JPH0721729A - データカートリッジ - Google Patents
データカートリッジInfo
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- JPH0721729A JPH0721729A JP16118193A JP16118193A JPH0721729A JP H0721729 A JPH0721729 A JP H0721729A JP 16118193 A JP16118193 A JP 16118193A JP 16118193 A JP16118193 A JP 16118193A JP H0721729 A JPH0721729 A JP H0721729A
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- Japan
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- cartridge
- opening
- data cartridge
- magnetic tape
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 前面側から記録再生装置に挿入可能なデータ
カトリッジにおいて、幅広の磁気テープを使用したデー
タカートリッジが、小幅の磁気テープを使用している現
行のデータカートリッジ用に開発された、現行の記録再
生装置に誤挿入されるのを防止する。 【構成】 磁気テープの幅を現行のデータカトリッジの
磁気テープの幅よりも幅広に形成したデータカートリッ
ジC2において、開閉扉16を開閉させるための被操作
部16aを現行のデータカトリッジ用の記録再生装置D
1の扉開閉操作部25bに当接しない位置に設けた。
カトリッジにおいて、幅広の磁気テープを使用したデー
タカートリッジが、小幅の磁気テープを使用している現
行のデータカートリッジ用に開発された、現行の記録再
生装置に誤挿入されるのを防止する。 【構成】 磁気テープの幅を現行のデータカトリッジの
磁気テープの幅よりも幅広に形成したデータカートリッ
ジC2において、開閉扉16を開閉させるための被操作
部16aを現行のデータカトリッジ用の記録再生装置D
1の扉開閉操作部25bに当接しない位置に設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばCPUのデータ
を高密度記録(バックアップメモリ)するのに最適なデ
ータカートリッジに関するものである。
を高密度記録(バックアップメモリ)するのに最適なデ
ータカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、CPUのデータを高密度記録
するデータカートリッジとして、例えば、特公昭52−
14976号公報が知られている。
するデータカートリッジとして、例えば、特公昭52−
14976号公報が知られている。
【0003】従来のこの種のデータカートリッジ(以
下、第1のデータカートリッジと記載する)C1は、図
11〜図12に示すように、カートリッジケース1が下
ハーフであるアルミニウム板等からなるベース板2上に
透光性を有する合成樹脂によって成形された上ハーフで
ある薄型箱状の上カバー3をねじ止め等することによっ
て形成されている。そして、ベース板2上には合成樹脂
によって成形された左右一対の上下フランジ付のテープ
リール4,4が回転自在に枢支され、これら左右一対の
テープリール4,4には磁気テープ5が巻回されてい
る。この磁気テープ5はベース板2に取り付けられた3
つのフランジ付テープガイド6…6によってガイドされ
て上カバー3の前面壁3aの内側に沿って掛け渡されて
いる。また、ベース板2上の前端縁2aのほぼ中央部
と、後端縁2b側の左右両コーナー部とに合成樹脂によ
って成形された駆動ローラ7と左右一対のコーナーロー
ラ8,8が回転自在に枢支されている。そして、これら
駆動ローラ7と左右一対のコーナーローラ8,8との間
にゴムベルト等にて形成された弾性を有する駆動ベルト
9が強いテンションでほぼT形状に巻き掛けられてい
る。そして、この駆動ベルト9の駆動ローラ7と両コー
ナーローラ8,8との間の左右一対の駆動部9a,9a
が両テープリール4,4に巻回されている磁気テープ5
の左右一対のテープ巻装部5a,5aの外周に圧接され
ている。
下、第1のデータカートリッジと記載する)C1は、図
11〜図12に示すように、カートリッジケース1が下
ハーフであるアルミニウム板等からなるベース板2上に
透光性を有する合成樹脂によって成形された上ハーフで
ある薄型箱状の上カバー3をねじ止め等することによっ
て形成されている。そして、ベース板2上には合成樹脂
によって成形された左右一対の上下フランジ付のテープ
リール4,4が回転自在に枢支され、これら左右一対の
テープリール4,4には磁気テープ5が巻回されてい
る。この磁気テープ5はベース板2に取り付けられた3
つのフランジ付テープガイド6…6によってガイドされ
て上カバー3の前面壁3aの内側に沿って掛け渡されて
いる。また、ベース板2上の前端縁2aのほぼ中央部
と、後端縁2b側の左右両コーナー部とに合成樹脂によ
って成形された駆動ローラ7と左右一対のコーナーロー
ラ8,8が回転自在に枢支されている。そして、これら
駆動ローラ7と左右一対のコーナーローラ8,8との間
