ電
源としてのバックアップ回路4が接続している。
【0013】前記電源回路3は、コンセントを介して商
用交流電源2に脱着自在に接続している。上記制御ユニ
ット1は、商用交流電源2に対して接続状態にあると
き、商用交流電源2からの電力を電源回路3を介して供
給するようになっている。
【0014】また、上記バックアップ回路4は、電池等
を有しており、保温釜が商用交流電源2から断電されて
非接続状態にあるとき、制御ユニット1に電池等の電力
を供給するようになっている。
【0015】前記制御ユニット1は、制御部本体を構成
するMPU(マイクロ・プロセッサ・ユニット)5、こ
のMPU5が各部を制御するためのプログラムデータを
格納したROM(リード・オンリー・メモリ)やMPU
5がデータ処理のために使用するメモリエリアを設けた
RAM(ランダムアクセスメモリ)等を有するメモリ
6、時刻をカウントする計時回路7、I/Oポート8を
備える。
【0016】上記I/Oポート8には、保温釜が商用交
流電源2から断電したことを検出する断電検出手段とし
ての断電センサ9、後述する各種操作キーを備える操作
部10、表示部11に現在時刻等を表示させたり、その
表示をオン・オフする表示駆動手段としての表示駆動部
12が接続している。
【0017】また、I/Oポート8には、表示電源13
をオン・オフする表示電源駆動部14が接続している。
前記表示部11には、電源回路3、又はバックアップ回
路4からの電力が、この表示電源13を介して供給され
るようになっている。
【0018】上記表示部11は、図3ないし図5に示す
ように、保温釜の前面に設けられている。この表示部1
1は、現在の時刻(今の時刻)を表示する現在時刻表示
部21、タイマ設定時刻を表示するタイマ時刻表示部2
2、及び炊き分けの選択(「やわらかめ」、「ふつう/
炊込み」、「かため/すし」、「はや炊き」、「玄
米」、「おかゆ」の選択)を表示する選択表示部24、
保温中の表示を行う保温表示部25から構成される。
【0019】また、操作部10には、保温動作を行うた
めの保温キー26、時刻合わせを行うための時刻合わせ
キー27、炊き分けの選択を行うための選択キー28、
炊飯動作を行うための炊飯キー29、タイマ炊飯を行う
ためのタイマ炊飯キー30、及び切キー31が設けられ
ている。
【0020】前記制御ユニット1のI/Oポート8に
は、保温ヒータや炊飯ヒータ等のヒータ16を駆動する
ヒータ駆動部15が接続している。このヒータ16に
は、前記商用交流電源2からの電力が前記電源回路及び
ヒータ駆動部15を介して供給されるようになってい
る。
【0021】前記MPU5は、リセットされて立ち上が
ると、図3に示すように、初期表示、すなわち表示部1
1の現在の時刻表示部22に「12:00」が点滅する
ようになっている。
【0022】また、MPU5は、商用交流電源2に接続
されると、図2に示すような表示制御を行うようになっ
ている。すなわち、先ずST11にて通電中の処理を行
う。例えばリセットされて立ち上がった場合には、上述
のような初期表示を行う。また、ユーザーの使用時に
は、例えばタイマ炊飯によるタイマ時刻の設定が行われ
ている場合にはタイマ炊飯動作中の表示を行う等の処理
を行う。
【0023】続いて、ST12にて断電回数のリセット
動作が行われたか否かを判断する。すなわち、具体的に
は、例えば前記操作部10の時刻合わせキー27を5秒
以上押したか否かを判断する。
【0024】この断電回数のリセット動作としては、上
述の時刻合わせキー27を5秒以上押す動作に限定され
ることはなく、他の操作キーの組合わせて行う動作でも
よい。
【0025】このとき、ST12にて時刻合わせキー2
7を5秒以上押したと判断した場合は、ST13にて断
電回数カウンタをクリアし、ST11の処理に戻る。こ
れに対し、ST12にて時刻合わせキー27を5秒以上
押していないと判断した場合は、ST14にて断電セン
サ9が断電を検出したか否かを判断する。このとき、断
