JPH07211789A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH07211789A
JPH07211789A JP6007508A JP750894A JPH07211789A JP H07211789 A JPH07211789 A JP H07211789A JP 6007508 A JP6007508 A JP 6007508A JP 750894 A JP750894 A JP 750894A JP H07211789 A JPH07211789 A JP H07211789A
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diffusion layer
ion
heat treatment
implantation
region
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JP6007508A
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Kenichi Ogata
賢一 尾方
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Ricoh Co Ltd
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、p+ 拡散層、n+ 拡散層を形成
するに際し、プロセス低温化による接合リーク電流の増
大を防ぐと共に、工程数を削減することを目的とする。 【構成】 p+ 拡散層8、9となる領域にp型イオン不
純物としてBF2 +を用い、注入エネルギー20ないし3
0keV、ドーズ量3×1015ないし5×1015cm-2
でイオン注入すると共に、n+ 拡散層11、12となる
領域にn型のイオン不純物としてAs+ を用い、注入エ
ネルギー50ないし60keV、ドーズ量3×1015
いし6×1015cm-2でイオン注入した後、850℃以
下の温度で熱処理を行い、p+ 拡散層8、9およびn+
拡散層11、12を同時に活性化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の製造方
法に関し、特にイオン注入により浅い接合のソース、ド
レイン領域を形成するCMOSの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】イオン注入の優れた制御性、特に不純物
の濃度を0.1ppmから10%程度までの広い範囲に
わたって精密に制御し得る利点を活かして、最近のLS
I製造においては不純物のドーピング工程にイオン注入
が多く用いられている。そして、LSIの高集積化に伴
い、イオン注入分布を浅くすると共に、アニール(活性
化、欠陥除去)に伴う熱拡散等の抑制のため、プロセス
全体の低温化が必要となってきている。ソース、ドレイ
ン領域に代表されるp+ 拡散層、n+ 拡散層の形成に関
して見ても、接合深さ(Xj)を浅くするため、あるい
は他のプロセスとの適合のため、注入エネルギーの低下
と並び、活性化温度の低下は重要な課題となっている。
【0003】しかし、拡散層の活性化温度を下げると、
残留欠陥増大によるリーク電流発生の問題が発生する。
すなわち、高温活性化時には消滅してしまう転位ループ
等の注入起因の欠陥が、低温熱処理のために十分に消滅
させることができず、熱処理後も拡散層に結晶欠陥が存
在し、リーク電流の発生要因となるからである。
【0004】これは、特に、ヒ素(As+ )イオン注入
により形成されるn+ 拡散層の場合顕著である。そこ
で、通常n+ 拡散層の活性化は、p+ 拡散層の熱処理温
度よりも高い900〜950℃の温度で処理され、p+
拡散層は、熱拡散防止の意味からより低い800〜85
0℃の温度で処理される。このため、両者を同時に熱処
理することはできず、p+ 拡散層の形成温度でn+ 拡散
層を形成すれば、n+ 拡散層のリーク電流の増大を招
き、一方、n+ 拡散層の形成温度でp+ 拡散層を形成す
れば、p+ 拡散層の熱拡散によるp+ 拡散層の接合深さ
(Xj)が増大するという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した従
来の問題点に鑑みてなされたものにして、p+ 拡散層、
+ 拡散層を形成するに際し、プロセス低温化による接
合リーク電流の増大を防ぐと共に、工程数を削減するこ
とを目的とする。すなわち、この発明は、n+ 拡散層を
含め、拡散層を低温で活性化し、且つ低リーク、低接合
