JPH0721023Y2 - ステ−ジ - Google Patents

ステ−ジ

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JPH0721023Y2
JPH0721023Y2 JP12928087U JP12928087U JPH0721023Y2 JP H0721023 Y2 JPH0721023 Y2 JP H0721023Y2 JP 12928087 U JP12928087 U JP 12928087U JP 12928087 U JP12928087 U JP 12928087U JP H0721023 Y2 JPH0721023 Y2 JP H0721023Y2
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JP
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diaphragm
leg
stage
leg members
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JP12928087U
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JPS6434100U (ja
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睦夫 平野
孝男 柳原
淳 横山
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Sanden Holdings Corp
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Sanden Corp
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  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は振動または重低音を発生する振動装置を備え、
且つ床等に設置可能なステージに関するものである。
(従来の技術) 第2図(a),(b)は従来例を示すもので、第2図
(a)はステージの断面斜視図、第2図(b)は第2図
(a)の振動装置の拡大断面図である。
ステージ50は、矩形状の振動板51と、該振動板51の下面
中央部に突設された取付部材52と、該取付部材52に取付
けられた円盤状の振動装置53と、前記振動板51の下面周
縁部を支持する脚54とから構成されている。また、前記
振動装置53は中空円盤状のケース体55と、該ケース体55
の底板に固定された環状のマグネット56と、前記ケース
体55の上板に中央部を固定された板ばね56と、該板ばね
56の先端部に連結された巻体57と、該巻体57内に巻回配
置され、且つ前記マグネット52に所定間隔をおいて対向
する励磁コイル58とから構成されており、リード線59を
介して前記励磁コイル58に音響信号を印加することによ
って該励磁コイル58を振動させ、この振動をケース体58
及び取付部材52を介して振動板51に伝え振動または重低
音を発生させている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前記ステージ50では、それ自体で振動を
発生することができる円盤状の振動装置53を用いている
ため、振動装置53自体の構成が複雑で高価であり、また
該振動装置53を振動板54に取付けるために取付部材52等
の部品を要するという問題点があった。また、振動板を
支持する脚の取付けに位置合わせ、接着等が必要になる
ため、その取付作業が面倒であるという問題点があっ
た。
本考案は前記問題点に鑑みなされたもので、振動板を支
持する脚部材及び振動板を振動装置の構成の一部として
夫々兼用し、振動装置の取付けに要する部品の排除及び
振動装置の構成の簡略化を図り、また脚部材の取付作業
を容易となしたステージを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決するために、振動板の下面に
その中心を結ぶ連結線が多角形を形成し、且つ下方に突
出する少なくとも3個の脚部材を取付けてなるステージ
であって、前記脚部材の少なくとも1つの上方位置にお
いて前記振動板に下面を開口する収納空間を形成し、該
収納空間内に振動自在な励磁コイルを配置するととも
に、前記脚部材に前記励磁コイルと所定間隔をおいて対
向するマグネットを取付け、一方、他の脚部材を弾性材
から形成し、該脚部材の頭部を硬質材からなる筒状の嵌
合部材を介して振動板の下面に形成した取付穴に嵌合し
てなるステージを構成したものである。
(作用) 本考案によれば、振動板を支持する脚部材の少なくとも
1つをマグネットの被取付部として、また振動板の収納
空間を励磁コイルの被取付部として夫々用いているの
で、振動装置の取付けに従来のような取付部品を必要と
せず、また振動装置の構成を簡略化することができる。
また、他の脚部材は嵌合部材を介して振動板の下面に形
成された取付穴に嵌合し簡単に取付けることができる。
(実施例) 第1図(a)乃至第1図(d)は本考案の一実施例を示
すもので、第1図(a)はステージの斜視図、第1図
(b)は第1図(a)の下面図、第1図(c)は第1図
(a)の側面図、第1図(d)は第1図(a)における
振動装置が設けられた脚部材部分の拡大断面図、第1図
(e)はそれ以外の脚部材部分の拡大断面図である。
