JPH0721591Y2 - カレンダーローラの焼損防止装置 - Google Patents
カレンダーローラの焼損防止装置Info
- Publication number
- JPH0721591Y2 JPH0721591Y2 JP1988147834U JP14783488U JPH0721591Y2 JP H0721591 Y2 JPH0721591 Y2 JP H0721591Y2 JP 1988147834 U JP1988147834 U JP 1988147834U JP 14783488 U JP14783488 U JP 14783488U JP H0721591 Y2 JPH0721591 Y2 JP H0721591Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- calender
- cloth
- guide roller
- fabric
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、カレンダーローラの焼損防止装置に関するも
のである。
のである。
(従来技術) 一般にカレンダー装置は、布帛をガイドするガイドロー
ラ部と、加熱ローラに布帛を挟持して状態で当接するカ
レンダーローラとからなるカレンダー部とを備え、カレ
ンダーローラはペーパーまたは合成樹脂で構成されてお
り、加熱ローラ及びカレンダーローラの各ローラ幅は、
幅が種々異なる布帛も加工することが出来るようにガイ
ドローラ部から供給される布帛の幅よりも広く形成して
構成されている。
ラ部と、加熱ローラに布帛を挟持して状態で当接するカ
レンダーローラとからなるカレンダー部とを備え、カレ
ンダーローラはペーパーまたは合成樹脂で構成されてお
り、加熱ローラ及びカレンダーローラの各ローラ幅は、
幅が種々異なる布帛も加工することが出来るようにガイ
ドローラ部から供給される布帛の幅よりも広く形成して
構成されている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のカレンダー装置では加工される布帛がカレン
ダーローラ及び加熱ローラの略中央で常時加工されるた
めに、布帛が当接しないカレンダーローラのカレンダー
面が加熱ローラの加熱面に常時曝されており、この面が
早期に焼損してしまい耐久性が悪いと言う問題があっ
た。
ダーローラ及び加熱ローラの略中央で常時加工されるた
めに、布帛が当接しないカレンダーローラのカレンダー
面が加熱ローラの加熱面に常時曝されており、この面が
早期に焼損してしまい耐久性が悪いと言う問題があっ
た。
カレンダーローラの1部が茶色に焼損したままで幅の広
い布帛を加工すると、布帛が焼損部分で汚れてしまうだ
けでなく、加工斑の原因にもなるという問題があった。
い布帛を加工すると、布帛が焼損部分で汚れてしまうだ
けでなく、加工斑の原因にもなるという問題があった。
そこで、カレンダーローラの1部が焼損した場合一般に
カレンダーローラの表面を切削して新たな加工面を形成
するようにしているが、カレンダーローラの表面を切削
するためにカレンダー装置を一旦分解してカレンダーロ
ーラを取り出さなくてはならず、その作業が大掛かりで
手間と時間を要し、カレンダー装置の稼動率が大幅に低
下してしまうと言う問題があった。
カレンダーローラの表面を切削して新たな加工面を形成
するようにしているが、カレンダーローラの表面を切削
するためにカレンダー装置を一旦分解してカレンダーロ
ーラを取り出さなくてはならず、その作業が大掛かりで
手間と時間を要し、カレンダー装置の稼動率が大幅に低
下してしまうと言う問題があった。
本考案は上記問題点に鑑み提案されたもので、カレンダ
ーローラの焼損を可及的に防止して、加工斑を無くする
とともにカレンダー装置の稼動率を向上できるようにす
ることを目的とするものである。
ーローラの焼損を可及的に防止して、加工斑を無くする
とともにカレンダー装置の稼動率を向上できるようにす
ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案に係るカレンダーロー
ラの焼損防止装置は、布帛をガイドするガイドローラ部
と、加熱ローラに布帛を挟持した状態で当接するカレン
ダーローラとからなるカレンダー部とを備え、加熱ロー
ラ及びカレンダーローラの各ローラ幅をガイドローラ部
から供給される布帛の幅よりも広く形成してなるカレン
ダー装置において、ガイドローラ部を走行する布帛を挟
持する状態に設けられたガイドローラと、このガイドロ
ーラを布帛の表面に平行に移動させてガイドローラの軸
芯と布帛の走行方向との角度を変更可能にするトラバー
ス機構とで構成し、ガイドローラ部から供給される布帛
