JPH0720817Y2 - 漏電ブレーカー - Google Patents
漏電ブレーカーInfo
- Publication number
- JPH0720817Y2 JPH0720817Y2 JP7995992U JP7995992U JPH0720817Y2 JP H0720817 Y2 JPH0720817 Y2 JP H0720817Y2 JP 7995992 U JP7995992 U JP 7995992U JP 7995992 U JP7995992 U JP 7995992U JP H0720817 Y2 JPH0720817 Y2 JP H0720817Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- earth leakage
- sub
- base
- leakage breaker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Breakers (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は漏電ブレーカーの改良に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の漏電ブレーカーは零相変流器等の
漏電検出素子21で感知した漏電電流を増幅させて引き
外し装置に送る漏電検出セット22を図3に示すよう
に、極間短絡および短絡時の圧力による破壊されること
のないクロスバー23の下方に形成される空間部24に
配置するものが普通であった。
漏電検出素子21で感知した漏電電流を増幅させて引き
外し装置に送る漏電検出セット22を図3に示すよう
に、極間短絡および短絡時の圧力による破壊されること
のないクロスバー23の下方に形成される空間部24に
配置するものが普通であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、この従来の
ものにあっては、通電時の発熱源となる電路電線である
ヨリ線25の近傍に配置することとなるため、熱影響に
より漏電検出セット22が誤作動し信頼性に欠ける虞も
皆無ではなかった。
ものにあっては、通電時の発熱源となる電路電線である
ヨリ線25の近傍に配置することとなるため、熱影響に
より漏電検出セット22が誤作動し信頼性に欠ける虞も
皆無ではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は前記のような問
題を解決するためになされたもので、合成樹脂材よりな
る漏電ブレーカーのベースを覆う合成樹脂材よりなるカ
バーを副カバーと主カバーとに分割したものとし、該副
カバーは前記ベースの電源側の異相間隔壁と消弧室の上
部を覆うものとしたうえ、消弧室の上部を覆う位置の上
面には漏電検出セット収納用の箱枠部を一体に形成し、
また、主カバーはベースの遮断機構部と負荷側の異相間
隔壁の上部を覆うものとしたうえ、遮断機構部の上部を
覆う側の先端には前記副カバーの箱枠部の開口を覆うカ
バー板部を連設したことを特徴とするものである。
題を解決するためになされたもので、合成樹脂材よりな
る漏電ブレーカーのベースを覆う合成樹脂材よりなるカ
バーを副カバーと主カバーとに分割したものとし、該副
カバーは前記ベースの電源側の異相間隔壁と消弧室の上
部を覆うものとしたうえ、消弧室の上部を覆う位置の上
面には漏電検出セット収納用の箱枠部を一体に形成し、
また、主カバーはベースの遮断機構部と負荷側の異相間
隔壁の上部を覆うものとしたうえ、遮断機構部の上部を
覆う側の先端には前記副カバーの箱枠部の開口を覆うカ
バー板部を連設したことを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面により詳細に説
明する。1は合成樹脂材よりなる漏電ブレーカーのベー
ス、2は該ベース1を覆う同じく絶縁材である合成樹脂
材よりなるカバーであり、該カバー2は副カバー2aと
主カバー2bとに分割したもので、該副カバー2aは前
記ベース1の電源側の異相間隔壁1aと消弧室3の上部
を覆うもので、消弧室3の上部を覆う位置の上面には漏
電検出セット22収納用の箱枠部6が一体に形成されて
いる。また、主カバー2bはベース1の遮断機構部7と
負荷側の異相間隔壁1bの上部を覆うもので、遮断機構
部7の上部を覆う側の先端には前記副カバー2aの箱枠
部6の開口を覆うカバー板部6aが連設されている。
明する。1は合成樹脂材よりなる漏電ブレーカーのベー
ス、2は該ベース1を覆う同じく絶縁材である合成樹脂
材よりなるカバーであり、該カバー2は副カバー2aと
主カバー2bとに分割したもので、該副カバー2aは前
記ベース1の電源側の異相間隔壁1aと消弧室3の上部
を覆うもので、消弧室3の上部を覆う位置の上面には漏
電検出セット22収納用の箱枠部6が一体に形成されて
いる。また、主カバー2bはベース1の遮断機構部7と
負荷側の異相間隔壁1bの上部を覆うもので、遮断機構
部7の上部を覆う側の先端には前記副カバー2aの箱枠
部6の開口を覆うカバー板部6aが連設されている。
【0006】このように構成されたものは、漏電検出セ
ット22が副カバー2aの消弧室3の上部を覆う位置の
