JPH07212979A - フリッカ対策装置の制御装置 - Google Patents

フリッカ対策装置の制御装置

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JPH07212979A
JPH07212979A JP6001454A JP145494A JPH07212979A JP H07212979 A JPH07212979 A JP H07212979A JP 6001454 A JP6001454 A JP 6001454A JP 145494 A JP145494 A JP 145494A JP H07212979 A JPH07212979 A JP H07212979A
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JP
Japan
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reactive power
pass filter
svc
low
flicker
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JP6001454A
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English (en)
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Hideki Yamamura
英機 山村
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/10Flexible AC transmission systems [FACTS]

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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 負荷の瞬時無効電力Qinの急変動成分(ΔQ
=Qin−Qref)〔但し、Qrefは、ゆっくりと変動する
成分〕を無効電力補償装置によって補償し、系統のフリ
ッカを抑制するフリッカ対策装置において、上記ゆっく
りと変動する成分をベース無効電力変動分Qrefとして
検出するローパスフィルタが、アーク炉等のように大き
な急変動を繰返す負荷に対して応答遅れして発生する検
出誤差±ΔVεを急速に修正して、フリッカ改善率の向
上及び設備効率化を図る。 【構成】 Qrefを検出するローパスフィルタ13に、
放電の時定数と充電の時定数を、夫々小さくする時定数
可変調整回路を設け、検出したΔQが、SVCの制御範
囲から外れたとき、外れた方向に応じてローパスフィル
タ13の充電又は放電の時定数を切換え、ローパスフィ
ルタ13の出力をベース無効電力Qの変動に高速追従さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フリッカ対策装置と
して系統に設置され、負荷の無効電力Qinの急変動成分
(ΔQ=Qin−Qref)〔但し、Qrefは、ゆっくりと変
動する成分〕のみを補償する無効電力補償装置(以下、
SVCという。)の制御方式に関し、特に、上記ゆっく
りと変動する成分をベース無効電力変動分Qrefとして
検出するローパスフィルタが、アーク炉等のように大き
な急変動を繰返す負荷に対して応答遅れして発生する検
出誤差を、常時修正する方式を提供して、フリッカ改善
率の向上を図ることを目的とする。
【0002】
【従来の技術】一般にアーク炉負荷変動における無効電
力変動は、急峻に変動する部分(ΔQ)とアーク炉の運
転状態などによりゆっくりと変動する部分の合成であ
り、前者がフリッカを誘発する。
【0003】したがって、アーク炉等が発生するフリッ
カ(ΔV10)の抑制対策として系統に設置されるSVC
は、フリッカの原因となる負荷の急変動(ΔQ)に対し
てのみ補償(ΔQSVC)を行ない、ゆっくりとした変動
には応答しないように制御され(ΔQ−ΔQSVC
0)、設備容量の有効利用を図っている。
【0004】この従来の制御方式として図4に示す特公
昭54−34136号公報は、2台の無効電力検出器1
1,12を用意し、一方で負荷の急変動成分を含むトータ
ル瞬時無効電力(Qin)を検出し、他方でゆっくりとし
たベース無効電力変動(Qre f)を検出し、両者を引算
して負荷の無効電力の急変動分(ΔQ=Qin−Qref
を検出し、この急変動分ΔQに補償容量QSVCの約1/
2の固定バイアスを加算して、SVCの制御入力信号V
Cとしている。なお、図4において、2は系統母線、3
はアーク炉負荷、4はコンデンサ5とともにSVCを構
成するサイリスタ制御リアクトル(以下TCRとい
う。)、6は加算器、7はVCを点弧位相角βに変換す
る関数発生器、8は点弧パルス発生器である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記制御を行なうため
のベース無効電力変動Qrefは、トータル瞬時無効電力
inをローパスフィルタ(LPF)に通すことによって
得ている。
【0006】しかし、ローパスフィルタは、その特性
