JPH07212774A - コンバーゼンス調整用パターン発生装置 - Google Patents
コンバーゼンス調整用パターン発生装置Info
- Publication number
- JPH07212774A JPH07212774A JP689694A JP689694A JPH07212774A JP H07212774 A JPH07212774 A JP H07212774A JP 689694 A JP689694 A JP 689694A JP 689694 A JP689694 A JP 689694A JP H07212774 A JPH07212774 A JP H07212774A
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- JP
- Japan
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- pattern
- convergence
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- adjustment pattern
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- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】コンバーゼンス調整用パターンとオーバースキ
ャン率調整用のパターンが一体化したパターン信号を発
生し、オーバースキャン率及びコンバーゼンス調整を同
時に行いやすくし、製造工程の短縮化、コストの削減、
コンバーゼンスの自動調整化を容易とする。 【構成】水平走査方向カウンタ11、垂直走査方向カウ
ンタ12の出力は、コンバーゼンス用調整パターン発生
部13とオーバースキャン用調整パターン発生部12に
供給される。そして両発生部から出力された調整用パタ
ーン信号は、重畳部15において重畳されて表示装置に
与えられる。
ャン率調整用のパターンが一体化したパターン信号を発
生し、オーバースキャン率及びコンバーゼンス調整を同
時に行いやすくし、製造工程の短縮化、コストの削減、
コンバーゼンスの自動調整化を容易とする。 【構成】水平走査方向カウンタ11、垂直走査方向カウ
ンタ12の出力は、コンバーゼンス用調整パターン発生
部13とオーバースキャン用調整パターン発生部12に
供給される。そして両発生部から出力された調整用パタ
ーン信号は、重畳部15において重畳されて表示装置に
与えられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラーテレビジョン
受像機及びRGB三管式投射型プロジェクション受像機
等に適用されるコンバーゼンス調整用パターン発生装置
に関する。
受像機及びRGB三管式投射型プロジェクション受像機
等に適用されるコンバーゼンス調整用パターン発生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラーテレビジョン受像機の大型
化が一段と進んできている。CRT(陰極線管)を使う
従来の受像機は、最大対角40インチくらいでそれ以上
のサイズは投写管式プロジェクタになる。投写管式プロ
ジェクタは、RGBの3原色の映像信号を夫々RGB各
軸の投写管に供給し、各投写管から出射されているR,
G,B映像光をスクリーン上で重ね合わせることで映像
を映出している。しかし、通常各投写管は水平方向に並
べて配置されるため、スクリーンに対する各映像光の入
射角が異なりスクリーン上で色ずれが生じる。このミス
コンバーゼンスを改善するために、各軸の投写管に設け
た補正コイルに電流を流して電子ビームの偏向方向を調
整することにより、R,G,B映像光をスクリーン上で
収束させて色ずれの無い映像表示を行っている。
化が一段と進んできている。CRT(陰極線管)を使う
従来の受像機は、最大対角40インチくらいでそれ以上
のサイズは投写管式プロジェクタになる。投写管式プロ
ジェクタは、RGBの3原色の映像信号を夫々RGB各
軸の投写管に供給し、各投写管から出射されているR,
G,B映像光をスクリーン上で重ね合わせることで映像
を映出している。しかし、通常各投写管は水平方向に並
べて配置されるため、スクリーンに対する各映像光の入
射角が異なりスクリーン上で色ずれが生じる。このミス
コンバーゼンスを改善するために、各軸の投写管に設け
た補正コイルに電流を流して電子ビームの偏向方向を調
整することにより、R,G,B映像光をスクリーン上で
