JPH07212700A - 録画速度可変ビデオテープレコーダ - Google Patents

録画速度可変ビデオテープレコーダ

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JPH07212700A
JPH07212700A JP6002501A JP250194A JPH07212700A JP H07212700 A JPH07212700 A JP H07212700A JP 6002501 A JP6002501 A JP 6002501A JP 250194 A JP250194 A JP 250194A JP H07212700 A JPH07212700 A JP H07212700A
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JP
Japan
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video
recording
image
time
signal
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JP6002501A
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Inventor
Shigeru Komiya
滋 小宮
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不要な映像の録画を少なくし、かつ、必要な
映像は克明に録画できるとともに、この記録映像を自然
な再生映像として映し出すようにする。 【構成】 デジタル化したnコマ目の映像信号Sbを画
像メモリ12で記憶し、かつ、記憶されていたn−1コ
マ目の映像を出力する。これと新しいnコマ目の映像信
号Sbとを映像比較部13で比較した不一致画素数信号
Sdを出力する。この不一致画素数信号Sdを不一致画
素平均部14によって一定の時間で平均して、一定時間
での動き量信号Seとして出力する。録画速度制御部1
5は動き量信号Seに従って1秒間に1コマ、2コマ、
4コマの録画速度で映像の録画を行い、この後にビデオ
テープの走行速度を遅くし、再び同じ映像に戻もどる。
このように撮影対象の物体の動きの大きい映像の時は録
画速度を速くし、また、物体の動きが少ない映像の時は
録画速度を遅くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防犯監視などに使用さ
れ、録画、再生速度が変化する録画速度可変ビデオテー
プレコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、NTSC方式の映像を録画するV
TRでは1/60秒ごとに1枚のフィールド映像を録画
している。これに対して監視用のタイムラプスVTRは
1本のビデオテープカセット(磁気テープカセット)で
長時間の録画を行うため、間欠記録を行っている。例え
ば、1秒ごとに1枚の映像を録画すると、120分録画
用のビデオテープカセットで120時間の録画が可能に
なり、約5日間に一度ビデオテープカセットを交換すれ
ば良いことになる。
【0003】このようなタイムラプスVTRでは、間欠
録画を行っているため、この録画と録画の間では、必要
とする映像が録画されない可能性がある。このためタイ
ムラプスVTRには、必要な映像の欠落を補うために外
部からの入力信号によって一定の時間、例えば店舗の防
犯装置に連動して録画速度を速める機能を備える例があ
る。この録画速度を速めるタイムラプスVTRでは、撮
影対象の人を検知するセンサと、この検知信号でタイム
ラプスVTRの撮影時の速度を速くする制御回路が設け
られたり、録画速度を速める手動操作を行うスイッチ等
が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来例の
タイムラプスVTRは、間欠的に録画を行っており、必
要となる映像が欠落することがある。また、不要な映像
が長時間にわたって録画されてしまうことがある。さら
に、外部からの入力信号によって録画速度を速くするタ
イムラプスVTRでは、センサ又は手動スイッチを設け
る必要がある。この場合、接続工事が必要になり、この
工事が面倒であるとともに、装置規模が増大してしま
う。さらに、録画速度を速めるタイムラプスVTRで
は、撮影対象の物体がない場合にも一定の速い速度で録
画を続けるため、ビデオテープの無駄が多くなってしま
う。
【0005】本発明は、このような従来の技術における
欠点を解決するものであり、不要な映像の録画を少なく
し、かつ、必要な映像は克明に録画できるとともに、こ