電を検出していないと判断した場合は、ST11の処理
に戻る。
【0026】また、断電を検出したと判断した場合は、
ST15にて断電回数カウンタのカウント値をインクリ
メント(+1)する。続いて、ST16にて断電回数カ
ウンタの回数がリセット動作後所定回数以下、すなわち
1回目であるか否かを判断する(断電回数判断手段)。
【0027】所定回数を1回としたのは、製品完成後、
出荷前に時刻合わせを行うのは、通常1回であることを
考慮したからであり、所定回数が1回に限定されること
はなく、出荷される前に通常行われる断電回数に応じ
て、所定回数を2回以上の複数回としてもよい。
【0028】ST16にて断電回数カウンタの回数がリ
セット動作後1回目であると判断した場合は、ST17
にて計時動作中、すなわち既に現在時刻が設定されて計
時回路7の計時カウントが実行されているか否かを判断
する。
【0029】そして、計時動作中であると判断した場合
は、ST18にて計時回路7に計時カウントを継続させ
たままで、表示駆動部12を介して表示部11を制御
し、この表示部11の現在時刻等の表示をオフにさせる
(表示制御手段)。このとき、表示電源駆動部14を介
して表示電源13を制御し、この表示電源13もオフに
する。
【0030】また、ST17にて計時動作中でないと判
断した場合は、ST19にて計時回路7に計時カウント
をさせずに、表示駆動部12を介して表示部11を制御
し、この表示部11の現在時刻等の表示をオフにさせる
(表示制御手段)。このとき、表示電源駆動部14を介
して表示電源13を制御し、この表示電源13もオフに
する。
【0031】続いて、ST20にて断電中の処理を行
う。例えば、計時回路7の計時カウントの続行等であ
る。この場合には表示はオフであるため、現在時刻表示
やメニュー表示等が行われることはない。
【0032】そして、ST21にて再び商用交流電源2
に接続されたか否かを判断する。このとき、商用交流電
源2に接続されたと判断した場合は、表示処理を終了
し、商用交流電源2に接続されていないと判断した場合
は、ST16の処理に戻る。
【0033】これに対し、ST16にてリセット動作後
1回目でないと判断した場合は、ST22にて計時動作
中か否かを判断する。そして、計時動作中であると判断
した場合は、ST23にて計時回路7に計時カウントを
継続させたままで、表示駆動部12を介して表示部11
を制御し、この表示部11の表示をオンして現在時刻等
の表示を行わせる。表示電源駆動部14を介して表示電
源13を制御し、この表示電源13もオンにする。
【0034】また、ST22にて計時動作中でないと判
断した場合は、ST24にて計時回路7に計時カウント
をさせずに、表示駆動部12を介して表示部11を制御
し、この表示部11の表示をオンにして現在時刻等を表
示させる。このとき、表示電源駆動部14を介して表示
電源13を制御し、この表示電源13もオンにして、S
T20の断電中の処理に移行する。すなわち、この場合
には表示がオンであるため、例えば現在時刻表示やメニ
ュー表示等を行う。
【0035】このような構成の本実施例においては、製
品の出荷前、MPU5をリセットすると、MPU5は立
ち上がり、図3に示すように、表示部11の現在の時刻
表示部22に「12:00」が点滅する。このときの表
示部11の駆動電力は商用交流電源から供給される。
【0036】そして、現在の時刻等の初期設定を行う
と、計時回路7の計時カウントが開始される。これによ
り、図4に示すように、現在時刻が表示部11の現在時
刻表示部22に表示される。
【0037】この状態で、商用交流電源2から断電する
と、表示部11の駆動電力がバックアップ回路4からの
供給電力に切換えられるとともに、断電回数カウンタの
カウント値がインクリメント(+1)される。
【0038】この場合には、リセット動作後1回目の断
電であり、しかも計時動作中であるため、図5に示すよ
うに、計時回路7による計時カウントが継続されたまま
