JPH05138876A - インクジエツトプリンタ - Google Patents

インクジエツトプリンタ

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JPH05138876A
JPH05138876A JP3304358A JP30435891A JPH05138876A JP H05138876 A JPH05138876 A JP H05138876A JP 3304358 A JP3304358 A JP 3304358A JP 30435891 A JP30435891 A JP 30435891A JP H05138876 A JPH05138876 A JP H05138876A
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JP
Japan
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head
scanning direction
printing
print
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Application number
JP3304358A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyasu Takura
敏靖 田倉
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05138876A publication Critical patent/JPH05138876A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数のオリフィスを形成した印刷ヘッドを往
復駆動して高密度画像を高速印刷するインクジェットプ
リンタを省電力化する。 【構成】 付勢機構34で弾発保持された印刷ヘッド2
8を略共振周波数で往復駆動するヘッド駆動機構36を
設け、このヘッド駆動機構36に必要な駆動力を低減し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、副走査移動する記録媒
体に対向配置された印刷ヘッドを主走査方向に往復移動
させることで高密度画像を高速印刷するインクジェット
プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、静粛に高密度印刷が可能なプリン
タ装置として、オリフィスからインク滴を吐出させて印
刷用紙に定着させるインクジェットプリンタなどが実用
化されている。
【0003】例えば、ライン形式のインクジェットプリ
ンタでは、多数のオリフィスが主走査方向に連設された
印刷ヘッドを設け、プラテン等で位置保持されて副走査
移動する記録媒体からなる画像形成部に前記印刷ヘッド
のインク吐出面を固定的に対向配置した構造などとなっ
ており、シリアル形式のインクジェットプリンタでは、
複数のオリフィスが副走査方向に連設された印刷ヘッド
を主走査方向に移動自在に支持し、プラテン等で位置保
持されて副走査移動する記録媒体からなる画像形成部に
移動自在な前記印刷ヘッドのインク吐出面を対向配置し
た構造などとなっている。そして、このようなインクジ
ェットプリンタでは、印刷画像に対応した駆動電力で印
刷ヘッドのオリフィスからインク滴を吐出させて記録媒
体に画像印刷を行なうようになっている。
【0004】例えば、このようなインクジェットプリン
タはシリアル形式では実施されているが、これは一度に
印刷できる画素数が少ないために高速印刷の実現が困難
である。さらに、シリアル形式のインクジェットプリン
タでは、定速移動中に突発的に反転する印刷ヘッドに衝
撃が加わるため、この反転時に必然的に騒音が発生する
と共に、インク内に気泡が発生して動作不良が生じるこ
とがある。このため、現在ではライン形式のインクジェ
ットプリンタの実施が要望されている。
【0005】ここで、このようなインクジェットプリン
タでは、休止状態が長時間になるとオリフィス内に残留
したインクが乾燥のために硬化して目詰りが発生する懸
念がある。そこで、このようなインクジェットプリンタ
の印刷ヘッドの目詰りを防止するため、休止状態では印
刷ヘッドにヘッドカバーを装着して定期的にオリフィス