をカレンダーローラのカレンダー面の略全幅に亙って往
復移動させるトラバース機構をガイドローラ部に設けた
ことを特徴とするものである。
ラの焼損防止装置は、布帛をガイドするガイドローラ部
と、加熱ローラに布帛を挟持した状態で当接するカレン
ダーローラとからなるカレンダー部とを備え、加熱ロー
ラ及びカレンダーローラの各ローラ幅をガイドローラ部
から供給される布帛の幅よりも広く形成してなるカレン
ダー装置において、ガイドローラ部を走行する布帛を挟
持する状態に設けられたガイドローラと、このガイドロ
ーラを布帛の表面に平行に移動させてガイドローラの軸
芯と布帛の走行方向との角度を変更可能にするトラバー
ス機構とで構成し、ガイドローラ部から供給される布帛
をカレンダーローラのカレンダー面の略全幅に亙って往
復移動させるトラバース機構をガイドローラ部に設けた
ことを特徴とするものである。
(作用) ガイドローラ部を走行する布帛を挟持する状態に設けら
れたガイドローラがトラバース機構により布帛の表面に
平行に移動させてガイドローラの軸芯と布帛の走行方向
との角度を変更操作されると、走行する布帛は、ガイド
ローラの軸芯と直角に進ように案内されるので、ガイド
ローラ部からカレンダー部に供給される布帛が、このト
ラバース機構によりカレンダーローラのカレンダー面の
略全幅に亙って往復移動させられる。
れたガイドローラがトラバース機構により布帛の表面に
平行に移動させてガイドローラの軸芯と布帛の走行方向
との角度を変更操作されると、走行する布帛は、ガイド
ローラの軸芯と直角に進ように案内されるので、ガイド
ローラ部からカレンダー部に供給される布帛が、このト
ラバース機構によりカレンダーローラのカレンダー面の
略全幅に亙って往復移動させられる。
これにより、カレンダーローラのカレンダー面の1部が
加熱ローラの熱に依って早期に焼損するのを可及的に防
止することが出来るのである。
加熱ローラの熱に依って早期に焼損するのを可及的に防
止することが出来るのである。
(実施例) 以下、本考案にかかるカレンダーローラの焼損防止装置
の実施例を図面に基づいて説明する。
の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はカレンダー処理装置の構成を示す概略側面図で
あり、図中符号1は装置を全体的に示す。
あり、図中符号1は装置を全体的に示す。
このカレンダー処理装置1は布帛供給部2と、布帛供給
部2のコンテナ3に折り畳まれて収納された布帛Fを取
り出すガイドローラ部5と、ガイドローラ部5から供給
された布帛Fを加工処理するカレンダー部6及びカレン
ダー部6で加工処理された布帛6を折り畳んで収納する
布帛収納部7とからなる。
部2のコンテナ3に折り畳まれて収納された布帛Fを取
り出すガイドローラ部5と、ガイドローラ部5から供給
された布帛Fを加工処理するカレンダー部6及びカレン
ダー部6で加工処理された布帛6を折り畳んで収納する
布帛収納部7とからなる。
上記カレンダー部6は、例えば電熱装置又はガスバーナ
ー等からなる図外の加熱手段で加熱されるスチール製の
加熱ローラ8と、第2図に示すように円板に形成された
紙材9をローラ軸10の軸芯に直交する方向に並べた状態
で側方から圧縮したのち周面を切削して形成されたペー
パーローラ(カレンダーローラ)11と、下方から油圧シ
リンダ12で上方に向けて押圧されるプレスローラ13とを
フレーム14に上から順に配設してカレンダー装置15が形
成され、各ローラ8・11・13の幅H1はガイドローラ部5
から供給される布帛Fの幅H2より広く形成して、幅H2の
異なる布帛Fでも加工処理することが出来るようにして
ある。
ー等からなる図外の加熱手段で加熱されるスチール製の
加熱ローラ8と、第2図に示すように円板に形成された
紙材9をローラ軸10の軸芯に直交する方向に並べた状態
で側方から圧縮したのち周面を切削して形成されたペー
パーローラ(カレンダーローラ)11と、下方から油圧シ
リンダ12で上方に向けて押圧されるプレスローラ13とを
フレーム14に上から順に配設してカレンダー装置15が形
成され、各ローラ8・11・13の幅H1はガイドローラ部5
から供給される布帛Fの幅H2より広く形成して、幅H2の
異なる布帛Fでも加工処理することが出来るようにして
ある。
尚、上記ペーパーローラに代えて合成樹脂でカレンダー
ローラ11が形成されることもある。
ローラ11が形成されることもある。
そして、加熱ローラ8の表面回転速度とプレスローラ13
との表面回転速度の間には図外の駆動装置及び回転速度
調節装置によって表面回転速度が同速又は速度差が設け
られてカレンダー加工されるようになっている。
との表面回転速度の間には図外の駆動装置及び回転速度
