JPH07215554A - ウエブ搬送装置 - Google Patents

ウエブ搬送装置

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JPH07215554A
JPH07215554A JP740594A JP740594A JPH07215554A JP H07215554 A JPH07215554 A JP H07215554A JP 740594 A JP740594 A JP 740594A JP 740594 A JP740594 A JP 740594A JP H07215554 A JPH07215554 A JP H07215554A
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Koji Nishiyama
耕二 西山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連設した複数のウエブ搬送手段の各々の搬送
速度を搬送方向の上流より下流ほど低速としてウエブを
間隙で弛緩させるウエブ搬送装置において、ウエブの種
類により個々に変化する複数のウエブ搬送手段の搬送速
度を補正することでウエブの弛緩の不足や過剰を防止す
る。 【構成】 ウエブ26の種類に対応してウエブ搬送手段
の各々の搬送速度の補正情報が予め設定された補正記憶
手段49を設け、この設定された補正情報をウエブ26
の種類に対応して選定する情報選定手段を設け、この選
定された補正情報の各々に従って複数のウエブ搬送手段
30〜32の各々の搬送速度を個々に補正する速度補正
手段39〜41を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、連続紙などの
ようにロール状に巻回されたウエブを順次搬送するウエ
ブ搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ウエブに対する印刷や切断を実行するプ
リンタ装置やカッタ装置では、印刷部や切断部などの機
能部に連続紙やフィルムなどのウエブを搬送するウエブ
搬送装置を設けたものがある。このようなウエブ搬送装
置は、ロール状に巻回されたウエブを給送自在に保持す
るウエブ保持部材をスプール軸やホッパーで形成し、こ
のようなウエブ保持部材にセットされた前記ウエブが順
次搬送されるウエブ搬送路を相対向する支持プレート等
のウエブガイドで形成し、このウエブガイドで形成され
たウエブ搬送路上に、ウエブを各々搬送するフィードロ
ーラやエンドレスベルトからなる複数のウエブ搬送手段
を順次連設した構造などとなっている。
【0003】ここで、このように複数のウエブ搬送手段
を順次連設して長距離のウエブ搬送路でウエブを搬送す
るウエブ搬送装置では、連設した複数のウエブ搬送手段
の搬送速度の格差が搬送されるウエブの状態に影響する
ことになる。そこで、このようなウエブ搬送装置には、
搬送方向の上流に位置するウエブ搬送手段の搬送速度を
下流に位置するウエブ搬送手段の搬送速度より微少に高
速に設定することで、連続するウエブ搬送手段の間隙で
ウエブを微少に弛緩させて搬送速度の変動を防止するこ
とが実施されている。
【0004】そこで、このようなウエブ搬送装置の一従
来例を図2及び図3に基づいて以下に説明する。まず、
このウエブ搬送装置である用紙搬送装置1が一部として
形成された複写機2は、トナークリーナ3と除電ランプ
4と帯電チャージャ5と露光部6と現像器7と転写チャ
ージャ8と分離チャージャ9とを回転自在な感光ドラム
10に順番に対向配置し、この感光ドラム10と前記転
写・分離チャージャ9との間隙に形成した前記用紙搬送
装置1のウエブ搬送路である用紙搬送路11上定着器1
2を配置した構造となっている。
【0005】そして、この用紙搬送装置1は、ウエブ保
持部材であるスプール軸13の位置に連通する前記用紙
搬送路11上に、各々が搬送部材である回転自在な各種
ローラ14〜18や転動自在なエンドレスベルト19,
20や前記感光ドラム8や前記定着器12のヒート・プ
レスローラ21,22等を配置することで複数のウエブ
搬送手段である第一ないし第三の用紙搬送機構23〜2
5を順次連設した構造となっている。
【0006】このようにすることで、この用紙搬送装置
1では、ロール状に巻回されて前記スプール軸13にセ
ットされたウエブである連続紙26を順次給送する第一
の用紙搬送機構23と、この第一の用紙搬送機構23で
給送された前記連続紙26を前記感光ドラム10に密着
させて順次搬送する第二の用紙搬送機構24と、この第
二の用紙搬送機構24で搬送される過程で前記感光ドラ
ム10から転写されたトナー(図示せず)を前記定着器
12で密着させるように前記連続紙26を順次搬送する
第三の用紙搬送機構25とが、前記用紙搬送路11に順
次連設されている。