にゴムベルト等にて形成された弾性を有する駆動ベルト
9が強いテンションでほぼT形状に巻き掛けられてい
る。そして、この駆動ベルト9の駆動ローラ7と両コー
ナーローラ8,8との間の左右一対の駆動部9a,9a
が両テープリール4,4に巻回されている磁気テープ5
の左右一対のテープ巻装部5a,5aの外周に圧接され
ている。
【0004】なお、左右一対のテープリール4,4及び
3つのローラ7、8,8はベース板2上に圧入等により
垂直に植設された合計5つの金属等の支軸10…10の
外周に回転自在に枢支されている。そして、磁気テープ
5の走行路の内側にはテープエンドの光検出用ミラー1
2が取り付けられている。
3つのローラ7、8,8はベース板2上に圧入等により
垂直に植設された合計5つの金属等の支軸10…10の
外周に回転自在に枢支されている。そして、磁気テープ
5の走行路の内側にはテープエンドの光検出用ミラー1
2が取り付けられている。
【0005】そして、上カバー3の左右両側壁3b,3
bの外面には、前面壁3aから平行に切り込まれた左右
一対の溝状部13,13が平行に形成されている。ベー
ス板2の左右両端部2c,2cの前端側の上記溝状部1
3,13内に対応する位置には左右一対の位置決め用切
欠き14,14が形成されている。
bの外面には、前面壁3aから平行に切り込まれた左右
一対の溝状部13,13が平行に形成されている。ベー
ス板2の左右両端部2c,2cの前端側の上記溝状部1
3,13内に対応する位置には左右一対の位置決め用切
欠き14,14が形成されている。
【0006】また、上カバー3には、ベース板2の前端
縁2a側で駆動ローラ7の一側部に、そのベース板2と
上カバー3の天井壁3cとに跨がるようにしてほぼ台形
状に切欠かれたヘッド挿入穴15が形成されていて、こ
のヘッド挿入穴15を開閉する開閉扉16がベース板2
と上カバー3の天井壁3cとの間に支点軸17を介して
回転自在に取り付けられている。
縁2a側で駆動ローラ7の一側部に、そのベース板2と
上カバー3の天井壁3cとに跨がるようにしてほぼ台形
状に切欠かれたヘッド挿入穴15が形成されていて、こ
のヘッド挿入穴15を開閉する開閉扉16がベース板2
と上カバー3の天井壁3cとの間に支点軸17を介して
回転自在に取り付けられている。
【0007】上記開閉扉16の一端部には被操作部16
aが設けられている。
aが設けられている。
【0008】上記被操作部16aは、データカートリッ
ジC1を次に述べる記録再生装置D1に挿入したとき
に、該記録再生装置D1の側壁24aに設けた扉開閉操
作部材としての固定ブロック部25bの先端面により押
圧されて、上記支点軸17を中心にして、開閉扉16を
回動させて、ヘッド挿入穴15を開くためのものであ
る。
ジC1を次に述べる記録再生装置D1に挿入したとき
に、該記録再生装置D1の側壁24aに設けた扉開閉操
作部材としての固定ブロック部25bの先端面により押
圧されて、上記支点軸17を中心にして、開閉扉16を
回動させて、ヘッド挿入穴15を開くためのものであ
る。
【0009】上記被操作部16aは、図13に示したよ
うに、開閉扉16の一端部に縦幅W1=7.56mm、
横幅W2=3.26mmに形成されている。また、上記
被操作部16aの前面はR=2.36mmの円弧面に形
成されている。
うに、開閉扉16の一端部に縦幅W1=7.56mm、
横幅W2=3.26mmに形成されている。また、上記
被操作部16aの前面はR=2.36mmの円弧面に形
成されている。
【0010】また、駆動ローラ7は、図11に示したよ
うに、駆動ベルト9が巻付けられる小径ローラ部7aの
上部に大径ローラ部7bが一体成形されていて、その大
径ローラ部7bの前側が上カバー3の前面壁3aに形成
されたローラ挿入穴18内に露出されている。
うに、駆動ベルト9が巻付けられる小径ローラ部7aの
上部に大径ローラ部7bが一体成形されていて、その大
径ローラ部7bの前側が上カバー3の前面壁3aに形成
されたローラ挿入穴18内に露出されている。
【0011】そして、この種の第1のデータカートリッ
ジC1を記録、再生する記録再生装置としては、図12
に示すように、第1のデータカートリッジC1を前面1
a側から矢印a方向に挿入する前面挿入タイプの記録再
生装置D1が広く用いられている。
ジC1を記録、再生する記録再生装置としては、図12
に示すように、第1のデータカートリッジC1を前面1
a側から矢印a方向に挿入する前面挿入タイプの記録再
生装置D1が広く用いられている。
【0012】この前面挿入タイプの記録再生装置D1
は、フロントパネル22に形成されたカートリッジ挿入
口23内にカートリッジ挿入部(空間)24が水平に形
成されていて、その左右両側壁24a,24aには、左
右一対のベース板挿入溝25a,25aと、これら挿入
溝25a,25a上に位置する固定ブロック部25b,
25bが水平で平行に形成されている。そして、上記左
右一対の両ベース板挿入溝25a,25aのカートリッ
ジ挿入方向である矢印a方向側の奥端部に、図15に示
したように、左右一対のカートリッジ前後位置規制部2
6,26が左右両側壁24a,24aと一体に形成され
ている。また、左右一対のベース板挿入溝25a,25
aの下向きの上側面の合計3箇所に下向きの凸部で形成
された3つのカートリッジ上下位置規制部27…27が
一体成形されている。そして、左右一対のベース板挿入