内の残留物を吸引することが提案されている。このよう
にすることで、印刷ヘッドのオリフィスの目詰りを解消
することができるが、この場合は目詰りの解消のために
消費されるインクがライン形式では問題となる。つま
り、シリアル形式の印刷ヘッドはオリフィスの個数が少
ないので上述のような吸引で消費されるインクは少量で
あるが、オリフィスの個数が膨大なライン形式の印刷ヘ
ッドでは定期的な吸引を行なうと多量のインクが消費さ
れることになって長期間の休止時などにインクが枯渇す
る懸念がある。
【0006】より具体的には、シリアル形式では解像度
や用紙サイズとは無関係に印刷ヘッドのオリフィスの個
数を48個程度とすることができるが、ライン形式では解
像度を300〜400(dpi)程度として用紙サイズをB4とす
ると印刷ヘッドのオリフィスの個数は約2500〜3500個程
度となる。ここで、既存のシリアル形式のインクジェッ
トプリンタでは、上述のような目詰り解消のために一つ
のオリフィスから吸引されるインクは0.002(cc)程度で
あり、このような吸引動作を印刷用紙の一枚毎に実行し
ている。そこで、オリフィスの個数が2688個のラインヘ
ッドを形成して吸引動作を印刷用紙の一枚毎に行なうと
消費されるインク量は2688×0.002=5.38(cc)となるの
で、2000枚の印刷用紙に画像印刷を行なうためには10
(l)ものインクが必要となる。
【0007】そこで、印刷ヘッドのオリフィスの個数を
低減しながらライン形式と同様に高密度画像を高速印刷
するため、オリフィスを散発的に形成した印刷ヘッドを
主走査方向に往復移動させるシャトル形式のインクジェ
ットプリンタが、特公昭63-54552号公報、特公平2-3154
3号公報、特開昭55-121067号公報等に開示されている。
これは、印刷ヘッドに印刷密度の整数倍の間隔でオリフ
ィスを主走査方向に形成し、この印刷ヘッドをレール等
のヘッド支持機構で主走査方向に変位自在に支持すると
共に相対的に副走査移動する印刷用紙等の記録媒体に対
向配置し、この印刷ヘッドをリニアモータ等のヘッド駆
動機構でオリフィスの間隔内で往復駆動する構造などと
なっている。このような構造において、主走査方向に往
復移動する印刷ヘッドのオリフィスが所定タイミングで
記録媒体にインク滴を吐出することで、その印刷密度を
印刷ヘッドのオリフィスの配列間隔の整数倍とすること
ができる。
【0008】そこで、ここでは特開昭55-121067号公報
に開示された装置をシャトル形式のインクジェットプリ
ンタの第一の従来例として図6及び図7に基づいて説明
する。まず、このインクジェットプリンタ1では、図6
に例示するように、多数のオリフィス2が印刷密度の整
数倍の間隔で主走査方向に形成された印刷ヘッド3の両
端部に長溝4が形成されており、これらの長溝4に支持
ピン5が係合することで前記印刷ヘッド3を主走査方向
に変位自在に支持するヘッド支持機構6が形成されてい
る。そして、このようなヘッド支持機構6で支持された
印刷ヘッド3のオリフィス2と対向する位置には記録媒
体である印刷用紙7の搬送路を介して回転自在なプラテ
ンローラ8の周面が位置しており、このプラテンローラ
8にギヤ列9を介して駆動モータ(図示せず)とエンコー
ダ10及び円筒カム11が連結されている。そこで、こ
の円筒カム11に係合した揺動アーム12の先端部が前
記印刷ヘッド3の一端に連結されることで、この印刷ヘ
ッド3を前記オリフィス2の間隔内で往復駆動するヘッ
ド駆動機構13が形成されている。なお、前記印刷ヘッ
ド3は、図7に例示するように、前記オリフィス2と連
通する圧力室14の上面を振動板15で形成し、この振
動板15上に電歪素子16を貼着したオンデマンド形式
となっている。
【0009】このような構成において、このインクジェ
ットプリンタ1では、回転するプラテンローラ8で副走
査方向に搬送される印刷用紙7に対し、この搬送速度に
同期して機械的に往復移動される印刷ヘッド3が所定の
オリフィス2からインク滴を吐出することで高密度画像
が高速印刷されるようになっている。
【0010】つぎに、上述のようなシャトル形式のイン
クジェットプリンタと略同様な構造で特公昭51-48743号
公報に開示された装置を第二の従来例として図8に基づ
いて説明する。まず、このインクジェットプリンタ17
は、オペレータの操作入力に従って文字を一つずつ印刷
することを目的としており、印刷ヘッド18に形成され
