JPH0721237U - 鋳型の型落ち検出装置 - Google Patents

鋳型の型落ち検出装置

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JPH0721237U
JPH0721237U JP5288793U JP5288793U JPH0721237U JP H0721237 U JPH0721237 U JP H0721237U JP 5288793 U JP5288793 U JP 5288793U JP 5288793 U JP5288793 U JP 5288793U JP H0721237 U JPH0721237 U JP H0721237U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋳型造型機から連続的に送り出されて来る鋳
枠付き鋳型の型落ちの有無を検出する装置であって、光
学的センサを用いることなく、任意の位置の鋳型落ちを
確実かつ容易に検出できるようにする。 【構成】 鋳型表面の高さを測定する測長センサ14
と、測長センサ14を昇降させる昇降手段12と、昇降
手段12等を前後方向へ移動させる前後移動手段8と、
前後移動手段8、昇降手段12等を左右方向へ移動させ
る左右移動手段4と、鋳型表面の所定位置の所定レベル
を記憶するレベルデータ記憶手段15と、レベルデータ
記憶手段15のレベルデータと、測長センサ14の測定
結果とを比較して型落ちの有無を判別する型落ち判別手
段16と、を具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鋳型造型機から連続的に送り出されて来る鋳枠付き鋳型における型 落ちの有無を検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、鋳型造型機から連続的に送りだされて来る鋳枠付き鋳型の欠陥部分すな わち型落ちの検出は、中子を鋳型にセットする場所で、作業者が目視により行な っていたが、特に鋳型の流れの速い鋳型造型ラインの場合には、20〜30秒に 1回の割合で、型落ちの検出を行なわなければならず、作業者にとって大きな負 担となるうえに、確実に検出することができなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そのため、従来は、鋳型表面をいわゆる画像処理による方法を用いて鋳型落ち の検出を行なうことも試みられているが、この方法では、鋳型が黒色であるため に所要の製品用キャビティ部と型落ち部とを判別することが難しく、加えて、鋳 物工場内には大量の埃や蒸気等が浮遊しているため、その光学式センサの使用は 適さないなどの問題があった。 本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、画像処理法よることなく、任意 の位置の鋳型落ちを確実かつ容易に検出することができる装置を提供することを 目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案における鋳型の型落ち検出装置は、鋳型造 型機から連続的に送り出されて来る鋳枠付き鋳型の型落ちの有無を検出する装置 であって、鋳型表面の高さを検出する測長センサと、この測長センサを昇降させ る昇降手段と、この昇降手段および前記測長センサを前後方向へ移動させる前後 移動手段と、この前後移動手段、前記昇降手段および前記測長センサを左右方向 へ移動させる左右移動手段と、前記鋳型表面の所定位置の所定レベルデータを記 憶するレベルデータ記憶手段と、このレベルデータ記憶手段からのレベルデータ と、前記測長センサの測定結果とを比較して型落ちの有無を判別する型落ち判別 手段と、を具備したことを特徴とする。
【0005】
【作用】
このように構成した装置は、鋳型造型機から鋳枠付き鋳型が送り出されてくる と、前後移動手段および左右移動手段をもって測長センサが型落ちを検出すべき 位置に移動され、続いて、測長センサは昇降手段をもって所定高さまで下降され る。次いで、測長センサにより鋳型表面の高さが測定され、この測定結果が型落 ち判別手段に送信されるとともに、レベルデータ記憶手段から所定のレベルデー タが読み出され、測長センサの測定結果とレベルデータ記憶手段からのレベルデ ータとが比較されて型落ちの有無が判別されることとなる。
【0006】
【実施例】
本考案の一実施例について概略斜視図である図1に基づき詳細に説明する。図 示するように、図示しない鋳型造型機から送り出された鋳枠1付き鋳型2の直上 方位置に配設した門型フレーム3には、左右移動手段4が装着してあり、左右移 動手段4においては、門型フレーム3上に敷設したレール5上に走行台6が走行 可能に装架してあり、走行台6には、門型フレーム3に装着した第1サーボモー タ式シリンダ7のピストンロッドの先端が連結してあって、第1サーボモータ式 シリンダ7の伸縮作動により、走行台6は門型フレーム3の長手方向へ往復移動 するようになっている。
