JPH07217772A - 管の運搬および芯出し接合装置 - Google Patents

管の運搬および芯出し接合装置

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JPH07217772A
JPH07217772A JP6011995A JP1199594A JPH07217772A JP H07217772 A JPH07217772 A JP H07217772A JP 6011995 A JP6011995 A JP 6011995A JP 1199594 A JP1199594 A JP 1199594A JP H07217772 A JPH07217772 A JP H07217772A
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JP
Japan
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pipe
bag
joining
tube
supported
Prior art date
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Pending
Application number
JP6011995A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Nakamura
誠 中村
Ikurou Takemura
育朗 竹村
Hiromitsu Mima
宏光 美馬
Motoki Ikeyama
基樹 池山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIZAI TEKUTO KK
Kubota Corp
Original Assignee
KIZAI TEKUTO KK
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by KIZAI TEKUTO KK, Kubota Corp filed Critical KIZAI TEKUTO KK
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Publication of JPH07217772A publication Critical patent/JPH07217772A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 敷設路の接合位置まで台車で運ばれてきた管
をエアバッグなどの袋体で受け取って支持するととも
に、この袋体で支持された管を接合方向に移動させて接
合を行うに際し、前記袋体に無理な力を及ぼすことなし
に、円滑に管を接合できるようにする。 【構成】 管14は運搬台車13によって接合位置まで運
搬される。運搬位置には、内部に供給される流体の作用
により膨らむことで、台車13上の管14を受け取って
芯出し状態で支持する袋体24が設けられている。袋体
24は、コロスライド装置23によって、管14と一体
的に円滑に接合方向に移動する。このため、袋体24に
無理な力が作用することが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管の運搬および芯出し
接合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多数のセグメントにより形成された水平
方向の坑内などの敷設路に下水管などの管路を敷設する
場合には、この坑内に敷設されたレール上を走行可能な
台車によって、管路を構成する管をその敷設場所まで搬
送している。敷設場所の坑内にはエアバッグ式のジャッ
キ装置が設けられ、台車によって既設の管の近傍まで搬
送された管の下側で複数のエアバッグが膨らむことで、
台車上の管がこれらエアバッグによって受け取られる。
そしてエアバッグ内へ供給される空気の量を調節するこ
とで、坑内における管の芯出しが行われる。
【0003】そして、このようにエアバッグにより芯出
し状態で支持された管の先端を既設の管の開口端部へ押
し込むことによって、管の接合が行われる。このとき、
押し込み量はあまり大きくなく、エアバッグは適度に変
形することによって押し込みのための管の変位に追従す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エアバッグと
坑の内面との間、およびエアバッグと管の外面との間に
はかなりの摩擦力が作用するため、場合によっては管の
押し込み時の変位によってエアバッグに無理な力がかか
るおそれがある。そして極端な場合にはエアバッグが破
裂さえするおそれがある。
【0005】そこで本発明はこのような問題点を解決
し、管を支持するエアバッグなどの袋体に無理な力を及
ぼすことなしに、円滑に管を運搬、芯出し、および接合
できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、敷設路に沿って管を運搬可能な台車と、前記
敷設路における管接合位置に設けられるとともに、内部
に供給される流体の作用により膨らんで、前記台車上の
管を受け取って芯出し状態で支持可能な袋体と、この管
を支持した袋体をさらに管接合方向に移動自在に支持す
る手段とを有するようにしたものである。
【0007】
【作用】このような構成によれば、管は台車によって接
合位置まで運搬される。接合位置では、支持手段によっ
て支持された袋体が、内部の流体を抜いた状態で待機し
ている。管が接合位置に到着したなら、袋体の内部に流
体を供給することでこの袋体が膨れ、台車に支持されて
いた管がこの膨らんだ袋体により持ち上げられて支持さ
れる。その状態で管に接合方向の力を作用させると、袋
体が支持手段によって管接合方向に移動自在に支持され
ていることから、これら管および袋体は、支持手段に案
内されて一体的に円滑に管接合方向に移動する。それに
よりこの管の先端が既設の管の開口端部へ押し込まれ
て、接合が行われる。このとき、上述のように袋体は管
とともに円滑に移動するため、この袋体に敷設路の表面
や管外面との間の摩擦力にもとづく無理な力が作用する
ことが防止される。接合後は、管は適当な手段によって
支持されかつ固定される。
【0008】
【実施例】図1〜図3において、10は下水管路を敷設す
るための管路敷設坑であり、多数のセグメント11の接続
によって横断面が円形状に形成されている。管路敷設坑
10の底部には、アングル材を利用した一対の軌条12が敷
設されている。この軌条12に沿って超低床式の運搬台車
13が走行可能であり、この運搬台車13は、坑内に敷設す
べき管14を一本ずつ支持して敷設場所まで運搬可能であ
る。
【0009】下水路を構成する管14は樹脂管にて形成さ
れており、その一端にカラーが外ばめされることで受口
15が形成されるとともに、その他端には挿口16が形成さ
れている。敷設場所にすでに敷設された既設管17の受口
15の内部に新しい管14の挿口16が挿入されることで、こ
の既設管17に新しい管14が接合される。管14の内部に
は、この管14が台車13により支持されたときにこの管14
が自重により偏平状に撓むことを防止するための支持棒
18が設けられている。
【0010】敷設場所の既設管17の受口15の近傍におけ
る管路敷設坑10の底部には、管の芯出し接合装置20が設
けられている。詳細には、軌条12の両側における坑10の
底部の内面には、それぞれ支持装置21が設けられてい
