JPH0721181U - 光照射装置のクリーニング体の反復移動制御装置 - Google Patents
光照射装置のクリーニング体の反復移動制御装置Info
- Publication number
- JPH0721181U JPH0721181U JP5598793U JP5598793U JPH0721181U JP H0721181 U JPH0721181 U JP H0721181U JP 5598793 U JP5598793 U JP 5598793U JP 5598793 U JP5598793 U JP 5598793U JP H0721181 U JPH0721181 U JP H0721181U
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- Japan
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- cleaning body
- transmission tube
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光照射装置のクリーニング体による光透過管
に付着した汚染物質の剥離、清掃を完全に行い、またク
リーニング体の移動範囲がズレ過ぎて起こるクリーニン
グ体の破損、故障等を防止する。 【構成】 回転ネジ軸4に近接センサーの検出物7を設
けるとともに、この検出物7に接近させて近接センサー
8を設け、回転ネジ軸4の正転数および逆転数を一致さ
せ、クリーニング体5の反復移動を一定の範囲に保つ。
回転ネジ軸4をモーター6等の駆動手段で正転および逆
転させて、回転ネジ軸4に螺動可能に装填しているクリ
ーニング体5を光透過管2の外側面に沿って反復移動さ
せることによって、光透過管2の外側面に付着する汚染
物質を剥離して清掃する。
に付着した汚染物質の剥離、清掃を完全に行い、またク
リーニング体の移動範囲がズレ過ぎて起こるクリーニン
グ体の破損、故障等を防止する。 【構成】 回転ネジ軸4に近接センサーの検出物7を設
けるとともに、この検出物7に接近させて近接センサー
8を設け、回転ネジ軸4の正転数および逆転数を一致さ
せ、クリーニング体5の反復移動を一定の範囲に保つ。
回転ネジ軸4をモーター6等の駆動手段で正転および逆
転させて、回転ネジ軸4に螺動可能に装填しているクリ
ーニング体5を光透過管2の外側面に沿って反復移動さ
せることによって、光透過管2の外側面に付着する汚染
物質を剥離して清掃する。
Description
【0001】
本考案は、液体や気体等の流体中の細菌の殺菌、有機物の酸化分解、有害物質 の分解等の光照射処理を行うことにより、細菌、有機物、有害物等の存在しない 処理流体を得る光照射装置のクリーニング体の反復移動制御装置に関するもので ある。
【0002】
光照射ランプ、例えば紫外線ランプを内蔵した光透過筒を処理筒内に挿填して 流体の紫外線照射処理を行い、細菌、有機物、有害物等の存在しない処理流体を 得ているが、この紫外線ランプによる流体の紫外線照射処理を行っている間に、 紫外線ランプを内蔵している光透過管の外側面に汚染物質が付着して、紫外線照 射効率が低下して、流体の処理純度等が悪化する問題があった。
【0003】 従来、この対策としては、図1に示すように、光照射ランプとして紫外線ラン プ1を内蔵させた紫外線透過筒2を処理筒3内に挿填し、この紫外線透過筒2の 外部に回転ネジ軸4を設け、この回転ネジ軸4に、図2に示すように、ブラシ等 を取り付けたクリーニング体5の端部を螺動可能に装填するとともに、このブラ シ等をクリーニング体5を紫外線透過筒2に、図3に示すように、摺動可能に挿 入したクリーニング体の反復移動装置が使用されていた。 そして、回転ネジ軸4をモーター6によって正転および逆転させて、クリーニ ング体5を紫外線透過筒2の外側面に沿って反復移動させることによって、光透 過管2の外側面に付着した汚染物質を剥離して光透過管2を清掃することをして いた。
【0004】 しかし、前述した従来のクリーニング体の反復移動装置においては、クリーニ ング体5を反復移動させる回転ネジ軸4の正転および逆転を、一個の近接センサ ー、リミットスイッチ、タイマー等で切り替えて行なっていたために、回転ネジ 軸4は回転慣性によって所定位置より回転し過ぎる傾向があり、また回転し過ぎ る傾向も一定でなく、したがって回転ネジ軸4の正転数と逆転数が一致しないこ とが多く、クリーニング体5の移動範囲が次第にズレてしまい、光透過管2の外 側面に付着した汚染物質の剥離できない部分が生じ、光透過管2の清掃が不充分 になるばかりか、場合によると、クリーニング体5の移動範囲がズレ過ぎて、処 理筒1の側面等に衝突して破損するなどの不都合もあった。
【0005】
本考案は、光照射装置の光照射ランプを内蔵した光透過管の清掃機構であるク リーニング体の反復移動を、回転ネジ軸の正転および逆転させて行う際に起こる 前述したような欠陥を改善するもので、この回転ネジ軸の正転数および逆転数を 一致させ、クリーニング体の移動を一定の範囲に保ち、光透過管に付着した汚染 物質の剥離できない部分が生ずることを防止して光透過管の清掃を完全に行い、 またクリーニング体の移動範囲がズレ過ぎて起こるクリーニング体の破損、故障 等を防止することを目的とする。
【0006】