ステージ1は振動板10と、該振動板の下面に取付けられ
た計4個の脚部材20a乃至20dと、そのうち2個の脚部材
位置に設けられた振動装置30とから構成されている。
前記振動板10は略同形状の矩形板、即ちフェノール樹脂
等のプラスチック板、木製合板等からなる上板11及び下
板12と、該上板11と下板12の間に配置された硬質ウレタ
ン、ABS等のプラスチックフォームからなる中板13とか
らなる積層板として構成されている。前記中板13は上板
11及び下板12に対し一対角線方向に所定長さずらされた
状態で積層されており、振動板10の隣り合う2辺には外
方に突出する突出片14が、他の2辺には内方に没入する
凹所15が夫々各辺に沿って形成されている。また、前記
突出片14の略中間部には端部が上板11及び下板12の間に
位置するコ字状の切欠き16が夫々設けられている。ま
た、前記上板11の表面にはシート状物或いは薄板を貼着
したり、または樹脂コーティング等によって装飾用の表
面層17が設けられており、また上板11の前記凹所15及び
切欠き16の略中央位置にはネジ挿入用の通孔18が設けら
れている。
前記脚部材20a乃至21dのうち、一対角線上に位置する脚
部材20a及び20cは金属からなり、何れも同形状、即ち上
端部に外方に拡がる環状の鍔21a乃至21dを有する皿形状
をなしており、防振用の合成ゴム等の弾性材からなる環
状パッキン22を介して前記鍔21a及び21d部分を複数個
(図中は4個)のネジ23で締着され振動板10の下面に取
付けられている。一方、前記とは異なる対角線上に位置
する脚部材20a及び20dは合成ゴム等の緩衝性に優れた弾
性材からなり、何れも同形状、即ち円柱状をなしてい
る。該脚部材20b及び20dが取付けられる振動板10の下面
位置には中板12の略中間位置にかけて取付穴23が夫々形
成されており、該各取付穴23には剛性に富む金属等の硬
質材からなり、且つ開口部分に鍔24を有する有底筒状の
嵌合部材25が嵌合されていて、前記脚部材20b及び20dは
その頭部を夫々の嵌合部材25内に嵌合し取付けられてい
る。
前記振動装置30は前記脚部材20a及び20cの取付位置に夫
々設けられている。即ち、脚部材20a及び20cが取付けら
れた振動板10の下面位置には下板12及び中板13を貫通し
た収納空間31が形成されており、この収納空間31の上
面、つまり上板11の下面には中央部にブッシュ32を有す
るブラケット33がその周縁部を複数個のネジ34で締着し
取付けられている。また、前記ブッシュ32には板ばね35
の中央部が固定されており、その先端部には励磁コイル
36が巻回配置された環状の巻体37がリベット38を用いて
連結されている。一方、脚部材20a及び20cの内面には前
記励磁コイル36に磁力が及ぶ間隔をおいて上面に保護板
39を有する環状のマグネット40が接着し取付けられてい
る。このように前記振動装置30では、振動板10に形成さ
れた収納空間31を励磁コイル36の被取付部として、また
脚部材20a,20cをマグネット40の被取付部として夫々用
いている。
また、前記ステージ1は切欠き16内に配置可能な長方形
状の弾性連結片を用いて同一平面内で複数個連結し大型
のステージを構成することができるようになっており、
以下にこのステージ1の連結について第3図(a),
(b)を参照して説明する。第3図(a)はステージ1
の連結状態を示す上面図、第3図(b)は第3図(a)
における連結部分の拡大断面図である。
まず、複数個(図中は4個)のステージ1を振動板10が
同方向に揃うようにして配列し、そして突出片14を隣接
する振動板10の凹所15に嵌合する。これと同時に接合箇
所に当る切欠き16内に弾性連結片40を夫々配置する。こ
の後、前記上板11の通孔18からネジ41を挿入し弾性連結
片40を貫通して下板12に捩じ込み、該弾性連結片40を隣
接する振動板10各々に結合する。また、前記通孔18には
ネジ41を捩じ込んだ後に埋木、パテ等の挿入物42を埋め
込み、また隣接するパネル1間に形成された隙間43の表
面側にはシリコンゴム等の柔軟物を充填する。
前記実施例によれば、音楽等の音響信号をリード線(図
示せず)を介して励磁コイル36に印加することにより、
該励磁コイル36に印加信号に応じて励力を発生させて上
下に振動させ、該振動をブラケット33を介して振動板10
の上板11に伝え振動または重低音を発生させることがで
きる。
また、ステージ1を振動板10の下面に取付けられた計4
個の脚部材20a乃至20dで安定に支持し床等に載置するこ
とができる。また、脚部材20a及び20cを弾性材からなる
環状パッキン22を介して振動板10の下板12に取付けてお
り、また脚部材20b及び20dを緩衝性に優れた弾性材で形
成しているので、振動装置30で発生した振動が各脚部材
20a乃至20dを介して床等に直接的に伝達されることがな
い。
更に、脚部材20a及び20cの内面にマグネット40を取付
け、該脚部材20a及び20cの上方位置において振動板10に
形成された収納空間31に励磁コイル36を配置し、脚部材
20a及び20cをマグネット40の被取付部として、また収納
空間31を励磁コイル36の被取付部として夫々用いている
ので、振動装置30を振動板10に取付けるに際して従来の
ような取付部品を要することがなく、また振動装置30の
構成を簡略化することができる。
更にまた、脚部材20dを嵌着部材を介して振動板10の下
面に形成された取付穴23に嵌合し取付けることができる
ので、その取付作業を著しく簡便化し、且つ自らの弾性
力を利用して確実に取付けることができる。