収束させて色ずれの無い映像表示を行っている。
【0003】図3(A)は、コンバーゼンス補正の調整
を行う場合に用いられるコンバーゼンス調整用クロスハ
ッチパターンを示している。例えばRGB各投写管が、
図3(B)に示すように配置されている場合、無調整に
スクリーンに投写されるRGBの各調整パターンは、図
4に示すようになる。この歪んだパターンを図3(A)
のような正常なクロスハッチパターンになるようにコン
バーゼンスの調整が行われる。
を行う場合に用いられるコンバーゼンス調整用クロスハ
ッチパターンを示している。例えばRGB各投写管が、
図3(B)に示すように配置されている場合、無調整に
スクリーンに投写されるRGBの各調整パターンは、図
4に示すようになる。この歪んだパターンを図3(A)
のような正常なクロスハッチパターンになるようにコン
バーゼンスの調整が行われる。
【0004】一般のテレビジョン受像機は、偏向回路の
ばらつきや映像信号の違いによる有効表示期間の誤差等
の問題から、映像信号帰線期間(以下ブランキングぶ期
間)付近の信号を表示しない、オーバースキャン走査を
行っている。例えば図3(A)で説明すると、実際に受
像機に表示されるのは点線に囲まれた領域で、この領域
以外(オーバースキャン部)は表示されない。
ばらつきや映像信号の違いによる有効表示期間の誤差等
の問題から、映像信号帰線期間(以下ブランキングぶ期
間)付近の信号を表示しない、オーバースキャン走査を
行っている。例えば図3(A)で説明すると、実際に受
像機に表示されるのは点線に囲まれた領域で、この領域
以外(オーバースキャン部)は表示されない。
【0005】このようなオーバースキャン走査を行う投
写管式プロジェクタで、図3(A)に示すような調整用
クロスハッチパターンを見ながらコンバーゼンス調整を
行うと以下のような不具合が生じる。
写管式プロジェクタで、図3(A)に示すような調整用
クロスハッチパターンを見ながらコンバーゼンス調整を
行うと以下のような不具合が生じる。
【0006】例えば、画面に表示されたクロスハッチパ
ターンを見ながらコンバーゼンス調整を行い、図5
(A)のように調整したとする。この場合、表示画面
(点線で囲まれた領域)は、図3(A)に示したパター
ンと同じパターンとなり、一見、調整が完了したように
見える。
ターンを見ながらコンバーゼンス調整を行い、図5
(A)のように調整したとする。この場合、表示画面
(点線で囲まれた領域)は、図3(A)に示したパター
ンと同じパターンとなり、一見、調整が完了したように
見える。
【0007】しかし表示部B´の位置が、図3(A)の
点Bと違う可能性がある。コンバーゼンス調整は、任意
の位置の変更特性を変更できるので、上記のような調整
になる可能性がある。図5(A)のように点A´−B´
間が実際のパターン間隔(図3(A))より短い場合
に、点A´−B´間に真円を描いた場合、図5(B)の
ように縦長の楕円として表示されてしまうことになる。
点Bと違う可能性がある。コンバーゼンス調整は、任意
の位置の変更特性を変更できるので、上記のような調整
になる可能性がある。図5(A)のように点A´−B´
間が実際のパターン間隔(図3(A))より短い場合
に、点A´−B´間に真円を描いた場合、図5(B)の
ように縦長の楕円として表示されてしまうことになる。
【0008】図3(A)に示したようなクロスハッチパ
ターンでは、点B´の調整を行うことは不可能であるた
めに、従来はオーバースキャン調整用パターンとして、
別途、例えばレトマパターン等点A´−B´間にメモリ
等のある調整パターンを表示して、オーバースキャンを
率が正しくなるように点B´の位置を設定し、その後で
表示領域内のコンバーゼンスを調整する必要があった。
ターンでは、点B´の調整を行うことは不可能であるた
めに、従来はオーバースキャン調整用パターンとして、
別途、例えばレトマパターン等点A´−B´間にメモリ
等のある調整パターンを表示して、オーバースキャンを
率が正しくなるように点B´の位置を設定し、その後で
表示領域内のコンバーゼンスを調整する必要があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来
は、オーバースキャン走査を設定するための調整パター
ンとコンバーゼンス調整用パターンを2つのパターンが
必要であった。例えばコンバーゼンス調整を自動化した
場合、調整パターンが2つ別々の工程で必要であると、
それぞれのパターン用にパターン認識部が必要となり、
自動調整装置の回路規模が大きくなり、調整時間もかか