溝25a,25aの左右一対のカートリッジ前後位置規
制部26,26の近傍位置に左右一対のカートリッジ位
置決めローラ28,28が取り付けられている。
は、フロントパネル22に形成されたカートリッジ挿入
口23内にカートリッジ挿入部(空間)24が水平に形
成されていて、その左右両側壁24a,24aには、左
右一対のベース板挿入溝25a,25aと、これら挿入
溝25a,25a上に位置する固定ブロック部25b,
25bが水平で平行に形成されている。そして、上記左
右一対の両ベース板挿入溝25a,25aのカートリッ
ジ挿入方向である矢印a方向側の奥端部に、図15に示
したように、左右一対のカートリッジ前後位置規制部2
6,26が左右両側壁24a,24aと一体に形成され
ている。また、左右一対のベース板挿入溝25a,25
aの下向きの上側面の合計3箇所に下向きの凸部で形成
された3つのカートリッジ上下位置規制部27…27が
一体成形されている。そして、左右一対のベース板挿入
溝25a,25aの左右一対のカートリッジ前後位置規
制部26,26の近傍位置に左右一対のカートリッジ位
置決めローラ28,28が取り付けられている。
【0013】なお、これら左右一対のカートリッジ位置
決めローラ28,28は、左右両側壁24a,24aに
形成された左右一対の切欠き29,29内に配置されて
いる。そして、左右一対のベース板挿入溝25a,25
aと平行な左右一対の板ばね30,30の一端が左右両
側壁24a,24aの下面に固着されていて、これら左
右一対の板ばね30,30の他端に左右一対のカートリ
ッジ位置決めローラ28,28が回転自在に枢支されて
いる。そして、これら左右一対の板ばね30,30によ
って、左右一対のカートリッジ位置決めローラ28,2
8が上方である矢印b方向に移動付勢されている。な
お、カートリッジ挿入部24の底面壁24bの中央部で
カートリッジ挿入口23側に偏位された位置に、カート
リッジケース1を矢印b方向に移動付勢する板ばね31
が取り付けられている。
決めローラ28,28は、左右両側壁24a,24aに
形成された左右一対の切欠き29,29内に配置されて
いる。そして、左右一対のベース板挿入溝25a,25
aと平行な左右一対の板ばね30,30の一端が左右両
側壁24a,24aの下面に固着されていて、これら左
右一対の板ばね30,30の他端に左右一対のカートリ
ッジ位置決めローラ28,28が回転自在に枢支されて
いる。そして、これら左右一対の板ばね30,30によ
って、左右一対のカートリッジ位置決めローラ28,2
8が上方である矢印b方向に移動付勢されている。な
お、カートリッジ挿入部24の底面壁24bの中央部で
カートリッジ挿入口23側に偏位された位置に、カート
リッジケース1を矢印b方向に移動付勢する板ばね31
が取り付けられている。
【0014】そして、図14〜図16に示すように、第
1のデータカートリッジC1のベース板2の前端縁2a
を前向けである矢印a方向に向けて、第1のデータカー
トリッジC1を記録再生装置D1のカートリッジ挿入口
23からカートリッジ挿入部24内に矢印a方向から挿
入する。
1のデータカートリッジC1のベース板2の前端縁2a
を前向けである矢印a方向に向けて、第1のデータカー
トリッジC1を記録再生装置D1のカートリッジ挿入口
23からカートリッジ挿入部24内に矢印a方向から挿
入する。
【0015】この際、ベース板2の左右両端部2c,2
cを左右一対のベース板挿入溝25a,25a内に矢印
a方向から挿入するようにして、そのベース板2を中央
部の板ばね31上に挿入するが、その挿入開始の直前
に、開閉扉16の被操作部16aが、一方の側壁24a
に設けた扉開閉操作部材としての固定ブロック部25b
の先端面に当接されて、この開閉扉16が図13に1点
鎖線で示すように支点軸17を中心に捩りコイルばねに
抗して矢印c方向に開扉される。
cを左右一対のベース板挿入溝25a,25a内に矢印
a方向から挿入するようにして、そのベース板2を中央
部の板ばね31上に挿入するが、その挿入開始の直前
に、開閉扉16の被操作部16aが、一方の側壁24a
に設けた扉開閉操作部材としての固定ブロック部25b
の先端面に当接されて、この開閉扉16が図13に1点
鎖線で示すように支点軸17を中心に捩りコイルばねに
抗して矢印c方向に開扉される。
【0016】そして、図15に示すように、第1のデー
タカートリッジC1がカートリッジ挿入部24内に矢印
a方向から完全に挿入された時に、第1のデータカート
リッジC1の高精度の位置決めが行われる。
タカートリッジC1がカートリッジ挿入部24内に矢印
a方向から完全に挿入された時に、第1のデータカート
リッジC1の高精度の位置決めが行われる。
【0017】即ち、図16の(A)に示したように、ま
ず、ベース板2の前端縁2aの左右両端が左右一対のカ
ートリッジ前後位置規制部26,26に矢印a方向から
当接されて、データカートリッジC1の挿入が停止され
るのとほぼ同時に、左右一対のカートリッジ位置決めロ
ーラ28,28が左右一対の板ばね30,30によって
ベース板2の左右一対の位置決め用切欠き14,14内
に下方から矢印b方向に係合される。そして、これら左
右一対のカートリッジ位置決めローラ28,28が左右
一対の位置決め用切欠き14,14の前端14aを斜め
前方上方である矢印d方向に押圧する。
ず、ベース板2の前端縁2aの左右両端が左右一対のカ
