JPH07210743A - 自動販売機の運転制御装置 - Google Patents
自動販売機の運転制御装置Info
- Publication number
- JPH07210743A JPH07210743A JP231594A JP231594A JPH07210743A JP H07210743 A JPH07210743 A JP H07210743A JP 231594 A JP231594 A JP 231594A JP 231594 A JP231594 A JP 231594A JP H07210743 A JPH07210743 A JP H07210743A
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- JP
- Japan
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- temperature
- refrigerator
- heater
- product
- vending machine
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】特定の時間帯に自動販売機の冷凍機またはヒー
タを強制停止させて消費電力を低減し、商品の温度を監
視して限界値を越えたら販売停止する。 【構成】商品を冷却する冷凍機1、商品を加熱するヒー
タ2、運転スケジュールを決めるタイマ4、商品の温度
を検知する温度センサ5の信号を入力して、冷凍機1ま
たはヒータ2を運転,制御するコントローラ3、コント
ローラ3より出力した信号により、自動販売機の動作状
態を表示する表示器6から構成する。
タを強制停止させて消費電力を低減し、商品の温度を監
視して限界値を越えたら販売停止する。 【構成】商品を冷却する冷凍機1、商品を加熱するヒー
タ2、運転スケジュールを決めるタイマ4、商品の温度
を検知する温度センサ5の信号を入力して、冷凍機1ま
たはヒータ2を運転,制御するコントローラ3、コント
ローラ3より出力した信号により、自動販売機の動作状
態を表示する表示器6から構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、飲料などの缶系商品
の販売用として市場に広く展開している自動販売機の運
転制御装置に関する。
の販売用として市場に広く展開している自動販売機の運
転制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように缶系商品の自動販売機は一
般に機内に冷凍機あるいはヒータを搭載して、コールド
またはホット商品を収納する庫内の温度が所望の基準設
定温度になるように、温度検知手段(例えばサーミス
タ)で検知した実際の庫内温度測定値と、前記基準設定
温度との偏差を基に冷凍機あるいはヒータをサーモスタ
ットサイクル制御するようにしている。
般に機内に冷凍機あるいはヒータを搭載して、コールド
またはホット商品を収納する庫内の温度が所望の基準設
定温度になるように、温度検知手段(例えばサーミス
タ)で検知した実際の庫内温度測定値と、前記基準設定
温度との偏差を基に冷凍機あるいはヒータをサーモスタ
ットサイクル制御するようにしている。
【0003】ところで、昨今では電力需要の増大に伴っ
て1日のうち特定の時間帯、季節によって電力需要が集
中する傾向にあり、特に夏期における昼間の時間帯には
電力需要がピークに達することから、自動販売機におい
ても、前記特定の時間帯に、比較的消費電力の大きい冷
凍機あるいはヒータをタイマ制御により強制停止するよ
うにして、電力需要の集中をできるだけ抑制する対応策
を取っている。
て1日のうち特定の時間帯、季節によって電力需要が集
中する傾向にあり、特に夏期における昼間の時間帯には
電力需要がピークに達することから、自動販売機におい
ても、前記特定の時間帯に、比較的消費電力の大きい冷
凍機あるいはヒータをタイマ制御により強制停止するよ
うにして、電力需要の集中をできるだけ抑制する対応策
を取っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】1日のうち電力需要の
集中する昼間の特定時間帯に冷凍機あるいはヒータをタ
イマ制御により強制停止させると、商品の販売や商品ま
たは庫内からの放熱によって、商品の温度がコールド商
品の場合は温度が上昇し、予め定めた上限温度以上に、
またはホット商品の場合は温度が下降し、予め定めた下
限温度以下に達すると販売するのに不適切な商品となる
のを防止するために冷凍機あるいはヒータをオンさせて
いるので、前記特定時間帯の電力消費を小さくできない
