JPH0721501U - 縦シール部しわ取り装置 - Google Patents

縦シール部しわ取り装置

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JPH0721501U
JPH0721501U JP2228993U JP2228993U JPH0721501U JP H0721501 U JPH0721501 U JP H0721501U JP 2228993 U JP2228993 U JP 2228993U JP 2228993 U JP2228993 U JP 2228993U JP H0721501 U JPH0721501 U JP H0721501U
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JP
Japan
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film
vertical seal
sealing means
vertical
feeding
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Pending
Application number
JP2228993U
Other languages
English (en)
Inventor
光男 桜井
勝美 斉藤
Original Assignee
雪印食品株式会社
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Application filed by 雪印食品株式会社 filed Critical 雪印食品株式会社
Priority to JP2228993U priority Critical patent/JPH0721501U/ja
Publication of JPH0721501U publication Critical patent/JPH0721501U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 25〜30ミクロンの薄い収縮フイルムを用
いたときに、横ピロー包装装置のフイルム送りローラー
で発生するフイルム重合部のしわを取り、縦シールでの
シール不完全を防止する縦シール部しわ取り装置を提供
することを目的とする。 【構成】 つまみ8、8を回して前後に位置を調整でき
るローラー9、9を横ピロ包装装置の縦シール手段Iの
直前に取り付けることよりなる縦シール部しわ取り装置
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は縦シール部にしわのない横ピロー包装食品を得ることのできる縦シール 部しわ取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より横ピロー包装装置を使って不活性ガス置換包装或いは脱酸素剤封入包 装をしており、通常使用するフイルムは厚みが70ミクロンと厚いためしわの発 生はなかったが、スライスハム等の包装において、特願平3ー355918号に みられるような消費者に割安感を与えるためにセルフサービス店のバックヤード でトレイに食品を詰めてラップフイルムで包装する、いわゆるインストアラップ を模して25から30ミクロンの薄い熱収縮性フイルムを使い、トレイの開口部 側のフイルムに横シールの位置を避けて余剰のガスを逃がす小穴を開けて不活性 ガスを吹き込みながら縦シール、横シールを施した後、加熱収縮トンネルを通し てフイルムを収縮させて余剰のガスを逃がし、フイルムがトレイにピンと張った 状態にして素早く小穴を粘着フイルムで塞ぐことを特徴とする包装方法において 、25から30ミクロンという薄さのためにフイルム送りローラー通過後のフイ ルム重合部に波状のしわが発生して、縦シールが不完全となり、縦シール部から 空気が入り込んで不活性ガス置換による保存性向上の効果がでないという欠陥が あった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本案は上記問題点を解決しようとするものであり、25から30ミクロンの薄 いフイルムであっても横ピロー包装装置のフイルム送りローラと縦シール手段の 間を移動するフイルム重合部に発生するしわを除き、縦シールが完全になされる ようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本案は以上のような目的を達成するために次のような縦シール部しわ取り装置 を提供するものである。すなわち、原反ロール(A)から引き出された包装用フ イルム(B)を筒状に形成する製袋器(C)、該製袋器内のフイルムにトレーに 入れたソーセージやスライスハム等の被包装物(D)を順次送り込む供給手段( E)、この製袋器で筒状に形成されたフイルムの両側縁部(F)を重ね合わせて 後方に送るフイルム送りローラ(G)、このフイルム送りローラで重ね合わされ たフイルム重合部(H)を連続的に熱シールする縦シール手段(I)、該筒状フ イルム内に収容された被包装物をこのフイルムと共に搬送する搬送手段(J)、 該被包装物の両端縁部における該筒状フイルムを熱シール・切断する横シール手 段(K)とからなる横ピロー包装装置において、フイルム送りローラー(G)と 縦シール手段(I)の間に、フイルム重合部(H)に直角に互い違いに前後進移 動調節可能な2個一組のローラーを設置したことを特徴とする縦シール部しわ取 り装置である。