ートリッジ前後位置規制部26,26に矢印a方向から
当接されて、データカートリッジC1の挿入が停止され
るのとほぼ同時に、左右一対のカートリッジ位置決めロ
ーラ28,28が左右一対の板ばね30,30によって
ベース板2の左右一対の位置決め用切欠き14,14内
に下方から矢印b方向に係合される。そして、これら左
右一対のカートリッジ位置決めローラ28,28が左右
一対の位置決め用切欠き14,14の前端14aを斜め
前方上方である矢印d方向に押圧する。
【0018】この結果、左右一対の位置決めローラ2
8,28及び中央部の板ばね31によって、第1のデー
タカートリッジC1全体がカートリッジ挿入部24内で
矢印a,b方向の両方向に移動付勢されて、ベース板2
の前端縁2aが左右一対のカートリッジ前後位置規制部
26,26に矢印a方向から弾性的に押圧されると同時
に、ベース板2の左右両端部2c,2cが3つのカート
リッジ上下位置規制部27…27に矢印b方向から弾性
的に押圧されて、第1のデータカートリッジC1がカー
トリッジ挿入部24内に高精度に位置決めされる。そし
て、左右一対のカートリッジ位置決めローラ28,28
によって、第1のデータカートリッジC1がカートリッ
ジ挿入部24内にロックされる。
8,28及び中央部の板ばね31によって、第1のデー
タカートリッジC1全体がカートリッジ挿入部24内で
矢印a,b方向の両方向に移動付勢されて、ベース板2
の前端縁2aが左右一対のカートリッジ前後位置規制部
26,26に矢印a方向から弾性的に押圧されると同時
に、ベース板2の左右両端部2c,2cが3つのカート
リッジ上下位置規制部27…27に矢印b方向から弾性
的に押圧されて、第1のデータカートリッジC1がカー
トリッジ挿入部24内に高精度に位置決めされる。そし
て、左右一対のカートリッジ位置決めローラ28,28
によって、第1のデータカートリッジC1がカートリッ
ジ挿入部24内にロックされる。
【0019】そして、第1のデータカートリッジC1の
挿入完了により、図14に示すように、記録再生装置D
1側に取り付けられている磁気ヘッド32及び磁気テー
プ駆動ローラ33が、それぞれヘッド挿入穴15及びロ
ーラ挿入穴18内に矢印a′方向から相対的に挿入され
て、これら磁気ヘッド32及び駆動ローラ33が磁気テ
ープ5及び駆動ローラ7の大径ローラ部7bに圧着され
る。なお、磁気テープ駆動ローラ33はゴムローラ等に
て形成されている。
挿入完了により、図14に示すように、記録再生装置D
1側に取り付けられている磁気ヘッド32及び磁気テー
プ駆動ローラ33が、それぞれヘッド挿入穴15及びロ
ーラ挿入穴18内に矢印a′方向から相対的に挿入され
て、これら磁気ヘッド32及び駆動ローラ33が磁気テ
ープ5及び駆動ローラ7の大径ローラ部7bに圧着され
る。なお、磁気テープ駆動ローラ33はゴムローラ等に
て形成されている。
【0020】そして、上記の第1のデータカートリッジ
C1の挿入完了がカートリッジ・イン・スイッチ34に
よって検出される。そして、CPUからの第1の記録、
再生の指令信号により、図14に示すように、磁気テー
プ駆動モータによって磁気テープ駆動ローラ33を介し
て駆動ローラ7が例えば矢印e方向に回転駆動されて、
駆動ベルト9が矢印f方向に回転駆動され、両駆動部9
a,9aによって両テープ巻装部5a,5aを介して両
テープリール4,4が矢印f方向に回転駆動され、磁気
テープ5が矢印g方向に25〜120inch/sec
の速い速度で走行されて、磁気ヘッド32によって磁気
テープ5にCPUのデータが記録、再生されるように構
成されている。
C1の挿入完了がカートリッジ・イン・スイッチ34に
よって検出される。そして、CPUからの第1の記録、
再生の指令信号により、図14に示すように、磁気テー
プ駆動モータによって磁気テープ駆動ローラ33を介し
て駆動ローラ7が例えば矢印e方向に回転駆動されて、
駆動ベルト9が矢印f方向に回転駆動され、両駆動部9
a,9aによって両テープ巻装部5a,5aを介して両
テープリール4,4が矢印f方向に回転駆動され、磁気
テープ5が矢印g方向に25〜120inch/sec
の速い速度で走行されて、磁気ヘッド32によって磁気
テープ5にCPUのデータが記録、再生されるように構
成されている。
【0021】ところで、従来のこの種の第1のデータカ
ートリッジC1には、小型カートリッジ(以下Sタイプ
と称す)と大型カートリッジ(以下Lタイプと称す)の
2種類のカートリッジが規格されているが、S、Lタイ
プの何れのカートリッジも、図17の(A)部分および
(B)部分に示すように、磁気テープ5のテープ幅W1
が1/4インチの小幅に規格統一されていた。
ートリッジC1には、小型カートリッジ(以下Sタイプ
と称す)と大型カートリッジ(以下Lタイプと称す)の
2種類のカートリッジが規格されているが、S、Lタイ
プの何れのカートリッジも、図17の(A)部分および
(B)部分に示すように、磁気テープ5のテープ幅W1
が1/4インチの小幅に規格統一されていた。
【0022】ちなみに、図12に示すように、この種の
第1のデータカートリッジC1の左右方向の幅X、前後
方向の奥行Y及び厚さZの各寸法は、Sタイプの場合、
X=80.98mm、Y=61.1mm、Z=15.0
mmに規格統一されており、Lタイプの場合、X=15
2.4mm、Y=101.6mm、Z=17.1mmに
