JP2002077891A - テレビインターホン装置 - Google Patents

テレビインターホン装置

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JP2002077891A
JP2002077891A JP2000255991A JP2000255991A JP2002077891A JP 2002077891 A JP2002077891 A JP 2002077891A JP 2000255991 A JP2000255991 A JP 2000255991A JP 2000255991 A JP2000255991 A JP 2000255991A JP 2002077891 A JP2002077891 A JP 2002077891A
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JP
Japan
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call
speaker
intercom
slave unit
television
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JP2000255991A
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Masahiro Ishii
正広 石井
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Aiphone Co Ltd
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Aiphone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テレビインターホン装置の小型化を図る。 【解決手段】来訪者を撮像するテレビカメラ、通話のた
めのスピーカ、マイクを有するドアホン子機と、ドアホ
ン子機に接続されドアホン子機のテレビカメラで撮像さ
れた映像を出画する扁平ブラウン管25、ドアホン子機
と通話するための通話ダイナミックスピーカ22、通話
マイクを有するインターホン親機とを備え、インターホ
ン親機は、通話ダイナミックスピーカからの磁束による
影響を扁平ブラウン管の偏向ヨーク26に与えないよう
にするための磁気シールド板を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扁平ブラウン管を
備えたテレビインターホン装置に関し、特に、小型化を
図ったテレビインターホン装置に係る。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビインターホン装置は、玄関
ドア近傍に設置されるドアホン子機と、室内に設置され
るインターホン親機とが幹線で接続され、ドアホン子機
とインターホン親機間において通話を行うと共に、ドア
ホン子機に設けられるカメラで撮像される映像を、イン
ターホン親機に設けられるモニタに出画させる機能を有
するものである。このようなインターホン親機は、ドア
ホン子機へ送出する音声を集音するマイクと、子機から
の通話信号を放音する受話音声用スピーカと、子機から
の映像信号を出画するモニタ等が備えられたものであ
る。モニタは、図5(a)に示すように、扁平ブラウン
管33に偏向ヨーク34を取付けたものであり、偏向ヨ
ーク34には、図6に示すように、カソードK、映像信
号グリッドG1、加速グリッドG2、フォーカスグリッ
ドG3等の電極が順次設けられ、カソードKから放出さ
れる低電圧の電子ビームを映像信号グリッドG1に入力
される映像信号に基づき電圧変化させ、加速グリッドG
2に印加される高電圧により加速し、更に、フォーカス
グリッドG3に印加される電圧によりフォーカスされ、
扁平ブラウン管33の蛍光体が塗布され高電圧が印加さ
れるアノードA面を照射して映像を出画させるものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなテレビインターホンにおいては、通話状態となる
と、図5(b)に示すように、スピーカ32の駆動に伴
い、磁束32aが発生する。スピーカ32から前面に向
かって放出される磁束は湾曲して、偏向ヨーク34に到
達し、偏向ヨーク34に設けられるカソードK、映像信
号グリッドG1、加速グリッドG2、フォーカスグリッ
ドG3に作用する。このため、電子ビームに影響を及ぼ
し、アノードAの映像にノイズを発生させる。このノイ
