JPH0721478Y2 - ケーブル巻取装置 - Google Patents

ケーブル巻取装置

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JPH0721478Y2
JPH0721478Y2 JP5098990U JP5098990U JPH0721478Y2 JP H0721478 Y2 JPH0721478 Y2 JP H0721478Y2 JP 5098990 U JP5098990 U JP 5098990U JP 5098990 U JP5098990 U JP 5098990U JP H0721478 Y2 JPH0721478 Y2 JP H0721478Y2
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JP
Japan
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cable
drum
support
winding
shaft
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JP5098990U
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JPH049866U (ja
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景之 樽本
浩 清水
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はケーブル巻取装置の改良に係り、光通信用ケー
ブル等の布設作業に利用するものである (従来の技術) 一般に、光ファイバーケーブル等の通信用ケーブルの布
設作業に於いては、ケーブルの接続箇所を可能な限り少
なくする必要がある。そのため、第5図に示す如く、ケ
ーブル布設路AのマンホールBの近傍にケーブルドラム
Cを回動自在に支承し、先ず、ドラムCに巻き取った通
信用ケーブルDの先端(巻き終端)D1を引出してケーブ
ル布設路Aの一側A1内へ引き入れ、その後、ドラムCに
巻き残されたケーブルDを一旦全部引き出してケーブル
の末端(巻き始端)D2を取り出し、これをケーブル布設
路Aの他側A2内へ引き入れるようにしている。
尚、前述の如きドラムCからケーブルDの末端((巻き
始端)D2を取り出す際、ケーブルは捩れを防ぐため、通
常8の字状に設置される。また、この作業は、ケーブル
布設路Aが埋設路の場合だけでなく、架線路の場合であ
っても行なわれている。
ところで、ケーブルDの末端D2を取り出すために、ドラ
ムCに巻き残ったケーブルDを全て引き出した場合に
は、引き出したケーブルDの積み重ねに大きなスペース
を必要とするうえ、ケーブルDの折損やケーブルDのか
らみ、もつれ等を生ずる虞れがある。
また、布設路A2内へケーブルDを円滑に送り込むために
は、多くの手数が必要となり、作業性が大幅に低下する
と云う問題がある。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、従前の光ファイバケーブル等の布設作業に於
いて、ドラムから引き出したケーブルを地上へ重ね置き
する場合の問題、即ち(イ)積み重ね用のスペースを別
に必要とすること、(ロ)引き出したケーブルのからみ
やもつれを生じ易いこと、(ハ)ケーブルの折損等を生
じ易いこと等の問題を、また、ドラムから引き出したケ
ーブルを別の巻取用ドラムEへ巻き取りする場合の問
題、即ち(イ)ケーブルの巻き取りに多くの手数を要す
ること、(ロ)巻き取り時にケーブルに無理がかかり、
その外表面に亀裂を生じたり、芯線の折損を生じ易いこ
と等の問題を解決せんとするものであり、引き出したケ
ーブルDを簡単且つ高能率でしかもこれに損傷を生ずる
ことなしに掛け渡し収納することが出来ると共に、ケー
ブル末端D2を取り出してケーブルDを布設路A2内へ引き
入れる場合にも掛け渡し収納したケーブルDを容易に引
き出し出来るようにしたケーブル巻取装置を提供するも
のである。
(課題を解決するための手段) 本件考案は、間隔を置いて平行に配設される2基の支持
ベース1と、前記各支持ベース1に着脱自在に立設され
ハンドル操作によりシャフト支持体2bが上・下するジャ
ッキ体2と、前記シャフト支持体2bに基端を固定して水
平に突設したドラム支持シャフト3と、前記平行に配設
した2基の支持ベース1を着脱自在に連結する複数の伸
縮シャフト4とから成るドラム支持装置Fと;前記ドラ
ム支持装置Fの各ドラム支持シャフト3へ着脱自在に取
付けた2基のケーブル巻取ドラムGとから構成され、通
信用ケーブルDを前記2基のケーブル巻取ドラムG間へ
たすき掛け状に掛け渡し収納することを考案の基本構成
とするものである。
(作用) ケーブル先端(巻き終端)を引き出して一側の布設路A1