ってしまう。また、自動調整ではレトマパターン等の複
雑なパターンを正確に認識することは大変難しく、効果
な装置になってしまう等の問題がある。
は、オーバースキャン走査を設定するための調整パター
ンとコンバーゼンス調整用パターンを2つのパターンが
必要であった。例えばコンバーゼンス調整を自動化した
場合、調整パターンが2つ別々の工程で必要であると、
それぞれのパターン用にパターン認識部が必要となり、
自動調整装置の回路規模が大きくなり、調整時間もかか
ってしまう。また、自動調整ではレトマパターン等の複
雑なパターンを正確に認識することは大変難しく、効果
な装置になってしまう等の問題がある。
【0010】そこでこの発明は、コンバーゼンス調整用
パターンとオーバースキャン率調整用のパターンが一体
化したパターン信号を発生し、オーバースキャン率及び
コンバーゼンス調整を同時に行いやすくしたコンバーゼ
ンス調整用パターン発生装置を提供することを目的とす
る。
パターンとオーバースキャン率調整用のパターンが一体
化したパターン信号を発生し、オーバースキャン率及び
コンバーゼンス調整を同時に行いやすくしたコンバーゼ
ンス調整用パターン発生装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、水平走査方
向カウンタ及び垂直走査方向カウンタと、前記水平走査
方向カウンタ及び垂直走査方向カウンタの出力が供給さ
れ、コンバーゼンス調整用パターンを発生する第1の調
整パターン発生装置と、前記水平走査方向カウンタ及び
垂直走査方向カウンタの出力が供給され、オーバースキ
ャン調整用パターンを発生するもパターン開始位置、終
了位置を任意に変更することができる第2の調整パター
ン発生装置と、前記第1、第2の調整用パターン発生装
置の出力信号を重畳する重畳装置とを備える。
向カウンタ及び垂直走査方向カウンタと、前記水平走査
方向カウンタ及び垂直走査方向カウンタの出力が供給さ
れ、コンバーゼンス調整用パターンを発生する第1の調
整パターン発生装置と、前記水平走査方向カウンタ及び
垂直走査方向カウンタの出力が供給され、オーバースキ
ャン調整用パターンを発生するもパターン開始位置、終
了位置を任意に変更することができる第2の調整パター
ン発生装置と、前記第1、第2の調整用パターン発生装
置の出力信号を重畳する重畳装置とを備える。
【0012】
【作用】上記の手段により、オーバースキャン率及びコ
ンバーゼンス調整を同時に行うことができる。
ンバーゼンス調整を同時に行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1(A)はこの発明の一実施例である。水平
走査方向カウンタ11、垂直走査方向カウンタ12、コ
ンバーゼンス用調整パターン発生部13、オーバースキ
ャン用調整パターン発生部14、重畳回路15を備えて
いる。水平走査方向カウンタ11には、1水平期間に1
回オンとなるHスタート信号と、Hクロック信号が供給
される。これにより水平走査方向カウンタ11は、水平
位置を示すカウントデータを出力する。このカウントデ
ータは、コンバーゼンス用調整パターン発生部13とオ
ーバースキャン用調整パターン発生部14に供給され
る。
明する。図1(A)はこの発明の一実施例である。水平
走査方向カウンタ11、垂直走査方向カウンタ12、コ
ンバーゼンス用調整パターン発生部13、オーバースキ
ャン用調整パターン発生部14、重畳回路15を備えて
いる。水平走査方向カウンタ11には、1水平期間に1
回オンとなるHスタート信号と、Hクロック信号が供給
される。これにより水平走査方向カウンタ11は、水平
位置を示すカウントデータを出力する。このカウントデ
ータは、コンバーゼンス用調整パターン発生部13とオ
ーバースキャン用調整パターン発生部14に供給され
る。
【0014】垂直走査方向カウンタ12には、1垂直走
査期間に1回オンとなるVスタート信号とVクロック信
号が供給される。垂直走査方向カウンタ12のカウント
データは垂直位置を示す。このカウントデータは、コン
バーゼンス用調整パターン発生部13とオーバースキャ
ン用調整パターン発生部14に供給される。コンバーゼ
ンス用調整パターン発生部13とオーバースキャン用調
整パターン発生部14は、それぞれ水平方向、垂直方向
のカウントデータを読み出しアドレスとして、コンバー
ゼンス調整用パターン信号、オーバースキャン調整用パ
ターン信号を出力する。この2つの信号は、重畳回路1
5で重畳されて、1つの調整用パターン信号として出力
される。
査期間に1回オンとなるVスタート信号とVクロック信