【0007】 また、前記左右移動手段4の走行台6上には前後移動手段8が装着してあり、 前後移動手段8においては、走行台6の移動方向と直交する方向へ延ばして走行 台6に装着したリニアガイド機構9に、走行フレーム10が、走行可能に装着し てあり、走行フレーム10には第2サーボモータ式シリンダ11のピストンロッ ドの先端が連結してあって、第2サーボモータ式シリンダ11の伸縮作動により 、走行フレーム10は前記走行台6の走行方向と直交する方向へ往復移動するよ うになっている。
【0008】 また、前記走行フレーム10には昇降手段12としての第3サーボモータ式シ リンダ13が装着してあり、第3サーボモータ式シリンダ13のピストンロッド の下端には測長センサとしてのレーザ測長器14が装着してある。また、レーザ 測長器14には、前記鋳型2の表面の所定位置の所定レベルデータを記憶するレ ベルデータ記憶手段15と、このレベルデータ記憶手段15のレベルデータと、 前記レーザ測長器14からの検出結果とを比較して型落ちの有無を判別する型落 ち判定手段16とを含む型落ち検出器17が電気的に接続してある。また、前記 第1〜第3サーボモータ式シリンダ7、11、13のサーボモータ7a、11a 、13aには制御盤18が電気的に接続してあり、この制御盤18は前記型落ち 検出器17に電気的に接続されている。
【0009】 このように構成した装置は、制御盤18を介して稼動を始めると、左右移動手 段4および前後移動手段8の第1・第2サーボモータ式シリンダ7、11が適宜 伸縮作動されて、昇降手段12の第3サーボモータ式シリンダ13およびレーザ 測長器14が、図示しない鋳型造型機から送り出された鋳枠1付き鋳型2におけ る型落ちを検出すべき位置の直上方に移動され、続いて、第3サーボモータ式シ リンダ13が伸長作動されてレーザ測長器14が所定高さまで下降される。次い で、レーザ測長器14測長器により鋳型2表面の高さが測定され、この測定結果 が型落ち検出器17の型落ち判定手段16に送り込まれるとともに、型落ち検出 判定器17のレベルデータ記憶手段15から所定のレベルデータが読み出され、 続いて、レーザ測長器14からの測定結果とレベルデータ記憶手段15からのレ ベルデータとが比較される。そして、それらの間に差異が生じた場合には型落ち が起きたことになる。
【0010】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案は、鋳型表面の高さを測定する測長セン サと、この測長センサを昇降させる昇降手段と、この昇降手段を前後方向へ移動 させる前後移動手段と、この前後移動手段および前記昇降手段を左右方向へ移動 させる左右移動手段と、前記鋳型表面の所定位置の所定レベルデータを記憶する レベルデータ記憶手段と、このレベルデータ記憶手段のレベルデータと、前記測 長センサの測定結果とを比較して型落ちの有無を判別する型落ち判別手段と、を 具備したから、鋳型造型機から送り出された鋳枠付き鋳型における型落ちを検出 すべき位置の直上方に、測長センサが、前後移動手段および左右移動手段をもっ て移動された後、昇降手段をもって所定高さまで下降され、その後、この測長セ ンサにより鋳型表面の高さが測定され、この測定結果が型落ち判定手段に送信さ れるとともに、レベルデータ記憶手段からのレベルデータとが比較される。この 結果、光学式センサを用いることなく、鋳型の任意の位置における型落ちの有無 を確実かつ容易に判別することができるなどの優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
4 左右移動手段 8 前後移動手段 12 昇降手段 14 測長センサ 15 レベルデータ記憶手段 16 型落ち判別手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳型造型機から連続的に送り出されて来
    る鋳枠付き鋳型の型落ちの有無を検出する装置であっ
    て、 鋳型表面の高さを測定する測長センサ14と、 この測長センサ14を昇降させる昇降手段12と、 この昇降手段12および前記測長センサ14を前後方向
    へ移動させる前後移動手段8と、 この前後移動手段8、前記昇降手段12および前記測長
    センサ14を左右方向へ移動させる左右移動手段4と、 前記鋳型表面の所定位置の所定レベルデータを記憶する
    レベルデータ記憶手段15と、 このレベルデータ記憶手段15からのレベルデータと、
    前記測長センサ14の測定結果とを比較して型落ちの有
    無を判別する型落ち判別手段16と、 を具備したことを特徴とする鋳型の型落ち検出装置。
JP1993052887U 1993-09-03 1993-09-03 鋳型の型落ち検出装置 Expired - Fee Related JP2588909Y2 (ja)

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MX2019009157A (es) 2017-05-26 2019-10-07 Sintokogio Ltd Dispositivo de inspeccion y sistema de fundicion.

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