JPS6343829B2 - - Google Patents
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- JPS6343829B2 JPS6343829B2 JP56056862A JP5686281A JPS6343829B2 JP S6343829 B2 JPS6343829 B2 JP S6343829B2 JP 56056862 A JP56056862 A JP 56056862A JP 5686281 A JP5686281 A JP 5686281A JP S6343829 B2 JPS6343829 B2 JP S6343829B2
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- JP
- Japan
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- door
- cassette
- support surface
- edge
- spring
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- LZDYZEGISBDSDP-UHFFFAOYSA-N 2-(1-ethylaziridin-1-ium-1-yl)ethanol Chemical compound OCC[N+]1(CC)CC1 LZDYZEGISBDSDP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/675—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
- G11B15/67581—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with pivoting movement of the cassette holder
- G11B15/67584—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with pivoting movement of the cassette holder outside the apparatus
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、カセツト内の磁気テープに書き込み
を行なつたり読み取りを行なつたりするのに用い
られるテープデツキ即ちホルダに係る。特に、本
発明は、テープをリールからリールへと駆動する
エツジ装填型のカセツトホルダに係る。
を行なつたり読み取りを行なつたりするのに用い
られるテープデツキ即ちホルダに係る。特に、本
発明は、テープをリールからリールへと駆動する
エツジ装填型のカセツトホルダに係る。
エツジ装填型のテープカセツトホルダは、既に
何年も使用されている。この様な装置が例えば米
国特許第3612432号及び第3766327号に開示されて
いる。一般に、この型式のホルダは磁気読み取
り/書き込みヘツドを支持するフレームを備えて
いる。このフレームには読み取り/書き込みヘツ
ドに隣接してガイド即ちストツパが形成され、こ
れはテープの露出部分がヘツドに係合する様にカ
セツトの作用エツジを位置設定する。又、フレー
ムはテープを移送する駆動スピンドルも支持し、
そしてカセツトをこれらスピンドルに対して支持
する或る種の保持器も備えている。
何年も使用されている。この様な装置が例えば米
国特許第3612432号及び第3766327号に開示されて
いる。一般に、この型式のホルダは磁気読み取
り/書き込みヘツドを支持するフレームを備えて
いる。このフレームには読み取り/書き込みヘツ
ドに隣接してガイド即ちストツパが形成され、こ
れはテープの露出部分がヘツドに係合する様にカ
セツトの作用エツジを位置設定する。又、フレー
ムはテープを移送する駆動スピンドルも支持し、
そしてカセツトをこれらスピンドルに対して支持
する或る種の保持器も備えている。
カセツトはその作用エツジの方からデツキへ挿
入され、そして保持器はカセツトを作働平面又は
装填平面のいずれかに配置する。前者の平面にお
いては、記録ヘツドがカセツトのテープに係合し
そして駆動スピンドルがカセツト側面の通常のス
プロケツト穴に突出する様にカセツトの向きが定
められる。後者の平面においては、カセツトが駆
動スピンドルから解除されて操作者がカセツトを
把持してテープデツキから取り出すことができる
様にカセツトが作働平面に対して或る角度にされ
る。カセツトを支持する保持器はカセツトを上記
装填平面と作働平面との間で動かす様に2つの位
置間で回動できる。
入され、そして保持器はカセツトを作働平面又は
装填平面のいずれかに配置する。前者の平面にお
いては、記録ヘツドがカセツトのテープに係合し
そして駆動スピンドルがカセツト側面の通常のス
プロケツト穴に突出する様にカセツトの向きが定
められる。後者の平面においては、カセツトが駆
動スピンドルから解除されて操作者がカセツトを
把持してテープデツキから取り出すことができる
様にカセツトが作働平面に対して或る角度にされ
る。カセツトを支持する保持器はカセツトを上記
装填平面と作働平面との間で動かす様に2つの位
置間で回動できる。
エツジ装填、リール−リール駆動型のテープデ
ツキは、特にコンピユータのデータ記憶及び転送
作動に関連して広く利用されている。その理由
は、標準型のフイリツプスカセツトを保持するも
ので例えば米国特許第3394898号及び第3394899号
に開示された様な最も一般的に使用されているテ
ープデツキよりも機械的に簡単なシステムだから
である。特に、ここに取り上げる一般型式のテー
プホルダはキヤプスタンでテープを送るものでは
ない。従つて、テープが記録ヘツドに係合してキ
ヤプスタンがカセツトへと適切に突出する様に標
準型フイリツプスカセツトを位置設定するのに要
する比較的複雑なカセツトシフト機構やキヤプス
タン引つ込め構成体は必要とされない。
ツキは、特にコンピユータのデータ記憶及び転送
作動に関連して広く利用されている。その理由
は、標準型のフイリツプスカセツトを保持するも
ので例えば米国特許第3394898号及び第3394899号
に開示された様な最も一般的に使用されているテ
ープデツキよりも機械的に簡単なシステムだから
である。特に、ここに取り上げる一般型式のテー
プホルダはキヤプスタンでテープを送るものでは
ない。従つて、テープが記録ヘツドに係合してキ
ヤプスタンがカセツトへと適切に突出する様に標
準型フイリツプスカセツトを位置設定するのに要
する比較的複雑なカセツトシフト機構やキヤプス
タン引つ込め構成体は必要とされない。
然し乍ら、エツジ装填型のテープホルダにも或
る種の問題が存在する。カセツトはこれがホルダ
へと装填される時に駆動スピンドルにひつかゝる
ことがある。又、カセツトは特にその装填位置に
充分しつかりと保持されない。実際には、或るカ
セツトはホルダから床へと落下してテープ又はカ
セツトに損傷を招くことがある。
る種の問題が存在する。カセツトはこれがホルダ
へと装填される時に駆動スピンドルにひつかゝる
ことがある。又、カセツトは特にその装填位置に
充分しつかりと保持されない。実際には、或るカ
セツトはホルダから床へと落下してテープ又はカ
セツトに損傷を招くことがある。
公知のエツジ装填型テープデツキにはその他に
も問題がある。例えば、或るテープデツキは、特
にコンピユータに用いた場合には継続して使用す
るに充分な程の丈夫さ及び信頼性がない。カセツ
トの装填及び取り出しを繰り返すと、ホルダはも
はや適切にカセツトを位置設定しなくなる様な影
響を受ける。又、ホルダの或る部分は摩耗によつ
てそれらの有効性を失なうことになる。それに加
えて、この一般型式の公知のカセツトホルダは比
較的複雑であり、それ故高価で然も修理及び保守
が困難である。更に、この一般型式の或る従来の
ホルダの場合には、使用者がカセツトをホルダに
位置設定して保持器をその作働位置へ動かす時に
相当の注意を払わねばならない。さもなくば、ホ
ルダのカセツト保持器は、正しく閉じてロツクし
ない。
も問題がある。例えば、或るテープデツキは、特
にコンピユータに用いた場合には継続して使用す
るに充分な程の丈夫さ及び信頼性がない。カセツ
トの装填及び取り出しを繰り返すと、ホルダはも
はや適切にカセツトを位置設定しなくなる様な影
響を受ける。又、ホルダの或る部分は摩耗によつ
てそれらの有効性を失なうことになる。それに加
えて、この一般型式の公知のカセツトホルダは比
較的複雑であり、それ故高価で然も修理及び保守
が困難である。更に、この一般型式の或る従来の
ホルダの場合には、使用者がカセツトをホルダに
位置設定して保持器をその作働位置へ動かす時に
相当の注意を払わねばならない。さもなくば、ホ
ルダのカセツト保持器は、正しく閉じてロツクし
ない。
従つて、本発明の目的は、改良されたエツジ装
填型テープカセツトホルダを提供することであ
る。
填型テープカセツトホルダを提供することであ
る。
本発明の別の目的は、装填及び取り出しが容易
なこの一般型式のホルダを提供することである。
なこの一般型式のホルダを提供することである。
本発明の更に別の目的は、カセツトをその装填
平面及び作働平面の両方にしつかりと支持するエ