規格統一されていた。
第1のデータカートリッジC1の左右方向の幅X、前後
方向の奥行Y及び厚さZの各寸法は、Sタイプの場合、
X=80.98mm、Y=61.1mm、Z=15.0
mmに規格統一されており、Lタイプの場合、X=15
2.4mm、Y=101.6mm、Z=17.1mmに
規格統一されていた。
【0023】このように、従来の第1のデータカートリ
ッジC1は、磁気テープ5のテープ幅W1が1/4イン
チの小幅であったために、磁気テープ5の記録容量が小
さいと言う問題があった。
ッジC1は、磁気テープ5のテープ幅W1が1/4イン
チの小幅であったために、磁気テープ5の記録容量が小
さいと言う問題があった。
【0024】そこで、第1のカートリッジ1の幅X、奥
行Y及び厚さZの外径寸法を殆ど変更することなく、図
17の(C)部分に示すように、磁気テープのテープ幅
W2を例えば8インチ等の広幅に拡大して、磁気テープ
5の記録容量を拡大することが考えられる。
行Y及び厚さZの外径寸法を殆ど変更することなく、図
17の(C)部分に示すように、磁気テープのテープ幅
W2を例えば8インチ等の広幅に拡大して、磁気テープ
5の記録容量を拡大することが考えられる。
【0025】この際、第1のデータカートリッジC1の
ベース板2がアルミニウム板等で形成されていることに
関連して、図17の(A)部分および(C)部分に示す
ように、磁気テープ5のテープ幅をW1からW2に拡大し
ても、これらの磁気テープ5の高さを下端5bを基準P
1としなければならず、幅W2に拡大した磁気テープ5の
上端5cは幅W1の磁気テープ5の上端5cに対してW2
−W1に相当する高さH1だけ上方へ偏位されてしまう。
ベース板2がアルミニウム板等で形成されていることに
関連して、図17の(A)部分および(C)部分に示す
ように、磁気テープ5のテープ幅をW1からW2に拡大し
ても、これらの磁気テープ5の高さを下端5bを基準P
1としなければならず、幅W2に拡大した磁気テープ5の
上端5cは幅W1の磁気テープ5の上端5cに対してW2
−W1に相当する高さH1だけ上方へ偏位されてしまう。
【0026】一方、図17の(A),(B),(C)の
各部分に示すように、記録再生装置D1における磁気ヘ
ッド32の取付け高さにも、上限位置P2と下限位置P3
との間に高さH2のバラツキがある。
各部分に示すように、記録再生装置D1における磁気ヘ
ッド32の取付け高さにも、上限位置P2と下限位置P3
との間に高さH2のバラツキがある。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】従って、小幅(1/4
インチ)W1の磁気テープ5を使用している現行の第1
のデータカートリッジC1を記録、再生するために開発
されている前述した現行の記録再生装置D1に、広幅
(8mm)W2の磁気テープ5を使用した新しい第2の
データカートリッジを誤挿入した場合、特に、図17の
(C)部分に示すように、磁気ヘッド32の取付け高さ
が下限位置P3に下がっていた場合には、矢印a1方向か
ら相対的に圧着される磁気ヘッド32の上端エッジ32
aからその広幅W2の磁気テープ5の上端5cが上方に
はみ出してしまうために、その磁気ヘッド32の上端エ
ッジ32aによってその広幅W2の上端5cが折り曲げ
られて傷つけられてしまうような、致命的なダメージを
受けてしまうという問題がある。
インチ)W1の磁気テープ5を使用している現行の第1
のデータカートリッジC1を記録、再生するために開発
されている前述した現行の記録再生装置D1に、広幅
(8mm)W2の磁気テープ5を使用した新しい第2の
データカートリッジを誤挿入した場合、特に、図17の
(C)部分に示すように、磁気ヘッド32の取付け高さ
が下限位置P3に下がっていた場合には、矢印a1方向か
ら相対的に圧着される磁気ヘッド32の上端エッジ32
aからその広幅W2の磁気テープ5の上端5cが上方に
はみ出してしまうために、その磁気ヘッド32の上端エ
ッジ32aによってその広幅W2の上端5cが折り曲げ
られて傷つけられてしまうような、致命的なダメージを
受けてしまうという問題がある。
【0028】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、前面側方向から記録再生装置に挿
入可能なデータカートリッジにおいて、広幅の磁気テー
プを使用したデータカートリッジが小幅の磁気テープを
使用している現行のデータカートリッジ用に開発された
現行の記録再生装置で誤挿入された場合でも開閉扉が開
かないようにして、磁気テープがダメージを受けること
を未然に防止できるようにしたデータカートリッジを提
供することを目的としている。
されたものであって、前面側方向から記録再生装置に挿
入可能なデータカートリッジにおいて、広幅の磁気テー
プを使用したデータカートリッジが小幅の磁気テープを
使用している現行のデータカートリッジ用に開発された
現行の記録再生装置で誤挿入された場合でも開閉扉が開
かないようにして、磁気テープがダメージを受けること
を未然に防止できるようにしたデータカートリッジを提
供することを目的としている。
【0029】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ベー
ス板および上カバーによって構成されたカートリッジケ
ースと、該カートリッジケース内に走行可能に収容され