深さ(Xj)を得ることを第1の目的とする。
【0006】そして、この発明は、n+ 拡散層の活性化
温度をp+ 拡散層の活性化温度に相当する低温にし、p
+ 拡散層、n+ 拡散層の同時活性化を可能にし、工程数
を削減することを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、半導体基板
の所定領域に不純物を注入した後、熱処理により活性化
し、ソースおよびドレインとなるp+ 拡散層、n+ 拡散
層を形成する半導体装置の製造方法であって、p+ 拡散
層となる領域にp型のイオン不純物としてBF2 +を用
い、注入エネルギー20ないし30keV、ドーズ量3
×1015ないし5×1015cm-2でイオン注入すると共
に、n+ 拡散層となる領域にn型のイオン不純物として
As+ を用い、注入エネルギー50ないし60keV、
ドーズ量3×1015ないし6×1015cm-2でイオン注
入した後、850℃以下の温度で熱処理を行い、p+
散層およびn+ 拡散層を同時に活性化することを特徴と
する。
【0008】また、この発明は、半導体基板の所定領域
に不純物を注入した後、熱処理により活性化し、ソース
およびドレインとなるp+ 拡散層、n+ 拡散層を形成す
る半導体装置の製造方法であって、p+ 拡散層となる領
域にp型イオン不純物としてB+ を用い、注入エネルギ
ー25ないし10keV、ドーズ量5×1015ないし1
×1016cm-2でイオン注入すると共に、n+ 拡散層と
なる領域にn型のイオン不純物としてAs+ を用い、注
入エネルギー50ないし60keV、ドーズ量3×10
15ないし6×1015cm-2でイオン注入した後、850
℃以下の温度で熱処理を行い、p+ 拡散層およびn+
散層を同時に活性化することを特徴とする。
【0009】さらに、この発明は、シリコン単結晶半導
体基板の所定領域に不純物をイオン注入した後、熱処理
により活性化し、ソースおよびドレインとなるp+ 拡散
層、n+ 拡散層を形成する半導体装置の製造方法であっ
て、上記p+ 拡散層、n+ 拡散層となる領域にSiある
いはGeをイオン注入し、上記領域部分の基板を非晶質
化した後、p型のイオン不純物としてBF2 +を用い、注
入エネルギー20ないし30keV、ドーズ量3×10
15ないし5×1015cm-2、n型のイオン不純物として
As+ を用い、注入エネルギー50ないし60keV、
ドーズ量3×1015ないし6×1015cm-2でそれぞれ
イオン注入し、p+ 拡散層、n+ 拡散層を形成し、その
後850℃以下の温度で熱処理を行い、p+ 拡散層およ
びn+ 拡散層を同時に活性化することを特徴とする。
【0010】また、半導体基板上に設けたポリシリコン
からなるゲート電極へ低抵抗化のために導入する不純物
を、上記p+ 拡散層及びn+ 拡散層の形成の際のイオン
注入によりそれぞれ導入し、上記拡散層の活性化を同時
にゲート電極の熱処理を行うとよい。
【0011】
【作用】As+ イオン注入により形成するn+ 拡散層の
活性化を行う時、リーク電流の発生はイオン注入の条件
により左右する。図3に示すように、As+イオン注入
を50keV以上の高エネルギーにて行うと、低温活性
化を行っても電流リークの発生が抑制できる。このよう
に、高エネルギー化のn+ 拡散層の形成により、活性化
温度をp+ 拡散層と同程度にまで下げてもリーク電流の
発生が抑制され、p+ 拡散層とn+ 拡散層の活性化が同
時に行える。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0013】この発明は、前述したように、不純物のイ
オン注入および熱処理により、それぞれp+ 拡散層、n
+ 拡散層からなるCMOSのソース、ドレイン領域を形
成するに当たり、n+ 拡散層を50keV以上の高エネ
ルギーでAs+ をイオン注入することにより、p+ 拡散
層の活性化温度と同程度の低温活性を行ってもリーク電
流の発生が抑制できるものである。
【0014】ところで、As+ イオン注入により形成す
るn+ 拡散層の活性化を行うとき、従来は、900℃以
上の温度で熱処理を加えれば特性上、特に問題は発生し
ないが、850℃以下の温度で熱処理を行うとリーク電
流が発生していた。そこで、この発明者は、熱処理によ
り発生するリーク電流とイオン注入条件について鋭意検
討したところ、リーク電流がイオン注入条件により、左
右されることを見いだした。すなわち、リーク電流にイ
オン注入条件の依存性を見い出した。図3にイオン注入
の際の注入エネルギーとリーク電流の関係を示す。この
