JPH0720908A - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JPH0720908A
JPH0720908A JP5183271A JP18327193A JPH0720908A JP H0720908 A JPH0720908 A JP H0720908A JP 5183271 A JP5183271 A JP 5183271A JP 18327193 A JP18327193 A JP 18327193A JP H0720908 A JPH0720908 A JP H0720908A
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Pending
Application number
JP5183271A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Asaine
努 朝稲
Izumi Ichikawa
泉 市川
Tomoji Komata
智司 小俣
Hirohide Munakata
博英 棟方
Hiroshi Matsuoka
宏 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被装置をユーザの個性に対応した真に快適で
使い易く操作できる。 【構成】 センサ部1により被装置を取り囲む環境情報
5が検出されると、情報処理部2が検出された各環境情
報5を処理して操作情報6を被装置の動作部3に出力さ
せ、さらに、この動作部3が動作中における操作部4か
ら指令された操作履歴を学習して情報処理部2が環境情
報処理規則を随時自動変更する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御対象となる被装置
の環境情報を監視しながら被装置に対する環境情報の処
理方法を自動変更可能な制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、社会において快適性に対する関心
が高まっており、工業製品においてもユーザにとっての
使い易さということがこれまで以上に要求されている。
こうした要求に応えるため、エキスパートシステムやフ
ァジィシステム等の知的な技術を応用したシステムが提
供され始めているが、ユーザの個性までも考慮に入れて
快適性を追及する技術は未だ実現されてはいない。そこ
で、いわばユーザになじむ装置の開発が望まれている。
【0003】この種の要望を満たすため種々の制御装置
が提案されており、従来の環境情報に基づく制御技術で
は、どのような環境情報が得られた場合どのような動作
をするのが適当かということが、あらかじめプログラム
の形で厳密に記述されていた。また、エキスパートシス
テムやファジィシステム等の知的な技術も応用され始め
ているが、これらはいずれも専門家の知識や、普通の人
間の持つ感覚上のあいまいさをユーザに供用する前にシ
ステム内部に記述しておき、それに従って環境情報を処
理する構造になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、環境に対応し
てユーザの行う操作の内容にはばらつきがある。さら
に、ユーザ自身が自分の個性を自覚していない場合も多
く、またその個性も時間とともに変化することがある。
従来の制御装置では、使用段階においてこうしたユーザ
の個性とその変化に対応していくことは不可能であり、
一定の標準的な動作しか成しえない。仮に、ユーザの個
性に対応すべく環境情報の処理規則を複数記述してお
き、使用段階においてユーザに選択させる構造になって
いたとしても、それだけ操作手順が増え使い易さという
点でマイナスになるし、そもそもユーザの個性の潜在的
な部分が反映されない。このように従来の制御装置に
は、装置上で個々のユーザに対応した真の快適性や使い
易さを実現できないという問題点があった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、制御対象となる被装置の使用段階にお
いてユーザの操作履歴に基づき環境情報の処理規則を随
時変更して行くことにより、ユーザの個性に対応した真
に快適で使い易い装置を実現できる制御装置を得ること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る制御装置
は、制御対象となる被装置を取り囲む環境情報を検出す
る複数の検出部を備えるセンサ部と、このセンサ部によ
り検出された各環境情報を処理して操作情報を被装置の
動作部に出力する情報処理部と、この情報処理部から出
力される操作情報の変更を指令する操作部とを有し、情
報処理部が前記被装置の動作中に操作部から指令された
操作履歴を学習しながら環境情報処理規則を自動変更す
るように構成したものである。
【0007】
【作用】本発明においては、センサ部により被装置を取
り囲む環境情報が検出されると、情報処理部が検出され
た各環境情報を処理して操作情報を被装置の動作部に出
力する。そして、この動作部が動作中における操作部か
ら指令された操作履歴を学習して情報処理部が環境情報
処理規則を随時自動変更し、ユーザ好みの動作を少ない
操作で実行させることを可能とする。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す制御装置の構
成を説明するブロック図であり、1はセンサ部で、装置
の取り囲む環境情報を獲得する複数のセンサから構成さ
れる。2は情報処理部で、センサ部1から送出されてく
る環境情報5を処理し、操作情報6を動作部3に出力さ
れ、動作部3にて装置の各部を所望の状態に動作させ
る。
【0009】情報処理部2には、この装置がユーザに供
用される事前にあらかじめ標準的な環境情報の処理規則
が記述されており、最初に起動された直後は本装置は環
境に対応した標準的な動作を行う。そして、ユーザがそ
の動作内容に不満を感じた場合等、操作部4を介して操
作情報6の変更を指令することができる。その際、情報
処理部2に記述された環境情報5の処理規則も、その時
点の環境情報と変更後の操作情報を対応づけるよう変更
される。すなわち、センサ部1により被装置を取り囲む
環境情報5が検出されると、情報処理部2が検出された
各環境情報5を処理して操作情報6を被装置の動作部3
に出力する。そして、この動作部3が動作中における操
作部4から変更指令7として出力される操作履歴を学習
して情報処理部2が環境情報処理規則を随時自動変更
し、ユーザ好みの動作を少ない操作で実行させる。
【0010】以上のような構成をとることによって、装
置の使用当初は標準的な動作が行われ、ユーザは好みに
応じて操作を行わなければならないが、使用を繰り返し
て行くにつれユーザの操作履歴が環境情報の処理規則に
反映されて行き、次第にユーザの個性にあった動作が自
動的に行われるようになる。これによって、ユーザの操
作負担が軽減され、装置の快適性や使い易さが向上す
る。
【0011】図2は、図1に示した制御装置の詳細構成
を示すブロック図であり、例えばエアコンディショナが
被装置の場合に対応する。
【0012】図におてい、10は温度センサで、既存の
エアコンディショナに備えられるような室温モニタ用の
温度センサとは異なり、屋外に接地され外気温を検知す
る。11はクロック部で、日時情報(X年X月X日X時
X分X秒等)を発生して情報処理部2に出力する。12
は室温設定部で、室内機の室温を設定する。13は風量
