JPH0721611Y2 - 視線誘導標 - Google Patents

視線誘導標

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JPH0721611Y2
JPH0721611Y2 JP1989081620U JP8162089U JPH0721611Y2 JP H0721611 Y2 JPH0721611 Y2 JP H0721611Y2 JP 1989081620 U JP1989081620 U JP 1989081620U JP 8162089 U JP8162089 U JP 8162089U JP H0721611 Y2 JPH0721611 Y2 JP H0721611Y2
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JP
Japan
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cylindrical
hole
guard pipe
bolt
base
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Application number
JP1989081620U
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English (en)
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JPH0321408U (ja
Inventor
儀男 大立目
Original Assignee
株式会社吾妻製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、道路脇のガードパイプに取付けて、夜間、
走行する自動車のヘッドライトを反射しガードパイプの
存在を明確にする視線誘導標に関する。
この視線誘導標は、ガードパイプのみならず、断崖等の
危険部への立入りを遮断したり、重要建造物を保護した
りするために設けられる、支柱の間にパイプを掛け渡し
た防護柵に取付けて利用することもできる。
(従来の技術) ガードパイプに取付けられてヘッドライトを反射し、夜
間、ガードパイプの存在を明確にする視線誘導標は、従
来は、例えば第8〜9図のように造られていた。
第8図の例は、ケース1に反射板2を固着した誘導標の
反射部を、ケース1に固着した取付け棒3をガードパイ
プ4の支持柱5に金属バンド6をボルト、ナットで緊締
して取付けるようにしたものである。
第9図の例は、反射板2を固着した誘導標のケース1か
ら突出した短棒7に挟み金具8を溶接し、挟み金具8を
弾力的に開いてガードパイプ4に嵌合させ、そのフラン
ジ状の入口部8aを閉じボルト9及びナットで緊締してガ
ードパイプ4に嵌着させるものである。
(考案が解決しようとする課題) これらの従来の視線誘導標は、これをガードパイプに取
付けているボルト、ナットが露出しているため、悪戯に
より容易に取外したり、取付け姿勢を崩されたりして機
能を失ってしまうことが多かった。
(課題を解決するための手段) この考案は、視線誘導標を、ガードパイプに取付けられ
る基部と反射板を持つ反射部とに分離して造り、基部を
ガードパイプに固定する取付けボルトと、基部に結合し
た反射部の円筒部で覆い隠して取付けボルトに手を触れ
られないようにし、反射部の円筒部は小さな六角孔付き
止めねじにより基部から突出した取付け部に結合するよ
うにした視線誘導標を得て、上記の課題を解決したもの
である。
(作用) 基部をガードパイプに固着しているボルトは、反射部の
筒状部に覆い隠されているから外から見えず、手も触れ
られない。従って悪戯されたり悪戯を誘発することが少
ない。
反射部の筒状部は、特殊なスパナがないと操作できない
小さな六角孔付き止めねじにより基部に取付けられるか
ら、これ又悪戯される危険が少ない。
(実施例) 第1〜7図は本考案の実施例を示し、第1図はガードパ
イプに取付けた状態を示す正面図、第2〜5図は基部を
示し、第2図は正面図、第3図は側面図、第4図は平面
図、第5図は底面図、第6図は六角孔付き止めねじの拡
大側面図、第7図は反射部の側面図である。
この視線誘導標は、ガードパイプ4に固着される基部A
と、これに結合される反射部Bとから成っている。
基部Aは、円筒を2分した形で円管のガードパイプ4を
抱持する抱持部11の下部を、軸12を通して蝶番状に組合
せて円筒形を開閉できる形としている。この抱持部11の
上には、抱持部11の開閉と共に開閉される円筒状の取付
け部13が抱持部11の上端から突出形成されており、2分
された取付け部の一方の半円筒部13aは、側面を軸12に
平行に削って平削部14とし、これにボルト挿通孔15を穿
設する。他方の半円筒部13bには、ボルト挿通孔15に対
向させてねじ孔16を形成する。
このように形成するから、基部Aを開いてガードパイプ
4を挟み、ボルト挿通孔15からボルト17を挿通してねじ
孔16に螺入し緊締すると、基部Aをガードパイプ4に固
