JPH07216443A - ウオーキングビーム式加熱炉 - Google Patents
ウオーキングビーム式加熱炉Info
- Publication number
- JPH07216443A JPH07216443A JP780494A JP780494A JPH07216443A JP H07216443 A JPH07216443 A JP H07216443A JP 780494 A JP780494 A JP 780494A JP 780494 A JP780494 A JP 780494A JP H07216443 A JPH07216443 A JP H07216443A
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- furnace
- steel
- heating
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- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 固定ビーム20の上部に被加熱材6の下面の
スキッドマーク等低温部分39を加熱する局部加熱バー
ナ30を取付けたことを特徴とする。 【効果】 局部加熱バーナで低温部分を加熱することで
被加熱材の均熱が図れる。
スキッドマーク等低温部分39を加熱する局部加熱バー
ナ30を取付けたことを特徴とする。 【効果】 局部加熱バーナで低温部分を加熱することで
被加熱材の均熱が図れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウオーキングビーム式加
熱炉における被加熱材のスキッドマーク等低温部分を解
消する技術に関する。
熱炉における被加熱材のスキッドマーク等低温部分を解
消する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造や分解圧延により作られたスラ
ブ、ブルーム、ビレット等の金属材は、一般に連続式加
熱炉で圧延温度に加熱されたのちに、厚板、薄板、型
鋼、管、棒鋼等に圧延加工される。上記連続式加熱炉と
しては、移動ビームと固定ビームとを備え、固定ビーム
上の被加熱材を移動ビームで予熱帯→加熱帯→均熱帯の
順に送るところのウオーキングビーム式加熱炉が主流で
ある。
ブ、ブルーム、ビレット等の金属材は、一般に連続式加
熱炉で圧延温度に加熱されたのちに、厚板、薄板、型
鋼、管、棒鋼等に圧延加工される。上記連続式加熱炉と
しては、移動ビームと固定ビームとを備え、固定ビーム
上の被加熱材を移動ビームで予熱帯→加熱帯→均熱帯の
順に送るところのウオーキングビーム式加熱炉が主流で
ある。
【0003】しかし、ウオーキングビーム式加熱炉にあ
っても、被加熱材にスキッドマーク等の低温部分が発生
することは避けられない。即ち、被加熱材は移動・固定
ビーム上のスキッドボタンにて支持されるが、このスキ
ッドボタンの当接面(被加熱材の下面の一部)はスキッ
ドボタンで隠されるので加熱され難く、更に移動・固定
ビームに邪魔されて下部の火炎が十分に被加熱材に当ら
ないこともあって、被加熱材の下面に局部的に低温部分
が発生する。
っても、被加熱材にスキッドマーク等の低温部分が発生
することは避けられない。即ち、被加熱材は移動・固定
ビーム上のスキッドボタンにて支持されるが、このスキ
ッドボタンの当接面(被加熱材の下面の一部)はスキッ
ドボタンで隠されるので加熱され難く、更に移動・固定
ビームに邪魔されて下部の火炎が十分に被加熱材に当ら
ないこともあって、被加熱材の下面に局部的に低温部分
が発生する。
【0004】被加熱材は均一に加熱されることが望まし
いので、このような低温部分は何らかの手法で解消する
必要がある。そこで、従来は加熱帯下部や均熱帯下部の
温度を高めに調整したり、移動ビームのシフトを増した
り、在炉時間を延すなどの手法が採用されてきた。しか
し、炉内温度を調整すると所定の圧延温度が得られなく
なり、移動ビームを頻繁にシフトすると炉の操業が難か
しくなり、在炉時間を延ばすと消費エネルギーの増加を
招き、いずも欠点がある。
いので、このような低温部分は何らかの手法で解消する
必要がある。そこで、従来は加熱帯下部や均熱帯下部の
温度を高めに調整したり、移動ビームのシフトを増した
り、在炉時間を延すなどの手法が採用されてきた。しか
し、炉内温度を調整すると所定の圧延温度が得られなく
なり、移動ビームを頻繁にシフトすると炉の操業が難か