図3から明らかなように、注入エネルギーの高エネルギ
ー化に伴って、リーク電流を900℃の温度で活性化し
た時と同じレベルに抑制できることがわかる。
【0015】一般に、ハーフμmプロセス以降、接合深
さ(Xj)を0.2μm以下に押さえようとする場合、
As+ のイオン注入は、そのイオン注入エネルギーを4
0keV以下に抑えて行われる。しかし、活性化温度を
下げることにより、熱拡散がほとんど起らず、その分注
入エネルギーを上げても結果的には低Xjの接合を得る
ことができる。図4は注入エネルギーが40、50、6
0keVでAs+をイオン注入してn+ 拡散層を形成
し、その活性化の熱処理温度を850℃にした時と、注
入エネルギー40keVでAs+をイオン注入してn+
拡散層を形成し、その活性化の熱処理温度を900℃に
した時のそれぞれの接合深さに関する不純物濃度を測定
したものである。この図4により、40keV、900
℃の処理に比し、50keV、850℃の処理はより浅
い不純物濃度の分布が得ることができることがわかる。
【0016】このように、注入エネルギーの高エネルギ
ー化によりn+ 拡散層の活性化温度をp+ 拡散層の活性
化温度と同程度になるまで下げることができるため、p
+ 拡散層、n+ 拡散層の活性化が同時に行える。
【0017】ここで、p+ 拡散層、n+ 拡散層の同時活
性化という点だけを考えた場合、この発明とは逆に、p
+ 拡散層形成のためのイオン注入を極低エネルギーで行
い、n+ 拡散層の活性化に適した高温処理で両層を同時
に活性化するという処理も考えられる。しかし、p+
散層の熱拡散温度依存性は極めて大きく、n+ 拡散層の
活性化に必要な900℃の温度で熱処理を行うと、Xj
は注入エネルギーに依らず熱処理温度だけでほぼ決まっ
てしまい、浅い接合を行うことが困難になり、適した方
法とは言えない。
【0018】次に、この発明の具体的実施例につき、図
1を参照して説明する。
【0019】図1(a)に示すように、p型単結晶シリ
コン半導体基板1の所定領域に、ホウ素(B)および隣
(P)をそれぞれイオン注入し、熱処理による活性化を
行いnウエル領域2およびpウエル領域3を形成した
後、選択酸化法により素子分離領域となるフィールド酸
化膜4を形成する。然る後、ゲート酸化膜およびその上
にCVD法等によりポリシリコン膜を形成し、パターニ
ングを行い、ゲート電極5、6を形成する。そして、n
チャネル用トランジスタ部分をレジスト7で被覆し、ゲ
ート電極5をマスクして、半導体基板1にp+ 不純物を
イオン注入し、ソースおよびドレイン領域となるp+
散層8、9を形成する。このイオン注入の条件は、注入
イオン種がBF2 +、注入エネルギーが20keV、注入
ドーズ量が3×1015cm-2である。
【0020】続いて、図1(b)に示すように、pチャ
ネル用トランジスタ部分をレジスト10で被覆し、n+
型不純物をイオン注入し、nチャネル用トランジスタの
ソースおよびドレイン領域となるn+ 拡散層11、12
を形成する。このイオン注入の条件は、注入イオン種が
As+ 、注入エネルギーが、従来より高エネルギーの5
0keV、注入ドーズ量が6×1015cm-2である
【0021】然る後、図1(c)に示すように、850
℃の温度で30分間、炉体アニールを行い活性化し、p
チャネル用トランジスタのソース、ドレイン領域となる
+拡散層8、9およびnチャネル用トランジスタのソ
ース、ドレイン領域となるn+ 拡散層11、12を形成
する。
【0022】このようにして、形成したp+ 拡散層8、
9、n+ 拡散層11、12の接合位置は、p+ 拡散層
8、9は0.18μm、n+ 拡散層11、12は0.1
8μmであり、p+ 拡散層、n+ 拡散層の同時活性化と
浅い接合(Xj)が得られる。
【0023】尚、上述した実施例においては、p+ 拡散
層形成のためのイオン注入のイオン種としてBF2 +を用
いたが、BF2 +の代りにB+ を用いてもよい。このB+
のイオン注入を行う場合には、浅い接合を得るためには
10keV以下の極低エネルギーで注入を行えば良い。
ただし、極低エネルギーで注入を行うと、注入装置によ
っては、スループットが低下し、実用上問題となる場合
があるが、フッ素(F)が混入しないため、これによる
欠陥発生の増大、活性化率の低下という問題が抑制でき
る。
【0024】次に、この発明の第2実施例につき、図2
に従い説明する。
【0025】図2(a)に示すように、前述の実施例と
同様に半導体基板1に、nウエル領域2、pウエル領域
3、フィールド酸化膜4、ゲート電位5、6を形成した