ツジ装填型カセツトホルダを提供することであ
る。
平面及び作働平面の両方にしつかりと支持するエ
ツジ装填型カセツトホルダを提供することであ
る。
本発明の更に別の目的は、比較的構造が簡単で
あり従つて修理及び保守が容易である様なカセツ
トホルダを提供することである。
あり従つて修理及び保守が容易である様なカセツ
トホルダを提供することである。
本発明の更に別の目的は、装填及び取り出し操
作中にカセツトが駆動スピンドルにひつかかつた
状態にならない様に構成されたテープカセツト用
のホルダを提供することである。
作中にカセツトが駆動スピンドルにひつかかつた
状態にならない様に構成されたテープカセツト用
のホルダを提供することである。
本発明の更に別の目的は、操作し易いカセツト
ホルダを提供することである。
ホルダを提供することである。
本発明の特定の目的は、カセツトホルダの改良
された読み取り/書き込みヘツド用マウント体を
提供することである。
された読み取り/書き込みヘツド用マウント体を
提供することである。
本発明のその他の目的の1部は自明でありそし
て又1部は以下の説明より明らかとなろう。
て又1部は以下の説明より明らかとなろう。
従つて本発明は以下の詳細な説明で例示する構
造上の特徴、素子の組合せ、及び部品の構成を備
え、そして本発明の範囲は特許請求の範囲に網羅
される。
造上の特徴、素子の組合せ、及び部品の構成を備
え、そして本発明の範囲は特許請求の範囲に網羅
される。
簡単に説明すれば、本発明のテープカセツトホ
ルダは、通常の磁気読み取り/書き込みヘツド及
び1対の離間された駆動スピンドルを収容した筐
体を備えており、上記スピンドルはテープカセツ
トリールのスプロケツト穴へ突出する様に構成さ
れる。上記ヘツドは後述する特殊な支持ブロツク
にマウントされ、このブロツクはヘツドを筐体内
に正確に位置設定する。又、テープを進ませたり
巻き戻したりするのに必要な電気モータや、読み
取り、書き込み、巻き戻し及び速送り作動中にテ
ープの動きを制御するためのリレー及びスイツチ
の様な通常の作動素子も含まれている。
ルダは、通常の磁気読み取り/書き込みヘツド及
び1対の離間された駆動スピンドルを収容した筐
体を備えており、上記スピンドルはテープカセツ
トリールのスプロケツト穴へ突出する様に構成さ
れる。上記ヘツドは後述する特殊な支持ブロツク
にマウントされ、このブロツクはヘツドを筐体内
に正確に位置設定する。又、テープを進ませたり
巻き戻したりするのに必要な電気モータや、読み
取り、書き込み、巻き戻し及び速送り作動中にテ
ープの動きを制御するためのリレー及びスイツチ
の様な通常の作動素子も含まれている。
本発明のホルダに用いられるテープカセツトは
ANSI/ECMAカセツトの様なリール−リールカ
セツトである。そのテープは2つのトラツクを有
し、カセツトのいずれの側面が“アツス”である
かによつて1方のトラツクが“作働”される。カ
セツトは回動式のドアによつてその装填及び作働
平面に支持され、上記ドアは読み取り/書き込み
ヘツドの各側で筐体内に配置された衝接体に隣接
して筐体にヒンジ止めされる。ドアが開位置にあ
る時には、カセツトの作用エツジが衝接体の最外
面に係合する様にして、筐体に対して約45゜の角
度でカセツトがドアに支持される。
ANSI/ECMAカセツトの様なリール−リールカ
セツトである。そのテープは2つのトラツクを有
し、カセツトのいずれの側面が“アツス”である
かによつて1方のトラツクが“作働”される。カ
セツトは回動式のドアによつてその装填及び作働
平面に支持され、上記ドアは読み取り/書き込み
ヘツドの各側で筐体内に配置された衝接体に隣接
して筐体にヒンジ止めされる。ドアが開位置にあ
る時には、カセツトの作用エツジが衝接体の最外
面に係合する様にして、筐体に対して約45゜の角
度でカセツトがドアに支持される。
ドアが閉位置にある時には、筐体壁に対して一
般的に垂直の平面内でカセツトの作用エツジが衝
接体にのせられる様にしてカセツトがドアに支持
される。衝接体は、ドアにある位置設定用のダボ
即ちピンをカセツトにある通常の位置設定用の穴
内に係合させてカセツトをヘツドに対して正確に
位置設定できる様にするに充分な精度で、カセツ
トの作用エツジをヘツドに対して3つの基本的な
座標に大体位置設定する。ヘツド、及びテープ速
度を監視するタコメータのホイールは、カセツト
の作用エツジにある整列用の開口を通して突出
し、そしてテープに係合する。読み取り/書き込
みヘツドの各側に1つづつある2つの衝接体もカ
セツトへと突出して、カセツトの位置設定を助け
るだけでなく、テープガイドとしても働く。又、
駆動スピンドルもカセツトの側面へと突出して、
カセツトの位置設定を助けそして結局はテープリ
ールを駆動する。筐体壁にヒンジ止めされた指操
作式のラツチ装置はドアをその閉位置にロツクす
る。
般的に垂直の平面内でカセツトの作用エツジが衝
接体にのせられる様にしてカセツトがドアに支持
される。衝接体は、ドアにある位置設定用のダボ
即ちピンをカセツトにある通常の位置設定用の穴
内に係合させてカセツトをヘツドに対して正確に
位置設定できる様にするに充分な精度で、カセツ
トの作用エツジをヘツドに対して3つの基本的な
座標に大体位置設定する。ヘツド、及びテープ速
度を監視するタコメータのホイールは、カセツト
の作用エツジにある整列用の開口を通して突出
し、そしてテープに係合する。読み取り/書き込
みヘツドの各側に1つづつある2つの衝接体もカ
セツトへと突出して、カセツトの位置設定を助け
るだけでなく、テープガイドとしても働く。又、
駆動スピンドルもカセツトの側面へと突出して、
カセツトの位置設定を助けそして結局はテープリ
ールを駆動する。筐体壁にヒンジ止めされた指操
作式のラツチ装置はドアをその閉位置にロツクす
る。
この一般型式のエツジ装填カセツトホルダにお
いては、操作者がカセツトの作用エツジを下に向
けそしてカセツトの適当な側面をアツプ位置即ち
再生位置に置くこと以外にカセツトの位置設定に
特定の努力を払う必要なしにカセツトをホルダへ
挿入できることが、市場での売買という点から非
常に望ましい。換言すれば、操作者が単にカセツ
トをドア内に落としてドアを閉じるだけでよい様
になつていなければならない。
いては、操作者がカセツトの作用エツジを下に向
けそしてカセツトの適当な側面をアツプ位置即ち
再生位置に置くこと以外にカセツトの位置設定に
特定の努力を払う必要なしにカセツトをホルダへ
挿入できることが、市場での売買という点から非
常に望ましい。換言すれば、操作者が単にカセツ
トをドア内に落としてドアを閉じるだけでよい様
になつていなければならない。
ドアがその閉位置に近ずいた時に、カセツトの
種々の開口が、読み取り/書き込みヘツド、駆動
スピンドル、及びその他受け入れる様に意図され
たホルダの種々の成分と自動的に整列する様に、
ホルダは必要に応じてカセツトを変位即ち位置設
定し直さなければならない。従つて、ドアが完全
に閉じてラツチされた時には、これら成分に対し
て適切に整列された作働平面にカセツトが確実に
維持されることになる。同様に、カセツトを取り
出したり或いはそれを裏返したりするためにドア
のラツチを解除して開けた時には、ドア及びカセ
ツトが装填平面へと下方に回動して操作者がカセ
ツトに容易に手を触れられる様にされねばならな
い。
種々の開口が、読み取り/書き込みヘツド、駆動
スピンドル、及びその他受け入れる様に意図され
たホルダの種々の成分と自動的に整列する様に、
ホルダは必要に応じてカセツトを変位即ち位置設
定し直さなければならない。従つて、ドアが完全
に閉じてラツチされた時には、これら成分に対し
て適切に整列された作働平面にカセツトが確実に
維持されることになる。同様に、カセツトを取り
出したり或いはそれを裏返したりするためにドア
のラツチを解除して開けた時には、ドア及びカセ
ツトが装填平面へと下方に回動して操作者がカセ
ツトに容易に手を触れられる様にされねばならな
い。
本発明のカセツトホルダは、ドアを閉じた時に
カセツトをその作働平面内に非常に正確に位置設
定することができ、然もドアを開いた時にカセツ
トを容易に挿入及び取り出すことができる。この
ため、ホルダは、カセツトの位置設定用の衝接体
を独特に並置したものと、1組の片持ばり式のバ
ネとを備えており、この衝接体とバネとの組合せ
により、なにげなく挿入されたカセツトがその適
正な作働平面へと徐々に案内されそしてドアを閉
じた時に位置設定される。ドアをラツチした時に
は、たとえホルダを振つても押しても、上記衝接
体とバネとの組合せ体によつてカセツトはその適
正な作働平面に維持される。更に、ドアのラツチ
を解除した時には、ホルダがどんな向きにあつて
も、上記バネがドアをその開位置へ確実に押しや
る。
カセツトをその作働平面内に非常に正確に位置設
定することができ、然もドアを開いた時にカセツ
トを容易に挿入及び取り出すことができる。この
ため、ホルダは、カセツトの位置設定用の衝接体
を独特に並置したものと、1組の片持ばり式のバ
ネとを備えており、この衝接体とバネとの組合せ
により、なにげなく挿入されたカセツトがその適
正な作働平面へと徐々に案内されそしてドアを閉
じた時に位置設定される。ドアをラツチした時に
は、たとえホルダを振つても押しても、上記衝接
体とバネとの組合せ体によつてカセツトはその適