設定部で、室内機の風量を設定する。なお、本実施例に
おける情報処理部2は、ニューラルネットを用いてお
り、このニューラルネットはユーザに使用される事前に
離散化された外気温と日時の組み合わせを入力信号、そ
してそれらに対応した標準的な快適室温値と風量値の組
み合わせを教師信号18として、あらかじめある程度学
習を行わせてある。
【0013】本装置(エアコンディショナ)を起動する
と、温度センサ10が直ちに外気温を検知する。この外
気温値とクロック部11の発生する日時の2つが環境情
報5として情報処理部2の実現手段であるニューラルネ
ットへ入力され、設定室温値と風量値をその内容とする
操作情報6が出力される。
【0014】使用の初期段階では、この設定室温値はユ
ーザに供用される事前に学習させた標準的な値に略近
い。出力された操作情報6は操作部4に送られ室温設定
部12および風量設定部13の暗黙値となり、動作部3
へ送出され本装置(エアコンディショナ)は動作(冷
房,暖房,ドライ運転等)を開始する。
【0015】ここで、ユーザが意図的に設定値を変更す
るという操作を操作部4において行うと、動作部3へ送
られる操作情報6、すなわち設定室温値,風量値が直ち
に変更される。同時に、その時点での環境情報5、すな
わち外気温値と日時の組み合わせを入力情報、そして新
しい設定室温値と風量値の組み合わせを教師信号とし
て、情報処理部2の実現手段であるニューラルネットが
学習をする。
【0016】そして、エアコンディショナの使用を繰り
返し操作履歴を積み重ねて行くと、ニューラルネットの
学習が進み、情報処理部2の出力する設定室温値および
風量値は次第にユーザがその時点で所望する設定室温値
および風量値に近くなり、その結果ユーザが意図的に設
定操作を行う頻度が減少し、いつでもユーザの好みにそ
った運転状態を動作部3に指示可能となる。
【0017】なお、上記実施例では情報処理部2の学習
行為が、ユーザによる操作部4における設定変更操作を
きっかけとして行われる場合について説明したが、図3
に示すように学習指令部21を設け、ユーザが満足して
いる環境情報と操作情報の関係を重みづけしてニューラ
ルネットに反映させるように構成し、より尤もらしい設
定を行わせるようにしても良い。
【0018】また、上記各実施例においては、情報処理
部2の実現手段をニューラルネットで構成する場合につ
いて説明したが、エキスパートシステムを用いても良
い。この場合、ユーザに供用される事前の学習に相当す
るのは、外気温と日時、およびそれに対応した標準的な
快適室温値と風量値を知識ベースとして記述することで
ある。また、ユーザの設定変更操作に伴う学習や学習指
令部21の指令20による学習に相当するのは、ユーザ
の設定変操作の内容や学習指令時の設定値を考慮して知
識ベースを変更することである。この場合も前述の実施
例と同様の効果が期待できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は制御対象
となる被装置を取り囲む環境情報を検出する複数の検出
部を備えるセンサ部と、このセンサ部により検出された
各環境情報を処理して操作情報を被装置の動作部に出力
する情報処理部と、この情報処理部から出力される操作
情報の変更を指令する操作部とを有し、情報処理部が前
記被装置の動作中に操作部から指令された操作履歴を学
習しながら環境情報処理規則を自動変更するように構成
したので、被装置の使用を繰り返して行くにつれて無意
識のうちにユーザの操作履歴が環境情報の処理規則に反
映されていき、次第にユーザの個性にあった設定が自動
的に行うことができる。また、ユーザの個性の変化にも
無意識のうちに対応できる。従って、ユーザの被装置に
対する種々の操作負担が軽減され、被装置の快適性や使
い易さを大幅に向上できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す制御装置の構成を説明
するブロック図である。
【図2】図1に示した制御装置の詳細構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1に示した制御装置の他の詳細構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 センサ部 2 情報処理部 3 動作部 4 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 棟方 博英 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松岡 宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象となる被装置を取り囲む環境情
    報を検出する複数の検出部を備えるセンサ部と、このセ
    ンサ部により検出された各環境情報を処理して操作情報
    を動作部に出力する情報処理部と、この情報処理部から
    出力される操作情報の変更を指令する操作部とを有し、
    前記情報処理部が前記被装置の動作中に前記操作部から
    指令された操作履歴を学習しながら前記環境情報処理規
    則を自動変更するように構成したことを特徴とする制御
    装置。
JP5183271A 1993-06-30 1993-06-30 制御装置 Pending JPH0720908A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5183271A JPH0720908A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 制御装置

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JPH0720908A true JPH0720908A (ja) 1995-01-24

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ID=16132740

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JP5183271A Pending JPH0720908A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 制御装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7962441B2 (en) 2006-09-22 2011-06-14 Denso Corporation Air conditioner for vehicle and controlling method thereof
WO2011114827A1 (ja) * 2010-03-17 2011-09-22 ダイキン工業株式会社 空調機制御システム
JP2015502512A (ja) * 2011-10-21 2015-01-22 ネスト・ラブズ・インコーポレイテッド インテリジェントサーモスタット用エネルギー効率助長スケジュール学習アルゴリズム
JP2020041760A (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 伊藤 庸一郎 建物における室内環境制御システムおよび方法

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