内へケーブルDを引き入れた後、ケーブルドラムCに巻
き残されたケーブルDを引き出し、これを本考案の2基
のケーブル巻取ドラムG,G間へたすき掛け状に掛け渡し
収納して行く。
この時、ドラムCから引き出されたケーブルDは、所謂
巻き癖によって自然に円形を形成するため、巻取ドラム
G,Gへの掛け渡しは無理なく極めて容易に行なえる。
また、所謂8の字状のたすき掛けとするため、ケーブル
Dに無理な捩れを生じたり、或いは捻りが加わることは
全くない。
ドラムCからのケーブルDの引き出しが終われば、ケー
ブル末端(巻き始端)D2を取り出して布設路A2内へ引き
入れる。そして、両巻取ドラムの前方の側板6を取り外
すと共に、その両胴部5間に掛け渡したケーブルDを順
次胴部16の前方へ引き外し、布設路A2内へ繰り出して行
く。
両胴部16,16から引き外されたケーブルは、8字形から
極めて容易に 形に戻り、無理なく直線状となって布設路A2内へ送り込
まれる。
(実施例) 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案に係るケーブル巻取装置を形成するドラ
ム支持装置Fの斜面図であり、第2図は第1図のイ−イ
視断面図である。また、第3図は本考案に係るケーブル
巻取装置を形成するケーブル巻取ドラムGの斜面図であ
る。
本考案に係るケーブル巻取装置は、前記第1図のドラム
支持装置Fと、該ドラム支持装置Fのドラム支持シャフ
ト3,3へ着脱自在に支承した2基のケーブル巻取ドラム
Gとから形成されている。
前記ドラム支持装置Fは、第1図に示す如く一定の間隔
を置いて平行に配設した2基の支持ベース1,1と、該支
持ベース1,1に着脱自在に立設したジャッキ体2,2と、ジ
ャッキ体2,2により上・下動され、そのシャフト支持体2
bに基端を固定して水平方向に突設せしめた支持シャフ
ト3と、両ベース1,1間を連結する伸縮シャフト4a,4b,4
c等から構成されており、伸縮シャフト4の両端を取り
外すことにより、当該ドラム支持装置Fの両ベース1,1
は分離されることになる。
尚、第1図に於いて、7はジャッキ体2のラチエットハ
ンドル、8はジャッキ体サポート、9はジャッキ体保持
台、10はジャッキ体係止ピン、11,12,13は係止具、14は
補助支持体、15はシャフト固定具である。
前記ジャッキ体2は、第2図に示す如く筒状の本体2a
と、該本体2aの外部に上・下動自在に外挿したシャフト
支持体2bと、前記本体2aの内部に上下動自在に且つ廻り
止めした状態で挿入した可動体2cと、前記本体2aの内部
へ挿入され、可動体2cの蓋体2dに形成した螺子孔に螺合
するねじ杆2eと、前記可動体2cとシャフト支持体2bとを
連結するピン体2f等から形成されている。
尚、第2図に於いて、2gは本体2aの壁面に形成した長孔
であり、前記ピン体2fがこれを挿通する。また、2hは本
体2aの内壁面に形成したキー溝に係合する廻り止めピン
である。
而して、ハンドル7を操作してねじ杆2eを回動させるこ
とにより、これに螺合する蓋体2d(即ち可動体2c)が上
・下動される。一方、可動体2cとシャフト支持体2bとは
ピン体2fにより連結されているため、可動体2cが上・下
動することにより、ドラム支持シャフト3の基端部を固
着したシャフト支持体2bが上下動する。
尚、前記ジャッキ体2及びジャッキ体サポート8は、ジ
ャッキ体係止ピン10を外すことによりジャッキ体保持台
9から取り外すことが可能である。
前記ケーブル巻取ドラムGはシャフト挿通孔5aを有する
胴部5と、胴部5の両側面へ固設される側板6,6とから
構成されており、胴部5と側板6,6とは夫々取り外し自
在に組立られている。
また、当該ケーブル巻取ドラムGは、その挿通孔5a内へ
ドラム支持シャフト3を挿通せしめることにより、これ
に着脱自在に支承されている。
尚、本実施例に於いては、ケーブル巻取ドラムGをドラ
ム支持シャフト3へ回動自在に軸支しているが、ドラム
Gをシャフト3へ固着する構成としてもよいことは勿論
である。
光ファイバーケーブル等の布設に際しては、先ずケーブ
ルDを巻き取りしたケーブルドラムCを回動自在に軸支
して、第5図に示す如くケーブル布設路Aのマンホール
Bから布設路Aの一側A1内へケーブルDの先端部D1を引
き入れ、布設路A1内にケーブルDを布設する。
次に、ケーブルDをドラムCから引き出しつつ、第4図
に示す如く、引出したケーブルDを本考案に係るケーブ
ル巻取装置の二個の巻取ドラムG,Gの胴部5間へ所謂た
すき掛け(8の字状)に掛け渡し収納して行く。尚、ケ
ーブルDの8の字状の掛け渡しは、作業員が手動で行な
うが、掛け渡しに際しては巻取ドラムGの外側の側板6
を取り外すようにしてもよい。また、ケーブルDの8の
字状の掛け渡しは、必ずしも一回毎に行わなくてもよ
く、所謂多重掛け(多層状の巻付け)になっても良い
が、後のケーブルDの掛け外しの便宜上、2〜3層位い
の掛け渡しが最適である。