本考案は、光照射装置の光照射ランプを内蔵した光透過管の汚染物質のクリー ニング体の反復移動制御装置に関するもので、光照射ランプを内蔵した光透過管 を処理筒内に挿填して、流体中の細菌の殺菌、有機物の酸化分解、有害物質の分 解等の光照射処理を行う際に、光透過管の外部に設けた回転ネジ軸をモーター等 の駆動手段で正転および逆転させて、回転ネジ軸に螺動可能に装填しているクリ ーニング体を光透過管の外側面に沿って反復移動させることによって、光透過管 の外側面に付着する汚染物質を剥離して清掃する光照射装置において、この回転 ネジ軸の片端側面に近接センサー用の検出物を設けるとともに、この検出物に接 近させて近接センサーを設けて、回転ネジ軸の正転数および逆転数を一致させ、 クリーニング体の反復移動を一定の範囲に保つことに特徴がある。
【0007】
【作用】 回転ネジ軸が正転する際に、これと一体になって近接センサーの検出物も正転 させ、この近接センサーの検出物の正転数を近接センサーで検知して回転ネジ軸 の正転を所定回数に制御し、次いで回転ネジ軸が逆転する際に、これと一体にな って近接センサーの検出物も逆転させ、この近接センサーの検出物の逆転数を近 接センサーで検知して回転ネジ軸の逆転を所定回数に制御し、このように回転ネ ジ軸の正転と逆転の制御を切り放し、回転ネジ軸の回転慣性による回転のバラツ キ等の悪影響をなくすことによって、回転ネジ軸の正転数と逆転数を一致させて 、クリーニング体の反復移動を一定の範囲に保つものである。
【0008】
本考案の光照射装置の汚染物質のクリーニング体の反復移動制御装置について 以下に説明をする。 図4に示すように、処理筒3内に挿填する紫外線ランプ1を紫外線透過筒2に 内蔵させ、この紫外線透過筒2の外部に回転ネジ軸4を設け、この回転ネジ軸4 に、前述した図2の従来装置の場合と同様に、ブラシ等を取り付けたクリーニン グ体5を回転可能に装填する。 そして、回転ネジ軸4をモーター6によって正転および逆転させて、クリーニ ング体5を、前述した図3の従来装置の場合と同様に、紫外線透過筒2の外側面 に沿って移動させるが、クリーニング体5の紫外線透過筒2の外側面における反 復移動の機構は、前述した図1の従来の装置の場合と同様である。
【0009】 前述した図1の従来の装置の場合と異なる点は、回転ネジ軸4の片端側面に近 接センサーの検出物7を設け、この近接センサーの検出物7に接近させて近接セ ンサー8を設けた点であり、そして近接センサーの検出物7は回転ネジ軸4の回 転と一体になって回転するものであり、近接センサー8は近接センサーの検出物 7の接近回数、すなわち回転ネジ軸4の回転回数を検知し、回転ネジ軸4の回転 数をカウントチェックして、モーター6のオン・オフを行うものである。
【0010】 すなわち、回転ネジ軸4の正転の場合、モーター6を作動して回転ネジ軸4を 正転方向に一回転させると、クリーニング体5も紫外線透過筒2の外側面に沿っ て一定距離移動し、同時に回転ネジ軸4と一体になっている近接センサーの検出 物7も一回転する。
【0011】 前述したように、回転ネジ軸4を正転方向に所定回数正転させて、クリーニン グ体5が紫外線透過筒2の外側面の一端より他端に移動させることによって、光 透過管2の外側面に付着した汚染物質を剥離して光透過管2を清掃するが、この 間に近接センサーの検出物7も所定回数正転し、この所定の正転回数を近接セン サー8が検知し、モーター6の正転を止めて回転ネジ軸4の正転を停止する。
【0012】 次いで、モーター6を逆転に切り換え、前述した正転の場合と同様に、回転ネ ジ軸4を逆転方向に所定回数回転させて、クリーニング体5を紫外線透過筒2の 外側面の他端より元の位置に移動させることによって、光透過管2の外側面に付 着した汚染物質を剥離して光透過管2を清掃するが、この間に近接センサーの検 出物7も所定回数逆転し、この所定の逆転回数を近接センサー8が検知し、モー ター6の逆転を止めて回転ネジ軸4の逆転を停止する。 以後は、前述した回転ネジ軸4の正転と逆転を繰り返すことによって、クリー ニング体5の反復移動を所定回数行って紫外線透過筒2の外側面に付着した汚染 物質を剥離して清掃を行う。
【0013】 以上述べたクリーニング体5の反復移動による紫外線透過筒2の汚染物質の剥 離、清掃は、紫外線照射処理を行っている間、紫外線透過筒2に汚染物質が付着 して処理効率が低下したことを確認して行ってもよいが、場合によっては、紫外 線照射処理と紫外線透過筒2の汚染物質の剥離、清掃を同時におこなってもかま わない。
【0014】 回転ネジ軸4の回転数、回転速度(正転・逆転とも)は、紫外線透過筒2と回 転ネジ軸4の長さ、太さおよび回転ネジ軸4のピッチ等の条件によって適宜決定 するが、通常の場合、回転数は150〜250回転にするとよく、また回転速度 は40回転/毎分とするとよい。 さらに、クリーニング体5の移動速度、反復回数は、紫外線照射処理条件や紫 外線透過筒2の汚染状態に応じて適宜決定するが、通常の場合、移動速度は20 〜30cm/毎分、反復頻度は1〜3回数/4hrとすることが望ましい。
【0015】 クリーニング体5のとしては、前述したブラシを取り付けたもの以外に、紫外 線透過筒2に、0リング状のもの、ゴムリング状のもの、テフロンリング等を用 いてもよい。
【0016】 近接センサーの検出物7としては、鉄やステンレス等の金属が好ましく、また 形状としては、プレート状のもの、棒状のもの、その他に光の通過を阻止できる 形状のものであればどのようなものでもよく、また近接センサー8としては、公 知のものを用いればよい。