正な作働平面に維持される。更に、ドアのラツチ
を解除した時には、ホルダがどんな向きにあつて
も、上記バネがドアをその開位置へ確実に押しや
る。
又、カセツトのリールスプロケツト穴と駆動ス
ピンドルとの間の“ひつかかり”を防止するた
め、各スピンドルはその歯を担持するバネ負荷式
の担持体を有しており、これは軸方向に引つ込む
ことができる。従つてカセツトホルダのドアがラ
ツチされた時に、スピンドルの歯とスプロケツト
の歯とがそれら自体で整列してしまつた場合に
は、スプロケツトの歯が担持体上のスピンドルの
歯を“邪魔にならないところへ”押す。従つてス
ピンドルが初めて回転された時には、スピンドル
の歯がスプロケツトの歯との整列から外れてスプ
ロケツトの歯と歯の間の位置へバネで戻される。
ピンドルとの間の“ひつかかり”を防止するた
め、各スピンドルはその歯を担持するバネ負荷式
の担持体を有しており、これは軸方向に引つ込む
ことができる。従つてカセツトホルダのドアがラ
ツチされた時に、スピンドルの歯とスプロケツト
の歯とがそれら自体で整列してしまつた場合に
は、スプロケツトの歯が担持体上のスピンドルの
歯を“邪魔にならないところへ”押す。従つてス
ピンドルが初めて回転された時には、スピンドル
の歯がスプロケツトの歯との整列から外れてスプ
ロケツトの歯と歯の間の位置へバネで戻される。
従つて、本発明のカセツトホルダは比較的構造
が簡単であり、然も操作者が非常に容易にカセツ
トをホルダへ装填したりホルダから取り出したり
できる様にし、そして読み取り又は書き込み作動
中にカセツトがホルダの作働位置にある時にカセ
ツトがホルダ内の種々のスイツチ及び検出器に対
して適正に配置されそして移送されるカセツトテ
ープが読み取り/書き込みヘツド及びタコメータ
のホイールに適正に接触される様にする。
が簡単であり、然も操作者が非常に容易にカセツ
トをホルダへ装填したりホルダから取り出したり
できる様にし、そして読み取り又は書き込み作動
中にカセツトがホルダの作働位置にある時にカセ
ツトがホルダ内の種々のスイツチ及び検出器に対
して適正に配置されそして移送されるカセツトテ
ープが読み取り/書き込みヘツド及びタコメータ
のホイールに適正に接触される様にする。
本発明の特徴及び目的を更に良く理解させるた
め、添付図面を参照して本発明を以下に詳細に説
明する。
め、添付図面を参照して本発明を以下に詳細に説
明する。
第1図及び第2図を参照すれば、参照番号10
で一般的に示されたホルダは一般的に長方形のプ
レート12を備えており、このプレートはホルダ
を構成するスピンドル駆動モータや、読み取り/
書き込みヘツドや、タコメータや、種々の検出器
や、インターロツクスイツチの様なホルダの種々
の電気機械部品のための支持体として働く。プレ
ート12の上縁及び下縁は後方に曲げられてフラ
ンジ12aを形成する。又、1対のレツグ14が
各フランジの両端から後方に突出していて印刷回
路板16を支持しており、この回路板はレツグの
内方に曲げられた端14aに接続される。
で一般的に示されたホルダは一般的に長方形のプ
レート12を備えており、このプレートはホルダ
を構成するスピンドル駆動モータや、読み取り/
書き込みヘツドや、タコメータや、種々の検出器
や、インターロツクスイツチの様なホルダの種々
の電気機械部品のための支持体として働く。プレ
ート12の上縁及び下縁は後方に曲げられてフラ
ンジ12aを形成する。又、1対のレツグ14が
各フランジの両端から後方に突出していて印刷回
路板16を支持しており、この回路板はレツグの
内方に曲げられた端14aに接続される。
回路板16は種々の集積回路と、抵抗と、キヤ
パシタと、ホルダの前記電気機械部品を作動する
に要する相互接続印刷回路とを担持している。
又、回路板16は適当な電気コネクタ(図示せ
ず)も担持している。このコネクタは、テープホ
ルダ10と電気信号をやりとりするコンピユータ
又は他のシステムへと通じているハーネスの対応
コネクタに接続される。
パシタと、ホルダの前記電気機械部品を作動する
に要する相互接続印刷回路とを担持している。
又、回路板16は適当な電気コネクタ(図示せ
ず)も担持している。このコネクタは、テープホ
ルダ10と電気信号をやりとりするコンピユータ
又は他のシステムへと通じているハーネスの対応
コネクタに接続される。
ホルダ10は、標準型のリール−リールカセツ
トCを受け入れて、読み取り又は書き込み作動中
は第3図に示した様にカセツトをプレート12に
向いた作働平面に支持し、そしてカセツトをホル
ダに挿入したり取り出したりする時は挿入及び取
り出しを容易にするため第4図に示された様にプ
レート12に対して或る角度の向きにされた出し
入れ容易な装填平面にカセツトを支持する様に設
計されている。このため、一般的に長方形のブロ
ツク22が筐体プレート12の底部付近にマウン
トされる。このブロツクは以下で詳細に述べる
が、一般の読み取り/書き込みヘツド24を正確
に位置設定し、このヘツドはこのブロツクから上
方に突出する。又、1対のボス26及び28がヘ
ツド24の各側でこのブロツクから上方に突出し
ている。これらボスの上端には各々26a及び2
8aにおいて横方向に溝が作られており、そして
ボスの上端はカセツトCへと突出して、装填中に
カセツトをおゝまかに位置設定すると共に、読み
取り又は書き込み作動中にテープMの移動を案内
する様に助成する。
トCを受け入れて、読み取り又は書き込み作動中
は第3図に示した様にカセツトをプレート12に
向いた作働平面に支持し、そしてカセツトをホル
ダに挿入したり取り出したりする時は挿入及び取
り出しを容易にするため第4図に示された様にプ
レート12に対して或る角度の向きにされた出し
入れ容易な装填平面にカセツトを支持する様に設
計されている。このため、一般的に長方形のブロ
ツク22が筐体プレート12の底部付近にマウン
トされる。このブロツクは以下で詳細に述べる
が、一般の読み取り/書き込みヘツド24を正確
に位置設定し、このヘツドはこのブロツクから上
方に突出する。又、1対のボス26及び28がヘ
ツド24の各側でこのブロツクから上方に突出し
ている。これらボスの上端には各々26a及び2
8aにおいて横方向に溝が作られており、そして
ボスの上端はカセツトCへと突出して、装填中に
カセツトをおゝまかに位置設定すると共に、読み
取り又は書き込み作動中にテープMの移動を案内
する様に助成する。
第2図に最も良く示された様に、ブロツク22
の両側でプレート12の側縁付近に1対のブロツ
ク32及び34がマウントされている。これらの
ブロツクは各々上面32a及び34aを有し、こ
れら上面はブロツク22の上面22aと同一平面
内にある。ブロツク32及び34は横方向に延び
て立上つたリツプ32b及び34bを各々有して
おり、これらのリツプは基本的にはブロツクの前
壁の延長部である。同様に、横方向に延びた後部
リツプ32c及び34cはブロツクの後部で各々
上方に延び、これらリツプの各々の上方セグメン
ト32d及び34dはプレート12に向つてテー
パ付けされている。これらのブロツク面32a及
び34a並びにリツプ32b,34b,32c及
び34cはカセツトCの作用エツジを位置設定す
る助けをし、このため、各リツプ32bと32c
との間の距離並びにリツプ34bと34cとの間
の距離はカセツトCの厚みより若干大きな距離に
離間される。
の両側でプレート12の側縁付近に1対のブロツ
ク32及び34がマウントされている。これらの
ブロツクは各々上面32a及び34aを有し、こ
れら上面はブロツク22の上面22aと同一平面
内にある。ブロツク32及び34は横方向に延び
て立上つたリツプ32b及び34bを各々有して
おり、これらのリツプは基本的にはブロツクの前
壁の延長部である。同様に、横方向に延びた後部
リツプ32c及び34cはブロツクの後部で各々
上方に延び、これらリツプの各々の上方セグメン
ト32d及び34dはプレート12に向つてテー
パ付けされている。これらのブロツク面32a及
び34a並びにリツプ32b,34b,32c及
び34cはカセツトCの作用エツジを位置設定す
る助けをし、このため、各リツプ32bと32c
との間の距離並びにリツプ34bと34cとの間
の距離はカセツトCの厚みより若干大きな距離に
離間される。
更に第2図を参照すれば、ブロツク22と34
との間でプレート12に第3のブロツク38がマ
ウントされる。このブロツク38はプレート12
の後面にマウントされたタコメータ42a(第3
図及び第4図)のシヤフト42に対するジヤーナ
ル軸受け部として働く。このシヤフト42に回転
式にマウントされてブロツク38から上方に突出
しているのは、タコメータのホイール44であ
り、そのリムはボス28の溝28aと平行であり
そしてこの溝より若干上に突出している。タコメ
ータ及びそのホイール44は米国特許第4107745
号に開示された型式のものであるのが好ましい。
との間でプレート12に第3のブロツク38がマ
ウントされる。このブロツク38はプレート12
の後面にマウントされたタコメータ42a(第3
図及び第4図)のシヤフト42に対するジヤーナ
ル軸受け部として働く。このシヤフト42に回転
式にマウントされてブロツク38から上方に突出
しているのは、タコメータのホイール44であ
り、そのリムはボス28の溝28aと平行であり
