JPH07216271A - 磁気記録媒体 - Google Patents
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- JPH07216271A JPH07216271A JP6311295A JP31129594A JPH07216271A JP H07216271 A JPH07216271 A JP H07216271A JP 6311295 A JP6311295 A JP 6311295A JP 31129594 A JP31129594 A JP 31129594A JP H07216271 A JPH07216271 A JP H07216271A
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- C08F214/06—Vinyl chloride
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Abstract
を製造するために使用される塗料組成物を提供する。 【構成】 共重合体樹脂結合剤は(a)ビニルクロリ
ド、(b)ビニルアセテートのようなモノエチレン性不
飽和単量体、(c)スルホエチルメタクリレート又はそ
の金属塩もしくはアミン塩、(d)ヒドロキシアルキル
アクリレート、及び(e)随意的に、他のコモノマーと
は異なる1種又はそれ以上のモノエチレン性不飽和単量
体、を包含する特定割合のコモノマーの共重合によって
得られる共重合体である。
Description
を形成するために使用される塗料組成物に関する。詳し
くは本発明は強磁性物質の粒子を均一に分散させること
ができ、かつ該粒子を結合させるのに適する、塗料組成
物中の結合剤成分として使用される樹脂に関する。
おいて極めて重要な位置を占めてきた。したがって磁気
テープはオージオ、ビデオ、コンピューター、計測及び
その他の記録用に使用されている。磁気記録媒体は、例
えば、磁気カード、磁気ジスク、リール、ビデオテー
プ、高性能オージオテープ、コンピューターテープ、フ
ロッピージスクなどを含めて種々の形態において使用さ
れている。
在するけれど、大部分のタイプは、ブラスチック、紙又
は金属の基板上に被覆された、或る場合にはピグメント
(pigment)と呼ばれる磁気粒子の層より成る。記録さ
れるべき情報は、基板に塗布された磁気ピグメント中
に、記録ヘッドにより磁化された小領域の系列として貯
えられる。磁気ピグメントのコーティング層は磁気ピグ
メント粒子間に凝集マトリックスを生じさせ、かつ該粒
子を基板に接着させる結合剤系を包含する。
ような塗装装置により基板に塗布され、次いで該塗装さ
れた基板は典型的には直ちに磁気配向工程に進み、この
工程においてピグメント粒子の配向が未乾燥層上に行わ
れる。この工程においてピグメント粒子(典型的には針
状結晶)の長軸を磁化方向に一致させる。
料は多様な特性を有しなければならない。望ましくは比
較的に均一な大きさであるピグメント粒子は、塗料層の
できるだけ大部分を形成すべきである。更には光沢度と
して屡々評価される塗料中のピグメント粒子の分散度は
できるだけ高くあるべきである。その上、高度に分散さ
れたピグメント粒子は前述のように適度に配向されるこ
とができなければならない(配向の程度は層を「直角度
(squareness)」として測定される)。
及び耐磨耗性は高くあるべきである。また磁気表面の摩
擦係数はヘッド材料に対して低くあるべきであり、しか
もなおピッチローラー及びキャプスタンローラーのよう
な駆動手段に対して適度な値を有するべきである。
るということは基本的に逆の又は相反する性質の微妙な
バランスを必要とすることを示している。磁気記録媒体
の種々の特性の改良に対して多年にわたり多大の努力が
向けられてきた。
性を与えることができ、かつ優れた流動学的特性をも有
する、磁気記録媒体のような、特定物質に対する結合剤
系がビニルクロリドと、ビニルアセテート又はエチルア
クリレートのようなモノエチレン性不飽和単量体と、ス
ルホエチルメタクリレート又はその金属塩もしくはアミ
ン塩と、ヒドロキシアルキルアクリレートと、随意的に
他の共重合体とは異なる1種又はそれ以上のモノエチレ
ン性不飽和単量体との共重合体を使用することにより得
ることができるということの発見に基づく。
ものとしての下記:
体樹脂:
クロリドである第一の単量体部分、好ましくは65ない