【0007】そして、この用紙搬送装置1では、前記第
一ないし第三の用紙搬送機構23〜25の各々は、例え
ば、搬送部材である前記各種ローラ14〜18や前記エ
ンドレスベルト19,20などに駆動モータ(図示せ
ず)を連結し、この駆動モータに駆動回路(図示せず)
を接続した構造などとなっており、この駆動回路の供給
電力などにより前記第一ないし第三の用紙搬送機構23
〜25の搬送速度が順次低速に設定されている。なお、
この用紙搬送装置1では、前記第一の用紙搬送機構23
の前記給紙ローラ14と搬送ローラ15との中間の位置
で、前記用紙搬送路11上にカッタ装置27が設けられ
ており、このカッタ装置27がウエブである連続紙26
を適宜分断するようになっている。
【0008】このような構成において、この用紙搬送装
置1では、スプール軸13にセットされた連続紙26
は、第一の用紙搬送機構23により用紙搬送路11に順
次給送され、第二の用紙搬送機構24により感光ドラム
10に密着した状態で順次搬送される。この時、この感
光ドラム10には、連続紙26の搬送に同期して電子写
真法により画像の形状にトナーが付着しているので、こ
の感光ドラム10のトナーが第二の用紙搬送機構24に
より順次搬送される連続紙26に転写されることにな
る。そして、この第二の用紙搬送機構24で順次搬送さ
れる過程でトナーが転写された連続紙26は、第三の用
紙搬送機構25で順次搬送される過程で定着器12の内
部を通過するので、この定着器12によりトナーが定着
されてから装置外部に排紙される。
【0009】ここで、この用紙搬送装置1では、上述の
ように複数の用紙搬送機構23〜25を順次連設した長
距離の用紙搬送路11で連続紙26を搬送するようにな
っているので、例えば、第二の用紙搬送機構24の搬送
速度より第一の用紙搬送機構23の搬送速度が低い場
合、この第一の用紙搬送機構23が第二の用紙搬送機構
24の搬送状態に悪影響を及ぼすことになる。そこで、
この用紙搬送装置1では、第一ないし第三の用紙搬送機
構23〜25の搬送速度を順次低速に設定することで、
第一ないし第三の用紙搬送機構23〜25の間隙で連続
紙26を微少に弛緩させてジター等の速度変動や等倍性
悪化等を防止するようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したような用紙搬
送装置1では、長距離の用紙搬送路11で連続紙26を
順次搬送する第一ないし第三の用紙搬送機構23〜25
の搬送速度を順次低速に設定することで、その間隙で連
続紙26を微少に弛緩させて搬送速度の変動等を防止す
るようになっている。
【0011】ここで、このような用紙搬送装置1では、
例えば、連続紙26として材質や横幅が相違する複数種
類の一つを選択的に利用することが一般的であるが、こ
のような場合に連続紙26の搬送速度が第一ないし第三
の用紙搬送機構23〜25の各々で変化することがあ
る。
【0012】つまり、このような用紙搬送装置1では、
スプール軸13にセットされた連続紙26は一定のバッ
クテンションが作用した状態で第一の用紙搬送機構23
により用紙搬送路11に給送されるようになっているの
で、この第一の用紙搬送機構23は一定のバックテンシ
ョンに対抗して連続紙26を給送することになる。この
ため、この連続紙26と第一の用紙搬送機構23との摩
擦抵抗が、連続紙26の横幅や材質のために変化する
と、第一の用紙搬送機構23の搬送速度が変化すること
になる。
【0013】また、上述のような用紙搬送装置1では、
図3に例示するように、第三の用紙搬送機構25の一部
として形成された定着器12は、連続紙26のシワを防
止するためにヒートローラ21の直径が中央部より両端
部で増大した形状となっている。このため、この定着器
12のヒートローラ21は中央部と両端部とでは外周面
の搬送速度が相違しているので、このような定着器12
を一部とする第三の用紙搬送機構25で搬送する連続紙
26の横幅が変化すると、この連続紙26の搬送速度も
変化することになる。
【0014】そこで、上述のような用紙搬送装置1で
は、横幅や材質が相違する複数種類の連続紙26を使用
すると、第一ないし第三の用紙搬送機構23〜25の各
々の搬送速度が個々に相違する割合で変化するため、こ
れら第一ないし第三の用紙搬送機構23〜25の間隙に
おける連続紙26の弛緩の不足や過剰が発生する。そし
て、このように連続紙26の弛緩が不足した場合は、前
述のように第一ないし第三の用紙搬送機構23〜25の
速度格差のために連続紙26の搬送速度が変動するため
にジターや等倍性悪化が発生することになり、連続紙2
6の弛緩が過剰となった場合には、第一ないし第三の用
紙搬送機構23〜25の間隙で連続紙26の移動方向が
変動しやすいため、連続紙26の蛇行や斜行が発生しが
ちとなり、連続紙26のシワも多発することになる。
