JPH072121Y2 - リベットの位置割出し装置 - Google Patents
リベットの位置割出し装置Info
- Publication number
- JPH072121Y2 JPH072121Y2 JP1222492U JP1222492U JPH072121Y2 JP H072121 Y2 JPH072121 Y2 JP H072121Y2 JP 1222492 U JP1222492 U JP 1222492U JP 1222492 U JP1222492 U JP 1222492U JP H072121 Y2 JPH072121 Y2 JP H072121Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- rivet
- indexing
- tip
- stopping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、円形部品の外周に配
置した多数本のリベットの位置を割出す装置に関するも
のである。
置した多数本のリベットの位置を割出す装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、円形部品の外側に嵌装したリング
を、上記円形部品の外周全面に等間隔を存して配置した
リベットの頭端にリベットヘッドを成型して取付けるに
は、まず、支持具に円形部品を回転自在に支持する。次
に、人手により円形部品を回転させながら、リベットの
軸芯と、リベッティングマシンの成型軸(成型工具に設
けてある)の成型面中心とを合致させて、上記円形部品
の回転を止める。
を、上記円形部品の外周全面に等間隔を存して配置した
リベットの頭端にリベットヘッドを成型して取付けるに
は、まず、支持具に円形部品を回転自在に支持する。次
に、人手により円形部品を回転させながら、リベットの
軸芯と、リベッティングマシンの成型軸(成型工具に設
けてある)の成型面中心とを合致させて、上記円形部品
の回転を止める。
【0003】然るのち、リベッティングマシンの成型軸
によりリベットの頭端にリベットヘッドを成型する。
によりリベットの頭端にリベットヘッドを成型する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のようなリベット
ヘッドの成型方法を採用すると、人手によりリベットの
軸芯と成型軸の成型面中心とを一致させるので、著しく
手数がかかって能率が低下すると共に、熟練を要するな
どの問題があった。
ヘッドの成型方法を採用すると、人手によりリベットの
軸芯と成型軸の成型面中心とを一致させるので、著しく
手数がかかって能率が低下すると共に、熟練を要するな
どの問題があった。
【0005】そこで、この考案の課題は、極めて迅速か
つ正確にリベットの位置を割出すようにした装置を提供
することである。
つ正確にリベットの位置を割出すようにした装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案はリベッティングマシンのリベットヘッ
ド成型工具の昇降方向に対して直角で、かつ前記成型工
具の中心線を挟んで対称な左右の位置に第1シリンダ及
び第2シリンダの作用により接近方向と離反方向とにス
ライドする第1スライダ及び第2スライダを設け、ま
た、上記第1スライダの先端に末端を回動自在に取付け
ると共に、前方斜め下方に向く先端が前記第1スライダ
の前進停止直前から前進停止迄の間において定位置迄降
下させるような姿勢制御装置付の第1割出し爪を設け、
さらに、上記第2スライダの先端に第2割出し爪の末端
を回動自在に取付け、また、この第2割出し爪に先端降
下方向の回動性を付与し、さらに、上記第2スライダに
上記第1割出し爪の先端最降下位置と同レベルに前記第
2割出し爪の先端を停止させるストッパを設け、また、
上記第1スライダの前進定位置停止用第1停止装置及び
前記第1スライダの後退定位置停止用第2停止装置を設
け、さらに、上記第2スライダの前進定位置停止用第3
停止装置と、前記第2スライダの後退移動をリベットの
1ピッチに等しい位置で停止する第4停止装置及びリベ
ットの2ピッチの位置で停止する第5停止装置をそれぞ
れ設け、また、上記第2スライダの前進にともなう前記