【0017】 紫外線ランプ1としては、主波長254nmの低圧殺菌ランプ、主波長185 nm、254nmの低圧オゾンランプ、主波長185nm、254nm、365 nmの中・高圧ランプを用いるとよく、また紫外線ランプ1以外にも、光化学反 応処理の目的に応じて、太陽光ランプ、ケミカルランプ、ブラックライトランプ 、メタルハライドランプ、ナトリウムランプ、その他700nm以下の波長を発 する各種のランプを使用してもよい。
【0018】
以上述べたように、本考案においては、このように回転ネジ軸の正転と逆転の 制御を切り放し、回転ネジ軸の回転慣性による回転のバラツキ等の悪影響をなく し、回転ネジ軸の正転数と逆転数を一致させることによって、クリーニング体の 反復移動を一定の範囲に保つことができ、光透過管に付着した汚染物質を光透過 管の外側面の全面より完全に剥離、清掃することが可能であり、クリーニング体 の移動範囲がズレ過ぎて起こるクリーニング体の破損、故障等も防止することが 可能である。
【図1】従来の光照射装置のクリーニング体の反復移動
装置の断面図である。
装置の断面図である。
【図2】従来の光照射装置のクリーニング体の反復移動
装置の回転ネジ軸とクリーニング体の拡大断面図であ
る。
装置の回転ネジ軸とクリーニング体の拡大断面図であ
る。
【図3】従来の光照射装置のクリーニング体の反復移動
装置の紫外線透過筒とブラシを取り付けたクリーニング
体の拡大断面図である。
装置の紫外線透過筒とブラシを取り付けたクリーニング
体の拡大断面図である。
【図4】本考案の光照射装置のクリーニング体の反復移
動制御装置の断面図である。
動制御装置の断面図である。
1 紫外線ランプ 2 紫外線透過筒 3 処理筒 4 回転ネジ軸 5 クリーニング体 6 モーター 7 近接センサーの検出物 8 近接センサー
Claims (1)
- 【請求項1】 光照射ランプを内蔵した光透過管を処理
筒内に挿填して、流体中の細菌の殺菌、有機物の酸化分
解、有害物質の分解等の光照射処理を行う際に、光透過
管の外部に設けた回転ネジ軸をモーター等の駆動手段で
正転および逆転させて、回転ネジ軸に螺動可能に装填し
ているクリーニング体を光透過管の外側面に沿って反復
移動させることによって、光透過管の外側面に付着する
汚染物質を剥離して清掃する光照射装置において、この
回転ネジ軸の片端側面に近接センサー用の検出物を設け
るとともに、この検出物に接近させて近接センサーを設
けて、回転ネジ軸の正転数および逆転数を一致させ、ク
リーニング体の反復移動を一定の範囲に保つ光照射装置
のクリーニング体の反復移動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5598793U JPH0721181U (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 光照射装置のクリーニング体の反復移動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5598793U JPH0721181U (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 光照射装置のクリーニング体の反復移動制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0721181U true JPH0721181U (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=13014442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5598793U Pending JPH0721181U (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 光照射装置のクリーニング体の反復移動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721181U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010221072A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Kyoei Controls:Kk | 紫外線照射装置 |
JP2011072901A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Iwasaki Electric Co Ltd | 紫外線照射装置 |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP5598793U patent/JPH0721181U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010221072A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Kyoei Controls:Kk | 紫外線照射装置 |
JP2011072901A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Iwasaki Electric Co Ltd | 紫外線照射装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000111 |