し95重量%;
(e)とは異なるモノエチレン性不飽和単量体であっ
て、好ましくは式: -CH2-CH(O-CO-CH3)で表わされるビ
ニルアセテートである第二の単量体部分、好ましくは3
ないし30重量%;
の金属塩もしくはアミン塩である第三の単量体部分、好
ましくは0.1ないし5重量%;
ある第四の単量体部分、好ましくは0.1ないし25重量
%;及び
(c)及び(d)とは異なる1種又はそれ以上のモノエ
チレン性不飽和単量体である第五の単量体部分、好まし
くは約0ないし20重量%;ならびに
に分散した強磁性物質の粒子、
物に関する。
性物質の微粒を均一に分散し、かつ堅固に結合するのに
適した経済的な高分子樹脂を提供する。また本発明は強
磁性粒子の結合剤として上述の樹脂を使用することによ
り基膜表面上に磁気層を形成するための塗料組成物を提
供する。
磁性粒子の結合剤として本発明により提供される高分子
樹脂は、(1)ビニルクロリド、(2)ビニルアセテー
ト又はエチルアクリレートのようなモノエチレン性不飽
和単量体、(3)スルホエチルメタクリレート又はその
金属塩もしくはアミン塩、(4)ヒドロキシアルキルア
クリレート、及び(5)随意的に、他の共重合体成分と
は異なる1種又はそれ以上のモノエチレン性不飽和単量
体、を包含する単量体混合物の共重合によって形成され
る共重合体樹脂である。
- で表わされるビニルクロリドである第一の単量体部
分、(b)モノエチレン性不飽和単量体であって、好ま
しくは式: -CH2-CH(O-CO-CH3)- で表わされるビニルア
セテートである第二の単量体部分、(c)スルホエチル
メタクリレート又はその金属塩若しくはアミン塩である
第三の単量体部分、(d)ヒドロキシアルキルアクリレ
ートである第四の単量体部分、及び(e)随意的に、成
分(a)、(b)、(c)及び(d)とは異なる1種又
はそれ以上のモノエチレン性不飽和単量体である第五の
単量体部分、を包含する単量体部分より構成される。こ
れらの単量体部分の重量画分は好ましくは、(a)に対
して65ないし95%、(b)に対して3ないし30
%、(c)に対して0.1ないし5%、そして(d)に対
して0.1ないし25%、そして(e)に対し0ないし2
0%である。また該共重合体が200ないし800の範
囲内の平均重合度を有することが好ましい。
粒子の高度の分散性ならびに強磁性粉末についての高い
ロード可能性(loadability)の故に磁気塗料層のマトリ
クスとして非常に有益である。それに加えて該高分子樹
脂は磁気塗料層のマトリックス樹脂として慣用的に使用
されるポリウレタン樹脂などと十分に相溶性であり、そ
のため本発明の塗料組成物は上記に定義した高分子樹脂
の単独使用のみならず、他の慣用の樹脂を該慣用樹脂の
性質を改良する目的で上記高分子樹脂と組み合わせて使
用することによって製造することができる。更に本発明
の塗料組成物は磁気的特性と、使用中の耐久性及び経時
的な熱安定性に関する有用性との両方において優れた特
徴を有する磁気塗料層を提供することができる。
を共重合させて平均重合度200ないし800を有する
共重合体とすることによって得られる。該高分子樹脂
は:
クロリドである第一の単量体部分、65ないし95重量
%;
(e)とは異なるモノエチレン性不飽和単量体であっ
て、好ましくは式: -CH2-CH(O-CO-CH3)- で表わされる
ビニルアセテートである第二の単量体部分、3ないし3
0重量%;
の金属塩もしくはアミン塩である第三の単量体部分、好
ましくは0.1ないし5重量%;
ある第四の単量体部分、0.1ないし25重量%;及び
分、すなわち成分(a)、(b)、(c)及び(d)と
は異なる1種又はそれ以上のモノエチレン性不飽和単量
体である第五の単量体部分0ないし20重量%;
ルクロリドから誘導される部分は、磁気記録媒体及びそ
の類似物中の結合剤樹脂として適切に作用するのに必要
な機械的性質の妥当性を決定する主要成分である。した
がって、樹脂に対して必須の性質を与えるのに十分な量
のビニルクロリドを使用することが必要である。前記必
須の性質は樹脂のTgを参照して適当に定めることがで
きる。
約50℃、更に好ましくは少なくとも約70℃のTgを
有する本発明の樹脂を提供するのに適当な量のビニルク
ロリドを使用することが一般的に望ましい。したがって
少なくとも約65重量%のビニルクロリドを有する樹脂
を使用することが必要であろう。更に好ましくは、約8