第3停止装置の作用以前に第1スライダを前進させるよ
うな第1検出装置を設け、さらに、上記第2スライダの
後退直後に前記第2割出し爪の先端上下動を利用して次
のリベットの有無を検出すると共に、リベットがない場
合前記第2スライダを最後退位置迄後退させるような第
2検出装置を設けた構成を採用したものである。
めに、この考案はリベッティングマシンのリベットヘッ
ド成型工具の昇降方向に対して直角で、かつ前記成型工
具の中心線を挟んで対称な左右の位置に第1シリンダ及
び第2シリンダの作用により接近方向と離反方向とにス
ライドする第1スライダ及び第2スライダを設け、ま
た、上記第1スライダの先端に末端を回動自在に取付け
ると共に、前方斜め下方に向く先端が前記第1スライダ
の前進停止直前から前進停止迄の間において定位置迄降
下させるような姿勢制御装置付の第1割出し爪を設け、
さらに、上記第2スライダの先端に第2割出し爪の末端
を回動自在に取付け、また、この第2割出し爪に先端降
下方向の回動性を付与し、さらに、上記第2スライダに
上記第1割出し爪の先端最降下位置と同レベルに前記第
2割出し爪の先端を停止させるストッパを設け、また、
上記第1スライダの前進定位置停止用第1停止装置及び
前記第1スライダの後退定位置停止用第2停止装置を設
け、さらに、上記第2スライダの前進定位置停止用第3
停止装置と、前記第2スライダの後退移動をリベットの
1ピッチに等しい位置で停止する第4停止装置及びリベ
ットの2ピッチの位置で停止する第5停止装置をそれぞ
れ設け、また、上記第2スライダの前進にともなう前記
第3停止装置の作用以前に第1スライダを前進させるよ
うな第1検出装置を設け、さらに、上記第2スライダの
後退直後に前記第2割出し爪の先端上下動を利用して次
のリベットの有無を検出すると共に、リベットがない場
合前記第2スライダを最後退位置迄後退させるような第
2検出装置を設けた構成を採用したものである。
【0007】
【作用】支持具上に被加工物を回転自在にセットしたの
ち、まず第2シリンダの作用により第2スライダを前進
させる。このとき、リベットの頭端外周に第2割出し爪
の先端が係合するので、その係合状態によりリベットの
送り方向に被加工物が回転する。また、第2スライダの
前進途中に第1検出装置が作用するので、第1シリンダ
の作用により第1スライダの前進を開始する。
ち、まず第2シリンダの作用により第2スライダを前進
させる。このとき、リベットの頭端外周に第2割出し爪
の先端が係合するので、その係合状態によりリベットの
送り方向に被加工物が回転する。また、第2スライダの
前進途中に第1検出装置が作用するので、第1シリンダ
の作用により第1スライダの前進を開始する。
【0008】然るのち、第3停止装置により前進時の第
2スライダを定位置に停止させる。上記前進を開始した
第1スライダの第1割出し爪は、第1停止装置による第
1スライダの前進停止直前から先端を降下させるので、
第2割出し爪と係合状態にあるリベットの前方に位置す
るリベットと第1割出し爪との衝突が回避され、前記第
2割出し爪に係合しているリベットの頭端外周に第1割
出し爪の先端が当接する。このため、リベットの位置割
出しが終了する。
2スライダを定位置に停止させる。上記前進を開始した
第1スライダの第1割出し爪は、第1停止装置による第
1スライダの前進停止直前から先端を降下させるので、
第2割出し爪と係合状態にあるリベットの前方に位置す
るリベットと第1割出し爪との衝突が回避され、前記第
2割出し爪に係合しているリベットの頭端外周に第1割
出し爪の先端が当接する。このため、リベットの位置割
出しが終了する。
【0009】上記リベットの位置割出しの終了後第1シ
リンダの作用により第1スライダを、第2シリンダの作
用により第2スライダを後退させる。後退する第1スラ
イダは、第2停止装置により後退定位置に停止する。
リンダの作用により第1スライダを、第2シリンダの作
用により第2スライダを後退させる。後退する第1スラ
イダは、第2停止装置により後退定位置に停止する。
【0010】また、後退する第2スライダは、後続の位
置にリベットが存在すると、リベットの頭端と第2割出
し爪の先端との当接により、上記第2割出し爪の先端が
上下動するため、第2検出装置が作用する。このため、