上面に一体に形成されている絶縁材である合成樹脂材よ
りなる箱枠部6に収納されているので、消弧室3に極間
短絡および短絡時の圧力が発生しても、漏電検出セット
22は箱枠部6により完全に隔離されているで、破壊さ
れるおそれはないものである。また、該箱枠部6は通電
時の発熱源となる電路電線から離れた位置にあることか
ら熱影響も全くうけることがなく誤作動する虞もないも
のである。
ット22が副カバー2aの消弧室3の上部を覆う位置の
上面に一体に形成されている絶縁材である合成樹脂材よ
りなる箱枠部6に収納されているので、消弧室3に極間
短絡および短絡時の圧力が発生しても、漏電検出セット
22は箱枠部6により完全に隔離されているで、破壊さ
れるおそれはないものである。また、該箱枠部6は通電
時の発熱源となる電路電線から離れた位置にあることか
ら熱影響も全くうけることがなく誤作動する虞もないも
のである。
【0007】また、箱枠部6に収納されている漏電検出
セット22は主カバー2bを取り外すことにより仕様変
更による漏電検出セット22の交換も容易に対応できる
利点もある。
セット22は主カバー2bを取り外すことにより仕様変
更による漏電検出セット22の交換も容易に対応できる
利点もある。
【0008】
【考案の効果】本考案は以上の説明によって明らかなよ
うに、漏電検出セットを極間短絡および短絡時の圧力に
よる破壊から完全に守ことができるうえ通電時の発熱源
となる電路電線から離れた位置にあることから熱影響に
よる誤作動も防止できるもので、従来のこの種漏電ブレ
ーカーの問題点を解消したものとして、実用的価値極め
て大なものである。
うに、漏電検出セットを極間短絡および短絡時の圧力に
よる破壊から完全に守ことができるうえ通電時の発熱源
となる電路電線から離れた位置にあることから熱影響に
よる誤作動も防止できるもので、従来のこの種漏電ブレ
ーカーの問題点を解消したものとして、実用的価値極め
て大なものである。
【図1】本考案の実施例を示す一部切欠正面図である。
【図2】同じく態様異にして示す一部切欠正面図であ
る。
る。
【図3】従来例を示す一部切欠正面図である。
1 ベース 1a 電源側の異相間隔壁 1b 負荷側の異相間隔壁 2 カバー 2a 副カバー 2b 主カバー 3 消弧室 6 箱枠部 6a カバー板部 7 遮断機構部 22 漏電検出セット
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂材よりなる漏電ブレーカーのベ
ース(1)を覆う合成樹脂材よりなるカバー(2) を副カバ
ー(2a)と主カバー(2b)とに分割したものとし、該副カバ
ー(2a)は前記ベース(1) の電源側の異相間隔壁(1a)と消
弧室(3)の上部を覆うものとしたうえ、消弧室(3) の上
部を覆う位置の上面には漏電検出セット(22)収納用の箱
枠部(6) を一体に形成し、また、主カバー(2b)はベース
(1) の遮断機構部(7) と負荷側の異相間隔壁(1b)の上部
を覆うものとしたうえ、遮断機構部(7) の上部を覆う側
の先端には前記副カバー(2a)の箱枠部(6) の開口を覆う
カバー板部(6a)を連設したことを特徴とする漏電ブレー
カー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7995992U JPH0720817Y2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 漏電ブレーカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7995992U JPH0720817Y2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 漏電ブレーカー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0643959U JPH0643959U (ja) | 1994-06-10 |
JPH0720817Y2 true JPH0720817Y2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=13704851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7995992U Expired - Lifetime JPH0720817Y2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 漏電ブレーカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720817Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-19 JP JP7995992U patent/JPH0720817Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0643959U (ja) | 1994-06-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19951107 |