る。各支持装置21は、坑10の長さ方向すなわち管接合方
向に長く形成されたフレーム22を有している。そして、
このフレーム22の一端側および他端側には、算盤と同様
に構成されて小さな多数のローラ19を備えたコロスライ
ド装置23がそれぞれ設けられている。
【0011】各コロスライド装置23によって袋体として
のエアバッグ24が支持されており、これら前後左右に一
対ずつで合計四つのエアバッグ24は、コロスライド装置
23に案内されることによって、管接合方向にある程度の
距離だけ往復移動可能である。25はコンプレッサで、こ
のコンプレッサ25からの配管26は、調整装置27を介して
各エアバッグ24に導かれている。調整装置27は、コンプ
レッサ25からのエアを所定の圧力や量で各エアバッグ24
に分配可能である。
【0012】芯出し接合装置20を構成する支持装置21や
エアを抜いた状態のエアバッグ24は、管14が敷設場所へ
運搬されたときにこの管14の外面と坑10の内面との間に
形成される空間28の中に設置可能なように構成されてい
る。そしてエアバッグ24は、その内部にエアが供給され
て膨らむことで、台車13上に支持されていた管14を持ち
上げ状態で受け取って支持可能である。
【0013】このような構成において、既設管17に新た
な管14を接合する際には、この管14を立坑などにおいて
地表から管路敷設抗11の内部に搬入し、待機していた台
車13によってこの管14を水平方向に支持する。そして台
車13を軌条12に沿って走行させることで、この管14を既
設管17の近傍の接合位置まで運搬する。この接合位置に
は、あらかじめ芯出し接合装置20を配置しておく。この
芯出し接合装置20において、エアバッグ24は、空気を抜
いた状態でコロスライド装置23上に乗せられており、コ
ロスライド装置23における既設管17から遠ざかった位置
に置かれている。
【0014】台車13の走行により管14が接合位置に到達
したときには、この管14の挿口16が既設管17の受口15に
近接した状態で台車13を停止する。そして調整装置27に
よってコンプレッサ25からのエアを各エアバッグ24に供
給し、これらエアバッグ24を膨らませる。するとエアバ
ッグ24は、コロスライド装置23によって支持された状態
のまま、台車13にて支持されていた管14を持ち上げ状態
で受け取って支持する。そして、調整装置27によって各
エアバッグ24へ供給するエアの圧力や量を個別に調整す
ることで、既設管17や管路敷設抗10に対し管14が芯出し
される。
【0015】次に、これらコロスライド装置23およびエ
アバッグ24にて芯出し状態で支持された管14に、適宜の
手段を用いて接合方向すなわち管軸方向の力を作用させ
る。すると、管14とエアバッグ24との間には大きな摩擦
力が作用するのに対して、エアバッグ24はコロスライド
装置23のローラ19の働きによって接合方向に自在に往復
移動可能であるので、これらエアバッグ24と管14とは、
コロスライド装置23上を既設管17に接近する方向に一体
的に円滑に移動する。それにより管14の先端の挿口16が
既設管17の受口15の内部に押し込まれて、この管14が既
設管17に接合される。このとき、上述のようにエアバッ
グ24は管14とともに円滑に移動するため、このエアバッ
グ24に摩擦力にもとづく無理な力が作用することが防止
される。接合後は、管14を適当な手段によって坑10内に
支持しかつ固定するとともに、エアバッグ24内のエアを
抜いたうえで、芯出し接合装置20を取り出して次の管の
接合場所に設置する。同様に台車13を取り出して、次の
管の運搬作業に供する。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、台車
から受け取った管を支持した袋体をさらに管接合方向に
移動自在に支持する手段を有する構成としたため、管に
接合方向の力を作用させることで、管および袋体を支持
手段により案内して円滑に管接合方向に移動させること
ができ、この管を容易に既設管に接合させることがで
き、その際に袋体に敷設路の表面や管外面との間の摩擦
力にもとづく無理な力が作用することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の管の運搬および芯出し接合
装置であって、袋体により管を支持した状態を示す要部
の側面図である。
【図2】同装置の全体平面図である。
【図3】同装置の運搬台車によって管を支持した状態を
示す全体側面図である。
【符号の説明】
10 管路敷設坑 13 運搬台車 14 管 21 支持装置 23 コロスライド装置 24 エアバッグ(袋体)
フロントページの続き (72)発明者 美馬 宏光 大阪府大阪市西淀川区西島2丁目1番地6 号 株式会社クボタ新淀川工場内 (72)発明者 池山 基樹 大阪府大阪市西淀川区西島2丁目1番地6 号 株式会社クボタ新淀川工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 敷設路に沿って管を運搬可能な台車と、
    前記敷設路における管接合位置に設けられるとともに、
    内部に供給される流体の作用により膨らんで、前記台車
    上の管を受け取って芯出し状態で支持可能な袋体と、こ
    の管を支持した袋体をさらに管接合方向に移動自在に支
    持する手段とを有することを特徴とする管の運搬および
    芯出し接合装置。
JP6011995A 1994-02-04 1994-02-04 管の運搬および芯出し接合装置 Pending JPH07217772A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6011995A JPH07217772A (ja) 1994-02-04 1994-02-04 管の運搬および芯出し接合装置

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JP6011995A JPH07217772A (ja) 1994-02-04 1994-02-04 管の運搬および芯出し接合装置

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Publication Number Publication Date
JPH07217772A true JPH07217772A (ja) 1995-08-15

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ID=11793172

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JP6011995A Pending JPH07217772A (ja) 1994-02-04 1994-02-04 管の運搬および芯出し接合装置

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JP (1) JPH07217772A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016223599A (ja) * 2015-06-03 2016-12-28 株式会社栗本鐵工所 管持上げ装置
CN110440071A (zh) * 2019-08-14 2019-11-12 谭士龙 一种快速装卸式膨胀节

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