の記録映像を自然な再生映像として映し出すことがで
き、さらにビデオテープの録画無駄を低減できる録画速
度可変ビデオテープレコーダの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の録画速度可変ビデオテープレコーダ
は、映像信号を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶さ
れる映像と、新たに送られてくる映像とを比較して映像
中の物体の動きを検出する比較手段と、映像の録画速度
を変更して録画する録画手段と、比較手段によって検出
される映像中の物体の動き量に従って録画手段での録画
速度を変更する録画速度制御手段とを備える構成として
いる。
【0007】また、請求項2記載の録画速度可変ビデオ
テープレコーダは、録画時に、映像の1コマ前と現在の
コマとの時間差を映像に重畳して録画を行う録画手段
と、録画手段の録画を再生する再生手段と、再生手段で
再生した録画を記憶する記憶手段と、再生手段での再生
時に映像のコマ間の時間をカウントする時間カウント手
段と、再生手段での再生時に再生信号に重畳された時間
差を読み出し、記憶手段に記憶し、かつ、時間カウント
手段でカウントした時間差に従って記憶映像を読み出し
て1コマづつ再生する制御を行う再生制御手段とを備え
る構成としている。
【0008】
【作用】このような構成により、請求項1記載の発明の
録画速度可変ビデオテープレコーダでは、撮影した映像
中で動く物体を検出し、この検出される映像中の物体の
動き量に従って録画速度を変更している。すなわち、物
体の動きが少ない時には録画間隔が広く、かつ、映像中
の物体の動きが大きくなるに従って録画速度が速くな
る。したがって、不要な映像の記録が少なくなり、また
必要な映像が克明に録画される。この場合、映像信号の
みで映像処理が行われる。例えば外部にスイッチなどを
設ける必要がなく、その装置規模が増大化しない。
【0009】請求項2記載の発明の録画速度可変ビデオ
テープレコーダでは、録画の再生時に再生信号に重畳さ
れた時間差を読み出して記憶し、かつ、カウントした時
間差に従って記憶映像を読み出して1コマづつ再生して
いる。したがって、動きが少ない映像は映像の動きが遅
くなり、また物体の動きが大きい映像は映像の動きが速
く再生される。すなわち、再生された映像中の時間の進
みと現在の時間の進みが一致して自然な映像が映し出さ
れる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の録画速度可変ビデオテープレ
コーダの実施例を図面を参照して詳細に説明する。図1
は本発明の録画速度可変ビデオテープレコーダの第1の
実施例の構成を示すブロック図である。図1において、
この例には図示しない監視カメラからの映像信号Saを
デジタル値に変換するA/Dコンバータ11と、このA
/Dコンバータ11から出力されるnコマ目の映像信号
Sbを記録しながら既に記憶されているn−(マイナ
ス)1コマ目の映像信号Scを出力する画像メモリ12
とが設けられている。さらに、画像メモリ12から出力
されるn−1コマ目の映像信号Scと、新たに送られて
くるnコマ目の映像信号Sbとを比較して各映像の不一
致画素数を示す不一致画素数信号Sdを出力する映像比
較部13とが設けられている。
【0011】また、この例には映像比較部13から出力
される不一致画素数信号Sdを平均化した映像中の動き
量を示す動き量信号Seを出力する不一致画素平均部1
4と、この不一致画素平均部14から出力される動き量
信号Seに従って録画速度を変更するための速度制御信
号Sfを出力する録画速度制御部15と、図示しない監
視カメラから出力される映像信号Saを録画する録画部
16とが設けられている。
【0012】次に、この第1の実施例の構成における動
作について説明する。図2は不一致画素平均部14で不
一致画素数信号Sdを平均化して動き量(動き量信号S
e)を得る状態を示す図である。図2において、不一致
画素平均部14からの動き量(動き量信号Se)は、画
像メモリ12に記憶されたn−1コマ目の映像と新しく
入力されるnコマ目の映像信号Sbとの異なる部分の面
積で示す。この異なる二枚の映像が同一の映像の場合は
0、全く異なる場合を100と仮定する。また、録画速
度制御部15は動き量(動き量信号Se)に従って録画
速度を制御する。
【0013】録画速度制御部15の動き量(動き量信号
Se)と録画速度の関係を(表1)示す。
【0014】
【表1】
【0015】この(表1)に示すように、動き量(動き
量信号Se)が0〜9までの間は1秒間に0.25コマ
を録画し、動き量が10〜19までの間は1秒間に0.
