JPH05116380A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH05116380A
JPH05116380A JP30711591A JP30711591A JPH05116380A JP H05116380 A JPH05116380 A JP H05116380A JP 30711591 A JP30711591 A JP 30711591A JP 30711591 A JP30711591 A JP 30711591A JP H05116380 A JPH05116380 A JP H05116380A
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recording
main body
apparatus main
guide means
guide
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JP30711591A
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Koichi Takemoto
浩一 竹本
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 手動走査する記録装置に於いて、装置本体1
を記録方向へガイドする第一ガイド手段2と、装置本体
1を記録方向と直角な方向への移動させる際にガイドす
る第二ガイド手段5とを設ける。 【効果】 改行に際して定規等を用いることなく装置本
体1を記録方向と直角な方向へ正確に移動させることが
出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手動走査式の記録装置に
関し、更に詳しくは記録方向と直角方向へ正確に移動さ
せることが可能な記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、入力情報を出力するための記録装
置は小型化が促進され、ハンディタイプのものも多く開
発されている。このハンディタイプの記録装置は、装置
本体を記録方向へ手動走査によって移動し、この移動に
同期するように記録手段を駆動して記録を行うものであ
る。この記録に際しては、装置本体が記録方向へ直線的
に手動走査し得るようにガイドローラ等のガイド機構を
設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ハ
ンディタイプの記録装置は、装置本体を一定方向へ手動
走査して1行記録を行った後、2行目の記録を行う場合
には装置本体を記録面から離して次の行頭の記録開始位
置に移動してければならない。このとき従来のハンディ
タイプの記録装置は、記録方向へのガイド機構しか有し
ないため、改行時、即ち装置本体を記録方向と直角方向
へ移動させるには定規等を用い、この定規に沿って移動
させなければ正確な位置決めが出来なかった。
【0004】また従来のハンディタイプの記録装置にあ
っては、記録手段としてインクリボンを用いる熱転写記
録方式を用いていたために、記録方向が1方向に制限さ
れ、往復記録を行うことが出来なかった。
【0005】本発明の目的は従来の前記課題を解決し、
改行時等に装置本体を記録方向と直角方向へ正確に移動
させることが出来る記録装置を提供せんとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明に係る代表的な手段は、被記録材に記録を行う
ための記録手段と、前記記録手段を搭載した装置本体
と、前記装置本体の記録方向への移動をガイドするため
の第一ガイド手段と、前記装置本体の記録方向に対して
直角な方向への移動をガイドするための第二ガイド手段
と、前記装置本体の移動をガイドする前記第一ガイド手
段と前記第二ガイド手段とを切り換えるための切換手段
とを設けたことを特徴としてなる。
【0007】
【作用】前記手段にあっては、第一ガイド手段によって
装置本体を記録方向へ移動させて所定記録を行い、改行
時等に装置本体を記録方向と直角方向へ移動させる際に
は第二ガイド手段に切り換え、第二ガイド手段によって
装置本体を移動させることにより、定規等を用いること
なく改行走査を正確に行うことが出来る。
【0008】また記録手段としてインクジェット記録方
式を用いることにより、装置本体を往復走査する際に、
両方向記録が可能となるものである。
【実施例】
〔第一実施例〕次に前記手段を適用した本発明の記録装
置に係る一実施例を図1乃至図4を参照して説明する。
尚、図1は記録装置の側面説明図であり、図2は正面説
明図であり、図3は底面説明図であり、図4は切換機構
の説明図である。
【0009】先ず装置の概略構成を説明すると、記録に
際しては装置本体1を第一ガイド手段2でガイドしなが
ら記録方向(図3の矢印a方向)へ手動走査し、この走
査に同期して記録手段3を駆動させて被記録材4に所定
記録を行う。そして1行記録が終了すると、第二ガイド
手段5によって装置本体1を記録方向と直角方向(図3
の矢印b方向)へ所定量移動して改行し、再び装置本体
1を記録方向へ移動しながら次行記録を行うものであ
る。尚、装置本体1を矢印a方向及び矢印b方向へ移動
する際に、その移動をガイドする第一ガイド手段2と第
二ガイド手段5は切換手段6によって切り換え可能にな
っている。
【0010】次に前記各部の構成について具体的に説明
する。 (第一ガイド手段)先ず第一ガイド手段2は、図3に示
すように、2本の平行な軸2a,2bが装置本体に対し
て回動可能に取り付けられ、それぞれの軸2a,2bの
両端にはガイドローラ対2c1,2c2及び2d1,2d2が固
定されている。このガイドローラ対2c1,2c2及び2d
1,2d2は、記録時には図2に示すように装置本体1の
底面から露出して被記録材4上に接地し、この状態で装
置本体1を矢印a方向へ手動走査すると、ガイドローラ
対2c1,2c2及び2d1,2d2は軸2a,2bと一体的に
回転し、それぞれが独立して回転しないために装置本体
1は斜行することなく、正確に矢印a方向へとガイドさ
