JPH0357048Y2 - - Google Patents

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JPH0357048Y2
JPH0357048Y2 JP4063587U JP4063587U JPH0357048Y2 JP H0357048 Y2 JPH0357048 Y2 JP H0357048Y2 JP 4063587 U JP4063587 U JP 4063587U JP 4063587 U JP4063587 U JP 4063587U JP H0357048 Y2 JPH0357048 Y2 JP H0357048Y2
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JP
Japan
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circuit breaker
protective cover
door
space
power supply
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JP4063587U
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JPS63146944U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、コントロールセンタ等における回路
遮断器の保護カバー装置に関するものである。
【従来技術とその問題点】
一般にコントロールセンタ等においては、箱状
の盤フレーム内を棚板により上下に複数段に仕切
つて複数個のユニツト収容室が構成してある。こ
れらの各ユニツト収容室内には、ユニツトがそれ
ぞれ引き出し可能な状態で収容してある。 このユニツトは、回路遮断器、電磁開閉器、リ
レー等の各種制御機器を共通のフレームに取り付
けて所定の制御機能を得るようにしたものであ
る。 コントロールセンタ内のユニツトに搭載された
回路遮断器の取付構造を、実施例を示した第2図
及び第3図を参照して説明する。 回路遮断器4は操作ハンドル70を有してい
る。この操作ハンドル70は扉6側に設けてあ
る。この扉6の一部はくり抜かれており、操作ハ
ンドル70は扉6を閉めた状態で扉6の前面側に
露出するようにしてある。従つて扉6を閉めた状
態で操作ハンドル70を操作して回路遮断器4等
の「入」「切」を行うことが出来る。 このような構造のコントロールセンタ1は、上
記操作ハンドル70が「切」の状態、即ち回路遮
断器4が開路状態のときにしか扉6を開くことが
できないようになつており、感電による事故防止
を図つている。 ところで、短絡事故等による遮断時には上部に
アークガスが吹き出す。このため上記回路遮断器
4の上部には、上部の棚板2aとの間に扉側に向
つて開放された空間部8が設けてある。この空間
部8には回路遮断器4の電源側端子4aが配設し
てある。 ところで、回路遮断器4は、電源と負荷の間に
設けてある為、回路遮断器4が開路状態のときで
も電源側端子4aには常に電圧が印加されてい
る。この為、人が電源側端子4aに触れた場合は
感電する。 上記した従来のコントロールセンタ等は、回路
遮断器4の上に空間部8が設けられているため、
電源側端子4aに何等かの理由で誤つて人又は工
具が触れた場合、人身事故につながるおそれがあ
る。
【考案の目的】
本考案は、回路遮断器とその上部に位置してい
る棚板との間の空間部を封鎖し、人が誤つて電源
側端子に触れないようにして人身事故を防ぐよう
にした、コントロールセンタ等における回路遮断
器の保護カバー装置を提供するものである。
【考案の構成】
上記目的を達成するために講じた本考案の構成
は次のとおりである。即ち本考案は、 箱状の盤フレーム内を複数の棚板により上下に
複数段に仕切つて複数個のユニツト収容室を構成
し、これら各ユニツト収容室は扉を備え、その室
内には回路遮断器等の各種制御機器を搭載したユ
ニツトがそれぞれ引き出し可能な状態で収容して
あり、上記回路遮断器とその上部に位置する棚板
との間に空間部を有するものにおいて、上記空間
部に回路遮断器の電源側端子を有し、両側に形成
された取付片が扉側に向つて突設してある保護カ
バー本体が、回路遮断器の前面側に取り付けてあ
り、上記保護カバー本体には、操作ハンドル機構
が取り付けられていると共に、上記回路遮断器の
上記電源側端子に対応する位置に挿入孔が設けて
あり、更に、上記操作ハンドル機構の上部には、
上記挿入孔及び上記回路遮断器と上記空間部との
間を封鎖する補助カバーが取り付けてある、コン
トロールセンタ等における回路遮断器の保護カバ
ー装置である。 保護カバー本体及び補助カバーは、絶縁素材で
形成するのが好ましいが、これに限定されるもの