後、ゲート電極5、6をマスクとして、p+ 拡散層、n
+ 拡散層の形成のためのイオン注入を行う前に、Si+
またはGe+ イオンの中性イオンをイオン注入し、p+
拡散層、n+ 拡散層を形成する領域を非晶質化する。こ
のイオン注入条件は、イオン種としてSi+ イオンを用
いる場合には、注入エネルギーが150keV、注入ド
ース量が3×1015cm-2、また、イオン種としてGe
+ イオンを用いる場合には、注入エネルギーが150k
eV、注入ドーズ量が5×1014〜1×1015cm-2
ある。この条件によって、イオン注入を行うことによ
り、基板表面より0.3μm程度の深さまで非晶質化し
た領域13、13、14、14が形成される。
【0026】続いて、図2(d)に示すように、nチャ
ネル用トランジスタ部分をレジスト7で被覆し、ゲート
電極5をマスクとして、非晶質化した領域13、13に
+イオン注入を行う。この注入条件は、前述の実施例
と同じく、イオン種がBF2 +、注入エネルギーが20k
eV、注入ドーズ量が3×1015cm-2である。
【0027】引き続き、図2(c)に示すように、pチ
ャネル用トランジスタ部分をマスクとして、非晶質化し
た領域14、14にn+ イオン注入を行う。この注入条
件は前述の実施例と同じくイオン種がAs+ 、注入エネ
ルギーが50keV、注入ドーズ量が6×1015cm-2
である。
【0028】その後、温度850℃で30分間炉体アニ
ールを行い、活性化し、p+ 拡散層、n+ 拡散層からな
るCMOSのソース、ドレイン領域がそれぞれ形成され
る。
【0029】このように形成することにより、p+ 拡散
層8、9の接合位置は0.17μmとなり、第1の実施
例より、Xjを浅くできる。又、欠陥発生位置は0.3
μm程度と深く、リーク電流はより低減できる。
【0030】このように、p+ 拡散層8、9とn+ 拡散
層11、12のイオン注入前に、その領域を非晶質化す
ることにより、p+ イオン不純物及びn+ イオン不純物
をイオン注入するときのチャネリングが防止され、より
浅い分布が形成できると共に、残留欠陥発生位置が抑制
できる。すなわち、リーク電流の発生増大に最も寄与す
る欠陥発生箇所は注入時の表面非晶質層と単結晶基板と
の界面近傍位置であるが、非晶質化層を十分厚く(深
く)形成すれば、欠陥発生位置が接合面と離れ、リーク
電流の発生が抑制できる。
【0031】この実施例においても、前述した実施例と
同様に、p+ 拡散層形成のためのイオン注入のイオン種
としてBF2 +の代りにB+ を用いてもよい。
【0032】上述した各実施例において、p、nウエル
領域2、3、フィールド酸化膜4を形成し、ゲート酸化
膜を形成した後、CVD法でポリシコンを2000Å堆
積した後、パターニングを行いゲート電極4、5を形成
している。そして、このゲート電極4、5の低抵抗化の
ためにポリシリコン内に不純物を導入する必要がある。
このポリシリコンの不純物を、p+ 拡散層、n+ 拡散層
を形成する際の不純物を用いて、ポリシリコンの不純物
導入を行うことができる。すなわち、前述した図1
(a)〜(c)および図2(b)〜(d)の工程を行う
ことで、p+ 拡散層、n+ 拡散層のそれぞれの形成とゲ
ート電極4、5の不純物導入と活性化を同時に行うこと
ができるので、工程が大幅に短縮できる。従って、ゲー
ト電極5には低抵抗化のための不純物として、B+ また
はBF2 +が、ゲート電極6には、低抵抗化の不純物とし
て、As+ がそれぞれ注入されることになる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、接合リーク電流の発生を抑制しつつ、プロセスの低
温化が可能となり、p+ 層/n+ 層の同時活性化が行
え、工程の短縮が図れる。
【0034】また、p+ 拡散層/n+ 拡散層を形成する
領域を予め、非晶質化することでより浅く、低リークの
接合が得ることができる。
【0035】更に、ゲート電極への低抵抗化のための不
純物導入をp+ 層およびn+ 層のイオン注入と同時に行
えば、ゲート電極形成を含めてより工程の短縮化が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を工程別に示す模式的断
面図である。
【図2】この発明の第2実施例を工程別に示す模式的断
面図である。
【図3】イオン注入エネルギーとリーク電流との関係を
示す特性図である。
【図4】イオン注入エネルギーと熱処理温度に対する不
純物濃度の分布を示す特性図である。
【符号の説明】