れる。
【0011】また一方の軸2aには図示しないエンコー
ダが連結しており、ガイドローラ2c1,2c2の回転量に
応じてエンコーダ板が回転し、装置本体1の移動量を検
出するようになっている。この検出信号に応じて記録手
段3が駆動することにより、装置本体1の手動走査量と
同期して所定記録がなされるものである。
【0012】(記録手段)次に記録手段3について説明
すると、本実施例では記録信号に応じて記録ヘッドから
インクを吐出するインクジェット記録方式を用いてい
る。即ち、この記録ヘッドは微細な液体吐出口(オリフ
ィス)、液路及びこの液路の一部に設けられるエネルギ
ー作用部と、該作用部にある液体に作用させる液滴形成
エネルギーを発生するエネルギー発生手段を備えてい
る。この液体吐出口は装置底面から下方に向かってイン
クが吐出するように取り付けられ、画信号に応じて前記
エネルギー発生手段を駆動させることによって被記録材
4にインクを吐出するものである。
【0013】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発
生手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する
発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体
を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等が
ある。
【0014】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、且
つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上
が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に
活用出来、高密度実装化が容易で、製造コストも安価な
ことから有利である。
【0015】このインクジェット記録方式にあっては、
装置本体1を矢印a方向へ往復移動させる際に、両方向
記録が可能となる。
【0016】(第二ガイド手段)次に第二ガイド手段5
について説明すると、これは記録方向に対して直角方向
へ装置本体1を移動させる際のガイドとなるものであ
り、図3に示すように第一ガイド手段2の軸2a,2b
と直交する2本の平行な軸5a,5bを装置本体1に回
転可能に取り付け、それぞれの軸端にガイドローラ対5
c1,5c2及び5d1,5d2を固着してなる。
【0017】このガイドローラ対5c1,5c2及び5d1,
5d2は、改行時には被記録材4上に接地し、この状態で
装置本体1を矢印b方向へ手動走査すると、前述した第
一手段と同様に、ガイドローラ対5c1,5c2及び5d1,
5d2が軸5a,5bと一体的に回転し、同一主軸に対し
て左右のローラが同一回転量で回転するために、装置本
体1は斜行することなく正確に矢印b方向へとガイドさ
れる。
【0018】尚、図1に示すように、前記ガイドローラ
5c1,5c2の外周には凹溝5eが設けられ、装置本体1
の側面には取付部がバネ材やゴム材で構成された弾性変
形可能なストッパーピン5fが突出して設けられ、前記
凹溝5eにストッパーピン5fが嵌入するようになって
いる。従って、ガイドローラ5c1,5c2が1回転する毎
にピン5fが凹溝5eに嵌入し、該ローラの回転を一時
的に停止させる。従って、ガイドローラ5c1,5c2の外
径を設定することにより、装置本体1を記録方向と直角
方向へ移動させる量を設定することが出来る。即ち、記
録の行間を任意に設定することが出来る。
【0019】(切換手段)次に切換手段6は第一ガイド
手段2と第二ガイド手段5とを切り換え動作させるもの
であり、図4に示すように、装置本体1はフレーム1a
と、これを覆う外枠1bとが上下にスライド可能に構成
され、前記フレーム1aには第二ガイド手段5の軸5
a,5b及びストッパーピン5fが取り付けられ、外枠
1bには記録手段3及び第一ガイド手段2の軸2a,2
bが取り付けられている。
【0020】また前記フレーム1aにはシャフト6aが
取り付けられ、このシャフト6aの上部が外枠1bの上
端から突出し、切換スイッチ6bとして構成されてい
る。更に前記スイッチ6bと外枠1b間には押圧スプリ
ング6cが取り付けられている。
【0021】従って、前記スイッチ6bを押し込めた状
態ではフレーム1aが外枠1bの下端から露出し、第二
ガイド手段5のガイドローラ5c1,5c2及び5d1,5d2
が第一ガイド手段2のガイドローラ2c1,2c2及び2d
1,2d2よりも下方に位置するようになる。この状態で
装置本体1を手動走査すると、本体1は第二ガイド手段
5にガイドされて移動する。
【0022】一方、前記スイッチ6bの押し込めを解除
すると、前記押圧スプリング6cの付勢によってフレー
ム1aは上方へ移動し、第一ガイド手段2のガイドロー
ラ2c1,2c2及び2d1,2d2が第二ガイド手段5のガイ
ドローラ5c1,5c2及び5d1,5d2よりも下方に位置す
るようになる。よってこの状態で装置本体1を手動走査
すると、本体1は第一ガイド手段2にガイドされて移動
する。
【0023】前述のように装置本体1を記録方向へガイ
ドする第一ガイド手段2のみならず、記録方向に対して
直角方向への移動をガイドする第二ガイド手段5を設け
ることにより、改行時の本体移動に際して定規等が不要
となり、また改行幅も自由に設定することが出来る。
【0024】〔他の実施例〕前述した実施例では切換手
段6を機械的に構成した例を示したが、図5に電気的に
構成した切換手段の実施例の示す。これは第一実施例に
係るフレーム1aと外枠1bの上下スライドを電気的に
行うものであり、電源7と電磁石8a,8b及び9a,
9bとがスイッチ10を介して接続されている。
【0025】前記磁石8aはフレーム1aに取り付けら
れ、これと対向する磁石8bは外枠1bに取り付けられ
ている。この磁石8a,8bはスイッチ10がオンすると
相互に吸引し合う。また磁石9a及びこれに対向した磁
石9bは外枠1bに取り付けられているが、スイッチ10