ではない。 ただ、保護カバー本体及び補助カバーのうち、
特に回路遮断器のアーク放出部に近い部分は、ア
ークによる地絡、短絡事故を防ぐため、絶縁素材
を用いる等による絶縁強化した方がより安全であ
る。
【実施例】
本考案は図面に示す実施例に基いて更に詳細に
説明する。 第1図はコントロールセンタの概略斜視図、 第2図はコントロールセンタの開扉状態を示す
一部拡大正面図、 第3図は第2図のA−A概略断面図、 第4図は保護カバーの分解斜視図、 第5図は第2図に示した、補助カバー、保護カ
バー本体、保護カバー本体に設けてある挿入孔及
び回路遮断器の電源側端子の配置関係を示したも
ので、要部を破断した説明図、 第6図は第3図に示した、補助カバー、保護カ
バー本体、保護カバー本体に設けてある挿入孔及
び回路遮断器の電源側端子の配置関係を示したも
ので、要部を破断した説明図である。 符号1はコントロールセンタを示している。コ
ントロールセンタ1は内部は、第2図に示すよう
に複数の棚板2,2a……で仕切られており、こ
れによつて複数のユニツト収容室3が形成されて
いる。 ユニツト収容室3内には、回路遮断器4を搭載
したユニツト5が収納されている。回路遮断器4
は、扉6側に操作ハンドル機構7が設けてあり、
扉6を閉めた状態で外部から操作ができるよう
に、扉6の一部をくり抜き、操作ハンドル70を
コントロールセンタ1の前面に露出して配置して
ある。この操作ハンドル70によつて、扉6を閉
めた状態で回路遮断器4の「入」「切」の操作を
行う。この回路遮断器4の上は、短絡事故等によ
る遮断時に、上部にアークガスが吹き出すため、
上部の棚板2aとの間に空間部8を有している。
回路遮断器4は電源側端子4aと負荷側端子4b
を有し、空間部8に電源側端子4aが配置されて
いる。 回路遮断器4の前面には、保護カバー本体10
が固着してあり、保護カバー本体10には、操作
ハンドル機構7が取り付けられている。 保護カバー本体10のうち、操作ハンドル機構
7の上部には、回路遮断器4の電源側端子4aに
対応する位置に、ドライバー挿入孔14a,14
b,14cが設けてある。 そして、保護カバー本体10には、ドライバー
挿入孔14a,14b,14cと空間部8の両側
部とを封鎖する補助カバー16が取り付けてあ
る。 符号71で示すものは操作ハンドル機構のカバ
ーである。 第4図を示す。保護カバーの構造を第4図を参
照して説明する。 保護カバーは、保護カバー本体10と補助カバ
ー16とからなつている。保護カバー本体10
は、両側に形成されたコ字状の取付片11,12
を有している。取付片11,12は扉6側に向つ
て突設してある。取付片11,12には操作ハン
ドル機構7を止めネジによつて取り付けるための
取付孔13が四箇所に設けてある。 保護カバー本体10の略中央には、操作ハンド
ル機構7のハンドル軸が貫通する貫通孔19が設
けてある。貫通孔19の上部にはドライバー挿入
孔14a,14b,14c及び取付孔15a,1
5bが形成してある。ドライバー挿入孔14a,
14b,14cは、端子ネジの緩みによる端子部
の接触不良や異常発熱等を防ぐために、一年に一
度ぐらい定期的に増締めをする場合に使用され
る。 補助カバー16は、平面視コ字状に形成してあ
る。補助カバー16は、ドライバー挿入孔14
a,14b,14cに異物が入つたり、誤つて回
路遮断器4の両側面から電源側端子4aに触れな
いように、これらを封鎖するものである。 補助カバー16には取付孔17a,17bが設
けてある。取付孔17a,17bは、保護カバー
本体10の取付孔15a,15bと合わせてネジ
締め等により取り付けられる。この場合、補助カ
バー16を保護カバー10の上側に取り付けるよ
うにしている。 保護カバー本体10の取付孔15a,15bは
タツプネジ、補助カバー16の取付孔17a,1
7bは透孔としている。補助カバー16を保護カ
バー本体10の下側に取り付ける場合は補助カバ
ー16側をネジ式とし、保護カバー本体10側を
透孔として取り付けることになる。 作 用 コントロールセンタ1の扉6は、回路遮断器4
が開路状態のときにしか開くことができないよう
にしてある。したがつて扉6が開いているという
ことは、回路遮断器4は開路状態にあるというこ
とである。この場合は、負荷側端子4bの方には
電圧はかかつていないが、電源側端子4aの方に
は常時電圧がかかつているので、誤つて電源側端
子4aに触れると感電事故が起こる。しかし、本
実施例によれば、保護カバーを取り外さない限り
電源側端子4aに触れることはないので、不注意
による感電事故を防ぐことができる。また、端子
ネジの緩みによる端子部の接触不良や異常発熱等
を防ぐために、一年に一度ぐらい増締めをする
が、この場合は保護カバー全体を取り外さず、補
助カバー16だけを取り外して行なうことができ
