JPH07214305A - 角パイプ部材の溶接結合構造 - Google Patents
角パイプ部材の溶接結合構造Info
- Publication number
- JPH07214305A JPH07214305A JP3518594A JP3518594A JPH07214305A JP H07214305 A JPH07214305 A JP H07214305A JP 3518594 A JP3518594 A JP 3518594A JP 3518594 A JP3518594 A JP 3518594A JP H07214305 A JPH07214305 A JP H07214305A
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- JP
- Japan
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- square pipe
- pipe member
- welding
- deformed
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶接量を少なくして、低コストで角パイプ部
材の溶接結合を行ない、かつ扁平部を強化する。 【構成】 角パイプ部材１の相対する辺２を、Ｖ字状工
具によりＶ字状に屈曲変形させ、次に前記角パイプ部材
１における他の相対する辺４を、相互に接近するように
押圧変形して、扁平部５を形成し、その扁平部５の先端
部を直線状部材６の外面に当接して溶接７により固着す
る。
材の溶接結合を行ない、かつ扁平部を強化する。 【構成】 角パイプ部材１の相対する辺２を、Ｖ字状工
具によりＶ字状に屈曲変形させ、次に前記角パイプ部材
１における他の相対する辺４を、相互に接近するように
押圧変形して、扁平部５を形成し、その扁平部５の先端
部を直線状部材６の外面に当接して溶接７により固着す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フェンス，補強部材，
はしごにおける足掛け部材などとして使用する角パイプ
部材の溶接結合構造に関するものである。
はしごにおける足掛け部材などとして使用する角パイプ
部材の溶接結合構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、図１８に示すように、多数の角パ
イプ部材８の両端部を、直線状部材９に溶接により固着
して、構成したはしご１０が知られている。
イプ部材８の両端部を、直線状部材９に溶接により固着
して、構成したはしご１０が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のはしご１０
の場合は、角パイプ部材８の両端部の全周を直線状部材
９に溶接により固着しているので、溶接量が相当多くな
って製造コストが高くなるという欠点がある。
の場合は、角パイプ部材８の両端部の全周を直線状部材
９に溶接により固着しているので、溶接量が相当多くな
って製造コストが高くなるという欠点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前述の問題を有利に解決
するために、本発明の角パイプ部材の溶接結合構造にお
いては、角パイプ部材１の相対する辺２を、Ｖ字状工具
３によりＶ字状に屈曲変形させ、次に前記角パイプ部材
１における他の相対する辺４を、相互に接近するように
押圧変形して、扁平部５を形成し、その扁平部５の先端
部を直線状部材６の外面に当接して溶接７により固着す
る。
するために、本発明の角パイプ部材の溶接結合構造にお
いては、角パイプ部材１の相対する辺２を、Ｖ字状工具
３によりＶ字状に屈曲変形させ、次に前記角パイプ部材
１における他の相対する辺４を、相互に接近するように
押圧変形して、扁平部５を形成し、その扁平部５の先端
部を直線状部材６の外面に当接して溶接７により固着す
る。
【０００５】
【実施例】図１ないし図７は端部に扁平部５を有する角
パイプ部材１を示すものであって、一対の長辺および一
対の短辺を有する長方形断面の鋼製角パイプ部材１にお
ける一対の短辺２に、一対のＶ字状工具３の刃先部１１
が、各辺２の巾方向中央部に沿って延長するように配置
され、各Ｖ字状工具３が角パイプ部材１の中央部に向か
って移動されて、各相対する辺２がＶ字状に屈曲され、
かつ図に示すように、台板１２の上に、一対のＶ字状工
具３により一対のＶ字状部を形成した角パイプ部材１に
おける一方の相対する辺４が載置され、他方の相対する
辺４が押圧工具１３により押圧されて、扁平部５が形成
される。
パイプ部材１を示すものであって、一対の長辺および一
対の短辺を有する長方形断面の鋼製角パイプ部材１にお
ける一対の短辺２に、一対のＶ字状工具３の刃先部１１
が、各辺２の巾方向中央部に沿って延長するように配置
され、各Ｖ字状工具３が角パイプ部材１の中央部に向か