そしてこの溝より若干上に突出している。タコメ
ータ及びそのホイール44は米国特許第4107745
号に開示された型式のものであるのが好ましい。
第1図に最も良く示された様に、ブロツク32
及び34の外壁にはドア46がヒンジ止めされて
おり、このドアはプレート12に向つて延びた1
対の側壁46aを有している。壁46aの下端か
ら突出している1対のピン48はブロツク32及
び34の外壁に形成された開口50にジヤーナル
軸受される。従つてドア46は、そのピボツトピ
ンに対し、第2図及び第4図に示された開位置即
ち下方位置と、第1図及び第3図に示された閉位
置即ち持ち上げられた位置との間で回動でき、開
位置においてはドアが筐体プレート12に対して
約45゜の角度にあり、そして閉位置においてはド
アがプレート12とほゞ平行となる。ブロツク3
2及び34の外壁は、ドアの側壁46aから横方
向内方に突出した1対のラグ51を受け入れるた
め34cにおいてアンダーカツトされている。こ
れらのラグ51はこれらアンダーカツト部の端壁
に係合し、第2図に示されたドアの開位置を確立
する。然し乍ら、ドアが第1図に示されたその閉
位置へと持ち上げられる時にはそれらラグはアン
ダーカツト部を通して自由に回動する。ドアの側
壁46aはカセツト前面の受けぶち(図示せず)
を形成するため46bにおいてノツチが作られて
いる(第2図ないし第4図)。ホルダの最も良い
向きであるということから、特にプレート12を
垂直であるとして示しそしてドア46を下方に開
くものとして示した。然し乍ら、ホルダは別の向
きでも有効に機能し、例えばドア46を横に開け
てもよいことが理解されよう。
及び34の外壁にはドア46がヒンジ止めされて
おり、このドアはプレート12に向つて延びた1
対の側壁46aを有している。壁46aの下端か
ら突出している1対のピン48はブロツク32及
び34の外壁に形成された開口50にジヤーナル
軸受される。従つてドア46は、そのピボツトピ
ンに対し、第2図及び第4図に示された開位置即
ち下方位置と、第1図及び第3図に示された閉位
置即ち持ち上げられた位置との間で回動でき、開
位置においてはドアが筐体プレート12に対して
約45゜の角度にあり、そして閉位置においてはド
アがプレート12とほゞ平行となる。ブロツク3
2及び34の外壁は、ドアの側壁46aから横方
向内方に突出した1対のラグ51を受け入れるた
め34cにおいてアンダーカツトされている。こ
れらのラグ51はこれらアンダーカツト部の端壁
に係合し、第2図に示されたドアの開位置を確立
する。然し乍ら、ドアが第1図に示されたその閉
位置へと持ち上げられる時にはそれらラグはアン
ダーカツト部を通して自由に回動する。ドアの側
壁46aはカセツト前面の受けぶち(図示せず)
を形成するため46bにおいてノツチが作られて
いる(第2図ないし第4図)。ホルダの最も良い
向きであるということから、特にプレート12を
垂直であるとして示しそしてドア46を下方に開
くものとして示した。然し乍ら、ホルダは別の向
きでも有効に機能し、例えばドア46を横に開け
てもよいことが理解されよう。
ドアは参照番号52で一般的に示されたラツチ
装置によつてその閉位置に保持され、このラツチ
装置はプレート12の右上の角の付近にマウント
される。このラツチ装置はプレート12にマウン
トされたC字型ブラケツト54を備え、このブラ
ケツトは1対の離間された垂下レツグ54aを有
している。第2図に最も良く示された様に、これ
らレツグ54aの間には、一般的にL字型のラツ
チ部材58が配置される。このラツチ部材58の
長いレツグ58aはプレート12に平行に下方へ
延び、一方その短いレツグ58bはプレート12
に垂直に外方へ延びる。ラツチ部材の両側で、2
つのレツグの結合部に、ラツチ部材と一体的に形
成されているのは、1対の横方向に延びた支持ピ
ン56である。これらのピンはブラケツトのレツ
グ54aの後面に形成された横方向スロツト57
にゆるくジヤーナル軸受けされる。短いレツグ5
8bの自由端セグメントは58cにおいて上方に
或る角度を持つ様にされ、操作者は容易にラツチ
部材に指を係合させてこの部材を外す様にするこ
とができる。
装置によつてその閉位置に保持され、このラツチ
装置はプレート12の右上の角の付近にマウント
される。このラツチ装置はプレート12にマウン
トされたC字型ブラケツト54を備え、このブラ
ケツトは1対の離間された垂下レツグ54aを有
している。第2図に最も良く示された様に、これ
らレツグ54aの間には、一般的にL字型のラツ
チ部材58が配置される。このラツチ部材58の
長いレツグ58aはプレート12に平行に下方へ
延び、一方その短いレツグ58bはプレート12
に垂直に外方へ延びる。ラツチ部材の両側で、2
つのレツグの結合部に、ラツチ部材と一体的に形
成されているのは、1対の横方向に延びた支持ピ
ン56である。これらのピンはブラケツトのレツ
グ54aの後面に形成された横方向スロツト57
にゆるくジヤーナル軸受けされる。短いレツグ5
8bの自由端セグメントは58cにおいて上方に
或る角度を持つ様にされ、操作者は容易にラツチ
部材に指を係合させてこの部材を外す様にするこ
とができる。
又、立上つたレツグ部分58cの基部には垂下
突出部58dが形成され、この突出部はドア46
が第1図に示されたその閉位置にある時にドアの
上縁に係合する。ラツチ部材のレツグ58bとブ
ラケツト54との間に弱い板バネ60(第2図)
が圧縮されていて、ラツチ部材の突出部58dが
ドアの縁に向つて押しやられる様にラツチ部材を
バネ付勢する。長いレツグ58aの下端から横方
向に突出しているのはタブ58eであり、これは
ドアがその閉位置にある時にドアの右側壁に形成
されたノツチ62を通して延びる。
突出部58dが形成され、この突出部はドア46
が第1図に示されたその閉位置にある時にドアの
上縁に係合する。ラツチ部材のレツグ58bとブ
ラケツト54との間に弱い板バネ60(第2図)
が圧縮されていて、ラツチ部材の突出部58dが
ドアの縁に向つて押しやられる様にラツチ部材を
バネ付勢する。長いレツグ58aの下端から横方
向に突出しているのはタブ58eであり、これは
ドアがその閉位置にある時にドアの右側壁に形成
されたノツチ62を通して延びる。
従つて、ドアが第1図に示された様にその閉じ
てラツチされた位置にある場合に、操作者がラツ
チ部材のレツグセグメント58cを持ち上げたと
すれば、ラツチ部材が枢着回転するだけでなく、
上記した様にゆるくジヤーナル軸受けされている
ことによつて、バネ60の付勢力に抵抗してラツ
チ部材を或る程度垂直に持ち上げることができ
る。これらの運動の結合により、ラツチ部材の突
出部58dをカセツトの上縁から解離することが
でき、そしてラツチ部材のレツグ58aをプレー
ト12から外方に回動させることができ、従つて
このレツグ及びタブ58eはドアの側壁46aを
第2図に示したその開位置即ち装填位置に向つて
外方へ“ける”。装填位置へのドアの実際の運動
は後述する特殊なバネ手段によつて生じる。又、
明らかな様に、カセツトCが第1図及び第3図に
示されたその作動位置にロツクされそして前記し
た様にラツチ部材が操作された時には、ラツチ部
材のレツグ58a及びタブ58eがカセツトの後
面に係合して、カセツト及びドアの両方を外方に
回動させる。
てラツチされた位置にある場合に、操作者がラツ
チ部材のレツグセグメント58cを持ち上げたと
すれば、ラツチ部材が枢着回転するだけでなく、
上記した様にゆるくジヤーナル軸受けされている
ことによつて、バネ60の付勢力に抵抗してラツ
チ部材を或る程度垂直に持ち上げることができ
る。これらの運動の結合により、ラツチ部材の突
出部58dをカセツトの上縁から解離することが
でき、そしてラツチ部材のレツグ58aをプレー
ト12から外方に回動させることができ、従つて
このレツグ及びタブ58eはドアの側壁46aを
第2図に示したその開位置即ち装填位置に向つて
外方へ“ける”。装填位置へのドアの実際の運動
は後述する特殊なバネ手段によつて生じる。又、
明らかな様に、カセツトCが第1図及び第3図に
示されたその作動位置にロツクされそして前記し
た様にラツチ部材が操作された時には、ラツチ部
材のレツグ58a及びタブ58eがカセツトの後
面に係合して、カセツト及びドアの両方を外方に
回動させる。
さて、第2図ないし第4図を参照すれば、テー
プホルダの駆動スピンドル64及び66は読み取
り/書き込みヘツド24の真上の離間された位置
で筐体のプレート12から突出する。これらスピ
ンドルは壁12の後部にマウントされたモータ6
7によつて駆動される。これらスピンドル間の間
隔は、カセツトCに対して標準的なものにされ
る。又、カセツトホルダに一般に見られる種々の
インターロツクスイツチもプレート12に適当に
配置される。特に、カセツトがその作働平面にあ
る時を検出するカセツト装填スイツチ72があ
る。カセツトのどの面がアツプ位置即ち再生位置
にあるかを検出する面スイツチ74がある。更
に、カセツトCの打ち抜きタブTと共働し、ホル
ダが誤つて書き込み作動を行なつてカセツトのテ
ープを消去してしまうのを防止するためアーム7
5aを有した保護スイツチ75もある。
プホルダの駆動スピンドル64及び66は読み取
り/書き込みヘツド24の真上の離間された位置
で筐体のプレート12から突出する。これらスピ
