JPH0721555U - ロックできる蓋を備えた容器 - Google Patents

ロックできる蓋を備えた容器

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JPH0721555U
JPH0721555U JP5900393U JP5900393U JPH0721555U JP H0721555 U JPH0721555 U JP H0721555U JP 5900393 U JP5900393 U JP 5900393U JP 5900393 U JP5900393 U JP 5900393U JP H0721555 U JPH0721555 U JP H0721555U
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JP
Japan
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lid
opening
container
screw portion
annular projection
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Application number
JP5900393U
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English (en)
Inventor
宏幸 小笠原
Original Assignee
宏幸 小笠原
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薬液等を収納した容器の蓋を、小児などが不
用意に取り外せないように、蓋をネジ嵌めした後ロック
して、内部の薬液等の排出や漏洩を防止する。 【構成】 容器1の開口部2外周壁にネジ部3を設ける
と共に、ネジ部3と間隔をあけて環状突起4を設け、一
方、前記開口部2に嵌着する蓋5の内底部に、開口部2
に内嵌する円筒体8を突設し、蓋5の内周壁には、前記
環状突起4の外径より微小細い内径に形成され、押圧に
より環状突起4を越えて係止される突起縁7を設けると
共に、前記開口部2のネジ部3に螺合する蓋ネジ部9を
設けたことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 [産業上の利用分野] 本考案は、ネジ嵌めした後、蓋をロックできる容器であるから、小児、幼児な どが不用意に蓋を外して内部の液体や粒体を取り出したり、又は漏洩させたりす ることができないので、薬液、薬剤、有害物などを収納する容器として広く利用 できるものである。
【0002】 [従来の技術] 従来、薬液、薬剤等を収納する容器は、密封できるように蓋をネジ嵌めにし、 逆方向に回すと蓋が外れる構造であり、被蓋状態の蓋は回すことができないとか 、あるいは蓋は回っても、小児、幼児の力では外れないように蓋をロックする機 能はなかった。
【0003】 [考案が解決しようとする課題] 従来の容器は、ネジ嵌めだけでロック機能が無い蓋を使用している。従って、 小児、幼児の力でも逆回しすれば容易に蓋を外すことができるので、小児、幼児 などが不容易に蓋を回して取り外し、内部の薬液、薬剤を取り出したり、漏洩さ せたりすることが多く、また、口に入れる危険もあった。
【0004】 [課題を解決するための手段] 本考案は、従来の問題点を解決するために、ネジ嵌めした後の蓋を押圧するこ とによりロックし、蓋の脱去は、先ず小児の力以上の力で蓋を引いてロックを外 した後、回してネジを外さなければ、蓋は取り外すことがてきない構造である。 即ち、容器の開口部の外周壁にネジ部を設けると共に、このネジ部と間隔をあ けて環状突起を設け、一方、前記開口部に嵌着する蓋の内底部に、開口部に内嵌 する円筒体を突設し、蓋の内周壁には、前記環状突起の外径より微小細い内径に 形成され、押圧により環状突起を越えて係止される突起縁を設けると共に、前記 開口部のネジ部に螺合する蓋ネジ部を設けたことを特徴としている。
【0005】 容器の開口部に設けるネジ部と環状突起の位置関係は、ネジ部を開口端側又は 容器側に設けると共に、環状突起はネジ部と逆に容器側又は開口端側に設け、ま た、蓋の内周の突起縁と蓋ネジ部の位置関係は、突起縁は蓋開口端側又は蓋底側 に設けると共に、蓋ネジ部は開口部の前記ネジ部に対応させて、蓋内底に突設し た円筒体と突起縁の間又は円筒体よりも開口端側に設ける。
【0006】 [作用] 図2及び図3により説明する。容器1の開口部2に蓋5をネジ嵌めし、開口部 2のネジ部3と蓋5の蓋ネジ部9の螺合が終わった後、蓋を押圧して押し込むと 、開口部2と蓋5の弾力により、図2及び図3に示すように蓋5の内周壁の突起 縁7は、開口部外周壁の環状突起4を越えて環状突起4に引っ掛かることにより ロックされる。従って、被蓋された蓋5は、ネジの噛み合いが外れていて空回り するが、引く力が作用しなければ蓋は外れないので、小児、幼児が不用意に蓋を 緩めたり取り外したりすることを防止できる。