ているオリフィス19の個数は一個である。そして、こ
のインクジェットプリンタ17では、前記印刷ヘッド1
8がヘッド支持機構に相当するキャリッジ20上に可動
自在に載置されており、このキャリッジ20内の前記印
刷ヘッド18は両側部に設けられたスプリング21で主
走査方向に振動自在に弾発保持されている。さらに、こ
のようにスプリング21で振幅中心に向かって付勢され
た前記印刷ヘッド18を主走査方向に略共振周波数で往
復駆動するヘッド駆動機構として電磁マグネット22が
キャリッジ20の両側部に配置されており、このキャリ
ッジ20はワイヤ23と搬送モータ24とで主走査方向
に移動自在に支持されて副走査方向に移動自在な印刷用
紙25に対向している。
【0011】このような構成において、このインクジェ
ットプリンタ17では、副走査方向に移動する印刷用紙
25に対し、キャリッジ20は停止した状態で印刷ヘッ
ド18が往復駆動されて一文字を印刷する。そして、こ
の一文字の印刷が完了するとキャリッジ20が次行の位
置まで駆動されて印刷用紙25が引き戻され、先に印刷
した文字の側方に次の一文字が印刷されることになる。
このようにすることで、このインクジェットプリンタ1
7では、操作入力に従ってリアルタイムで印刷出力され
る文字を個々に確認できるようになっている。
【0012】なお、このインクジェットプリンタ17で
は、スプリング21で振幅中心に向かって付勢された印
刷ヘッド18を電磁マグネット22が略共振周波数で往
復駆動することで、微小な駆動電力で印刷ヘッド18を
安定的に往復振動させるようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】第一の従来例として前
述したインクジェットプリンタ1では、印刷ヘッド3を
主走査方向に往復移動させることで、オリフィス2の配
列密度の数倍の高密度画像を高速印刷するようになって
いる。
【0014】しかし、このインクジェットプリンタ1で
は、印刷ヘッド3を円筒カム11で強制的に往復駆動す
る構造となっているので省電力化が困難である。
【0015】例えば、第二の従来例として上述したイン
クジェットプリンタ17では、スプリング21で弾発保
持された印刷ヘッド18を電磁マグネット22が略共振
周波数で往復駆動することで、簡易な構造で省電力化を
実現しているが、これはオリフィス19が一個の印刷ヘ
ッド18で一文字毎に印刷を行なうので印刷速度が極め
て低くなっている。さらに、このインクジェットプリン
タ17では、上述のような印刷ヘッド18を搭載したキ
ャリッジ20がシリアル形式の印刷ヘッドと同様に突発
的に移動するため、キャリッジ20の反転時に必然的に
騒音が発生すると共に、印刷ヘッド18内のインクに気
泡が発生して動作不良が生じる懸念がある。
【0016】本発明は、高密度画像の高速印刷と省電力
化とが共に可能なインクジェットプリンタを得るもので
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】多数のオリフィスが印刷
密度の整数倍の間隔で主走査方向に形成された印刷ヘッ
ドを設け、この印刷ヘッドを主走査方向に変位自在に支
持すると共に相対的に副走査移動する記録媒体に対向配
置するヘッド支持機構を設け、このヘッド支持機構で支
持された前記印刷ヘッドを振幅中心に向かって付勢する
付勢機構を設け、この付勢機構で弾発保持された前記印
刷ヘッドを略共振周波数で往復駆動するヘッド駆動機構
を設けた。
【0018】
【作用】ヘッド駆動機構は必要な駆動力が微少なので消
費電力を低減することができ、さらに、往復駆動される
印刷ヘッドに形成された多数のオリフィスから同時にイ
ンク滴を吐出することで高密度画像を高速印刷すること
もできるので、高密度画像の高速印刷と省電力化とが共
に可能なインクジェットプリンタを得ることができる。
【0019】
【実施例】本発明の実施例を図1ないし図3に基づいて
説明する。まず、このインクジェットプリンタ26で
は、図1に例示するように、多数のオリフィス27が印
刷密度の整数倍の間隔で主走査方向に形成された印刷ヘ
ッド28に固定されたスライドシャフト29が本体フレ
ーム30に固定された軸受31内にスライド自在に挿通
されていることで、図2に例示するように、前記印刷ヘ
ッド28を主走査方向に移動自在に支持して回転自在な