ンドルは壁12の後部にマウントされたモータ6
7によつて駆動される。これらスピンドル間の間
隔は、カセツトCに対して標準的なものにされ
る。又、カセツトホルダに一般に見られる種々の
インターロツクスイツチもプレート12に適当に
配置される。特に、カセツトがその作働平面にあ
る時を検出するカセツト装填スイツチ72があ
る。カセツトのどの面がアツプ位置即ち再生位置
にあるかを検出する面スイツチ74がある。更
に、カセツトCの打ち抜きタブTと共働し、ホル
ダが誤つて書き込み作動を行なつてカセツトのテ
ープを消去してしまうのを防止するためアーム7
5aを有した保護スイツチ75もある。
さて第2図を参照すれば、テープの末端を検出
するため、ボス26の真上でプレート12にラン
プ76がマウントされている。このランプからの
光線はボス26へと下方に向かい、そしてボス2
6には、ブロツク22へと下方に延びて光学反射
器(図示せず)を含んだ通路78が形成されてい
る。この通路78の下端にはホトセンサ80が収
容され、これは反射器からの光を受ける様に配置
されている。ホルダがその作動モードにありそし
てテープがボス26を経て送られる時には、不透
明なテープによつて、光が通常ホトセンサに当た
らない様にされる。然し乍ら、テープの末端付近
には穴があつて、光がホトセンサに当たる様にさ
れる。この際に、ホトセンサは電気信号を発生
し、それにより駆動スピンドルを逆転したり、オ
フにしたり、警報を鳴らしたり、或いはテープが
終つた時に所望されるその他の機能を開始させた
りする。これらの種々のインターロツクスイツチ
及びセンサ回路は、この一般型式の多数のテープ
カセツトホルダにおいて標準的なものであるか
ら、これ以上詳細に説明しない。
するため、ボス26の真上でプレート12にラン
プ76がマウントされている。このランプからの
光線はボス26へと下方に向かい、そしてボス2
6には、ブロツク22へと下方に延びて光学反射
器(図示せず)を含んだ通路78が形成されてい
る。この通路78の下端にはホトセンサ80が収
容され、これは反射器からの光を受ける様に配置
されている。ホルダがその作動モードにありそし
てテープがボス26を経て送られる時には、不透
明なテープによつて、光が通常ホトセンサに当た
らない様にされる。然し乍ら、テープの末端付近
には穴があつて、光がホトセンサに当たる様にさ
れる。この際に、ホトセンサは電気信号を発生
し、それにより駆動スピンドルを逆転したり、オ
フにしたり、警報を鳴らしたり、或いはテープが
終つた時に所望されるその他の機能を開始させた
りする。これらの種々のインターロツクスイツチ
及びセンサ回路は、この一般型式の多数のテープ
カセツトホルダにおいて標準的なものであるか
ら、これ以上詳細に説明しない。
さて第2図ないし第4図を参照すれば、ドア4
6の両側で、その内面には、1対の同様の片持ば
り式のバネ82がマウントされている。各バネ8
2はその中央においてピン84によりドアに接続
されている。各バネ82は比較的短い上方セグメ
ント82aを有し、これはドアから離れる様に曲
つておりそしてほゞドアの上面へと延びている。
又、各バネは比較的長い下方セグメント82bも
有しており、これもドアから離れる様に曲つてい
て、ドアの下縁を若干越えて下方に延びており、
その端82cは左側のバネの場合はブロツク32
の前面に係合しそして右側のバネの場合はブロツ
ク34の前面に係合する。更に、バネ82の間で
ドア46の内面から突出しているのは、テーパ付
けされた端を有した1対の離間された位置設定用
のダボ即ちピン86である。これらのピンは、第
1図に示された様にカセツトCがその作働平面に
ある時に、カセツトCの前面又は後面にある開口
P内に係合して、カセツトをヘツド24に対して
垂直及び水平の両方向に正確に位置設定する様に
構成されている。
6の両側で、その内面には、1対の同様の片持ば
り式のバネ82がマウントされている。各バネ8
2はその中央においてピン84によりドアに接続
されている。各バネ82は比較的短い上方セグメ
ント82aを有し、これはドアから離れる様に曲
つておりそしてほゞドアの上面へと延びている。
又、各バネは比較的長い下方セグメント82bも
有しており、これもドアから離れる様に曲つてい
て、ドアの下縁を若干越えて下方に延びており、
その端82cは左側のバネの場合はブロツク32
の前面に係合しそして右側のバネの場合はブロツ
ク34の前面に係合する。更に、バネ82の間で
ドア46の内面から突出しているのは、テーパ付
けされた端を有した1対の離間された位置設定用
のダボ即ちピン86である。これらのピンは、第
1図に示された様にカセツトCがその作働平面に
ある時に、カセツトCの前面又は後面にある開口
P内に係合して、カセツトをヘツド24に対して
垂直及び水平の両方向に正確に位置設定する様に
構成されている。
第2図及び第5図を参照すれば、読み取り/書
き込みヘツド24を支持するブロツク22は特殊
な構造のものである。このブロツク22は主部分
22a及びカバープレート22bを備えている。
部分22aは一般的にU字型である。この部分は
2つの同一の、比較的質量のある長方形の“レツ
グ”88aを有しており、この上にボス26及び
28が形成される。これらのレツグは細いウエブ
即ちブリツジ88bによつて連結される。
き込みヘツド24を支持するブロツク22は特殊
な構造のものである。このブロツク22は主部分
22a及びカバープレート22bを備えている。
部分22aは一般的にU字型である。この部分は
2つの同一の、比較的質量のある長方形の“レツ
グ”88aを有しており、この上にボス26及び
28が形成される。これらのレツグは細いウエブ
即ちブリツジ88bによつて連結される。
部分22aはそのウエブ88bがプレート12
に向く様に配置され、そして適当なネジ92によ
つてそこに固定される。ネジ92はプレートを貫
通して延びそしてレツグ88aのネジ切りされた
対応通路94にネジ込まれる。スロツト即ち逃が
し部96がプレート12に面したウエブ88bの
面に形成され、ブロツクの部分22aがこのプレ
ートに固定される時に、プレート面の凹凸や曲り
や変形によつてブロツクの部分がねじれたり曲つ
たりしない様にされる。
に向く様に配置され、そして適当なネジ92によ
つてそこに固定される。ネジ92はプレートを貫
通して延びそしてレツグ88aのネジ切りされた
対応通路94にネジ込まれる。スロツト即ち逃が
し部96がプレート12に面したウエブ88bの
面に形成され、ブロツクの部分22aがこのプレ
ートに固定される時に、プレート面の凹凸や曲り
や変形によつてブロツクの部分がねじれたり曲つ
たりしない様にされる。
読み取り/書き込みヘツド24はレツグ88a
間のギヤツプ98内に配置され、そしてウエブ8
8bに衝接する。このヘツドはネジ102によつ
てブロツクの部分22aに取り外し可能に固定さ
れ、ネジ102はヘツドの前面から後面まで延び
た通路104を通して延びそしてウエブ88bの
ネジ切りされた嵌着穴106にネジ込まれる。ヘ
ツドの電気的な接地端子はヘツドの付近でネジ1
02に係合されてヘツドをアースする。
間のギヤツプ98内に配置され、そしてウエブ8
8bに衝接する。このヘツドはネジ102によつ
てブロツクの部分22aに取り外し可能に固定さ
れ、ネジ102はヘツドの前面から後面まで延び
た通路104を通して延びそしてウエブ88bの
ネジ切りされた嵌着穴106にネジ込まれる。ヘ
ツドの電気的な接地端子はヘツドの付近でネジ1
02に係合されてヘツドをアースする。
ブロツクの部分22bは単なる長方形プレート
であり、その片面から突出した1対のバイヨネツ
ト型のダボ108を有している。これらのダボ
は、部分22aのレツグ88aの前部にある1対
の対応穴110へと圧入される様に構成される。
ヘツドを修理又は交換することが必要となつた場
合にネジ102を外してヘツド24をギヤツプ9
8の端を経て押し出せる様に、ネジ102に対し
て部分22bにアクセス穴112が設けられてい
る。
であり、その片面から突出した1対のバイヨネツ
ト型のダボ108を有している。これらのダボ
は、部分22aのレツグ88aの前部にある1対
の対応穴110へと圧入される様に構成される。
ヘツドを修理又は交換することが必要となつた場
合にネジ102を外してヘツド24をギヤツプ9
8の端を経て押し出せる様に、ネジ102に対し
て部分22bにアクセス穴112が設けられてい
る。
従つて、ブロツク22により、支持プレート1
2の非平坦性には拘りない形状及び寸法の比較的
質量のある部分にヘツドが確実に固定される。更
に、ヘツドは、その作用面以外は、このブロツク
内に包囲されて保護される。それにより、ヘツド
の安定で且つ正確な位置設定が確保される。
2の非平坦性には拘りない形状及び寸法の比較的
質量のある部分にヘツドが確実に固定される。更
に、ヘツドは、その作用面以外は、このブロツク
内に包囲されて保護される。それにより、ヘツド
の安定で且つ正確な位置設定が確保される。
ドア46を第2図に示された開位置にした状態
でホルダにカセツトを装填する時には、カセツト
の作用エツジC′が下を向く様にしてドアの側壁4
6a間でドア上にカセツトを落とす。従つて作用
エツジは衝接体32及び34の前部リツプ32b
及び34bにのせられ、そしてカセツトの下面は
