JPH0720848Y2 - 端子装置 - Google Patents
端子装置Info
- Publication number
- JPH0720848Y2 JPH0720848Y2 JP1992066958U JP6695892U JPH0720848Y2 JP H0720848 Y2 JPH0720848 Y2 JP H0720848Y2 JP 1992066958 U JP1992066958 U JP 1992066958U JP 6695892 U JP6695892 U JP 6695892U JP H0720848 Y2 JPH0720848 Y2 JP H0720848Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- release button
- terminal seat
- terminal
- terminal device
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
- Breakers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は開閉器、回路遮断器等に
用いられる端子装置の改良に関するものである。
用いられる端子装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】開閉器、回路遮断器等の端子装置に用い
られる端子装置には複数の電線を同時に接続できる機能
が要求されることがあり、このような要求に応ずる従来
の端子装置としては、図6、図7に示すように、複数の
電線挿入口50を並設した横長の端子座51の下面に平板状
の鎖錠バネ52を取り付けたもので、各電線挿入口(50)か
ら電線60を挿入するだけで鎖錠バネ52の先端に電線60が
固定されるようになっているが、このような従来の端子
装置は電線60を引き抜くことが容易でないうえ異なる方
向から電線を接続することができないという問題があっ
た。
られる端子装置には複数の電線を同時に接続できる機能
が要求されることがあり、このような要求に応ずる従来
の端子装置としては、図6、図7に示すように、複数の
電線挿入口50を並設した横長の端子座51の下面に平板状
の鎖錠バネ52を取り付けたもので、各電線挿入口(50)か
ら電線60を挿入するだけで鎖錠バネ52の先端に電線60が
固定されるようになっているが、このような従来の端子
装置は電線60を引き抜くことが容易でないうえ異なる方
向から電線を接続することができないという問題があっ
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前記のような
従来のものにみられる問題点を解決して開閉器、回路遮
断器等に有効に使用できる端子装置を提供するものであ
る。
従来のものにみられる問題点を解決して開閉器、回路遮
断器等に有効に使用できる端子装置を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めになされた本考案に係る端子装置は、1個の端子座に
設けた複数の区画部内に、縦方向と横方向の異なる方向
からそれぞれ挿入される電線に圧接する鎖錠バネおよび
鎖錠バネを取り付け、また、前記端子座に沿いスライド
するように支持されるリリースボタンにはその中間部に
前記一方の鎖錠バネの電線接触部側に接する段差部を設
けるとともに前記端子座には前記リリースボタンを案内
する切欠部を設けてなるものである。
めになされた本考案に係る端子装置は、1個の端子座に
設けた複数の区画部内に、縦方向と横方向の異なる方向
からそれぞれ挿入される電線に圧接する鎖錠バネおよび
鎖錠バネを取り付け、また、前記端子座に沿いスライド
するように支持されるリリースボタンにはその中間部に
前記一方の鎖錠バネの電線接触部側に接する段差部を設
けるとともに前記端子座には前記リリースボタンを案内
する切欠部を設けてなるものである。
【0005】
【実施例】次に、本考案を図示の実施例によって詳細に
説明する。 第1の実施例を示す図1、図2において、1
は1個の端子座であって、該端子座1はコ字状の二つの
区画部を上下に設けたものとして該上下の各区画部内に
は、縦方向と横方向の異なる方向からそれぞれ挿入され
る電線60、60に圧接する鎖錠バネ2および鎖錠バネ3を
取り付けている。4は端子座1に沿ってスライドできる
ように支持されるリリースボタンである。このリリース
ボタン4の中間部には段差部5が設けられており、図2
に示すように、該段差部5は常時は前記端子座1の上方
の区画部内の鎖錠バネ3の電線接触部側に接している。
また、前記端子座1の下方の区画部にはリリースボタン
4をスライドさせたときその先端から案内できる大きさ
の切欠部6が設けられており、リリースボタン4の先端
は該切欠部6を介して常時は下方の区画部内の鎖錠バネ
2の電線接触部側に接している。 このように構成された
ものは、図2に示す前記の状態にあるリリースボタン4
を下方に向けスライドさせれば、リリースボタン4の段
差部5がこれに接している端子座1の上方の区画部内の
鎖錠バネ3の電線接触部側を押圧して該鎖錠バネ3を縦
方向に挿入されている電線60から離間させる方向に圧縮
すると同時にリリースボタン4はその先端から前記端子
座1の切欠部6に案内されつつ円滑に降下してその下端