という問題があった。
集中する昼間の特定時間帯に冷凍機あるいはヒータをタ
イマ制御により強制停止させると、商品の販売や商品ま
たは庫内からの放熱によって、商品の温度がコールド商
品の場合は温度が上昇し、予め定めた上限温度以上に、
またはホット商品の場合は温度が下降し、予め定めた下
限温度以下に達すると販売するのに不適切な商品となる
のを防止するために冷凍機あるいはヒータをオンさせて
いるので、前記特定時間帯の電力消費を小さくできない
という問題があった。
【0005】この発明の課題は、前記特定時間帯の電力
消費を小さくし、前記不適切な商品の販売を防止する自
動販売機の運転制御装置を提供することにある。
消費を小さくし、前記不適切な商品の販売を防止する自
動販売機の運転制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、機内に冷凍機あるいはヒータを搭載し、庫内に収納
した缶系商品を冷却あるいは加熱してコールド、ホット
商品として販売する自動販売機であって、1日のうち電
力需要の集中する昼間の特定時間帯に冷凍機あるいはヒ
ータをタイマ制御により強制停止する自動販売機におい
て、この第1の発明では、販売する商品の温度を検知す
る温度検知手段と、冷凍機あるいはヒータが強制停止し
ている特定時間帯に、販売する商品の前記温度検知手段
により検知した温度が、コールド商品については予め定
めた上限温度以上、ホット商品については予め定めた下
限温度以下になったときに商品の販売を停止する制御手
段と、この制御手段により商品の販売を停止したことを
表示する表示手段とを備える。
に、機内に冷凍機あるいはヒータを搭載し、庫内に収納
した缶系商品を冷却あるいは加熱してコールド、ホット
商品として販売する自動販売機であって、1日のうち電
力需要の集中する昼間の特定時間帯に冷凍機あるいはヒ
ータをタイマ制御により強制停止する自動販売機におい
て、この第1の発明では、販売する商品の温度を検知す
る温度検知手段と、冷凍機あるいはヒータが強制停止し
ている特定時間帯に、販売する商品の前記温度検知手段
により検知した温度が、コールド商品については予め定
めた上限温度以上、ホット商品については予め定めた下
限温度以下になったときに商品の販売を停止する制御手
段と、この制御手段により商品の販売を停止したことを
表示する表示手段とを備える。
【0007】また、第2の発明では、冷凍機あるいはヒ
ータを強制停止に移行する前の一定の時間帯に強制連続
運転させる連続運転手段と、販売する商品の温度を検知
する温度検知手段と、冷凍機あるいはヒータが強制停止
している特定時間帯に、販売する商品の前記温度検知手
段により検知した温度が、コールド商品については予め
定めた上限温度以上、ホット商品については予め定めた
下限温度以下になったときに商品の販売を停止する制御
手段と、この制御手段により商品の販売を停止したこと
を表示する表示手段とを備える。
ータを強制停止に移行する前の一定の時間帯に強制連続
運転させる連続運転手段と、販売する商品の温度を検知
する温度検知手段と、冷凍機あるいはヒータが強制停止
している特定時間帯に、販売する商品の前記温度検知手
段により検知した温度が、コールド商品については予め
定めた上限温度以上、ホット商品については予め定めた
下限温度以下になったときに商品の販売を停止する制御
手段と、この制御手段により商品の販売を停止したこと
を表示する表示手段とを備える。
【0008】さらに、第3の発明では、冷凍機あるいは
ヒータを強制停止に移行する前の一定の時間帯に、コー
ルド商品については通常運転時の基準設定温度より低温
側に、ホット商品については基準設定温度より高温側に
シフトして冷凍機あるいはヒータをサーモスタットサイ
クル制御するシフト運転手段と、販売する商品の温度を
検知する温度検知手段と、冷凍機あるいはヒータが強制
停止している特定時間帯に、販売する商品の前記温度検
知手段により検知した温度が、コールド商品については
予め定めた上限温度以上、ホット商品については予め定
めた下限温度以下になったときに商品の販売を停止する
制御手段と、この制御手段により商品の販売を停止した
ことを表示する表示手段とを備える。
ヒータを強制停止に移行する前の一定の時間帯に、コー
ルド商品については通常運転時の基準設定温度より低温
側に、ホット商品については基準設定温度より高温側に
シフトして冷凍機あるいはヒータをサーモスタットサイ
クル制御するシフト運転手段と、販売する商品の温度を
検知する温度検知手段と、冷凍機あるいはヒータが強制
停止している特定時間帯に、販売する商品の前記温度検
