JPH0721419Y2 - 曲線走行台車駆動装置 - Google Patents
曲線走行台車駆動装置Info
- Publication number
- JPH0721419Y2 JPH0721419Y2 JP1304090U JP1304090U JPH0721419Y2 JP H0721419 Y2 JPH0721419 Y2 JP H0721419Y2 JP 1304090 U JP1304090 U JP 1304090U JP 1304090 U JP1304090 U JP 1304090U JP H0721419 Y2 JPH0721419 Y2 JP H0721419Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rails
- curved
- motors
- wheels
- drive wheels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は重量物搬送台車で軌条を走行し、軌条が直線と
曲線の混在する曲線走行台車の駆動装置に関するもので
ある。
曲線の混在する曲線走行台車の駆動装置に関するもので
ある。
（従来の技術） 従来、曲線走行台車には第３図に示すボギー台車が一般
的であり、JRその他の貨車においてもこの方式であっ
て、弯曲部の軌条の傾きに対して車輪取付部がピンジョ
イントになっていて、車輪は傾き（カント）の変化に追
従して傾くものであって、弯曲軌条に対応することが可
能である。
的であり、JRその他の貨車においてもこの方式であっ
て、弯曲部の軌条の傾きに対して車輪取付部がピンジョ
イントになっていて、車輪は傾き（カント）の変化に追
従して傾くものであって、弯曲軌条に対応することが可
能である。
しかし車輪取付部のスペースが必要なため台車の全高が
高くなり、高さ制御があるなど狭いスペースには不向き
であって高価であるという問題がある。
高くなり、高さ制御があるなど狭いスペースには不向き
であって高価であるという問題がある。
又左右の駆動輪a,a′が、１個の駆動軸ｄによって接続
し、該駆動軸ｄを１個の駆動装置によって駆動するもの
であったため、軌条l,l′の曲率によっては、車輪ａの
テーパ踏面がスリップするという問題があった。
し、該駆動軸ｄを１個の駆動装置によって駆動するもの
であったため、軌条l,l′の曲率によっては、車輪ａの
テーパ踏面がスリップするという問題があった。
（考案が解決しようとする課題） 本考案は左右の軌条l,l′の曲率に容易に追従し、かつ
内側車輪ａのスリップが無く、しかも台車の高さを低く
かつ簡略化することを目的とするものである。
内側車輪ａのスリップが無く、しかも台車の高さを低く
かつ簡略化することを目的とするものである。
（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するため本考案は、左右の軌条にそれ
ぞれ支持される左右の駆動車輪が共通軸線上に設けられ
た台車において、左右の駆動車輪が左右のACモーターに
よってそれぞれ駆動され、インバーター制御によって、
左右のACモーターの回転数を左右の軌条の曲率に対応さ
せる制御装置を設けてなる曲線走行台車駆動装置によっ
て構成する。
ぞれ支持される左右の駆動車輪が共通軸線上に設けられ
た台車において、左右の駆動車輪が左右のACモーターに
よってそれぞれ駆動され、インバーター制御によって、
左右のACモーターの回転数を左右の軌条の曲率に対応さ
せる制御装置を設けてなる曲線走行台車駆動装置によっ
て構成する。
（作用） 従って左右の遊動車輪4,4′及び左右の駆動車輪a,a′を
左右の軌条l,l′上に支持し、該駆動車輪a,a′をそれぞ
れACモーター1,1′によって駆動して、上記軌条l,l′上
を走行させる。
左右の軌条l,l′上に支持し、該駆動車輪a,a′をそれぞ
れACモーター1,1′によって駆動して、上記軌条l,l′上
を走行させる。
このACモーター1,1′の回転は、インバーター2,2′によ
って出力周波数及び電圧を制御して、それぞれ独立的に
回転させるものであって、制御装置３に予め記憶させた
上記軌条l,l′の曲率r1，r2に対応する回転数n,n′によ
って回転させ、それによって左右の駆動車輪a,a′を、
上記軌条l,l′の曲率r1，r2に対応してスリップなく回
転させることが可能である。
って出力周波数及び電圧を制御して、それぞれ独立的に
回転させるものであって、制御装置３に予め記憶させた
上記軌条l,l′の曲率r1，r2に対応する回転数n,n′によ
って回転させ、それによって左右の駆動車輪a,a′を、
上記軌条l,l′の曲率r1，r2に対応してスリップなく回
転させることが可能である。
勿論、直線走行軌条l,l′では左右のACモーター1,1′の
回転数は同一となるもので、直線部と曲線部との変換点
５において上記インバーター2,2′に変換指令信号が発
せられる。
回転数は同一となるもので、直線部と曲線部との変換点
５において上記インバーター2,2′に変換指令信号が発
せられる。
（実施例） 直線部から曲線部への変換点５を有する左右の軌条l,
l′に、台車６の左右の駆動車輪a,a′及び左右の遊動車
輪4,4′を支持する。上記左右の駆動車輪a,a′及び左右
の遊動車輪4,4′は、それぞれ共通軸線ｃ上に軸支さ
れ、左右の駆動車輪a,a′の駆動軸7,7′にはそれぞれ左
右の篭形ACモーター1,1′を接続し、該モーター1,1′は
台車６に支持される。
l′に、台車６の左右の駆動車輪a,a′及び左右の遊動車
輪4,4′を支持する。上記左右の駆動車輪a,a′及び左右
の遊動車輪4,4′は、それぞれ共通軸線ｃ上に軸支さ
れ、左右の駆動車輪a,a′の駆動軸7,7′にはそれぞれ左
右の篭形ACモーター1,1′を接続し、該モーター1,1′は
台車６に支持される。
又該モーター1,1′にはそれぞれVVVFインバーター2,2′
（可変電圧、可変周波数インバーター）を接続し、さら
に制御装置３に両インバーター2,2′を接続する。
（可変電圧、可変周波数インバーター）を接続し、さら
に制御装置３に両インバーター2,2′を接続する。
この制御装置３には左右の軌条l,l′の曲線部の曲率r,r
に対応して回転する左右の駆動輪a,a′の回転数n,n′を
記憶させ、さらに直線部から曲線部への変換点５を感知
し、変換指令信号を発信して左右の上記インバーター2,
2′の電圧及び周波数を変換し左右の駆動車輪a,a′を上
記回転数n,n′に回転させることができる。
に対応して回転する左右の駆動輪a,a′の回転数n,n′を
記憶させ、さらに直線部から曲線部への変換点５を感知
し、変換指令信号を発信して左右の上記インバーター2,