ズの発生を防止しようとすると、スピーカ32を扁平ブ
ラウン管と同方向(正面)に向けて配置する場合は、磁
束32aの影響を避ける必要から、スピーカ32と偏向
ヨーク34を離反して設けなければならず、必然的に筐
体が大きくなってしまった。
【0004】本発明は、このような難点を解決するため
になされたもので、スピーカから発生される磁束の偏向
ヨークへの影響を遮断し、スピーカと扁平ブラウン管を
接近して設置することを可能とし、小型化を図ったテレ
ビインターホン装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によるテレビインターホン装置は、来訪者を
撮像するテレビカメラ、通話のためのスピーカ、マイク
を有するドアホン子機と、ドアホン子機に接続されドア
ホン子機のテレビカメラで撮像された映像を出画する扁
平ブラウン管、ドアホン子機と通話するための通話ダイ
ナミックスピーカ、通話マイクを有するインターホン親
機とを備え、インターホン親機は、通話ダイナミックス
ピーカからの磁束による影響を扁平ブラウン管の偏向ヨ
ークに与えないようにするための磁気シールド板を有す
るものである。
【0006】また、本発明のテレビインターホン装置
は、磁気シールド板は、通話ダイナミックスピーカの放
音コーン部に被せられるスピーカ孔をもつ平面板と、平
面板から折曲されて通話ダイナミックスピーカおよび偏
向ヨーク間に介在する直立板とから成るものである。
【0007】このようなインターホン装置によれば、通
話ダイナミックスピーカから発っせられる磁束を、磁気
シールド板により扁平ブラウン管の偏向ヨークに到達さ
せないようにして、偏向ヨークへ影響を排除する。この
ため、通話ダイナミックスピーカの近傍に偏向ヨークを
配置することができ、通話ダイナミックスピーカを偏向
ヨーク近傍に配置して筐体の小型化を図ることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるテレビインタ
ーホン装置の一実施形態を図面を参照して詳述する。
【0009】テレビインターホン装置は、図1に示すよ
うに、玄関ドア近傍に設置されるドアホン子機1と、室
内に設置されるインターホン親機2とが幹線L1で接続
されたものである。ドアホン子機1には、来訪者を撮像
するテレビカメラ11と、来訪者の通話を集音するマイ
ク12と、親機からの通話を放音する通話ダイナミック
スピーカ13及びインターホン親機2を呼び出すための
呼出ボタン10とが備えられる。インターホン親機2に
は、ドアホン子機1のテレビカメラ11で撮像され伝送
される映像を出画するモニタ20と、通話が入力される
通話マイク21と、ドアホン子機1からの通話を放音す
る通話ダイナミックスピーカ22と、モニタを操作する
ためのモニタボタン23、通話を操作するための通話ボ
タン24等が設けられる。
【0010】このようなインターホン親機2のモニタ2
0には、図2、図3に示すように、偏向ヨーク26が取
り付けられた扁平ブラウン管25が設けられる。偏向ヨ
ーク26には、カソード、映像信号グリッド、加速グリ
ッド、フォーカスグリッド等の電極が順次設けられる。
また、通話ダイナミックスピーカ22の放音コーン部2
2aには、磁気シールド板27が設けられ、通話ダイナ
ミックスピーカ22はモニタ20の偏向ヨーク26に近
接して配置される。
【0011】磁気シールド板27は、銅板、アルミニウ
ム板、ニッケル鉄合金板、鋼板あるいはケイ素鋼板等の
磁気を遮断する材質で形成され、あるいはこれらの多層
構造とすることもできる。磁気シールド板27は、通話
ダイナミックスピーカ22の放音コーン部22aの前面
に被せられる平面板27aと、平面板27aから折曲さ
れる直立板27bとで構成される。平面板27aには、
複数のスピーカ孔28が設けられる。スピーカ孔28
は、通話ダイナミックスピーカ22から出力される音波
が遮断されずに、前面に放出され、且つ、スピーカから
前面に向かって放射される磁束が偏向ヨーク26の電極
に影響を及ぼさないように、その直径、数が選択され
る。直立板27bは、通話ダイナミックスピーカ22
と、偏向ヨーク26間に介在するように設けられ、図4
に示すように、スピーカの前面方向へ放射される磁力線
が、平面板27aにより遮蔽され、更に、偏向ヨーク2
6方向へ向わないように湾曲させるために設けられる。
このため、磁束29は偏向ヨーク26に到達することは
ない。尚、この直立板27bとして、2箇所に分割して
設けたものを図示しているが、偏向ヨーク26方向全面
に亘って設けるようにしてもよい。
【0012】このようなテレビインターホン装置におい
て、ドアホン子機1のマイク12に集音された音声信号
は幹線L1を伝送され、インターホン親機2の通話ダイ
ナミックスピーカ22から放音される。一方、ドアホン
子機1のカメラ11で撮像された来訪者の映像信号は幹
線L1を伝送され、インターホン親機2の偏向ヨーク2
6の映像グリッドに負荷され、偏向ヨーク26のカソー
ドから放射される電子ビームを電圧変化させる。映像信
号に基づいて電圧変化された電子ビームは、加速グリッ
ドに印加される高電圧により加速され、フォーカスグリ
ッドに印加される電圧によりフォーカスされ、扁平ブラ
ウン管25のアノード面を照射して映像を出画させる。
このとき、通話ダイナミックスピーカ22の放音コーン
部22a前面から出力される音波は平面板27aに設け
られるスピーカ孔28から前面に放音され、音波に伴い
放音コーン部22aの前面に放射される磁束は、磁気シ
ールド板27の平面板27aにより通話ダイナミックス
ピーカ22の前面に放出されず、湾曲し、更に、磁気シ
ールド板27の直立板27bにより放音コーン部22a
の側面から下方へ導かれる。このため、通話ダイナミッ
クスピーカ22の放音コーン部22bから放射される磁
束は偏向ヨーク26へ到達することがなく、モニタ20
の扁平ブラウン管25に出画される映像はノイズがな
く、鮮明なものとなり、ドアホン子機1間の通話も正常
な音声として成立する。
【0013】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のテレビインターホン装置によれば、通話ダイナミッ
クスピーカに磁気シールド板を設けたため、通話ダイナ
ミックスピーカの駆動に伴い放出される音波をその前面
に放音させると共に、放射される磁束を遮蔽し、偏向ヨ
ークに到達させないため、通話ダイナミックスピーカを
偏向ヨークの近傍に配置することが可能となり、筐体の
小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビインターホン装置を示す構成
図。
【図2】本発明のテレビインターホン装置の要部を示す
斜視図。
【図3】本発明のテレビインターホン装置の要部の平面
図。
【図4】本発明のテレビインターホン装置の要部の側面
図。
【図5】(a)従来のテレビインターホンを示す平面
図。 (b)従来のテレビインターホンを示す側面図
【図6】従来のテレビインターホンの扁平ブラウン管を
示す構成図。
【符号の説明】
1……ドアホン子機 2……インターホン親機 11……テレビカメラ 12……マイク 13……スピーカ 21……通話マイク 22……通話ダイナミックスピーカ 25……扁平ブラウン管 26……偏向ヨーク 27……磁気シールド板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】来訪者を撮像するテレビカメラ(11)、
    通話のためのスピーカ(13)、マイク(12)を有す
    るドアホン子機(1)と、前記ドアホン子機に接続され
    前記ドアホン子機のテレビカメラで撮像された映像を出
    画する扁平ブラウン管(25)、前記ドアホン子機と通
    話するための通話ダイナミックスピーカ(22)、通話
    マイク(21)を有するインターホン親機(2)とを備
    え、 前記インターホン親機は、前記通話ダイナミックスピー
    カからの磁束による影響を前記扁平ブラウン管の偏向ヨ
    ーク(26)に与えないようにするための磁気シールド
    板(27)を有することを特徴とするテレビインターホ
    ン装置。
  2. 【請求項2】前記磁気シールド板は、前記通話ダイナミ
    ックスピーカの放音コーン部(22a)に被せられるス
    ピーカ孔(28)をもつ平面板(27a)と、前記平面
    板から折曲されて前記通話ダイナミックスピーカおよび
    前記偏向ヨーク間に介在する直立板(27b)とから成
    ることを特徴とする請求項1記載のテレビインターホン
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012209735A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Panasonic Corp 電子機器
CN107018647A (zh) * 2017-05-24 2017-08-04 合肥工业大学 一种具有特殊齿槽、弧形卡槽结构的多层电磁屏蔽柜体

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Effective date: 20071106