JPH0721110A - データ転送制御装置 - Google Patents

データ転送制御装置

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JPH0721110A
JPH0721110A JP16491793A JP16491793A JPH0721110A JP H0721110 A JPH0721110 A JP H0721110A JP 16491793 A JP16491793 A JP 16491793A JP 16491793 A JP16491793 A JP 16491793A JP H0721110 A JPH0721110 A JP H0721110A
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JP16491793A
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秀夫 ▲高▼橋
Hideo Takahashi
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ転送制御装置に関し、制御情報の授受
に要する時間を短縮することを目的とする。 【構成】 上位装置20と共用メモリ6の間のデータ転
送を制御する第1の機能単位23と、下位装置22と共
用メモリ6の間で所定のギャップを備えたレコード単位
で行われるデータ転送を制御する第2の機能単位24
と、第1又は第2の機能単位のアクセスを制御するメモ
リポート25を備えた共用メモリ6とから構成され、第
2の機能単位24がメモリポートとの間で、共用メモリ
6に対するデータ転送のためレコード毎に必要な制御情
報の授受を、ギャップの間に実行するデータ転送制御装
置21であって、メモリポート25に、一つの書込み又
は読出しコマンドに基づき、一つのレコードの転送完了
を検出して、レコードに付加された制御情報を分離する
か、レコードに制御情報を付加する制御手段26を設け
た構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は上位装置と下位装置との
間に介在し、レコード間に設けられたギャップにおい
て、データ転送を行うための制御情報を授受することに
より、共用メモリを介して相互に非同期でデータ転送を
行う機能単位で構成されるデータ転送制御装置に係り、
特に前記制御情報の授受に要する時間を短縮し得るよう
にしたデータ転送制御装置に関する。
【0002】共用メモリを介して相互に非同期でデータ
転送を行う機能単位で構成されるデータ転送制御装置に
は、例えばディスク制御装置がある。このディスク制御
装置は、上位装置とディスク装置との間のデータ転送を
制御するため、上位装置と共用メモリとの間のデータ転
送を制御するチャネルアダプタと称する機能単位と、デ
ィスク装置と共用メモリとの間のデータ転送を制御する
デバイスアダプタと称する機能単位とがあり、このチャ
ネルアダプタとデバイスアダプタとは相互に非同期で共
用メモリとの間のデータ転送を行っている。
【0003】このため、データ転送を行う上で必要な制
御情報を共用メモリを介して授受しているが、特に、デ
バイスアダプタとディスク装置との間のデータ転送にお
いては、この制御情報の授受が、レコード間に設けられ
たギャップにおいて実行されている。
【0004】即ち、ディスク装置のトラックのフォーマ
ットは、複数のレコードによってデータが記録されるよ
うになっており、このレコード間にギャップが設けられ
ている。そして、このギャップをヘッドが通過中に、次
のレコードをアクセスする準備が整えられるようになっ
ている。
【0005】従って、ヘッドがギャップを通過し終わる
前に、前記の制御情報の授受が完了している必要がある
ため、この制御情報の授受に要する時間は短いことが必
要である。
【0006】
【従来の技術】図5はディスク制御装置の一例を示すブ
ロック図で、図6は各機能単位の詳細ブロック図であ
る。
【0007】ディスク制御装置2は、複数の機能単位で
構成されており、チャネルアダプタ4は、図6(A) に示