で、表示部11の表示がオフになる。このとき、表示電
源13もオフになる。これにより、電池の電力が表示部
に供給されることはない。
【0039】このように、表示部11の表示をオフにし
た状態で、製品が出荷される。その後、製品がユーザー
の手元に渡って、商用交流電源2に接続すると、表示制
御動作は終了するとともに、再度表示処理が最初から実
行される。
【0040】このとき、通電中の処理、すなわち例えば
ユーザーがタイマ炊飯を行う場合には、タイマ時刻の設
定表示や、タイマ炊飯表示を行う。そして、この状態で
商用交流電源2から断電すると、断電回数がインクリメ
ントされる。すなわち、この場合は、断電回数が2回目
となり、しかも出荷前に現在時刻が設定されているた
め、計時動作中である。
【0041】このため、計時カウントを継続したまま
で、表示部11の表示がオンになるとともに、表示電源
13もオンになる。すなわち、具体的には、図4に示す
ように、表示部11の現在時刻表示部22に現在の時刻
が表示される。
【0042】これに対し、2回目以降の断電時に、時計
キーを5秒以上押しながら断電すると、断電回数がリセ
ットされるため、1回目の断電と同様に表示電源13が
オフになるとともに、表示部11の表示もオフになる。
【0043】このように、商用交流電源2からの断電さ
れた回数をカウントし、断電回数が1回目のときは、表
示部11の現在時刻等の表示をオフするため、出荷前の
時刻等の初期設定を行って断電したときから製品がユー
ザーの手元に渡るまでは表示部11の表示がオフとなる
ことから、バックアップ回路4からの電力は表示部11
の表示には不要となり、従ってバックアップ回路4の電
池の消耗を防ぐことができる。
【0044】また、断電回数が2回目以降のときは、表
示部11の現在時刻等の表示をオンするため、ユーザー
の手元に渡ってからの従来の時計表示機能を維持するこ
とができる。
【0045】さらに、時計キーを5秒以上押しながら断
電するという簡単な操作で断電回数をリセットできるた
め、断電回数のリセットのために製品を分解してMPU
5をリセットしてから組立てをする必要もなく、製造工
程、検査、出荷状況等に関係なく任意に表示部11の現
在時刻等の表示をオフすることができる。
【0046】次に、本発明の他の実施例を図面を参照し
ながら説明する。なお、本実施例の構成を示すブロック
図及び表示部の外観図は、それぞれ図1及び図3と同様
であるため、詳細な説明は省略する。
【0047】本実施例においてのMPU5は、商用交流
電源2に接続されると、図6に示す表示制御を行うよう
になっている。すなわち、先ずST31にて通電中の処
理を行う。例えばリセットされて立ち上がった場合に
は、図3に示すように、初期表示を行う。具体的には、
例えば表示部11の現在の時刻表示部22に「12:0
0」を点滅させる。また、ユーザーの使用時には、例え
ばタイマ炊飯によるタイマ時刻の設定が行われている場
合にはタイマ炊飯動作中の表示を行う等の処理を行う。
【0048】続いて、ST32にて断電センサ9が断電
を検出したか否かを判断する。このとき、断電を検出し
ていないと判断した場合は、ST31の処理に戻る。ま
た、断電を検出したと判断した場合は、ST33にて断
電時に操作部10のいずれかのキーが押されたか否かを
判断する(キー入力判断手段)。本実施例では操作部1
0の保温キー26、時刻合わせキー27、選択キー2
8、炊飯キー29、タイマ炊飯キー30、及び切キー3
1のどのキーが押された場合でもキーが押されたと判断
する。
【0049】このとき、断電時にいずれかのキーが押さ
れたと判断した場合は、ST34にて計時動作中、すな
わち既に現在時刻が設定されて計時回路7の計時カウン
トが実行されているか否かを判断する。
【0050】そして、計時動作中であると判断した場合
は、ST35にて計時回路7に計時カウントを継続させ
たままで、表示駆動部12を介して表示部11を制御
し、この表示部11の現在時刻等の表示をオフにさせる
