JPH07211269A - モニターテレビユニット - Google Patents

モニターテレビユニット

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JPH07211269A
JPH07211269A JP207794A JP207794A JPH07211269A JP H07211269 A JPH07211269 A JP H07211269A JP 207794 A JP207794 A JP 207794A JP 207794 A JP207794 A JP 207794A JP H07211269 A JPH07211269 A JP H07211269A
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JP
Japan
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transformer
circuit
ray tube
unit
cathode ray
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JP207794A
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English (en)
Inventor
Takeshi Okuyama
毅 奥山
Masaki Nohayashi
正樹 野林
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 偏平型陰極線管の再生画像にノイズが発生す
る不具合を生じさせることなく、モニターテレビユニッ
トの小型化を図ることができるようにする。 【構成】 電源回路3の変成器30、集積回路素子3
1、ダイオード素子54,54などを、偏平型陰極線管
2の表示画面部2aの下方に連設されたネック部2cの
一側方のスペースに配置し、前記集積回路素子31用の
放熱板32を偏向ヨーク2bと変成器30との相互間に
電気的に接地して設け、更に、変成器30の2次側出力
30b,30dに接続されたダイオード素子54,54
を放熱板21とネック部2cとの間に配し、放熱板32
におけるダイオード素子54配設側面に絶縁シート32
aを固着し、ダイオード素子54,54を絶縁シート3
2aに当接させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像用カメラで撮像さ
れた画像をモニターするモニターテレビユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に従来のモニターテレビユニット
は、図10に示すように、壁面などに露出取付可能に形
成されたユニットケース1e内に、カメラ付ドアホンな
どの撮像用カメラ(図示せず)で撮像された画像を映出
するための偏平型陰極線管2(CRT)と、電源回路3
eとが一緒に収納されている。尚、電源回路3eには集
積回路素子や変成器(トランス)等が具備されている。
前記偏平型陰極線管2は、電子銃(図示せず)を内蔵し
たネック部2Bおよび表示画面部2aから成り、ネック
部2Bの上方部分に電子ビームを所望方向に偏向する偏
向ヨーク2bを有した構成となっている。
【0003】このようなモニターテレビユニットにおい
て、偏向ヨーク2bを有する前記ネック部2Bの近傍に
変成器を備えた電源回路3eを配置させたのでは、変成
器で発生される磁束が偏向ヨーク2bに悪影響を及ぼ
し、再生画像に多数のノイズを混入させる虞れがある。
【0004】そこで、従来では、偏平型陰極線管2の表
示画面部2aの側方に電源回路3eを配置し、電源回路
3eの変成器から漏れる磁束が偏向ヨーク2bに悪影響
を与えないように配慮されていたのが実情であった。
【0005】又、前記電源回路3eは、前記変成器にお
いてパルス状電圧を1次側入力から2次側出力に伝達す
るようになっており、このようにパルス状電圧を伝達す
る際に、2次側出力においてリップルノイズが発生し、
該リップルノイズが、変成器の2次側出力に接続された
ダイオートなどの回路素子の端子足から漏れて前記偏向
ヨーク2bに電磁ノイズによる悪影響を及ぼし、映像に
年輪状の画像ノイズを混入させるという理由もあること
から、電源回路は偏向ヨーク2bから離れた位置に配置
されていたのが実情であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、偏平型陰極線管2の幅広の表示画面部2
