JPH07214134A - 自己診断機能を備える金属帯の蛇行防止装置 - Google Patents

自己診断機能を備える金属帯の蛇行防止装置

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Publication number
JPH07214134A
JPH07214134A JP6015506A JP1550694A JPH07214134A JP H07214134 A JPH07214134 A JP H07214134A JP 6015506 A JP6015506 A JP 6015506A JP 1550694 A JP1550694 A JP 1550694A JP H07214134 A JPH07214134 A JP H07214134A
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JP6015506A
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Masaki Otsuka
正樹 大塚
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光源および受光素子のメンテナンスを効率的
に行うことができる自己診断機能を備える蛇行防止装置
を提供する。 【構成】 ペイオフリール1から供給された金属帯2
は、変位手段3、光学的検出手段4を介して、冷間圧延
機5に搬送され圧延される。ラインイメージセンサ9お
よび光源10によって金属帯が走行している位置を検出
し、金属帯の幅方向中央位置が予め定める位置でないと
き、制御手段6は変位手段3のローラ13,14が設け
られている揺動台11の位置を油圧複動シリンダ12に
よって変位させ、ローラ13,14を走行している金属
帯2の位置をずらす。ランプ7、ブザー8は、光学的検
出手段4が汚れたときやごみなどが付着したときに点
灯、鳴動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属帯の蛇行の矯正状
態を判断して、蛇行していれば警報を発生する自己診断
機能を有する金属帯の蛇行防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属帯を連続的に処理するプ
ロセスラインには、金属帯の蛇行を防止するための蛇行
防止装置が設けられている。
【0003】中でもタンデム冷間圧延機では、複数のロ
ールスタンドからなり、ペイオフリールまたは前工程か
ら、連続的に金属帯を送り込み圧延する。その場合、た
とえば金属帯の幅方向が1000mmあるとき、正常な
位置から幅方向に20mm以上ずれて蛇行すると、金属
帯が絞り込み、破断したりして圧延ロールに多大なダメ
ージを与えるばかりでなく、復旧作業のため操業を休止
せざるを得ない事態が発生し、甚大な損害を生じる。
【0004】このため、一般のプロセスラインに比べ、
よりシビアな蛇行制御が要求される。
【0005】このため、先行技術は、この金属帯の位置
を検出するため、金属帯の厚み方向の一方側に光源を配
置し、金属帯の厚み方向の他方側にその光源の受光素子
を配置する。この光源および受光素子によって、金属帯
の側部を検出して、その金属帯の位置が目標とする位置
からずれたとき、そのずれがなくなるように金属帯の幅
方向の位置を制御する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】冷間圧延機の入側で
は、圧延機のヒューム、いわゆる油の蒸気が発生して、
ごみなどの異物が付着して前述の光源および受光素子が
汚損しやすく、定期的に清掃したりするメンテナンスが
大変である。また、定期的に清掃を行っていても、光源
および受光素子が汚れのため誤検出することがある。
【0007】本発明の目的は、光源および受光素子のメ
ンテナンスを効率的に行うことができる自己診断機能を
備える蛇行防止装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧延機の入側
に設けられる自己診断機能を備える金属帯の蛇行防止装
置において、金属帯の厚み方向の一方側で、金属帯の少
なくとも両側部付近に配置され、前記各側部の内方と外
方とにわたる範囲で光を発生する光源と、金属帯の厚み
方向の他方側で、金属帯の少なくとも両側部付近に配置
され、前記各側部の内方と外方とにわたる範囲で受光
し、前記各側部の幅方向の位置を検出する受光手段と、
受光手段の出力に応答し、受光手段の出力を予め定める
第1弁別レベルでレベル弁別する第1レベル弁別手段
と、第1レベル弁別手段の出力に応答し、金属帯の幅方
向中央位置を演算して求める演算手段と、演算手段の出
力に応答し、前記幅方向中央位置が予め定める位置にな
るように金属帯を幅方向に変位する変位手段と、受光手