知手段により検知した温度が、コールド商品については
予め定めた上限温度以上、ホット商品については予め定
めた下限温度以下になったときに商品の販売を停止する
制御手段と、この制御手段により商品の販売を停止した
ことを表示する表示手段とを備える。
【0009】
【作用】この発明によれば、1日のうち電力需要の集中
する昼間の特定時間帯に冷凍機あるいはヒータをタイマ
制御により強制停止するので、前記特定時間帯における
自動販売機の電力消費を小さくし、また、顧客に不満を
与える商品の販売を防止することができる。
する昼間の特定時間帯に冷凍機あるいはヒータをタイマ
制御により強制停止するので、前記特定時間帯における
自動販売機の電力消費を小さくし、また、顧客に不満を
与える商品の販売を防止することができる。
【0010】
【実施例】図1は、この発明の実施例を示すコールドま
たはホット商品を販売する自動販売機の運転制御装置の
回路構成図であって、1は商品を冷却する冷凍機、2は
商品を加熱するヒータ、3は運転スケジュールを決める
タイマ4、商品の温度検知手段としての温度センサ5の
信号を入力して冷凍機1、ヒータ2などを運転,制御す
るコントローラ、6はコントローラ3より出力した信号
により自動販売機の動作状態を表示する表示手段として
の表示器である。
たはホット商品を販売する自動販売機の運転制御装置の
回路構成図であって、1は商品を冷却する冷凍機、2は
商品を加熱するヒータ、3は運転スケジュールを決める
タイマ4、商品の温度検知手段としての温度センサ5の
信号を入力して冷凍機1、ヒータ2などを運転,制御す
るコントローラ、6はコントローラ3より出力した信号
により自動販売機の動作状態を表示する表示手段として
の表示器である。
【0011】図1の動作を、図2〜図7に示す動作波形
図,フローチャートを参照しつつ説明する。図2は、こ
の発明の第1の実施例を示す動作説明図であり、図3は
このフローチャートである。すなわち図2において、タ
イマ4が指示する0時から13時迄と、15時から24
時迄の間は冷凍機1またはヒータ2を、温度センサ5で
検知した実際の商品温度測定値と、予め設定された基準
設定温度との偏差を基にコントローラ3によりサーモス
タットサイクル制御をしている。また、タイマ4が指示
する13時から15時までは、コントローラ3により冷
凍機1またはヒータ2は強制停止され、この強制停止時
間帯の自動販売機の運転制御を図3に示すフローチャー
トで説明する。
図,フローチャートを参照しつつ説明する。図2は、こ
の発明の第1の実施例を示す動作説明図であり、図3は
このフローチャートである。すなわち図2において、タ
イマ4が指示する0時から13時迄と、15時から24
時迄の間は冷凍機1またはヒータ2を、温度センサ5で
検知した実際の商品温度測定値と、予め設定された基準
設定温度との偏差を基にコントローラ3によりサーモス
タットサイクル制御をしている。また、タイマ4が指示
する13時から15時までは、コントローラ3により冷
凍機1またはヒータ2は強制停止され、この強制停止時
間帯の自動販売機の運転制御を図3に示すフローチャー
トで説明する。
【0012】図3において、タイマ4が強制停止時間帯
を過ぎるとコントローラ3はサーモスタットサイクル制
御を開始し(ステップS1)、商品が冷却または加熱さ
れ、温度センサ5で検知した商品の温度が限界値を越え
ていないかどうかチェックし(ステップS2)、限界値
以内であれば(分岐N)、商品の販売を可とし(ステッ
プS3)、表示器6は、例えば「販売中」を表示する。
ステップS2で商品の温度が限界値を越えておれば(分
岐Y)、ステップS4に移りタイマ4が強制時間帯にな
っていないかをチェックし、強制時間帯でなければ(分
岐N)、ステップS2に戻り、サーモスタットサイクル
制御を続ける。
を過ぎるとコントローラ3はサーモスタットサイクル制
御を開始し(ステップS1)、商品が冷却または加熱さ
れ、温度センサ5で検知した商品の温度が限界値を越え
ていないかどうかチェックし(ステップS2)、限界値
以内であれば(分岐N)、商品の販売を可とし(ステッ
プS3)、表示器6は、例えば「販売中」を表示する。
ステップS2で商品の温度が限界値を越えておれば(分
岐Y)、ステップS4に移りタイマ4が強制時間帯にな
っていないかをチェックし、強制時間帯でなければ(分
岐N)、ステップS2に戻り、サーモスタットサイクル
制御を続ける。
【0013】ステップS4でタイマ4が強制時間帯にな
れば(分岐Y)、冷凍機1またはヒータ2を強制停止す
る(ステップS5)。強制停止した状態で、温度センサ
5で検知した商品の温度が限界値を越えていないかどう