す如き構成で、プロセッサ12は制御記憶13に格納さ
れたプログラムを読出して動作し、インタフェース回路
10を経て、チャネル1からのスタートI/O命令の受
領と、チャネル1との間のデータ転送を行うと共に、共
通バス制御回路11を制御して、共通バス8を経て他の
機能単位との間のデータ転送を行う。
【0008】デバイスアダプタ5は、図6(A) に示す如
き構成で、プロセッサ12は制御記憶13に格納された
プログラムを読出して動作し、インタフェース回路10
を経て、ディスク装置3に命令を送出し、ディスク装置
3との間のデータ転送を行うと共に、共通バス制御回路
11を制御して、共通バス8を経て他の機能単位との間
のデータ転送を行う。
【0009】メモリポート7は、図6(B) に示す如き構
成で、プロセッサ19は共通バス制御回路18を経て入
力するチャネルアダプタ4又はデバイスアダプタ5から
の制御情報によって、共用メモリアクセス用ポインタ1
5には、データを共用メモリ6に書込む先頭アドレス又
は読出す先頭アドレスを記憶させ、転送ワード数カウン
タ16には、転送すべきワード数を設定させ、ステータ
ス格納レジスタ17には、データ転送に伴うエラー発生
等のステータスを格納させる。
【0010】そして、バッファメモリ14を経て共用メ
モリ6に書込みデータを送出し、共用メモリ6から読出
されたデータを共通バス制御回路18を経てチャネルア
ダプタ4又はデバイスアダプタ5に転送する。
【0011】例えば、チャネル1からディスク装置3に
対するデータの書込みを指示されたチャネルアダプタ4
は、チャネル1から受領したデータを共通バス8を経て
メモリポート7に送出し、共用メモリ6に書込む。
【0012】そして、チャネルアダプタ4は、或るレコ
ードNの転送が終了すると、共用メモリ6にレコードN
を書込んだことを示す制御情報を、共用メモリ6に設け
られた制御情報テーブルに書込む。
【0013】デバイスアダプタ5は、この制御情報テー
ブルから読出した制御情報により、レコードNが書込ま
れたことを知り、共用メモリ6からレコードNを読出す
とディスク装置3に転送して書込ませる。
【0014】この動作をチャネルアダプタ4とデバイス
アダプタ5は、チャネル1から転送されるレコード数に
対応して複数回繰り返す。上記の如く、チャネルアダプ
タ4とデバイスアダプタ5は相互に非同期で動作するた
め、お互いのオペレーションに必要な制御情報、即ち、
チャネルアダプタ4とデバイスアダプタ5が互いに共用
メモリ6に対してアクセスするためのポインタや、処理
すべきレコード数等を共用メモリ6の制御情報テーブル
に書込み、相手側に読取らせるようにしている。
【0015】従って、チャネルアダプタ4とデバイスア
ダプタ5は、図6(B) に示す共用メモリアクセス用ポイ
ンタ15に、共用メモリ6をアクセスする際の先頭アド
レスを設定し、転送ワード数カウンタ16に、転送ワー
ド数を設定し、共用メモリ6をアクセスした後は、ステ
ータス格納レジスタ17に格納されたメモリアクセスが
成功したか否かを示すメモリステータス(エラーが発生
したか否かを示すステータス)を読取らねばならない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図7はトラックのフォ
ーマットを説明する図である。ディスク装置3の各トラ
ックは、図示する如く、インデックスの間に複数のレ
コードと、この複数のレコードの各レコード間にGAP
で示すギャップが設けられている。
【0017】レコードを転送中には制御情報の転送が出
来ないため、共用メモリ6とデバイスアダプタ5の間に
おける前記制御情報の授受は、このギャップをヘッドが
通過中に実施しなければならない。
【0018】図8及び図9はデバイスアダプタの動作を
説明するフローチャートである。図8はディスク装置3
にデータを書込む動作を示し、図9はディスク装置3か
らデータを読出す動作を示す。
【0019】図8において、デバイスアダプタ5はステ
ップ(1) で共用メモリ6から読出されるレコードNをデ
ィスク装置3に書込む。レコードNのディスク装置3に