【0007】 被蓋状態においては、蓋内底に突設した円筒体8の外周が押圧力により開口部 2の内周壁に接圧し、開口部2の端部が蓋内底に圧接しているので完全に密封す ることができる。蓋5の取り外しは、蓋5を引いて先ず突起縁7を環状突起4か ら外した後、従来蓋と同様にネジを逆回しすれば簡単に外すことができる。
【0008】 [実施例] 図1に示す実施例により説明する。容器1の開口部2の開口端側外周壁にネジ 部3を設けると共に、このネジ部3と間隔をあけて環状突起4を容器1側に設け る。一方、前記開口部2に嵌着する蓋5の内底部には、前記開口部2に内嵌する 円筒体8を突設し、また、蓋5の内周壁には、前記環状突起4よりも微小細い内 径に形成され、押圧により環状突起4を越えて環状突起4に引っ掛かり係止され る突起縁7を蓋開口端部6側に設けると共に、前記開口部2のネジ部3に螺合す る蓋ネジ部9を円筒体8と突起縁7の間に設ける。
【0009】 本考案はこのように構成されるので、容器1の開口部2に被せた蓋5を回すと 開口部2のネジ部2と蓋ネジ部9とが噛み合って入り込み、噛み合いが終わった 位置で蓋5を押すと、図2に示すように突起縁7が環状突起4を越えて環状突起 4に引っ掛かりロックされる。この場合、環状突起4及び突起縁7の弾力性が大 きい程有効である。ロックされた状態の蓋5は、内底に突設した円筒体8が開口 部2内に嵌入し、押圧力により相互の周壁が密封状に接圧し、開口部2の開口端 面は蓋5の内底面に接圧し、蓋5は回すことは可能であるが、引く力が作用しな い限り抜き外すことはできない。
【0010】 図3は、容器1の開口部2外周壁のネジ部3と環状突起4、及び蓋5の内周壁 の突起縁7と蓋ネジ部9の位置を、図1に示す実施例とは逆の位置に変えた他の 実施例である。即ち、開口部2のネジ部3を容器1側に設けると共に、環状突起 4を開口端側に設け、また、これに対応させて蓋5の突起縁7は蓋内底側に設け ると共に、蓋ネジ部9を蓋開口端6側に設けたものである。
【0011】 [考案の効果] 本考案は、蓋を嵌着する時は、回してネジ嵌めした後、押圧してロックし、蓋 を取り外す時は、引いてロックを外した後、回してネジ嵌めを取り外す構造の蓋 を備えた容器であるから、小児、幼児が蓋を簡単に取り外すことができない容器 である。従って、小児、幼児が不用意に蓋を緩めて内部の薬液を漏洩したり、ま た、蓋を除去して内部の薬液、薬剤を取り出したりすることを未然に防止できる ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例における蓋の縦断面図と容器
の1部切開正面図である。
【図2】図1の実施例における容器の開口部と蓋の嵌着
状態の1部切開正面図である。
【図3】他の実施例における容器の開口部と蓋の嵌着状
態の1部切開正面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 開口部 3 ネジ部 4 環状突起 5 蓋 6 蓋開口端 7 突起縁 8 円筒体 9 蓋ネジ部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器1の開口部2の外周壁にネジ部3を
    設けると共に、ネジ部3と間隔をあけて環状突起4を設
    け、一方、前記開口部2に嵌着する蓋5の内底部に、開
    口部2に内嵌する円筒体8を突設し、蓋5の内周壁に
    は、前記環状突起4の外径より微小細い内径に形成さ
    れ、押圧により環状突起4を越えて係上される突起縁7
    を設けると共に、前記開口部2のネジ部3に螺合する蓋
    ネジ部9を設けたことを特徴とするロックできる蓋を備
    えた容器。
  2. 【請求項2】 請求項1の開口部2のネジ部3は、開口
    端側に設けると共に、環状突起4を容器2側に設け、蓋
    5の内周の突起縁7は、蓋開口端側に設けると共に、蓋
    ネジ部9は、蓋内底に突設した円筒体8と突起縁7の間
    に設けたことを特徴とする請求項1のロックできる蓋を
    備えた容器。
  3. 【請求項3】 請求項1の開口部3のネジ部3は、容器
    1側に設けると共に、環状突起4を開口端側に設け、蓋
    5の内周の突起縁7は、蓋底倒に設けると共に、蓋ネジ
    部9は、蓋内底に突設した円筒体8よりも開口端側に設
    けたことを特徴とする請求項1のロックできる蓋を備え
    た容器。
JP5900393U 1993-09-27 1993-09-27 ロックできる蓋を備えた容器 Pending JPH0721555U (ja)

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Cited By (4)

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