調節装置によって表面回転速度が同速又は速度差が設け
られてカレンダー加工されるようになっている。
また、上記ガイドローラ部5は、自由回転可能に枢支さ
れた2つのガイドローラ16・16で布帛供給部2から供給
された布帛Fを挟持して構成されており、このガイドロ
ーラ部5にはカレンダー部6に供給される布帛Fをカレ
ンダーローラ11のカレンダー面11aの略全幅H3に亙って
往復移動させるトラバース機構18が設けられている。
れた2つのガイドローラ16・16で布帛供給部2から供給
された布帛Fを挟持して構成されており、このガイドロ
ーラ部5にはカレンダー部6に供給される布帛Fをカレ
ンダーローラ11のカレンダー面11aの略全幅H3に亙って
往復移動させるトラバース機構18が設けられている。
トラバース機構18は、第3図に示すように布帛Fを挟持
する2つのガイドローラ16・16の両軸端部19を自動調芯
軸受け20・21で枢支するとともに、一方の自動調芯軸受
け21をガイドローラフレーム22と平行で上下に設けられ
た支軸23に高さ調節可能に固着し、他方の自動調芯軸受
け20をガイドローラフレーム22と平行に設けられ電動モ
ータ23で回転駆動される捻子軸24に螺合させてあり、ブ
ラケット25を介してガイドローラフレーム22と平行のロ
ッド26に取りつけられた2個のリミットスイッチ27・28
が自動調芯軸受け20に設けられた操作杆29で択一的に操
作されて電動モータ23の回転が切り換えられることによ
り自動調芯軸受け20が上下に摺動すると、2つのガイド
ローラ16・16はその間に挟持している布帛Fの進行方向
に移動し、ガイドローラ16・16の軸芯と布帛Fの進行方
向とが変更されるようになっている。
する2つのガイドローラ16・16の両軸端部19を自動調芯
軸受け20・21で枢支するとともに、一方の自動調芯軸受
け21をガイドローラフレーム22と平行で上下に設けられ
た支軸23に高さ調節可能に固着し、他方の自動調芯軸受
け20をガイドローラフレーム22と平行に設けられ電動モ
ータ23で回転駆動される捻子軸24に螺合させてあり、ブ
ラケット25を介してガイドローラフレーム22と平行のロ
ッド26に取りつけられた2個のリミットスイッチ27・28
が自動調芯軸受け20に設けられた操作杆29で択一的に操
作されて電動モータ23の回転が切り換えられることによ
り自動調芯軸受け20が上下に摺動すると、2つのガイド
ローラ16・16はその間に挟持している布帛Fの進行方向
に移動し、ガイドローラ16・16の軸芯と布帛Fの進行方
向とが変更されるようになっている。
上記のように構成されたカレンダーローラの焼損防止装
置1の作用を次に説明する 布帛供給部2に収納された布帛Fはガイドローラ部5を
介してカレンダー部6に供給され、カレンダー部6のプ
レスローラ13、ペーパーローラ11、加熱ローラ8を順に
捲回されて行く間にカレンダー処理されるのである。
置1の作用を次に説明する 布帛供給部2に収納された布帛Fはガイドローラ部5を
介してカレンダー部6に供給され、カレンダー部6のプ
レスローラ13、ペーパーローラ11、加熱ローラ8を順に
捲回されて行く間にカレンダー処理されるのである。
こうしてガイドローラ部5からカレンダー部6に供給さ
れて加工される布帛Fは、電動モータ23の駆動で捻子軸
24が正回転されてトラバース機構18のガイドローラ16・
16の一端部が第3図の実線図Aの位置から想像線図Bの
位置に上昇してガイドローラ16・16が左上がりの傾斜に
なると、このガイドローラ16・16で案内される布帛Fは
左方に送られることになり、これに伴ってカレンダー部
6に供給される布帛Fもカレンダーローラ11のカレンダ
ー面11aの左端に徐々に移動させられる。
れて加工される布帛Fは、電動モータ23の駆動で捻子軸
24が正回転されてトラバース機構18のガイドローラ16・
16の一端部が第3図の実線図Aの位置から想像線図Bの
位置に上昇してガイドローラ16・16が左上がりの傾斜に
なると、このガイドローラ16・16で案内される布帛Fは
左方に送られることになり、これに伴ってカレンダー部
6に供給される布帛Fもカレンダーローラ11のカレンダ
ー面11aの左端に徐々に移動させられる。
そして、捻子軸24を上昇する自動調芯軸受20に設けられ
た操作杆29が上方のリミットスイッチ27を操作すると電
動モータ23の回転方向が切り換えられて逆回転し、捻子
軸24を上昇していた自動調芯軸受20は下降してゆく。こ
れに伴ってカレンダー部6に供給される布帛Fもカレン
ダーローラ11のカレンダー面11aの右端に徐々に移動さ
せられる。
た操作杆29が上方のリミットスイッチ27を操作すると電
動モータ23の回転方向が切り換えられて逆回転し、捻子
軸24を上昇していた自動調芯軸受20は下降してゆく。こ