リベットが有ることを確認し、第4停止装置により等間
隔のリベットの1ピッチに相当する後退位置に第2スラ
イダを停止させる。
置にリベットが存在すると、リベットの頭端と第2割出
し爪の先端との当接により、上記第2割出し爪の先端が
上下動するため、第2検出装置が作用する。このため、
リベットが有ることを確認し、第4停止装置により等間
隔のリベットの1ピッチに相当する後退位置に第2スラ
イダを停止させる。
【0011】しかして、成型工具を降下させてリベット
の頭端にリベットヘッドを成型する。リベットヘッドの
成型後には、まず成型工具が上昇する。
の頭端にリベットヘッドを成型する。リベットヘッドの
成型後には、まず成型工具が上昇する。
【0012】なお、第2スライダの後退時に第2検出装
置が作用しないときは、第5停止装置による停止位置迄
第2スライダを後退させ、被加工物の外周等ピッチに配
分できないリベットの送り出しにそなえる。
置が作用しないときは、第5停止装置による停止位置迄
第2スライダを後退させ、被加工物の外周等ピッチに配
分できないリベットの送り出しにそなえる。
【0013】
【実施例】以下、この考案に係る実施例を添付図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0014】図1及び図2に示すように、リベッティン
グマシンAのリベットヘッド成型工具1の昇降方向に対
して直角で、かつ成型工具1の中心線を挟んで対称な左
右の位置には、第1シリンダ11及び第2シリンダ12
の作用により接近方向と離反方向とにスライドする第1
スライダ13及び第2スライダ14が設けられている。
グマシンAのリベットヘッド成型工具1の昇降方向に対
して直角で、かつ成型工具1の中心線を挟んで対称な左
右の位置には、第1シリンダ11及び第2シリンダ12
の作用により接近方向と離反方向とにスライドする第1
スライダ13及び第2スライダ14が設けられている。
【0015】また、第1スライダ13の先端には、ピン
15を介し末端を回動自在に取付けると共に、前方斜め
下方に向く先端が第1スライダ13の前進停止直前から
前進停止迄の間において定位置迄降下させるような姿勢
制御装置16付の第1割出し爪17が設けられている。
15を介し末端を回動自在に取付けると共に、前方斜め
下方に向く先端が第1スライダ13の前進停止直前から
前進停止迄の間において定位置迄降下させるような姿勢
制御装置16付の第1割出し爪17が設けられている。
【0016】上記の姿勢制御装置16は、図4及び図5
に示すように第1スライダ13の両側に配置して固定し
たガイド板18と、この両ガイド板18の第1スライダ
13の側面側板面に設けた水平溝19と、この水平溝1
9の第1スライダ13の前進方向側端から連なって斜め
下方に向く傾斜溝20と、第1スライダ13の両側面に
軸承して、水平溝19に嵌め込んだ回転子21とで構成
し、第1スライダ13の前進にともない水平溝19と回
転子21とで先端上昇状態の姿勢で第1割出し爪17を
前進し、第1スライダ13の前進終了直前に水平溝19
から傾斜溝20に回転子21が移って前進終了迄の間に
おいて第1割出し爪17の先端を降下させるようにした
が、上記以外の方法で行うこともある。
に示すように第1スライダ13の両側に配置して固定し
たガイド板18と、この両ガイド板18の第1スライダ
13の側面側板面に設けた水平溝19と、この水平溝1
9の第1スライダ13の前進方向側端から連なって斜め
下方に向く傾斜溝20と、第1スライダ13の両側面に
軸承して、水平溝19に嵌め込んだ回転子21とで構成
し、第1スライダ13の前進にともない水平溝19と回
転子21とで先端上昇状態の姿勢で第1割出し爪17を
前進し、第1スライダ13の前進終了直前に水平溝19
から傾斜溝20に回転子21が移って前進終了迄の間に
おいて第1割出し爪17の先端を降下させるようにした
が、上記以外の方法で行うこともある。
【0017】さらに、第2スライダ14の先端には、ピ
ン22を介し末端を回動自在に取付けると共に、バネ2
3を介し先端降下方向の回動性を付与した第2割出し爪
24が設けられている。
ン22を介し末端を回動自在に取付けると共に、バネ2
3を介し先端降下方向の回動性を付与した第2割出し爪