2′の電圧及び周波数を変換し左右の駆動車輪a,a′を上
記回転数n,n′に回転させることができる。
変換点５の感知は近接スイッチ8,8′（第１図）による
場合、始発点から変換点５に至る距離を記憶し、走行距
離カウントで判別する場合又は車輪a,a′に働く横圧を
歪ゲージ、ロードセル等で検出することができる。
場合、始発点から変換点５に至る距離を記憶し、走行距
離カウントで判別する場合又は車輪a,a′に働く横圧を
歪ゲージ、ロードセル等で検出することができる。
勿論曲線部から直線部へ向う場合にも上記変換点５を感
知し、変換指令信号によって上記VVVFインバーター2,
2′を制御し、上記ACモーター1,1′及び左右の駆動車輪
a,a′を同一回転数に戻すことができる。
知し、変換指令信号によって上記VVVFインバーター2,
2′を制御し、上記ACモーター1,1′及び左右の駆動車輪
a,a′を同一回転数に戻すことができる。
尚図中９を示すものは上記駆動車輪a,a′のフランジ、1
0は曲率中心点、第２図中11,11′は軌条l,l′と車輪a,
a′との接触円周線である。
0は曲率中心点、第２図中11,11′は軌条l,l′と車輪a,
a′との接触円周線である。
（考案の効果） 本考案は上述のように構成したので、左右の軌条l,l′
の曲線部において左右の駆動車輪a,a′の回転数n,n′が
上記軌条l,l′の曲率r1，r2に対応して自動的に回転す
るため、スリップなく回転し得てボギー車によることな
く安全に台車６を曲線走行させ得るし、曲率r1，r2の小
さい曲線部に適用することができる。
の曲線部において左右の駆動車輪a,a′の回転数n,n′が
上記軌条l,l′の曲率r1，r2に対応して自動的に回転す
るため、スリップなく回転し得てボギー車によることな
く安全に台車６を曲線走行させ得るし、曲率r1，r2の小
さい曲線部に適用することができる。
そのため台車６の構造を簡略化して安価に得ることが可
能で、しかも台車６の高さを低く形成し得て高さ制限に
対応しうる便益がある。
能で、しかも台車６の高さを低く形成し得て高さ制限に
対応しうる便益がある。
第１図は本考案の曲線走行台車駆動装置を示す平面図、
第２図は従来の駆動車輪の正面図、第３図は従来のボギ
ー車の側面図である。 a,a′…駆動車輪 1,1′…ACモーター 2,2′…インバーター l,l′…軌条 r1，r2…曲率、３…制御装置
第２図は従来の駆動車輪の正面図、第３図は従来のボギ
ー車の側面図である。 a,a′…駆動車輪 1,1′…ACモーター 2,2′…インバーター l,l′…軌条 r1，r2…曲率、３…制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 堺 良雄 福岡県飯塚市大字幸袋215 株式会社幸袋 工作所内 (72)考案者 田中 勝 福岡県飯塚市大字幸袋215 株式会社幸袋 工作所内 (56)参考文献 特開 平２−34465（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−94079（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】左右の軌条にそれぞれ支持される左右の駆
動車輪が共通軸線上に設けられた台車において、左右の
駆動車輪が左右のACモーターによってそれぞれ駆動さ
れ、インバーター制御によって、左右のACモーターの回
転数を左右の軌条の曲率に対応させる制御装置を設けて
なる曲線走行台車駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1304090U JPH0721419Y2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | 曲線走行台車駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1304090U JPH0721419Y2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | 曲線走行台車駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03106208U JPH03106208U (ja) | 1991-11-01 |
| JPH0721419Y2 true JPH0721419Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31516482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1304090U Expired - Lifetime JPH0721419Y2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | 曲線走行台車駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721419Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11240446A (ja) * | 1998-02-23 | 1999-09-07 | Aichi Mach Ind Co Ltd | 無人搬送車 |
| KR100413820B1 (ko) * | 1999-12-22 | 2003-12-31 | 주식회사 포스코 | 고미분탄 취입시 노황개선을 위한 고로조업방법 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4996849B2 (ja) * | 2005-11-30 | 2012-08-08 | 株式会社東芝 | 電気車制御装置 |
-
1990
- 1990-02-13 JP JP1304090U patent/JPH0721419Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11240446A (ja) * | 1998-02-23 | 1999-09-07 | Aichi Mach Ind Co Ltd | 無人搬送車 |
| KR100413820B1 (ko) * | 1999-12-22 | 2003-12-31 | 주식회사 포스코 | 고미분탄 취입시 노황개선을 위한 고로조업방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03106208U (ja) | 1991-11-01 |
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