れに伴ってカレンダー部6に供給される布帛Fもカレン
ダーローラ11のカレンダー面11aの右端に徐々に移動さ
せられる。
以後、この繰り返しにより布帛Fはカレンダーローラ11
のカレンダー面11aの略全幅に亙って往復移動させられ
るので、カレンダーローラ11のカレンダー面11aの1部
が加熱ローラの熱に依って早期に焼損するのが可及的に
防止することが出来るのである。
のカレンダー面11aの略全幅に亙って往復移動させられ
るので、カレンダーローラ11のカレンダー面11aの1部
が加熱ローラの熱に依って早期に焼損するのが可及的に
防止することが出来るのである。
ここで、加工される布帛Fの幅H2や布帛Fの種類によっ
て移動させる幅の変更はリミットスイッチ27・28間の距
離を調節して行うのである。
て移動させる幅の変更はリミットスイッチ27・28間の距
離を調節して行うのである。
尚、第4図はトラバース機構18の別の実施例を示すもの
で、上記実施例における2本のガイドローラ16・16を布
帛Fの両端を挟持するガイドローラ30・31に替えるとと
もに、ガイドローラ30・31の支持ブラケット40を摺動軸
32に螺合させ、ガイドローラ30・31をハンドル33の操作
で接離可能に構成し、この摺動軸32を油圧シリンダ34の
出力ロッド35に連結し、油圧シリンダ34をリミットスイ
ッチ36・37で切り換え操作される油圧方向切り換え弁38
を介して油圧ポンプ39に接続して構成するようにしたも
のであり、その作用は上記実施例と略同様に作用する。
で、上記実施例における2本のガイドローラ16・16を布
帛Fの両端を挟持するガイドローラ30・31に替えるとと
もに、ガイドローラ30・31の支持ブラケット40を摺動軸
32に螺合させ、ガイドローラ30・31をハンドル33の操作
で接離可能に構成し、この摺動軸32を油圧シリンダ34の
出力ロッド35に連結し、油圧シリンダ34をリミットスイ
ッチ36・37で切り換え操作される油圧方向切り換え弁38
を介して油圧ポンプ39に接続して構成するようにしたも
のであり、その作用は上記実施例と略同様に作用する。
また、上記各実施例では電動モータ23及び油圧方向切り
換え弁38の切り換え操作をリミットスイッチで行うよう
にしてあるが、リミットスイッチを光電管式スイッチや
近接スイッチにすることも出来るし、こうした場合取付
け位置もカレンダー部6に設け、布帛の位置を直接検出
して電動モータ23及び油圧方向切り換え弁38を切り換え
操作するようにしても良いことは言うまでもないことで
ある。
換え弁38の切り換え操作をリミットスイッチで行うよう
にしてあるが、リミットスイッチを光電管式スイッチや
近接スイッチにすることも出来るし、こうした場合取付
け位置もカレンダー部6に設け、布帛の位置を直接検出
して電動モータ23及び油圧方向切り換え弁38を切り換え
操作するようにしても良いことは言うまでもないことで
ある。
(考案の効果) 本考案は以上に説明したように、ガイドローラ部を走行
する布帛を挟持する状態に設けられたガイドローラがト
ラバース機構により布帛の表面に平行に移動させてガイ
ドローラの軸芯と布帛の走行方向との角度を変更操作さ
れると、走行する布帛は、ガイドローラの軸芯と直角に
進ように案内されるので、ガイドローラ部からカレンダ
ー部に供給される布帛が、このトラバース機構によりカ
レンダーローラのカレンダー面の略全幅に亙って往復移
動させられ、カレンダーローラのカレンダー面の1部が
加熱ローラの熱に依って早期に焼損するのを可及的に防
止することが出来るのである。
する布帛を挟持する状態に設けられたガイドローラがト
ラバース機構により布帛の表面に平行に移動させてガイ
ドローラの軸芯と布帛の走行方向との角度を変更操作さ
れると、走行する布帛は、ガイドローラの軸芯と直角に
進ように案内されるので、ガイドローラ部からカレンダ
ー部に供給される布帛が、このトラバース機構によりカ
レンダーローラのカレンダー面の略全幅に亙って往復移
動させられ、カレンダーローラのカレンダー面の1部が
加熱ローラの熱に依って早期に焼損するのを可及的に防
止することが出来るのである。
これにより、カレンダーローラの耐久性を大幅に向上さ
せることが出来る。
せることが出来る。
しかも、カレンダーローラの部分的な焼損が少ないこと
から、従来のようなカレンダーローラの部分的な焼損に
よる加工布帛の汚れや加工斑を無くすことが出来ると言
う利点もある。
から、従来のようなカレンダーローラの部分的な焼損に
よる加工布帛の汚れや加工斑を無くすことが出来ると言
う利点もある。
また、カレンダーローラの焼損が少ないことからカレン
ダーローラの表面を切削して新たな加工面を形成するた