24が設けられている。
【0018】また、第2スライダ14には、第1割出し
爪17の先端最降下位置と同レベルに第2割出し爪24
の先端を停止させるストッパ25が設けられている。上
記のストッパ25は、図3に示すように、第2スライダ
14からねじ込んだボルトの先を第2割出し爪24の末
端上面に当接してある。
爪17の先端最降下位置と同レベルに第2割出し爪24
の先端を停止させるストッパ25が設けられている。上
記のストッパ25は、図3に示すように、第2スライダ
14からねじ込んだボルトの先を第2割出し爪24の末
端上面に当接してある。
【0019】26は第1スライダ13の前進定位置停止
用第1停止装置である。27は第1スライダ13の後退
定位置停止用第2停止装置である。28は第2スライダ
14の前進定位置停止用第3停止装置である。29は第
2スライダ14の後退移動をリベットaの1ピッチに等
しい位置で停止する第4停止装置である。30は第2ス
ライダ14の後退移動をリベットaの略2ピッチの位置
で停止する第5停止装置である。
用第1停止装置である。27は第1スライダ13の後退
定位置停止用第2停止装置である。28は第2スライダ
14の前進定位置停止用第3停止装置である。29は第
2スライダ14の後退移動をリベットaの1ピッチに等
しい位置で停止する第4停止装置である。30は第2ス
ライダ14の後退移動をリベットaの略2ピッチの位置
で停止する第5停止装置である。
【0020】31は第2スライダ14の前進にともない
第3停止装置28の作用以前に第1スライダ13を前進
させるよう作用する第1検出装置である。
第3停止装置28の作用以前に第1スライダ13を前進
させるよう作用する第1検出装置である。
【0021】上記の第1停止装置26、第2停止装置2
7は、図示の場合第1スライダ13と共にスライドする
ロッド32に固定した接触子33とリミットスイッチ3
4とが接触し、第3停止装置28、第4停止装置29、
第5停止装置30、第1検出装置31は、図示の場合第
2スライダ14と共にスライドするロッド35に固定し
た接触子36とリミットスイッチ37とが接触するよう
になっている。
7は、図示の場合第1スライダ13と共にスライドする
ロッド32に固定した接触子33とリミットスイッチ3
4とが接触し、第3停止装置28、第4停止装置29、
第5停止装置30、第1検出装置31は、図示の場合第
2スライダ14と共にスライドするロッド35に固定し
た接触子36とリミットスイッチ37とが接触するよう
になっている。
【0022】なお、上記の第2停止装置27の接触子3
3を除く他の接触子33及び36は、ロッド32、35
のネジ部にねじ込むダブルナットにより位置を自由に調
整できるようになっている。
3を除く他の接触子33及び36は、ロッド32、35
のネジ部にねじ込むダブルナットにより位置を自由に調
整できるようになっている。
【0023】38は第2スライダ14の後退直後に第2
割出し爪24の先端上下動を利用して次のリベットaの
有無を検出すると共に、リベットaが無い場合第2スラ
イダ14を最後退位置(第5停止装置30による停止位
置)迄後退させる第2検出装置である。
割出し爪24の先端上下動を利用して次のリベットaの
有無を検出すると共に、リベットaが無い場合第2スラ
イダ14を最後退位置(第5停止装置30による停止位
置)迄後退させる第2検出装置である。
【0024】上記の第2検出装置38は、図示の場合第
2スライダ14に末端を固定した水平の下側アーム39
と、この下側アーム39の先端に取付けた近接スイッチ
40と、第2割出し爪24に末端を固定して下側アーム
39の上側で平行する上側アーム41とで構成し、リベ
ットaと第2割出し爪24の先端との接触により起立方
向に第2割出し爪24が回動すると、上側アーム41の
先端が近接スイッチ40に接触するようになっている。
2スライダ14に末端を固定した水平の下側アーム39
と、この下側アーム39の先端に取付けた近接スイッチ
40と、第2割出し爪24に末端を固定して下側アーム
39の上側で平行する上側アーム41とで構成し、リベ
ットaと第2割出し爪24の先端との接触により起立方
向に第2割出し爪24が回動すると、上側アーム41の
先端が近接スイッチ40に接触するようになっている。