段の出力に応答し、受光手段の出力を、第1弁別レベル
に対応する受光量よりも大きくかつ、金属帯によって遮
断されない状態での正常時の受光量未満である予め定め
る第2弁別レベルでレベル弁別する第2レベル弁別手段
と、第2レベル弁別手段の出力に応答し、受光手段の出
力が第2弁別レベルに対する光量未満になったときに警
報を発生する手段とを含むことを特徴とする自己診断機
能を備える金属帯の蛇行防止装置である。
【0009】また本発明は、受光手段と第2レベル弁別
手段との間に介在され、受光手段からの出力の受光量の
最大値を検出して第2レベル弁別手段に与える最大値検
出手段を含むことを特徴とする。
【0010】さらに本発明は、圧延機の入側に設けられ
る自己診断機能を備える金属帯の蛇行防止装置におい
て、金属帯の厚み方向の一方側で、金属帯の少なくとも
両側部付近に配置され、前記各側部の内方と外方とにわ
たる範囲で光を発生する光源と、金属帯の厚み方向の他
方側で、金属帯の少なくとも両側部付近に配置され、前
記各側部の内方と外方とにわたる範囲で受光し、前記各
側部の幅方向の位置を検出する受光手段と、受光手段の
出力に応答し、受光手段の出力を予め定める弁別レベル
でレベル弁別するレベル弁別手段と、レベル弁別手段の
出力に応答し、金属帯の幅方向中央位置を演算して求め
る演算手段と、演算手段の出力に応答し、前記幅方向中
央位置が予め定める位置になるように金属帯を幅方向に
変位する変位手段と、レベル弁別手段の出力に応答し、
前記各側部付近で金属帯の幅方向に沿って受光手段の出
力が弁別レベルに対応する光量未満になる回数を計数す
る計数手段と、計数手段の出力に応答し、計数値が複数
であるときに警報を発生する手段とを含むことを特徴と
する自己診断機能を備える金属帯の蛇行防止装置であ
る。
【0011】さらにまた本発明は、圧延機の入側に設け
られる自己診断機能を備える金属帯の蛇行防止装置にお
いて、金属帯の厚み方向の一方側で、金属帯の少なくと
も両側部付近に配置され、前記各側部の内方と外方とに
わたる範囲で光を発生する光源と、金属帯の厚み方向の
他方側で、金属帯の少なくとも両側部付近に配置され、
前記各側部の内方と外方とにわたる範囲で受光し、前記
各側部の幅方向の位置を検出する受光手段と、受光手段
の出力に応答し、受光手段の出力を予め定める第1弁別
レベルでレベル弁別する第1レベル弁別手段と、第1レ
ベル弁別手段の出力に応答し、金属帯の幅方向中央位置
を演算して求める演算手段と、演算手段の出力に応答
し、前記幅方向中央位置が予め定める位置になるように
金属帯を幅方向に変位させる変位手段と、受光手段の出
力に応答し、受光手段の出力を、第1弁別レベルに対応
する受光量よりも大きくかつ、金属帯によって遮断され
ない状態での正常時の受光量未満である予め定める第2
弁別レベルでレベル弁別する第2レベル弁別手段と、第
2レベル弁別手段の出力に応答し、受光手段の出力が第
2弁別レベルに対する光量未満になったときに第1警報
を発生する手段と、第1レベル弁別手段の出力に応答
し、前記各側部付近で金属帯の幅方向に沿って受光手段
の出力が弁別レベルに対応する光量未満になる回数を計
数する計数手段と、計数手段の出力に応答し、計数値が
複数であるときに第2警報を発生する手段とを含むこと
を特徴とする自己診断機能を備える金属帯の蛇行防止装
置である。
【0012】さらにまた本発明は、前記変位手段は、固
定位置に設けられる架台と、架台上で上流側の金属帯の
搬送方向にほぼ平行な軸線まわりに角変位可能に支持さ
れる揺動台と、揺動台に回転可能に設けられ、金属帯が
S字状に巻掛けられ、前記搬送方向に交差する回転軸線
を有する一対のローラと、演算手段の出力に応答し、金
属帯の幅方向中央位置が予め定める位置になるように、
揺動台を角変位駆動する駆動手段とを含むことを特徴と
する。
【0013】
【作用】本発明に従えば、光源は金属帯の厚み方向(上
下方向)の一方側で、金属帯の少なくとも両側部付近に
配置され、前記各側部の金属帯の中央よりである内方と
外方とにわたる範囲で光を発生する。受光手段は、金属
帯の厚み方向の他方側で、金属帯の少なくとも両側部付
近に配置され、前記各側部の内方と外方とにわたる範囲
で受光し、前記各側部の幅方向の位置を検出する。第1
レベル弁別手段は、受光手段の出力に応答し、受光手段
の出力を予め定める第1弁別レベルでレベル弁別する。
演算手段は、第1レベル弁別手段の出力に応答し、金属
帯の幅方向中央位置を演算して求める。変位手段は、演
算手段の出力に応答し、前記幅方向中央位置が予め定め
る位置になるように金属帯を幅方向に変位させる。第2
レベル弁別手段は、受光手段の出力に応答し、受光手段
の出力を、第1弁別レベルに対応する受光量よりも大き
くかつ、金属帯によって遮断されない状態での正常時で
の受光量未満である予め定める第2弁別レベルでレベル