プラテンローラ32の周面に対向配置するヘッド支持機
構33が形成されている。そして、このインクジェット
プリンタ26では、前記スライドシャフト29の同軸上
に配置された付勢機構であるコイルスプリング34が前
記本体フレーム30の内側面と前記印刷ヘッド28の両
端部との間に圧入されており、前記コイルスプリング3
4は前記印刷ヘッド28を主走査方向の両方向から押圧
して振幅中心に付勢するようになっている。さらに、こ
のインクジェットプリンタ26では、一方の前記本体フ
レーム30の外側面には前記スライドシャフト29をプ
ランジャとする電磁ソレノイド35が固定されており、
前記印刷ヘッド28の固有振動数に同期した駆動パルス
を生成する駆動回路(図示せず)が前記電磁ソレノイド3
5に接続されることで、前記印刷ヘッド28を略共振周
波数で往復駆動するヘッド駆動機構36が形成されてい
る。また、このインクジェットプリンタ26では、前記
印刷ヘッド28の一端に突設された遮光板37が一方の
前記本体フレーム30の内側面に装着されたフォトカプ
ラ38内に移動自在に挿入されており、このフォトカプ
ラ38が前記ヘッド駆動機構36の駆動回路に接続され
ている。
【0020】このような構成において、このインクジェ
ットプリンタ26では、上述のようにコイルスプリング
34で弾発保持されて電磁ソレノイド32で主走査方向
に往復駆動される印刷ヘッド28が所定タイミングで駆
動されることで、プラテンローラ32で副走査方向に搬
送される記録媒体である印刷用紙39に高密度画像が高
速印刷される。この時、このインクジェットプリンタ2
6では、コイルスプリング34で弾発保持された印刷ヘ
ッド28を略共振周波数でヘッド駆動機構36が往復駆
動するので、このヘッド駆動機構36に必要な駆動力は
微少で省電力化が実現されている。
【0021】より詳細には、ヘッド駆動機構36の駆動
周波数をf(Hz)、コイルスプリング34の弾性定数をK
(N/M)、印刷ヘッド28の質量をM(Kg)とすると、この
インクジェットプリンタ26は、 K≒M(2πf)2 の関係を満足するように形成されている。このようにす
ることで、図3に例示するように、固有振動する印刷ヘ
ッド28の最大振幅をA、この時のコイルスプリング3
4の反発力をFとすると、 F=AM(2πf)2 となるので、印刷ヘッド28は振幅Aの正弦波振動で往
復移動することになってヘッド駆動機構36に必要な駆
動力は摩擦等による機械損失だけである。そして、この
ように正弦波振動する印刷ヘッド28は反転時の衝撃も
良好に軽減されているので、その反転時の騒音やインク
内の気泡発生による動作不良も防止されている。また、
上述のような正弦波振動で往復移動する印刷ヘッド28
は、加減速する反転時以外は略等速移動となっているの
で、そのオリフィス27から一定周期でインク滴を吐出
させることで印刷用紙39上に略等間隔に画素を配列す
ることができる。
【0022】なお、ここで云う印刷ヘッド28とは、ス
ライドシャフト29等を内包した振動系の全体を意味し
ている。また、ここでは印刷ヘッド28の駆動周波数を
略共振周波数とすることを例示したが、このような駆動
周波数は実際には共振周波数より微少に低い周波数とす
ることが制御上は望ましい。
【0023】さらに、このインクジェットプリンタ26
では、オリフィス27の配列間隔内で印刷ヘッド28が
往復移動するので、この印刷ヘッド28の遮光板37で
検知光が定期的に遮断されるフォトカプラ38のオンオ
フ出力を逐次検出し、このオンオフ時間を予め設定され
た理論時間と比較してヘッド駆動機構36をフィードバ
ック制御することで、印刷ヘッド28の振動周期を一定
に補正するようになっている。つまり、図3に例示した
ように、振動する印刷ヘッド28の遮光板37でフォト
カプラ38の検知光が遮断された検知時刻をt0、遮断
が解除された検知時刻をt1、予め設定された理論時間
をT、算定される誤差時間を△tとすると、 △t=T−(t1−t0) となり、この誤差時間△tの正負に従ってヘッド駆動機
構36の駆動力を増減するようになっている。
【0024】なお、この場合の次回の検知時刻はt4
5となるが、上述のような遮光板37をスリット板と
したり、遮光板37やフォトカプラ38を印刷ヘッド2
8の両側に設けることで、振動振幅の両側に検知時刻t
0〜t5を設定するなどして制御精度を向上させることも
可能である。この場合、二個所となる遮光板37の検知