1 シリコン単結晶半導体基板 2 nウエル領域 3 pウエル領域 4 フィールド酸化膜 5、6 ゲート電極 8、9 p+ 拡散層 11、12 n+ 拡散層 13、14 非晶質領域
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、この発明は、半導体基板の所定領域
に不純物を注入した後、熱処理により活性化し、ソース
およびドレインとなるp+ 拡散層、n+ 拡散層を形成す
る半導体装置の製造方法であって、p+ 拡散層となる領
域にp型イオン不純物としてB+ を用い、注入エネルギ
ー10keV以下、ドーズ量5×1015ないし1×10
16cm-2でイオン注入すると共に、n+ 拡散層となる領
域にn型のイオン不純物としてAs+ を用い、注入エネ
ルギー50ないし60keV、ドーズ量3×1015ない
し6×1015cm-2でイオン注入した後、850℃以下
の温度で熱処理を行い、p+ 拡散層およびn+ 拡散層を
同時に活性化することを特徴とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9170−4M H01L 27/08 321 N

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の所定領域に不純物を注入し
    た後、熱処理により活性化し、ソースおよびドレインと
    なるp+ 拡散層、n+ 拡散層を形成する半導体装置の製
    造方法であって、p+ 拡散層となる領域にp型イオン不
    純物としてBF2 +を用い、注入エネルギー20ないし3
    0keV、ドーズ量3×1015ないし5×1015cm-2
    でイオン注入すると共に、n+ 拡散層となる領域にn型
    イオン不純物としてAs+ を用い、注入エネルギー50
    ないし60keV、ドーズ量3×1015ないし6×10
    15cm-2でイオン注入した後、850℃以下の温度で熱
    処理を行い、p+ 拡散層およびn+ 拡散層を同時に活性
    化することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板の所定領域に不純物を注入し
    た後、熱処理により活性化し、ソースおよびドレインと
    なるp+ 拡散層、n+ 拡散層を形成する半導体装置の製
    造方法であって、p+ 拡散層となる領域にp型イオン不
    純物としてB+ を用い、注入エネルギー25ないし10
    keV、ドーズ量5×1015ないし1×1016cm-2
    イオン注入すると共に、n+ 拡散層となる領域にn型イ
    オン不純物としてAs+ を用い、注入エネルギー50な
    いし60keV、ドーズ量3×1015ないし6×1015
    cm-2でイオン注入した後、850℃以下の温度で熱処
    理を行い、p+ 拡散層およびn+ 拡散層を同時に活性化
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 シリコン単結晶半導体基板の所定領域に
    不純物をイオン注入した後、熱処理により活性化し、ソ
    ースおよびドレインとなるp+ 拡散層、n+拡散層を形
    成する半導体装置の製造方法であって、上記p+ 拡散
    層、n+ 拡散層となる領域にSiあるいはGeをイオン
    注入し、上記領域部分の基板を非晶質化した後、p型イ
    オン不純物としてBF2 +を用い、注入エネルギー20な
    いし30keV、ドーズ量3×1015ないし5×1015
    cm-2、n型イオン不純物としてAs+ を用い、注入エ
    ネルギー50ないし60keV、ドーズ量3×1015
    いし6×1015cm-2で上記領域部分にそれぞれイオン
    注入しp+ 拡散層、n+ 拡散層を形成し、その後850
    ℃以下の温度で熱処理を行い、p+ 拡散層およびn+
    散層を同時に活性化することを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に設けたポリシリコンから
    なるゲート電極へ低抵抗化のために導入する不純物を、
    上記p+ 拡散層及びn+ 拡散層の形成の際のイオン注入
    によりそれぞれ導入し、上記拡散層の活性化を同時にゲ
    ート電極の熱処理を行うことを特徴とする請求項1また
    は3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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