がオフした状態では磁石9bがフレーム1aの上端に突
出するように取り付けられ、該フレーム1aの上方への
移動を阻止するストッパーとしての機能を有している。
そしてスイッチ10がオンすると磁石9bが磁石9aに吸
引され、ストッパー解除状態となり、フレーム1aが上
方へ移動可能となる。
【0026】従って、スイッチオフ状態ではフレーム1
aが外枠1bの下端から露出して第二ガイド手段5のガ
イドローラ5c1,5c2及び5d1,5d2が被記録材4に接
地するようになり、スイッチオンすると、磁石9bが磁
石9aに吸引され、且つ磁石8a,8bが吸引し合うこ
とによってフレーム1aが上方へ引き上げられる。これ
によって第一ガイド手段2のガイドローラ2c1,2c2及
び2d1,2d2が被記録材4に接地するようになる。
【0027】このように構成すると、電気的なスイッチ
10を操作するだけで、第一ガイド手段2と第二ガイド手
段5とを切り換えることが出来る。
【0028】また前述した実施例ではガイドローラ5c1
の外周に1箇所の凹溝5eを設けた例を示したが、該凹
溝5eは改行幅に応じてローラ5c1の外周に所定間隔で
複数設けるようにしても良い。
【0029】更に前述した実施例では装置本体1の移動
をガイドするガイドローラを用いた例を示したが、これ
は必ずしもローラ状のものに限定する必要はなく、エン
ドレスの回転ベルト等で構成しても良い。
【0030】更に前述した実施例では記録手段としてイ
ンクジェット記録方式を用いたが、記録信号に応じて電
気熱変換体に通電し、前記電気熱変換体によって印加さ
れる熱エネルギーにより、インクに生ずる膜沸騰を利用
してインクに生ずる気泡の成長,収縮により、インクを
吐出口より吐出して記録を行うように構成すると更に好
ましい。
【0031】その代表的な構成や原理については、例え
ば米国特許第 4723129号明細書、同第 4740796号明細書
に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ま
しい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュア
ス型の何れにも適用可能であるが、特にオンデマンド型
の場合には、液体(インク)が保持されているシートや
液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情
報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与え
る少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、
電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッド
の熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信
号に一対一で対応した液体内の気泡を形成出来るので有
効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介
して液体を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行われるので、特に優れた液体の吐出が
達成出来、より好ましい。
【0032】前記パルス形状の駆動信号としては、米国
特許第 4463359号明細書、同第 4345262号明細書に記載
されているようなものが適している。尚、前記熱作用面
の温度上昇率に関する発明の米国特許第 4313124号明細
書に記載されている条件を採用すると、更に優れた記録
を行うことが出来る。
【0033】記録ヘッドの構成としては、前述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱
作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する
米国特許第 4558333号明細書、同第 4459600号明細書を
用いた構成も本発明に含まれるものである。
【0034】また複数の電気熱変換体に対して、共通す
るスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示す
る特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸
収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭
59−138461号公報に基づいた構成としても本発明の効果
は有効である。即ち、記録ヘッドの形態がどのようなも
のであっても、本発明によれば記録を確実に効率良く行
うことが出来るようになるからである。
【0035】加えて、記録ヘッドとインクタンクとを一
体的に構成し、交換自在のチップタイプの記録ヘッド、
或いはインクタンクを装置本体の所定位置に設け、この
タンクと記録ヘッドとをチューブ等で接続する構成であ
っても良い。
【0036】また本発明の記録装置の構成として設けら
れる、記録ヘッドの回復手段、予備的な補助手段等を付
加することは本発明をの効果を一層安定出来るので好ま
しいものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッ
ドに対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加
圧或いは吸引手段、電気熱変換タイプ或いはこれとは別
の加熱素子或いはこれらの組合せによる予備加熱手段、
記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安
定した記録を行うために有効である。
【0037】またキャリッジに搭載される記録ヘッドの
種類ないし個数についても、例えば単色のインクに対応
して1個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異
にする複数のインクに対応して複数個数設けられるもの
であって良い。即ち、例えば記録装置の記録モードとし