5コマ(1コマ/2秒)を録画する。また、動き量が2
0〜29までの間は1秒間に1コマを録画し、動き量が
30〜39までの間は1秒間に2コマを録画する。さら
に、動き量が40〜100までの間は1秒間に4コマを
録画するものとして以下説明する。
【0016】図1に示す構成では、図示しない監視カメ
ラからの映像信号SaがA/Dコンバータ11に入力さ
れる。A/Dコンバータ11に入力された映像信号Sa
がデジタル値に変換されてnコマ目の映像信号Sbとし
て画像メモリ12に入力される。画像メモリ12はnコ
マ目の映像信号Sbを記憶するとともに、既に記憶され
ていたn−1コマ目の映像信号Scを出力する。
【0017】図3は映像における各コマの異なる部分の
面積に基づいた不一致画素数を示す図である。図3にお
いて、映像比較部13は、A/Dコンバータ11から出
力される新しいnコマ目の映像信号Sbと、画像メモリ
12から出力されるn−1コマ目の映像信号Scとを比
較して各映像の不一致画素数信号Sdを出力する。不一
致画素数信号Sdは図3中の人Mに示すように各コマの
異なる部分の面積である。テレビジョン伝送におけるN
TSC方式の映像信号では、1/60秒ごとに1コマの
フィ−ルド映像が送られてくる。すなわち不一致画素数
信号Sdは1/60秒間での動きの量を示すことにな
る。ここでは1/60秒ごとに録画速度を変更せずに、
不一致画素平均部14が不一致画素数信号Sdを一定の
時間で平均して、一定時間での動き量信号Seとして出
力する。
【0018】図4(a)は、図示しない監視カメラで撮
影し、人がいない場合の部屋の映像を示す図であり、図
4(b)は、図示しない監視カメラで撮影し、人が部屋
に入ってきた状態の映像を示す図である。また図4
(c)は、図示しない監視カメラで撮影し、人が部屋内
にいる状態の映像を示す図であり、図4(d)は、図示
しない監視カメラで撮影し、人が部屋から出でいく状態
の映像を示す図である。また図5は、この図4(a)〜
(c)に対応した録画速度と動き量(動き量信号Se)
との関係を示す図である。
【0019】図4及び図5において、図示しない監視カ
メラが図4(a)の映像を撮影した場合、この映像は机
Dを備える部屋Rのみの映像であり、映像の変化が生じ
ないので動き量信号Seは“0”となって録画速度制御
部15が0.25秒間に1コマを録画する速度の制御を
行う。続いて図4(b)示すように部屋Rに人Mが入っ
てくると、動き量(動き量信号Se)は“15”となっ
て録画速度制御部15は0.5秒間に1コマを録画する
速度制御を行う。部屋Rから人Mが出ていく図4(c)
に示す映像の場合の動き量(動き量信号Se)の“4
5”になると録画速度制御部15は動き量信号Seに従
って1秒間に1コマ、2コマ、4コマの録画速度で録画
する制御を行う。この後にビデオテープの走行速度を遅
くして図4(d)に至り、再び図4(a)と同じ映像に
戻る。このように図5に示す録画速度と動き量の関係で
録画が行われることになる。
【0020】このように第1の実施例では、撮影対象の
物体の動きの大きい映像の場合に、録画速度を速くし、
また、物体の動きが少ない映像の場合は録画速度を遅く
している。これによって、不要な映像の録画量が少なく
なるとともに、必要な映像が克明に録画される。また、
映像以外の入力を必要としないので、外部にセンサ、ス
イッチ等を配置する面倒な工事などが不要になる。
【0021】次に、第2の実施例について説明する。第
1の実施例では動き量(動き量信号Se)に応じて記録
速度を変更して、動きの大きい映像は録画間隔を狭く
し、動きの少ない映像は録画間隔を広くして録画してい
る。すなわち任意の1コマと、その次の1コマとの録画
間隔が一定ではない。このため通常の再生装置で再生を
行うと映像が一定間隔で映し出される。
【0022】図6は、この通常の再生装置で再生した映
像の状態を示す図である。図6において、録画時の映像
aにあって、は映像中の物体の動きが大きい映像の場
合、録画間隔を狭くし、また物体の動きの少ない映像は
録画間隔を広くなっている。この場合の磁気テープ上の
映像bは一定間隔で録画されている。この録画を再生し
た再生映像cも一定間隔で映し出される。このため、物
体の動きが少ない映像は映像の動きが早くなり、動きが
大きい映像は映像の動きが遅く再生される。したがって
現在の時間の進みと映像中の時間の進みが一致しなくな
り視聴者での見た目が不自然になる。このため第2の実
施例では、物体の動きが少ない映像は映像の動きを遅く
し、物体の動きが大きい映像は映像の動きを速く再生し
ている。すなわち、再生された映像の時間の進行と、現
在の時間の進みを一致するようにして自然な再生映像を
映し出すようにしている。
【0023】図7は第2の実施例の構成を示すブロック
図である。図7において、この例には時間をカウントし
たカウント時間信号Snを出力する時間カウンタ61