曲つた板バネ82にのせられる。この点について
は、ドアから突出したピン86の端より上にカセ
ツトが支持される程度まで下部バネセグメント8
2bがドアから曲られていることを述べねばなら
ない。従つて、カセツトはこれらのバネ上を下方
にスライドすることができ、やがてその作用エツ
ジC′が前記した様にブロツクのリツプに係合す
る。
でホルダにカセツトを装填する時には、カセツト
の作用エツジC′が下を向く様にしてドアの側壁4
6a間でドア上にカセツトを落とす。従つて作用
エツジは衝接体32及び34の前部リツプ32b
及び34bにのせられ、そしてカセツトの下面は
曲つた板バネ82にのせられる。この点について
は、ドアから突出したピン86の端より上にカセ
ツトが支持される程度まで下部バネセグメント8
2bがドアから曲られていることを述べねばなら
ない。従つて、カセツトはこれらのバネ上を下方
にスライドすることができ、やがてその作用エツ
ジC′が前記した様にブロツクのリツプに係合す
る。
ドア46をその閉位置に向つて上方に回動する
時には、カセツトの傾斜が次第に垂直平面に近く
なり、バネセグメント82bはブロツクのリツプ
32b及び34bに対してカセツトの作用エツジ
を案内し、やがてカセツトの作用エツジはこれら
のリツプを越えてブロツクの位置設定面32a及
び34aに落ちる。従つて、読み取り/書き込み
ヘツド24、ボス26及び28、並びにタコメー
タのホイール44はカセツトの作用エツジC′に
各々形成されたそれらの開口H,B及びWとほゞ
整列される。
時には、カセツトの傾斜が次第に垂直平面に近く
なり、バネセグメント82bはブロツクのリツプ
32b及び34bに対してカセツトの作用エツジ
を案内し、やがてカセツトの作用エツジはこれら
のリツプを越えてブロツクの位置設定面32a及
び34aに落ちる。従つて、読み取り/書き込み
ヘツド24、ボス26及び28、並びにタコメー
タのホイール44はカセツトの作用エツジC′に
各々形成されたそれらの開口H,B及びWとほゞ
整列される。
ドアを更にその閉位置の近くへ回動した時に
は、位置設定用のピン86がカセツトの側面にあ
る開口Pへと突出し、そしてスピンドル64及び
66がカセツトの側面にあるリールスプロケツト
穴Sへと突出する。これらのピン及びスピンドル
はその尖端へ向つてややテーパ付けされているの
で、カセツトを正確に整列させるに必要な若干の
量だけ横方向にカセツトをずらし、それにより上
記開口はホルダからの突起を受け入れることがで
きる。ドア46を閉じる時にスピンドルがカセツ
トリールのスプロケツトの歯にひつかかるおそれ
を最小にするため、スピンドルは特許第3791604
号に開示された様な引つ込め可能な歯付き担持体
を有した型式のものであるのが好ましい。
は、位置設定用のピン86がカセツトの側面にあ
る開口Pへと突出し、そしてスピンドル64及び
66がカセツトの側面にあるリールスプロケツト
穴Sへと突出する。これらのピン及びスピンドル
はその尖端へ向つてややテーパ付けされているの
で、カセツトを正確に整列させるに必要な若干の
量だけ横方向にカセツトをずらし、それにより上
記開口はホルダからの突起を受け入れることがで
きる。ドア46を閉じる時にスピンドルがカセツ
トリールのスプロケツトの歯にひつかかるおそれ
を最小にするため、スピンドルは特許第3791604
号に開示された様な引つ込め可能な歯付き担持体
を有した型式のものであるのが好ましい。
ドアがその閉位置に達すると、バネの下部セグ
メント82bは位置設定ブロツク32及び34の
各々のリツプ32c及び34cに対してカセツト
の下方の角を押し、一方バネのセグメント82a
は筐体の壁12に対してカセツトの上方の角を押
し、そしてカセツトの右側の角はウエブ58fの
内側でラツチ装置52の垂下レツグ58aに係合
される。この点において、ラツチ装置の突出部5
8dがドア46の上縁にパチンと入つてそれに係
合し、それによりカセツトがその作働平面にある
状態でドアをその閉位置にロツクする。
メント82bは位置設定ブロツク32及び34の
各々のリツプ32c及び34cに対してカセツト
の下方の角を押し、一方バネのセグメント82a
は筐体の壁12に対してカセツトの上方の角を押
し、そしてカセツトの右側の角はウエブ58fの
内側でラツチ装置52の垂下レツグ58aに係合
される。この点において、ラツチ装置の突出部5
8dがドア46の上縁にパチンと入つてそれに係
合し、それによりカセツトがその作働平面にある
状態でドアをその閉位置にロツクする。
この点においては、特殊なバネ82が更に別の
重要な機能を果たすことを述べることが必要であ
る。特に、この一般型式のホルダにおいては、ホ
ルダの読み取り/書き込み作動に悪影響を及びす
ことなくヘツド24に対してカセツトCを横方向
に動かすことのできる程度は非常にわずかなもの
である。実際には、位置設定用のピン86とカセ
ツトの穴Pとの間の横方向の密着性は、横方向の
位置設定条件を満足するに充分な程ぴつたりとし
たものである。然し乍ら、最も良い作動を得るた
めには、ヘツドに近ずいたり離れたりするカセツ
トの動きが本質的に生じてはならない。というの
は、この様な動きがあると、ヘツドとテープとの
間での変換作動が不正確なものとなりそしてテー
プガイド面26a及び28a(第2図)が余計に
摩耗するからである。そこで、第3図に最も良く
示された様に、ホルダ内でのカセツトの垂直方向
の動きを防止するため、バネセグメント82a及
び82bは下向きの力成分をカセツトCに与える
様な形状にされる。換言すれば、これらのバネセ
グメントはカセツトを下方にバネ付勢し、そして
ホルダが押された時にも位置設定面32a及び3
4a(第2図)に対してカセツトのエツジC′をぴ
つたりと保持する。従つて、ヘツド及びガイド面
に対するカセツト(及び移送されるテープ)の垂
直位置は決して変化しない。
重要な機能を果たすことを述べることが必要であ
る。特に、この一般型式のホルダにおいては、ホ
ルダの読み取り/書き込み作動に悪影響を及びす
ことなくヘツド24に対してカセツトCを横方向
に動かすことのできる程度は非常にわずかなもの
である。実際には、位置設定用のピン86とカセ
ツトの穴Pとの間の横方向の密着性は、横方向の
位置設定条件を満足するに充分な程ぴつたりとし
たものである。然し乍ら、最も良い作動を得るた
めには、ヘツドに近ずいたり離れたりするカセツ
トの動きが本質的に生じてはならない。というの
は、この様な動きがあると、ヘツドとテープとの
間での変換作動が不正確なものとなりそしてテー
プガイド面26a及び28a(第2図)が余計に
摩耗するからである。そこで、第3図に最も良く
示された様に、ホルダ内でのカセツトの垂直方向
の動きを防止するため、バネセグメント82a及
び82bは下向きの力成分をカセツトCに与える
様な形状にされる。換言すれば、これらのバネセ
グメントはカセツトを下方にバネ付勢し、そして
ホルダが押された時にも位置設定面32a及び3
4a(第2図)に対してカセツトのエツジC′をぴ
つたりと保持する。従つて、ヘツド及びガイド面
に対するカセツト(及び移送されるテープ)の垂
直位置は決して変化しない。
カセツトが位置固定された時には、カセツトが
カセツト装填スイツチ72に係合してこれを押圧
し、そしてカセツトのいずれの側面が“上”であ
るかに基いて側面スイツチ74に係合したりしな
かつたりする。又、保護スイツチ75のアーム7
5aはカセツトの上縁C″にのせられる。このカ
セツトの上縁に打ち抜きタブTが存在する場合に
は、このスイツチ75はテープに情報を記録でき
る様にする。一方、このタブが存在しなければ、
それにより生じた穴へスイツチアームが落ち込
み、それにより書き込み作動を防止する様にスイ
ツチを作動する。
カセツト装填スイツチ72に係合してこれを押圧
し、そしてカセツトのいずれの側面が“上”であ
るかに基いて側面スイツチ74に係合したりしな
かつたりする。又、保護スイツチ75のアーム7
5aはカセツトの上縁C″にのせられる。このカ
セツトの上縁に打ち抜きタブTが存在する場合に
は、このスイツチ75はテープに情報を記録でき
る様にする。一方、このタブが存在しなければ、
それにより生じた穴へスイツチアームが落ち込
み、それにより書き込み作動を防止する様にスイ
ツチを作動する。
カセツトCはラツチ装置のレツグセグメント5
8cを持ち上げるだけでホルダから取り出され
る。このレツグセグメントの持ち上げにより、バ
ネ60の付勢力に抗してラツチ装置が持ち上がる
と共にラツチ装置が枢着回転して、ラツチ装置の
突出部58dがカセツトから解離できる様にしそ
してそのレツグ58aがカセツトを筐体壁12か
ら外方へ押し出すことができる様にし、それによ
りカセツトはスピンドル64から解離してドアの
バネにのせられる。それと同時に、ドアはバネセ
グメント82b(その下端はブロツク32及び3
4に係合している)によつて第2図及び第4図に
示された装填位置即ち平面へと押される。この位
置においては、操作者がカセツトを裏返したり或
いは取り替えたりしたい場合に、カセツトに容易
に手を近ずけてそれを容易に把持することができ
る。カセツトがホルダ内にない時にドアがその持
ち上げられたラツチ位置にある場合には、ラツチ
部材セグメントを持ち上げると、タブ58eがド
アのノツチ62の縁に係合されて、ドアをプレー
ト12から離れる様に回動せしめ、そしてドアは
