JPH02161529A - ルール群の切り換え装置 - Google Patents

ルール群の切り換え装置

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JPH02161529A
JPH02161529A JP1236565A JP23656589A JPH02161529A JP H02161529 A JPH02161529 A JP H02161529A JP 1236565 A JP1236565 A JP 1236565A JP 23656589 A JP23656589 A JP 23656589A JP H02161529 A JPH02161529 A JP H02161529A
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JP
Japan
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rule group
rule
group
fuzzy
controlled object
Prior art date
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Application number
JP1236565A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kuno
敦司 久野
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はファジィコンピュータ等、ルールを用いて推
論動作する装置において、起動するルール群を切り換え
る装置に関する。
[従来の技術] 従来のファジィコンビエータ等の推論装置においては、
最初に設定されたルール群のみが、常に起動される構成
であった。このルール群は1つの制御目的を達成するた
めに役割分担をした多くのルール、例えば推論装置がフ
ァジィコンピュータのときにはファジィルール群から、
構成されている。
[従来技術の問題点コ 上記のような従来のファジィコンピュータ等の推論装置
には、次のような問題点があった。
(1)制御対象の状態変化に応して制御目的を、リアル
タイムに変更することができない。そのために、例えば
制御対象に異常が発生した場合に制御目的を非常処理に
変更できないという不都合が生しる。
(2)時系列的に制御目的を変化させ、それに応じて、
起動するルール群を切り換えることにより複雑な動作を
実行させることが出来なかった。そのため、シーケンス
コントローラやロボット制御ゴ「のような動作を実現さ
せられなかった。
[発明が解決しようとする課題] この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たものである。そして、この発明が解決しようとする課
題は、制御対象の状態や時間経過等、特定のルール変更
要因情報に基づいて、起動するルール群を切り換えるこ
とである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するための手段は次のとおりである。す
なわち、制御対象の状態情報や時間経過情tμなど、特
定のルール群変更要因情報を受けて、起IJJするルー
ル群を決定する起動ルール群決定手段と、起動するルー
ル群を選択して推論結果をjKする選択手段を設G」る
ようにした。
また、これに加えて、前記ルール群を群単位で記憶する
データベースと、選択された起動ルール群に基づいて推
論動作が実行されている最中に前記データ・\−スを参
照して非起動ルール群の書き換えを行うルール群書き換
え手段と、を設けるようにした。
さらに、上記のルール群書き換え手段は、非起動ルール
群の書き換え処理プログラムを記憶するユーザープログ
ラム記憶用メモリと、前記プログラムを解釈および実行
するインタープリタを記憶するインタープリタ記憶用メ
モリとを含むようにした。
[作用コ 課題を解決するための手段の作用は、次のとおりである
制御対象の状態情報や時間経過情報などのルール変更要
因情報が起動ルール群決定手段に人力されると、そのル
ール変更要因情報が分析3判断されて、起動するルール
群が決定される。起動するルール群が決定されると、起