弁別する。警報を発生する手段は、第2レベル弁別手段
の出力に応答し、受光手段の出力が第2弁別レベルに対
する光量未満になったときに警報を発生する自己診断機
能を有している。したがって、光源または受光手段が汚
れたとき、警報が発生されるので、効率的に清掃などの
メンテナンスを行うことができる。
【0014】また、本発明に従えば、最大値検出手段
は、受光手段と第2レベル弁別手段との間に介在され、
受光手段からの出力の最大値を検出して第2レベル弁別
手段に与える。したがって、第2レベル弁別手段におい
て、前記最大値と第2弁別レベルとを比較することがで
きる。
【0015】さらに本発明に従えば、光源は、金属帯の
厚み方向の一方側で、金属帯の少なくとも両側部付近に
配置され、前記各側部の内方と外方とにわたる範囲で光
を発生する。受光手段は、金属帯の厚み方向の他方側
で、金属帯の少なくとも両側部付近に配置され、前記各
側部の内方と外方とにわたる範囲で受光し、前記各側部
の幅方向の位置を検出する。レベル弁別手段は、受光手
段の出力に応答し、受光手段の出力を予め定める弁別レ
ベルでレベル弁別する。演算手段は、レベル弁別手段の
出力に応答し、金属帯の幅方向中央位置を演算して求め
る。変位手段は、演算手段の出力に応答し、前記幅方向
中央位置が予め定める位置になるように金属帯を幅方向
に変位する。計数手段は、レベル弁別手段の出力に応答
し、前記各側部付近で金属帯の幅方向に沿って受光手段
の出力が弁別レベルに対応する光量未満になる回数を計
数する。警報を発生する手段は、計数手段の出力に応答
し、計数値が複数であるときに警報を発生する自己診断
機能を有している。したがって、光源または受光手段に
ごみなどの遮光性の異物が付着したとき、計数手段の計
数値が複数になるので、警報が発生される。これによっ
て、効率的に清掃などのメンテナンスを行うことができ
る。
【0016】さらにまた本発明に従えば、光源は、金属
帯の厚み方向の一方側で金属帯の少なくとも両側部付近
に配置され、前記各側部の内方と外方とにわたる範囲で
光を発生する。受光手段は、金属帯の厚み方向の他方側
で、金属帯の少なくとも両側部付近に配置され、前記各
側部の内方と外方とにわたる範囲で受光し、前記各側部
の幅方向の位置を検出する。第1レベル弁別手段は、受
光手段の出力に応答し、受光手段の出力を予め定める第
1弁別レベルでレベル弁別する。演算手段は、第1レベ
ル弁別手段の出力に応答し、金属帯の幅方向中央位置を
演算して求める。変位手段は、演算手段の出力に応答
し、前記幅方向中央位置が予め定める位置になるように
金属帯を幅方向に変位させる。第2レベル弁別手段は、
受光手段の出力に応答し、受光手段の出力を、第1弁別
レベルに対応する受光量よりも大きくかつ、金属帯によ
って遮断されない状態での正常時の受光量未満である予
め定める第2弁別レベルでレベル弁別する。第1警報を
発生する手段は、第2レベル弁別手段の出力に応答し、
受光手段の出力が第2弁別レベルに対する光量未満にな
ったときに警報を発生する自己診断機能を有している。
計数手段は、第1レベル弁別手段の出力に応答し、前記
各側部付近で金属帯の幅方向に沿って受光手段の出力が
弁別レベルに対応する光量未満になる回数を計数する。
第2警報を発生する手段は、計数手段の出力に応答し、
計数値が複数であるときに警報を発生する自己診断機能
を有している。
【0017】したがって、光源または受光手段が汚れた
とき警報が発生される。また、光源または受光手段にご
みなどの遮光性の異物が付着したとき、計数手段の計数
値が複数になるので、警報が発生される。これによっ
て、効率的に清掃などのメンテナンスを行うことができ
る。
【0018】さらにまた本発明に従えば、前記変位手段
は、固定位置に設けられる架台と、架台上で上流側の金
属帯の搬送方向にほぼ平行に軸線まわりに角変位可能に
支持される揺動台と、揺動台に回転可能に設けられ、金
属帯がS字状に巻掛けられ、前記搬送方向に交差する回
転軸線を有する一対のローラと、演算手段の出力に応答
し、金属帯の幅方向中央位置が予め定める位置になるよ
うに、揺動台を角変位駆動する駆動手段とを含む。した
がって、金属帯の幅方向中央位置が常に予め定める位置
になるように制御される。
【0019】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である自己診断機
能を備える金属帯の蛇行防止装置(以下「蛇行防止装
置」と略称)の構成を示すブロック図である。ペイオフ
リール1から供給された鋼帯などの金属帯2は、蛇行防
止のための変位手段3、光学的検出手段4を経由して冷
間圧延機5に搬送され、圧延される。
【0020】変位手段3、光学的検出手段4、制御部
6、ランプ7およびブザー8によって蛇行防止装置を構
成し、冷間圧延機5の入側に設けられる。光学的検出手