ドラムCからのケーブルDの引出しが終り、ケーブルD
の末端部(巻き始端)D2がドラムC外へ出れば、ケーブ
ル末端部D2を布設路Aの他側A2内へ引き入れ、先にケー
ブル巻取装置Fへ8の字状に掛け渡し収納したケーブル
Dを巻取ドラムGの胴部から順次掛け外しつつ、布設路
A2内へケーブルDを引き入れて行く。
尚、本考案に係るケーブル巻取装置は、これを分解する
ことにより、所謂従前のケーブル巻取ドラムとしても利
用できることは勿論である。
(考案の効果) 本考案に於いては、ドラムCから引き出したケーブルD
を間隔を置いて支持した二個の巻取ドラムGへたすき掛
け状に掛け渡し収納するようにしている。その結果、巻
き癖のついたケーブルDであって、極めて容易に両ドラ
ムG,G間へ掛け渡し収納することが出来ると共に、従前
の積み重ね状の収納に比較して作業性が著しく向上す
る。
また、一回の掛け渡しで相当長さのケーブルDを掛け渡
し収納することが出来ると共に、ケーブルDの彎曲曲率
も大きくなり、しかも8の字状の掛け渡しであるためケ
ーブルDに無理な捻りや捩りが生じない。その結果、ケ
ーブル芯線の折損やケーブル外皮の亀裂が皆無になると
共に、掛け渡したケーブルDの取り外しも極めて円滑に
行なえ、ケーブル布設作業の能率が大幅に向上する。
更に、両巻取ドラムG,Gの間隔やその取付高さは、伸縮
シャフト4の長さやラチエットハンドル7の操作によっ
て自由に調整することが出来るため、作業場所やケーブ
ルDの太さ等に応じてケーブル巻取装置の組立て寸法を
適宜に選定できる。
そのうえ、組立並びに解体が容易に行なえるため、作業
現場への搬入も著しく容易となる。
本考案は上述の通り、優れた実用的効果を奏するもであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案を形成するドラム支持装置Fの斜面図
であり、第2図は、第1図のイ−イ視断面図である。 第3図は、本考案を形成する組立型ケーブル巻取ドラム
の斜面図である。 第4図は、ケーブルDのたすき状(8の字状)掛け渡し
の説明図である。 第5図は、従前の通信用ケーブルの布設作業の概要説明
図である。 D……ケーブル F……ドラム支持装置 G……ケーブル巻取ドラム 1……支持ベース 2……ジャッキ体 2b……シャフト支持体 3……ドラム支持体 4……伸縮シャフト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】間隔を置いて平行に配設される2基の支持
    ベース(1)と、前記各支持ベース(1)に着脱自在に
    立設されハンドル操作によりシャフト支持体(2b)が上
    ・下するジャッキ体(2)と、前記シャフト支持体(2
    b)に基端を固定して水平に突設したドラム支持シャフ
    ト(3)と、前記平行に配設した2基の支持ベース
    (1)を着脱自在に連結する複数の伸縮シャフト(4)
    とから成るドラム支持装置(F)と;前記ドラム支持装
    置(F)の各ドラム支持シャフト(3)へ着脱自在に取
    付けた2基のケーブル巻取ドラム(G)とから構成さ
    れ、通信用ケーブル(D)を前記2基のケーブル巻取ド
    ラム(G)間へたすき掛け状に掛渡し収納することを特
    徴とするケーブル巻取装置。
JP5098990U 1990-05-15 1990-05-15 ケーブル巻取装置 Expired - Lifetime JPH0721478Y2 (ja)

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JP5098990U JPH0721478Y2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 ケーブル巻取装置

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JP5098990U JPH0721478Y2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 ケーブル巻取装置

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JPH049866U JPH049866U (ja) 1992-01-28
JPH0721478Y2 true JPH0721478Y2 (ja) 1995-05-17

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ID=31570019

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JPH049866U (ja) 1992-01-28

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