動ルール群ID番号が、起動ルール群決定手段から出力
されて選択手段に入力される。選択手段は、人力された
起動ルール群10番号に該当するルール群を選択して推
論結果を得る。
また、データベースおよびルール群書き換え手段を加え
た構成においては、選択された起動ルール群に基づいて
推論動作が実行されている最中に、必要に応じてルール
群書き換え手段によりデータベースを参照することによ
り非起動ルール群の書き換えが行われる。
また、ニーデープログラム記憶用メモリとインタープリ
タ記憶用メモリとを設けるようにした構成では、ルール
群の切り換え方式が、予めニー1十′−によって書かれ
たニーデープログラムによる切り換え方式によって行わ
れ、その切り換えの実行はインタープリタによって行わ
れる。
[効果] (1)制御対象の状態情報や時間経過情報など、特定の
ルール変更要因情報に基づいてルール群をリアルタイム
に変更できるので、例えば異常処理などの機能が柔軟、
多様に実現できる。
(2)時系列的に制御目的を変化させ、それに応じて、
起動するルール群を切り換えることができるので、シー
ケンスコントローラ等を使用した複雑な制御を容易に実
現できる。
(S)装置自身に設定できるルール群の数が限られたも
のであっても、全体として使用できるルール群の数は、
その装置自身に設定されるルール群の数にデータベース
に記憶されているルール群の数を加算した大きさまで実
質的に拡大する。
(4)上記のルール群の書き換えは、選択された起動ル
ール群に基づいて推論動作が実行されている最中に行わ
れるために、見かけ上のルール群の変更速度は非常に高
速化し、装置のスループットがかなり高くなる。
(5)ルール群の書き換え方式がインタープリタによっ
てサポートされたユーザープログラムによって設定、変
更できるために、その書き換え方式の設定、変更は非常
に容易である。
し実施例コ 以下、ルールとしてファジィルールを用いるファジィコ
ンピュータを実施例として説明する。第1図は、ファジ
ィルール群の切り換え装置とファジィ推論部の電気的構
成を示すブロック図である。GR,はルールグループ処
理部N11lであり、GR2はルールグループ処理部階
2であり、GR。
はルールグループ処理部NaMである。ルールグループ
処理部は、グループを形成するファジィルールを用いて
デファジファイの直前までのファジィ推論を行う。各ル
ールグループは同一の構造をもつ。ルールグループ処理
部は、ファジィルール評価部とCMAX回路から構成さ
れる。R+ 、RzRl、・・・、RHは各々ファジィ
ルール評価部である。2はCM A X回路である。G
l、G2・・・、G、4はルールグループ処理部の出力
をデフアシファイヤーに入力するためのゲートである。
4はファジィ推論の結果得られたメンバシップ関数から
確定値を得るためのデフアシファイヤーである。6は制
御対象の状態や、タイマ7を用いて得られる時間経過の
データを用いて、起動すべきルールグループを決定して
、G1.・・・G、のゲートの開閉を制御する起動ルー
ルグループ決定部である。7は、起動ルールグループ決
定部に時間経過の情報を入力するために用いるタイマで
ある。8は、起動するファジィルールグループを決定し
、デフアシファイヤー4への入力を切り換えるためのフ
ァジィルールグループの切り換え部である。
第2図はルールグループ処理部の中でファジィ推論に使
用されるファジィルール評価部の電気的構成を示すブロ
ック図である。第1図のR,、R2、・・・・、RNお
よび他のルールグループ処理部GR,,・・・・、GR
,中のファジィルール評価部の構成は、第2図に示すも
のと同様である。LAB+ 、LABx 、・・・・、
LABKはファジィルールの前件部において用いられる
ファジィラベルを記憶するファジィラベルレジスタであ
る。M F C+ 、 M F Ct 、・・・・、M
FC。
は前記ファジィラベルレジスタLAB、、LAB2、・
・・・・、LABKに記憶されているファジィラベルと
、入力AI 、AK 、  ・・・・、AKを用いて各
人力のメンバシップ値を算出する回路である。10はM
FC+ 、MFCz 、・・・1MFCKの出力の中の
最小値を算出するためのMIN回路である。IOは前件
部におけるファジィ論理積を実行する。11はメンバシ
ップファンクションゼネレータであり、ファジィルール