対する書込みが完了すると、デバイスアダプタ5はステ
ップ(2) でメモリポート7のステータス格納レジスタ1
7からステータスを読取る。これは、共用メモリ6から
のレコードNの読出しに関してエラーの発生があったか
否かのステータスである。
【0020】続いて、デバイスアダプタ5は、ステップ
(3) で制御情報テーブルの制御情報を読取るための設定
を行う。即ち、共用メモリアクセス用ポインタ15に制
御情報テーブルの先頭アドレスを設定し、転送ワード数
カウンタ16に転送ワード数を設定する。
【0021】デバイスアダプタ5は、ステップ(4) でメ
モリポート7のプロセッサ19に読出しコマンドを発行
し、ステップ(5) で共用メモリ6の制御情報テーブルか
ら読出されるチャネルアダプタ4が書込んだ制御情報を
受領する。即ち、プロセッサ19が共用メモリアクセス
用ポインタ15に設定された先頭アドレスによって、制
御情報テーブルを指示し、転送ワード数カウンタ16が
計数するワード数の制御情報をバッファメモリ14と共
通バス制御回路18を経て転送して来るので、この制御
情報を受領する。
【0022】デバイスアダプタ5は、ステップ(6) でメ
モリポート7のステータス格納レジスタ17からステー
タスを読取る。これは、制御情報テーブルの読出しに関
してエラーの発生があったか否かのステータスである。
【0023】続いて、デバイスアダプタ5は、ステップ
(7) でレコードN+1の読出しのための設定を行う。即
ち、ステップ(5) で受領した制御情報(前記の如くチャ
ネルアダプタ4がレコードN+1を転送した際に書込ん
だもの)に基づき、共用メモリアクセス用ポインタ15
にレコードN+1を読出すための先頭アドレスを設定
し、転送ワード数カウンタ16に転送すべき転送ワード
数を設定する。
【0024】そして、デバイスアダプタ5は、ステップ
(8) でメモリポート7のプロセッサ19に読出しコマン
ドを発行するが、直ちにデータ転送を開始しないように
待ち状態とする。
【0025】そして、ディスク装置3のヘッドが図7に
示すギャップを通過し、次のレコードN+1の書込み開
始位置に到達すると、ステップ(9) でメモリポート7の
プロセッサ19の待ち状態を解除し、データ転送を開始
させる。
【0026】従って、デバイスアダプタ5は、ステップ
(10)で共用メモリ6から読出されるレコードN+1をデ
ィスク装置3に書込む。上記動作をチャネル1が転送す
るレコード数に対応して繰り返す。
【0027】図9において、デバイスアダプタ5はステ
ップ(1) でディスク装置3から読出されるレコードNを
共用メモリ6に書込む。レコードNの共用メモリ6に対
する書込みが完了すると、デバイスアダプタ5はステッ
プ(2) でメモリポート7のステータス格納レジスタ17
からステータスを読取る。これは、レコードNの共用メ
モリ6に対する書込みに関してエラーの発生があったか
否かのステータスである。
【0028】続いて、デバイスアダプタ5は、ステップ
(3) で制御情報テーブルに制御情報を書込むための設定
を行う。即ち、共用メモリアクセス用ポインタ15に制
御情報テーブルの先頭アドレスを設定し、転送ワード数
カウンタ16に転送ワード数を設定する。
【0029】デバイスアダプタ5は、ステップ(4) でメ
モリポート7のプロセッサ19に書込みコマンドを発行
し、ステップ(5) で共用メモリ6の制御情報テーブルに
書込む制御情報を送出する。従って、プロセッサ19は
共用メモリアクセス用ポインタ15に設定された先頭ア
ドレスによって、制御情報テーブル上のアドレスを指示
し、転送ワード数カウンタ16が計数するワード数の制
御情報を共通バス制御回路18とバッファメモリ14を
経て共用メモリ6に転送して書込む。
【0030】デバイスアダプタ5は、ステップ(6) でメ
モリポート7のステータス格納レジスタ17からステー
タスを読取る。これは、制御情報テーブルへの書込みに
関してエラーの発生があったか否かのステータスであ
る。
【0031】続いて、デバイスアダプタ5は、ステップ
(7) でレコードN+1の書込みのための設定を行う。即
