JPH07208900A - 爆発物の防音装置 - Google Patents

爆発物の防音装置

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JPH07208900A
JPH07208900A JP247994A JP247994A JPH07208900A JP H07208900 A JPH07208900 A JP H07208900A JP 247994 A JP247994 A JP 247994A JP 247994 A JP247994 A JP 247994A JP H07208900 A JPH07208900 A JP H07208900A
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JP
Japan
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dome
soundproof
explosive
bed
sound
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Withdrawn
Application number
JP247994A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Yoshimura
敬二 吉村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 爆破の際に大音響が発生せず安全に爆発物の
爆破処理などが行われるることを目的とする。 【構成】 地面にダンパを介して設置されたベッド上に
載置されて爆破される爆発物をベッド上に固定された防
音ドームが覆い内部に設置された仕切板のガス抜き孔を
介して爆破により生ずる高圧ガスを消音して放出するよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不用の爆弾などの爆発
物を爆破処理する場合などに適用される爆発物の防音装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、不用の爆弾などの爆発物を爆破処
理する場合は、地中に爆発物を埋めて爆破処理を行って
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、上記のように
不用の爆弾などの爆発物を爆破処理する場合は地中に爆
発物を埋めて爆破処理を行っており、爆破処理する際に
大音響が発生する、破片が飛散して危険であるなどの問
題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る爆発物の防
音装置は上記課題の解決を目的にしており、地面にダン
パを介して設置され爆破される爆発物を載置するベッド
と、該ベッド上に固定されて上記爆発物を覆い内部に設
置された仕切板のガス抜き孔を介して爆破により生ずる
高圧ガスを消音して放出する防音ドームとを備えた構成
を特徴とする。
【0005】
【作用】即ち、本発明に係る爆発物の防音装置において
は、地面にダンパを介して設置されたベッド上に載置さ
れて爆破される爆発物をベッド上に固定された防音ドー
ムが覆い内部に設置された仕切板のガス抜き孔を介して
爆破により生ずる高圧ガスを消音して放出するようにな
っており、地面にダンパを介して設置されたベッドが爆
破に伴う振動が地面に伝播するのを防ぎ、防音ドームが
ベッド上に固定されて高圧ガスにより上方に浮き上るの
が防止されて爆破に伴う衝撃音と飛散する破片とを閉じ
込め、防音ドームの内部に設置されている仕切板が爆破
により生じる高圧ガスをガス抜き孔を介して圧縮流およ
び膨張流に交互に変えることにより消音して放出する。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る防音装置の説
明図である。図において、本実施例に係る防音装置は不
用の爆弾を爆破処理する場合などに使用されるもので、
不用の爆弾などの爆発物1を爆破処理する場合は、爆破
処理する際に発生する衝撃音、振動を緩和するとともに
破片の飛散を防止するため、図に示すように爆発物1を
砂又は岩石類などの緩衝材4を入れたコンクリート製な
どのベッド3上に設置して爆発物1を覆うように防音ド
ーム8を被せるようになっている。
【0007】防音ドーム8の内部は、側面に砂又は岩石
などの断熱材9が内張りされてジャケット10でカバー
され、上部には単数又は複数の仕切板12,14,1
6,18が設けられており、この仕切板12,14,1
6,18にはガス抜き孔13,15,17,19が交互
に位置を変えて配設されている。防音ドーム8の外部
は、必要に応じて側面を炭素繊維強化プラスチックCF
RPなどの補強材11で補強する。防音ドーム8の下部