の後件部のメンバシップ関数を生成し、12で示される
トランケーション部に、メンバシップ関数を入力する。
12はトランケーション部であり、11で生成されたメ
ンハシツブ関数の頭切りを、IOのMIN回路の出力レ
ベル以上の部分について行う。
第3図はルールグループ処理部GR,,GRt・・・・
、OR,の中で、そのルールグループに属する各ルール
の出力となるメンバシップ関数を、重ねあわせる処理を
行うCMAX回路のブロック図である。M A X +
 、  M A X z 、  ・・・1MAXLは人
力の中から最大値を選択する回路である。
第4図は起動ルールグループ決定部の電気的構成を示す
ブロック図である。14はCPUである15はCPU1
4にバスを通じて接続され、CPU14によって実行さ
れるプログラムを格納したROMである。16はCPU
14にバスを通じて接続され各種目的のデータを格納す
るRAMである。L+ 、Lx 、  ・・・・、L、
4はラッチ回路であり、制御対象の状態を表すデータA
をランチし、CPU14からリードできるようにバスに
接続されている。18はCPU14とバスを通じて接続
され、CPU14が起動ルールグループIDを書き込む
ためのグループIDレジスタである。
I7はグループIDレジスタ18に接続され、グループ
IDレジスタ18に設定された起動ルールグループID
から、ゲートG+ 、Gg 、  ・・・・G14の開
閉信号を生成するデコーダである。
第5図はCPU14の処理フローをあられすフローチャ
ートである。
ここで、第1図および第5図を中心に本発明のファジィ
ルール群の切り換え装置の動作を説明する。起動ルール
グループ決定部6は、制御対象の状GAや、タイマ7の
出力tを受けて起動すべきルールを決定する。第5図に
おいて、起動ルールグループ決定の処理フローを説明す
る。5TEPlにおいて、第4図のCP[J14は、ラ
ッチL。
を通じ°ζ、制御対象の状GAのうちのデータAをリー
ドする。そしてA1の値が異常事態を示すものであるか
否かを判断する。異常事態であると5TEPIにおいて
判断されると、処理は5TEP7に移る。5TEP7に
おいて、CPUI 4はグループIDレジスタ18に、
起動すべきルールグループIDとしてMを設定する。グ
ループIDレジスタ18に設定されたルールグループI
Dは、デコーダ17に入力される。そしてデコーダ17
は、ゲート開閉信号g I +  gz +  ・・・
1g、4を発生する。この場合、グループIDレジスタ
18には値Mが設定されたので、ゲート開閉信号の中で
g。のみがHighとなり、他のゲート開閉信号はLo
wとなる。このゲート開閉信号g+。
gz+  ・・・・gsは、第1図のゲートG1G2.
・・・・、GMに入力される。ゲート開閉信号のうちで
gMのみがHi g hなので、ルールグループ処理部
GR,4の出力BMが、デフアシファイヤー4に入力さ
れる。その結果、異常事態においてはルールグループ処
理部GR,に内蔵されたファジィルールグループが起動
されて、制御対象の制御に用いられる。CPUI 4は
、ルールグループ処理部GR14が制御対象を制御して
いる間に処理を5TEP 1に移す。5TEP lにお
いて再度、異常事態と判定されると処理は5TEP7に
移行する。5TEP 7における動作は前記のとおりで
ある。5TEPIにおいて、異常事態ではないと判断さ
れると処理は次には、5TEP2に移行する。5TEP
2においてCPU14は、グループIDレジスタ18に
値1を書き込む。グループI D L−ジスタ18の出
力は、デコーダ17に入力される。そして、ゲート開閉
信号の中でglのみがHi g hとなり他はLowに
なる。ゲート開閉信号g+、  ・・・・、gsは、ゲ
ートG11G2.・・・、G、4に、それぞれ人力され
ているが、glのみがHighなのでルールグループ処
理部GR,の出力が、デフアシファイヤ4へ入力される
。その結果、GR,の推論結果に基づくメンパージ・7
プ関数B、は、デファジファイされて確定値eが生成さ
れ、eが制御対象の制御に使用される。そしてCPU1
4の処理は、5TEP 3に移行する。5TEP3にお
いて、CPLII 4はラッチLl+  ・・・・、L
Kから制御対象の状態Aをリードする。そしてAが第1
