JP2602588Y2 - テレビ会議装置 - Google Patents

テレビ会議装置

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JP2602588Y2
JP2602588Y2 JP1993075335U JP7533593U JP2602588Y2 JP 2602588 Y2 JP2602588 Y2 JP 2602588Y2 JP 1993075335 U JP1993075335 U JP 1993075335U JP 7533593 U JP7533593 U JP 7533593U JP 2602588 Y2 JP2602588 Y2 JP 2602588Y2
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sound emitting
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imaging
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Inventor
輝夫 黒川
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フオスター電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はテレビを介して双方に
おいて情報のやりとりを行うことのできるテレビ会議装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、多忙の人のため、あるいは遠隔地
にいる人等において通信機器の発達に伴いテレビを介し
て対話をするパネルディスカッションが盛んに行われる
傾向にある。このような音声と画像を用いた双方向通信
では、その通信機器として、マイクロフォン、スピー
カ、テレビカメラの如き撮像装置等の入出力装置が必要
である。そして、双方向通信で自然な感じを得るには、
これらの機器類をできるだけ1ケ所に集中して配置する
ことが好ましい。すなわち、通常の対話では相手を見つ
めて話しかけ、その相手からも音が発せられるからであ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の装置は、図5に示すように、話者20の前方に
画像表示装置21があり、その左右何れかの横に撮像部
22、その反対側に、画像表示装置21に映っている相
手方からの声を発する放音部23が置かれ、また、話者
20の近くにその声を収音するマイクロフォン24が置
かれた構成となっており、各機器がバラバラで、4系統
の入出力装置の相互間隔が大きいため、セッティングが
煩雑であり、かつ自然な感じの対話とならない、場所を
とる、といった問題点があった。
【0004】本考案は上記のことに鑑み提案されたもの
で、その目的とするところは、従来に比べセッティング
が容易で、かつ自然な感じで対話を行うことのできる省
スペース、小型化を図ったテレビ会議装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、相手方を表示
する画像表示装置、相手方の音声を発する放音部、話者
を撮像する撮像部、話者の音声を集音するマイクロフォ
ンにてなるテレビ会議装置において、放音部11と撮像
部10とを一体化して放音兼撮像部1とし、上記目的を
達成している。また、放音兼撮像部1は、中央部レンズ
8、撮像素子9等からなる撮像部10とその外周に同心
円状に、リング状の振動板12を有しかつそれに対応し
た形状の磁気回路からなる放音部11を設けた構成とし
ている。
【0006】
【作用】本考案は、相手方からの音声を発する放音部1
1と、話者2を撮像する撮像部10とを一体化したた
め、その分、セッティングが容易である。また、各機器
をまとめて配置でき、違和感なく自然な感覚で対話がで
き、さらに、場所をとらず省スペース、小型化を達成し
ている。
【0007】
【実施例】図1は本考案の第1実施例を示す。図中1
は、相手からの声が発音されるとともに、話者2の顔を
撮像する撮像部とが一体となった放音兼撮像部、3はこ
の放音兼撮像部1を所望の方向に容易に向けることがで
きる、つまり好ましくは回転かつ屈曲自在な機構を有す
る支持架である。この機構は周知のものを適用すれば良
い。4は机上に安定して載置できるようにした支持架基
台である。
【0008】また、5は話者2の前方に置かれるテレビ
の如き画像表示装置、6はこの画像表示装置5の例えば
前面上部ほぼ中央の筐体部分に設けられた、話者2の声
を収音するマイクロフォン、7は画像表示装置5に表示
されている相手の顔であり、この画像表示装置5は必要
に応じ全景の中に他の画像を映像したり、もしくは画像
だけ取り出して拡大したり、あるいは複数の画像を分割
して映像可能とすると好ましい。これらの手段について
は周知の画像処理技術を採択すれば良い。なお、コスト
面から、相手方の画像のみを映像するものとしても良
い。
【0009】図2(a),(b)は上記放音兼撮像部1
の正面図および内部機構を示す側断面図である。この装
置は、(a)図に示すように、正面から見ると円形をな
し、中央部分に筒内に設けられたレンズまたはレンズ群
(以下単にレンズ8と云う)、撮像素子9等からなるT
Vカメラの撮像部10が設けられている。
【0010】また、その周囲には放音部11が同心円状
に設けられている。この放音部11はレンズ8の外周上
に設けられたリング状の振動板12と、その背面に設け
られたボイスコイル13と、このボイスコイル13を駆
動する磁気回路14とを備えている。14a,14bは
その円筒状の外側ヨーク、内側ヨークであり、各ヨーク
の底部間にマグネット14cが設けられ、話者2を撮像
部10を介し撮像しつつ相手からの声を放音部11を介
し外部に放音し得るように構成されている。
【0011】本考案のシステムによれば、画像表示装置
5にマイクロフォン6が内蔵され、また、放音部11と
撮像部10とが一体となっているため、セッティングが
容易であり、かつ各機器がまとまっているので、自然感
覚で対話をすることができる。
【0012】図3は本考案の第2実施例を示す。この例
では基台1a付きの放音兼撮像部1を画像表示部5の上
に載置し、上述の第1実施例よりも情報の入出力部の集
中を図った点に特徴を有している。その他の構成は前述
の実施例と同様である。
【0013】図4は本考案の第3実施例を示す。この例
では第2実施例のものにおいて、放音兼撮像部1の筐体
1bにマイクロフォン6をも一体にして設けた点に特徴
を有している。したがって、この例によれば、よりセッ
ティングが楽であり、また、自然な感覚で対話をするこ
とができる。
【0014】しかして本考案では、撮像部10と放音部
11とが同心円状に配設され一体となっているため、省
スペース化を図ることができ、かつ装置全体の小型化を
も図ることができる。なお、上記例ではテレビ会議につ
いて説明したが、テレビ電話、テレビインターカム等に
ついても適用し得ることは勿論である。
【0015】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、少なくと
も放音部11と撮像部10とが一体化されているため、
従来、各機器類がそれぞれ個別になっていたものに比
べ、セッティングが容易で、また、自然な感覚で対話を
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の外観斜視図。
【図2】本考案に用いられる放音兼撮像部で、(a)は
正面図、(b)は内部構造を示す側断面図である。
【図3】本考案の第2実施例の外観斜視図。
【図4】本考案の第3実施例の外観斜視図。
【図5】従来例を示す。
【符号の説明】
1 放音兼撮像部 2 話者 3 支持架 4 支持架基台 5 画像表示装置 6 マイクロフォン 8 レンズ 9 撮像素子 10 撮像部 11 放音部 12 振動板 13 ボイスコイル 14 磁気回路 14a 外側ヨーク 14b 内側ヨーク 14c マグネット

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手方を表示する画像表示装置、相手方
    の音声を発する放音部、話者を撮像する撮像部、話者の
    音声を集音するマイクロフォンにてなるテレビ会議装置
    において、 放音部(11)と撮像部(10)とを一体化して放音兼
    撮像部(1)としたことを特徴とするテレビ会議装置。
  2. 【請求項2】 前記放音兼撮像部(1)は中央部レンズ
    (8)、撮像素子(9)等からなる撮像部(10)と、
    その外周に同心円状に、リング状の振動板(12)を有
    しかつそれに対応した形状の磁気回路からなる放音部
    (11)からなる請求項1記載のテレビ会議装置。
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