しくなり、在炉時間を延ばすと消費エネルギーの増加を
招き、いずも欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記欠点を解消するべ
く、特開平5−26583号で、より改良された従来技
術が提案されている。即ち、下部サイドバーナから未燃
焼ガスを吹込み、これに炉床から吹上げた空気を混合す
ることで、被加熱材下面の低温部分を積極的に加熱する
と言うものである。しかし、この改良された技術は炉床
の構造が複雑になるばかりでなく、黒煙が発生しやす
く、高度な燃焼制御及び操炉技術が必要となる。
く、特開平5−26583号で、より改良された従来技
術が提案されている。即ち、下部サイドバーナから未燃
焼ガスを吹込み、これに炉床から吹上げた空気を混合す
ることで、被加熱材下面の低温部分を積極的に加熱する
と言うものである。しかし、この改良された技術は炉床
の構造が複雑になるばかりでなく、黒煙が発生しやす
く、高度な燃焼制御及び操炉技術が必要となる。
【0006】そこで、本発明の目的は黒煙の発生を伴わ
ず、比較的容易な燃焼制御及び操炉技術で低温部分の加
熱を図れる設備を提供することにある。
ず、比較的容易な燃焼制御及び操炉技術で低温部分の加
熱を図れる設備を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、固定ビームの上部に被加熱材の下面のスキ
ッドマーク等低温部分を加熱する局部加熱バーナを取付
け、この局部加熱バーナへ燃料ガス、燃焼用空気を供給
するガス供給路及びエア供給路を固定ビームのポストパ
イプに沿わせて設け、これらガス供給路およびエア供給
路を前記ポストパイプとともに耐火断熱材で囲い、前記
ガス供給路およびエア供給路の下端を炉外のガス供給源
およびエア供給源に接続したことを特徴とする。
に本発明は、固定ビームの上部に被加熱材の下面のスキ
ッドマーク等低温部分を加熱する局部加熱バーナを取付
け、この局部加熱バーナへ燃料ガス、燃焼用空気を供給
するガス供給路及びエア供給路を固定ビームのポストパ
イプに沿わせて設け、これらガス供給路およびエア供給
路を前記ポストパイプとともに耐火断熱材で囲い、前記
ガス供給路およびエア供給路の下端を炉外のガス供給源
およびエア供給源に接続したことを特徴とする。
【0008】
【作用】局部加熱バーナで低温部分を局部加熱して、被
加熱材の均熱を図る。
加熱材の均熱を図る。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明が対象とする加熱炉は少なくとも加熱帯上部と加
熱帯下部が各々温度制御できるものである。均熱帯も上
部下部が各々温度制御できることは望ましい。図1は本
発明に係るウオーキングビーム式加熱炉の加熱帯下部の
部分断面図であり、ウオーキングビーム式加熱炉1は、
鋼板製側壁2、床3及び図示せぬ天井で囲った矩形断面
の炉殻に耐火断熱材5を内張りし、床3を貫通して移動
ビーム10…(…は複数個を示す。以下同じ。)を起設
し、また床3に固定ビーム20…を起設し、被加熱材6
より上方に図示せぬ上部バーナ(例えば軸流バーナ)、
被加熱材6より下方に図示せぬ下部バーナ(例えば軸流
バーナ又はサイドバーナ)を配置してなる。
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明が対象とする加熱炉は少なくとも加熱帯上部と加
熱帯下部が各々温度制御できるものである。均熱帯も上
部下部が各々温度制御できることは望ましい。図1は本
発明に係るウオーキングビーム式加熱炉の加熱帯下部の
部分断面図であり、ウオーキングビーム式加熱炉1は、
鋼板製側壁2、床3及び図示せぬ天井で囲った矩形断面
の炉殻に耐火断熱材5を内張りし、床3を貫通して移動
ビーム10…(…は複数個を示す。以下同じ。)を起設
し、また床3に固定ビーム20…を起設し、被加熱材6
より上方に図示せぬ上部バーナ(例えば軸流バーナ)、
被加熱材6より下方に図示せぬ下部バーナ(例えば軸流
バーナ又はサイドバーナ)を配置してなる。
【0010】前記移動ビーム10は一般に門型ビーム
(側面視でコ,Eなどを90゜傾けた形状)であり、水
平に長手方向に延設された水冷スキッドパイプ11と、
このスキッドパイプ11を断熱するキャスタブル、ファ
インセラミックウール等の耐火断熱材12と、被加熱材
6を支承するために水冷スキッドパイプ11上に点在さ
れたスキッドボタン13…と、前記水冷スキッドパイプ
11を支持する縦向きの少なくとも2本のポストパイプ
