JPH0721472Y2 - 紡糸巻取機への紙管供給装置 - Google Patents

紡糸巻取機への紙管供給装置

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JPH0721472Y2
JPH0721472Y2 JP5513689U JP5513689U JPH0721472Y2 JP H0721472 Y2 JPH0721472 Y2 JP H0721472Y2 JP 5513689 U JP5513689 U JP 5513689U JP 5513689 U JP5513689 U JP 5513689U JP H0721472 Y2 JPH0721472 Y2 JP H0721472Y2
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JP
Japan
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peg
tip
paper tube
winder
bobbin holder
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JP5513689U
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JPH02145266U (ja
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敬史 中尾
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、紡糸巻取機への紙管供給装置に関し、特に、
紙管供給装置のペグから紡糸巻取機のボビンホルダーへ
と紙管を受け渡す動作を良好とする紡糸巻取機への紙管
供給装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、多数並列配置された紡糸巻取機からのパッケージ
の抜き取りや抜き取り後の紡糸巻取機への紙管の供給
は、自動化されてきている。
従来、この自動化のための紙管供給装置要部、特に、紙
管供給装置のペグから紡糸巻取機のボビンホルダーへと
紙管を受け渡す機構としては、第4図のものが知られて
いる。
第4図において、ペグ1は終端が解放状態の円筒2と、
先端が紡糸巻取機のボビンホルダー3先端と当接嵌合す
る当接嵌合部4とから成っている。この円筒2の外周に
は、紙管5が遊嵌状態で挿入されている。
固定内筒6は、先端解放の内筒であり、終端は旋回基台
7に固定されている。この固定内筒6外周には板バネ8
が設けられており、ペグ1の当接嵌合部4がボビンホル
ダー3先端と当接する際に、ペグ1内周をスプリング支
持可能として調芯機能を持たせている。なお、図示の状
態では、固定内筒6外周の楔9aがペグ1内周の楔9bと係
合し、更に、ペグ1内周の終端が旋回基台7のインロー
部10に嵌合して、固定内筒6と一体的となっている。
押出ロッド11は、先端部がペグ1先端の当接嵌合部4に
ボルト等によって直接固定的に連結され、終端がフレキ
シブルカップリング12を介して空圧シリンダ等の駆動シ
リンダ13に連結されている。駆動シリンダ13の作動によ
って、押出ロッド11は進退自在となり、押出ロッド11先
端で連結されたペグ1も進退自在となる。そして、ペグ
1の進出状態では、ペグ1内面は楔9aとインロー部10か
ら解放されて板バネ8によってスプリング支持される。
なお、ペグ1、固定内筒6、押出ロッド11は、旋回基台
7に取りつけられた90°回転型の回転シリンダ14によっ
て、一体となって旋回して水平位置と垂直位置をとりう
る。そして、垂直位置では、紙管の落とし込みを受け、
水平位置では、その紙管を紡糸巻取機に供給する。この
供給に際しては、押出ロッド11は進出して、ペグ1の当
接嵌合部4がボビンホルダー3先端と当接する。そし
て、板バネ8の作用によって、ペグ1の当接嵌合部4と
ボビンホルダー3先端との間に多少の芯ずれがあったと
しても、ペグ1全体が調芯方向に移動するようになって
いる。このペグ1の当接嵌合部4のボビンホルダー3先
端への当接が完了すると、ペグ1に平行配置されて旋回
基台7に取りつけられたボールネジ24と、このボールネ
ジ24に螺合して前進するリング25とによって、紙管5は
ボビンホルダー3に移送される。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の紡糸巻取機への紙管供給装置は、ペグ1の当接嵌
合部4が押出ロッド11に直接固定的に連結されていた。
そして、押出ロッド11の進出時には、固定内筒6の楔9a
とペグ1の楔9bの係合を解くための力等の比較的大きな
初期力F1を必要としていた。この初期力F1は、ペグ1が
板バネ8のスプリング支持となった後は摩擦力も小さく
なり、そのほとんどがペグ1先端の当接嵌合部4への嵌
合力F2となる。そこで、紡糸巻取機のボビンホルダー3
は高速回転する高精度部品の一部であり、これらの精度
等に悪影響を与える恐れのある必要以上の嵌合力F2を与
えざるを得ないという問題点があった。また、ボビンホ
ルダー3の位置は各紡糸巻取機毎にばらつきがあり、そ
の位置ずれを押出ロッド11の駆動シリンダのストローク
で吸収する従来の技術では、上記の必要以上の嵌合力F2
は一層避けがたいものとなってくる。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、ボビ
ンホルダーの位置ずれも吸収して適正な嵌合力でボビン
ホルダーへ嵌合せしめる紡糸巻取機への紙管供給装置を
提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案における紡糸巻取機
への紙管供給装置は、外周で紙管を保持すると共に先端
でボビンホルダーと嵌合するペグと、このペグ内面を弾
性的に支持可能とする固定内筒と、ペグ先端に連結され
固定内筒内に挿通され終端の駆動シリンダで進退自在な
押出ロッドと、ペグ外周の紙管をボビンホルダーへと移
送する紙管押出手段と、を備えた紡糸巻取機への紙管供
給装置において、押出ロッド先端をペグ先端に対して軸
方向摺動自在に連結する連結部材と、押出ロッドにペグ
先端を押出方向へと付勢する反発部材とを設けたもので