更にまた、隣接する振動板1を各辺に沿って形成された
相互の突出片14と凹所15で嵌合し、且つ両者を弾性連結
片40で結合することで複数個のステージを連結すること
ができるので、振動板1の接合部分における位置ずれを
振動板1の外周縁全体に及んで確実に防止することがで
き、また複数個のステージ1を連結した場合において隣
接する振動板1相互に生ずる共振を弾性連結片40による
緩衝作用で防止することができる。
第4図は前記脚部材20b及び20dに係わる他の実施例を示
す脚部材部分の拡大断面図であり、前記実施例とは脚部
材20b及び20dの外周面上部に螺旋状溝50を設けるととも
に、嵌合部材11の内周面に前記螺旋状溝50と螺合する螺
旋状突部51を設けた点で異なる。
本実施例によれば脚部材20b及び20dを回転しながら嵌合
部材に嵌合し取付けることができ、取付作業をより簡便
化できる他、脚部材20b及び20dの高さ調整を容易に行な
うことができるという利点を有する。前記螺旋状溝50と
螺旋状突部51の形成位置は相互に転換しても同様であ
る。
尚、前記実施例では計4個の脚部材20a乃至20dを振動板
10の下面12の下面四角部に夫々取付けたものを示した
が、脚部材の個数はその中心を結ぶ連結線が多角形を形
成するようになっていれば少なくとも3個で用をなすも
のであり、また振動装置も少なくとも1つの脚部材の取
付位置に設けられていれば振動板から振動または重低音
を発生させることができる。また、前記実施例ではステ
ージ1を複数個連結する場合に有効な連結構造、即ち突
出片14、凹所15、切欠き16及び通孔18を備えたものを示
したが、他の連結方法を用いたり、ステージ1を単体で
使用する場合には前記連結構造を振動板10から排除して
もよい。更に、振動板10の形状は矩形に限らず、例えば
三角形等に変更してもよい。更にまた、振動装置の構成
の一部となる脚部材の形状は皿形状に限らず、取付時に
おいて下方に突出するものであれば種々採用することが
でき、またその取付けもネジによる締着に限られるもの
ではない。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、振動板の下面にそ
の中心を結ぶ連結線が多角形を形成し、且つ下方に突出
する少なくとも3個の脚部材を取付けてなるステージで
あって、前記脚部材の少なくとも1つの上方位置におい
て前記振動板に下面を開口する収納空間を形成し、該収
納空間内に振動自在な励磁コイルを配置するとともに、
前記脚部材に前記励磁コイルと所定間隔をおいて対向す
るマグネットを取付け、一方、他の脚部材を弾性材から
形成し、該脚部材の頭部を硬質材からなる筒状の嵌合部
材を介して振動板の下面に形成した取付穴に嵌合してな
るので、前記脚部材で振動板を安定に支持し床等に設置
することができることは勿論、この脚部材の少なくとも
1つと振動板を振動装置の構成の一部として夫々兼用し
て振動装置の取付けに要する部品を排除し、また振動装
置の構成を簡略化することができる。また、他の脚部材
を嵌着部材を介して振動板の下面に形成された取付穴に
嵌合し取付けることができるのでその取付作業を簡便化
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)乃至第1図(e)は本考案の一実施例を示
すもので、第1図(a)はステージの斜視図、第1図
(b)は第1図(a)の下面図、第1図(c)は第1図
(a)の側面図、第1図(d)は第1図(a)における
振動装置が設けられた脚部材部分の拡大断面図、第1図
(e)はそれ以外の脚部材部分の拡大断面図、第2図
(a),(b)は従来例を示すもので、第2図(a)は
ステージの断面斜視図、第2図(b)は第2図(a)の
振動装置の拡大断面図、第3図(a),(b)は第1図
(a)乃至第1図(e)に示したステージの連結例を示
すもので、第3図(a)は連結状態を示す上面図、第3
図(b)は第3図(a)における連結部分の拡大断面
図、第4図は脚部材の他の実施例を示す脚部材部分の拡
大断面図である。 1……ステージ、10……振動板、20a,20b,20c,20d……
脚部材、25……嵌合部材、31……収納空間、36……励磁
コイル、40……マグネット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動板の下面にその中心を結ぶ連結線が多
    角形を形成し、且つ下方に突出する少なくとも3個の脚
    部材を取付けてなるステージであって、前記脚部材の少
    なくとも1つの上方位置において前記振動板に下面を開
    口する収納空間を形成し、該収納空間内に振動自在な励
    磁コイルを配置するとともに、前記脚部材に前記励磁コ
    イルと所定間隔をおいて対向するマグネットを取付け、
    一方、他の脚部材を弾性材から形成し、該脚部材の頭部
    を硬質材からなる筒状の嵌合部材を介して振動板の下面
    に形成した取付穴に嵌合してなるステージ。
JP12928087U 1987-08-27 1987-08-27 ステ−ジ Expired - Lifetime JPH0721023Y2 (ja)

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JP4609715B2 (ja) * 2005-08-18 2011-01-12 ソニー株式会社 フラットパネルスピーカ
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