と、カウント時間信号Snを入力映像信号Sgに重畳す
る際の二値コードに変換して出力する時間コード変換部
62と、再生信号Skのブランキング期間に書き込まれ
た二値コードを時間データ信号Smに変換するコード時
間変換部63とが設けられている。
【0024】さらに、時間データ信号Smとカウント時
間信号Snとを比較して、一致した場合に1コマ再生信
号Sjを出力する時間比較部64と、1コマ再生信号S
jが入力された場合に再生信号Skを記録し、この記録
した映像を出力映像信号Slとして出力する画像メモリ
65と、1コマを録画して録画再生トリガSiを出力し
て時間カウンタ61をゼロにリセットする録画部66
と、この録画部66からの録画を再生した際の再生信号
Skを出力する再生部67とが設けられている。
【0025】次に、この第2の実施例の動作について説
明する。時間カウンタ61は1コマ録画又は1コマ再生
を行う場合に出力される録画再生トリガSiによってリ
セットされる。時間カウンタ61がカウントしたカウン
ト時間信号Snは、時間コード変換部62によって入力
映像信号Sgに重畳する二値コードに変換して入力映像
信号Sgのブランキング期間に書き込まれる。
【0026】コード時間変換部63は再生部67からの
再生信号Skのブランキング期間に書き込まれた二値コ
ードを時間データ信号Smに変換する。時間比較部64
ではコード時間変換部63によって変換された時間デー
タ信号Smと、時間カウンタ61から出力されるカウン
ト時間信号Snを比較し、この比較で一致すると1コマ
再生信号Sjを再生部67に出力する。画像メモリ65
は1コマ再生信号Sjが入力されると、再生信号Skを
記録し、この記録した映像を出力映像信号Slとして出
力する。なお、1コマ再生のタイミングは、現在再生し
ている映像を画像メモリ65が記録した後に次の1コマ
が再生されるものとする。
【0027】映像を1コマ録画すると録画部66から録
画再生トリガSiが出力され、時間カウンタ61をゼロ
にリセットする。時間カウンタ61はゼロにリセットさ
れた後に時間のカウントを開始し、カウントしたカウン
ト時間信号Snを出力する。時間カウンタ61が計時し
た時間は時間コード変換部62によって入力映像信号S
gに重畳する二値コードに変換され、図示しない撮像機
からの入力映像信号Sgのブランキング期間に書き込ま
れて録画信号Shとなる。図示しない録画制御装置から
1コマ録画信号Soが入力されると、入力映像信号Sg
のブランキング期間にカウント時間信号Snの二値コー
ドが書き込まれた1コマの録画信号Shが録画される。
この1コマの録画によって録画再生トリガSiが出力さ
れ、時間カウンタ61はゼロリセットされて再びカウン
トを開始する。
【0028】以上のように録画時には1コマ前と現在の
コマの時間差を画像中に加えて録画を行う。再生部67
での再生時に予め1コマを再生して画像メモリ65に再
生信号Skを記憶させる。画像メモリ65が記憶した画
像を出力映像信号Slとして出力している間に次の1コ
マを再生する。この1コマの再生を行うと録画再生トリ
ガSiが出力されて時間カウンタ61がゼロにリセット
される。このリセット後に時間カウントを開始する。コ
ード時間変換部63は再生部67からの再生信号Skに
重畳した二値コードを時間データ信号Smに変換して時
間比較部64に送出する。
【0029】時間比較部64は時間カウンタ61からの
カウント時間信号Snがコード時間変換部63から送ら
れてくる時間データ信号Smと一致した時点で、1コマ
再生信号Sjを出力する。画像メモリ65は1コマ再生
信号Sjによって現在再生されている再生信号Skを記
憶して出力映像信号Slとして出力する。続いて再生部
は1コマの再生信号Skを受けて次の1コマを再生す
る。
【0030】図8は、この再生された映像中の時間の進
みと現在の時間の進みが一致する映像を映し出す状態を
示す図である。図8において、録画時の映像aは動きの
大きい映像は録画間隔を狭くし、動きの少ない映像は録
画間隔を広くして録画されている。この場合の磁気テー
プ上の映像bは一定間隔で録画されているが、録画され
た時の時間間隔で再生されるので、再生された映像中の
時間の進みと現在の時間の進みが一致するようになる。
【0031】このように第2の実施例では、1コマを録
画する際に1コマ前の録画との時間差を入力映像信号S
gに重畳して録画して、再生時には再生信号Skに重畳
された時間差を読み出して時間差に従って1コマづつ再
生を行う。この再生では図8に示すように録画時の時間
間隔を再生時に再生できるため、再生された映像中の時
間の進みと現在の時間の進みが一致して、視聴者が自然
な映像を見ることが出来るようになる。
【0032】なお、この第2の実施例ではカウントする
時間を二値コードに変換したが、計時する時間をブラン
キング期間のDCレベルで録画し、再生時にDCレベル
を時間データに変換するようにしても同様の作用効果が