段4のラインイメージセンサ9と光源10によって金属
帯2が走行しているときの幅方向の位置を検出し、金属
帯の幅方向中央位置が予め定める位置でないとき、制御
手段6は、変位手段3のローラ13,14が設けられて
いる揺動台11の位置を油圧複動シリンダ12によって
変位させ、ローラ13,14を走行している金属帯2の
位置をずらす。ランプ7、ブザー8は、光学的検出手段
4が汚れたときやごみなどの遮光性の異物が付着したと
きに点灯、鳴動し、メンテナンスすることを作業者に促
す。このようにして、制御手段6は、金属帯の幅方向中
央位置が予め定める位置になるように制御する。冷間圧
延機5は、複数のバックアップロール16および複数の
ワークロール17から構成されている。
【0021】図2は、図1で示されるラインイメージセ
ンサ9と、蛍光灯などの光源10との斜視図である。金
属帯2は、イメージセンサ9と、光源10との間におい
て搬送され、光源10の長手方向と金属帯2の走行方向
は垂直であり、かつ金属帯2と光源10は平行である。
イメージセンサ9a,9bは、金属帯2の幅方向の両側
部に配置され、イメージセンサ9a,9bが受光する範
囲20a,20bは、金属帯2の両側部の金属帯中央寄
りの内方と外方にわたる範囲である。これによってライ
ンイメージセンサ9a,9bは、金属帯2の幅方向の両
側部の位置を検出することができる。光源9は、金属帯
2の幅方向において、一方の側部付近から他方の側部付
近まで配置されている。
【0022】図3は、変位手段3、ラインイメージセン
サ9a,9b、および光源10の平面図である。変位手
段3およびラインイメージセンサ9a,9b、および光
源10の長手方向は金属帯2の搬送方向21に対して垂
直に配置されている。ラインイメージセンサ9a,9b
は、架台21に取付けられている。
【0023】図4は、図1で示される制御手段6の電気
的構成を示すブロック図である。ラインイメージセンサ
9は、金属帯の幅方向と平行に多数の受光素子24を隣
接して配置している。またラインイメージセンサ9は、
金属帯側部付近25の光をレンズ23を介して多数の受
光素子24によって受光する。多数の受光素子24によ
って受光した光量に対応した信号は、制御手段6のレベ
ル弁別手段26,27へ直列で出力される。レベル弁別
手段27は、ラインイメージセンサ9からの出力信号の
レベルとレベル設定手段31のレベルAとを比較する。
レベルAとは、金属帯2の有無を検出するための予め定
められたレベルである。したがって、レベル弁別手段2
7は、出力信号レベルがレベルA未満のとき金属帯2が
ないと判断し、出力信号レベルがレベルA以上のとき金
属帯2が有ると判断する。演算手段28は、前述のこと
から、金属帯2の両側部P1,P2の絶対位置を算出す
ることができ、これによって金属帯2の幅方向の中央位
置を求める。変位手段3は、演算手段28の出力に応答
し、金属帯2の幅方向の中央位置を予め定める位置にな
るように金属帯2を幅方向に変位させる。レベル弁別手
段26は、ラインイメージセンサ9からの出力信号レベ
ルとレベル設定手段32のレベルBとを比較する。レベ
ルBとは、レベルAよりも大きく、かつ金属帯2によっ
て遮断されない状態での信号出力レベルより小さい予め
定められたレベルである。このレベルBを基準として、
光学的検出手段3の汚れ状態を判断する。したがって、
レベル弁別手段26は、ラインイメージセンサ9の出力
信号レベルがレベルB以上のとき、光学的検出手段3が
正常な状態と判断し、出力信号レベルがレベルB未満の
とき、光学的検出手段が汚れていると判断する。したが
って、レベル弁別回路26が、出力信号レベルがレベル
B未満と判断したとき、警報手段30は、警報を発生す
る。
【0024】図5は、光学的検出手段4が正常な場合に
ラインイメージセンサ9の出力信号を示すグラフであ
り、図5(1)は、そのときのラインイメージセンサ9
aの出力信号を示すグラフであり、図5(2)はそのと
きのラインイメージセンサ9bの出力信号を示すグラフ
である。位置P1,P2は、金属帯2の両側部の位置を
示し、ラインイメージセンサ9が金属帯を検出する領域
はAレベル以上であり、ラインイメージセンサ9が金属
帯を検出しない領域はレベルA未満である。図5で示さ
れる波形の最大値であるレベルCが、レベルBより大き
いので、光学的検出手段が汚れていない正常な状態と判
断される。
【0025】図6は、光学的検出手段4が汚れている場
合、ラインイメージセンサ9が受光する光量が低下した
ときの出力信号を示すグラフである。図6(1)はその
ときのラインイメージセンサ9aの出力信号を示すグラ
フであり、図6(2)はそのときのラインイメージセン
サ9bの出力信号を示すグラフである。位置P1,P2
は、金属帯2の両側部の位置を示し、ラインイメージセ
ンサ9が金属帯を検出する領域はレベルA以上であり、