【0025】図中51は伸縮によりリベットの有無を検
知する検知装置である。
知する検知装置である。
【0026】次に、上記構成の位置割出し装置を用いた
リベットヘッドの成型方法を説明する。
リベットヘッドの成型方法を説明する。
【0027】図1及び図2に示すように、支持具2に円
形被加工物3の軸芯の突軸4を回転自在に支持する。上
記被加工物3の外周全面には、等間隔を存して放射線方
向にリベットaが前もって並べてある。
形被加工物3の軸芯の突軸4を回転自在に支持する。上
記被加工物3の外周全面には、等間隔を存して放射線方
向にリベットaが前もって並べてある。
【0028】まず、第2シリンダ12の作用により第2
スライダ14を前進させる。このとき、リベットaの頭
端外周に第2割出し爪24の先端が係合するので、その
係合状態によりリベットaの送り方向に被加工物3が回
転する。
スライダ14を前進させる。このとき、リベットaの頭
端外周に第2割出し爪24の先端が係合するので、その
係合状態によりリベットaの送り方向に被加工物3が回
転する。
【0029】また、第2スライダ14の前進途中に第1
検出装置31が作用するので、第1シリンダ11の作用
により第1スライダ13が前進する。
検出装置31が作用するので、第1シリンダ11の作用
により第1スライダ13が前進する。
【0030】しかして、まず、第3停止装置28により
前進時の第2スライダ14を定位置に停止させるので、
第2割出し爪24とリベットaとの係合による被加工物
3の回転がストップする。
前進時の第2スライダ14を定位置に停止させるので、
第2割出し爪24とリベットaとの係合による被加工物
3の回転がストップする。
【0031】また、前進を開始した第1スライダ13の
第1割出し爪17は、前進停止の直前から姿勢制御装置
16により先端降下方向に回動させるので、第2割出し
爪24と係合状態にあるリベットaの前方に位置するリ
ベットaと第1割出し爪17との衝突が回避され、第2
割出し爪24に係合しているリベットaの頭端外周に第
1割出し爪17の先端が当接すると共に、第1割出し爪
17と第2割出し爪24とでリベットaを挟み込んで図
4に示すリベットaの位置割出しが終了する。
第1割出し爪17は、前進停止の直前から姿勢制御装置
16により先端降下方向に回動させるので、第2割出し
爪24と係合状態にあるリベットaの前方に位置するリ
ベットaと第1割出し爪17との衝突が回避され、第2
割出し爪24に係合しているリベットaの頭端外周に第
1割出し爪17の先端が当接すると共に、第1割出し爪
17と第2割出し爪24とでリベットaを挟み込んで図
4に示すリベットaの位置割出しが終了する。
【0032】無論、第1スライダ13は、第1停止装置
26により定位置に停止する。
26により定位置に停止する。
【0033】上記リベットaの位置割出し後には、第1
シリンダ11の作用により第1スライダ13を、第2シ
リンダ12の作用により第2スライダ14を後退させ、
然るのち、リベッティングマシンAの運転により成型工
具1を降下させて、リベットaの頭端に成型工具1の成
型軸1’を押しつけると共に、成型軸1’の旋回揺動に
よってリベットaの頭端にリベットヘッドを成型する。
成型後には、成型工具1を上昇させる。
シリンダ11の作用により第1スライダ13を、第2シ
リンダ12の作用により第2スライダ14を後退させ、
然るのち、リベッティングマシンAの運転により成型工
具1を降下させて、リベットaの頭端に成型工具1の成
型軸1’を押しつけると共に、成型軸1’の旋回揺動に
よってリベットaの頭端にリベットヘッドを成型する。
成型後には、成型工具1を上昇させる。
【0034】上記後退する第1スライダ13は、第2停
止装置27により停止する。
止装置27により停止する。
【0035】上記後退する第2スライダ14は、後続の
1ピッチの位置にリベットaが存在すると、リベットa
の頭端を第2割出し爪24の先端が乗りこえるとき、第
2割出し爪24の先端が上下動するため、第2検出装置
38が作用する。
1ピッチの位置にリベットaが存在すると、リベットa
の頭端を第2割出し爪24の先端が乗りこえるとき、第
2割出し爪24の先端が上下動するため、第2検出装置
38が作用する。