0ないし約90重量%のビニルクロリドを使用すること
が望ましい。約95重量%を超える量は慣用の溶媒にお
いて不適切な溶解度を有することがある。この単量体部
分の重量画分が小さ過ぎる場合には該塗料組成物から形
成される塗料層は機械的性質において若干劣るであろ
う。該重量画分が大き過ぎる場合には有機溶媒中におけ
る該高分子樹脂の減少された溶解度に起因して該塗料組
成物の製造に当って困難に遭遇する。
ン性不飽和単量体は例えば、ビニルアセテート及びビニ
ルプロピオネートのようなカルボン酸のビニルエステル
類;メチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル
及びセチルビニルエーテルのようなビニルエーテル類;
ビニリデンクロリド及びビニリデンフルオリドのような
ハロゲン化ビニリデン類;アクリル酸、メタクリル酸、
マレイン酸及びイタコン酸のような不飽和カルボン酸
類;無水マレイン酸のような無水不飽和カルボン酸類;
ジエチルマレエート、ブチルベンジルマレエート、ジメ
チルイタコネート、メチル(メタ)アクリレート、エチ
ル(メタ)アクリレート及びラウリル(メタ)アクリレ
ートのような不飽和カルボン酸のエステル類;(メタ)
アクリロニトリルのような不飽和ニトリル類;ならびに
スチレン、α−メチルスチレン及びp−メチルスチレン
のような芳香族ビニル化合物類を包含する。第二の単量
体部分の重量画分は3ないし30%の範囲内であるべき
である。モノエチレン性不飽和単量体の重量画分が大き
過ぎる場合には該塗料組成物から形成される塗料層の機
械的強度及び熱安定性の減少が生じ、該塗料層から製造
される磁気記録媒体の耐久性に影響する。
素もしくはアミンとの塩の形態のいずれかのスルホエチ
ルメタクリレートである。この単量体部分は塗料組成物
中における強磁性粒子の分散を増大させる。この点に関
し、該単量体部分の重量画分は少なくとも0.1%である
べきであるけれど、5%をこえる過大の重量画分は特に
有利な効果はない。この種の単量体部分はエチレン性不
飽和重合性基及びスルホン酸基 -SO3X(式中、Xは水素
原子、アルカリ金属のような金属原子、又はプロトン化
アミンである)を有するスルホエチルメタクリレート又
はその誘導体の共重合によって高分子樹脂中に導入され
る。適当なスルホエチルメタクリレート単量体又は誘導
体の例としては下記構造式: CH2=C(CH3)-CO-O-C2H4-SO3X (式中Xは水素原子、例えばナトリウム及びカリウムの
ようなアルカリ金属、又はプロトン化アミンである)に
よって表わされるものを包含する。
クリレートである。適当なヒドロキシアルキルアクリレ
ート類は、例えばヒドロキシエチルアクリレート、ヒド
ロキシプロピルアクリレート及びそれらの類似物を包含
する。この単量体部分は塗料組成物における強磁性粒子
の分散、他の樹脂との相溶性、及び架橋性を増大させる
作用をする。第四の単量体部分の重量画分は0.1ないし
25%の範囲内であるべきである。
は異なる1種又はそれ以上のモノエチレン性不飽和単量
体であり、本発明の高分子樹脂中に随意的に使用するこ
とのできる第五の単量体部分は例えばビニルプロピオネ
ートのようなカルボン酸のビニルエステル類;メチルビ
ニルエーテル、イソブチルビニルエーテル及びセチルビ
ニルエーテルのようなビニルエーテル類;ビニリデンク
ロリド及びビニリデンフルオリドのようなハロゲン化ビ
ニリデン類;アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸及
びイタコン酸のような不飽和カルボン酸類;無水マレイ
ン酸のような無水不飽和カルボン酸類;ジエチルマレエ
ート、ブチルベンジルマレエート、ジメチルイタコネー
ト、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート及びラウリル(メタ)アクリレートのような不
飽和カルボン酸のエステル類;(メタ)アクリロニトリル
のような不飽和ニトリル類;スチレン、α−メチルスチ
レン及びp−メチルスチレンのような芳香族ビニル化合
物類;を包含する。これらの随意的な単量体部分の重量
画分は0ないし20%の範囲内であることができる。
る共重合体樹脂は200ないし800の範囲内の平均重
合度を有することが好ましい。該共重合体樹脂の平均重
合度が小さ過ぎる場合には該共重合体を処方した組成物
の磁気塗料層を有する磁気記録媒体に対し、十分に高い