の目標状態になるまでウェイトする。CPU14がウェ
イトしている間にもGRlはゲートG、、デフアシファ
イヤー4を通じて自己の持つファジィルールグループに
よって制御対象を制御している。5TEP 3において
制御対象の状MAが、第1の目標状態になったならば処
理は5TEP4に移行する。5TEP4においては、C
PU14はグループIDレジスタ18に2を書きこむ。
そうすると、デコーダ17はゲート開閉信号のうちでG
2のみをHighとし、他のゲート開閉信号をLowと
する。
その結果、G2が入力されるゲートG2のみがデフアシ
ファイヤー4に信号を供給する。したがって、GR,の
出力B2はゲー1−02を通じてデフアジファイヤー4
に入力され、デファジファイ出力eを生成し、制御対象
の制御に用いられる。このようにして、GR2に内蔵さ
れたファジィルール群によって制御対象が制御されてい
る間に、CPU14の処理は5TEP5に移行する。5
TEP5においてCPU14はトラソチL1.・・・L
Kを通じて制御対象の状MAをリードする。そして、A
が第2の目標状態になるまでウェイトする。Aが第2の
目標状態になったならば、CPU14は処理を5TEP
6に移行させる。5TEP6において、cpuiaはタ
イマ7を用いて所定の時間だけウェイトした後に、処理
を5TEPiに移行させる。
ここで、ルールグループ処理の動作をGRIを一例とし
て説明する。GR,、・・・・、GR。
のどのルールグループ処理部も用いるファジィルールが
異なるだけで推論動作は同一である。GRlは、N個の
ファジィルール評価部を内蔵している。各ファジィルー
ル評価部R1,Rz 、  ・・・RNは制御対象の状
BAを入力としており、内蔵するファジィルールによっ
てAを入力とするファジィ推論を実行する。R,、R,
、・・・R,の出力は、それぞれメンバシップ関数Fl
F2.・・・+FNとなりCMAX回路2に入力される
。CMAX回路2は、メンバシップ関数F1+F2.・
・・FMの重ね合わせを実行し、メンバシップ関数B、
を出力する。CMAX回路2は、第3に示すように多数
のMAX回路から構成されており、入力のメンバシップ
関数F、、Ft・・・、F、4を重ね合わせたうえで、
包絡線を抽出してB1とする。また、各ファジィルール
評価部は第2図に示す構造を有しており、1つのファジ
ィルールの前件部の評価および後件部による出力メンバ
シップ関数の生成を行う。第2図に示すファジィルール
評価部R4は、次のファジィルールを処理するものであ
る。
Lllen   l5=nPら(1)        
        −  ・  ・  ・  (1)上記
ルールにおいて、A + 、 Az 、  ・・・、A
、はファジィ変数である。LAB (i、1)、LAB
 (+、2)、  ・・・、LAB (i、K)は、フ
ァジィラベルである。Bは出力ファジィ変数であり、M
FG (i)は後件部で用いるメンバシップ関数である
。ファジィルール評価部R0において、MFC,はファ
ジィ変数A1の値がファジィラベルLAB (i、1)
に対して持つ所属度(メンバシップ値)を算出する。M
FC2は、ファジィ変数A2の値がファジィラベルLA
B (i、2)に対して持つ所属度を算出する。MF、
Ckはファジィ変数Aおの値が、ファジィラベルLAB
 (t、K)に対して持つ所属度を算出する。MFC、
、MFC,、・・・・、MFC,で算出された各所属度
は、MINIOに入力される。MINIOでは入力され
た各所属度の中での最小値を算出する。MINIOの出
力は(1)式のファジィルール前件部の値である。MI
NIOの出力は、11のメンバシップファンクションゼ
ネレータの出カスるメンバシップ関数を頭切り (トラ
ンケーション)するための基準レベルとして用いられる
。トランケーション部12は、11の出力するメンバシ
ップ関数の部分の中で、MINI Oの出力レベル以上
の部分の値を、MINIOの出力レベルに変えて出力メ
ンバシップ関数Fiを生成する。
第6図はこの発明の他の実施例の電気的構成を示すブロ
ック図である。この装置が上記第1図に示す装置と相違
する点は、第1図に示す装置の起動ルールグループ決定
部6に代えて、ルールグループ制御部20を設け、さら
にこのルールグループ制御部20にルールグループのデ
ータベース21を接続した点である。