かチェックし(ステップS6)、限界値を越えておれば
(分岐Y),(図2の区間AまたはB)、商品の販売を
停止し(ステップS7)、表示器6は、例えば「売り切
れ」を表示する。ステップS8で強制時間帯を過ぎたか
どうかをチェックし、未だであれば(分岐Y)、ステッ
プS6に移り、過ぎておれば(分岐N)、ステップS1
に移る。
れば(分岐Y)、冷凍機1またはヒータ2を強制停止す
る(ステップS5)。強制停止した状態で、温度センサ
5で検知した商品の温度が限界値を越えていないかどう
かチェックし(ステップS6)、限界値を越えておれば
(分岐Y),(図2の区間AまたはB)、商品の販売を
停止し(ステップS7)、表示器6は、例えば「売り切
れ」を表示する。ステップS8で強制時間帯を過ぎたか
どうかをチェックし、未だであれば(分岐Y)、ステッ
プS6に移り、過ぎておれば(分岐N)、ステップS1
に移る。
【0014】図4は、この発明の第2の実施例を示す動
作説明図であり、図5はこのフローチャートである。す
なわち図4において、タイマ4が指示する0時から12
時までと15時から24時迄の間は冷凍機1またはヒー
タ2を、温度センサ5で検知した実際の商品温度測定値
と、予め設定された基準設定温度との偏差を基にコント
ローラ3によりサーモスタットサイクル制御している。
また、タイマ4の指示する12時から13時迄はコント
ローラ3により冷凍機1またはヒータ2は強制連続運転
されており、13時から15時迄はコントローラ3によ
り冷凍機1またはヒータ2は強制停止されている。
作説明図であり、図5はこのフローチャートである。す
なわち図4において、タイマ4が指示する0時から12
時までと15時から24時迄の間は冷凍機1またはヒー
タ2を、温度センサ5で検知した実際の商品温度測定値
と、予め設定された基準設定温度との偏差を基にコント
ローラ3によりサーモスタットサイクル制御している。
また、タイマ4の指示する12時から13時迄はコント
ローラ3により冷凍機1またはヒータ2は強制連続運転
されており、13時から15時迄はコントローラ3によ
り冷凍機1またはヒータ2は強制停止されている。
【0015】この強制連続運転時間帯と強制停止時間帯
の自動販売機の運転制御を図5に示すフローチャートで
説明する。図5において、ステップS11〜S13迄は
図3のステップS1〜S3と同様であるので説明を省略
する。ステップS14で強制連続運転時間帯になったか
どうかをチェックし、なっておれば(分岐Y)、冷凍機
1またはヒータ2を連続運転させる(ステップS1
5)。つぎに、ステップS16に移りタイマ4が強制時
間帯になっていないかをチェックし、強制時間帯でなけ
れば(分岐N)、ステップS16に戻り、強制連続運転
を続ける。
の自動販売機の運転制御を図5に示すフローチャートで
説明する。図5において、ステップS11〜S13迄は
図3のステップS1〜S3と同様であるので説明を省略
する。ステップS14で強制連続運転時間帯になったか
どうかをチェックし、なっておれば(分岐Y)、冷凍機
1またはヒータ2を連続運転させる(ステップS1
5)。つぎに、ステップS16に移りタイマ4が強制時
間帯になっていないかをチェックし、強制時間帯でなけ
れば(分岐N)、ステップS16に戻り、強制連続運転
を続ける。
【0016】ステップS16でタイマ4が強制時間帯に
なれば(分岐Y)、冷凍機1またはヒータ2を強制停止
する(ステップS17)。ステップS18〜S20迄は
図3のステップS6〜S8迄と同様であるので説明を省
略する。図6は、この発明の第3の実施例を示す動作説
明図であり、図7はこのフローチャートである。
なれば(分岐Y)、冷凍機1またはヒータ2を強制停止
する(ステップS17)。ステップS18〜S20迄は
図3のステップS6〜S8迄と同様であるので説明を省
略する。図6は、この発明の第3の実施例を示す動作説
明図であり、図7はこのフローチャートである。
【0017】すなわち図6において、タイマ4が指示す
る0時から12時迄と、15時から24時迄の間は冷凍
機1またはヒータ2を、温度センサ5で検知した実際の
商品温度測定値と、予め設定された基準設定温度との偏
差を基にコントローラ3によりサーモスタットサイクル
制御をしている。また、タイマ4が指示する12時から
13時迄はコントローラ3によりコールド商品について
は通常運転時の基準設定温度より低温側に、ホット商品
については基準設定温度より高温側にシフトして冷凍機
あるいはヒータをサーモスタットサイクル制御するシフ
ト運転されており、13時から15時迄はコントローラ
3により冷凍機1またはヒータ2は強制停止されてい
る。
る0時から12時迄と、15時から24時迄の間は冷凍
