JPH07212633A - 固体撮像素子センサカメラ用混成集積回路 - Google Patents
固体撮像素子センサカメラ用混成集積回路Info
- Publication number
- JPH07212633A JPH07212633A JP6001970A JP197094A JPH07212633A JP H07212633 A JPH07212633 A JP H07212633A JP 6001970 A JP6001970 A JP 6001970A JP 197094 A JP197094 A JP 197094A JP H07212633 A JPH07212633 A JP H07212633A
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- Japan
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- solid
- state image
- lens barrel
- ccd
- wiring board
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種ビデオカメラに用いられる固体撮像素子
センサカメラ用混成集積回路の温度上昇による画質劣化
を抑えることを目的とする。 【構成】 本発明は、CCD1と、このCCD駆動回路
を実装した基板2との間に、CCD1と基板2の双方に
密着するように段差をもたない均一表面でかつ反りのな
いレンズ鏡胴固定用の金属板3を設けることにより、C
CDの温度上昇による画質劣化を抑えることができる。
センサカメラ用混成集積回路の温度上昇による画質劣化
を抑えることを目的とする。 【構成】 本発明は、CCD1と、このCCD駆動回路
を実装した基板2との間に、CCD1と基板2の双方に
密着するように段差をもたない均一表面でかつ反りのな
いレンズ鏡胴固定用の金属板3を設けることにより、C
CDの温度上昇による画質劣化を抑えることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体撮像素子(以下、
CCDと記す。)センサカメラ用集積回路に関するもの
である。
CCDと記す。)センサカメラ用集積回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、CCDセンサカメラでのCCDの
配線基板への実装は、図3に示すようにCCDが配線基
板に直接接触するように実装している。図3において8
はCCDセンサ、9はCCD駆動回路を搭載した配線基
板、10はレンズ鏡胴、11はレンズ、12は電源供給
のためのリード線である。
配線基板への実装は、図3に示すようにCCDが配線基
板に直接接触するように実装している。図3において8
はCCDセンサ、9はCCD駆動回路を搭載した配線基
板、10はレンズ鏡胴、11はレンズ、12は電源供給
のためのリード線である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したC
CDセンサカメラの構造では、CCDで発生する熱の伝
わる経路は空気中と配線基板となる。ところが、配線基
板自体はCCD駆動回路の消費電力によって高温化し、
逆にCCDの温度を上昇させることになってしまう。ま
た、CCDはレンズ鏡胴に囲まれ密閉状態となるため空
気中に放熱することは不可能でありこれもまたCCDの
温度を上昇させる要因となり、CCDは温度が上昇する
と、白キズ、黒キズが発生して著しく画質が劣化してし
まうため、カメラの自己発熱とカメラ周囲温度に常時注
意を払う必要がある。上述のように、自己発熱で温度が
上昇してしまうと、カメラ使用時の周囲温度幅を狭めな
ければならない課題を有していた。
CDセンサカメラの構造では、CCDで発生する熱の伝
わる経路は空気中と配線基板となる。ところが、配線基
板自体はCCD駆動回路の消費電力によって高温化し、
逆にCCDの温度を上昇させることになってしまう。ま
た、CCDはレンズ鏡胴に囲まれ密閉状態となるため空
気中に放熱することは不可能でありこれもまたCCDの
温度を上昇させる要因となり、CCDは温度が上昇する
と、白キズ、黒キズが発生して著しく画質が劣化してし
まうため、カメラの自己発熱とカメラ周囲温度に常時注
意を払う必要がある。上述のように、自己発熱で温度が
上昇してしまうと、カメラ使用時の周囲温度幅を狭めな
ければならない課題を有していた。
【0004】また、CCDを配線基板に直接接触するよ
うに実装すると、配線基板の反りや凹凸によりCCD表
面の配線基板に対しての平行度が維持できない。さらに
配線基板の反りや凹凸はレンズ鏡胴の取り付けに対して
も著しく平行度を失わせる。このため、レンズ、CCD
表面の平行度がとれなくなり、CCDに入射する光、画
像の焦点ずれを発生するという課題を有していた。
うに実装すると、配線基板の反りや凹凸によりCCD表
面の配線基板に対しての平行度が維持できない。さらに
配線基板の反りや凹凸はレンズ鏡胴の取り付けに対して
も著しく平行度を失わせる。このため、レンズ、CCD
表面の平行度がとれなくなり、CCDに入射する光、画