た磁気テープと、該磁気テープを走行させる駆動ベルト
と、上記カートリッジケースに取付けられていて、記録
再生装置の扉開閉操作部材により、非操作部を押圧され
て、上記カートリッジケースに設けられているヘッド挿
入穴を開く開閉扉とを備え、上記磁気テープの幅を基準
となるデータカートリッジの磁気テープの幅よりも幅広
に形成したデータカートリッジにおいて、上記開閉扉の
被操作部を、上記基準となるデータカートリッジ用の記
録再生装置の扉開閉操作部に対して、非接触位置に設け
た。
ス板および上カバーによって構成されたカートリッジケ
ースと、該カートリッジケース内に走行可能に収容され
た磁気テープと、該磁気テープを走行させる駆動ベルト
と、上記カートリッジケースに取付けられていて、記録
再生装置の扉開閉操作部材により、非操作部を押圧され
て、上記カートリッジケースに設けられているヘッド挿
入穴を開く開閉扉とを備え、上記磁気テープの幅を基準
となるデータカートリッジの磁気テープの幅よりも幅広
に形成したデータカートリッジにおいて、上記開閉扉の
被操作部を、上記基準となるデータカートリッジ用の記
録再生装置の扉開閉操作部に対して、非接触位置に設け
た。
【0030】請求項2のデータカートリッジは、請求項
1のデータカートリッジにおいて、上記開閉扉の被操作
部を、基準となるデータカートリッジの開閉扉の被操作
部の一部を切欠した残部で構成した。
1のデータカートリッジにおいて、上記開閉扉の被操作
部を、基準となるデータカートリッジの開閉扉の被操作
部の一部を切欠した残部で構成した。
【0031】
【作用】請求項1のデータカートリッジにあっては、こ
れを基準となるデータカートリッジ用の記録再生装置に
誤挿入した場合には、該記録再生装置に設けられている
扉開閉操作部は、被操作部に接触せず、該被操作部は押
圧されず、開閉扉は閉じられたままの状態に維持され
る。
れを基準となるデータカートリッジ用の記録再生装置に
誤挿入した場合には、該記録再生装置に設けられている
扉開閉操作部は、被操作部に接触せず、該被操作部は押
圧されず、開閉扉は閉じられたままの状態に維持され
る。
【0032】請求項2のデータカートリッジにあって
は、基準となるデータカートリッジの開閉扉の被操作部
の一部を切欠したので、基準となるデータカートリッジ
用の記録再生装置に誤挿入した場合に、該記録再生装置
に設けられている扉開閉操作部は、上記開閉扉の被操作
部の切欠部を通過して、開閉扉は閉じられたままの状態
に維持される。
は、基準となるデータカートリッジの開閉扉の被操作部
の一部を切欠したので、基準となるデータカートリッジ
用の記録再生装置に誤挿入した場合に、該記録再生装置
に設けられている扉開閉操作部は、上記開閉扉の被操作
部の切欠部を通過して、開閉扉は閉じられたままの状態
に維持される。
【0033】
【実施例】次に本発明を図1〜図10を参照して説明す
る。なお図11〜図17と同一構成部分には同一符号を
付して重複する説明を省略する。
る。なお図11〜図17と同一構成部分には同一符号を
付して重複する説明を省略する。
【0034】図1はテープ幅W2を例えば8mmに拡大
して、記録容量を増大した磁気テープ5を使用する新し
いデータカートリッジである第2のデータカートリッジ
C2つまり、本発明のデータカートリッジの斜視図を示
している。そして、この第2のデータカートリッジC2
の外径寸法X、Y、Zは、図12に示したテープ幅W1
が1/4インチの磁気テープ5を使用している現行のデ
ータカートリッジである第1のデータカートリッジC1
と同様に構成されている。
して、記録容量を増大した磁気テープ5を使用する新し
いデータカートリッジである第2のデータカートリッジ
C2つまり、本発明のデータカートリッジの斜視図を示
している。そして、この第2のデータカートリッジC2
の外径寸法X、Y、Zは、図12に示したテープ幅W1
が1/4インチの磁気テープ5を使用している現行のデ
ータカートリッジである第1のデータカートリッジC1
と同様に構成されている。
【0035】そして、カートリッジケース3の前面壁3
aの一端部側に開閉扉16が取付けられている。
aの一端部側に開閉扉16が取付けられている。
【0036】上記開閉扉16は、図2に示したように、
ベース板2の一端部に植設した支点軸17に回動可能に
取付けられている。
ベース板2の一端部に植設した支点軸17に回動可能に
取付けられている。
【0037】上記開閉扉16は、捩りコイルばね41に
より図2の矢印c方向の回動力を付与されていて、上記
カートリッジケース3の前面壁3aに設けたヘッド挿入
穴15を閉じた状態に維持している。
より図2の矢印c方向の回動力を付与されていて、上記
カートリッジケース3の前面壁3aに設けたヘッド挿入
穴15を閉じた状態に維持している。
【0038】上記開閉扉16の一端部には、図3に示し
たように、被操作部16aが設けられている。
たように、被操作部16aが設けられている。
【0039】上記被操作部16aは、現行の記録再生装
置D1に誤挿入した場合に、該装置D1に設けた扉開閉
操作部としての側壁24aの固定ブロック部25bに接
触しないように縦幅W3=2.07mm、横幅W2=3.
26mmに形成されている。
置D1に誤挿入した場合に、該装置D1に設けた扉開閉
操作部としての側壁24aの固定ブロック部25bに接
触しないように縦幅W3=2.07mm、横幅W2=3.