【0015】そこで、上述のような課題の解決を目的と
した特開平1-26737 号公報のウエブ搬送装置では、複数
のウエブ搬送手段の間隙で弛緩させたウエブの湾曲量を
検知センサで検出し、このウエブの湾曲量が一定となる
ように複数のウエブ搬送手段の各々の搬送速度を個々に
調節するようになっている。しかし、このような装置を
本発明者が検討したところ、検知センサとして一般的な
反射型フォトセンサを採用すると誤検知が多発して実用
性が低く、実用的な装置を実現するためには極めて高感
度な反射型フォトセンサを採用する必要があることが判
明した。さらに、上述のように検知センサでウエブの湾
曲量を検知しても、このようなウエブの湾曲は、ウエブ
の巻き癖などのために変形したり変位することもあるの
で、これを良好に高精度に検出することは困難で実用性
が低下している。また、このようにウエブの湾曲量をリ
アルタイムで検出してフィードバック補正することは、
この補正を迅速かつ正確に実行しないとウエブに速度変
動などが発生するので実用的でない。
【0016】また、上述のようなウエブ搬送装置におい
て、実際のウエブの搬送速度を検出して予め設定された
理想の基準速度と比較し、この速度差が減少するように
搬送速度を調節することが、特開昭58-63487号公報や特
開昭62−269841号公報や特開平1-291263号公報や特開平
1-291271号公報などに開示されている。しかし、このよ
うにウエブの搬送速度をリアルタイムで検出してフィー
ドバック補正することも、この補正を迅速かつ正確に実
行しないとウエブに速度変動などが発生するので実用的
でない。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
材質と横幅との少なくとも一方が相違する複数種類のウ
エブの一つが給送自在にセットされるウエブ保持部材を
設け、このウエブ保持部材にセットされた前記ウエブが
順次搬送されるウエブ搬送路を形成し、このウエブ搬送
路上に前記ウエブを各々搬送する複数のウエブ搬送手段
を順次連設し、搬送方向の上流に位置する前記ウエブ搬
送手段の搬送速度を下流に位置する前記ウエブ搬送手段
の搬送速度より微少に高速に設定して連続する前記ウエ
ブ搬送手段の間隙で前記ウエブを微少に弛緩させるよう
にしたウエブ搬送装置において、前記ウエブの種類に対
応して前記ウエブ搬送手段の各々の搬送速度の補正情報
が予め設定された補正記憶手段を設け、この補正記憶手
段に設定された補正情報を前記ウエブの種類に対応して
選定する情報選定手段を設け、この情報選定手段で選定
された補正情報の各々に従って前記ウエブ搬送手段の各
々の搬送速度を個々に補正する速度補正手段を設けた。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、速度補正を実行しない状態のn個のウエブ
搬送手段の各々で基準とする特定のウエブを順次搬送し
た場合の搬送速度がV1 ,…,Vn、速度補正を実行し
ない状態のn個のウエブ搬送手段の各々で他のウエブを
順次搬送した場合の搬送速度がV1′,…,Vn′の場
合に、 (V1 −V1′)/V1 ,…,(Vn−Vn′)/Vn なる速度変化率に基づいて前記ウエブ搬送手段の各々の
補正情報を補正記憶手段に設定した。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、ウエブを順次搬送する搬送部材と前
記搬送部材を駆動する駆動モータと前記駆動モータに予
め設定された基準周波数で電力を供給する駆動回路とで
ウエブ搬送手段を形成し、このウエブ搬送手段の前記駆
動回路の供給電力の基準周波数に加算する補正周波数を
補正情報として補正記憶手段に設定した。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、ウエブの種類を識別するウエブ識別手段を
設け、このウエブ識別手段の識別結果に基づいて補正記
憶手段の補正情報を選定するように情報選定手段を設定
した。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、ウエブの横幅を検知する横幅検知センサで
ウエブ識別手段を設けた。
【0022】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、ウエブの側縁部を検知するフォトセンサで
横幅検知センサを設けた。
【0023】
【作用】請求項1記載の発明は、搬送方向の上流に位置
するウエブ搬送手段の搬送速度を下流に位置するウエブ
搬送手段の搬送速度より微少に高速に設定して連続する
ウエブ搬送手段の間隙でウエブを微少に弛緩させるよう
にしたウエブ搬送装置において、ウエブの種類に対応し
てウエブ搬送手段の各々の搬送速度の補正情報を補正記
憶手段に予め設定しておき、この設定された補正情報を
ウエブの種類に対応して情報選定手段で選定し、この選