機械的強度ならびに耐久性を与えることができない。該
共重合体樹脂の平均重合度が大き過ぎる場合には所望の
濃度における該重合体を処方した塗料組成物は高い粘度
を有して該塗料組成物についての加工性に悪影響を及ぼ
すことがある。
化重合法、溶液重合法、塊状重合法などを含む任意の公
知の方法によって行うことができる。共重合体中のビニ
ルアセテート部分は所望によりビニルプロピオネート又
はその他の低級カルボン酸のビニルエステルで置き換え
ることができる。
以下に論ずるように慣用の溶液重合技術が好ましく利用
することができる。同様に慣用の懸濁重合又は乳化重合
のような他の重合技術もまた使用することができる。こ
のように本発明の樹脂の製造に採用される方法は臨界的
ではなく、そのような技術は当業者に周知である。好適
な製造技術は例えば米国特許第3,755,271 号明細書に記
載されている。
られる樹脂ならびに使用する種々の成分に対する溶媒を
使用して溶液重合を利用することにより製造することが
できる。適当な溶媒としては、例えばブチルアセテー
ト、エチルアセテート、イソプロピルアセテート及びそ
れらの類似物のような慣用のエステル溶剤、ならびにア
セトン、メチルエチルケトン、メチル−n−ブチルケト
ン、メチルイソプロピルケトン及びそれらの類似物のよ
うなケトン溶剤を包含する。
うことができる。典型的には、溶媒/単量体の比は所望
する分子量により約0.3/1ないし約4/1にわたって
変動する。選択される温度は反応速度及び所望される樹
脂の分子量により約35℃ないし約80℃にわたって変
動することができる。任意の油溶性遊離基触媒を単量体
の重量を基準にして約0.01ないし約3.0%にわたって
変動する量で使用することができる。適当な触媒として
は例示的にジベンゾイルペルオキシド、ジラウロイルペ
ルオキシド、アゾビスブチロニトリル及びジイソプロピ
ルペルオキシジカルボネートを包含する。系の成分の蒸
気圧以上の任意の圧力を採用することができ、約2.1な
いし7.0kg/cm2(約30ないし100psi)の圧力が典型
的である。
きる。特に好適な特定の基板について大部分は個々の適
用によって記載するであろう。ポリエチレンテレフタレ
ート膜及びポリプロピレン膜は磁気記録媒体用基板材料
として広く使用される。耐熱性が重要な考慮事項である
場合にはポリイミド膜、ポリアミド膜、ポリアリールエ
ーテル膜又はそれらの類似物を使用することができる。
薄い基板としてのポリエステル膜の場合には単軸配向又
は二軸配向の後に屡々使用される。膜の予備処理が湿潤
及び接着を促進するのに有利である場合があることも同
様に周知である。
知で、かつ有用な任意のものであることができる。代表
的な例としては針状又は粒状のγ-Fe2O3、 Fe3O4、Coド
ープしたγ-Fe2O3、Coドープしたγ-Fe2O3-Fe3O4固溶
体、Coベース化合物吸着γ-Fe2O3、Coベース化合物吸着
γ-Fe3O4(それ自体とγ-Fe2O3との間の中間体状態に酸
化されたものを含む)及び針状CrO2を包含する。(ここ
に使用する用語Coベース化合物とは磁気粒子が該粒子の
保磁力を改良するに当ってコバルトの磁気異方性を利用
することができるようにする酸化コバルト、水酸化コバ
ルト、コバルトフェライト、コバルトイオン吸着質及び
それらの類似物を意味する。)磁気粒子は六方晶系又は
針状のストロンチウムフェライト又はバリウムフェライ
トであることもできる。また磁気粒子はCo、Fe-Co、Fe-
Co-Ni又はそれらの類似物のような強磁性の金属元素又
は合金であることができる。このような磁気微粒子はNa
BH4のような還元剤を使用する出発物質の湿式還元、Si
化合物を使用する酸化鉄表面の処理及び水素ガスなどを
使用する爾後乾式還元、ならびに低圧アルゴンガス流中
の減圧蒸発を包含する多数の方法により製造される。単
結晶バリウムフェライトの微粒子も同様に使用すること
ができる。得られる磁気記録媒体の用途によって磁気微
粉は針状粒子又は顆粒状粒子の形態において使用され
る。
使用することが一般的に望ましい。すなわち塗料層の典
型的な組成は塗料層の全重量を基準にして約65又は7
0%、ないし約85又は90%の磁気粒子を含む。公知
のように比較的に均一な大きさのピグメント粒子を使用
することが望ましく、典型的には約0.4ミクロン又はそ
れよりもなお一層短い長軸を有する粒子が使用される。
ゴム状重合体、随意的に分散剤、随意的に架橋剤及び任