14…と、このポストパイプ14を囲う耐火断熱材15
とからなる。本例ではポストパイプ14は支柱と冷却水
の供給・排出通路とを兼ねている。なお、図1の移動ビ
ーム10は上昇位置にあって被加熱材6を固定ビーム2
0からリフトさせた状態にある。この状態から移動ビー
ム10を図面の表裏方向へ移動することができる。その
ために、床3の開口3aは十分に長い長孔とされてい
る。図示しないが開口3aの下方には水封機構があっ
て、炉内のガスが吹出す若しくは炉外の空気が侵入する
ことのない構造とされている。
(側面視でコ,Eなどを90゜傾けた形状)であり、水
平に長手方向に延設された水冷スキッドパイプ11と、
このスキッドパイプ11を断熱するキャスタブル、ファ
インセラミックウール等の耐火断熱材12と、被加熱材
6を支承するために水冷スキッドパイプ11上に点在さ
れたスキッドボタン13…と、前記水冷スキッドパイプ
11を支持する縦向きの少なくとも2本のポストパイプ
14…と、このポストパイプ14を囲う耐火断熱材15
とからなる。本例ではポストパイプ14は支柱と冷却水
の供給・排出通路とを兼ねている。なお、図1の移動ビ
ーム10は上昇位置にあって被加熱材6を固定ビーム2
0からリフトさせた状態にある。この状態から移動ビー
ム10を図面の表裏方向へ移動することができる。その
ために、床3の開口3aは十分に長い長孔とされてい
る。図示しないが開口3aの下方には水封機構があっ
て、炉内のガスが吹出す若しくは炉外の空気が侵入する
ことのない構造とされている。
【0011】図2は本発明に係る固定ビームの上部拡大
図であり、固定ビーム20も水冷スキッドパイプ21、
耐火断熱材22、スキッドボタン23、ポストパイプ2
4および耐火断熱材25からなり、断熱したポストパイ
プ24部分を「固定スキッドポスト」と称し、この固定
スキッドポストに局部加熱バーナ30,30を斜めに取
付け、この局部加熱バーナ30に至るガス供給路31並
びにエア供給路32をポストパイプ24に沿わせ、これ
らバーナ30、ガス・エア供給路31,32を耐火断熱
材25で一括囲ってなる。なお、ガス・エア供給路3
1,32は鋼管で形成すると施工容易であり、この場合
はガス・エア供給路31,32は図示せぬブラケットで
ポストパイプ24に結合される。また、ガス・エア供給
路31,32は型抜き工法によって耐火断熱材25に中
空形成した通路であってもよい。ガス供給路31は図1
に示す通り、炉底に布設されたガス支管34に接続され
てガス主管35から燃料ガスの供給を受け、同様にエア
供給路32は、炉底に布設されたエア支管37に接続さ
れてエア主管38から燃焼用空気の供給を受ける構造と
なっている。
図であり、固定ビーム20も水冷スキッドパイプ21、
耐火断熱材22、スキッドボタン23、ポストパイプ2
4および耐火断熱材25からなり、断熱したポストパイ
プ24部分を「固定スキッドポスト」と称し、この固定
スキッドポストに局部加熱バーナ30,30を斜めに取
付け、この局部加熱バーナ30に至るガス供給路31並
びにエア供給路32をポストパイプ24に沿わせ、これ
らバーナ30、ガス・エア供給路31,32を耐火断熱
材25で一括囲ってなる。なお、ガス・エア供給路3
1,32は鋼管で形成すると施工容易であり、この場合
はガス・エア供給路31,32は図示せぬブラケットで
ポストパイプ24に結合される。また、ガス・エア供給
路31,32は型抜き工法によって耐火断熱材25に中
空形成した通路であってもよい。ガス供給路31は図1
に示す通り、炉底に布設されたガス支管34に接続され
てガス主管35から燃料ガスの供給を受け、同様にエア
供給路32は、炉底に布設されたエア支管37に接続さ
れてエア主管38から燃焼用空気の供給を受ける構造と
なっている。
【0012】上記ガス支管34及びガス主管35はこれ
に形状を限るものではなく、要は燃料ガスを適量ガス供
給路31へ供給できる「ガス供給源」であれば構成、形
式は任意である。同様に上記エア支管37及びエア主管
38はこれに形状を限るものではなく、要は燃焼用空気
を適量エア供給路32へ供給できる「エア供給源」であ
れば構成、形式は任意である。
に形状を限るものではなく、要は燃料ガスを適量ガス供
給路31へ供給できる「ガス供給源」であれば構成、形
式は任意である。同様に上記エア支管37及びエア主管
38はこれに形状を限るものではなく、要は燃焼用空気
を適量エア供給路32へ供給できる「エア供給源」であ
れば構成、形式は任意である。