めの大掛かりな着脱作業回数を少なく出来、その分カレ
ンダー装置の稼動率を大幅に向上させることが出来ると
言う利点もある。
ダーローラの表面を切削して新たな加工面を形成するた
めの大掛かりな着脱作業回数を少なく出来、その分カレ
ンダー装置の稼動率を大幅に向上させることが出来ると
言う利点もある。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はカレンダー装置
の概略の構成を示す側面図、第2図はカレンダー部の正
面図、第3図はトラバース機構部分の正面図、第4図は
トラバース機構部分の変形例を示す正面図である。 5……ガイドローラ部、6……カレンダー部、8……加
熱ローラ部、11……カレンダーローラ(ペーパーロー
ラ)、15……カレンダー装置、18……トラバース機構、
F……布帛。
の概略の構成を示す側面図、第2図はカレンダー部の正
面図、第3図はトラバース機構部分の正面図、第4図は
トラバース機構部分の変形例を示す正面図である。 5……ガイドローラ部、6……カレンダー部、8……加
熱ローラ部、11……カレンダーローラ(ペーパーロー
ラ)、15……カレンダー装置、18……トラバース機構、
F……布帛。
Claims (1)
- 【請求項1】布帛をガイドするガイドローラ部と、加熱
ローラに布帛を挟持した状態で当接するカレンダーロー
ラとからなるカレンダー部とを備え、加熱ローラ及びカ
レンダーローラの各ローラ幅をガイドローラ部から供給
される布帛の幅よりも広く形成してなるカレンダー装置
において、ガイドローラ部を走行する布帛を挟持する状
態に設けられたガイドローラと、このガイドローラを布
帛の表面に平行に移動させてガイドローラの軸芯と布帛
の走行方向との角度を変更可能にするトラバース機構と
で構成し、ガイドローラ部から供給される布帛をカレン
ダーローラのカレンダー面の略全幅に亙って往復移動さ
せるトラバース機構をガイドローラ部に設けたことを特
徴とするカレンダーローラの焼損防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988147834U JPH0721591Y2 (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | カレンダーローラの焼損防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988147834U JPH0721591Y2 (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | カレンダーローラの焼損防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0269993U JPH0269993U (ja) | 1990-05-28 |
JPH0721591Y2 true JPH0721591Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31418606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988147834U Expired - Lifetime JPH0721591Y2 (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | カレンダーローラの焼損防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721591Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5118557A (en) * | 1974-07-22 | 1976-02-14 | Olympus Optical Co | Bideo deisukuyotaibutsurenzu |
DE3027483A1 (de) * | 1980-07-19 | 1982-02-25 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur herstellung heterocyclisch substituierter 4-oxiphenoxialkancarbonsaeurederivate |
-
1988
- 1988-11-11 JP JP1988147834U patent/JPH0721591Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0269993U (ja) | 1990-05-28 |
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