ラインイメージセンサ9が金属帯を検出しない領域は、
レベルA未満である。図6で示される最大値レベルC
が、レベルB未満なので、光学的検出手段4が汚れてい
ると判断される。この場合、警報を発生させ、作業者に
メンテナンスすることを促す。
【0026】図7は、光学的検出手段4にごみなどの遮
光性の物体が付着している場合のラインイメージセンサ
9の出力信号を示すグラフであり、図7(1)はそのと
きのラインイメージセンサ9aの出力信号を示すグラフ
であり、図7(2)はそのときのラインイメージセンサ
9bの出力信号を示すグラフである。図7(2)で示さ
れるように位置P3から位置P4間においては、金属帯
2がないにもかかわらず、出力信号レベルがAレベル未
満になっている。したがって、位置P3から位置P4に
対応する光学的検出手段4の位置にごみなどの遮光性の
異物が付着していると判断される。このように、連続し
てレベルA未満になる箇所が2箇所以上の場合は、光学
的検出手段4にごみなどの遮光性の物体が付着している
と判断される。この場合、警報を発生させ、作業者にメ
ンテナンスすることを促す。
【0027】図8は、図1で示される制御手段6の処理
内容を示すフローチャートである。ステップa1で処理
をスタートさせる。最初の処理として、金属帯2を搬送
するための機械を停止させ、金属帯2の幅方向の中央位
置を予め定める決められた位置に設定する。ステップa
2では、ラインイメージセンサ9aを動作させ、ステッ
プa3で、ラインイメージセンサ9aの出力をたとえば
10msec毎に一方向に走査する。ステップa4で
は、ラインイメージセンサ9aの出力信号レベルをレベ
ル弁別手段27によってレベルAと比較する。ステップ
a5では、ラインイメージセンサ9aの出力信号のレベ
ルA未満が連続する状態の回数Nを計数する。ステップ
a6では、前述の回数Nが2回以上の場合、ステップa
7に移り、光学的検出手段4にごみなどの遮光性の異物
が付着していると判断し、警報を発生させる。
【0028】またステップa6では、前述の回数が1回
の場合、光学的検出手段4にごみなどが付着せず、正常
と判断してステップa8に移る。ステップa8では、ラ
インイメージセンサ9aの出力信号レベルが、レベルA
未満からレベルA以上に変化する点を検出し、金属帯2
の側部の位置P1を検出する。ステップa9では、ライ
ンイメージセンサ9aの出力信号の最大レベルCを検出
する。ステップa10では、レベル弁別手段26におい
て、ステップa9で検出した最大レベルCと前述のレベ
ルBとを比較し、ステップa11で最大レベルCがレベ
ルB以下のとき、ステップa12に移る。
【0029】ステップa12では、光学的検出手段が汚
れて光量が低下していると判断し、警報を発生させる。
次にステップa13において、ラインイメージセンサ9
bの出力信号の測定が終了したか否かを判断して、終了
していなければ、ステップa14に移り、次にラインイ
メージセンサ9bの測定を開始し、前述のステップa3
からステップa12の処理を繰り返す。ステップa13
において、ラインイメージセンサ9bの出力信号の測定
が終了していれば、ステップa15に移る。ステップa
15では、金属帯2の幅方向の初期の中央位置C0が演
算されているか否かを判断し、演算されていなければ、
ステップa16において、ステップa8で求めた金属帯
2の側部の位置P1,P2から初期の中央位置C0を演
算して求める。次にステップa2に戻り、金属帯2を走
行させ運転を開始し、前述のステップa2からa13の
処理を行う。
【0030】次にステップa15において、初期中央位
置C0の演算が終了していれば、ステップa17に移
る。ステップa17では、ステップa8で求めた金属帯
2の走行時の両側部の位置P1,P2から運転時の金属
帯2の幅方向の中央位置Ciを演算して求める。ステッ
プa18では、金属帯2の中央位置Ciと初期の中央位
置C0との差ΔCiと求める。ステップa19では、ス
テップa18で求めたΔCiに基づいて、運転中の中央
位置Ciが初期中央位置C0に一致するように、変位手
段3を駆動させて金属帯2を幅方向に変位させるセンタ
リング動作を行う。ステップa20で処理を終了する。
以上のようにして、走行中の金属帯2の幅方向の中央位
置Ciを常に初期中央位置C0に一致させることができ
る。
【0031】図9は、図1で示される変位手段3の正面
図であり、図10は、その側面図である。揺動台11
は、固定位置に設けられる架台40の軸受41に設けら
れる軸42まわりに角変位可能に支持される。軸42の
軸線は、上流側の金属帯2の搬送方向45にほぼ平行で
ある。複動油圧シリンダ12を駆動することによってピ
ストン棒48を往復運動させて、ブラケット45を介し
て、揺動台11を軸42まわりに角変位させることがで
きる。
【0032】一対のローラ13,14は、揺動台11に