号が供給される。垂直走査方向カウンタ12のカウント
データは垂直位置を示す。このカウントデータは、コン
バーゼンス用調整パターン発生部13とオーバースキャ
ン用調整パターン発生部14に供給される。コンバーゼ
ンス用調整パターン発生部13とオーバースキャン用調
整パターン発生部14は、それぞれ水平方向、垂直方向
のカウントデータを読み出しアドレスとして、コンバー
ゼンス調整用パターン信号、オーバースキャン調整用パ
ターン信号を出力する。この2つの信号は、重畳回路1
5で重畳されて、1つの調整用パターン信号として出力
される。
【0015】ここで、オーバースキャン用調整パターン
発生部14には、スタート信号Ssとエンド信号Seと
が供給される。この信号Ss、Seは、オーバースキャ
ン調整用パターン信号の発生箇所を規定することができ
るものであり、図1(B)には、調整用パターンが表示
装置に表示された状態を示している。クロスハッチのパ
ターンがコンバーゼンス調整用パターンP1であり、長
方形枠のパターンがオーバースキャン調整用パターンP
2である。点線で示す枠は、表示エリアを示している。
発生部14には、スタート信号Ssとエンド信号Seと
が供給される。この信号Ss、Seは、オーバースキャ
ン調整用パターン信号の発生箇所を規定することができ
るものであり、図1(B)には、調整用パターンが表示
装置に表示された状態を示している。クロスハッチのパ
ターンがコンバーゼンス調整用パターンP1であり、長
方形枠のパターンがオーバースキャン調整用パターンP
2である。点線で示す枠は、表示エリアを示している。
【0016】長方形枠のオーバースキャン調整用パター
ンP2は、その発生位置は、先のパターン発生部14に
与えられるスタート信号Ss、エンド信号Seにより自
由に表示位置や大きさを調整できる。このスタート信号
Ss、エンド信号Seの発生タイミングは、調整する製
品のオーバースキャン率やばらつき等に応じて予め調整
されている。
ンP2は、その発生位置は、先のパターン発生部14に
与えられるスタート信号Ss、エンド信号Seにより自
由に表示位置や大きさを調整できる。このスタート信号
Ss、エンド信号Seの発生タイミングは、調整する製
品のオーバースキャン率やばらつき等に応じて予め調整
されている。
【0017】オーバースキャン調整用パターンP2は、
上記した例に限定されるものでは無く、各種の例が可能
である。図2(A)〜図2(D)に各種の調整用パター
ンの例を示す。図2(A)の例は、表示領域の4辺の中
心点を結んだ菱形パターンであり、コンバーゼンス調整
時に4頂点がそれぞれ対応する辺に接触するように調整
すればオーバースキャンの調整ができる。
上記した例に限定されるものでは無く、各種の例が可能
である。図2(A)〜図2(D)に各種の調整用パター
ンの例を示す。図2(A)の例は、表示領域の4辺の中
心点を結んだ菱形パターンであり、コンバーゼンス調整
時に4頂点がそれぞれ対応する辺に接触するように調整
すればオーバースキャンの調整ができる。
【0018】図2(B)は、コンバーゼンス調整パター
ンの垂直、水平線それぞれの表示領域端に最も近い線と
表示領域端が交わる点を結ぶパターンで、4隅にそれぞ
れ1本の斜線を表示する例である。この場合、コンバー
ゼンス調整パターンとオーバースキャン調整パターンの
交点が、表示領域端に接触するように調整すれば良く、
交点が8点(各辺2点)あるため、画面全体の傾き歪み
の調整が簡単にできる効果もある。
ンの垂直、水平線それぞれの表示領域端に最も近い線と
表示領域端が交わる点を結ぶパターンで、4隅にそれぞ
れ1本の斜線を表示する例である。この場合、コンバー
ゼンス調整パターンとオーバースキャン調整パターンの
交点が、表示領域端に接触するように調整すれば良く、
交点が8点(各辺2点)あるため、画面全体の傾き歪み
の調整が簡単にできる効果もある。
【0019】図2(C)はコンバーゼンス調整用パター
ンの画面中心部に表示される水平、垂直線の周辺部に、
メモリを表示したパターンの例である。この場合、目盛
り間隔や目盛り数等は任意で良く、予めスタート信号S
s、エンド信号Seによって設定された任意の目盛りに
(例えば内側から数えて2つ目など)表示領域端を合わ
せるように調整すれば良い。
ンの画面中心部に表示される水平、垂直線の周辺部に、
メモリを表示したパターンの例である。この場合、目盛
り間隔や目盛り数等は任意で良く、予めスタート信号S
s、エンド信号Seによって設定された任意の目盛りに
(例えば内側から数えて2つ目など)表示領域端を合わ