aの側方に電源回路3eを並べて配置した構造であるか
ら、これらの取付スペースが大きくなってモニターテレ
ビユニット全体の横幅Sも大きくなる。従って従来にお
いては、モニターテレビユニットの小型化を図る点で不
具合が生じていた。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みて成されたもの
であり、偏平型陰極線管の再生画像にノイズが発生する
不具合を生じさせることなく、モニターテレビユニット
の小型化を図ることができるようにすることを、その目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された請求項1に記載の本発明は、少なくとも、撮
像用カメラで撮像された画像を映出するための偏平型陰
極線管であって、そのネック部に偏向ヨークを具備する
該偏平型陰極線管と、電源回路と、がユニットケース内
に収納されて成り、前記電源回路は、変成器、変成器の
1次側入力にパルス電圧を供給する手段、変成器の2次
側出力に接続された回路素子、を少なくとも具備して成
るモニターテレビユニットにおいて、前記変成器は前記
ネック部の側方に配され、偏向ヨークと変成器との相互
間には、放熱板が接地して設けられ、端子足付の前記回
路素子が、前記放熱板と前記ネック部との間に配され、
前記放熱板の回路素子配設側面に絶縁シートが固着さ
れ、前記回路素子が前記絶縁シートに当接して成ること
を特徴とするものである。
【0009】
【作用】上記構成を特徴とする請求項1に記載の本発明
に係るモニターテレビユニットにおいては、偏平型陰極
線管の偏向ヨークを設けたネック部側方に空いたスペー
スを有効に利用し、このスペースに電源回路の変成器や
放熱板を配置させているので、従来のように、偏平型陰
極線管の表示画面部の側方に電源回路を配置するための
大きなスペースを確保する必要が無くなる。従って、ユ
ニットケース全体の幅を小さくし、小型化が図れる。
【0010】また、このように偏平型陰極線管の偏向ヨ
ークの側方に電源回路の変成器を設けた構造であって
も、これら変成器と偏向ヨークとの相互間には、電気的
に接地された放熱板が設けられているから、この放熱板
が変成器で発生される磁束を遮蔽する電磁シールドとし
ての役割を果たし、変成器から発生される磁束が電磁ノ
イズとして偏向ヨークに悪影響を及ぼすことも防止され
る。従って、偏平型陰極線管で映出される画像へのノイ
ズの混入を抑えることが出来る。
【0011】更に、放熱板の回路素子配設側面に絶縁シ
ートを固着し、回路素子を前記絶縁シートに当接させた
ので、変成器の2次側出力に接続された回路素子の端子
足から漏れるリップルノイズが前記放熱板に吸収される
ので、前記偏向ヨークにリップルノイズによる悪影響を
及ぼすことを防止出来、従って、偏平型陰極線管で映出
される画像へのノイズの混入を抑えることが出来る。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は本発明に係るモニターテレビユニッ
トUの内部構造の一例を示す正面断面図、図2はモニタ
ーテレビユニットUの外観の一例を示す斜視図である。
【0014】このモニターテレビユニットUは、前側ケ
ース1aと後側ケース1bとから形成され且つ壁面など
に露出取付可能なユニットケース1内に、前記従来のも
のと同様の偏平型陰極線管2、電源回路3を実装したメ
イン回路基板5、及びテレビ回路基板4などが収納され
ている。
【0015】ここで、テレビ回路基板4は、偏平型陰極
線管2で映出される画像の画像処理を行うためのテレビ
回路を具備するもので、偏平型陰極線管2の側方位置へ
その横幅が嵩張らない状態に配置されている。
【0016】メイン回路基板5は、後述するカメラ付ド
アホンとの相互間で成されるインターホン通話などの制
御を行うための主回路を具備するもので、前述したよう
に電源回路3もこのメイン回路基板5に実装されてい
る。このメイン回路基板5は、偏平型陰極線管2の背面
側へユニットケース1の厚み幅(前後幅)が嵩張らない
状態に配置されている。
【0017】図3は前記電源回路3の全体回路図であ
り、図4は該電源回路3の要部回路図である。該電源回
路3は、交流100Vから5V,12V,15V,24
Vなどの直流電源を得るものであり、2系統の入出力を
有する変成器30、交流100Vを整流する全波整流回
路51、全波整流回路51の出力を平滑して直流出力を