回転可能に設けられて、金属帯2がS字状に巻掛けら
れ、金属帯2の矢印で示す搬送方向に交差する回転軸線
を有する。ラインイメージセンサ9および蛍光灯などの
光源10によって、金属帯2の幅方向中央位置が予め定
める位置になるように、揺動台11を制御する。たとえ
ば、金属帯2が図10で示される方向55に予め定める
位置にずれた場合、前述の複動油圧シリンダ12によっ
て揺動台11を軸42の中心とする反時計まわりの方向
に角変位させ、金属帯2を予め定める位置に戻す。
【0033】図11は、本発明の他の実施例である蛇行
防止装置の平面図であり、図12はその側面図である。
ロール状に金属帯2が巻かれている繰り出しロール60
から金属帯2が供給される。入側コイル60の軸61
は、支持台63に設けられたブラケット64によって支
持されている。支持台63は、複動油圧シリンダ68に
よって架台62上を、方向66または方向67に往復運
動を行うことができる。ラインイメージセンサ9および
蛍光灯などの光源10によって、金属帯2の幅方向中央
位置が、予め定める位置になるように複動油圧シリンダ
68を制御する。たとえば、金属帯2の幅方向の中央位
置が予め定める位置から方向66にずれた場合、複動油
圧シリンダ68によって軸61を方向67に移動させ、
金属帯2の幅方向の中央位置が予め定める位置になるよ
うに戻す。
【0034】図13は、本発明のさらに他の実施例であ
る蛇行防止装置の光学的検出手段71の平面図である。
ラインイメージセンサ70は、金属帯2の幅方向の一方
側部付近から他方の側部付近まで設けられている。した
がって、このラインイメージセンサ70は、金属帯2の
側部付近と金属帯2の幅全体の光量を測定することがで
きる。蛍光灯などの光源10は図1で示される光源と同
一である。この実施例の蛇行防止装置は、ラインイメー
ジセンサ70、光源10、制御手段6、変位手段3など
で構成される。
【0035】このラインイメージセンサ70を用いた蛇
行防止装置の制御手段6の処理内容を図14に示す。ス
テップb1で処理をスタートさせる。最初の処理とし
て、金属帯2を搬送するための機械を停止させ、金属帯
2の幅方向の中央位置を予め定める決められた位置に設
定する。ステップb2では、ラインイメージセンサ70
を動作させ、ステップb3で、ラインイメージセンサ7
0の出力をたとえば10msec毎に一方向に走査す
る。ステップb4では、ラインイメージセンサ70の出
力信号レベルをレベル弁別手段27によってレベルAと
比較する。ステップb5では、ラインイメージセンサ7
0の出力信号のレベルA未満が連続する状態の回数Nを
計数する。ステップb6では、前述の回数Nが2回以上
の場合、ステップb7に移り、光学的検出手段71にご
みなどの遮光性の異物が付着していると判断し、警報を
発生させる。
【0036】またステップb6では、前述の回数が1回
の場合、光学的検出手段71にごみなどが付着せず、正
常と判断してステップb8に移る。ステップb8では、
ラインイメージセンサ70の出力信号レベルが、レベル
A未満からレベルA以上に変化する点を検出し、金属帯
2の側部の位置P1,P2を検出する。ステップb9で
は、ラインイメージセンサ70の出力信号の最大レベル
Cを検出する。ステップb10では、レベル弁別手段2
6において、ステップb9で検出した最大レベルCと前
述のレベルBとを比較し、ステップb11で最大レベル
CがレベルB以下のとき、ステップb12に移る。
【0037】ステップb12では、光学的検出手段が汚
れて光量が低下していると判断し、警報を発生させる。
ステップb13では、金属帯2の幅方向の初期の中央位
置C0が演算されているか否かを判断し、演算されてい
なければ、ステップb14において、ステップb8で求
めた金属帯2の側部の位置P1,P2から初期の中央位
置C0を演算して求める。次にステップb2に戻り、金
属帯2を走行させ運転を開始し、前述のステップb2か
らb13の処理を行う。
【0038】次にステップb13において、初期中央位
置C0の演算が終了していれば、ステップb15に移
る。ステップb15では、ステップb8で求めた金属帯
2の走行時の両側部の位置P1,P2から運転時の金属
帯2の幅方向の中央位置Ciを演算して求める。ステッ
プb16では、金属帯2の中央位置Ciと初期の中央位
置C0との差ΔCiと求める。ステップb17では、ス
テップb16で求めたΔCiに基づいて、運転中の中央
位置Ciが初期中央位置C0に一致するように、変位手
段3を駆動させて金属帯2を幅方向に変位させるセンタ
リング動作を行う。ステップa20で処理を終了する。
以上のようにして、走行中の金属帯2の幅方向の中央位
置Ciを常に初期中央位置C0に一致させることができ
る。
【0039】また、本実施例の図5および図6で示され
るように、イメージセンサの最大値の出力信号レベルC