この場合もバネセグメント82bによつてその開
位置へたゞちに回動される。
8cを持ち上げるだけでホルダから取り出され
る。このレツグセグメントの持ち上げにより、バ
ネ60の付勢力に抗してラツチ装置が持ち上がる
と共にラツチ装置が枢着回転して、ラツチ装置の
突出部58dがカセツトから解離できる様にしそ
してそのレツグ58aがカセツトを筐体壁12か
ら外方へ押し出すことができる様にし、それによ
りカセツトはスピンドル64から解離してドアの
バネにのせられる。それと同時に、ドアはバネセ
グメント82b(その下端はブロツク32及び3
4に係合している)によつて第2図及び第4図に
示された装填位置即ち平面へと押される。この位
置においては、操作者がカセツトを裏返したり或
いは取り替えたりしたい場合に、カセツトに容易
に手を近ずけてそれを容易に把持することができ
る。カセツトがホルダ内にない時にドアがその持
ち上げられたラツチ位置にある場合には、ラツチ
部材セグメントを持ち上げると、タブ58eがド
アのノツチ62の縁に係合されて、ドアをプレー
ト12から離れる様に回動せしめ、そしてドアは
この場合もバネセグメント82bによつてその開
位置へたゞちに回動される。
コンピユータ用の入出力装置であるとして本発
明のカセツトホルダを以上に説明したが、リール
からリールへと駆動される音響用及びビデオ用の
テープカセツトを保持するのにも本発明のホルダ
を等しく適用できる。
明のカセツトホルダを以上に説明したが、リール
からリールへと駆動される音響用及びビデオ用の
テープカセツトを保持するのにも本発明のホルダ
を等しく適用できる。
以上の説明より、ここに述べたテープホルダは
比較的構造が簡単であることが明らかであろう。
その故、このテープホルダは修理及び保守が容易
である。更に、このホルダのカセツト出し入れド
アがその開位置にある時に操作者が非常に容易に
テープカセツトを装填したり取り出したりするこ
とができる。それと同時に、バネと、ドアと、ホ
ルダ筐体内の種々の位置設定ブロツク及び衝接体
との間で行なわれる共働作用により、ホルダはカ
セツトをその種々の作働部品と正しく整列させて
作働平面にしつかりと保持する。
比較的構造が簡単であることが明らかであろう。
その故、このテープホルダは修理及び保守が容易
である。更に、このホルダのカセツト出し入れド
アがその開位置にある時に操作者が非常に容易に
テープカセツトを装填したり取り出したりするこ
とができる。それと同時に、バネと、ドアと、ホ
ルダ筐体内の種々の位置設定ブロツク及び衝接体
との間で行なわれる共働作用により、ホルダはカ
セツトをその種々の作働部品と正しく整列させて
作働平面にしつかりと保持する。
かくて、以上の説明から明らかとなる目的の中
でも前記で述べた目的が効果的に達成されること
は明らかであり、そして本発明の範囲から逸脱せ
ずに上記構造に或る種の変更がなされ得るから、
以上の説明に含まれたり又は添付図面に示された
全ての事柄は本発明を解説するためのものであつ
てこれらに限定するものではないものとする。
でも前記で述べた目的が効果的に達成されること
は明らかであり、そして本発明の範囲から逸脱せ
ずに上記構造に或る種の変更がなされ得るから、
以上の説明に含まれたり又は添付図面に示された
全ての事柄は本発明を解説するためのものであつ
てこれらに限定するものではないものとする。
以上に述べた本発明の一般的な特徴及び特定の
特徴は全て特許請求の範囲に網羅されるものと理
解されたい。
特徴は全て特許請求の範囲に網羅されるものと理
解されたい。
第1図は本発明によつて形成されたテープカセ
ツトホルダの部分破断斜視図であり、ホルダを作
働位置で示した図、第2図はカセツトホルダをそ
の開位置即ち装填位置で示した斜視図、第3図は
ホルダを閉位置で示した断面図、第4図はホルダ
を開位置即ち装填位置で示した同様の図、第5図
は第1図のホルダに用いられる読み取り/書き込
みヘツドブロツクの分解上面図である。 10……テープカセツトホルダ、12……プレ
ート、16……印刷回路板、22……ブロツク、
24……読み取り/書き込みヘツド、26,28
……ボス、32,34……ブロツク、C……カセ
ツト、38……ブロツク、42……タコメータの
シヤフト、44……タコメータのホイール、46
……ドア、52……ラツチ装置、54……ブラケ
ツト、58……ラツチ部材、60……バネ、62
……ノツチ、64,66……駆動スピンドル、6
7……モータ、82……片持ばり式のバネ、86
……ピン。
ツトホルダの部分破断斜視図であり、ホルダを作
働位置で示した図、第2図はカセツトホルダをそ
の開位置即ち装填位置で示した斜視図、第3図は
ホルダを閉位置で示した断面図、第4図はホルダ
を開位置即ち装填位置で示した同様の図、第5図
は第1図のホルダに用いられる読み取り/書き込
みヘツドブロツクの分解上面図である。 10……テープカセツトホルダ、12……プレ
ート、16……印刷回路板、22……ブロツク、
24……読み取り/書き込みヘツド、26,28
……ボス、32,34……ブロツク、C……カセ
ツト、38……ブロツク、42……タコメータの
シヤフト、44……タコメータのホイール、46
……ドア、52……ラツチ装置、54……ブラケ
ツト、58……ラツチ部材、60……バネ、62
……ノツチ、64,66……駆動スピンドル、6
7……モータ、82……片持ばり式のバネ、86
……ピン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般的な支持面と、 該支持面にマウントされた読み取り/書込みヘ
ツドと、 該読み取り/書込みヘツドに隣接して前記支持
面から突出した1対の離間された回転駆動スピン
ドルと、 前記読み取り/書込みヘツドの両側で前記支持
面にマウントされた1対の衝接体であつて、前記
読み取り/書込みヘツドとほぼ同一平面内に配置
された位置設定用の面を有しているような衝接体
と、 全体として長方形のドアと、 該ドアの一方の長縁を前記支持面にヒンジ止め
する手段とを備え、そのヒンジ線は、前記位置設
定用の面によつて定められた平面と平行であり、
そして該平面に隣接して配置され、前記ドアは、
これが前記支持面とほぼ平行になるような閉位
置、すなわち作動位置と、前記ドアが前記支持面
に対してある角度になるような開位置、すなわち
装填位置との間で回転でき、 更に、前記ドアがその閉位置にある時に前記ド
アを解除可能にロツクする手段と、 前記ドアをその開位置に設定する手段と、 前記支持面に面した前記ドアの面にマウントさ
れたバネ手段とを備え、このバネ手段の第1の対
は、前記ドアの前記1つの長縁付近で前記ドアか
ら延び出し、そして前記衝接体に弾性的に係合し
て前記ドアをその開位置に向けて偏倚し、前記バ
ネ手段の第2の対は、前記ドアの反対の縁付近で
前記ドアから延び出し、それにより前記ドアが開
位置にあつ時は、作用エツジを有し且つスプロケ
ツト穴及び位置設定用ピン開口を両面に有した一
般のテープカセツトを前記ドア上に配置して、こ
のカセツトの前記作用エツジを前記衝接体で位置
設定すると共に前記カセツトの面を前記バネ手段
で位置設定することができ、そして前記ドアがそ
の閉位置へと動かされた時は、前記バネ手段の前
記第1の対が前記カセツトの作用エツジを前記位
置設定用の面に押しつけて前記エツジを前記読み
取り/書込みヘツドに対して位置設定し、そして
又前記バネ手段が前記カセツトを前記支持面に対
して弾性偏倚して、前記駆動スピンドルが前記カ
セツトの面にある前記スプロケツト穴に正しくお
さまるようにすることを特徴とするテープカセツ
トホルダ。 2 前記バネ手段は、前記衝接体に対向して前記
ドアの縁付近に配置された1対の細長い片持ばり
式のバネを備え、各々の前記バネは、前記ドアか
ら前記支持面に向かつて突出した離間されたセグ
メントを有し、各バネの一方のセグメントの一端
は、前記衝接体に係合し、そして両バネの両セグ
メントは、ドアがその閉位置にある時に前記支持
面及び前記衝接体の位置設定用の面の両方に対し
て前記カセツトを偏倚する特許請求の範囲第1項
記載のテープカセツトホルダ。 3 前記支持面に面した前記ドアの面から突出し
た1対のカセツト位置設定用のピンを更に備え、
これらのピンは、前記一方のバネセグメントより
も短い距離だけ前記ドアから突出しており、従つ
て、前記カセツトが前記ドアに対して配置された
時には、前記一方のバネセグメントが前記ピンの
端より上で前記カセツトを案内してカセツトの作
用エツジを前記衝接体に係合できるようにし、そ
して前記ドアがその閉位置へ動かされた時には、
前記ピンが前記一方のバネセグメントを越えて、
前記カセツトの面にある位置設定用ピン開口へと
突出する特許請求の範囲第2項記載のテープカセ
ツトホルダ。 4 前記解除可能なロツク手段は、前記支持面に
ヒンジ止めされたラツチ装置と、このラツチ装置
をそのロツク位置に向かつて偏倚する手段とを備
え、前記ラツチ装置は、 前記支持面から突出した第1部分と、 前記支持面とドアとの間で下方に延びた第2部
分と、 前記ラツチ装置を前記支持面へ可動にマウント
する手段とを備えており、従つて前記ラツチ装置
は、前記第1部分が閉じたドアの縁に対して係合
し且つ前記第2部分が前記支持面と平らであるよ
うなロツク位置と、前記第1部分が前記ドアの縁
から解離され、そして前記第2部分が前記支持面