定された補正情報の各々に従ってウエブ搬送手段の各々
の搬送速度を速度補正手段が個々に補正することによ
り、複数種類のウエブの一つを選択的に利用する場合に
個々に変化しがちな複数のウエブ搬送手段の搬送速度を
良好に補正することができる。
【0024】請求項2記載の発明は、補正記憶手段に予
め設定しておく補正情報を、速度補正を実行しない状態
の各種のウエブの速度変化率(V1 −V1′)/V1
…,(Vn−Vn′)/Vnに基づいて生成することによ
り、実用的な補正情報を簡易に設定する。
【0025】請求項3記載の発明は、補正記憶手段に予
め設定しておく補正情報を、ウエブ搬送手段の駆動回路
の供給電力の基準周波数に加算する補正周波数とするこ
とにより、実用的な補正情報を簡易に設定する。
【0026】請求項4記載の発明は、ウエブ識別手段の
識別結果に基づいて補正記憶手段の補正情報を情報選定
手段が選定することにより、ウエブの種類に対応して複
数のウエブ搬送手段の搬送速度を簡易に補正する。
【0027】請求項5記載の発明は、ウエブ識別手段と
して設けた横幅検知センサでウエブの横幅を検知するこ
とにより、補正記憶手段の補正情報の選定に必要なウエ
ブの横幅を自動的に検出する。
【0028】請求項6記載の発明は、横幅検知センサと
して設けたフォトセンサがウエブの側縁部を検知するこ
とにより、簡易な構造でウエブの横幅を高精度に検知す
る。
【0029】
【実施例】本発明の一実施例を図1に基づいて以下に説
明する。なお、本実施例で例示するウエブ搬送装置であ
る用紙搬送装置28及び複写機29に関し、一従来例と
して前述した用紙搬送装置1及び複写機2と同一の部分
は、同一の名称と符号とを流用して詳細な説明は省略す
る。
【0030】まず、本実施例のウエブ搬送装置である用
紙搬送装置28は、複写機29の一部となっており、ロ
ール状に巻回されたウエブである連続紙26を給送自在
に保持するウエブ保持部材がスプール軸13の位置に連
通するウエブ搬送路である用紙搬送路11上に、各々が
搬送部材である回転自在な各種ローラ14〜18や転動
自在なエンドレスベルト19,20や感光ドラム10や
定着器12のヒート・プレスローラ21,22等が配置
されることで、複数のウエブ搬送手段である第一ないし
第三の用紙搬送機構30〜32が順次連設されている。
【0031】ここで、これら第一ないし第三の用紙搬送
機構30〜32の各々では、例えば、搬送部材である各
種ローラ14〜18やエンドレスベルト19,20など
にギヤ列などの動力伝達機構(図示せず)を介して第一
ないし第三の駆動モータ33〜35が連結されており、
これら第一ないし第三の駆動モータ33〜35の各々に
駆動回路である第一ないし第三のドライバ回路36〜3
8が個々に接続されている。このようにすることで、こ
の用紙搬送装置28では、連続紙26を順次搬送する各
種ローラ14〜18やエンドレスベルト19,20など
の搬送部材と、これを駆動する前記第一ないし第三の駆
動モータ33〜35と、これに予め設定された基準周波
数で電力を供給する前記第一ないし第三のドライバ回路
36〜38とで、前記第一ないし第三の用紙搬送機構3
0〜32が形成されている。
【0032】そして、これら第一ないし第三の用紙搬送
機構30〜32の前記第一ないし第三のドライバ回路3
6〜38の各々には、速度補正手段である第一ないし第
三の周波数補正手段39〜41と第一ないし第三の周波
数変更手段42〜44と第一ないし第三の周波数記憶手
段45〜47とが個々に順次接続されている。ここで、
これらの各種手段39〜47は、例えば、一個のワンチ
ップCPU(Central Processing Unit)48にソフトウ
ェアやファームウェアなどとして形成されており、ここ
では前記第一ないし第三のドライバ回路36〜38の供
給電力の基準周波数が前記第一ないし第三の周波数記憶
手段45〜47の各々に個々に予め設定されている。そ
こで、これら第一ないし第三の周波数記憶手段45〜4
7の各々に個々に予め設定された基準周波数の電力が、
前記第一ないし第三のドライバ回路36〜38から前記
第一ないし第三の駆動モータ33〜35に供給されるの
で、前記第一ないし第三の用紙搬送機構30〜32の搬
送速度が順次低速に設定されている。
【0033】そこで、この用紙搬送装置28では、前記
ワンチップCPU48の前記周波数補正手段39〜41
の各々に、例えば、一個のRAM(Random Access Memor
y)の二つの記憶エリア等で形成された補正記憶手段49
が共通に接続されており、これらの補正記憶手段49に
は、連続紙26の種類に対応した第一ないし第三の用紙
搬送機構30〜32の各々の搬送速度の補正情報が、こ
こでは連続紙26の横幅と材質との組合せに対応した補
正周波数として予め設定されている。
【0034】より具体的には、下記の表1に例示するよ