得るための平滑用コンデンサ52、該直流出力をパルス
電圧に変換して前記変成器30の1次側入力30a.3
0bそれぞれに供給するパルス変換回路部53、前記変
成器30の2次側出力30c.30dそれぞれに接続さ
れた回路素子であるダイオード素子54,54、ダイオ
ード素子54,54それぞれの出力に接続された平滑回
路55,55、レギュレータ58a,58b、15V,
12V,5V,24Vそれぞれの直流電圧を出力する直
流電圧出力端子57a,57b,57c,57dそれぞ
れ、などを具備して成る。
【0018】前記パルス変換回路部53は、トランジス
タなどのスイッチング要素を有する集積回路素子31、
該集積回路素子31のスイッチングオン/オフを制御す
るフォトトランジスタ53aなどを具備しており、前記
直流電圧出力端子57dに与えられる直流電圧により駆
動する自励式回路であり、入力する直流電圧を前記集積
回路素子31のスイッチングオン/オフの周期的繰り返
しによりパルス電圧に変換する回路である。
【0019】図5は、該電源回路3の各部の電圧波形図
である。図5において、(a)は変成器30の1次側入
力30a(または30c)への入力電圧波形、(b)は
変成器30の2次側出力30b(または30d)からの
出力電圧波形、(c)は前記ダイオード素子54からの
出力電圧波形、(d)は前記平滑回路55からの出力電
圧波形、をそれぞれ示す。図5中において40はリップ
ルノイズを表す。
【0020】図5のように、パルス電圧を変成器30の
1次側入力30a(または30c)から2次側出力30
b(または30d)に伝達すると、2次側出力電圧波形
において(b)に示すように正逆両極方向にリップルノ
イズ40が発生する。(b)に含まれたリップルノイズ
40は、ダイオード素子54により逆方向成分がカット
され、更に(d)のごとく平滑回路55によるパルス電
圧の平滑直流化と共にリップルノイズ40の正方向成分
がカットされる。
【0021】上記構成の電源回路3は、図1に示すよう
に、その前記変成器30、前記集積回路素子31、前記
ダイオード素子54,54などが、偏平型陰極線管2の
表示画面部2aの下方に連設されたネック部2Bの一側
方のスペースに配置されている。又、前記集積回路素子
31には放熱板32が接触しており、該放熱板32は、
例えば正面L字状に形成された鉄などの金属製材料で形
成されたもので、偏向ヨーク2bと変成器30との相互
間に電気的に接地して設けられている。尚、前記放熱板
32は、集積回路素子21以外の他の素子用のものでも
よい。又、前記ダイオード素子54,54や変成器30
や放熱板32は、前記ネック部2Bの側方に配設すれば
よいので例えば偏向ヨーク2bの真横に設けた構成でも
よいが、本実施例のごとく前記ネック部2Bの偏向ヨー
ク2bの側下方ぎみに配設するのが配設スペースや電磁
ノイズの問題を考慮すると好ましい形態ではある。更
に、変成器30の2次側出力30b,30dに接続され
たダイオード素子54,54は、固体状の素子部54b
と、その両側に配された針金状の端子足54a,54a
とを有し、前記放熱板21と前記ネック部2Bとの間に
配されている。
【0022】図6は前記放熱板32付近を図1中矢印A
方向に見た図であり、図7は前記放熱板32付近を図1
中矢印B方向に見た図である。図6、図7などに示すよ
うに、前記放熱板32のダイオード素子54,54配設
側面には絶縁シート32aが固着されており、前記ダイ
オード素子54,54は、該絶縁シート32aに当接し
た状態となっている。
【0023】前記ダイオード素子54,54は、メイン
基板5への回路素子の実装高密度化のため、図6に示す
ように素子部54bおよび一方の端子足54aがメイン
基板5に対して立った状態に配設されている。前記リッ
プルノイズ40は、該端子足54aから電磁ノイズとし
て漏れる。また、その配設状態を他方向から見ると、例
えば図7(a)または(b)に示すようになっている。
即ち、同図(a)の例ではダイオード素子54の素子部
分54bが前記絶縁シート32aに当接した状態になっ
ており、同図(b)の例ではダイオード素子54が放熱
板32側に傾斜して一方の端子足54aが前記絶縁シー
ト32aに当接した状態になっている。すなわち、前記
絶縁シート32aは、回路素子であるダイオード素子5
4と導電性の放熱板32との電気的接触を防止するため
に設けられている。
【0024】本実施例においては、上記のごとく、放熱
板32におけるダイオード素子54配設側面に絶縁シー
ト32aを固着し、ダイオード素子54,54を絶縁シ