から離れるように突出して、前記ドア及びこれに
支持されたカセツトを前記支持面から離れるよう
に外方へ押しやるような解除位置との間で動くこ
とができる特許請求の範囲第1項記載のカセツト
ホルダ。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/139,672 US4314294A (en) | 1980-04-14 | 1980-04-14 | Tape cassette holder |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56163556A JPS56163556A (en) | 1981-12-16 |
JPS6343829B2 true JPS6343829B2 (ja) | 1988-09-01 |
Family
ID=22487767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5686281A Granted JPS56163556A (en) | 1980-04-14 | 1981-04-14 | Tape cassette holder |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4314294A (ja) |
JP (1) | JPS56163556A (ja) |
DE (1) | DE3115089A1 (ja) |
FR (1) | FR2480471B1 (ja) |
GB (1) | GB2074365B (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4564875A (en) * | 1981-05-29 | 1986-01-14 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Cassette loading device in a cassette tape recorder |
US4646186A (en) * | 1982-09-14 | 1987-02-24 | Alps Electric Co., Ltd. | Cassette tape recorder with plural tape guide structure |
JPS5945771U (ja) * | 1982-09-20 | 1984-03-27 | 松下電器産業株式会社 | カセツトテ−プ収納装置 |
US4593331A (en) * | 1982-10-01 | 1986-06-03 | Tokyo Shibaura Denki Kabushiki Kaisha | Tape player |
US4777548A (en) * | 1986-12-08 | 1988-10-11 | Hewlett-Packard Company | Access door for tape drive housing |
JPH0265246U (ja) * | 1988-10-31 | 1990-05-16 | ||
JP3274292B2 (ja) * | 1994-09-30 | 2002-04-15 | 富士写真フイルム株式会社 | カセット用収納ケース |
US20030174434A1 (en) * | 2001-12-14 | 2003-09-18 | Tandberg Data Asa | Access slot for cartridge storage magazine |
US9045939B2 (en) | 2011-03-11 | 2015-06-02 | Lutron Electronics Co., Inc. | Battery-powered motorized window treatment having a service position |
US12044068B2 (en) | 2011-03-11 | 2024-07-23 | Lutron Technology Company Llc | Battery-powered motorized window treatment having a service position |
WO2012125420A1 (en) | 2011-03-11 | 2012-09-20 | Lutron Electronics Co., Inc. | Battery-powered motorized window treatment having a service position |
US9115537B2 (en) * | 2013-02-15 | 2015-08-25 | Lutron Electronics Co., Inc. | Battery-powered roller shade system |
CN105164360B (zh) * | 2013-04-15 | 2017-04-26 | 卢特龙电子公司 | 具有一体式可存取电池盒的电动式窗上用品 |
CN107796963A (zh) * | 2017-11-23 | 2018-03-13 | 重庆市远望谷科技有限公司 | 一种新型多功能pcb印制板检测用夹具 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3627185A (en) * | 1970-01-05 | 1971-12-14 | Scanfax Systems Corp | Tape recording system mechanism |
FR2093075A5 (ja) * | 1970-06-01 | 1972-01-28 | Cit Alcatel | |
US3832734A (en) * | 1972-07-03 | 1974-08-27 | Ibm | Cassette loading and unloading apparatus |
JPS5727529B2 (ja) * | 1973-11-08 | 1982-06-11 | ||
US3909845A (en) * | 1974-06-14 | 1975-09-30 | Teletype Corp | Apparatus and method for sensing the condition of a tape within a tape cassette |
AU501919B2 (en) * | 1975-07-10 | 1979-07-05 | Sony Corporation | Circuits. comb |
US4017900A (en) * | 1975-07-22 | 1977-04-12 | Shin-Shirasuna Electric Corporation | Tape recorder cassette ejecting device |
US4150410A (en) * | 1977-04-15 | 1979-04-17 | Tokyo Shibaura Electric Co., Ltd. | Cassette tape loading device |
IT1105705B (it) * | 1977-05-26 | 1985-11-04 | Werbetronic Ag | Perfezionamento nei meccanismi di comando per i movimenti della cassetta nei registratori a cassetta |
NL7713194A (nl) * | 1977-11-30 | 1979-06-01 | Philips Nv | Scharnierbare cassetteklep ten behoeve van een magneetband opname/weergave apparaat. |
-
1980
- 1980-04-14 US US06/139,672 patent/US4314294A/en not_active Expired - Lifetime
-
1981
- 1981-04-10 FR FR8107296A patent/FR2480471B1/fr not_active Expired
- 1981-04-13 GB GB8111723A patent/GB2074365B/en not_active Expired
- 1981-04-14 DE DE19813115089 patent/DE3115089A1/de not_active Ceased
- 1981-04-14 JP JP5686281A patent/JPS56163556A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2480471A1 (fr) | 1981-10-16 |
GB2074365A (en) | 1981-10-28 |
DE3115089A1 (de) | 1982-02-04 |
FR2480471B1 (fr) | 1988-05-27 |
JPS56163556A (en) | 1981-12-16 |
GB2074365B (en) | 1983-09-28 |
US4314294A (en) | 1982-02-02 |
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