JPH07213942A - 破砕機のベルトコンベア - Google Patents

破砕機のベルトコンベア

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JPH07213942A
JPH07213942A JP6036480A JP3648094A JPH07213942A JP H07213942 A JPH07213942 A JP H07213942A JP 6036480 A JP6036480 A JP 6036480A JP 3648094 A JP3648094 A JP 3648094A JP H07213942 A JPH07213942 A JP H07213942A
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JP
Japan
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belt
crushed
crusher
magnet
conveyor
Prior art date
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Pending
Application number
JP6036480A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Shibanuma
圭一 柴沼
Nobutaka Hirano
信孝 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】破砕機のクラッシャにより破砕された被破砕物
を送出するベルトコンベアにおいて、クラッシャにより
破砕された被破砕物から鉄筋等の鉄材を略完全に除去す
ることができ、かつ別体の磁選機を着脱する必要のない
ベルトコンベアを提供する。 【構成】ベルトコンベア20の被破砕物送り方向先端側
のローラ21にベルト29上の鉄材を吸着する第一の磁
石22を設ける。ベルト29の下側部分の上に、先端側
のローラ21から基端側ローラ31への途中部分までに
わたり、下側のベルト部分への鉄材の吸着を前記途中部
分まで持続させる第二の磁石23を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クラッシャにより破砕
された被破砕物から鉄筋等の鉄材を選別して除去するの
に好適な破砕機のベルトコンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】大きな石やアスファルト廃材、鉄筋コン
クリート廃材等を砂利状に破砕する場合、地上に設置さ
れる破砕機の他に作業場所への移動を迅速に行えるよう
に破砕装置を走行体の上に設けた自走式破砕機が使用さ
れる。図3はその自走式破砕機の一例を示す側面図、図
4は平面図、図5は要部構成を示す図である。図3ない
し図5において、1はクローラ式の走行体であり、該走
行体1のトラックフレーム上にベース部材1Aを設け、
該ベース部材1A上に破砕装置が構成されている。2は
被破砕物8を受入れるホッパであり、該ホッパ2の下側
には投入された被破砕物8を送給するフィーダ4が油圧
モータ10により駆動されるように設けられている。3
はフィーダ4から送られて来る被破砕物8を破砕するク
ラッシャである。該クラッシャ3は、図5に示すように
ベース部材1Aに固定された固定破砕板16および該固
定破砕板16に対向させた可動破砕板15からなり、該
可動破砕板15はその上側の枢着部15aを、軸18に
嵌着した偏心カラー19に回転自在に嵌合している。該
軸18は油圧モータ9によりVベルト13を介して回転
駆動されるプーリ14に嵌着固定されている。また、可
動破砕板15の下部にスプリング27により後方に付勢
されたフック30を掛け、また、可動破砕板15の背面
に設けた凹部15cと、ベース部材1Aに固定した支持
ブロック33aに設けた凹部33bとの間に支持棒33
の両端を嵌めて介装している。該クラッシャ3の下側に
はクラッシャ3により破砕された被破砕物8を送出する
コンベア5が油圧モータ11により駆動されるように設
けられている。また、トラック等に被破砕物8を積載す
るために、油圧モータ12により駆動される2次コンベ
ア6が設けられる場合もある。
【0003】この破砕機において、油圧ショベル32等
によりホッパ2に投入された被破砕物8は、前記油圧モ
ータ9〜12の駆動により、フィーダ4によりクラッシ
ャ3に送給され、可動破砕板15と固定破砕板16との
間で押し潰されて破砕され、コンベア5および2次コン
ベア6を介してトラック等に送出される。
【0004】上記破砕機において、被破砕物8が鉄筋コ
ンクリートの場合には、破砕された被破砕物8中に混在
する鉄筋を選別して除去するために磁選機7が用いられ
る。該磁選機7は、前記ベース部材1Aに前方に突出さ
せて設けられたブラケット27から吊り下げられ、前記
コンベア5の先端部の上側に位置させて設置される。該
磁選機7は電磁石を備えており、該電磁石に通電し、コ
ンベア5上を移動する被破砕物8中の鉄筋を該電磁石に
吸着させてコンクリート等と分離させ、該鉄筋を磁選機
7のコンベア(図示せず)で移動させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、該磁選機7は
コンベア5上を移動する被破砕物8上に間隔をあけて設
置されるので、破砕されたコンクリートや石、鉄筋が混
在する被破砕物8の表面部分にある鉄筋は前記電磁石に
吸着されるが、内部のものは石等が邪魔をして吸着され
ず、被破砕物8から鉄筋を完全に除去することができな
いという問題点があった。また、コンベア5以外に別体
の磁選機7を設置しなければならず、この磁選機7がス
ペースをとり、また、部品点数の増加をきたし、装置の
価格上昇を招くという問題点があり、また、磁選機7の
着脱が面倒であるという問題点があった。
【0006】本発明は、上述のような問題点に鑑み、ク
ラッシャにより破砕された被破砕物から鉄筋等の鉄材を
略完全に除去することができ、かつ別体の磁選機を着脱
する必要のない破砕機のベルトコンベアを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、破砕機のクラッシャにより破砕された被破