意の随意的な助剤を含めて結合剤系より成る。使用され
る本発明の樹脂によっては前記分散剤は最小化され、あ
るいは除外されることさえもある。
ほかに、本発明における唯一の追加の必須成分は硬化樹
脂それ自体である。しかしながら典型的な塗料層は個々
の最終用途によって定められる追加成分を屡々含有す
る。ピグメント粒子の典型的処方における使用量から明
らかなように塗料層の残部は一般的に塗料層の約10又
は15重量%ないし30又は35重量%で存在する。
共重合体を使用することにより磁気塗料組成物を調製す
るに当って、該共重合体樹脂を、少量、例えば50重量
%又はそれ以下の量の、磁気記録媒体の製造において慣
用的に使用される他の高分子樹脂と組み合わせて使用す
ることができる。このような組み合わせ使用に適する高
分子樹脂の例としてはポリウレタン樹脂、ニトロセルロ
ース、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂及びフェノール樹
脂、ならびにアクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ル、スチレン、アクリロニトリル、ブタジエン、エチレ
ン、プロピレン、ビニリデンクロリド、アクリルアミ
ド、ビニルエーテル及びそれらの類似物の重合体及び共
重合体を包含し、そのうちポリウレタン樹脂及びニトロ
セルロースが特に好ましい。
のレジリエンスなどを有する塗料層を提供するのに十分
な量のゴム状重合体を包含することが一般的に望まし
い。この目的のために好適な多種のゴム状重合体が知ら
れており、かつ使用することができる。高性能用途に対
してはポリエステルウレタンが屡々好ましい。適当な材
料は市販されている。一般的に、これらの材料はポリエ
ステルポリオール、短鎖ジオール及びイソシアネートの
反応生成物として記載することができる。これらの樹脂
は優れたタフネス特性及び耐磨耗特性を有する。
架橋剤が公知であり、かつ使用することができる。典型
的には高分子ポリイソシアネートが使用される。一つの
例としては高分子トルエンジイソシアネート(TDI)
付加物を使用することが適当である。使用する架橋剤の
量は典型的には処方物中におけるビニルクロリド共重合
体及びポリウレタンの量の約1ないし25重量%であ
る。
アネート架橋剤を使用して硬さ、引張り強さ、ガラス転
移温度などのような性質を改良する。本発明に記載の重
合体を含有する処方物において同様の改良が認められる
ことは予想外のことである。なぜならばこれら重合体は
イソシアネートと反応性であると考えられる基をなんら
有しないからである。いかなる特定の理論又は機構に束
縛されることを欲するわけではないけれど、少なくとも
若干のイソシアネートが水と反応してアミンを生成する
ことがあり、このアミンが他のイソシアネートと反応し
て相互貫入(interpenetrating)網状組織を形成するも
のと思われる。このような相互貫入網状組織は本発明の
磁気記録媒体処方物によって示される改良された性質に
対し部分的に貢献することができる。
々の助剤が使用される。このような添加剤は公知であ
り、特定の用途に望ましい場合に使用することができ
る。例えば基本的に、ビヒクルとしての高分子樹脂中に
おける強磁性粒子の均一な分散物である本発明の磁気塗
料組成物を、それぞれ限定量の、潤滑剤、分散助剤、さ
び止め剤、帯電防止剤、レベリング剤、耐磨耗剤、フィ
ルム補強剤などを包含する、磁気塗料組成物に慣用的に
使用される種々の公知の添加剤と更に混合することがで
きる。該磁気塗料組成物は塗装手段に適する適度な粘度
又は軟度を付与するために有機溶媒で希釈することがで
きる。適当な有機溶媒の例としてはメチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、トルエン及びそれらの類
似物を包含する。
な分散特性及び配向特性を得るため、及び硬化樹脂とし
て作用するためにも本発明の樹脂を使用する。他の硬化
樹脂を使用する必要はない。しかしながら所望により、
本発明の樹脂は所望の磁気塗料層を得るために、相溶性
の硬化樹脂と共に使用することができる。
改良された分散特性及び配向特性が与えられる。しかし
がら所望により、他の慣用の分散剤を使用することがで
きる。
発性のビヒクル中に溶解して、磁化性微粒子の塗布可能
な分散液を得ることによって製造することができる。次
いで該分散液を基板に塗布して基板上にコーティングを