ルールグループ制御部20は、起動ルールグループ決定
部20aとルール群書き換え部20bとを備え、実際に
はこれらはマイクロコンピュータシステムによって構成
される。
前記ルール群書き換え部20bは、バスを通じてルール
グループ処理部をアクセスし、ルールの書き換えやメン
バシップ関数データの書き換えを実行する。一方、起動
ルールグループ決定部20aは各ルールグループ処理部
の後段に接続されているゲートを制御することによって
、ルールグループ処理部を選択する。
起動ルールグループの決定は択一的であり、M個のゲー
トのうち1つのゲートのみが選択される。例えばゲー1
−Gl  (ゲート1)を選択(オープン)したときに
は他のゲートは非選択(クローズド)の状態に設定され
る。このケースでは、ルールグループ処理部GRIのル
ールグループが起動グループとして決定され、ゲートG
、を通して推論結果を得ることになる。そして、このケ
ースではルールグループ処理部GR,以下全てが非起動
ルールグループを含むルールグループ処理部であり、フ
ァジィ推論には使用されない。
この実施例では、ファジィ推論に使用されていないルー
ルグループ処理部内のファジィルール群やメンバシップ
関数を、ルールグループ制御部20のルール群書き換え
部20bによってデータベース21内のルールグループ
、メンバシッフ関数に書き換える。そして、その書き換
えは特定のルール群変更要因データに基づいて行われる
。本実施例では、このルール群変更要因データとして、
センサで検出した制御対象状態情報と時間経過情報とが
使用される。書き換え方式は、ルールグループ制御部2
0内に設けられている、ユーザプログラム記憶用メモリ
内の書き換え処理プログラムに従って行う。しかも、そ
の書き換えは成るルールグループ処理部によって推論動
作が実行されている最中に行う。さらに、前記ユーヂプ
ログラム記憶用メモリに記憶された書き換え処理プログ
ラムは、ルールグループ制御部20内に設けられている
インタプリタ記憶用メモリ内に配置しであるインタプリ
タによって解釈され、実行されていく第7図はルールグ
ループ制御部20の電気的構成を示すブロンク図である
CPU30にバスを介して接続されるROM31は、シ
ステムプログラム領域、インターフェースプログラム領
域等を持つ。さらにこのROM31にはインクブリタ記
憶領域が割当られている。
RAM32は各種の目的のデータを格納する領域、およ
びユーザプログラム記憶領域を持つ。ランチ回路り、、
L、、  ・・・L、は制御対象の状態を表すデータA
をラッチする。このデータは図外のセンサによって得ら
れる。グループIDレジスタ34は、起動ルールグルー
プのIDを書き込むためのレジスタである。デコーダ3
3は、このグループIDレジスタ34に設定された起動
ルールグループIDから、ゲートG、、G、、  ・・
・G、の開閉信号g++gz+  ・・・+gHを生成
する。
CPU30には、さらにルールグループ処理部用インタ
ーフェース35が接続されている。このルールグループ
処理部用インターフェース35はバスを通じて各ルール
グループ処理部のファジィルール評価部と接続し、この
ファジィルール評価部のラベルレジスタ(L A B 
+ 〜L、ABX )や、後件部メンバシップ関数を与
えるメンバシップ関数ゼネレータMFGにデータを書き
込む。
第8図は、上記バスとファジィルール評価部との接続状
態を示すブロック図である。
CPU30には、さらに、ルールグループのデータベー
ス20内のルールデータを読み出すためのインターフェ
ース装置36が上記バスを介して接続されている。また
、上記RAM32内のユーザプログラム記憶領域に書き
込まれるプログラムデータを受けたりするインターフェ
ース装置37がCPU30に接続されている。このイン
ターフェース装置37にはプログラム編集作業などを行
うためのCRT装置38とキーホード39とが接続され
ている。
さらに必要に応じて、このルールグループ制御部20に
は、ユーザプログラムファイル22と、そのファイル2
2とCPU30とを接続するインターフェース装置40
とが接続される。
第9図は、ROM31に記憶されているインタプリタの
命令の種類とその命令の意味とを表している。
第10図はRA M 32のユーザプログラム記憶領域
に記憶されるユーザプログラムの一例を示している。