砕物を送出するベルトコンベアにおいて、前記ベルトコ
ンベアの被破砕物送り方向先端側のローラにベルト上の
鉄材を吸着する第一の磁石を設けると共に、ベルトの下
側部分の上に、前記先端側のローラから基端側ローラへ
の途中部分までにわたり、下側のベルト部分への鉄材の
吸着を前記途中部分まで持続させる第二の磁石を設けた
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明は、上記構造を有するので、クラッシャ
により破砕されてベルト上を移動する被破砕物中のコン
クリートおよび石等の非磁性材はコンベアの先端部で重
力により落下し、鉄筋材等の磁性材は回転軸の外周に設
けた第一の磁石および下側のベルト上に設けた第二の磁
石にベルトを介して吸着されたままベルトの移動と共に
コンベアの下側に回り込み、第二の磁石が無くなる位置
まで運ばれてから重力により落下する。
【0009】
【実施例】図1(A)は本発明による破砕機のコンベア
の一実施例を示す側面図、同(B)は(A)のE−E断
面図、同(C)は(A)のF−F断面図、図2は該実施
例の作業状態を示す側面図である。本例のコンベア20
は図3〜図5に示した前記破砕機のコンベア5に対し
て、被破砕物送り方向先端側のローラ21の外周に永久
磁石又は電磁石からなる第一の磁石22を設け、ベルト
29の下側部分の上に先端側ローラ21から基端側ロー
ラ31への途中部分までにわたり、永久磁石又は電磁石
でなる第二の磁石23を設けたものである。図中、24
は前記破砕機のベース部材1Aに支柱等(図示せず)を
介して固定されたブラケットであり、該ブラケット24
にステー25を介して前記ローラ21の軸21aが取付
けられ、ステー26を介して前記第二の磁石23が前記
第一の磁石22および下側のベルト29に近接させた位
置に取付けられている。
【0010】この構成によれば、図2に示すように、ク
ラッシャ3により破砕されてコンベア20のベルト29
上を移動する被破砕物8中、非磁性材であるコンクリー
トおよび石等8aはコンベア20の先端部で重力により
落下し、磁性材である鉄筋8bは前記第一の磁石22お
よび第二の磁石23にベルト29を介して吸着されたま
まベルト29の移動と共にコンベア20の下側に回り込
み、第二の磁石23が無くなる位置まで運ばれてから重
力により落下する。落下した鉄筋8bは地上に置いたケ
ース34で受けるか、あるいは鉄筋8bの落下位置にコ
ンベアを設置して別の場所に移動させる。
【0011】このように、コンベア20のローラ21の
外周に第一の磁石22を設け、ベルト29の下側部分の
上に第二の磁石23を設けたので、被破砕物8中のコン
クリートおよび石等8aはコンベア20の先端部で落下
するが、ベルトのみを介して前記第一の磁石22および
第二の磁石23に強固に吸着された鉄筋8bはコンベア
20の先端部から離れた位置まで運ばれて落下する。従
って、被破砕物8中の鉄筋8bをコンクリートおよび石
等8aから略完全に分離させて除去することができる。
これにより、コンベア20が被破砕物8を送出すると共
に、磁選機の役割を兼ねるので、従来ようにコンベアと
別体の磁選機7を設置する必要がなくなる。
【0012】なお、本発明のベルトコンベアは、地上に
設置される破砕機の第二のベルトコンベア6に適用する
ことも可能である。
【0013】
【発明の効果】コンベアの送り方向先端側のローラに第
一の磁石を設け、ベルトの下側部分の上に第二の磁石を
設けたので、クラッシャにより破砕されてコンベアのベ
ルト上を移動する被破砕物中のコンクリートおよび石等
の非磁性材はコンベアの先端部で落下し、鉄筋等の磁性
材はローラに設けた第一の磁石およびベルトの下側部分
の上に設けた第二の磁石にベルトを挟んで吸着されたま
まベルトの移動と共にコンベアの下側に回り込み、第二
の磁石が無くなる位置まで運ばれてから重力により落下
する。従って、従来のように、磁石により空隙を介して
吸い上げるものに比べ、被破砕物中の鉄筋等の鉄材を吸
着する力が強く、コンクリートおよび石等から鉄材を略
完全に分離させて除去することができる。また、該コン
ベアが被破砕物を送出すると共に磁選機の役割を兼ねる
ので、従来のように、コンベアと別体の磁選機を設置す
る必要がなくなり、構成が簡略化され、かつ部品点数が
低減され省スペース化が達成されると共に、装置価格を
低減できる。また、磁選機を着脱する面倒がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明による破砕機のベルトコンベア
の一実施例を示す側面図、(B)は(A)のE−E断面
図、(C)は(A)のF−F断面図である。
【図2】該実施例のベルトコンベアの作業状態を示す側
面図である。
【図3】自走式破砕機の一例を示す側面図である。
【図4】該破砕機の平面図である。
【図5】該破砕機の破砕装置の要部を示す図である。
【符号の説明】
8 被破砕物 8a コンクリートおよび石 8b 鉄筋 20 ベルトコンベア 21 先端側ローラ 22 第一の磁石 23 第二の磁石 24 ブラケット 25、26 ステー 31 基端側ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】破砕機のクラッシャにより破砕された被破
    砕物を送出するベルトコンベアにおいて、前記ベルトコ
    ンベアの被破砕物送り方向先端側のローラにベルト上の
    鉄材を吸着する第一の磁石を設けると共に、ベルトの下
    側部分の上に、前記先端側のローラから基端側ローラへ
    の途中部分までにわたり、下側のベルト部分への鉄材の
    吸着を前記途中部分まで持続させる第二の磁石を設けた
    ことを特徴とする破砕機のベルトコンベア。
JP6036480A 1994-02-09 1994-02-09 破砕機のベルトコンベア Pending JPH07213942A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004167480A (ja) * 2002-11-05 2004-06-17 Shin Etsu Chem Co Ltd 磁性金属粒子の分離方法及び分離装置、並びに半導体封止用樹脂粉体の製造方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040210