JPH0720786A - シート状係合部材 - Google Patents

シート状係合部材

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JPH0720786A
JPH0720786A JP16694693A JP16694693A JPH0720786A JP H0720786 A JPH0720786 A JP H0720786A JP 16694693 A JP16694693 A JP 16694693A JP 16694693 A JP16694693 A JP 16694693A JP H0720786 A JPH0720786 A JP H0720786A
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JP
Japan
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sheet
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head
engagement
shaped
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JP16694693A
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English (en)
Inventor
Takeshi Matsui
武司 松井
Kiyoshi Miyagi
清 宮城
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 略円形もしくは楕円形の係合穴を有するシー
ト状雌部材と、該係合穴に挿通して係合される弾性係合
部を有するシート状雄部材とからなり、上記雄部材の係
合部は、上記係合穴より大きい頭部と、該頭部に続いて
形成される狭幅の首部と、該首部に続いて形成される本
体部とからなり、前記頭部と首部の連結縁および該首部
と前記本体部の連結縁は弧状に形成されたシート状係合
部材を開示する。 【効果】 シート状物の弾性回復特性をうまく利用し、
極めて簡単な構成および操作で係合することができ、ま
たシート状素材の種類や係合穴と頭部の寸法比等を変え
ることにより用途・目的に応じた様々の係合強度を得る
ことができ、エアラインタッグ、手荷物の一時預かり用
ラベル、草木等の銘柄表示用ラベル等として幅広く活用
し得る係合部材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばエアラインタ
ッグ、荷物の一時預り用荷札あるいは草木等の銘柄表示
用ラベル等として用いられる表示用シート状ラベル等に
用いられる係合部材に関し、構成および装着作業が簡単
で且つ容易に離脱しない構造の係合部材に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】上記のような表示用ラベルを物品に装着
する方法としては、従来よりたとえば細紐や金属線材を
用いた結索、粘着剤や接着剤による結合、等が採用され
ている。ところが結索による方法の場合、係合が確実且
つ強固に行なえるという利点を有する反面、係合作業が
煩雑で時間がかかり、また係合状態での見栄えも悪い。
一方粘着剤による方法は、上記結索法に比べて係合作業
性は良好であるが、当該ラベルの裏面に予め粘着・離型
加工を施しておくか、或は別途粘着テープを用意しなけ
ればならず、係合時には離型紙を剥がして粘着しなけれ
ばならないので、該離型紙が散乱するという難点を生じ
る。また接着剤を用いる方法では、係合自体は強固に行
なえるものの、その都度ラベルに接着剤を塗布しなけれ
ばならないので作業が煩雑であるばかりでなく、接着剤
の種類によっては十分な初期接着力が得られなかった
り、或は使用後の剥離除去が困難になるといった問題が
生じてくる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の様な事
情に着目してなされたものであって、その目的は、粘着
剤や接着剤を使用することなく簡単な操作で強固に係合
し得るようなシート状係合部材を提供しようとするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
のできた本発明に係るシート状係合部材の構成は、ノッ
チ部のない係合穴を有するシート状雌部材と、該係合穴
に挿通して係合される係合部を有するシート状雄部材と
からなり、上記雄部材の係合部は、上記係合穴より大き