ある。
〔作用〕
連結部材は押出ロッド先端をペグ先端に対して軸方向摺
動自在に連結するものであり、この軸方向摺動範囲をボ
ビンホルダーの位置ずれも見込んだものとすれば、連結
部材の軸方向摺動が位置ずれを吸収する。反発部材は押
出ロッドからペグ先端へと嵌合力を付勢するものであ
り、ボビンホルダーへの嵌合力は、この反発部材の力の
適性選定によって、適切となる。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明する。第1図はボビ
ンホルダーへの嵌合前の紙管供給装置要部の縦断面図で
あり、第2図はボビンホルダーへの嵌合後の紙管供給装
置要部の縦断面図であり、第3図は他の実施例を示す紙
管供給装置要部の縦断面図である。
なお、第1図乃至第3図においては、第4図と同様な作
用を有する部分には同一の符号を付し、その説明を省略
する。また、図示されなかった部分の構造は第4図と同
様である。
第1図において、ペグ1先端の当接嵌合部4は別部材と
されて、ボルト等で一体化されている。このペグ1先端
には、案内空間15が形成されている。この案内空間15の
中には、案内体16が内蔵されている。この案内体16は円
板16aと案内棒16bから成っている。円板16aの中心は押
出ロッド11にボルト等で固定されている。案内棒16b
は、同径上に2本以上設けられており、ペグ1先端の内
面フランジ部18に設けられた案内穴17に挿入され、結
局、押出ロッド11はペグ1に対して軸方向Lだけ摺動可
能となっているものである。
反発部材は、例えばスプリング19を、ペグ1先端の内面
フランジ部18と押出ロッド11に嵌入されスナップリング
で位置規制された座板21の間に、所要の反発力で取りつ
けたものである。
他の実施例を示す第3図においては、押出ロッド11先端
の案内体22は、ペグ1先端の案内空間15外周面で摺動自
在となっており、案内棒を使用しないものである。ま
た、反発部材は、スプリングに代えて小型空圧シリンダ
23に用いたものである。何れも、第1図のものと同様の
作用となるものである。
つぎに、上述の実施例の作動を第1図と第2図に基づい
て説明する。
第1図において、駆動シリンダ13を作動させる前には、
ボビンホルダー3と当接嵌合部4は距離Mだけ離れてい
る。この距離Mになるまでの接近は、紙管供給装置全体
を、例えばスライドベースの移動によって行うものであ
る。しかし、紡糸巻取機の位置ずれ等で多少の変動があ
る。ついで、駆動シリンダ13を進出させる。駆動シリン
ダ13のストロークNは、距離M(位置ずれも考慮した
値)より大きく設定されている。したがって、駆動シリ
ンダ13のストロークN内で当接嵌合部4はボビンホルダ
ー3に当接する。そして、駆動シリンダ13のストローク
N全部が進出した状態を第2図に示す。当接嵌合部4が
ボビンホルダー3に当接した後は、今度は案内体16が案
内空間15の中を押出ロッド11の同芯を保ちつつ前進す
る。駆動シリンダ13のストロークエンドになると、案内
体16は余裕の案内距離Pを残している。この案内距離P
は紡糸巻取機の位置ずれ等の多少の変動を吸収可能とす
るよう選定される。また、案内体16が前進する間は、当
接嵌合部4はボビンホルダー3にスプリング19の反発力
F3が作用し、当接嵌合部4とボビンホルダー3の嵌合力
は適切となる。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
押出ロッド先端をペグ先端に対して軸方向摺動自在に連
結する連結部材と、押出ロッドにペグ先端を押出方向へ
と付勢する反発部材とを設けたものとしたので、紡糸巻
取機の位置ずれ等を吸収しつつ適正な嵌合力でペグ先端
とボビンホルダーを嵌合させて、紡糸巻取機に不必要な
力を及ぼす恐れもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はボビンホルダーへの嵌合前の紙管供給装置要部
の縦断面図、第2図はボビンホルダーへの嵌合後の紙管
供給装置要部の縦断面図、第3図は他の実施例を示す紙
管供給装置要部の縦断面図、第4図は従来の紙管供給装
置要部の縦断面図である。 1…ペグ、6…固定内筒、11…押出ロッド、16、22…案
内体、19、23…反発部材、24、25…紙管押出手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周で紙管を保持すると共に先端でボビン
    ホルダーと嵌合するペグと、このペグ内面を弾性的に支
    持可能とする固定内筒と、ペグ先端に連結され固定内筒
    内に挿通され終端の駆動シリンダで進退自在な押出ロッ
    ドと、ペグ外周の紙管をボビンホルダーへと移送する紙
    管押出手段と、を備えた紡糸巻取機への紙管供給装置に
    おいて、 押出ロッド先端をペグ先端に対して軸方向摺動自在に連
    結する連結部材と、押出ロッドにペグ先端を押出方向へ
    と付勢する反発部材と、を設けたことを特徴とする紡糸
    巻取機への紙管供給装置。
JP5513689U 1989-05-12 1989-05-12 紡糸巻取機への紙管供給装置 Expired - Lifetime JPH0721472Y2 (ja)

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JP5513689U JPH0721472Y2 (ja) 1989-05-12 1989-05-12 紡糸巻取機への紙管供給装置

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JP5513689U JPH0721472Y2 (ja) 1989-05-12 1989-05-12 紡糸巻取機への紙管供給装置

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Publication Number Publication Date
JPH02145266U JPH02145266U (ja) 1990-12-10
JPH0721472Y2 true JPH0721472Y2 (ja) 1995-05-17

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