上、時定数が大きいので、アーク炉負荷のようにベース
無効電力Qが瞬時に大きく変動し、繰り返す場合は、そ
の検出値Qrefは、これに追従できず、図3に示すよう
に時間遅れによる制御誤差〔ΔQε=Qin(t)−〔Qref
(t)±ΔQε(t)〕を生じる。
【0007】この変動の直後は、検出値ΔQは制御誤差
ΔQεが加わり、SVCの補償範囲から外れる(図3の
黒塗り部分)。このときSVCは、ΔQが増加側に外れ
ると進相方向の補償容量が不足して、その制御出力は0
となり、ΔQが減少方向に外れると遅相方向の補償容量
が不足して、その制御出力は最大値(1PU)となる。
このとき、SVCの補償出力は飽和した固定状態となっ
て、ΔQの変化に応動しなくなり、フリッカ抑制作用が
全く失われる。
【0008】そこで、この発明は、上記Qref検出用の
ローパスフィルタの応答遅れによって、急変動分の検出
値ΔQがSVCの動作範囲から外れたときは、ローパス
フィルタの時定数を小さくして、Qrefをベース無効電
力Qに高速に追従させ、上記補償不能状態から速やかに
回復させることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明が提供するフリ
ッカ対策装置の制御装置は、負荷の瞬時無効電力Qin
検出器と、瞬時無効電力Qinからゆっくりとした変動分
をベース無効電力Qrefとして取出すローパスフィルタ
と、急変動成分ΔQ=Qin−Qrefを制御信号VCとし、
系統に供給する無効電力を増減制御してフリッカを抑制
する無効電力補償装置を備えたフリッカ対策装置におい
て、
【0010】制御応答時定数を可変できるように構成さ
れた上記ローパスフィルタと、
【0011】上記急変動成分ΔQを、無効電力補償装置
の補償量範囲と比較し、この範囲から外れた状態が所定
サイクル続いたとき、上記ローパスフィルタの制御応答
時定数を小さくして、上記ローパスフィルタの出力Q
refをゆっくりとした変動分の真の値に急速に追従させ
る時定数可変調整回路とを具備したことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記構成において、時定数可変調整回路は、上
記急変動成分ΔQを無効電力補償装置の制御範囲の上限
値及び下限値(+QH,−QL)と比較し、この範囲から
外れた状態を所定サイクル期間の継続により確認しなが
ら検出し、その外れた方向に応じて、ローパスフィルタ
の放電又は充電の時定数を小さくする。これによって、
ローパスフィルタの出力Qrefをゆっくりとした変動分
の真の値に急速に追従させ、ΔQをSVCの制御範囲内
に戻す。これによって、ΔQにてSVCを飽和させるこ
となく制御し、設備容量を有効利用しながらフリッカ改
善率を向上できる。
【0013】
【実施例】図1は、この発明の一実施例を示すもので、
変電所電源ESから電源側インピ−ダンスXSを通して給
電される系統母線2に、フリッカの発生原因となるアー
ク炉等の負荷3が接続され、このフリッカを抑制するた
めにSVCを設置した電力系統を表している。
【0014】SVCは、位相制御によりリアクトルX
TCRの電流ITCRを増減するTCRと、高調波を吸収しな
がら系統に一定の進相電力を供給するフィルタ(FL)
とを組み合わせたもので、負荷の無効電力Qinの急変動
成分ΔQによる電圧変動(フリッカ)を打ち消すように
系統に供給する無効電力ΔQTCR(ΔQSVC)を増減し
て、電圧変動(V10)を抑制する。このSVCの位相制
御回路は、以下のように構成される。
【0015】10はQin検出器で、電圧変成器PTで取
り出した系統電圧VLと電流変成器CTで取り出した負
荷電流ILから、負荷の瞬時無効電力Qinを検出する。
図示例のQin検出器10は、乗算器11とバンドリジェ
クトフィルタ(以下BRFという)12から構成され
る。
【数1】
【0016】瞬時無効電力Qinを表す第1項と、AC成
分の第2項の和となる。そこで、BRF12を通しAC
成分の第2項を除去し、Qin=VL・IL・sinθを求
めている。
【0017】13は伝達関数〔−1/(1+ST1)〕
を持ち、瞬時無効電力Qinから、ゆっくりとした変動成
分をベース無効電力変動Qrefとして検出するローパス
フィルタで、充電の時定数と放電の時定数を、夫々1/
10程度に小さくするスイッチSW1,SW2を備える。
【0018】14は加算器で、瞬時無効電力Qinに、反
転出力される上記ベース無効電力変動(−Qref)を加
算し、その差分を取出す。15はこの差分から急変動成
分ΔQを出力するΔQ検出器である。
【0019】16は上記ローパスフィルタ13とともに
ref修正回路Aを構成する時定数可変調整回路で、上
記ΔQを、上限値+QH及び下限値−QLと比較し、ΔQ
がSVCの制御範囲から外れている状態が数サイクル程
度継続したとき、その外れた方向に応じて上記スイッチ
SW1、SW2を選択・投入する。
【0020】17は50%シフト回路で、TCRが、そ
の最大出力QTCRの約1/2を中心として増減制御され
るように、ΔQにバイアス電圧を加える。この回路は、
図4に示したような固定バイアス方式とすることもでき
るが、図示例では、制御信号VCを、加算器19で0.