せるように調整すれば良い。
【0020】図2(D)は、対角を結ぶパターンの例で
ある。このパターンでは表示領域周辺部のオーバースキ
ャン用傾斜パターンを観察しながら調整を行い、斜線が
湾曲せず、直線になるように調整すれば、オーバースキ
ャンの調整を行うことができる。このパターンではスタ
ート信号Ss、エンド信号Seによるパターンの大き
さ、位置の変更は必要ではない。
ある。このパターンでは表示領域周辺部のオーバースキ
ャン用傾斜パターンを観察しながら調整を行い、斜線が
湾曲せず、直線になるように調整すれば、オーバースキ
ャンの調整を行うことができる。このパターンではスタ
ート信号Ss、エンド信号Seによるパターンの大き
さ、位置の変更は必要ではない。
【0021】図2(E)はさらに他の実施例によるパタ
ーンであり、コンバーゼンス調整用とオーバースキャン
調整用のパターンが一体化された例である。このパター
ンの場合は、オーバースキャン用調整パターン発生部1
4は使用せず、コンバーゼンス用調整パターン発生部だ
けでよい。コンバーゼンス調整用パターンを最初から斜
め線を有するパターンとして、調整時は斜線の直線性を
観察すればオーバースキャン部を含めた各位置の調整を
簡単に得ることができる。
ーンであり、コンバーゼンス調整用とオーバースキャン
調整用のパターンが一体化された例である。このパター
ンの場合は、オーバースキャン用調整パターン発生部1
4は使用せず、コンバーゼンス用調整パターン発生部だ
けでよい。コンバーゼンス調整用パターンを最初から斜
め線を有するパターンとして、調整時は斜線の直線性を
観察すればオーバースキャン部を含めた各位置の調整を
簡単に得ることができる。
【0022】なお、上記の実施例は、デジタルコンバー
ゼンス装置である。これは、1画面分の容量のデジタル
メモリにコンバーゼンス補正信号を発生するためのデー
タをあらかじめ格納しておき、走査に同期してデータを
読み出し、デジタルアナログ変換し、これをコンバーゼ
ンス補正用のコイルに補正電流として供給するものであ
る。この様にすると、任意の補正信号を各調整点で容易
に得ることができ良好な調整が得られる。コンバーゼン
ス調整用パターンを見ながら調整を行う場合には、各ク
ロス点に対応するデータ(デジタルメモリに格納されて
いる)を可変する操作が行われる。
ゼンス装置である。これは、1画面分の容量のデジタル
メモリにコンバーゼンス補正信号を発生するためのデー
タをあらかじめ格納しておき、走査に同期してデータを
読み出し、デジタルアナログ変換し、これをコンバーゼ
ンス補正用のコイルに補正電流として供給するものであ
る。この様にすると、任意の補正信号を各調整点で容易
に得ることができ良好な調整が得られる。コンバーゼン
ス調整用パターンを見ながら調整を行う場合には、各ク
ロス点に対応するデータ(デジタルメモリに格納されて
いる)を可変する操作が行われる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
コンバーゼンス調整用パターンとオーバースキャン率調
整用のパターンが一体化したパターン信号を発生し、オ
ーバースキャン率及びコンバーゼンス調整を同時に行い
やすくし、製造工程の短縮化、コストの削減、コンバー
ゼンスの自動調整化に有効となる。
コンバーゼンス調整用パターンとオーバースキャン率調
整用のパターンが一体化したパターン信号を発生し、オ
ーバースキャン率及びコンバーゼンス調整を同時に行い
やすくし、製造工程の短縮化、コストの削減、コンバー
ゼンスの自動調整化に有効となる。
【図1】この発明の一実施例による構成説明図及びパタ
ーン説明図。
ーン説明図。
【図2】この発明の他の実施例によるパターン説明図。
【図3】コンバーゼンス調整に係わるクロスハッチパタ
ーンの説明図及び三管式プロジェクタの説明図。
ーンの説明図及び三管式プロジェクタの説明図。
【図4】三管式プロジェクタにおけるコンバーゼンス調
整説明図。
整説明図。
【図5】従来のコンバーゼンス調整の問題点の説明図。
11…水平走査方向カウンタ、12…垂直走査方向カウ
ンタ、13…コンバーゼンス用調整パターン発生部、1
4…オーバースキャン用調整パターン発生部。
ンタ、13…コンバーゼンス用調整パターン発生部、1
4…オーバースキャン用調整パターン発生部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 正則 埼玉県深谷市幡羅町1丁目9番2号 株式 会社東芝深谷工場内 (72)発明者 三原 久幸 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】水平走査方向カウンタ及び垂直走査方向カ