着することができる。このときボルト17の頭は、平削部
14のため円筒状取付け部13の円筒面内に入っている。
反射部Bはケース18の両面に反射板2を取付け、ケース
18の下方に突出させて円筒部19を形成している。円筒部
19の内径は、基部の円筒状取付け部13を覆ってこれに遊
合する大きさとする。円筒部19の側面には、六角孔付き
止めねじ20を螺合させる3個の又はそれ以上のねじ孔21
を形成する。
このように基部A、反射部Bを構成するから、ボルト17
を緊締して基部Aを第1図のようにガードパイプ4に固
定し、その取付け部13に反射部Bの円筒部19を嵌合させ
て六角孔付き止めねじ20を緊締すると、ボルト17は反射
部の円筒部19に覆い隠され、反射部Bは、ねじ孔21に螺
合させた止めねじ20により基部の取付け部13に結合され
る。
六角孔付き止めねじ20を捻回するには、六角柱状のスパ
ナを使用しなければならないが、このようなスパナは一
般に使用されることが少ないから、悪戯により止めねじ
20がゆるめられて、反射部Bの取付け角度を狂わされた
り、反射部Bを外されたりする心配は少なくなる。
(考案の効果) 基部Aをガードパイプに固定するボルト17は反射部Bの
円筒部19で覆われ隠されているので、反射部Bを取除か
ないとボルト17を捻回することはできない。
反射部Bを基部Aに結合している六角孔付き止めねじ20
は細い六角柱状のスパナを使用しないと捻回できず、こ
のようなスパナは一般には使用されていないから、悪戯
に捻回される心配が少ない。
従って基部A、反射部Bよりなるこの視線誘導標は悪戯
を受けて取付け角度を狂わされたり、取外されたりする
心配が少ない。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は本考案の実施例を示し、第1図はガードパ
イプに取付けた状態を示す正面図、第2〜5図は基部を
示し、第2図は正面図、第3図は側面図、第4図は平面
図、第5図は底面図、第6図は六角孔付き止めねじの拡
大側面図、第7図は反射部の側面図、第8図は従来例を
示す斜視図、第9図は別の従来例の正面図である。 1:ケース、2:反射板、3:取付け棒、4:ガードパイプ、5:
支持柱、6:金属バンド、7:短棒、8:挟み金具、8a:入口
部、9:ボルト、11:抱持部、12:軸、13:取付け部、13a、
13b:半円筒部、14:平削部、15:ボルト挿通孔、16:ねじ
孔、17:ボルト、18:ケース、19:円筒部、20:六角孔付き
止めねじ、21:ねじ孔、A:基部、B:反射部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒を2分し、下部を軸(12)を介して蝶
    番状に結合した抱持部(11)の一方の半部の上部に、半
    円筒形で外面に軸(12)に平行な平削部(14)を形成し
    ボルト挿通孔(15)を穿設した半円筒部(13a)を連設
    し、抱持部(11)の他方の半部の上部に前記ボルト挿通
    孔(15)に対向するねじ孔(16)を形成した半円筒部
    (13b)を連設して、ボルト挿通孔(15)、ねじ孔(1
    6)に挿通、螺合したボルト(17)の緊締により円管の
    ガードパイプに取付けられると共に二つの半円筒部(13
    a)(13b)を合せて円筒状の取付け部(13)を形成する
    基部(A)と、反射板(2)を取付けたケース(18)の
    下部に、基部(A)の取付け部(13)に嵌合する円筒部
    (19)を形成し、この円筒部(19)に六角孔付き止めね
    じ(20)を螺合させるねじ孔(21)を形成した反射部
    (B)とから成る視線誘導標。
JP1989081620U 1989-07-13 1989-07-13 視線誘導標 Expired - Lifetime JPH0721611Y2 (ja)

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JP1989081620U JPH0721611Y2 (ja) 1989-07-13 1989-07-13 視線誘導標

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JP1989081620U JPH0721611Y2 (ja) 1989-07-13 1989-07-13 視線誘導標

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Publication Number Publication Date
JPH0321408U JPH0321408U (ja) 1991-03-04
JPH0721611Y2 true JPH0721611Y2 (ja) 1995-05-17

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JPH0321408U (ja) 1991-03-04

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