ち、共用メモリアクセス用ポインタ15にレコードN+
1を書込むための先頭アドレスを設定し、転送ワード数
カウンタ16に転送ワード数を設定する。
【0032】そして、デバイスアダプタ5は、ステップ
(8) でメモリポート7のプロセッサ19に書込みコマン
ドを発行するが、直ちにデータ転送を開始しないように
待ち状態とする。
【0033】そして、ディスク装置3のヘッドが図7に
示すギャップを通過し、次のレコードN+1の書込み開
始位置に到達すると、ステップ(9) でメモリポート7の
プロセッサ19の待ち状態を解除し、データ転送を開始
させる。
【0034】従って、デバイスアダプタ5は、ステップ
(10)でディスク装置3から読出されるレコードN+1を
メモリポート7に転送し、メモリポート7のプロセッサ
19は、このレコードN+1を共用メモリ6に書込む。
【0035】上記動作をチャネル1へ転送するレコード
数に対応して繰り返す。デバイスアダプタ5は、図8及
び図9のステップ(2) 〜ステップ(8) の処理を前記の如
く、ヘッドがギャップを通過中に実施しなければならな
いが、処理すべきステップ数が多く、時間的に余裕が少
ない。
【0036】若し、ヘッドがレコードN+1の書込み又
は読出し位置に到達しても、上記ステップの一部が実行
されない場合、例えば、ステップ(8) が実行されない場
合には、レコードN+1の書込み又は読出しは実行出来
ず、ディスクの回転待ちをする必要があり、ディスク制
御装置2の処理効率が低下するという問題がある。
【0037】本発明はこのような問題点に鑑み、従来書
込みコマンド又は読出しコマンドが2回発行されている
のを1回にして、ギャップ中に処理するステップ数を少
なくし、処理時間に余裕を持たせることを目的としてい
る。
【0038】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を説
明するブロック図である。データ転送制御装置21は、
共通バス8を経て上位装置20と共用メモリ6との間の
データ転送を制御する第1の機能単位23と、下位装置
22と前記共用メモリ6との間で共通バス8を経て所定
のギャップを備えたレコード単位で行われるデータ転送
を制御する第2の機能単位24と、前記第1又は第2の
機能単位23,24の前記共用メモリ6に対するアクセ
スを制御するメモリポート25を備えた共用メモリ6と
から構成され、前記第2の機能単位24が前記メモリポ
ート25との間で、前記共用メモリ6に対するデータ転
送のためレコード毎に必要な制御情報の授受を、前記ギ
ャップの間に実行する。
【0039】そして、前記メモリポート25に、一つの
書込み又は読出しコマンドに基づき、一つのレコードの
転送完了を検出して、この一つのレコードに付加された
前記制御情報を分離するか、又は、前記一つのレコード
に制御情報を付加する制御手段26を設けており、前記
第2の機能単位24が前記共用メモリ6に対してレコー
ドの書込みを行う際は、一つのレコードに付加された前
記制御情報を分離して受領し、前記第2の機能単位24
が前記共用メモリ6からレコードの読出しを行う際は、
一つのレコードに前記制御情報を付加して前記第2の機
能単位24に送出する。
【0040】
【作用】上記の如く構成することにより、一つのレコー
ドを転送するために、書込み又は読出しコマンドの発行
を一回行うのみで良いため、ギャップ中に処理するステ
ップ数を減少させることが可能となる。
【0041】従って、処理時間に余裕が生ずるため、次
のレコードの書込み又は読出しに回転待ちを発生させる
ことが無く、データ転送制御装置21の処理効率低下を
防止することが出来る。
【0042】
【実施例】図2は本発明の一実施例を示す回路のブロッ
ク図である。図2は図5に示すメモリポート7の代わり
に、図6(B) に示すメモリポート7に制御情報テーブル
用メモリ27と、制御情報テーブル用ポインタ28と、
制御情報テーブルへの転送ワード数カウンタ29とを追
加したメモリポート25を使用するものである。
【0043】デバイスアダプタ5は、図5に示すディス
ク装置3にレコードを書込む場合、図5に示すチャネル