機1またはヒータ2を、温度センサ5で検知した実際の
商品温度測定値と、予め設定された基準設定温度との偏
差を基にコントローラ3によりサーモスタットサイクル
制御をしている。また、タイマ4が指示する12時から
13時迄はコントローラ3によりコールド商品について
は通常運転時の基準設定温度より低温側に、ホット商品
については基準設定温度より高温側にシフトして冷凍機
あるいはヒータをサーモスタットサイクル制御するシフ
ト運転されており、13時から15時迄はコントローラ
3により冷凍機1またはヒータ2は強制停止されてい
る。
【0018】このシフト運転時間帯と強制停止時間帯の
自動販売機の運転制御を図7に示すフローチャートで説
明する。図7において、ステップS31〜S33迄は図
3のステップS1〜S3と同様であるので説明を省略す
る。ステップS34でシフト転時間帯になったかどうか
をチェックし、なっておれば(分岐Y)、冷凍機1また
はヒータ2を基準設定温度よりシフトした設定温度でサ
ーモスタットサイクル制御で運転させる(ステップS3
5)。つぎに、ステップS36に移りタイマ4が強制時
間帯になっていないかをチェックし、強制時間帯でなけ
れば(分岐N)、ステップS36に戻り、強制連続運転
を続ける。
自動販売機の運転制御を図7に示すフローチャートで説
明する。図7において、ステップS31〜S33迄は図
3のステップS1〜S3と同様であるので説明を省略す
る。ステップS34でシフト転時間帯になったかどうか
をチェックし、なっておれば(分岐Y)、冷凍機1また
はヒータ2を基準設定温度よりシフトした設定温度でサ
ーモスタットサイクル制御で運転させる(ステップS3
5)。つぎに、ステップS36に移りタイマ4が強制時
間帯になっていないかをチェックし、強制時間帯でなけ
れば(分岐N)、ステップS36に戻り、強制連続運転
を続ける。
【0019】ステップS36でタイマ4が強制時間帯に
なれば(分岐Y)、冷凍機1またはヒータ2を強制停止
する(ステップS37)。ステップS38〜S40迄は
図3のステップS6〜S8迄と同様であるので説明を省
略する。以上の実施例で説明した強制停止の時間帯は必
ずしも固定された時間帯ではないことは言うまでもな
い。また、強制連続運転ないしはシフト運転の時間帯に
ついても同様である。
なれば(分岐Y)、冷凍機1またはヒータ2を強制停止
する(ステップS37)。ステップS38〜S40迄は
図3のステップS6〜S8迄と同様であるので説明を省
略する。以上の実施例で説明した強制停止の時間帯は必
ずしも固定された時間帯ではないことは言うまでもな
い。また、強制連続運転ないしはシフト運転の時間帯に
ついても同様である。
【0020】なお、この発明においては、商品温度その
ものを検知してもよいし、商品を収納する庫内の温度を
検知してもよい。
ものを検知してもよいし、商品を収納する庫内の温度を
検知してもよい。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、1日のうち電力需要
の集中する昼間の特定時間帯に冷凍機あるいはヒータを
タイマ制御により強制停止するので、前記特定時間帯に
おける自動販売機の電力消費を小さくでき、また、顧客
に不満を与える商品の販売を防止することができる。
の集中する昼間の特定時間帯に冷凍機あるいはヒータを
タイマ制御により強制停止するので、前記特定時間帯に
おける自動販売機の電力消費を小さくでき、また、顧客
に不満を与える商品の販売を防止することができる。
【0022】さらに、第2,第3の発明では特定時間帯
の前に、予め冷却または加熱を強めて、販売停止になる
時間を短縮させて販売機会を増すことができる。
の前に、予め冷却または加熱を強めて、販売停止になる
時間を短縮させて販売機会を増すことができる。
【図1】この発明の実施例を示す自動販売機の運転制御
装置の回路図
装置の回路図
【図2】この発明の第1の実施例を説明する動作波形図
【図3】図2の動作を説明するフローチャート
【図4】この発明の第2の実施例を説明する動作波形図
【図5】図4の動作を説明するフローチャート
【図6】この発明の第3の実施例を説明する動作波形図
【図7】図6の動作を説明するフローチャート
1 冷凍機 2 ヒータ 3 コントローラ 4 タイマ 5 温度センサ 6 表示器
Claims (3)
- 【請求項1】機内に冷凍機あるいはヒータを搭載し、庫
内に収納した缶系商品を冷却あるいは加熱してコール
ド、ホット商品として販売する自動販売機であって、1
日のうち電力需要の集中する昼間の特定時間帯に冷凍機
あるいはヒータをタイマ制御により強制停止する自動販