得られる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明の録画速度可変ビデオテープレコーダで
は、撮影した映像中で動く物体を検出し、この検出され
る映像中の物体の動き量に従って録画速度を変更してい
る。すなわち、映像中の物体の動きが少ない時には録画
間隔を広くし、かつ、映像中の物体の動きが大きくなる
に従って録画速度を速くしているため、不要な映像の記
録が少なくなり、また必要な映像が克明に録画でき、さ
らに、映像信号のみで映像処理が行われて、装置規模が
増大化しないという効果を有する。
【0034】請求項2記載の発明の録画速度可変ビデオ
テープレコーダでは、録画の再生時に再生信号に重畳さ
れた時間差を読み出して記憶し、かつ、カウントした時
間差に従って記憶映像を読み出して1コマづつ再生して
いるため、動きが少ない映像は映像の動きが遅くなり、
また物体の動きが大きい映像は映像の動きが速く再生さ
れ、再生された映像中の時間の進みと現在の時間の進み
が一致して自然な映像を映し出すことが出来るという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の録画速度可変ビデオテープレコーダの
第1の実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例の動作説明に供され、不一致画素数から
動き量を得る状態を示す図である。
【図3】実施例の動作説明に供され、映像における各コ
マの異なる部分の面積によって不一致画素数を示す図で
ある。
【図4】(a)は人がいない場合の部屋の映像を示す図
である。(b)は人が部屋に入ってきた状態の映像を示
す図である。(c)は人が部屋内にいる状態の映像を示
す図である。(d)は人が部屋から出でいく状態の映像
を示す図である。
【図5】実施例の動作説明に供され、映像に対応した録
画速度と動き量との関係を示す図である。
【図6】第2の実施例の説明に供され、通常の再生装置
で映像を再生する状態を示す図である。
【図7】第2の実施例の構成を示すブロック図である。
【図8】第2の実施例にあって、再生された映像中の時
間の進みと現在の時間の進みが一致する映像を映し出す
状態を示す図である。
【符号の説明】
12…画像メモリ 13…映像比較部 14…不一致画素平均部 15…録画速度制
御部 16…録画部 61…時間カウン
タ 62…時間コード変換部 63…コード時間
変換部 64…時間比較部 65…画像メモリ 66…録画部 67…再生部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/92

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶される映像と、新たに送られてくる
    映像とを比較して映像中の物体の動きを検出する比較手
    段と、 映像の録画速度を変更して録画する録画手段と、 前記比較手段によって検出される映像中の物体の動きの
    量に従って前記録画手段での録画速度を変更する録画速
    度制御手段と、 を備える録画速度可変ビデオテープレコーダ。
  2. 【請求項2】 録画時に、映像の1コマ前と現在のコマ
    との時間差を映像に重畳して録画を行う録画手段と、 前記録画手段の録画を再生する再生手段と、 前記再生手段で再生した再生信号を記憶する記憶手段
    と、 前記再生手段での再生時に映像のコマ間の時間をカウン
    トする時間カウント手段と、 前記再生手段での再生時に再生信号に重畳された時間差
    を読み出し、前記記憶手段に記憶し、かつ、前記時間カ
    ウント手段でカウントした時間差に従って記憶映像を読
    み出して1コマづつ再生する制御を行う再生制御手段
    と、 を備える録画速度可変ビデオテープレコーダ。
JP6002501A 1994-01-14 1994-01-14 録画速度可変ビデオテープレコーダ Withdrawn JPH07212700A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1198455A (ja) * 1997-09-02 1999-04-09 Samsung Electron Co Ltd 間欠記録装置
US7796861B2 (en) 2005-02-09 2010-09-14 Sanyo Electric Co., Ltd. Video reproducing apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1198455A (ja) * 1997-09-02 1999-04-09 Samsung Electron Co Ltd 間欠記録装置
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