JPH07214870A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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Publication number
JPH07214870A
JPH07214870A JP1439194A JP1439194A JPH07214870A JP H07214870 A JPH07214870 A JP H07214870A JP 1439194 A JP1439194 A JP 1439194A JP 1439194 A JP1439194 A JP 1439194A JP H07214870 A JPH07214870 A JP H07214870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printer
vibration
platen
head carriage
chambers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1439194A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayoshi Morioka
久喜 森岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP1439194A priority Critical patent/JPH07214870A/ja
Publication of JPH07214870A publication Critical patent/JPH07214870A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、プリンタの印字動作に伴う横
揺れ振動を防止することを目的としている。 【構成】 プリンタの印字動作によりヘッドキャリッジ
13が往復運動し、それに伴ってヘッドキャリッジ13
の移動方向の振動が発生すると、プラテン内に配設され
た粉粒体が分割された各部屋の壁に衝突し、キャリッジ
により生じた振動エネルギーが粉粒体の衝突エネルギに
変換されることにより、プリンタに生ずる振動が防止さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルプリンタやイ
ンパクト型プリンタ等の印字ヘッドを備えたヘッドキャ
リッジをプラテンに平行に往復運動させて印字を行なう
プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ドットインパクト型プリンタによ
る印字は、印字ヘッドを備えたヘッドキャリッジを紙送
り方向と直交するプラテン軸方向に沿う印字行方向に摺
動可能に設け、このヘッドキャリッジを一定振幅、一定
周期で往復運動させることによって行われている。
【0003】近年、コンピュータの出力装置として用い
られるプリンタの分野では印字速度がますます高速化さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリン
タの印字動作に伴うヘッドキャリッジの高速往復運動
は、プリンタに振動を発生させる原因となる。この振動
の発生は、ヘッドキャリッジに複数の印字ヘッドを設け
て印字ヘッド部の重量が重くなっており、且つ、ヘッド
キャリッジの移動ストロークが短くなっている形式のド
ットインパクト型プリンタにおいて特に著しい。
【0005】この振動は、プリンタの耐久性、信頼性の
低下の原因となる。又この振動は、プリンタを設置した
机等にも伝わり、横揺れ等を起してオペレータに不快感
を与えてしまう。更に、他の周辺機器にも悪影響を及ぼ
すことがある。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、簡単な構成で、プリンタの印字
動作に伴う振動を防止することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のプリンタは、1個以上の印字ヘッドを備えた
ヘッドキャリッジを平行に往復運動させて印字を行なう
プリンタであって、前記ヘッドキャリッジの運動方向と
ほぼ並行に延びる筒状体を設け、その筒状体内の空洞を
複数の部屋に分割すると共に、各部屋内に粉粒体を移動
可能に配設したことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明のプリンタは、プリ
ンタの印字動作によりヘッドキャリッジが往復運動し、
それに伴ってヘッドキャリッジの移動方向の振動が発生
すると、筒状体内に配設された粉粒体が分割された各部
屋の壁に衝突し、前記キャリッジにより生じた振動エネ
ルギーが粉粒体の衝突エネルギに変換されることによ
り、プリンタに生ずる振動が防止される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0010】図1及び図2は、本発明に関るプリンタの
一実施例を示すものである。
【0011】プリンタに組み込まれたベースプレート1
0には、ベースプレート10上に設けた、本発明の筒状
体としてのプラテン11に対向して複数のサーマル印字
ヘッド12、12・・・・を備えたヘッドキャリッジ1
3がヘッド送り方向に摺動可能に設けられている。ヘッ
ドキャリッジ13は、駆動機構部14を介して一定振幅
(一定ストローク)、一定周期でプラテン11の軸方向
に沿って平行に往復運動される。
【0012】前記プラテン11内には空洞19が設けら
れ、この空洞19はプラテン11の回転軸方向に複数個
の部屋に分割されている。分割された各部屋19a、1
9b、19c、・・・・には、概球形状の鋼球20がそ
れぞれ移動可能、すなわち、各部屋19a、19b、1
9c、・・・・に空間を残して封入されている。
【0013】次に、以上の構成の本実施例によるプリン
タの防振動作について説明する。
【0014】プリンタを駆動して印字動作を行うと、ヘ
ッドキャリッジ13が一定振幅、一定周期で印字方向に
往復駆動される。その結果、プリンタにヘッドキャリッ
ジ13の往復運動に伴う振動が生じる。
【0015】プリンタに振動が生じると、プラテン11
内に封入された鋼球20が分割された部屋の内壁と衝突
し、この衝突力が制振力として作用し、プリンタ全体の
揺れが減衰される。
【0016】以上のような実施例の構造によると、防振
動作を行う機構をプラテン11内の空間に設置したの
で、プリンタを必要以上に大きくすることなく省スペー
ス、コンパクト化しながら構成できる。
【0017】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ものではなく、その主旨を逸脱しない範囲に於て種々の
変更を加えることができる。例えば、前記実施例に於い
ては鋼球の粉粒体を用いたが、鉛、銅、樹脂等種々の材
質で使用可能である。また、プラテン内の空間を複数の
部屋に分割したが、予め内部空間を複数の空間に分割し
た容器を、プラテンに挿入しても良い。さらに、本発明
の筒状体としてプラテンを兼用したが、プリンタのフレ
ーム間に、内部の空間を複数の部屋に分割した筒体をプ
ラテンとは別で、かつプラテンとほぼ並行になるように
して設け、その部屋内に鋼球などの粉粒体を封入しても
よい。
【0018】また、プリンタとしては、サーマルプリン
タ以外に、インクジェットプリンタ、ドットプリンタ、
ディージプリンタなどヘッドキャリッジが往復運動する
ものであればあらゆるプリンタに適用できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のプリンタによれば、簡単な防振構造で、プリンタ
の印字動作により生ずる内部振動や、その振動の外部支
持体への伝達を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】プリンタのプラテンの断面図である。
【符号の説明】
11 プラテン 13 ヘッドキャリッジ 19 空洞 20 鋼球

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個以上の印字ヘッドを備えたヘッドキ
    ャリッジを平行に往復運動させて印字を行なうプリンタ
    において、 前記ヘッドキャリッジの運動方向とほぼ並行に延びる筒
    状体を設け、その筒状体内の空洞を複数の部屋に分割す
    ると共に、各部屋内に粉粒体を移動可能に配設したこと
    を特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記筒状体は、プラテンにより構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記部屋は、プラテンの回転軸方向に並
    んで区画形成されていることを特徴とする請求項2に記
    載のプリンタ。
JP1439194A 1994-02-08 1994-02-08 プリンタ Pending JPH07214870A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1439194A JPH07214870A (ja) 1994-02-08 1994-02-08 プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1439194A JPH07214870A (ja) 1994-02-08 1994-02-08 プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07214870A true JPH07214870A (ja) 1995-08-15

Family

ID=11859767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1439194A Pending JPH07214870A (ja) 1994-02-08 1994-02-08 プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07214870A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6165687A (en) * 1999-06-29 2000-12-26 Eastman Kodak Company Standard array, programmable image forming process
JP2009190220A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Noritsu Koki Co Ltd プリント装置
JP2010208316A (ja) * 2009-02-14 2010-09-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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JP2009190220A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Noritsu Koki Co Ltd プリント装置
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