うに、前記第一ないし第三の駆動モータ33〜35の補
正情報は連続紙26の三種類の横幅A〜Cと三種類の材
質a〜cとの組合せで設定されており、横幅Aで材質a
の連続紙26が基準となる特定の連続紙26として前記
第一ないし第三の用紙搬送機構30〜32の各々の補正
情報が“0”となっている。そして、この用紙搬送装置
28では、速度補正を実行しない状態の第一ないし第三
の用紙搬送機構30〜32の各々で基準とする特定の連
続紙26を順次搬送した場合の搬送速度がV1 ,…,V
3 、速度補正を実行しない状態の第一ないし第三の用紙
搬送機構30〜32の各々で他の連続紙26を順次搬送
した場合の搬送速度がV1′ ,…,V3′ の場合に、 (V1 −V1′)/V1 ,…,(V3 −V3′)/V3 なる速度変化率に基づいて前記第一ないし第三の用紙搬
送機構30〜32の各々の補正周波数が補正記憶手段4
9に設定されている。
【0035】
【表1】
【0036】そして、この用紙搬送装置28では、手動
操作に従って連続紙26の種類を材質で識別するウエブ
識別手段であるディップスイッチ50と、自動的に連続
紙26の種類を横幅で識別するウエブ識別手段であり横
幅検知センサである反射型フォトセンサ51とが、前記
補正記憶手段49に接続されており、前記反射型フォト
センサ51は、スプール軸13と前記第一の用紙搬送機
構30との間隙で用紙搬送路11の側方などに配置され
て連続紙26の側縁部を検知するようになっている。
【0037】また、この用紙搬送装置28では、前記ワ
ンチップCPU48の前記周波数変更手段42〜44の
各々に一個のROM(Read Only Memory)等で形成された
変更記憶手段52が共通に接続されており、この変更記
憶手段52は前記第一ないし第三の用紙搬送機構30〜
32の各々の搬送速度の周波数変更情報である付加周波
数が予め設定されている。そこで、この変更記憶手段5
2には、前記第一ないし第三の周波数変更手段42〜4
4の各々に個々に出力される付加周波数を選択的に切替
えるディップスイッチ53が接続されており、このディ
ップスイッチ53で選定されて前記変更記憶手段52か
ら出力される付加周波数は、前記第一ないし第三の周波
数記憶手段45〜47の各々から個々に出力される基準
周波数に、前記第一ないし第三の周波数変更手段42〜
44の各々で個々に加算されてから前記第一ないし第三
の周波数補正手段39〜41の各々に個々に伝送される
ようになっている。
【0038】そして、上述のようにして前記第一ないし
第三の周波数変更手段42〜44の各々で付加周波数が
加算されてから前記第一ないし第三の周波数補正手段3
9〜41の各々に個々に伝送された基準周波数は、前記
ディップスイッチ50と前記反射型フォトセンサ51と
で選定されて前記補正記憶手段49から前記第一ないし
第三の周波数補正手段39〜41の各々に出力される補
正周波数も個々に加算されることで、連続紙26の種類
に対応して補正されてから前記第一ないし第三のドライ
バ回路36〜38の各々に個々に伝送されるようになっ
ている。
【0039】つまり、この用紙搬送装置28では、連続
紙26の種類を識別するウエブ識別手段が前記で形成さ
れており、これらディップスイッチ50と反射型フォト
センサ51との識別結果に基づいて前記補正記憶手段4
9の補正周波数を選定する情報選定手段が、例えば、前
記補正記憶手段49に形成された論理ゲート(図示せ
ず)などで形成されている。そして、このような情報設
定手段で選定された前記補正記憶手段49の補正周波数
の各々に従って前記第一ないし第三の用紙搬送機構30
〜32の各々の搬送速度を個々に補正する速度補正手段
が、前記第一ないし第三の周波数補正手段39〜41で
形成されている。
【0040】このような構成において、この用紙搬送装
置28では、スプール軸13にセットされた連続紙26
は、第一の用紙搬送機構30で用紙搬送路11に順次給
送されてから第二の用紙搬送機構31により感光ドラム
10に密着した状態で順次搬送される。この時、この感
光ドラム10には、連続紙26の搬送に同期して電子写
真法により画像の形状にトナーが付着しているので、こ
の感光ドラム10のトナーが第二の用紙搬送機構31に
より順次搬送される連続紙26に転写されることにな
る。そして、この第二の用紙搬送機構31で順次搬送さ
れる過程でトナーが転写された連続紙26は、第三の用
紙搬送機構32で順次搬送される過程で定着器12を通
過するので、この定着器12によりトナーが定着されて
から装置外部に排紙されることになる。
【0041】そして、この用紙搬送装置28では、第一
ないし第三の周波数記憶手段45〜47の基準周波数に
変更記憶手段52の変更周波数や補正記憶手段49の補
正周波数が加算されるようになっており、この補正周波
数や変更周波数が加算された基準周波数の電力を第一な