を求めてレベルBと比較しているけれども、最大値以外
のレベル、たとえば平均値のレベルを求めてレベルBと
比較してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光源およ
び受光素子が汚れたとき、警報が発生されるので、清掃
などのメンテナンスを効率的に行うことができる。
【0041】また、本発明によれば、光源または受光手
段にごみなどの遮光性の異物が付着したとき、警報が発
生されるので、清掃などのメンテナンスを効率的に行う
ことができる。
【0042】さらに、本発明によれば、金属帯の搬送中
において、金属帯の幅方向中央位置が予め定める位置よ
りずれた場合、そのずれを光源および受光素子によって
検出し、変位手段を角変位させることによって金属帯の
幅方向中央位置を予め定める位置に正確に戻すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である自己診断機能を備える
金属帯の蛇行防止装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1で示されるラインイメージセンサ9と光源
10の斜視図である。
【図3】変位手段3、光学的検出手段4の平面図であ
る。
【図4】図1で示される制御手段6の電気的構成を示す
ブロック図である。
【図5】光学的検出手段4が正常な場合のラインイメー
ジセンサ9の出力信号を示すグラフである。
【図6】光学的検出手段4が汚れている場合、ラインイ
メージセンサ9が受光する光量が低下したときの出力信
号を示すグラフである。
【図7】光学的検出手段4にごみなどの遮光性の物体が
付着している場合のラインイメージセンサ9の出力信号
を示すグラフである。
【図8】図1で示される制御手段6の処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図9】図1で示される変位手段3の正面図である。
【図10】図1で示される変位手段3の側面図である。
【図11】本発明の他の実施例である蛇行防止装置の平
面図である。
【図12】本発明の他の実施例である蛇行防止装置の側
面図である。
【図13】本発明のさらに他の実施例である蛇行防止装
置の光学的検出手段の平面図である。
【図14】図13で示される蛇行防止装置の制御手段6
の処理内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1 ペイオフリール 2 金属帯 3 変位手段 4 光学的検出手段 5 冷間圧延機 6 制御手段 7 ランプ 8 ブザー 9 ラインイメージセンサ 10 光源 11 揺動台 12 複動油圧シリンダ 16 バックアップロール 17 ワークロール 23 レンズ 24 受光素子 26,27 レベル弁別手段 28 演算手段 30 警報手段 40 架台 41 軸受 42 軸 45 ブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21B 37/68

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延機の入側に設けられる自己診断機能
    を備える金属帯の蛇行防止装置において、 金属帯の厚み方向の一方側で、金属帯の少なくとも両側
    部付近に配置され、前記各側部の内方と外方とにわたる
    範囲で光を発生する光源と、 金属帯の厚み方向の他方側で、金属帯の少なくとも両側
    部付近に配置され、前記各側部の内方と外方とにわたる
    範囲で受光し、前記各側部の幅方向の位置を検出する受
    光手段と、 受光手段の出力に応答し、受光手段の出力を予め定める
    第1弁別レベルでレベル弁別する第1レベル弁別手段
    と、 第1レベル弁別手段の出力に応答し、金属帯の幅方向中
    央位置を演算して求める演算手段と、 演算手段の出力に応答し、前記幅方向中央位置が予め定
    める位置になるように金属帯を幅方向に変位する変位手
    段と、 受光手段の出力に応答し、受光手段の出力を、第1弁別
    レベルに対応する受光量よりも大きくかつ、金属帯によ
    って遮断されない状態での正常時の受光量未満である予
    め定める第2弁別レベルでレベル弁別する第2レベル弁
    別手段と、 第2レベル弁別手段の出力に応答し、受光手段の出力が
    第2弁別レベルに対する光量未満になったときに警報を
    発生する手段とを含むことを特徴とする自己診断機能を
    備える金属帯の蛇行防止装置。
  2. 【請求項2】 受光手段と第2レベル弁別手段との間に
    介在され、受光手段からの出力の受光量の最大値を検出
    して第2レベル弁別手段に与える最大値検出手段を含む
    請求項1記載の自己診断機能を備える金属帯の蛇行防止
    装置。