ート32aに当接させることにより、ダイオード素子5
4,54が前記放熱板32により接近した状態となるの
で、変成器30の2次側出力30c,30dに接続され
た回路素子、即ちダイオード素子54,54の端子足5
4aから漏れるリップルノイズ(特にループ状に曲げら
れた方の端子足54aからリップルノイズが多く漏れ
る)が、接地されて電気的に安定している前記放熱板3
2に吸収され、前記偏向ヨーク2bにリップルノイズに
よる悪影響を及ぼすことを防止出来、従って、偏平型陰
極線管2で映出される画像へのノイズの混入を抑えるこ
とが出来る。
【0025】尚、前記放熱板21と前記ネック部2Bと
の間に配されている回路素子は、本実施例のごとくダイ
オード素子54a,54bに限らず、変成器30の2次
側出力30cまたは30dに接続された回路素子であれ
ばよい。
【0026】尚、前記変成器30は、特定方向への磁束
洩れを防止する磁気コア30aをコイルの外周に有して
おり、この変成器30の洩れ磁束分布が偏平型陰極線管
2の長手方向と同一方向(図1の矢印a,a1に沿う上
下方向)に延びるように配されている。
【0027】変成器30の洩れ磁束分布を偏平型陰極線
管2の長手方向と同一方向に揃える態様としては、例え
ば図8(a)〜(c)の各図に示すようなコイル30b
と磁気コア30aとの組合せとしてもよい。また同図
(b)、(c)に示すように、変成器30を実装したメ
イン回路基板5の方向を変えてもよいし、変成器30を
別の回路基板75に実装するようにしてもよい。
【0028】上記構成のモニターテレビユニットUで
は、電源回路3の変成器30から発生される磁束は、電
気的に接地されて電磁シールドとして機能する放熱板3
2によって遮蔽されるので、偏平型陰極線管2に映出さ
れる画像にノイズが混入しにくい。更に、本実施例のご
とく、変成器30で発生される磁束の洩れ方向を偏平型
陰極線管3の長手方向に沿った方向にして偏向ヨーク2
b方向(図1中の矢印b方向)へ漏れ磁束が向かわない
ようにすることにより、偏向ヨーク2b方向への磁束の
影響を抑えることが出来、画像ノイズの混入を更に低減
させることが出来る。故に、上記構成にすることによ
り、変成器30で発生される磁束の偏向ヨーク2bへの
影響が殆ど無く、偏平型陰極線管2の表示画面部2aで
はノイズの少ない良好な画像を映出することが出来る。
【0029】図9は上記したモニターテレビユニットU
のハード構成の一例を示すブロック図である。
【0030】このモニターテレビユニットUは、撮像用
カメラ61を具備するカメラ付ドアホン60と通信線L
1を介して接続されて使用されるもので、撮像用カメラ
61で撮像された画像を偏平型陰極線管2で映出するた
めの画像処理回路の他、カメラ付ドアホン60とのイン
ターホン通話を実行するための回路も具備している。
【0031】先ず、画像処理に関する回路構成から説明
すると、カメラ付ドアホン60から伝送されてくる画像
信号は平衡/不平衡整合回路12でインピーダンスマッ
チングされてから、ビデオバッファ分波回路20で分波
され、その後画面制御部21を経て陰極線管2に送出さ
れ、この陰極線管2でその画像が映出される。これら各
部はCPU24によって制御される。画面制御部21
は、陰極線管2への画像信号の制御や、陰極線管2に映
出される画像の加工(輪郭強調処理、拡大画像/標準画
像変換処理)などを行う。
【0032】図9において、このモニターテレビユニッ
トUのインターホン通話を実行するための回路として
は、通信線L1を介して撮像用カメラ61などに定電流
を供給する定電流回路16、カメラ付ドアホン60の呼
出釦62が押圧操作されて出力される呼出信号を検知す
る呼出検知回路15、この呼出信号を検知したときにア
ンプ11aに接続されたスピーカSPから呼出音を発生
させるための呼出音発生回路17を備えている。
【0033】また、これら以外として、アンプ11aに
接続されたマイクMCから入力された音声信号を変調回
路13で変調させてカメラ付ドアホン60側に送信させ
ると共に、カメラ付ドアホン60側から変調されて送信
されてきた音声信号を復調回路14で復調させてスピー
カSPから出力させる通話制御回路10なども具備して
いる。スピーカSPやマイクMCはユニットケース1の
前面や下面に固定して設けられ、所謂ハンズフリーのイ
ンターホン通話が行えるように構成されているが、これ
に限定されず、ハンドセットを用いたインターホン通話
が行えるようにしてもよい。