いし第三のドライバ回路36〜38が第一ないし第三の
駆動モータ33〜35に供給するようになっている。そ
こで、この供給電力により第一ないし第三の用紙搬送機
構30〜32の搬送速度が順次低速に設定されているの
で、その間隙で連続紙26を微少に弛緩させることでジ
ター等の速度変動や等倍性悪化等を防止するようになっ
ている。
【0042】そして、この用紙搬送装置28では、上述
のように三種類の材質と三種類の横幅との組合せからな
る九種類の連続紙26の一つを選択的に利用するように
なっており、このような場合に連続紙26の搬送速度が
第一ないし第三の用紙搬送機構30〜32の各々で変化
するので、これを第一ないし第三の周波数記憶手段45
〜47の基準周波数に加算する補正記憶手段49の補正
周波数で補正するようになっている。
【0043】例えば、この用紙搬送装置28で横幅Bで
材質cの連続紙26を使用する場合、この連続紙26を
複写機29の用紙搬送装置28にセットする利用者(図
示せず)がディップスイッチ50を材質cの選定状態に
手動操作する。そして、連続紙26が用紙搬送装置28
の用紙搬送路11にセットされると、このセットされた
連続紙26の横幅Bを反射型フォトセンサ51が検知す
る。そこで、表1に基づいて前述したように、ディップ
スイッチ50と反射型フォトセンサ51との出力に従っ
て補正記憶手段49から第一ないし第三の周波数補正手
段39〜41の各々に“β1cB,β2cB,β3cB”の補
正周波数が個々に出力されることになる。
【0044】なお、この用紙搬送装置28では、同様に
ディップスイッチ53の出力に従って変更記憶手段52
から第一ないし第三の周波数変更手段42〜44の各々
に“α123 ”の変更周波数が個々に出力されて第
一ないし第三の周波数記憶手段45〜47の基準周波数
“f1,f2,f3 ”に加算されることで、これは変更され
た基準周波数“f1′,f2′,f3′”として第一ないし
第三の周波数補正手段39〜41の各々に個々に出力さ
れる。
【0045】そこで、これら第一ないし第三の周波数補
正手段39〜41は、第一ないし第三の周波数変更手段
42〜44から入力される基準周波数“f1′,f2′,f
3′”の各々に、補正記憶手段49から入力される補正
周波数“β1cB,β2cB,β3cB”の各々を個々に加算
することで、これは補正された基準周波数“f1″,
2″,f3″ ”として第一ないし第三の用紙搬送機構3
0〜32の各々に個々に出力される。
【0046】そして、このようにして変更されると共に
補正された基準周波数“f1″(=f 111cB),f
2″(=f222cB),f3″(=f333cB)”
の電力を、第一ないし第三の用紙搬送機構30〜32の
第一ないし第三のドライバ回路36〜38が第一ないし
第三の駆動モータ33〜35に出力することで、これら
第一ないし第三の用紙搬送機構30〜32の各々は横幅
Bで材質cの連続紙26を最適な速度で順次搬送するこ
とになる。
【0047】このようにすることで、この用紙搬送装置
28は、横幅や材質が相違する複数種類の連続紙26を
使用した場合に個々に相違する割合で変化する第一ない
し第三の用紙搬送機構30〜32の各々の搬送速度を良
好に補正することができるので、これら第一ないし第三
の用紙搬送機構30〜32の間隙における連続紙26の
弛緩の不足や過剰を防止することができる。つまり、こ
のような第一ないし第三の用紙搬送機構30〜32の間
隙での連続紙26の弛緩の不足に起因したジターや等倍
性悪化の発生を防止することができ、連続紙26の弛緩
の過剰に起因した連続紙26の蛇行や斜行及びシワも防
止することができる。
【0048】また、この用紙搬送装置28では、第一な
いし第三の用紙搬送機構30〜32の間隙で弛緩させる
連続紙26の湾曲量を高精度な検知センサで検出して連
続紙26の搬送速度をリアルタイムで検出してフィード
バック補正するようなことも要せず、第一ないし第三の
用紙搬送機構30〜32の搬送速度を高精度な検知セン
サで検出して連続紙26の搬送速度をリアルタイムで検
出してフィードバック補正するようなことも要しないの
で、極めて簡易な構造で良好に連続紙26を搬送するこ
とができる。
【0049】なお、この用紙搬送装置28では、速度補
正を実行しない状態の第一ないし第三の用紙搬送機構3
0〜32の各々で基準とする特定の連続紙26を順次搬
送した場合の搬送速度がV1 ,…,Vnで、速度補正を
実行しない状態の第一ないし第三の用紙搬送機構30〜
32の各々で他の連続紙26を順次搬送した場合の搬送
速度がV1′ ,…,Vn′の場合に、 (V1 −V1′)/V1 ,…,(Vn−Vn′)/Vn なる速度変化率に基づいて第一ないし第三の用紙搬送機
構30〜32の各々の補正周波数を補正記憶手段49に
設定しているので、実用的な補正周波数が簡易に設定さ
れて実用性や生産性が良好である。