以下、このプログラム例を説明することによって、いか
にして非起動状態にあるファジィルールグループの書き
換えが、推論動作の実行中に行われるかを説明する。
(STEP OO1〜5TEP004)ルールグループ
のデータベース21からルールグループ1〜4を読みだ
し、ルールグループ処理部G RI”” G R4にセ
ットする。
(STEPOO5) ルールグループ処理部GR,に対応するゲートGl  
(ゲート1)をオープンする。この段階でルールグルー
プ処理部GR,内のルールグループが起動ルールグルー
プとして決定され、且つこのルールグループが選択され
ることになるから、ルールグループ処理部GR,による
ファジィ推論が開始される。
(STEPOO6) CPU30は、外部人力Aをラッチ回路L1〜LKから
取り込んで、制御対象の目標状態を示すベクトルA0と
比較する。そして、ベクトルAとAoとの距離がθ未満
になると、5TEPOO9に処理を移す。
(STEPo 07) もし、5TEP006の条件が成立しなければこの5T
EP 001が実行される。この5TEP007におい
ては、外部人力Aと制御対象のもう一つの目標状態を示
すベクトルA1とを比較して、距離がθ未満になると5
TEPOl 3に処理を移す。
S’lF、P Q Q 6およびす007の2つの条件
式が共に成立しなければ5TEP OO8に進み、GO
TO命令を実行することによって5TEPOO6に戻る
。従って、制御対象の状態が、目標状態A o 、 A
 Iから遠いときには5TEPOQ6〜5TEP O0
Bを繰り返し実行している。この状態を繰り返していく
うちに、制御対象の状態が5TEPOO6条件式を成立
させる状態になると5TEPOO9に移る。
(STEPOO9) ここでは、ゲートG2(ゲート2)のみをオープンし、
ルールグループ処理部GR,を用いてファジィ推論が行
われるようにする。つまり、この段階で、推論に使用さ
れるルールグループ処理部がGR,からGR2に切り換
わったことになる。
(STEPOIO) ここではタイマをクリアすることによってそのタイマの
起動を行う。
(STEPO11) タイマデータを読み出して、しきい値T0と比較する。
時間がT0以上経過しておれば5TEP001に移行す
る。そうでなければ5TEPOI2に進み、GOTO命
令の実行によって5TEP011に戻る。
すなわち、5TEPOO9〜5TEPO12において、
推論に使用されるルールグループ処理部がGR,からG
R2に切り換えられて一定時間だけそのルールグループ
処理部GR2が推論動作に使用される。一定時間が経過
すると、再び5TEpooiからやり直す。
(STEPO13〜Ol 5) 、:れら(7)STEPは、上記5TEPOO7が成立
した場合に実行される。この5TEP013以下は、上
記5TEP005の命令によってルールグループ処理部
GR,がファジィ推論動作に使用されている最中に実行
される。その実行内容は、3つのSET命令によって、
ルールグループ処理部G Rz 、  G R3、G 
Raにセットするファジィルールグループをファジィル
ールグループ5.67に書き換える(変更する)ことで
ある。既に述べたように、この変更は、ルールグループ
処理部用インターフェース35を通して、各ルールグル
ープ処理部内の各ルール評価部のラベルレジスタ(L 
A B l−、L A B工)や後件部メンバシップ関
数を与えるメンバシップ関数ゼネレータMFGにデータ
を書き込むことによって行う。
(STE P 01 B) この段階で、ルールグループ処理部GR1はファジィ推
論動作に使用される。
(STEPO19) ここでは、制御対象の状態Aを監視して状MAが略A2
に近づくと5TEPOOIに移行する。
もしそうでなければ次の5TEP020のGOTO命令
により再び5TEPO19を実行する。すなわち、制御
対象の状GAが略A2に近づくまでルールグループ処理
部GR,がファジィ推論動作に使用されるようにしてい
る。
以上のサンプルプログラムでは、5TEPOI3〜5T
EPO15のファジィルールグループの書き換え動作が
、ルールグループ処理部GR,を使用しての実際の推論
動作が行われているときに実行される。つまり、ルール
グループ制?il 部20は、制御対象の状態を監視し
ていて、ある状態になると、使用していないルールグル