にはバヨネット式フランジが設けられており、ベッド3
にアンカボルト6で固定されているバヨネット式フラン
ジ形式又は閂方式などの固定装置5に着脱可能に容易に
固定されるようになっている。ベッド3は地面とクリア
ランスを有して防振ばね、ダンパ7で支持されている。
防音ドーム8の周囲は防音防護壁23で囲まれている。
防音ドーム8を着脱するためにクレーン22が設けられ
ている。爆発物1に点火するために点火装置2が設けら
れている。なお、最下部の仕切板12は円錐状でなくて
もよい。ガス抜き孔13,15,17,19は千鳥配置
になっているが、碁盤目状の多孔式でもよい。防音ドー
ム8の上部にはガス放出孔20が設けられている。防音
防護壁23は防音ドーム8の作用効果をさらに高めるも
ので、必要に応じて設置される。
【0008】不用の爆弾などの爆発物1を爆破処理する
場合は、ベッド3に収納されている砂又は岩石類などの
緩衝材4上に爆発物1を設置し、点火装置2に爆発物1
を接続する。そして、防音ドーム8をクレーン22によ
り吊り具21を介して吊り上げて上方から所定の位置に
降ろし、ベッド3上に被せるように設置する。防音ドー
ム8の下部にはバヨネット式フランジが設けられてお
り、防音ドーム8を旋回させることにより防音ドーム8
が固定装置5に容易に固定される。防音ドーム8は爆発
処理する際に発生する衝撃音を閉じ込め、破片が飛散す
るのを防止する。ベッド3は爆破処理に伴う振動が地面
24に直接、伝播するのを防止する。固定装置5は防音
ドーム8が上方に浮き上るのを防止する。砂又は岩石類
などの断熱材9は爆破処理により生じる高温を防音ドー
ム8に伝わり難くする。仕切板12,14,16,18
は爆破処理により生ずる高圧のガスをガス抜き孔13,
15,17,19を介して圧縮流および膨張流に交互に
変えることにより消音して放出する。補強材11は防音
ドーム8を補強することにより爆破処理により生じる高
圧に耐えるように十分な強度を防音ドーム8に与える。
ベッド3は防振ばねダンパ7で支持されて地面24とは
クリアランスを有して設置されていることにより、爆発
物1の爆破による衝撃、振動を防振ばねダンパ7により
吸収する。防音防護壁23は防音ドーム8の効果をさら
に高めるものであり、必要に応じて設置する。爆発物1
の爆破処理が完了後、防音ドーム8をクレーン22によ
り吊り上げて次の爆発物1を設置し、同様に爆破処理を
行うことができる。
【0009】従来は、不用の爆弾などの爆発物を爆破処
理する場合は地中に爆発物を埋めて爆破処理を行ってお
り、爆破処理する際に大音響が発生する、破片が飛散し
て危険であるなどの問題があるが、本防音装置において
は上述のように防音ドーム8を爆発物1に被せて覆い、
内部に多段に設けられた仕切板12,14,16,18
により爆発エネルギーによる衝撃を緩和するので、爆発
物1の爆破処理を簡単な操作で安全かつ低騒音で行うこ
とができる。また、ベッド3を防振ばねダンパ7で支持
しているので、爆破により発生する振動が吸収されて地
面24への伝播を少なくすることができる。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る爆発物の防音装置は前記の
ように構成されており、防音ドームが爆破に伴う衝撃音
と飛散する破片とを閉じ込めるとともに防音ドームの内
部に設置されている仕切板が爆発により生ずる高圧ガス
をガス抜き孔を介して消音して放出するので、爆破の際
に大音響が発生せず安全に爆発物の爆破処理などが行わ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る防音装置の断面
図である。
【符号の説明】
1 爆発物 3 ベッド 4 緩衝材 5 固定装置 6 アンカボルト 7 防振ばねダンパ 8 防音ドーム 9 断熱材 10 ジャケット 11 補強材 12 仕切板 13 ガス抜き孔 14 仕切板 15 ガス抜き孔 16 仕切板 17 ガス抜き孔 18 仕切板 19 ガス抜き孔 20 ガス放出孔 21 吊り耳 22 クレーン 23 防音防護壁 24 地面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面にダンパを介して設置され爆破され
    る爆発物を載置するベッドと、該ベッド上に固定されて
    上記爆発物を覆い内部に設置された仕切板のガス抜き孔
    を介して爆破により生ずる高圧ガスを消音して放出する
    防音ドームとを備えたことを特徴とする爆発物の防音装
    置。
JP247994A 1994-01-14 1994-01-14 爆発物の防音装置 Withdrawn JPH07208900A (ja)

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