【0050】また、この用紙搬送装置28では、第一な
いし第三の用紙搬送機構30〜32のドライバ回路36
〜38が駆動モータ33〜35に供給する電力の基準周
波数に加算する補正周波数が補正情報として補正記憶手
段49に設定されているので、第一ないし第三の用紙搬
送機構30〜32の搬送速度を簡易かつ正確に補正する
ことができる。
【0051】さらに、この用紙搬送装置28では、ディ
ップスイッチ50と反射型フォトセンサ51との識別結
果に基づいて補正記憶手段49の補正周波数が選定され
るので、第一ないし第三の用紙搬送機構30〜32の搬
送速度を連続紙26の種類に対応して簡易に補正するこ
とができる。
【0052】また、この用紙搬送装置28では、連続紙
26の横幅が反射型フォトセンサ51で検知されるの
で、補正記憶手段49の補正周波数の選定に必要な連続
紙26の横幅が自動的に検出されるようになっており、
このような連続紙26の横幅を反射型フォトセンサ51
による側縁部の検知で実現しているので、簡易な構造で
連続紙26の横幅を高精度に検知することができる。
【0053】なお、ここではウエブとして連続紙26を
利用する複写機29の用紙搬送装置28をウエブ搬送装
置の一実施例として例示したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、複数種類のウエブの一つを複
数のウエブ搬送手段で搬送する各種のウエブ搬送装置に
利用可能である。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、材質と横幅との
少なくとも一方が相違する複数種類のウエブの一つが給
送自在にセットされるウエブ保持部材を設け、このウエ
ブ保持部材にセットされた前記ウエブが順次搬送される
ウエブ搬送路を形成し、このウエブ搬送路上に前記ウエ
ブを各々搬送する複数のウエブ搬送手段を順次連設し、
搬送方向の上流に位置する前記ウエブ搬送手段の搬送速
度を下流に位置する前記ウエブ搬送手段の搬送速度より
微少に高速に設定して連続する前記ウエブ搬送手段の間
隙で前記ウエブを微少に弛緩させるようにしたウエブ搬
送装置において、前記ウエブの種類に対応して前記ウエ
ブ搬送手段の各々の搬送速度の補正情報が予め設定され
た補正記憶手段を設け、この補正記憶手段に設定された
補正情報を前記ウエブの種類に対応して選定する情報選
定手段を設け、この情報選定手段で選定された補正情報
の各々に従って前記ウエブ搬送手段の各々の搬送速度を
個々に補正する速度補正手段を設けたことにより、複数
種類のウエブの一つを選択的に利用する場合に個々に変
化しがちな複数のウエブ搬送手段の搬送速度を良好に補
正することができるので、これらのウエブ搬送手段の間
隙におけるウエブの弛緩の不足や過剰を防止することが
でき、このようなウエブの弛緩の不足に起因したジター
や等倍性悪化の発生を防止することができ、ウエブの弛
緩の過剰に起因したウエブの蛇行や斜行及びシワも防止
することができる等の効果を有するものである。
【0055】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、速度補正を実行しない状態のn個のウエブ
搬送手段の各々で基準とする特定のウエブを順次搬送し
た場合の搬送速度がV1 ,…,Vn、速度補正を実行し
ない状態のn個のウエブ搬送手段の各々で他のウエブを
順次搬送した場合の搬送速度がV1′ ,…,Vn′の場
合に、 (V1 −V1′)/V1 ,…,(Vn−Vn′)/Vn なる速度変化率に基づいて前記ウエブ搬送手段の各々の
補正情報を補正記憶手段に設定したことにより、実用的
な補正情報を簡易に設定することができ、ウエブ搬送装
置の実用性や生産性の向上に寄与することができる等の
効果を有するものである。
【0056】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、ウエブを順次搬送する搬送部材と前
記搬送部材を駆動する駆動モータと前記駆動モータに予
め設定された基準周波数で電力を供給する第一ないし第
三の駆動回路とでウエブ搬送手段を形成し、このウエブ
搬送手段の前記第一ないし第三の駆動回路の供給電力の
基準周波数に加算する補正周波数を補正情報として補正
記憶手段に設定したことにより、複数のウエブ搬送手段
の搬送速度を簡易かつ正確に補正することができる等の
効果を有するものである。
【0057】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、ウエブの種類を識別するウエブ識別手段を
設け、このウエブ識別手段の識別結果に基づいて補正記
憶手段の補正情報を選定するように情報選定手段を設定
したことにより、ウエブの種類に対応して複数のウエブ
搬送手段の搬送速度を簡易に補正することができる等の
効果を有するものである。