  3. 【請求項3】 圧延機の入側に設けられる自己診断機能
    を備える金属帯の蛇行防止装置において、 金属帯の厚み方向の一方側で、金属帯の少なくとも両側
    部付近に配置され、前記各側部の内方と外方とにわたる
    範囲で光を発生する光源と、 金属帯の厚み方向の他方側で、金属帯の少なくとも両側
    部付近に配置され、前記各側部の内方と外方とにわたる
    範囲で受光し、前記各側部の幅方向の位置を検出する受
    光手段と、 受光手段の出力に応答し、受光手段の出力を予め定める
    弁別レベルでレベル弁別するレベル弁別手段と、 レベル弁別手段の出力に応答し、金属帯の幅方向中央位
    置を演算して求める演算手段と、 演算手段の出力に応答し、前記幅方向中央位置が予め定
    める位置になるように金属帯を幅方向に変位する変位手
    段と、 レベル弁別手段の出力に応答し、前記各側部付近で金属
    帯の幅方向に沿って受光手段の出力が弁別レベルに対応
    する光量未満になる回数を計数する計数手段と、 計数手段の出力に応答し、計数値が複数であるときに警
    報を発生する手段とを含むことを特徴とする自己診断機
    能を備える金属帯の蛇行防止装置。
  4. 【請求項4】 圧延機の入側に設けられる自己診断機能
    を備える金属帯の蛇行防止装置において、 金属帯の厚み方向の一方側で、金属帯の少なくとも両側
    部付近に配置され、前記各側部の内方と外方とにわたる
    範囲で光を発生する光源と、 金属帯の厚み方向の他方側で、金属帯の少なくとも両側
    部付近に配置され、前記各側部の内方と外方とにわたる
    範囲で受光し、前記各側部の幅方向の位置を検出する受
    光手段と、 受光手段の出力に応答し、受光手段の出力を予め定める
    第1弁別レベルでレベル弁別する第1レベル弁別手段
    と、 第1レベル弁別手段の出力に応答し、金属帯の幅方向中
    央位置を演算して求める演算手段と、 演算手段の出力に応答し、前記幅方向中央位置が予め定
    める位置になるように金属帯を幅方向に変位させる変位
    手段と、 受光手段の出力に応答し、受光手段の出力を、第1弁別
    レベルに対応する受光量よりも大きくかつ、金属帯によ
    って遮断されない状態での正常時の受光量未満である予
    め定める第2弁別レベルでレベル弁別する第2レベル弁
    別手段と、 第2レベル弁別手段の出力に応答し、受光手段の出力が
    第2弁別レベルに対する光量未満になったときに第1警
    報を発生する手段と、 第1レベル弁別手段の出力に応答し、前記各側部付近で
    金属帯の幅方向に沿って受光手段の出力が弁別レベルに
    対応する光量未満になる回数を計数する計数手段と、 計数手段の出力に応答し、計数値が複数であるときに第
    2警報を発生する手段とを含むことを特徴とする自己診
    断機能を備える金属帯の蛇行防止装置。
  5. 【請求項5】 前記変位手段は、 固定位置に設けられる架台と、 架台上で上流側の金属帯の搬送方向にほぼ平行な軸線ま
    わりに角変位可能に支持される揺動台と、 揺動台に回転可能に設けられ、金属帯がS字状に巻掛け
    られ、前記搬送方向に交差する回転軸線を有する一対の
    ローラと、 演算手段の出力に応答し、金属帯の幅方向中央位置が予
    め定める位置になるように、揺動台を角変位駆動する駆
    動手段とを含む請求項1〜4のうちいずれか1つの自己
    診断機能を備える金属帯の蛇行装置。
JP6015506A 1994-02-09 1994-02-09 自己診断機能を備える金属帯の蛇行防止装置 Withdrawn JPH07214134A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100423412B1 (ko) * 2001-09-11 2004-03-18 주식회사 포스코 연속판 처리공정에서의 판 쏠림량 제어방법
KR100507569B1 (ko) * 2000-08-28 2005-08-17 주식회사 포스코 신경망을 이용한 쌍롤식 박판 주조장치의 박판 위치 제어장치
JP2009045658A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Nippon Steel Corp 鋼板のセンタリング方法及びセンタリング装置

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KR100423412B1 (ko) * 2001-09-11 2004-03-18 주식회사 포스코 연속판 처리공정에서의 판 쏠림량 제어방법
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