26mmに形成されている。
【0040】上記被操作部16aは、図13で説明した
現行のデータカートリッジC1の開閉扉16の被操作部
16aを、その下端から高さH1=5.49mmまで切
欠した部分(図3のBに2点鎖線で示す)の残りの部分
で構成されている。
現行のデータカートリッジC1の開閉扉16の被操作部
16aを、その下端から高さH1=5.49mmまで切
欠した部分(図3のBに2点鎖線で示す)の残りの部分
で構成されている。
【0041】従って、上記本発明のデータカートリッジ
C2の開閉扉16の被操作部16aは、上記開閉扉16
の基準高さ面16bから高さH2=6.00mmの位置
から高さH3=8.07mmの位置に亘って形成されて
いる。
C2の開閉扉16の被操作部16aは、上記開閉扉16
の基準高さ面16bから高さH2=6.00mmの位置
から高さH3=8.07mmの位置に亘って形成されて
いる。
【0042】上記被操作部16aのサイズが異なるほか
は本発明のデータカートリッジC2の開閉扉16と現行
のデータカートリッジC1の開閉扉16のサイズは同一
に形成されている。
は本発明のデータカートリッジC2の開閉扉16と現行
のデータカートリッジC1の開閉扉16のサイズは同一
に形成されている。
【0043】因に、開閉扉16は、上記被操作部16a
に隣接する縦幅W4=9.8mm、横幅W5=9.67m
mの基準幅部分16cと、該基準幅部分16cに隣接す
る縦幅W6=13.7mm、横幅W7=16.51mmの
幅広部分16dとを備えている。
に隣接する縦幅W4=9.8mm、横幅W5=9.67m
mの基準幅部分16cと、該基準幅部分16cに隣接す
る縦幅W6=13.7mm、横幅W7=16.51mmの
幅広部分16dとを備えている。
【0044】上記幅広部分16dの背面側の上、下端部
には、上、下一対の翼片16e,16eが設けられてい
る。
には、上、下一対の翼片16e,16eが設けられてい
る。
【0045】上記上、下一対の翼片16e,16eは肉
厚T=1.27mm、奥行幅W8=4.72mmに形成
されている。
厚T=1.27mm、奥行幅W8=4.72mmに形成
されている。
【0046】また、上記基準幅部分16cの背面側で、
かつ上記被操作部16a寄りの端部には軸受部16fが
設けられている。
かつ上記被操作部16a寄りの端部には軸受部16fが
設けられている。
【0047】上記軸受部16fはR=2.46mmの円
弧面に形成されている。
弧面に形成されている。
【0048】上記軸受部16fの略中央部に軸受孔16
gが形成されている。
gが形成されている。
【0049】上記軸受孔16gは、上記基準幅部分16
cの前面からの奥行き距離L1=2.45mm、上記被
操作部16aの一側面からの距離L2=7.2mmの位
置に、φ=1.63mmに形成されている。
cの前面からの奥行き距離L1=2.45mm、上記被
操作部16aの一側面からの距離L2=7.2mmの位
置に、φ=1.63mmに形成されている。
【0050】また、上記被操作部16aの前面はR=
2.36mmの円弧面に形成されていて、該円弧状の前
面は、上記基準幅部分16cおよび幅広部分16dの前
面から僅かに突出するようになっている。
2.36mmの円弧面に形成されていて、該円弧状の前
面は、上記基準幅部分16cおよび幅広部分16dの前
面から僅かに突出するようになっている。
【0051】上記開閉扉16は、上記軸受部16fに設
けた軸受孔16gに、上記ベース板2上に植設した支点
軸17を挿入することにより、該支点軸17を中心にし
て回動するように取付けられている。
けた軸受孔16gに、上記ベース板2上に植設した支点
軸17を挿入することにより、該支点軸17を中心にし
て回動するように取付けられている。
【0052】そして、上述したように、捩りコイルばね
41で閉蓋方向の回動力を付与されて、上記カートリッ
ジケース3に設けたヘッド挿入穴15を閉じた状態に維
持するようになっている。
41で閉蓋方向の回動力を付与されて、上記カートリッ
ジケース3に設けたヘッド挿入穴15を閉じた状態に維
持するようになっている。
【0053】上記開閉扉16は、図4〜図5に示したよ
うに、ヘッド挿入穴15を閉じた状態において、基準幅
部分16cおよび幅広部分16dの前面は、上カバー3
の前面壁3aと略面一になるようになっている。
うに、ヘッド挿入穴15を閉じた状態において、基準幅
部分16cおよび幅広部分16dの前面は、上カバー3
の前面壁3aと略面一になるようになっている。
【0054】また、開閉扉16の被操作部16aの前面
は上カバー3の前面壁3aから僅かに突出すると共に、
上記被操作部16aの端部は、上記上カバー3の側壁3
bに設けた溝状部13側に突出している。
は上カバー3の前面壁3aから僅かに突出すると共に、
上記被操作部16aの端部は、上記上カバー3の側壁3
bに設けた溝状部13側に突出している。
【0055】上記溝状部13は上カバー3の左右の側壁
3b,3bに設けられている。
3b,3bに設けられている。
【0056】上記溝状部13は、図4〜図6に示したよ
うに、左右の側壁3b,3bの外面にベース板2の位置
から高さH4=8.4mm、前面壁3aからの長さL4=
48.41mm、側壁3bからの深さG1=3.56m
mの窪部を設けることにより形成されている。
うに、左右の側壁3b,3bの外面にベース板2の位置
から高さH4=8.4mm、前面壁3aからの長さL4=
48.41mm、側壁3bからの深さG1=3.56m
mの窪部を設けることにより形成されている。
【0057】実施例のデータカトリッジC2は以上説明
したような構成であって、上述したように現行のデータ
カトリッジC1の開閉扉の被操作部の一部を切欠して、
その残部により、現行の記録再生装置D1の扉開閉操作
部としての固定ロック部25bに当接しない位置に、被
操作部16aを設けた。
したような構成であって、上述したように現行のデータ
カトリッジC1の開閉扉の被操作部の一部を切欠して、
その残部により、現行の記録再生装置D1の扉開閉操作
部としての固定ロック部25bに当接しない位置に、被
操作部16aを設けた。
【0058】従って、本発明のデータカトリッジC2
を、現行のデータカトリッジC1用の記録再生装置D1
に誤挿入した場合に、記録再生装置D1の扉開閉操作部
としての固定ブロック部25bは上記被操作部16aの
下方を通過し、(固定ブロック部25bの高さH5<被
操作部16の高さH2)上記被操作部16を押圧するこ
とはない。
を、現行のデータカトリッジC1用の記録再生装置D1
に誤挿入した場合に、記録再生装置D1の扉開閉操作部
としての固定ブロック部25bは上記被操作部16aの
下方を通過し、(固定ブロック部25bの高さH5<被
操作部16の高さH2)上記被操作部16を押圧するこ
とはない。
【0059】従って、データカートリッジC2は開閉扉