像の焦点ずれを発生するという課題を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明においては、CCDをCCD駆動回路を搭
載した配線基板に実装する際CCDと配線基板の間にC
CD、配線基板双方に密着するように段差をもたない均
一表面で、かつ反りのないレンズ鏡胴固定用の金属板を
設け、配線基板とレンズ鏡胴固定用の金属板、およびレ
ンズ鏡胴を同時にねじ止めする構造とした。
めに、本発明においては、CCDをCCD駆動回路を搭
載した配線基板に実装する際CCDと配線基板の間にC
CD、配線基板双方に密着するように段差をもたない均
一表面で、かつ反りのないレンズ鏡胴固定用の金属板を
設け、配線基板とレンズ鏡胴固定用の金属板、およびレ
ンズ鏡胴を同時にねじ止めする構造とした。
【0006】
【作用】上述のようにCCDをCCD駆動回路を搭載し
た配線基板に実装する際CCDと配線基板の間にCC
D、配線基板双方に密着するようにレンズ鏡胴固定用の
金属板を設け、CCDに発生する熱と基板で発生する熱
をレンズ鏡胴より逃がす構造としたところCCDで発生
する熱、配線基板で発生する熱ともにレンズ鏡胴を通じ
て逃がすことができ、CCDセンサカメラの温度上昇に
よる画質劣化を抑えることができた。
た配線基板に実装する際CCDと配線基板の間にCC
D、配線基板双方に密着するようにレンズ鏡胴固定用の
金属板を設け、CCDに発生する熱と基板で発生する熱
をレンズ鏡胴より逃がす構造としたところCCDで発生
する熱、配線基板で発生する熱ともにレンズ鏡胴を通じ
て逃がすことができ、CCDセンサカメラの温度上昇に
よる画質劣化を抑えることができた。
【0007】また、配線基板、レンズ鏡胴固定用の金属
板、およびレンズ鏡胴を同時にねじ止めすることで、C
CD表面とレンズとの平行度がとれたことで、焦点距離
が安定した為良質の画像を得ることができた。
板、およびレンズ鏡胴を同時にねじ止めすることで、C
CD表面とレンズとの平行度がとれたことで、焦点距離
が安定した為良質の画像を得ることができた。
【0008】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0009】図1は本発明におけるCCDセンサカメラ
用混成集積回路の構造概略図を示したもので、1はCC
Dセンサ、2はCCD駆動回路を搭載した配線基板、3
はレンズ鏡胴固定用の金属板、4はレンズ鏡胴、5はレ
ンズ、6は電源供給用のリード線、7はレンズ鏡胴固定
用の金属板のねじ止め穴である。
用混成集積回路の構造概略図を示したもので、1はCC
Dセンサ、2はCCD駆動回路を搭載した配線基板、3
はレンズ鏡胴固定用の金属板、4はレンズ鏡胴、5はレ
ンズ、6は電源供給用のリード線、7はレンズ鏡胴固定
用の金属板のねじ止め穴である。
【0010】図2は本発明におけるレンズ鏡胴固定用の
金属板の斜視図である。図1において、CCDセンサ1
とCCD駆動回路を搭載した配線基板2とは従来直接双
方が接触してCCDセンサ1が配線基板2に半田付け実
装されていたが、CCDセンサ1と配線基板2の間に、
双方に挟みこまれるように、かつ密着させてレンズ鏡胴
固定用の金属板3を設けることで、CCDセンサ1と配
線基板2に発生する熱をレンズ鏡胴4を通じて逃がすこ
とができ、温度上昇によるCCDセンサ1の画質劣化を
抑えることができた。
金属板の斜視図である。図1において、CCDセンサ1
とCCD駆動回路を搭載した配線基板2とは従来直接双
方が接触してCCDセンサ1が配線基板2に半田付け実
装されていたが、CCDセンサ1と配線基板2の間に、
双方に挟みこまれるように、かつ密着させてレンズ鏡胴
固定用の金属板3を設けることで、CCDセンサ1と配
線基板2に発生する熱をレンズ鏡胴4を通じて逃がすこ
とができ、温度上昇によるCCDセンサ1の画質劣化を
抑えることができた。
【0011】また、レンズ鏡胴固定用金属板のねじ止め
穴7を設けたことで、レンズ鏡胴4とレンズ鏡胴固定用
金属板3および、レンズ配線基板2を同時にねじ止めす
る事ができ、CCDセンサ1の表面に対するレンズ5の
平行度を維持することができる。
穴7を設けたことで、レンズ鏡胴4とレンズ鏡胴固定用
金属板3および、レンズ配線基板2を同時にねじ止めす
る事ができ、CCDセンサ1の表面に対するレンズ5の
平行度を維持することができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、CCDをCCD駆動回路
を搭載した配線基板に実装する際CCDと配線基板の間
にCCD、配線基板双方に密着するようにレンズ鏡胴固
定用の金属板を設け、CCDに発生する熱をレンズ鏡胴
より逃がす構造としたところCCDで発生する熱、配線
基板で発生する熱ともにレンズ鏡胴を通じて逃がすこと
ができ、CCDセンサカメラの温度上昇による画質劣化
を抑えることができた。また、配線基板、レンズ鏡胴固
定用の金属板およびレンズ鏡胴を同時にねじ止めするこ
とでCCDセンサとレンズとの平行度が維持でき、焦点
距離が安定した。
を搭載した配線基板に実装する際CCDと配線基板の間
にCCD、配線基板双方に密着するようにレンズ鏡胴固
定用の金属板を設け、CCDに発生する熱をレンズ鏡胴
より逃がす構造としたところCCDで発生する熱、配線
基板で発生する熱ともにレンズ鏡胴を通じて逃がすこと