【0005】
【作用】
縦シール部しわ取り装置(M)のつまみ8、8を回してローラー9、9で横ピ ロー包装装置のフイルム送りローラーGと縦シール手段Iの間を移動するフイル ム重合部Hに対して直角に押し引きし、フイルム重合部Hのしわが消える位置を 見つけてロックナット7、7で固定する。
【0006】
【実施例】 以下図面に示す実施例について説明する。 従来の横ピロー包装装置は、図7に示す如く原反ロールAから包装用フイルム Bが引き出され、製袋器Cで筒状に形成され、これにソーセージやスライスハム を入れたトレーDが供給手段Eで順次送り込まれ、製袋器Cで筒状に形成され、 トレーの挿入されたフイルムの両側縁部Fは、フイルム送りローラーGで後方に 送られ、このフイルム送りローラーGで重ね合わされたフイルム重合部Hは、縦 シール手段Iで連続的に熱シールされ、この熱シールされて包装されたトレーD は、搬送手段Jで横シール手段Kに搬送され熱シール・切断されるようになつて いる。本案はかかる横ピロー包装装置において、フイルム送りローラーGと縦シ ール手段Iの間を移動するフイルム重合部Hのしわを除き、縦シールが完全にな されるようにしたものである。この縦シール部しわ取り装置Mは図1、2に示さ れている。この縦シール部しわ取り装置Mは2個一組のローラーからなるもので 、包装フイルムBはこのローラーでテンションが与えられるようになつている。 具体的には図2に示す如く等間隔に並べたスライドレール1、1、1の一端にス ライドレール固定板2が取り付けられ、他端にネジ穴付きスライドレール固定板 3が取り付けられる。これらスライドレール1、1、1の間に2個一組のローラ 9、9のスライド軸受け5、5をスライド自在に装着する。この軸受け5、5に は、ネジ穴付きスライドレール固定板3側の穴18、18に図3の如く回転軸受 け4、4を回転自在に取り付ける。回転軸受け4、4のそれぞれには、ネジ付き 回転固定軸6を装着し、これをネジ穴付きスライドレール固定板3の図示しない ネジ穴に挿通し、ロックナット7で固定する。ネジ付き回転軸6は、先端のつま み8、8で回転調節されるもので、調節した位置をロックナット7、7で固定す るものである。
【0007】 ローラ9、9は、ボルト11を軸として回転するもので、ローラー軸穴17、 17上部にボルト11の埋め込み部15を設け、スライド軸受け5、5との間に 高さ調整用カラー10、10を入れてボルト11を挿通し、ナット12、12で スライド軸受け5、5の中央に開けたネジ穴16にボルト11を固定する。ロラ ー9、9は軸のボルト11、11及び高さ調整用カラー10、10との摩擦を小 さくするためにテフロン樹脂製とし、又ローラー9、9の外径に60分の1前後 の勾配をつけてフイルム重合部Hが上方に逃げないように下部を細くしてある。 なお、高さ調整用カラー10はフイルムの大きさに応じて大きさの異なるものを 用いる。
【0008】 以上のような縦シール部しわ取り装置Mは、図6に示す如く縦シール手段I側 のスライドレール1の右外側に取付金具13をつけて横ピロー包装装置の縦シー ル手段Iの取付基部Lにおいて、縦シール手段Iの直前に位置するように取り付 ける。フイルム重合部Hを挟んでフイルム送りローラー側のローラー9は図2上 で左側に、縦シール手段側のローラー9は右側にセットし、更につまみ8、8を 回して図2で左手にあるフイルム送りローラー側のローラー9は、フイルム重合 部Hを図2上で向こう側に押し出し、図2で右手にある縦シール手段側のローラ ー9は、手前側に引き寄せられるようにフイルムBをローラー9、9間に掛け回 し、フイルム重合部Hにテンションが与えられるようにして、フイルム重合部H のしわが消える位置を見つけてナット7、7で固定する。なお、ローラー9、9 とフイルム重合部Hの配置は図示のものに限定されるものでなく、フイルム重合 部Hにテンションが与えられるものならば他のものでもよい。
【0009】 図4は図3の変形実施例で穴18、18と回転軸受け4、4との間にコイルバ ネ14、14を設けたもので、スライド軸受け5、5とスライドレール1、1、 1は、テフロン樹脂製とするが、フイルム送りローラーG部分におけるフイルム 重合部Hに発生するしわによる微妙な圧力変化をコイルバネ14に円滑に伝えて 吸収させつまみ8、8の調整頻度を減らすようにする。その他の構成配置は前述 した図1、図2及び後述する図5に示す実施例のものと同様である。図5のもの は、スラド軸受け5、5とローラ9、9との間に板バネ19を介装して図4と同 様の効果をねらったものである。図中ネジ付き回転固定軸6の先端には、リング 溝21があり、その溝21を六角ボルト20で固定するようになつている。 本案は以上の如く縦シール部しわ取り装置Mであるが、図面は1つの実施例を示 すものであつて、各部の構造は本案の精神の範囲内において、任意に設計変更し うるものである。