【0034】更に、このモニターテレビユニットUで
は、このモニターテレビユニットUとは別個に設置され
るインターホンの副親機との相互間でもインターホン通
話が可能とする呼出信号発生回路18a、呼出検知回路
18b、および2/4変換回路19なども設けられてい
る。
【0035】前記電源回路3は、陰極線管2をはじめ、
上記各回路に電源を供給する。その他、CPU24に
は、陰極線管2のオン・オフ切替用のモニタ釦25、イ
ンターホン通話のオン・オフ切替用のモニタ釦26、通
話状態を表示するための通話表示灯27、及び副親機を
呼び出すための室内呼出釦8などが接続されている。
【0036】尚、本発明のモニターテレビユニットは、
少なくとも偏平型陰極線管2による画像モニター機能を
有しておれば足り、例えば上記実施例のごとくインター
ホン通話機能や電話通話機能、セキュリティ機能などを
併せて有するものでもよい。
【0037】
【発明の効果】上記の如く構成した本発明によれば、偏
平型陰極線管の偏向ヨークを設けたネック部側方に空い
たスペースを有効に利用してここに電源回路の変成器を
配置してモニターテレビユニットの小型化を図ることが
出来るとともに、変成器と偏向ヨークとの相互間に接地
して配した放熱板により、変成器で発生される磁束を遮
蔽して偏向ヨークに悪影響を及ぼすことを防止し、更に
放熱板の回路素子配設側面に絶縁シートを固着し、変成
器の2次側出力に接続された回路素子を前記絶縁シート
に当接させることにより、前記回路素子の端子足から漏
れるリップルノイズを前記放熱板に吸収させ、前記偏向
ヨークへのリップルノイズによる悪影響を及ぼすことを
防止出来る。従って、偏平型陰極線管の再生画像にノイ
ズが発生する不具合を抑えつつ、モニターテレビユニッ
トの小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモニターテレビユニットUの内部
構造の一例を示す正面断面図。
【図2】本発明に係るモニターテレビユニットUの外観
の一例を示す斜視図。
【図3】本発明に係るモニターテレビユニットUの電源
回路3の一例を示す全体回路図。
【図4】本発明に係るモニターテレビユニットUの電源
回路3の一例を示す要部回路図。
【図5】本発明に係るモニターテレビユニットUの電源
回路3の各部の電圧波形図の一例。
【図6】図1において放熱板32付近を図1中矢印A方
向に見た図。
【図7】図1において放熱板32付近を図1中矢印B方
向に見た図。
【図8】(a)〜(c)は本発明に係るモニターテレビ
ユニットUにおける変成器30の取付状態の例を示す要
部説明図。
【図9】本発明に係るモニターテレビユニットUのハー
ド構成の一例を示すブロック図。
【図10】従来のモニターテレビユニットの内部構造を
示す正面断面図。
【符号の説明】
1 ユニットケース 2 偏平型陰極線管 2a 表示画面部 2b 偏向ヨーク 2B ネック部 3 電源回路 4 テレビ回路基板 5 メイン回路基板 30 変成器 30a 磁気コア 30b コイル 31 集積回路素子 32 放熱板 32a 絶縁シート 53 パルス変換回路部 54 ダイオード素子(回路素子に相当) 54a 素子部 54b 端子足 60 カメラ付ドアホン 61 撮像用カメラ U モニターテレビユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、撮像用カメラで撮像された
    画像を映出するための偏平型陰極線管であってそのネッ
    ク部が偏向ヨークを有して成る該偏平型陰極線管と、電
    源回路と、がユニットケース内に収納されて成り、 前記電源回路は、変成器、変成器の1次側入力にパルス
    電圧を供給する手段、変成器の2次側出力に接続された
    回路素子、を少なくとも具備して成るモニターテレビユ
    ニットにおいて、 前記変成器は前記ネック部の側方に配され、偏向ヨーク
    と変成器との相互間には、放熱板が接地して設けられ、 端子足付の前記回路素子が、前記放熱板と前記ネック部
    との間に配され、 前記放熱板の回路素子配設側面に絶縁シートが固着さ
    れ、 前記回路素子が前記絶縁シートに当接して成ることを特
    徴とするモニターテレビユニット。
JP207794A 1994-01-13 1994-01-13 モニターテレビユニット Withdrawn JPH07211269A (ja)

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