売機において、 販売する商品の温度を検知する温度検知手段と、 冷凍機あるいはヒータが強制停止している特定時間帯
に、販売する商品の前記温度検知手段により検知した温
度が、コールド商品については予め定めた上限温度以
上、ホット商品については予め定めた下限温度以下にな
ったときに商品の販売を停止する制御手段と、 この制御手段により商品の販売を停止したことを表示す
る表示手段とを備えたことを特徴とする自動販売機の運
転制御装置。 - 【請求項2】機内に冷凍機あるいはヒータを搭載し、庫
内に収納した缶系商品を冷却あるいは加熱してコール
ド、ホット商品として販売する自動販売機であって、1
日のうち電力需要の集中する昼間の特定時間帯に冷凍機
あるいはヒータをタイマ制御により強制停止する自動販
売機において、 冷凍機あるいはヒータを強制停止に移行する前の一定の
時間帯に強制連続運転させる連続運転手段と、 販売する商品の温度を検知する温度検知手段と、 冷凍機あるいはヒータが強制停止している特定時間帯
に、販売する商品の前記温度検知手段により検知した温
度が、コールド商品については予め定めた上限温度以
上、ホット商品については予め定めた下限温度以下にな
ったときに商品の販売を停止する制御手段と、 この制御手段により商品の販売を停止したことを表示す
る表示手段とを備えたことを特徴とする自動販売機の運
転制御装置。 - 【請求項3】機内に冷凍機あるいはヒータを搭載し、庫
内に収納した缶系商品を冷却あるいは加熱してコール
ド、ホット商品として販売する自動販売機であって、1
日のうち電力需要の集中する昼間の特定時間帯に冷凍機
あるいはヒータをタイマ制御により強制停止する自動販
売機において、 冷凍機あるいはヒータを強制停止に移行する前の一定の
時間帯に、コールド商品については通常運転時の基準設
定温度より低温側に、ホット商品については基準設定温
度より高温側にシフトして冷凍機あるいはヒータをサー
モスタットサイクル制御するシフト運転手段と、 販売する商品の温度を検知する温度検知手段と、 冷凍機あるいはヒータが強制停止している特定時間帯
に、販売する商品の前記温度検知手段により検知した温
度が、コールド商品については予め定めた上限温度以
上、ホット商品については予め定めた下限温度以下にな
ったときに商品の販売を停止する制御手段と、 この制御手段により商品の販売を停止したことを表示す
る表示手段とを備えたことを特徴とする自動販売機の運
転制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP231594A JPH07210743A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 自動販売機の運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP231594A JPH07210743A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 自動販売機の運転制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07210743A true JPH07210743A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11525909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP231594A Pending JPH07210743A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 自動販売機の運転制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07210743A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100288334B1 (ko) * | 1997-12-26 | 2001-05-02 | 배길성 | 자동판매기의 절전운전장치 및 방법 |
-
1994
- 1994-01-14 JP JP231594A patent/JPH07210743A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100288334B1 (ko) * | 1997-12-26 | 2001-05-02 | 배길성 | 자동판매기의 절전운전장치 및 방법 |
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