【0036】このため、1ピッチの位置にリベットaの
存在を確認して、第4停止装置29により第2スライダ
14の後退停止をリベットaの1ピッチに相当する位置
に停止させる。
存在を確認して、第4停止装置29により第2スライダ
14の後退停止をリベットaの1ピッチに相当する位置
に停止させる。
【0037】また、第2スライダ14の後退時に第2検
出装置38が作用しないときには、第5停止装置30に
よる停止位置迄第2スライダ14が後退する。
出装置38が作用しないときには、第5停止装置30に
よる停止位置迄第2スライダ14が後退する。
【0038】上記第5停止装置30による最後退位置迄
第2スライダ14が後退すると、被加工物3の外周等ピ
ッチに配分できない、即ち、円周上等間隔に配分できな
い1ピッチ以上の間隔をおいて配分したリベットaの送
りができる。
第2スライダ14が後退すると、被加工物3の外周等ピ
ッチに配分できない、即ち、円周上等間隔に配分できな
い1ピッチ以上の間隔をおいて配分したリベットaの送
りができる。
【0039】
【効果】以上のように、この考案に係るリベットの位置
割出し装置を使用することにより、円形被加工物の外周
等間隔位置に配分してあるリベットを正確に順次成型工
具の下に送り込んでリベットの頭端にヘッドを成型する
ことができ、また円周上等分以上の間隔のあるリベット
も成型工具の下に送り込んでリベットの頭端にヘッドを
成型することができる。
割出し装置を使用することにより、円形被加工物の外周
等間隔位置に配分してあるリベットを正確に順次成型工
具の下に送り込んでリベットの頭端にヘッドを成型する
ことができ、また円周上等分以上の間隔のあるリベット
も成型工具の下に送り込んでリベットの頭端にヘッドを
成型することができる。
【図1】実施例の正面図
【図2】同上の側面図
【図3】要部を示す一部切欠拡大正面図
【図4】同リベットヘッドの成型部分の拡大正面図
【図5】同上の横断平面図
A リベッティングマシン a リベット 1 成型工具 1’ 成型軸 2 支持具 3 被加工物 4 突軸 11 第1シリンダ 12 第2シリンダ 13 第1スライダ 14 第2スライダ 15 ピン 16 姿勢制御装置 17 第1割出し爪 18 ガイド板 19 水平溝 20 傾斜溝 21 回転子 22 ピン 23 バネ 24 第2割出し爪 25 ストッパ 26 第1停止装置 27 第2停止装置 28 第3停止装置 29 第4停止装置 30 第5停止装置 31 第1検出装置 32 ロッド 33 接触子 34 リミットスイッチ 35 ロッド 36 接触子 37 リミットスイッチ 38 第2検出装置 39 下側アーム 40 近接スイッチ 41 上側アーム
Claims (1)
- 【請求項1】 リベッティングマシンのリベットヘッド
成型工具の昇降方向に対して直角で、かつ前記成型工具
の中心線を挟んで対称な左右の位置に第1シリンダ及び
第2シリンダの作用により接近方向と離反方向とにスラ
イドする第1スライダ及び第2スライダを設け、また、
上記第1スライダの先端に末端を回動自在に取付けると
共に、前方斜め下方に向く先端が前記第1スライダの前
進停止直前から前進停止迄の間において定位置迄降下さ
せるような姿勢制御装置付の第1割出し爪を設け、さら
に、上記第2スライダの先端に第2割出し爪の末端を回
動自在に取付け、また、この第2割出し爪に先端降下方
向の回動性を付与し、さらに、上記第2スライダに上記
第1割出し爪の先端最降下位置と同レベルに前記第2割
出し爪の先端を停止させるストッパを設け、また、上記
第1スライダの前進定位置停止用第1停止装置及び前記
第1スライダの後退定位置停止用第2停止装置を設け、
さらに、上記第2スライダの前進定位置停止用第3停止
装置と、前記第2スライダの後退移動をリベットの1ピ
ッチに等しい位置で停止する第4停止装置及びリベット
の2ピッチの位置で停止する第5停止装置をそれぞれ設
け、また、上記第2スライダの前進にともなう前記第3
停止装置の作用以前に第1スライダを前進させるような
第1検出装置を設け、さらに、上記第2スライダの後退
直後に前記第2割出し爪の先端上下動を利用して次のリ
ベットの有無を検出すると共に、リベットがない場合前
記第2スライダを最後退位置迄後退させるような第2検