って移動されて、各相対する辺２がＶ字状に屈曲され、
かつ図に示すように、台板１２の上に、一対のＶ字状工
具３により一対のＶ字状部を形成した角パイプ部材１に
おける一方の相対する辺４が載置され、他方の相対する
辺４が押圧工具１３により押圧されて、扁平部５が形成
される。
【０００６】また角パイプ部材１の他端部にも、前述の
場合と同様にして扁平部５が設けられる。
場合と同様にして扁平部５が設けられる。
【０００７】図８ないし図１０は、前記扁平部５を有す
る角パイプ部材１を使用した本発明の第１実施例柵体を
示すものであって、前記扁平部５を有する角パイプ部材
１が、垂直状態で配置されて、その角パイプ部材１の上
下両端部が、鋼製角パイプからなる水平な直線状部材６
に対し、溶接７により固着され、各直線状部材６の両端
部は支柱１４に対し溶接７により固着されている。
る角パイプ部材１を使用した本発明の第１実施例柵体を
示すものであって、前記扁平部５を有する角パイプ部材
１が、垂直状態で配置されて、その角パイプ部材１の上
下両端部が、鋼製角パイプからなる水平な直線状部材６
に対し、溶接７により固着され、各直線状部材６の両端
部は支柱１４に対し溶接７により固着されている。
【０００８】図１１ないし図１３は、前記扁平部５を有
する角パイプ部材１を使用した本発明の第２実施例に係
るはしご１０を示すものであって、両端に扁平部５を有
する角パイプ部材１が上下方向に等間隔で配置され、各
扁平部５を有する角パイプ部材１の両端部は、鋼製直線
状部材６に当接されて溶接７により固着されている。
する角パイプ部材１を使用した本発明の第２実施例に係
るはしご１０を示すものであって、両端に扁平部５を有
する角パイプ部材１が上下方向に等間隔で配置され、各
扁平部５を有する角パイプ部材１の両端部は、鋼製直線
状部材６に当接されて溶接７により固着されている。
【０００９】図１４ないし図１６は、扁平部５を有する
角パイプ部材１を使用した本発明の第３実施例を示すも
のであって、角パイプ部材１の扁平部５が横向きで配置
されると共に、前記角パイプ部材１が傾斜状態でジグザ
グ状に配置され、各角パイプ部材１の両端の扁平部５
は、直線状部材６からなる支柱１４に溶接７により固着
されている。
角パイプ部材１を使用した本発明の第３実施例を示すも
のであって、角パイプ部材１の扁平部５が横向きで配置
されると共に、前記角パイプ部材１が傾斜状態でジグザ
グ状に配置され、各角パイプ部材１の両端の扁平部５
は、直線状部材６からなる支柱１４に溶接７により固着
されている。
【００１０】図１７は本発明の第４実施例を示すもので
あって、扁平部５を有する角パイプ部材１が水平状態で
配置され、その角パイプ部材１の両端の扁平部５は、直
線状部材６に対し溶接７により固着されている。
あって、扁平部５を有する角パイプ部材１が水平状態で
配置され、その角パイプ部材１の両端の扁平部５は、直
線状部材６に対し溶接７により固着されている。
【００１１】前記説明では、角パイプ部材１の端部に偏
平部５を形成する場合について述べたが、長尺の角パイ
プ部材から短尺の角パイプ部材を得る場合は、長尺の角
パイプ部材の中間部に、押圧変を施して偏平部５を形成
し、次いで前記偏平部５を、その中央部でシヤーなどに
より切断して、短尺の角パイプ部材を製作してもよい。
平部５を形成する場合について述べたが、長尺の角パイ
プ部材から短尺の角パイプ部材を得る場合は、長尺の角
パイプ部材の中間部に、押圧変を施して偏平部５を形成
し、次いで前記偏平部５を、その中央部でシヤーなどに
より切断して、短尺の角パイプ部材を製作してもよい。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、角パイプ部材１の相対
する辺２を、Ｖ字状工具３によりＶ字状に屈曲変形さ
せ、次に前記角パイプ部材１における他の相対する辺４
を、相互に接近するように押圧変形して、扁平部５を形
成し、その扁平部５の先端部を直線状部材６の外面に当
接して溶接７により固着したので、溶接量を少なくし
て、角パイプ部材の溶接結合構造を低コストで製作する
ことができ、かつ角パイプ部材１の端部における相対す
る辺２を、Ｖ字状に屈曲変形させ、次に前記角パイプ部
材１における他の相対する辺４を、相互に接近するよう
に押圧して、折り曲げ変形することにより、折り曲げ変
形された扁平部５を構成するので、その扁平部５を強化
することができる。
する辺２を、Ｖ字状工具３によりＶ字状に屈曲変形さ
せ、次に前記角パイプ部材１における他の相対する辺４
を、相互に接近するように押圧変形して、扁平部５を形
成し、その扁平部５の先端部を直線状部材６の外面に当
接して溶接７により固着したので、溶接量を少なくし
て、角パイプ部材の溶接結合構造を低コストで製作する
ことができ、かつ角パイプ部材１の端部における相対す
る辺２を、Ｖ字状に屈曲変形させ、次に前記角パイプ部