ープ処理部のファジィルールグループ(非起動ルールグ
ループ)をデータベース21に記憶されているファジィ
ルールグループに書き換えて将来の使用に備えるのであ
る。これによって、見掛は上ファジィルールグループの
変更に要する時間がなくなるから、または極めて短くな
るから、ファジィ推論動作の高速性が妨げられるという
ことがなくなる。
第11図はインタプリタの動作を示すフローチャートで
ある。このインタプリタの動作は第1゜図に示す各行の
命令を実際に実行するときの動作を示すものである。
なお、このインタプリタとしてはよく知られているBA
SrC言語のインタプリタなどももちろん使用すること
が可能である。
さらに、上記の実施例ではルールとしてファジィルール
を示したが、これに限らず、この発明はif・・・・t
 h e n形式で表されるプロダクションルールを使
用した推論装置にも適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第5図はこの発明の第1の実施例に関連し、第
6図〜第11図はこの発明の第2の実施例に関連してい
る。 第1図はファジィルールグループの切り換え装置とファ
ジィ推論部の電気的構成を示すブロック図である。第2
図はファジィルール評価部の電気的構成を示すブロック
図である。第3図はCMAX回路のブロック図である。 第4図は起動ルールグループ決定部の電気的構成を示す
ブロック図である。第5図はCPU14の処理フローを
示すフローチャートである。 また、第6図はファジィルールグループの切り換え装置
とファジィ推論部の電気的構成を示すブロック図である
。第7図はルールグループ制御部の電気的構成を示すブ
ロック図である。第8図はルールグループ制御部に接続
されているバスとファジィルール評価部との接続状態を
示すブロック図である。第9図はインタプリタの命令お
よびその意味を示す図であり、第10図はユーザプログ
ラムの一例を示す図である。また、第11図はインタプ
リタの動作を示すフローチャートである。 Gl、Gt 、  ・・GH−ゲート(選択手段)、4
−デフアシファイヤ、 6−起動ルールグループ決定部、 7−タイマ、 8−ファジィルールグループ切り換え装置17−デコー
ダ、 18−グループIDレジスタ、 20a−起動ルールグループ決定部、 20b−ルールグループ書き換え部、 21−ルールグループのデータベース。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)特定のルール変更要因情報を受けて、制御対象の
    状態情報を入力情報とするルール群の中から、起動する
    ルール群を決定する起動ルール群決定手段と、  前記起動するルール群を選択して推論結果を得る選択
    手段と、  を備えてなる、ルール群の切り換え装置。 (2)特定のルール変更要因情報を受けて、制御対象の
    状態情報を入力情報とするルール群の中から、起動する
    ルール群を決定する起動ルール群決定手段と、  前記起動するルール群を選択して推論結果を得る選択
    手段と、  前記ルール群を群単位で記憶するデータベースと、  選択された起動ルール群に基づいて推論動作が実行さ
    れている最中に非起動ルール群を前記データベースのル
    ール群に書き換えるルール群書き換え手段と、  を備えてなる、ルール群の切り換え装置。 (3)前記ルール群書き換え手段は、前記非起動ルール
    群の書き換え処理プログラムを記憶するユーザプログラ
    ム記憶用メモリと、  前記プログラムを解釈および実行するインタープリタ
    を記憶するインタープリタ記億用メモリとを含む、請求
    項2記載のルール群の切り換え装置(4)前記特定のル
    ール変更要因情報は前記制御対象の状態情報である、請
    求項1〜3のいずれかに記載のルール群の切り換え装置
    。 (5)前記特定のルール変更要因情報は時間経過情報で
    ある、請求項1〜3のいずれかに記載のルール群の切り
    換え装置。 (6)前記ルール群はファジィルール群である、請求項
    1〜5のいずれかに記載のルール群の切り換え装置。
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