【0013】以上の構成からなるウオーキングビーム式
加熱炉及び局部加熱バーナの作用を次に述べる。図3は
本発明の作用説明図であり、移動ビーム10は下限位置
にあり、被加熱材6は固定ビーム20…に支承された状
態で上面を図示せぬ上部バーナ、下面を図示せぬ下部バ
ーナで加熱される。スキッド冷却水による抜熱作用やビ
ームのシャドー作用で発生した低温部分39…は局部加
熱バーナ30…で更に加熱する。局部加熱バーナ30は
図2に示す通り燃料ガスを中心から噴射し、その周りを
燃焼用空気で囲う形式なので、火炎の形状や長さを変更
することも可能であり、良好な火炎を形成することがで
きる。更に、このバーナ30はいわゆるノズルミックス
型バーナであるから、火がガス・エア供給路31,32
に逆流する恐れはない。
加熱炉及び局部加熱バーナの作用を次に述べる。図3は
本発明の作用説明図であり、移動ビーム10は下限位置
にあり、被加熱材6は固定ビーム20…に支承された状
態で上面を図示せぬ上部バーナ、下面を図示せぬ下部バ
ーナで加熱される。スキッド冷却水による抜熱作用やビ
ームのシャドー作用で発生した低温部分39…は局部加
熱バーナ30…で更に加熱する。局部加熱バーナ30は
図2に示す通り燃料ガスを中心から噴射し、その周りを
燃焼用空気で囲う形式なので、火炎の形状や長さを変更
することも可能であり、良好な火炎を形成することがで
きる。更に、このバーナ30はいわゆるノズルミックス
型バーナであるから、火がガス・エア供給路31,32
に逆流する恐れはない。
【0014】図3に戻って、低温部分39を局部加熱す
ることにより、低温部分39を他の部分と同じ温度まで
加熱することができ、容易に被加熱材6の均熱を図るこ
とができる。なお、局部加熱バーナ30の制御は、例え
ばオプチカル温度計測手段で低温部分を側温して燃焼制
御するフィードバック方式、また、被加熱材のサイズ毎
に用意したデータベースに基づいて投入熱量を制御する
フィードフォワード方式等、いずれでもよい。
ることにより、低温部分39を他の部分と同じ温度まで
加熱することができ、容易に被加熱材6の均熱を図るこ
とができる。なお、局部加熱バーナ30の制御は、例え
ばオプチカル温度計測手段で低温部分を側温して燃焼制
御するフィードバック方式、また、被加熱材のサイズ毎
に用意したデータベースに基づいて投入熱量を制御する
フィードフォワード方式等、いずれでもよい。
【0015】尚、本実施例では局部加熱バーナ30をポ
ストパイプ24の上部に付設したが、これに限るもので
はなく水平に配置した水冷スキッドパイプ21に付設し
てもよく、要は固定ビーム20の上部に低温部分39を
指向する向きに取付ければよい。そして、ガス・エア供
給路31,32がポストパイプ24とともに耐火断熱材
25で囲われているので、それらが過度に加熱されて損
傷する心配はない。また、ポストパイプ24に沿って配
置したガス・エア供給路31,32が耐火断熱材25の
温度を下げるのでポストパイプ24の内部冷却水が従来
より低温になり冷却水の節約が図れ、一方、燃料ガスや
燃焼用空気が適度に予熱されることで高温の火炎が得ら
れる。
ストパイプ24の上部に付設したが、これに限るもので
はなく水平に配置した水冷スキッドパイプ21に付設し
てもよく、要は固定ビーム20の上部に低温部分39を
指向する向きに取付ければよい。そして、ガス・エア供
給路31,32がポストパイプ24とともに耐火断熱材
25で囲われているので、それらが過度に加熱されて損
傷する心配はない。また、ポストパイプ24に沿って配
置したガス・エア供給路31,32が耐火断熱材25の
温度を下げるのでポストパイプ24の内部冷却水が従来
より低温になり冷却水の節約が図れ、一方、燃料ガスや
燃焼用空気が適度に予熱されることで高温の火炎が得ら
れる。
【0016】また、本発明の局部加熱バーナは加熱帯下
部に好適であるが、均熱帯下部、必要なら予熱帯下部に
設けることは差支えなく、その配置位置は任意である。
部に好適であるが、均熱帯下部、必要なら予熱帯下部に
設けることは差支えなく、その配置位置は任意である。
【0017】
【発明の効果】以上に述べた通り本発明は、固定ビーム
の上部に局部加熱バーナを設けて、このバーナで低温部
分を加熱するようにしたので、従来の様に炉内温度に偏
差を設けたり、移動ビームのシフトを増したり、在炉時
間を延ばしたりすることなく、被加熱材の均熱が図れ
る。そして、従来の様に未燃焼ガスを炉に吹込む必要が
無いので、炉内が黒煙で汚れる恐れも無い。
の上部に局部加熱バーナを設けて、このバーナで低温部