TCRに相当する基準値18と比較し、その差分を伝達
関数〔−Ki/(1+STi)〕で表される比例積分回路
20を通して得た出力を、加算器21及び集合器22に
よってフィードバックし、制御信号VCをゆっくりした
応答速度で基準値18に収斂させている。
【0021】これによって、TCRを常に1/2出力の
状態に向けさせ、補償の待機容量を増減いずれの方向に
も余裕を持たせようとする。したがって、負荷の急変動
成分の検出値ΔQがSVCの制御範囲(0〜1PU)を
外れるような場合でも、上記比例積分回路19の応答で
きる変化であれば、SVCは飽和することなく、フリッ
カの抑制を行うことがきる。
【0022】23はファンクション回路(図4の関数発
生器7と同等)で、制御信号VCを、上記補償出力ΔQ
TCRに対応するSVCの点弧位相角βに変換して出力す
る。
【0023】24はパルス発生器で、PLL回路25が
出力するノコギリ波状の電源同期信号VPLLと位相角β
に変換された制御信号VCと比較し、TCRのゲートパ
ルスを発生する。
【0024】上記SVCは、図1中に示された制御タイ
ミング図のように動作する。負荷の無効電力の急変動分
(ΔQ)から作成された制御信号VCは、商用周波数電
圧VLの各半波期間毎に、ノコギリ波状の電源同期信号
PLLと比較され、その交差タイミングで、ゲートパル
スG1,G2を発生させる。TCRは、このタイミングで
導通し、TCR電流ITCRが位相制御される。すなわ
ち、ΔQが増加すると、制御信号VC及び点弧位相角β
も増加して、点弧タイミングは遅くなり、TCR電流I
TCRは減少し、SVCの補償無効電力ΔQSVC(=ΔQ
TCR)は減少する。また、ΔQが減少するとβは小さく
なりΔQSVCは増加する。これによって、ΔQ+ΔQSVC
を一定に保ち、ΔQによる電圧フリッカ(V10)を抑制
する。次に、この発明の特徴とするQref修正回路Aの
具体例を図2に示し、以下説明する。Qref修正回路A
は、ローパスフィルタ13及び時定数可変調整回路16
から構成される。
【0025】ローパスフィルタ13は、オペアンプ26
より構成した積分回路の構成を持ち、入力抵抗をR1
帰還回路を抵抗R1′とコンデンサC1の並列回路とした
基本構成に、一時的に時定数を小さくして応答を速める
付加回路25を設けたものである。
【0026】この付加回路27は、スイッチングトラン
ジスタSW1の導通によって上記入力抵抗R1に並列接続
される抵抗R2と、スイッチングトランジスタSW2の導
通によって上記帰還回路に並列接続される抵抗R2′か
ら構成される。
【0027】このローパスフィルタ13は、付加回路2
7の並列抵抗R2,R2′が接続されない基本構成におい
て、出力の立ち上がりの時定数はτu=C1・R1、立ち
下がりの時定数はτd=C1・R1′となり、R1=R1
とすればτu=τdとなる。応答を速めるために接続され
る抵抗R2,R2′はR1,R1′より小さくする。例えば
10R1=10R1′=R2=R2′とすれば、スイッチン
グトランジスタSW1の導通時に、出力の立ち上がりの
時定数はτ1≒C1・R2となり、スイッチングトランジ
スタSW2の導通時に、出力の立ち下がりの時定数はτ2
≒C1・R2′となり、夫々、基本回路のみの場合の1/
10程度になる。これにより、出力の増加方向と減少方
向の応答速度(コンデンサC1の充電速度と放電速度)
の夫々を、スイッチングトランジスタSW1,SW2の自
動的な選択・投入により、一時的に高速化できる。
【0028】時定数可変調整回路16は、ΔQ検出器1
5の出力するΔQを、上限比較器28及び下限比較器2
9で、上限基準値QH及び下限基準値QLと比較し、各基
準値を超えた大きさを、比例積分回路30,31を通し
て、上記スイッチングトランジスタSW1,SW2のベー
スに与える。
【0029】すなわち、上限比較器28はΔQが+QH
を上回った場合のみ(ΔQ−QH)を出力し、下限比較
器29はΔQがQLを下回った場合のみ|ΔQ−QL|を
出力する。これらの出力に対するスイッチングトランジ
スタSW1,SW2のON・OFF応答は、比例積分回路
30,31の伝達関数K1/(1+ST1)によって決め
ることができ、例えば、T1を数10m秒にすれば、商
用周波の数サイクル程度の応答速度が得られる。
【0030】このQref修正回路Aによる制御概念は、
図3のようになる。本発明の構成を持たない場合、ゆっ
くりとした変動成分を取出すローパスフィルタは、時定
数が大きいままであるので、負荷のベース無効電力Qの
急激な変化に対して、その検出値Qrefは遅れて追従
し、検出誤差±ΔQε(t)が生じる。そのため、補償の
中心点がずれ、図中黒塗り部分に示すような残留フリッ
カが発生する。
【0031】しかし、このように残留フリッカが発生す
るような状態になると、時定数可変調整回路16におい
て、ΔQがSVCの補償囲(0〜1PU)を超えたこと
を検出し、スイッチングトランジスタSW1,SW2を導