が端子座1の下方の区画部内の鎖錠バネ2の電線接触部
側を押圧することによって該鎖錠バネ2を横方向に挿入
されている電線60から離間させる方向に圧縮させ、その
結果、電線60、60は共に容易に引き抜くことができるも
のである。
説明する。 第1の実施例を示す図1、図2において、1
は1個の端子座であって、該端子座1はコ字状の二つの
区画部を上下に設けたものとして該上下の各区画部内に
は、縦方向と横方向の異なる方向からそれぞれ挿入され
る電線60、60に圧接する鎖錠バネ2および鎖錠バネ3を
取り付けている。4は端子座1に沿ってスライドできる
ように支持されるリリースボタンである。このリリース
ボタン4の中間部には段差部5が設けられており、図2
に示すように、該段差部5は常時は前記端子座1の上方
の区画部内の鎖錠バネ3の電線接触部側に接している。
また、前記端子座1の下方の区画部にはリリースボタン
4をスライドさせたときその先端から案内できる大きさ
の切欠部6が設けられており、リリースボタン4の先端
は該切欠部6を介して常時は下方の区画部内の鎖錠バネ
2の電線接触部側に接している。 このように構成された
ものは、図2に示す前記の状態にあるリリースボタン4
を下方に向けスライドさせれば、リリースボタン4の段
差部5がこれに接している端子座1の上方の区画部内の
鎖錠バネ3の電線接触部側を押圧して該鎖錠バネ3を縦
方向に挿入されている電線60から離間させる方向に圧縮
すると同時にリリースボタン4はその先端から前記端子
座1の切欠部6に案内されつつ円滑に降下してその下端
が端子座1の下方の区画部内の鎖錠バネ2の電線接触部
側を押圧することによって該鎖錠バネ2を横方向に挿入
されている電線60から離間させる方向に圧縮させ、その
結果、電線60、60は共に容易に引き抜くことができるも
のである。
【0006】図3は本考案の第2の実施例を示すもの
で、端子座1の上方の区画部の形状が角形となっている
点を除いて第1の実施例とほとんど同様の構成としてい
る。
で、端子座1の上方の区画部の形状が角形となっている
点を除いて第1の実施例とほとんど同様の構成としてい
る。
【0007】図4、図5は本考案の第3の実施例を示す
もので、端子座1の二つの区画部を前後に設けた例を示
している。この例でも縦方向と横方向の異なる方向から
電線60、60を挿入する構造としており、また、リリース
ボタン4には二箇所に段差部を設けるとともに端子座1
にはリリースボタン4を案内する切欠部6を設けた構成
としている。 前記第2の実施例および第3の実施例に記
載のものは、何れも本考案の別の実施態様の構成とした
ものであるが、その構成による作用効果は前記第1の実
施例に記載したところと同様である。
もので、端子座1の二つの区画部を前後に設けた例を示
している。この例でも縦方向と横方向の異なる方向から
電線60、60を挿入する構造としており、また、リリース
ボタン4には二箇所に段差部を設けるとともに端子座1
にはリリースボタン4を案内する切欠部6を設けた構成
としている。 前記第2の実施例および第3の実施例に記
載のものは、何れも本考案の別の実施態様の構成とした
ものであるが、その構成による作用効果は前記第1の実
施例に記載したところと同様である。
【0008】
【考案の効果】本考案は前記実施例による説明によって
明らかなように、複数の電線を縦方向と横方向の異なる
方向から接続することができるうえリリースボタンを操
作することにより電線の引き抜きを容易に行うことがで
きるものであり、また、1個の端子座に複数の区画部を
設けたことによって小型化が可能となり、開閉器、回路
遮断器等のような小型の機器に特に有効に用いることが
できるものであって、従来の問題点を解消した端子装置
として、実用的価値極めて大なものである。
明らかなように、複数の電線を縦方向と横方向の異なる
方向から接続することができるうえリリースボタンを操
作することにより電線の引き抜きを容易に行うことがで
きるものであり、また、1個の端子座に複数の区画部を
設けたことによって小型化が可能となり、開閉器、回路
遮断器等のような小型の機器に特に有効に用いることが
できるものであって、従来の問題点を解消した端子装置
として、実用的価値極めて大なものである。
【図1】第1の実施例の斜視図である。
【図2】第1の実施例の正面図である。
【図3】第2の実施例の斜視図である。
【図4】第3の実施例の斜視図である。
【図5】第3の実施例の正面図である。
【図6】従来例の斜視図である。
【図7】従来例の断面図である。
1 端子座 2 鎖錠バネ 3 鎖錠バネ 4 リリースボタン5 段差部 6 切欠部60 電線
Claims (1)
- 【請求項1】 1個の端子座(1) に設けた複数の区画部
内に、縦方向と横方向の異なる方向からそれぞれ挿入さ
れる電線(60)、(60)に圧接する鎖錠バネ(2) および鎖錠
バネ(3) を取り付け、また、前記端子座(1) に沿いスラ
イドするように支持されるリリースボタン(4) にはその
中間部に前記一方の鎖錠バネ(3) の電線接触部側に接す
る段差部(5) を設けるとともに前記端子座(1) には前記
リリースボタン(4) を案内する切欠部(6) を設けてなる