【0010】
【考案の効果】
本案は、スライスハム等の包装において、消費者に割安感を与えるセルフサー ビス店のインストアラップを模し、横ピロー包装装置を用いてトレイと組み合わ せて25から30ミクロンの薄い熱収縮性フイルムを使用して不活性ガス置換包 装をする場合に、従来発生していたフイルム送りローラー通過後のフイルム重合 部の波状のしわによる縦シール手段でのシールの不完全を、横ピロー包装装置の フイルム送りローラーと縦シール手段の間を移動するフイルム重合部に発生する しわを除くことにより防止し、不活性ガス置換による保存性の向上を図ることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案縦シール部しわ取り装置の要部断面図
【図2】同上の平面図
【図3】回転軸受け断面図
【図4】図3と異なる回転軸受け断面図
【図5】図3、図4と異なるネジ付き回転固定軸部分の
断面図
【図6】縦シール部しわ取り装置取付金具の正面図
【図7】横ピロー包装装置における本案縦シールしわ取
り装置の位置関係を示す斜面図
【図8】しわ取り中の正面図
【符号の説明】
1 スライドレール 2 スライドレール固定板 3 ネジ穴付きスライドレール固定板 4 回転軸受け 5 スライド軸受け 6 ネジ付き回転軸 7 ロックナット 8 つまみ 9 ローラー 10 高さ調整用カラー 11 ボルト 12 ナット 13 取付金具 14 コイルバネ 15 ボルト11の埋め込み部 16 ネジ穴 17 ローラ軸穴 18 穴 19 板バネ 20 六角ボルト 21 リング溝 A 原反ロール B フイルム C 製袋器 D 被包装物 E 供給手段 F フイルムの両側縁部 G フイルム送りローラー H フイルム重合部 I 縦シール手段 J 搬送手段 K 横シール手段 L 縦シール手段取付基部 M 縦シール部しわ取り装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原反ロール(A)から引き出された包装
    用フイルム(B)を筒状に形成する製袋器(C)、該製
    袋器内のフイルムにトレーに入れたソーセージやスライ
    スハム等の被包装物(D)を順次送り込む供給手段
    (E)、この製袋器で筒状に形成されたフィルムの両側
    縁部(F)を重ね合わせて後方に送るフイルム送りロー
    ラ(G)、このフイルム送りローラで重ね合わされたフ
    イルム重合部(H)を連続的に熱シールする縦シール手
    段(I)、該筒状フイルム内に収容された被包装物をこ
    のフイルムと共に搬送する搬送手段(J)、該被包装物
    の両端縁部における該筒状フイルムを熱シール・切断す
    る横シール手段(K)とからなる横ピロー包装装置にお
    いて、フイルム送りローラー(G)と縦シール手段
    (I)の間に、フィルム重合部(H)に直角に互い違い
    に前後進移動調節可能な2個一組のローラーを設置した
    ことを特徴とする縦シール部しわ取り装置。
JP2228993U 1993-04-27 1993-04-27 縦シール部しわ取り装置 Pending JPH0721501U (ja)

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JP2228993U JPH0721501U (ja) 1993-04-27 1993-04-27 縦シール部しわ取り装置

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JPH0721501U true JPH0721501U (ja) 1995-04-18

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JP2228993U Pending JPH0721501U (ja) 1993-04-27 1993-04-27 縦シール部しわ取り装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6448762A (en) * 1987-07-24 1989-02-23 Baxter Int Device for positioning web of film under tension

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6448762A (en) * 1987-07-24 1989-02-23 Baxter Int Device for positioning web of film under tension

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Effective date: 19971028