る。なお、この場合、ユニツト5を引き出して行
なえば更に危険がなくなる。 本考案は図示の実施例に限定されるものではな
く実用新案登録請求の範囲内において数々の変形
が可能である。
【考案の効果】
本考案は上記構成を有し、次に効果を奏する。 (a) 回路遮断器上面から棚板の間の空間をアーク
スペースとして確保したまま該空間部を封鎖で
きる。この為、通常は前からも横からもドライ
バーその他の異物を挿入することはできず、感
電等の人身事故を防止することができる。 (b) 本考案と同様の機能を持たせるために回路遮
断器専用の保護カバーを遮断器のハンドル操作
機構取付板と別に設ければ、スペースの関係上
ユニツトの寸法が大きくなり、コントロールセ
ンタそのものが大きくなる問題点があるが、本
考案によれば回路遮断器のハンドル操作機構取
付板と保護カバー本体とを兼用できるので、限
られたスペースを有効に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はコントロールセンタの概略斜視図、第
2図はコントロールセンタの開扉状態を示す一部
拡大正面図、第3図は第2図のA−A概略断面
図、第4図は保護カバーの分解斜視図、第5図は
第2図に示した、補助カバー、保護カバー本体、
保護カバー本体に設けてある挿入孔及び回路遮断
器の電源側端子の配置関係を示したもので、要部
を破断した説明図、第6図は第3図に示した、補
助カバー、保護カバー本体、保護カバー本体に設
けてある挿入孔及び回路遮断器の電源側端子の配
置関係を示したもので、要部を破断した説明図で
ある。 2,2a……棚板、3……ユニツト収容室、4
……回路遮断器、6……扉、7……ハンドル操作
機構、8……空間部、10……保護カバー本体、
11,12……取付片、14a,14b,14c
……挿入孔、16……補助カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 箱状の盤フレーム内を複数の棚板2,2a……
    により上下に複数段に仕切つて複数個のユニツト
    収容室3を構成し、これら各ユニツト収容室3は
    扉6を備え、その室内には回路遮断器等の各種制
    御機器を搭載したユニツト5がそれぞれ引き出し
    可能な状態で収容してあり、上記回路遮断器4と
    その上部に位置する棚板との間に空間部8を有す
    るものにおいて、 上記空間部8に回路遮断器4の電源側端子4a
    を有し、 両側に形成された取付片11,12が扉6側に
    向つて突設してある保護カバー本体10が、回路
    遮断器4の前面側に取り付けてあり、 上記保護カバー本体10には、操作ハンドル機
    構7が取り付けられていると共に、上記回路遮断
    器4の上記電源側端子4aに対応する位置に挿入
    孔14a,14b,14cが設けてあり、 更に、上記操作ハンドル機構7の上部には、上
    記挿入孔14a,14b,14c及び上記回路遮
    断器4と上記空間部8との間を封鎖する補助カバ
    ー16が取り付けてある、 コントロールセンタ等における回路遮断器の保
    護カバー装置。
JP4063587U 1987-03-18 1987-03-18 Expired JPH0357048Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4063587U JPH0357048Y2 (ja) 1987-03-18 1987-03-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4063587U JPH0357048Y2 (ja) 1987-03-18 1987-03-18

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Publication Number Publication Date
JPS63146944U JPS63146944U (ja) 1988-09-28
JPH0357048Y2 true JPH0357048Y2 (ja) 1991-12-25

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ID=30854891

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JP4063587U Expired JPH0357048Y2 (ja) 1987-03-18 1987-03-18

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JPS63146944U (ja) 1988-09-28

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