出装置を設けて成るリベットの位置割出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1222492U JPH072121Y2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | リベットの位置割出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1222492U JPH072121Y2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | リベットの位置割出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0576639U JPH0576639U (ja) | 1993-10-19 |
JPH072121Y2 true JPH072121Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=11799409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1222492U Expired - Lifetime JPH072121Y2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | リベットの位置割出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072121Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-12 JP JP1222492U patent/JPH072121Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0576639U (ja) | 1993-10-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107554813B (zh) | 一种制孔干涉插钉一体化装置及方法 | |
JPS6113940B2 (ja) | ||
JPS6048300B2 (ja) | マシニングセンタ− | |
CN217497667U (zh) | 一种球头销生产用自动上料设备 | |
JPH072121Y2 (ja) | リベットの位置割出し装置 | |
GB2150062A (en) | Tapping machine | |
US4587708A (en) | Chuck jaw changer for a machine tool | |
CN217096490U (zh) | 一种定位治具装夹机构 | |
CN221068032U (zh) | 一种汽车摆正器 | |
JPH0750114Y2 (ja) | ワーク締め付け装置 | |
CN215615413U (zh) | 安装板 | |
CN213496165U (zh) | 一种网罩加工用自动折弯机 | |
CN214000643U (zh) | 一种轮胎成型机内侧胎圈预置器装置 | |
CN113649787B (zh) | 一种发动机燃油泵输入轴卡环自动安装设备 | |
CN220636382U (zh) | 立式镗床工件加工快速定位装置 | |
CN215880789U (zh) | 一种龙门铣床加工用固定夹具 | |
CN218557138U (zh) | 一种浮动式夹具定位机构 | |
KR0180127B1 (ko) | 공작 기계의 소재 위치 결정 장치 | |
CN216681041U (zh) | 一种能够夹持定位工装托盘的生产线 | |
CN221495788U (zh) | 一种机械加工用快速定位设备 | |
CN219962202U (zh) | 自动打点装置 | |
CN214721204U (zh) | 一种非标螺纹加工装置 | |
JPS625844Y2 (ja) | ||
CN220761865U (zh) | 一种辅助传动轴铣面自动化加工及检测长度的装置 | |
CN217849194U (zh) | 全自动数控伺服涨型机 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |