JP3487105B2 - モニターテレビ付インターホン - Google Patents
モニターテレビ付インターホンInfo
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- ray tube
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Description
インターホンに関する。
は、例えば図9乃至図11に示すようなハンズフリー通
話タイプのものがある。図において1はモニターテレビ
付インターホン、2はハウジングを構成するカバー部、
4は偏平型ブラウン管、4aは偏平型ブラウン管の画像
表示部、4bは偏平型ブラウン管の偏向ヨーク、5はモ
ニターボタン、6はマイク、7は通話ボタン、9はスピ
ーカー、10および11は回路基板である。モニターテ
レビ付インターホン1は、屋内に設置されるとともに、
屋外に設置されるカメラ付ドアホン子器(図示せず)に
有線接続され、ドアホン子器が撮像する訪問者の画像を
映し出してテレビ通話するものである。また、前記スピ
ーカー9より通話音声を出力したり、ドアホン子器から
の呼出音を出力すると共に、マイク6より収音した通話
音声をカメラ付ドアホン子器に出力する。
表示部4aを露呈する表示窓を設けたカバー部2と,壁
に取り付けられるベース部3とから構成され、両者嵌合
することにより図10に示す偏平型ブラウン管4を収納
する。カバー部2の前面からは偏平型ブラウン管4の画
像表示部4aが露呈されている。また、前記モニターボ
タン5、マイク6、通話ボタン7は、カバー部2の前面
に設けられている。前記回路基板10はベース部3と偏
平型ブラウン管4との間に配設され、回路基板11は回
路基板10に垂直な状態で偏平型ブラウン管4の側方に
配設されている。
ン管4の偏向ヨーク4b付近のスペースを有効活用する
ため、偏向ヨーク4b付近に設けられており、ハウジン
グの下方向(図中矢印A方向)に通話の音が出力される
ように、ハウジング下面方向に配設されている。ハウジ
ングの下面には、スピーカー9の音を外部に通すためス
ピーカー穴20が設けられている。
来技術においては、前記スピーカー9が偏平型ブラウン
管4の偏向ヨーク4b付近に設けられているため、通話
音声出力や呼出音出力などのスピーカー9の鳴動に伴う
空気の振動や、スピーカー9のマグネットの磁気が、偏
向ブラウン管4の画面表示部4aに映る画像に、画像揺
れや画像位置ずれなどの悪影響を及ぼすことがあった。
あり、その目的とするところは、ブラウン管に対するス
ピーカーの影響を低減したモニターテレビ付インターホ
ンを提供することである。
ために成された請求項1記載の発明は、偏平型ブラウン
管と、偏平型ブラウン管を収納しその画像表示部を前面
より露呈するハウジングと、偏平型ブラウン管の偏向ヨ
ークの付近に設けられたスピーカーと、を有して成るモ
ニターテレビ付インターホンにおいて、スピーカーと偏
向ヨークの間に、スピーカーから発生する振動を遮断す
る振動遮断手段を設けたものであり、この振動遮断手段
を板状の隔壁としてハウジング内のコーナー部分でスピ
ーカーを囲むように設けた構成としてある。
記スピーカーを、前記前面方向に音を出力するように配
設した構成としてある。
記スピーカーを、前記前面方向に垂直な下方向に音を出
力するように配設した構成としてある。
3何れかの発明において、前記ハウジングを、偏平型ブ
ラウン管の画像表示部を露呈する表示窓を設けたカバー
部と、壁に取り付けられるベース部とより構成し、前記
スピーカーをベース側に配置し、前記振動遮断手段をカ
バー部に一体に設けた構成としてある。
4何れかの発明において、前記振動遮断手段に、スピー
カーから発生する磁気を遮断する磁気遮断手段を設けて
成る構成としてある。
いて、前記振動遮断手段を、金属体で構成した構成とし
てある。
いて、前記磁気遮断手段を、金属蒸着体にて構成した構
成としてある。
て以下に説明する。なお、前記従来技術と同様の構成に
ついては同一符号を付し、下記に説明無き構成について
は前記従来技術と同様である。 (第1の実施形態)まず、本発明に係る第1の実施形態
につき図1乃至図5に基づいて説明する。
ンにおいては、スピーカー9は、偏平型ブラウン管4の
偏向ヨーク4b付近のスペースを有効活用するため、偏
向ヨーク4b付近に設けられており、ハウジングのカバ
ー部2の前面方向(図中B方向。紙面に対して手前の方
向)に通話の音が出力されるように、ハウジング前面方
向に配設されており、スピーカー9鳴動時の空気振動が
偏平型ブラウン管4方向に行きにくいようにしてある。
カバー部2の前面には、スピーカー9の音を外部に通す
ためスピーカー穴部8が設けられている。また、カバー
部2の前面には、偏平型ブラウン管4の画像表示部4a
を露呈する表示窓2aが設けられている。
管4の偏向ヨーク4bの間には、振動遮断手段12が設
けられている。振動遮断手段12は、スピーカー9の鳴
動に伴い発生しスピーカー9裏側から放出される空気の
振動が、スピーカー9に近くに配設されている偏平型ブ
ラウン管4の方向に伝わるのを防止して、画像表示部4
aの画像の画像揺れなどの悪影響が起こるのを防止する
ものであり、スピーカー9を囲むように設けられる。
うにハウジングのカバー部2側に一体成形により設けら
れており、カバー部2をベース部3にねじ止めなどによ
り嵌合したときに、ベース部3側に設けられたスピーカ
ー9の周囲を囲む位置に配設されるようになっている。
また、振動遮断手段12は、板状の隔壁として設けられ
ており、ハウジング内に占有するスペースを極力少なく
して、インターホン1自体の小型化に寄与している。
着が施されており、磁気遮断手段としても機能する。該
磁気遮断手段は、スピーカー9のマグネットより発生す
る磁気が前記偏向ヨーク4bに伝わるのを防止して、画
像表示部4aの画像の位置ずれなどの悪影響が起こるの
を防止するものである。
ものと同様である。なお、振動遮断手段12は、例えば
樹脂製のカバー部2と一体成形により樹脂として設けて
もよいし、樹脂カバー部2とは別体に形成してもよい。
また、振動遮断手段12自体を、鉄やアルミやけい素鋼
板などの金属体にて構成して磁気遮断手段としての機能
を持たせてもよい。 (第2の実施形態)次に、本発明に係る第2の実施形態
につき図6及び図7に基づいて説明する。
異なる点は、前記スピーカー9を、前記前面方向に垂直
な下方向(図中矢印A方向)に音を出力するように、ハ
ウジング下面方向に配設されている点で、これにより、
スピーカー9がハウジング内に占有するスペースを効率
化して、前記回路基板10上の回路部品配置に自由度を
持たせることができるようになっている。それに伴い、
カバー部2の前面に前記スピーカー穴部8が設けられて
おらず、前記従来技術と同様のスピーカー穴20がハウ
ジングの下面に設けられている。
カー9の配設状態にあわせて第1の実施形態とは異なっ
ており、スピーカー9の配置がハウジング内にスペース
的に小さく配設されているので、振動遮断手段12によ
り囲まれた部分がハウジング内に占有するスペースも小
さく出来ている。また、スピーカー9が、偏平型ブラウ
ン管4の端部(画像表示部4aとは逆側)に極めて近い
位置に配設されているので、スピーカー9を振動遮断手
段12により略完全に囲むために、振動遮断手段12
を、スピーカー9に極めて近い位置に設けられた偏平型
ブラウン管4の端部を乗り越えて設け、偏平型ブラウン
管4の端部のみがスピーカー9と同じ空間側に配設され
るようにして、インターホン1自体の小型化に寄与する
ようにしてある。なお、上記以外の点は前記第1の実施
形態と同様である。 (第3の実施形態)次に、本発明に係る第3の実施形態
につき図8に基づいて説明する。
異なる点は、前記振動遮断手段12を、スピーカー9に
極めて近い位置に設けられた偏平型ブラウン管4の端部
を乗り越えることなく、スピーカー9と偏平型ブラウン
管4の端部との間にて遮断するように設けた点である。
この場合、スピーカー9が完全に囲まれておらず、よっ
てスピーカー9の鳴動時の空気振動が若干偏平型ブラウ
ン管4側に漏れる可能性はあるが、その振動漏れをきわ
めて少なく抑えられるので画像に対する影響は少ない。
また、スピーカー9のマグネットを、偏平型ブラウン管
4の偏向ヨーク4bから完全に隔離できるので、画像へ
の磁気的影響は防止できる。なお、上記以外の点は前記
第2の実施形態と同様である。
動時に発生する空気振動が偏平型ブラウン管の画像に及
ぼす影響を低減することができ、しかも、振動遮断手段
自体がハウジング内に占有するスペースを極力少なくす
ることができる。
発明の効果に加えて、スピーカー鳴動時の空気振動が、
偏平型ブラウン管の方向に行きにくくすることができ、
スピーカー鳴動時の空気振動が画像に及ぼす影響をより
低減することができる。
発明の効果に加えて、スピーカー9がハウジング内に占
有するスペースを効率化するとともに、振動遮断手段に
より囲まれた部分がハウジング内に占有するスペースも
小さく出来る。
請求項3いずれか記載の発明の効果に加えて、カバー部
をベース部に嵌合したときにベース部側に設けられたス
ピーカーの周囲を囲む位置に配設されるようになってい
るので、カバー部とベース部の嵌合作業が容易に出来
る。
請求項4いずれか記載の発明の効果に加えて、スピーカ
ーから発生する磁気が偏平型ブラウン管の画像に及ぼす
影響を低減することができる。
の発明の効果に加えて、磁気遮断手段の機能を有した振
動遮断手段を容易に形成できる。
の発明の効果に加えて、振動遮断手段の形成材質に関わ
らず、磁気遮断手段の機能を施すことができる。
る。
図である。
る。
図である。
付近を示す要部拡大図である。
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 偏平型ブラウン管と、偏平型ブラウン管
を収納しその画像表示部を前面より露呈するハウジング
と、偏平型ブラウン管の偏向ヨークの付近に設けられた
スピーカーと、を有して成るモニターテレビ付インター
ホンにおいて、 スピーカーと偏向ヨークの間に、スピーカーから発生す
る振動を遮断する振動遮断手段を設けたものであり、こ
の振動遮断手段を板状の隔壁としてハウジング内のコー
ナー部分でスピーカーを囲むように設けたことを特徴と
するモニターテレビ付インターホン。 - 【請求項2】 前記スピーカーを、前記前面方向に音を
出力するように配設したことを特徴とする請求項1記載
のモニターテレビ付インターホン。 - 【請求項3】 前記スピーカーを、前記前面方向に垂直
な下方向に音を出力するように配設したことを特徴とす
る請求項1記載のモニターテレビ付インターホン。 - 【請求項4】 前記ハウジングを、偏平型ブラウン管の
画像表示部を露呈する表示窓を設けたカバー部と、壁に
取り付けられるベース部とより構成し、前記スピーカー
をベース側に配置し、前記振動遮断手段をカバー部に一
体に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3何れ
か記載のモニターテレビ付インターホン。 - 【請求項5】 前記振動遮断手段に、スピーカーから発
生する磁気を遮断する磁気遮断手段を設けて成ることを
特徴とする請求項1乃至請求項4何れか記載のモニター
テレビ付インターホン。 - 【請求項6】 前記振動遮断手段を、金属体で構成した
ことを特徴とする請求項5記載のモニターテレビ付イン
ターホン。 - 【請求項7】 前記磁気遮断手段を、金属蒸着体にて構
成したことを特徴とする請求項5記載のモニターテレビ
付インターホン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33794596A JP3487105B2 (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | モニターテレビ付インターホン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33794596A JP3487105B2 (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | モニターテレビ付インターホン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10178481A JPH10178481A (ja) | 1998-06-30 |
JP3487105B2 true JP3487105B2 (ja) | 2004-01-13 |
Family
ID=18313488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33794596A Expired - Fee Related JP3487105B2 (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | モニターテレビ付インターホン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3487105B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3721141B2 (ja) * | 2002-03-25 | 2005-11-30 | 松下電器産業株式会社 | 携帯端末装置 |
-
1996
- 1996-12-18 JP JP33794596A patent/JP3487105B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10178481A (ja) | 1998-06-30 |
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