端子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992066958U JPH0720848Y2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 端子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992066958U JPH0720848Y2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 端子装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631074U JPH0631074U (ja) | 1994-04-22 |
JPH0720848Y2 true JPH0720848Y2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=13331047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992066958U Expired - Lifetime JPH0720848Y2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 端子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720848Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114600217B (zh) * | 2019-10-18 | 2023-10-27 | 三菱电机株式会社 | 触点开闭器及连接辅助销 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3405378A1 (de) * | 1984-02-15 | 1985-08-22 | Röhm GmbH, 6100 Darmstadt | Arzneimittelueberzug |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP1992066958U patent/JPH0720848Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0631074U (ja) | 1994-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5681182A (en) | Modular contact mount for solderless insulation displacement wire connection of electrical wires | |
US5662493A (en) | Multiple contact pin holder for weak current installations | |
US6244904B1 (en) | Electrical connector for attaching conductors to speaker leads | |
JPH07111169A (ja) | 電気的な接続クランプ装置 | |
TW503417B (en) | Switch and manufacturing method thereof | |
JPH0720848Y2 (ja) | 端子装置 | |
US6305964B1 (en) | Locking device for locking an edge card to an electrical connector | |
JP3008650B2 (ja) | 端子装置 | |
US3532846A (en) | Combined push-in and screw terminal contact | |
US6213793B1 (en) | Connector | |
US3737591A (en) | Trap switch with elongated mounting wire for completing continuity circuit | |
JP3050560B2 (ja) | 多極型モジュラジャック | |
JP3050559B2 (ja) | 多極型モジュラジャック | |
JP2810723B2 (ja) | 多極型モジュラジャック | |
JPH0351257B2 (ja) | ||
CN216720416U (zh) | 具有解扣机制的电连接器 | |
US4050759A (en) | Zero-insertion-withdrawal force connector | |
JP3012250B2 (ja) | 多極型モジュラジャック | |
JPH087939A (ja) | 速結端子台 | |
KR200162801Y1 (ko) | 전화기용 커넥터 | |
JP3392048B2 (ja) | 端子板 | |
JP2810704B2 (ja) | 多極型モジュラジャック | |
KR200161539Y1 (ko) | Av단자 커버 | |
JPH09266019A (ja) | 自己鎖錠端子装置 | |
JP3159617B2 (ja) | 押しボタンスイッチ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19951107 |