ては黒色等の主流色のみの記録モードでなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成する複数個の組合せによるかいずれで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも適用し得
る。
【0038】更に加えて、前述した実施例に於いてはイ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化若しくは液化するも
の、或いはインクジェット記録方式ではインク自体を30
℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘
性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般
的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をな
すものであれば良い。加えて、積極的に熱エネルギーに
よる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化
のエネルギーとして使用せしめることで防止するか、ま
たはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化する
インクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録シートに到達する時点で
はすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギーに
よって初めて液化する性質のインクを使用する場合も適
用可能である。
【0039】このような場合のインクは、特開昭54− 5
6847号公報或いは特開昭60− 71260号公報に記載される
ような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状又は固形
物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向
するような形態としても良い。上述した各インクに対し
て最も有効なものは、前述した膜沸騰方式を実行するも
のである。
【0040】尚、前述した記録手段としてインクジェッ
ト記録方式を用いた例を説明したが、本発明は記録方式
はインクジェット記録方式に限定する必要はなく、他に
も熱転写記録方式や感熱記録方式、更にはワイヤードッ
ト記録方式等のインパクト記録方式以外の記録方式であ
っても適用し得る。
【0041】
【発明の効果】前述した実施例にあっては、装置本体を
記録方向へガイドする第一ガイド手段のみならず、記録
方向と直角の方向へガイドする第二ガイド手段を設けた
ために、改行時等にあっては従来のように定規等を使用
することなく、正確に装置を移動させることが出来る。
また前記第二ガイド手段によって装置本体がガイドされ
るときに、一定量ずつ移動させるようにすることによ
り、記録に際して行間を常に一定にすることが容易にな
し得るものである。
【0042】更に記録手段としてインクジェット記録方
式を用いることにより、装置本体を往復移動する際に、
双方向記録が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る記録装置の側面説明図
である。
【図2】記録装置の正面説明図である。
【図3】記録装置の底面説明図である。
【図4】第一ガイド手段と第二ガイド手段を切り換える
切換手段の説明図である。
【図5】切換手段の他の実施例の説明図である。
【符号の説明】
1…装置本体、1a…フレーム、1b…外枠、2…第一
ガイド手段、2a,2b…軸、2c1,2c2、2d1,2d2
…ガイドローラ、3…記録手段、4…被記録材、5…第
二ガイド手段、5a,5b…軸、5c1,5c2、5d1,5
d2…ガイドローラ、5e…凹溝、5f…ストッパーピ
ン、6…切換手段、6a…シャフト、6b…切換スイッ
チ、6c…スプリング、7…電源、8a,8b、9a,
9b…電磁石、10…スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録材に記録を行うための記録手段
    と、 前記記録手段を搭載した装置本体と、 前記装置本体の記録方向への移動をガイドするための第
    一ガイド手段と、 前記装置本体の記録方向に対して直角な方向への移動を
    ガイドするための第二ガイド手段と、 前記装置本体の移動をガイドする前記第一ガイド手段と
    前記第二ガイド手段とを切り換えるための切換手段と、 を有することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第二ガイド手段が、前記装置本体を
    記録方向に対して直角な方向へ一定量ずつ移動するよう
    ガイドすることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録装置は、記録手段が信号に応じ
    てインクを吐出して記録を行うインクジェット記録方式
    である請求項1又は請求項2記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録装置は、記録手段がインク吐出
    用の熱エネルギーを発生するための電気熱変換体を備え
    ていることを特徴とする請求項3記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録装置は、記録手段が前記電気熱
    変換体によって印加される熱エネルギーにより、インク
    に生ずる膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させ
    ることを特徴とする請求項4記載の記録装置。
JP30711591A 1991-10-28 1991-10-28 記録装置 Pending JPH05116380A (ja)

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