分を加熱するようにしたので、従来の様に炉内温度に偏
差を設けたり、移動ビームのシフトを増したり、在炉時
間を延ばしたりすることなく、被加熱材の均熱が図れ
る。そして、従来の様に未燃焼ガスを炉に吹込む必要が
無いので、炉内が黒煙で汚れる恐れも無い。
【0018】更に、固定ビームのポストパイプに沿って
ガス・エア供給路を配置し、一括耐火断熱材で囲ったの
で、ガス・エア供給路が耐火断熱材が温度を下げる作用
をなし、その結果ポストパイプ内部の冷却水の節約が図
れる。
ガス・エア供給路を配置し、一括耐火断熱材で囲ったの
で、ガス・エア供給路が耐火断熱材が温度を下げる作用
をなし、その結果ポストパイプ内部の冷却水の節約が図
れる。
【図1】本発明に係るウオーキングビーム式加熱炉の加
熱帯下部の部分断面図
熱帯下部の部分断面図
【図2】本発明に係る固定ビームの上部拡大図
【図3】本発明の作用説明図
1…ウオーキングビーム式加熱炉、6…被加熱材、10
…移動ビーム、20…固定ビーム、21…水冷スキッド
パイプ、22…耐火断熱材、23…スキッドボタン、2
4…ポストパイプ、25…耐火断熱材、30…局部加熱
バーナ、31…ガス供給路、32…エア供給路、34…
ガス供給源(ガス支管)、37…エア供給源(エア支
管)、39…低温部分。
…移動ビーム、20…固定ビーム、21…水冷スキッド
パイプ、22…耐火断熱材、23…スキッドボタン、2
4…ポストパイプ、25…耐火断熱材、30…局部加熱
バーナ、31…ガス供給路、32…エア供給路、34…
ガス供給源(ガス支管)、37…エア供給源(エア支
管)、39…低温部分。
Claims (1)
- 【請求項1】 固定ビームと移動ビームとを備えたウオ
ーキングビーム式加熱炉において、前記固定ビームの上
部に被加熱材の下面のスキッドマーク等低温部分を加熱
する局部加熱バーナを取付け、この局部加熱バーナへ燃
料ガス、燃焼用空気を供給するガス供給路及びエア供給
路を固定ビームのポストパイプに沿わせて設け、これら
ガス供給路およびエア供給路を前記ポストパイプととも
に耐火断熱材で囲い、前記ガス供給路およびエア供給路
の下端を炉外のガス供給源およびエア供給源に接続した
ことを特徴とするウオーキングビーム式加熱炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP780494A JPH07216443A (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | ウオーキングビーム式加熱炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP780494A JPH07216443A (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | ウオーキングビーム式加熱炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07216443A true JPH07216443A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11675818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP780494A Pending JPH07216443A (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | ウオーキングビーム式加熱炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07216443A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101277536B1 (ko) * | 2011-07-28 | 2013-06-21 | 현대제철 주식회사 | 압연기용 가열로 |
-
1994
- 1994-01-27 JP JP780494A patent/JPH07216443A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101277536B1 (ko) * | 2011-07-28 | 2013-06-21 | 현대제철 주식회사 | 압연기용 가열로 |
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