(表示制御手段)。このとき、表示電源駆動部14を介
して表示電源13を制御し、この表示電源13もオフに
する。
【0051】また、ST34にて計時動作中でないと判
断した場合は、ST36にて計時回路7に計時カウント
をさせずに、表示駆動部12を介して表示部11を制御
し、この表示部11の現在時刻等の表示をオフにさせる
(表示制御手段)。このとき、表示電源駆動部14を介
して表示電源13を制御し、この表示電源13もオフに
する。
【0052】続いて、ST37にて断電中の処理を行
う。例えば、計時回路7の計時カウントの続行等であ
る。この場合には表示はオフであるため、現在時刻表示
やメニュー表示等が行われることはない。
【0053】そして、ST38にて再び商用交流電源2
に接続されたか否かを判断する。このとき、商用交流電
源2に接続されたと判断した場合は、表示処理を終了
し、商用交流電源2に接続されていないと判断した場合
は、ST33の処理に戻る。
【0054】これに対し、ST33にて断電時にいずれ
のキーも押されていないと判断した場合は、ST39に
て計時動作中か否かを判断する。そして、計時動作中で
あると判断した場合は、ST41にて計時回路7に計時
カウントを継続させたままで、表示駆動部12を介して
表示部11を制御し、この表示部11の表示をオンして
現在時刻等の表示を行わせる。表示電源駆動部14を介
して表示電源13を制御し、この表示電源13もオンに
する。
【0055】また、ST39にて計時動作中でないと判
断した場合は、ST41にて計時回路7に計時カウント
をさせずに、表示駆動部12を介して表示部11を制御
し、この表示部11の表示をオンにして現在時刻等を表
示させる。このとき、表示電源駆動部14を介して表示
電源13を制御し、この表示電源13もオンにして、S
T37の断電中の処理に移行する。すなわち、この場合
には表示がオンであるため、例えば現在時刻表示やメニ
ュー表示等を行う。
【0056】このような構成の本実施例においては、製
品の出荷前、MPU5をリセットすると、MPU5は立
ち上がり、図3に示すように、表示部11の現在の時刻
表示部22に「12:00」が点滅する。このときの表
示部11の駆動電力は商用交流電源から供給される。
【0057】そして、現在の時刻の設定等の初期設定を
行うと、計時回路7の計時カウントが開始される。これ
により、図4に示すように、現在時刻が表示部11の現
在時刻表示部22に表示される。
【0058】この状態で、例えば操作部10の時計合わ
せキー27を押しながら商用交流電源2から断電する
と、表示部11の駆動電力がバックアップ回路4からの
供給電力に切換えられる。
【0059】この場合には、断電時にキーが押されてお
り、しかも計時動作中であるため、図5に示すように、
計時回路7による計時カウントが継続されたままで、表
示部11の表示がオフになる。このとき、表示電源13
もオフになる。これにより、電池の電力が表示部に供給
されることはない。
【0060】一般には表示部11の表示をオフにした状
態で、製品が出荷されて流通し、ユーザーの手元に渡
る。この場合、ユーザーが商用交流電源2に接続する
と、表示制御動作は終了するとともに再度開始される。
【0061】このように、表示部11の表示をオフにし
た状態で、製品が出荷される。その後、製品がユーザー
の手元に渡って、商用交流電源2に接続すると、表示制
御動作は終了するとともに、再度表示処理が最初から実
行される。
【0062】そして、ユーザーが、いずれのキーも押さ
ずに商用交流電源2から断電した場合は、表示部11の
表示はオンとなる。このとき、表示電源13もオンにな
る。すなわち、具体的には、図4に示すように、表示部
11の現在時刻表示部22に現在の時刻が表示される。
【0063】このように、商用交流電源2からの断電時
に操作部10のいずれかのキーが押されたか否かを判断
し、いずれかのキーが押されたまま断電されたときに、
表示部11の現在時刻等の表示をオフするため、例えば