施すことができる。磁気記録媒体は例えばProcess in O
rganic Coatings,10(1982),195〜204頁
におけるS. Tochiharaの「Magnetic Coatings and Thei
r Applications in Japan 」のような先行技術に記載の
方法によって製造することができる。
組成物は、特定の制限なくポリエステル、ポリオレフィ
ン、セルロースアセテート、ポリカーボネートなどのよ
うな合成樹脂、アルミニウムのような非磁性金属、及び
セラミックスを含めて種々の材料のフィルム、テープ、
シート、箔、板などの形態の基板の表面に塗布すること
ができる。該独創的塗料組成物を使用する塗布手段は磁
気記録媒体の製造にあたって慣用的に使用される任意の
公知の方法によって行うことができ、次いでカレンダー
掛けのような表面処理によって高性能磁気記録媒体に必
要な塗装表面の平滑性を改良する。
おける高度に有用な性質が得られ、そして本発明はこの
用途に関して記載されているけれど、該樹脂はその特性
を望ましく組み入れることができた任意の他の用途にお
いて分散剤及び/又は硬化樹脂として同様に使用できる
ことが評価されるべきである。例えば、慣用のジンクリ
ッチ塗料は耐食性などを必要とする多くの用途に有用で
ある。このような組成物は典型的には公知のように高い
100分率(組成物の85ないし90重量%まで)の亜
鉛粒子と樹脂とを、沈降防止剤、増粘剤及び水捕集剤の
ような随意成分と共に包含する。ジンクリッチ メンテ
ナンス塗料及び他の透明塗料及び着色塗料に対して本発
明の樹脂のいずれもが改良された分散性を与え、したが
って基板に対する改良された接着性を与える。したがっ
て本発明の樹脂は上記のような塗料と共に容易に共用す
ることができる。
び磁気記録媒体の製造への該樹脂の応用について示す若
干の実施例により更に詳細に説明する。
明を限定するものではない。使用される出発物質、使用
される略語、評価される対照樹脂、使用される重合方
法、磁気媒体処方物の調製、及び下記実施例において使
用される評価技術は次のとおりである。
下記の略語が使用される。 VCl ビニルクロリド VAc ビニルアセテート SEM スルホエチルメタクリレート HPA ヒドロキシプロピルアクリレート HPMA ヒドロキシプロピルメタクリレート AMPS 1−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホ
ン酸のナトリウム塩 TPU Morthane CA-236 として米国、イリノイ州、シカ
ゴ市のMorton International社から入手される熱可塑性
ポリウレタン。
付槽型反応器における連続溶液重合によりビニルクロリ
ド共重合体を製造した。使用されるビニルクロリド及び
その他の単量体ならびに溶媒を予備混合し、次いで反応
器に連続的に供給した。遊離基開始剤であるジイソプロ
ピルペルオキシジカルボネートもまたアセトン溶液とし
て一定の転化率を維持するのに必要な速度で連続的に供
給した。生成物溶液を反応器から連続的に取り出した。
反応器内の温度は50〜60℃に維持し、一方において
圧力は6.3〜7.7kg/cm2(90〜110psi)の間に保っ
た。生成物溶液から未反応ビニルクロリド単量体を除去
した。次いで重合体をイソプロパノール/水混合物を使
用して沈澱させることにより溶液から回収し、濾過し、
次いで流動床乾燥機において乾燥した。
るビニル樹脂18.25gと、メチルエチルケトン/トル
エン/シクロヘキサノンの溶媒混合物であって溶媒混合
比45/30/25のもの285gとを混合し、次いで
マグネタイト(米国、ペンシルバニア州、ピッツバーグ
市、Miles Inc 製、「Bayferrox PK 5143 M 」磁気ピグ
メント)152gを添加した。該混合物を空気かくはん
機で約10ないし15分間にわたって十分に混合した
後、得られたスラリーを1.3mmのガラスビーズをつめた
Premier SME RE IIMill に添加し、45分間にわたっ
て摩砕した。該処方物にTPU を添加した。TPU はメチル
エチルケトン/トルエン/シクロヘキサノン(45/3
0/25)の溶媒混合物中の20%溶液の60.8gを使
用した。次いで該処方物を30分間摩砕した。
測定した。
ルドRVF 粘度計を毎分20回転の速度において使用するこ
とにより測定した。
ドローダウンをガラス上につくり、処方物を風乾し、次