通させ、ローパスフィルタ13の出力をベース無効電力
Qに急速に追従させる。
【0032】すなわち、ベース無効電力Qが急激に増加
して、Qrefが誤差(−ΔQε)を持ち、ΔQがSVC
の補償範囲を進相側に超え、SVCが飽和する状態(Q
SVC=0PU)になると、上限比較器28がΔQ>QH
検出して、比例積分回路30を通し、商用周波の数サイ
クル期間後に、スイッチングトランジスタSW1を導通
させる。これによって、ローパスフィルタの立ち上がり
の時定数τ1≒C1・R2は、それ以前の基本構成の時定
数τu=C1・R1の1/10程度になり、Qre fは真のベ
ース無効電力Qに急速に追従し、Qrefの誤差(−ΔQ
ε)を解消する。したがって、SVCのフリッカ補償能
力が回復する。この後、比例積分回路28の出力がなく
なると、スイッチングトランジスタSW1は非導通にな
り、ローパスフィルタは通常の動作に復帰する。
【0033】次に、ベース無効電力Qが急激に減少し
て、ΔQがSVCの補償範囲を遅相側に超え、SVCが
飽和する状態(QSVC=1PU)になった場合は、下限
比較器29、比例積分回路31が動作し、前記同様にス
イッチングトランジスタSW2を導通させ、ローパスフ
ィルタの立ち下がりの時定数τ2≒C1・R2′を、それ
以前の時定数τd=C1・R2′の1/10程度にし、Q
refを真のベース無効電力Qに急速に追従させる。上記
ref修正回路Aの修正動作によって、SVCを補償容
量内で飽和させることなく制御し、フリッカ改善率を改
善できる。
【0034】
【発明の効果】この発明は、負荷の無効電力のフリッカ
成分の検出値ΔQが、SVCの制御範囲(定格)を進相
側及び遅相側に超える毎に、これを修正する方向にロー
パスフィルタ13の応答速度を速める。
【0035】これによって、大きく急変する負荷変動に
対するローパスフィルタの応答遅れを急速に解消し、Δ
QをSVCの制御範囲内に収め、フリッカ改善率を向上
できる。
【0036】また、上記Qrefの修正によって、Qref
検出誤差±Δεの発生を防止できるので、この誤差分を
考慮して補償容量を大きめに決める必要がなくなり、設
備容量を従来より低減でき、効率の高い経済的な設備と
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すフリッカ対策装置の
制御回路図
【図2】図1のQref修正回路の具体的構成例を示すブ
ロック図
【図3】図2のQref修正回路を用いた場合のQref制御
概念を示す波形図
【図4】従来のフリッカ対策装置の制御回路図
【符号の説明】
2 系統母線 3 変動負荷 10 Qin検出器 13 ローパスフィルタ 16 時定数可変調整回路 17 50%シフト回路 SVC 無効電力補償装置 A Qref修正回路 Qin 瞬時無効電力 VC 制御信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷の瞬時無効電力Qinの検出器と、瞬
    時無効電力Qinからゆっくりとした変動分をベース無効
    電力Qrefとして取出すローパスフィルタと、急変動成
    分ΔQ=Qin−Qrefを制御信号VCとし、系統に供給す
    る無効電力を増減制御してフリッカを抑制する無効電力
    補償装置を備えたフリッカ対策装置において、 制御応答時定数を可変できるように構成された上記ロー
    パスフィルタと、 上記急変動成分ΔQを、無効電力補償装置の制御範囲と
    比較し、この範囲から外れた状態が所定サイクル続いた
    とき、上記ローパスフィルタの制御応答時定数を小さく
    して、上記ローパスフィルタの出力Qrefをゆっくりと
    した変動分の真の値に急速に追従させる時定数可変調整
    回路とを具備したことを特徴とするフリッカ対策装置の
    制御装置。
JP6001454A 1994-01-12 1994-01-12 フリッカ対策装置の制御装置 Withdrawn JPH07212979A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008165499A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Toshiba Corp 無効電力補償装置および方法
JP2008193827A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Omron Corp 単独運転検出方法、分散型電源の単独運転検出用制御装置、単独運転検出装置および分散型電源
CN102801172A (zh) * 2012-08-09 2012-11-28 上海信元瑞电气有限公司 一种静止无功发生器的三环控制算法

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Effective date: 20010403