出荷前の時刻等の初期設定を行った後、いずれかのキー
を押しながら断電すれば、そのきから製品がユーザーの
手元に渡るまでは表示部11の表示がオフとなることか
ら、バックアップ回路4からの電力は表示部11の表示
には不要となり、従ってバックアップ回路4の電池の消
耗を防ぐことができる。
【0064】また、いずれのキーも押されずに商用交流
電源2から断電されたときに、表示部11の表示をオン
するため、従来の時計表示機能を維持することができ
る。さらに、いずれかのキーを押しながら断電するとい
う簡単な操作で表示部11の表示をオフすることができ
るため、出荷時に表示をオフするのみならず、例えば電
池の消耗を防止したいと考えるときや、断電中の表示を
消したいと考えるとき等など必要であればユーザーでも
表示部11の表示をオフすることができる。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、バ
ックアップ電源の消耗を節約し、実際に使用されてから
の寿命を延ばすことができる時計表示機能付電子機器を
提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】同実施例における表示制御動作を示す流れ図。
【図3】同実施例における表示部の時計合わせ時の表示
を説明する図。
【図4】同実施例における表示部の時計合わせ後の表示
を説明する図。
【図5】同実施例における表示がオフの場合の表示部を
説明する図。
【図6】本発明の他の実施例における表示制御動作を示
す流れ図。
【図7】従来の時計表示機能付電子機器の表示制御動作
を示す流れ図。
【符号の説明】
2…商用交流電源 4…バックアップ回路 5…MPU 9…断電センサ 10…操作部 11…表示部 12…表示駆動部 21…現在時刻表示部 27…時刻合わせキー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流電源に対して接続状態にあると
    きに、この商用交流電源からの電力供給により駆動する
    表示部と、前記商用交流電源に対して非接続状態にある
    ときに、前記表示部に駆動電力の供給を行うバックアッ
    プ電源とを備え、前記表示部に少なくとも時刻の表示を
    行う時計表示機能付電子機器において、前記表示部の表
    示をオン・オフする表示駆動手段と、前記商用交流電源
    から断電されたことを検出する断電検出手段と、この断
    電検出手段からの断電検出の回数をカウントし、その断
    電回数が所定回数以下か否かを判断する断電回数判断手
    段と、この断電回数判断手段が断電回数が所定回数以下
    であると判断したとき、表示駆動手段に表示部の表示を
    オフさせる表示制御手段とを設けたことを特徴とする時
    計表示機能付電子機器。
  2. 【請求項2】 商用交流電源に対して接続状態にあると
    きに、この商用交流電源からの電力供給により駆動する
    表示部と、前記商用交流電源に対して非接続状態にある
    ときに、前記表示部に駆動電力の供給を行うバックアッ
    プ電源とを備え、前記表示部に少なくとも時刻の表示を
    行う時計表示機能付電子機器において、少なくとも1つ
    の操作キーを有する操作部と、前記表示部の表示をオン
    ・オフする表示駆動手段と、前記商用交流電源から断電
    されたことを検出する断電検出手段と、この断電検出手
    段からの断電検出時に、前記操作部の操作キーのうちい
    ずれかのキー入力があったか否かを判断するキー入力判
    断手段と、このキー入力判断手段がキー入力があったと
    判断したとき、表示駆動手段に表示部の表示をオフさせ
    る表示制御手段とを設けたことを特徴とする時計表示機
    能付電子機器。
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