ウンタと、 前記水平走査方向カウンタ及び垂直走査方向カウンタの
出力が供給され、コンバーゼンス調整用パターンを発生
する第1の調整パターン発生装置と、 前記水平走査方向カウンタ及び垂直走査方向カウンタの
出力が供給され、オーバースキャン調整用パターンを発
生するもパターン開始位置、終了位置を任意に変更する
ことができる第2の調整パターン発生装置と、 前記第1、第2の調整用パターン発生装置の出力信号を
重畳する重畳装置とを具備したことを特徴とするコンバ
ーゼンス調整用パターン発生装置。 - 【請求項2】前記コンバーゼンス調整用パターンは、任
意の数の水平線と任意の数の垂直線とを有し、前記オー
バースキャン調整用パターンは、テレビジョン受像機の
表示領域とほぼ等しい形状の長方形枠であることを特徴
とする請求項1記載のコンバーゼンス調整用パターン発
生装置。 - 【請求項3】前記コンバーゼンス調整用パターンは、任
意の数の水平線と任意の数の垂直線とを有し、前記オー
バースキャン調整用パターンは、テレビジョン受像機の
表示領域の4辺の夫々の辺のほぼ中心点を結んだ形状の
菱形枠であることを特徴とする請求項1記載のコンバー
ゼンス調整用パターン発生装置。 - 【請求項4】前記コンバーゼンス調整用パターンは、任
意の数の水平線と任意の数の垂直線とを有し、前記オー
バースキャン調整用パターンは、テレビジョン受像機の
表示領域の4隅の各隅からそれぞれ最も近い前記水平、
垂直線と表示領域端の交点を結んだ斜直線であることを
特徴とする請求項1記載のコンバーゼンス調整用パター
ン発生装置。 - 【請求項5】前記コンバーゼンス調整用パターンは、任
意の数の水平線と任意の数の垂直線とを有し、前記オー
バースキャン調整用パターンは、テレビジョン受像機の
表示領域の4辺の夫々の辺のほぼ中心部に非表示領域か
ら表示領域に向かって刻んだ複数の目盛りであることを
特徴とする請求項1記載のコンバーゼンス調整用パター
ン発生装置。 - 【請求項6】前記コンバーゼンス調整用パターンは、任
意の数の水平線と任意の数の垂直線とを有し、前記オー
バースキャン調整用パターンは、テレビジョン受像機の
表示領域のほぼ対角を結んだ斜直線であることを特徴と
する請求項1記載のコンバーゼンス調整用パターン発生
装置。 - 【請求項7】画面上に、任意の数の右下がり斜直線と、
任意の数の左下がり斜直線とからなるコンバーゼンス及
びオーバースキャン調整用パターンを発生する手段を有
したことを特徴とするコンバーゼンス調整用パターン発
生装置。 - 【請求項8】前記右下がり斜直線、左下がり斜直線は、
表示領域の対角線と平行であることを特徴とする請求項
7記載のコンバーゼンス調整用パターン発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP689694A JPH07212774A (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | コンバーゼンス調整用パターン発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP689694A JPH07212774A (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | コンバーゼンス調整用パターン発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07212774A true JPH07212774A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11650993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP689694A Pending JPH07212774A (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | コンバーゼンス調整用パターン発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07212774A (ja) |
-
1994
- 1994-01-26 JP JP689694A patent/JPH07212774A/ja active Pending
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