16が閉じられたままの状態で記録再生装置D1内に挿
入されることになる。
16が閉じられたままの状態で記録再生装置D1内に挿
入されることになる。
【0060】開閉扉16が閉じられたままの状態でデー
タカトリッジC2が記録再生装置D1内に挿入される
と、上記開閉扉16が磁気ヘッド32に当接し、それ以
上、データカトリッジC2を挿入できない状態になる。
タカトリッジC2が記録再生装置D1内に挿入される
と、上記開閉扉16が磁気ヘッド32に当接し、それ以
上、データカトリッジC2を挿入できない状態になる。
【0061】従って、カートリッジ・イン・スイッチ3
4は押圧されることなく、記録再生装置D1は動作しな
い。
4は押圧されることなく、記録再生装置D1は動作しな
い。
【0062】なお、図面に示す実施例で被操作部16a
の縦幅W3=2.07mmに形成したのは、記録再生装
置D1の扉操作部材としての固定ブロック部25bの高
さH5に合わせたものであり、上記固定ブロック部25
bの高さH5が低い場合には、被操作部16aの縦幅W3
を広げてもよい。
の縦幅W3=2.07mmに形成したのは、記録再生装
置D1の扉操作部材としての固定ブロック部25bの高
さH5に合わせたものであり、上記固定ブロック部25
bの高さH5が低い場合には、被操作部16aの縦幅W3
を広げてもよい。
【0063】
【発明の効果】本発明のデータカートリッジには次に述
べるような効果がある。
べるような効果がある。
【0064】(1)請求項1のデータカートリッジは、
磁気テープ幅の異なるデータカートリッジに使用する記
録再生装置に誤挿入された場合でも開閉扉が開かず、従
って、該開閉扉の内側に存在する磁気テープは磁気ヘッ
ドに接触せず、磁気テープが磁気ヘッドによってダメー
ジを受けるのを防止することができる。
磁気テープ幅の異なるデータカートリッジに使用する記
録再生装置に誤挿入された場合でも開閉扉が開かず、従
って、該開閉扉の内側に存在する磁気テープは磁気ヘッ
ドに接触せず、磁気テープが磁気ヘッドによってダメー
ジを受けるのを防止することができる。
【0065】(2)請求項2のデータカートリッジは、
磁気テープ幅の異なるデータカートリッジの開閉扉の被
操作部の一部を切欠するという簡単な構造変更で、誤挿
入時に開閉扉が開かないようにすることができる。
磁気テープ幅の異なるデータカートリッジの開閉扉の被
操作部の一部を切欠するという簡単な構造変更で、誤挿
入時に開閉扉が開かないようにすることができる。
【図1】データカートリッジの斜視図。
【図2】データカートリッジの分解斜視図。
【図3】(A)開閉扉の平面図。 (B)開閉扉の正面図。 (C)開閉扉の側面図。
【図4】データカートリッジの平面図。
【図5】データカートリッジの側面図。
【図6】データカートリッジの正面図。
【図7】データカトリッジと記録再生装置の一部切欠平
面図。
面図。
【図8】データカトリッジと記録再生装置の一部切欠側
面図。
面図。
【図9】誤作動を防止した状態を示す一部切欠平面図。
【図10】誤作動を防止した状態を示す一部切欠側面
図。
図。
【図11】現行のデータカートリッジの分解斜視図。
【図12】現行のデータカートリッジの斜視図。
【図13】(A)従来の開閉扉の平面図。 (B)従来の開閉扉の正面図。 (C)従来の開閉扉の側面図。
【図14】現行のデータカトリッジの一部切欠平面図。
【図15】現行のデータカトリッジを記録再生装置に挿
入した状態の一部切欠平面図。
入した状態の一部切欠平面図。
【図16】(A)は図15のA−A矢視断面図。(B)
は図15のB−B矢視断面図。(C)は図15のC−C
矢視断面図。
は図15のB−B矢視断面図。(C)は図15のC−C
矢視断面図。
【図17】幅の異なる磁気テープと記録再生装置の磁気
ヘッドとの位置関係を示す説明図。
ヘッドとの位置関係を示す説明図。
C1…第1のデータカートリッジ C2…第2のデータカートリッジ D1…記録再生装置 1…カートリッジケース 2…ベース板 3…上カバー 5…磁気テープ 9…駆動ベルト 16…開閉扉 16a…被操作部 25b…扉開閉操作部材としての固定ブロック部
Claims (2)
- 【請求項1】 ベース板および上カバーによって構成さ
れたカートリッジケースと、該カートリッジケース内に
走行可能に収容された磁気テープと、該磁気テープを走
行させる駆動ベルトと、上記カートリッジケースに取付
けられていて、記録再生装置の扉開閉操作部材により、
被操作部を押圧されて、上記カートリッジケースに設け
られているヘッド挿入穴を開く開閉扉とを備え、上記磁
気テープの幅を基準となるデータカートリッジの磁気テ
ープの幅よりも幅広に形成したデータカートリッジにお
いて、 上記開閉扉の被操作部は、上記基準となるデータカート
リッジ用の記録再生装置の扉開閉操作部に対して非接触
位置に設けられていることを特徴とするデータカートリ
ッジ。 - 【請求項2】 請求項1のデータカートリッジにおい
て、 上記開閉扉の被操作部は、基準となるデータカートリッ
ジの開閉扉の被操作部の一部を切欠した残部で構成され
ているデータカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16118193A JPH0721729A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | データカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16118193A JPH0721729A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | データカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0721729A true JPH0721729A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=15730131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16118193A Pending JPH0721729A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | データカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721729A (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP16118193A patent/JPH0721729A/ja active Pending
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