部間の主走査方向幅をオリフィス27の配列ピッチの整
数倍とすることで、フォトカプラ38の検知出力に従っ
てオリフィス27のインク滴の吐出タイミングも精緻に
時分割制御することができる。
【0025】また、このようなシャトル形式のインクジ
ェットプリンタ26は、オリフィス27の個数がライン
形式に比して少ないために印刷速度が低いことが懸念さ
れるが、ライン形式のインクジェットプリンタを実施す
る場合はマトリクス駆動による時分割駆動が実際的であ
るため、その印刷速度はシャトル形式と同等である。
【0026】さらに、本実施例では印刷ヘッド28を往
復駆動するヘッド駆動機構として電磁ソレノイド32を
例示したが、本発明は上記形式に限定されるものでもな
く、振動振幅を規制する要素を持たないボイスコイル型
のリニアモータなども利用可能である。
【0027】また、本実施例では印刷ヘッド28を振幅
中心に向かって付勢する付勢機構として押圧力を発生す
るコイルスプリング34を例示したが、本発明は上記構
造に限定されるものではなく、例えば、張力を発生する
ゴム材や磁気反発力を生じるマグネットなども実施可能
である。
【0028】さらに、本実施例では印刷ヘッド28にオ
リフィス27を散発的に一列に形成することを例示した
が、本発明は上記構造に限定されるものでもなく、図4
に例示するように、散発的に位置するオリフィス27を
千鳥配置で二列に形成した印刷ヘッド40や、図5に例
示するように、既存の複数個のシリアルヘッド41をフ
レーム42上に所定間隔に配置した印刷ヘッド43など
も実施可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のように、多数のオリフィ
スが印刷密度の整数倍の間隔で主走査方向に形成された
印刷ヘッドを設け、この印刷ヘッドを主走査方向に変位
自在に支持すると共に相対的に副走査移動する記録媒体
に対向配置するヘッド支持機構を設け、このヘッド支持
機構で支持された前記印刷ヘッドを振幅中心に向かって
付勢する付勢機構を設け、この付勢機構で弾発保持され
た前記印刷ヘッドを略共振周波数で往復駆動するヘッド
駆動機構を設けたことにより、このヘッド駆動機構は必
要な駆動力が微少なので消費電力を低減することがで
き、さらに、往復駆動される印刷ヘッドに形成された多
数のオリフィスから同時にインク滴を吐出することで高
密度画像を高速印刷することもできるので、高密度画像
の高速印刷と省電力化とが共に可能なインクジェットプ
リンタを得ることができる等の効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断正面図である。
【図2】斜視図である。
【図3】振動モードを示す特性図である。
【図4】印刷ヘッドの第一の変形例を示す正面図であ
る。
【図5】印刷ヘッドの第二の変形例を示す正面図であ
る。
【図6】第一の従来例を示す斜視図である。
【図7】印刷ヘッドの縦断側面図である。
【図8】第二の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
26 インクジェットプリンタ 27 オリフィス 28,40,43 印刷ヘッド 33 ヘッド支持機構 34 付勢機構 36 ヘッド駆動機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のオリフィスが印刷密度の整数倍の
    間隔で主走査方向に形成された印刷ヘッドと、この印刷
    ヘッドを主走査方向に変位自在に支持すると共に相対的
    に副走査移動する記録媒体に対向配置するヘッド支持機
    構と、このヘッド支持機構で支持された前記印刷ヘッド
    を振幅中心に向かって付勢する付勢機構と、この付勢機
    構で弾発保持された前記印刷ヘッドを略共振周波数で往
    復駆動するヘッド駆動機構とよりなることを特徴とする
    インクジェットプリンタ。
JP3304358A 1991-11-20 1991-11-20 インクジエツトプリンタ Pending JPH05138876A (ja)

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Cited By (5)

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