アダプタ4が図示省略した管理機能単位を経て通知する
アドレスに基づき、制御情報テーブル用メモリ27にチ
ャネルアダプタ4が書込んだ制御情報を共通バス制御回
路18を経て読出す。
【0044】デバイスアダプタ5は、この読出した制御
情報に基づき、前記の如く、共用メモリアクセス用ポイ
ンタ15にレコードNを読出すための先頭アドレスを設
定し、転送ワード数カウンタ16に転送ワード数を設定
する。
【0045】又更に、デバイスアダプタ5は、前記読出
した制御情報に基づき、制御情報テーブル用ポインタ2
8には、レコードN+1に関する制御情報を読出すため
の制御情報テーブル用メモリ27の先頭アドレスを設定
し、制御情報テーブルへの転送ワード数カウンタ29に
は、転送すべき制御情報のワード数を設定する。
【0046】ここで、デバイスアダプタ5は読出しコマ
ンドをプロセッサ19に送出し、プロセッサ19は共用
メモリ6の共用メモリアクセス用ポインタ15が指定す
るアドレスにより、レコードNを読出してバッファメモ
リ14と共通バス制御回路18を経てデバイスアダプタ
5に転送する。
【0047】転送ワード数カウンタ16は、1ワード転
送される度に計数値を減算し、設定されたワード数が0
となると、プロセッサ19に通知するため、プロセッサ
19はレコードNのデータ転送完了を認識し、制御情報
テーブル用メモリ27から、レコードN+1を読出すた
めの制御情報を、制御情報テーブル用ポインタ28が指
示するアドレスにより読出すと、共通バス制御回路18
を経て、レコードNの後に付加して送出する。
【0048】制御情報テーブルへの転送ワード数カウン
タ29は制御情報が1ワード転送される度に、設定され
た計数値を減算し0となると、プロセッサ19に通知す
るため、プロセッサ19は制御情報の転送完了を認識す
る。
【0049】デバイスアダプタ5は内部カウンタが計数
するワード数によって、レコードNのみディスク装置3
に転送し、続いて受信される制御情報を保持すると共
に、ステータス格納レジスタ17からステータスを読取
る。
【0050】このステータスは、レコードNの読出しが
正常であったか否かと、レコードN+1用の制御情報読
出しが正常であったか否かの情報である。デバイスアダ
プタ5は、ステータスが正常であると、レコードN+1
を読出すための設定を行う。即ち、先に読出したレコー
ドN+1に関する制御情報に基づき、共用メモリアクセ
ス用ポインタ15にレコードN+1を読出すための先頭
アドレスを設定し、転送ワード数カウンタ16に転送ワ
ード数を設定し、制御情報テーブル用ポインタ28に
は、レコードN+2に関する制御情報を読出すための制
御情報テーブル用メモリ27の先頭アドレスを設定し、
制御情報テーブルへの転送ワード数カウンタ29には、
転送すべき制御情報のワード数を設定する。
【0051】ここで、デバイスアダプタ5は、プロセッ
サ19に読出しコマンドを発行し、ディスク装置3のヘ
ッドがギャップを通過して、レコードN+1を記録する
位置に到達するまで、データ転送は待ち状態とする。
【0052】そして、ヘッドがギャップを通過し、レコ
ードN+1の記録か可能となると、待ち状態を解除し
て、データの転送を行わせ、ディスク装置3に書込ませ
る。この繰り返しを行って、チャネルアダプタ4が共用
メモリ6に書込んだレコードを総てディスク装置3に書
込むと動作を終了する。
【0053】図3及び図4は図2の動作を説明するフロ
ーチャートである。図3はディスク装置3にデータを書
込む動作を示し、図4はディスク装置3からデータを読
出す動作を示す。
【0054】図3において、デバイスアダプタ5はステ
ップ(1) で共用メモリ6から読出されるレコードNをデ
ィスク装置3に書込む。共用メモリ6からのレコードN
の読出しが完了すると、転送ワード数カウンタ16の計
数値が0となるため、ステップ(2) でメモリポート25
のプロセッサ19は、制御情報テーブル用メモリ27か
ら、レコードN+1を読出すための制御情報を読出し、
レコードNに付加して送出する。
【0055】従って、デバイスアダプタ5は、レコード
N+1を読出すための制御情報を受領することが出来