材１における他の相対する辺４を、相互に接近するよう
に押圧して、折り曲げ変形することにより、折り曲げ変
形された扁平部５を構成するので、その扁平部５を強化
することができる。
【図１】角パイプ部材における相対する２辺にＶ字状工
具を対向させた状態を示す正面図である。
具を対向させた状態を示す正面図である。
【図２】Ｖ字状工具により角パイプ部材の相対する２辺
をＶ字状に変形させた状態を示す正面図である。
をＶ字状に変形させた状態を示す正面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線断面図である。
【図４】台板および押圧工具により扁平部を形成した状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
【図５】扁平部を有する角パイプ部材を示す正面図であ
る。
る。
【図６】扁平部を有する角パイプ部材を示す側面図であ
る。
る。
【図７】扁平部を有する角パイプ部材の一部を示す平面
図である。
図である。
【図８】本発明の第１実施例に係る柵体を示す正面図で
ある。
ある。
【図９】図８のＢ−Ｂ線拡大断面図である。
【図１０】図８の一部を拡大して示す正面図である。
【図１１】本発明の第２実施例に係るはしごを示す正面
図である。
図である。
【図１２】図１１の一部を拡大して示す正面図である。
【図１３】図１２に示す部分の横断平面図である。
【図１４】本発明の第３実施例に係るブレースの一部を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図１５】図１４の一部を拡大して示す正面図である。
【図１６】支柱およびブレースを示す縦断側面図であ
る。
る。
【図１７】本発明の第４実施例に係る扁平部を有する水
平な角パイプ部材を支柱に固着した状態を示す側面図で
ある。
平な角パイプ部材を支柱に固着した状態を示す側面図で
ある。
【図１８】従来の金属製はしごを示す正面図である。
１ 角パイプ部材 ２ 相対する辺 ３ Ｖ字状工具 ４ 相対する辺 ５ 扁平部 ６ 直線状部材 ７ 溶接 ８ 角パイプ部材 ９ 直線状部材 １０ はしご １１ 刃先部 １２ 台板 １３ 押圧工具 １４ 支柱
Claims (1)
- 【請求項１】 角パイプ部材１の相対する辺２を、Ｖ字
状工具３によりＶ字状に屈曲変形させ、次に前記角パイ
プ部材１における他の相対する辺４を、相互に接近する
ように押圧変形して、扁平部５を形成し、その扁平部５
の先端部を直線状部材６の外面に当接して溶接７により
固着した角パイプ部材の溶接結合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3518594A JPH07214305A (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 角パイプ部材の溶接結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3518594A JPH07214305A (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 角パイプ部材の溶接結合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07214305A true JPH07214305A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=12434794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3518594A Pending JPH07214305A (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 角パイプ部材の溶接結合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07214305A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018140428A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-13 | 株式会社コクホ | 梯子製造装置及び梯子製造方法 |
-
1994
- 1994-02-09 JP JP3518594A patent/JPH07214305A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018140428A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-13 | 株式会社コクホ | 梯子製造装置及び梯子製造方法 |
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