いで60°光沢計で光沢を測定することにより評価し
た。
エールステッドの印加磁界においてLDJ モデル7000
AB−H メーター(米国、ミシガン州、トロイ市 LDJ Inc
製)を使用して行った。これら磁気測定の試料はマイラ
ー(Mylar)基板に0.0075cm(3ミル)の湿潤ドロー
ダウンを塗布し、次いでマイラーを棒磁石を横切って引
っ張って磁気粒子を配向させることにり調製した。この
配向された塗料の5×5cm(2×2インチ)の試料を使
用して、その磁気的性質を測定した。
ield) 分布〕これは微分されたヒステリシス曲線の半分
の高さにおける幅を測定し、それを飽和保磁力で除する
ことによって定めた。
おける残留磁束密度を塗装平面〔ただし該選択した(配
向)方向に垂直な面を除く〕において認められる残留磁
束密度で除した比として定められる。
磁気誘導(Br) 対最大磁気誘導(Bm)の比として定め
た。
の重合手順を使用して下記表Iに示す組成(重量%)及
び粘度を有するビニルクロリド共重合体を製造した。
25%固溶体として周囲温度において貯蔵した。複数日
内に肉眼で明らかな曇りが生じた。溶解して50日後に
貯蔵容器の底に沈降物が形成された。該沈降物を集めて
分析し、AMPSの加水分解生成物であるβ,β−ジメチル
タウリン H3N-C(CH3)2-CH2SO3 であることがわかった。
該溶液からの重合体を回収し、AMPSについて分析した。
AMPSの水準はAMPSを最初に溶液に投入した時の水準より
も約20%低いことがわかった。このことはAMPS分子が
溶液中で劣化し、β,β−ジメチルタウリンの放出をも
たらしたことを立証する。スルホエチルメタクリレート
を含有する実施例1及び対照例Aの共重合体は溶液中に
おいて劣化する兆候を示さなかった。
分析により分析して、それぞれの分解温度を測定した。
両方の共重合体が200℃と400℃との間における主
重量損失と400℃と600℃の間におけるより少量の
重量損失を示した。対照例Aの共重合体は150℃と2
60℃との間において約10%の追加の重量損失を示し
た。すなわち実施例1の共重合体は、より良好な熱安定
性を有した。
脂のうちの何種かを使用して磁気媒体処方物及び磁気記
録媒体を調製した。性質を下記表IIに示す。
ピグメントに対し、対照例Aの共重合体よりも、より
良好な分散樹脂であることを示す。
明したけれど本発明はそれらによって限定されるもので
はない。むしろ本発明はさきに開示したような一般的分
野を包含するものである。本発明の要旨及び範囲を逸脱
することなく種々の改良及び具体化を行うことが可能で
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】 有機溶媒中に溶解又は分散したものとし
ての下記: (A) 下記単量体部分: (a)ビニルクロリド、 (b)成分(a)、(c)、(d)及び(e)とは異な
るモノエチレン性不飽和単量体; (c)スルホエチルメタクリレート又はその金属塩もし
くはアミン塩; (d)ヒドロキシアルキルアクリレート;及び (e)随意的に、成分(a)、(b)、(c)及び
(d)とは異なる1種又はそれ以上のモノエチレン性不
飽和単量体; を包含する共重合体樹脂;ならびに (B) ビヒクルとしての該共重合体樹脂中に分散した
強磁性物質の粒子;を包含して成る磁気記録媒体用の磁
気塗料組成物。 - 【請求項2】 基板と、硬化された結合剤系及び磁気粒
子を包含する該基板上の磁気塗料層とを包含して成り、
ここに前記結合剤系はその中に前記磁気塗料層の分散特
性を高めるのに十分な量において存在する請求項1の共
重合体樹脂を包含しているものである磁気記録媒体。 - 【請求項3】 成分(A)としての共重合体樹脂の量が
成分(B)としての強磁性物質の粒子100重量部当り
8ないし30重量部の範囲内である請求項1の磁気塗料
組成物。 - 【請求項4】 成分(b)のモノエチレン性不飽和単量
体がビニルアセテート又はエチルアクリレートである請
求項1の磁気塗料組成物。 - 【請求項5】 スルホエチルメタクリレート部分が式: CH2=C(CH3)-CO-O-C2H4-SO3X (式中Xは水素、アルカリ金属又はプロトン化アミンで
ある)を有するものである請求項1の磁気塗料組成物。 - 【請求項6】 有機溶媒中に溶解又は分散したものとし
ての下記: (A) 下記単量体部分: (a)式: -CH2-CHCl- で表わされるビニルクロリドで