る。ここで、デバイスアダプタ5は、ステップ(3) でス
テータス格納レジスタ17からステータスを読取る。こ
れは、共用メモリ6からのレコードNの読出しに関して
エラーの発生があったか否かのステータスと、制御情報
テーブル用メモリ27からレコードN+1に関する制御
情報の読出しにエラーがあったか否かのステータスであ
る。
【0056】続いて、デバイスアダプタ5は、ステップ
(4) で共用メモリ6からレコードN+1を読出すための
設定と、レコードN+2に関する制御情報を読出すため
の設定を行う。即ち、共用メモリアクセス用ポインタ1
5に共用メモリ6のレコードN+1が記憶されている領
域の先頭アドレスを設定し、転送ワード数カウンタ16
に転送ワード数を設定し、制御情報テーブル用ポインタ
28には、レコードN+2に関する制御情報を読出すた
めの制御情報テーブル用メモリ27の先頭アドレスを設
定し、制御情報テーブルへの転送ワード数カウンタ29
には、転送すべき制御情報のワード数を設定する。
【0057】デバイスアダプタ5は、ステップ(5) でプ
ロセッサ19に読出しコマンドを発行するが、直ちにデ
ータ転送を開始しないように待ち状態とする。そして、
ディスク装置3のヘッドが図7に示すギャップを通過
し、次のレコードN+1の書込み開始位置に到達する
と、ステップ(6) でプロセッサ19の待ち状態を解除
し、データ転送を開始させる。
【0058】従って、デバイスアダプタ5は、ステップ
(7) で共用メモリ6から読出されるレコードN+1をデ
ィスク装置3に書込む。上記動作をチャネル1が転送す
るレコード数に対応して繰り返す。
【0059】図4において、デバイスアダプタ5はステ
ップ(1) でディスク装置3から読出されるレコードNを
共用メモリ6に書込む。レコードNの共用メモリ6に対
する書込みが完了すると、転送ワード数カウンタ16の
計数値が0となるため、ステップ(2) でメモリポート2
5のプロセッサ19は、レコードN+1を書込むための
制御情報をレコードNから分離し、制御情報テーブル用
メモリ27に、レコードN+1を書込むための制御情報
を書込ませる。
【0060】即ち、共用メモリアクセス用ポインタ15
をディセーブルとして、アドレスの送出を停止させ、制
御情報が共用メモリ6に書込まれることを阻止し、制御
情報テーブル用メモリ27をイネーブルとする。
【0061】従って、デバイスアダプタ5は、制御情報
テーブル用ポインタ28が指示するアドレスにより、レ
コードN+1を書込むための制御情報を制御情報テーブ
ル用メモリ27に書込むことが出来る。
【0062】デバイスアダプタ5は、ステップ(3) でス
テータス格納レジスタ17からステータスを読取る。こ
れは、共用メモリ6へのレコードNの書込みに関してエ
ラーの発生があったか否かのステータスと、制御情報テ
ーブル用メモリ27へのレコードN+1に関する制御情
報の書込みにエラーがあったか否かのステータスであ
る。
【0063】続いて、デバイスアダプタ5は、ステップ
(4) で共用メモリ6にレコードN+1を書込むための設
定と、レコードN+2に関する制御情報を書込むための
設定を行う。即ち、共用メモリアクセス用ポインタ15
に共用メモリ6のレコードN+1を書込む領域の先頭ア
ドレスを設定し、転送ワード数カウンタ16に転送ワー
ド数を設定し、制御情報テーブル用ポインタ28には、
レコードN+2に関する制御情報を書込むための制御情
報テーブル用メモリ27の先頭アドレスを設定し、制御
情報テーブルへの転送ワード数カウンタ29には、転送
すべき制御情報のワード数を設定する。
【0064】デバイスアダプタ5は、ステップ(5) でプ
ロセッサ19に書込みコマンドを発行するが、直ちにデ
ータ転送を開始しないように待ち状態とする。そして、
ディスク装置3のヘッドが図7に示すギャップを通過
し、次のレコードN+1の読出し開始位置に到達する
と、ステップ(6) でプロセッサ19の待ち状態を解除
し、データ転送を開始させる。
【0065】従って、デバイスアダプタ5は、ステップ
(7) でディスク装置3から読出されるレコードN+1を