【0058】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、ウエブの横幅を検知する横幅検知センサで
ウエブ識別手段を設けたことにより、補正記憶手段の補
正情報の選定に必要なウエブの横幅を自動的に検出する
ことができる等の効果を有するものである。
【0059】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、ウエブの側縁部を検知するフォトセンサで
横幅検知センサを設けたことにより、簡易な構造でウエ
ブの横幅を高精度に検知することができる等の効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエブ搬送装置の一実施例である用紙
搬送装置を一部とする電子写真装置の内部構造と用紙搬
送装置の回路構造とを例示する模式図である。
【図2】一従来例のウエブ搬送装置である用紙搬送装置
を一部とする電子写真装置の内部構造を例示する縦断側
面図である。
【図3】用紙搬送装置のウエブ搬送手段である定着器の
ヒートローラとフィードローラとの関係を例示する正面
図である。
【符号の説明】
10,14〜22 搬送部材 11 ウエブ搬送路 13 ウエブ保持部材 26 ウエブ 28 ウエブ搬送装置 30〜32 ウエブ搬送手段 33〜35 駆動モータ 36〜38 駆動回路 39〜41 速度補正手段 49 補正記憶手段 50,51 ウエブ識別手段 51 横幅検知センサ、フォトセンサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材質と横幅との少なくとも一方が相違す
    る複数種類のウエブの一つが給送自在にセットされるウ
    エブ保持部材を設け、このウエブ保持部材にセットされ
    た前記ウエブが順次搬送されるウエブ搬送路を形成し、
    このウエブ搬送路上に前記ウエブを各々搬送する複数の
    ウエブ搬送手段を順次連設し、搬送方向の上流に位置す
    る前記ウエブ搬送手段の搬送速度を下流に位置する前記
    ウエブ搬送手段の搬送速度より微少に高速に設定して連
    続する前記ウエブ搬送手段の間隙で前記ウエブを微少に
    弛緩させるようにしたウエブ搬送装置において、前記ウ
    エブの種類に対応して前記ウエブ搬送手段の各々の搬送
    速度の補正情報が予め設定された補正記憶手段を設け、
    この補正記憶手段に設定された補正情報を前記ウエブの
    種類に対応して選定する情報選定手段を設け、この情報
    選定手段で選定された補正情報の各々に従って前記ウエ
    ブ搬送手段の各々の搬送速度を個々に補正する速度補正
    手段を設けたことを特徴とするウエブ搬送装置。
  2. 【請求項2】 速度補正を実行しない状態のn個のウエ
    ブ搬送手段の各々で基準とする特定のウエブを順次搬送
    した場合の搬送速度がV1 ,…,Vn、速度補正を実行
    しない状態のn個のウエブ搬送手段の各々で他のウエブ
    を順次搬送した場合の搬送速度がV1′,…,Vn′の
    場合に、 (V1 −V1′)/V1 ,…,(Vn−Vn′)/Vn なる速度変化率に基づいて前記ウエブ搬送手段の各々の
    補正情報を補正記憶手段に設定したことを特徴とする請
    求項1記載のウエブ搬送装置。
  3. 【請求項3】 ウエブを順次搬送する搬送部材と前記搬
    送部材を駆動する駆動モータと前記駆動モータに予め設
    定された基準周波数で電力を供給する駆動回路とでウエ
    ブ搬送手段を形成し、このウエブ搬送手段の前記駆動回
    路の供給電力の基準周波数に加算する補正周波数を補正
    情報として補正記憶手段に設定したことを特徴とする請
    求項1又は2記載のウエブ搬送装置。
  4. 【請求項4】 ウエブの種類を識別するウエブ識別手段
    を設け、このウエブ識別手段の識別結果に基づいて補正
    記憶手段の補正情報を選定するように情報選定手段を設
    定したことを特徴とする請求項1記載のウエブ搬送装
    置。
  5. 【請求項5】 ウエブの横幅を検知する横幅検知センサ
    でウエブ識別手段を設けたことを特徴とする請求項4記
    載のウエブ搬送装置。
  6. 【請求項6】 ウエブの側縁部を検知するフォトセンサ
    で横幅検知センサを設けたことを特徴とする請求項5記
    載のウエブ搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114624972A (zh) * 2020-12-11 2022-06-14 柯尼卡美能达株式会社 图像形成系统、片材输送系统及图像形成装置

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