ある第一の単量体部分、65ないし95重量%; (b)成分(a)、(c)、(d)及び(e)とは異な
るモノエチレン性不飽和単量体である第二の単量体部
分、3ないし30重量%; (c)スルホエチルメタクリレート又はその金属塩もし
くはアミン塩である第三の単量体部分、0.1ないし5重
量%; (d)ヒドロキシアルキルアクリレートである第四の単
量体部分、0.1ないし25重量%;及び (e)成分(a)、(b)、(c)及び(d)とは異な
る1種又はそれ以上のモノエチレン性不飽和単量体であ
る第五の単量体部分、0ないし20重量%; を包含する共重合体樹脂;ならびに (B) ビヒクルとしての該共重合体樹脂中に分散した
強磁性物質の粒子;を包含して成る磁気記録媒体用の磁
気塗料組成物。 - 【請求項7】 基板と、硬化された結合剤系及び磁気粒
子を包含する該基板上の磁気塗料層とを包含して成り、
ここに前記結合剤系は前記磁気塗料層の分散特性を高め
るのに十分な量において存在する請求項6の共重合体樹
脂を該結合剤系中に包含しているものである磁気記録媒
体。 - 【請求項8】 成分(A)としての共重合体樹脂の量が
成分(B)としての強磁性物質の粒子100重量部当り
8ないし30重量部の範囲である請求項6の磁気塗料組
成物。 - 【請求項9】 成分(b)のモノエチレン性不飽和単量
体がビニルアセテート又はエチルアクリレートである請
求項6の磁気塗料組成物。 - 【請求項10】スルホエチルメタクリレート部分が式: CH2=C(CH3)-CO-O-C2H4-SO3X (式中、Xは水素、アルカリ金属又はプロトン化アミン
である)を有するものである請求項6の磁気塗料組成
物。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US15643893A | 1993-11-23 | 1993-11-23 | |
US08/156,438 | 1993-11-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07216271A true JPH07216271A (ja) | 1995-08-15 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6311295A Pending JPH07216271A (ja) | 1993-11-23 | 1994-11-22 | 磁気記録媒体 |
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---|---|
JP (1) | JPH07216271A (ja) |
KR (1) | KR100225020B1 (ja) |
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Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0463432B1 (en) * | 1990-06-13 | 1994-05-11 | Sekisui Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Binder for magnetic recording medium |
-
1994
- 1994-11-22 JP JP6311295A patent/JPH07216271A/ja active Pending
- 1994-11-22 DE DE4441544A patent/DE4441544C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-11-22 KR KR1019940030705A patent/KR100225020B1/ko not_active IP Right Cessation
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DE4441544C2 (de) | 1997-06-12 |
KR100225020B1 (ko) | 1999-10-15 |
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DE4441544A1 (de) | 1995-05-24 |
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