共用メモリ6に書込む。上記動作をチャネル1に転送す
るレコード数に対応して繰り返す。
【0066】図3及び図4のステップ(2) 〜(5) の処理
をギャップをヘッドが通過中に実施する必要があるが、
従来に比しステップ数が少なくて良いため、処理時間が
短縮される。
【0067】尚、本実施例では、制御情報テーブル用メ
モリ27をメモリポート25に設けたが、従来と同様に
共用メモリ6内に設けても良いことは勿論である。
【0068】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明はヘッドがギ
ャップを通過中に処理すべきメモリポートとデバイスア
ダプタとの間の制御情報の転送時間を少なくすることが
可能となるため、ディスクの回転待ちが発生することが
無く、データ転送制御装置の処理効率低下を防止するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を説明するブロック図
【図2】 本発明の一実施例を示す回路のブロック図
【図3】 図2の動作を説明するフローチャート(その
1)
【図4】 図2の動作を説明するフローチャート(その
2)
【図5】 ディスク制御装置の一例を示すブロック図
【図6】 各機能単位の詳細ブロック図
【図7】 トラックのフォーマットを説明する図
【図8】 デバイスアダプタの動作を説明するフローチ
ャート(その1)
【図9】 デバイスアダプタの動作を説明するフローチ
ャート(その2)
【符号の説明】
1 チャネル 2 ディスク制御装置 3 ディスク装置 4 チャネルアダプタ 5 デバイスアダプタ 6 共用メモリ 7、25 メモリポート 8 共通バス 10 インタフェース回路 11、18 共通バス制御回路 12、19 プロセッサ 13 制御記憶 14 バッファメモリ 15 共用メモリアクセス用ポインタ 16 転送ワード数カウンタ 17 ステータス格納レジスタ 20 上位装置 21 データ転送制御装置 22 下位装置 23 第1の機能単位 24 第2の機能単位 26 制御手段 27 制御情報テーブル用メモリ 28 制御情報テーブル用ポインタ 29 制御情報テーブルへの転送ワード数カウンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置(20)と共用メモリ(6) との間の
    データ転送を制御する第1の機能単位(23)と、下位装置
    (22)と前記共用メモリ(6) との間で所定のギャップを備
    えたレコード単位で行われるデータ転送を制御する第2
    の機能単位(24)と、前記第1又は第2の機能単位(23)(2
    4)の前記共用メモリ(6) に対するアクセスを制御するメ
    モリポート(25)を備えた共用メモリ(6) とから構成さ
    れ、前記第2の機能単位(24)が該メモリポート(25)との
    間で、前記共用メモリ(6) に対するデータ転送のためレ
    コード毎に必要な制御情報の授受を、前記ギャップの間
    に実行するデータ転送制御装置(21)であって、 前記メモリポート(25)に、一つの書込み又は読出しコマ
    ンドに基づき、一つのレコードの転送完了を検出して、
    該一つのレコードに付加された前記制御情報を分離する
    か、又は、前記一つのレコードに前記制御情報を付加す
    る制御手段(26)を設け、 前記第2の機能単位(24)が前記共用メモリ(6) に対して
    レコードの書込みを行う際は、一つのレコードに付加さ
    れた前記制御情報を分離して受領し、該第2の機能単位
    (24)が該共用メモリ(6) からレコードの読出しを行う際
    は、一つのレコードに該制御情報を付加して該第2の機
    能単位(24)に送出することを特徴とするデータ転送制御
    装置。
JP16491793A 1993-07-05 1993-07-05 データ転送制御装置 Withdrawn JPH0721110A (ja)

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