ができ、CCDセンサカメラの温度上昇による画質劣化
を抑えることができた。また、配線基板、レンズ鏡胴固
定用の金属板およびレンズ鏡胴を同時にねじ止めするこ
とでCCDセンサとレンズとの平行度が維持でき、焦点
距離が安定した。
【図1】本発明の一実施例におけるCCDセンサカメラ
用混成集積回路の構造図
用混成集積回路の構造図
【図2】同要部であるレンズ鏡胴固定用の金属板の斜視
図
図
【図3】従来のCCDセンサカメラ用混成集積回路の構
造図
造図
1 CCDセンサ 2 CCD駆動回路を搭載した配線基板 3 レンズ鏡胴固定用の金属板 4 レンズ鏡胴 5 レンズ
Claims (4)
- 【請求項1】 固体撮像素子センサカメラ用の混成集積
回路で、固体撮像素子駆動回路を搭載した配線基板に実
装する際に固体撮像素子と配線基板との間に前記固体撮
像素子と前記配線基板の双方に密着するように段差をも
たない均一表面でかつ反りのないレンズ鏡胴固定用の金
属板を設け、配線基板と、レンズ鏡胴固定用の金属板、
およびレンズ鏡胴を同時にねじ止めする固体撮像素子セ
ンサカメラ用混成集積回路。 - 【請求項2】 固体撮像素子と配線基板の間に設けたレ
ンズ鏡胴固定用の金属板にアルミ板を使用し放熱効果を
高めた請求項1記載の固体撮像素子センサカメラ用混成
集積回路。 - 【請求項3】 固体撮像素子と配線基板の間に設けたレ
ンズ鏡胴固定用の金属板を、絶縁性接着シールで基板に
貼りつけた請求項1記載の固体撮像素子センサカメラ用
混成集積回路。 - 【請求項4】 レンズ鏡胴固定用の金属板に、ねじ穴を
設け、レンズ鏡胴、レンズ鏡胴固定用金属板および配線
基板を同時にねじ止めする事で、レンズ、固体撮像素子
表面、配線基板を平行に取りつけることを特徴とする請
求項1記載の固体撮像素子センサカメラ用混成集積回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6001970A JPH07212633A (ja) | 1994-01-13 | 1994-01-13 | 固体撮像素子センサカメラ用混成集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6001970A JPH07212633A (ja) | 1994-01-13 | 1994-01-13 | 固体撮像素子センサカメラ用混成集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07212633A true JPH07212633A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11516430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6001970A Pending JPH07212633A (ja) | 1994-01-13 | 1994-01-13 | 固体撮像素子センサカメラ用混成集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07212633A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7375757B1 (en) * | 1999-09-03 | 2008-05-20 | Sony Corporation | Imaging element, imaging device, camera module and camera system |
US20110286056A1 (en) * | 2010-05-19 | 2011-11-24 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Image scanning apparatus and image forming apparatus |
-
1994
- 1994-01-13 JP JP6001970A patent/JPH07212633A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7375757B1 (en) * | 1999-09-03 | 2008-05-20 | Sony Corporation | Imaging element, imaging device, camera module and camera system |
US20110286056A1 (en) * | 2010-05-19 | 2011-11-24 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Image scanning apparatus and image forming apparatus |
US8711447B2 (en) | 2010-05-19 | 2014-04-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image scanning apparatus and image forming apparatus |
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