い頭部と、該頭部に続いて形成される狭幅の首部と、該
首部に続いて形成される本体部とからなり、前記頭部と
首部の連結縁および該首部と前記本体部の連結縁はノッ
チのない弧状に形成されたものであるところに要旨を有
するものである。
【0005】上記係合部材において、係合穴の横幅
(A)と頭部の横幅(W)との関係が (1/2)W≧A≧(1/6)W の関係を満たすものは、係合の容易性および係合強度を
共に満足するうえで好ましく、また上記首部は、該首部
形成位置の両側を略円形もしくは楕円形に打ち抜き、該
円もしくは楕円の一部を含んでシート材料を側縁方向へ
切除することによって簡単に形成することができる。ま
た、上記頭部を先細状に形成し、あるいは該頭部の縦方
向に向けて少なくとも1条の折り曲げ線を入れておけ
ば、前記雌部材と雄部材との係合をより容易に行なうこ
とができるので好ましい。
【0006】この係合部材は、帯状のシート材とするこ
とによって、例えばエアラインタッグ等の様々のタッグ
やラベル等として幅広く使用することができ、特にヤン
グ率が150Kg/mm2 以上、より好ましくは300
Kg/mm2 以上、引張強さが10Kg/mm2 以上、
より好ましくは15Kg/mm2 以上で且つ引裂開始強
度の高いシート状物を素材として用いたものは係合状態
で高い係合強度を示すので、使用状態で相当高い離脱方
向の外力を受けた場合でも強固な係合状態を維持する。
【0007】更にこの係合部材は、シート状雌部材とシ
ート状雄部材を、一つのシート状物に形成して簡易タッ
グやラベル等として使用し得る他、シート状雌部材とシ
ート状雄部材を別体のシート状物に夫々形成し、連結型
の係合部材として使用することも可能である。
【0008】
【作用】以下、実施例図面を参照しつつ本発明の構成お
よび作用効果を詳細に説明する。図1は本発明に係るシ
ート状係合部材を例示する要部平面説明図であり、この
係合部材は弾性材よりなる任意長さの帯状シート材1に
よって構成されており、該シート材1の中央部側適所に
は幅方向略中央部に長手方向に任意の間隔で、ノッチ部
のない(従って引張応力の集中が起こらない)係合穴2
が打抜き形成される一方、該シート材1の先端側には、
上記係合穴2の横幅Aよりも幅広Wの頭部3と、該頭部
3に続いて形成され且つ前記係合穴2に挿通される首部
4と、該首部4に続いて形成される本体部5とからな
り、頭部3と首部4の連結縁Nおよび首部4と本体部5
の連結縁Mはノッチ部のない(従って引張応力の集中が
起こらない)弧状に形成されている。
【0009】尚図1の例では、首部4の成形加工が簡単
に行なえる様、連結縁NとMは同一の打抜き円弧によっ
て形成している。また頭部3は、追って詳述する如く係
合時に縦方向に折り曲げて幅を狭め、前記係合穴2内へ
挿通されるものであるから、挿通作業を容易にするため
図示する如く先細に加工すると共に、破線で示す如く折
り曲げ線6に沿って1本もしくは数本の罫線を入れてお
くのがよく、頭部3先端における該折り曲げ線6の間隙
Xは、前記係合穴2への挿通を容易にするため該係合穴
2の横幅Aよりも小さくしておくのが好ましい。また首
部4の横幅は、シート材料自体の引張強度や厚み、係合
状態で受ける引張強度によっても変わってくるが、この
首部4は係合状態で前記係合穴2内に挿通されるもので
あり、係合穴2の横幅Aよりも若干広めであっても弧状
に変形して挿通し得る寸法のものであれば差支えない。
しかし挿通状態での過度の変形を防止して係合安定性を
高める意味からすると、該首部4の幅Yは係合穴2の横
幅Aの3/2以下にすることが望まれる。また、該首部
4の幅Yの下限値も、用いるシート状素材の種類(特に
引張強度)や使用時に受ける引張強さの程度によって変
わってくるので一律に決めることはできないが、係合部
材全体としてのバランスを考慮し、係合状態で引張力を
受けた時の該首部4の破断を防止するうえで好ましいの
は、係合穴2の横幅Aの1/3程度以上であり、より好
ましくは7/10〜10/10の範囲である。
【0010】図示する構造の係合部材をたとえば荷札等
として使用するに当たっては、たとえば図2(A)に示
す如く頭部3をその中心の折り曲げ線6aに沿って谷折
りした後、更にその両側の折り曲げ線6b,6bを中心
方向へ谷折りし、先端幅を狭めた状態で図2(B)に示
す如く係合穴2に押し込んで首部4まで挿通する。そし
て該係合穴2を貫通して解放された頭部3は、図2
(C)に示す如く係合穴2の裏側へ突出した後シート材
自体の弾性回復によって折り部が広がり、頭部3は係合
穴2の裏面側に係止される。
【0011】この係合工程で、本体部5によって形成さ
れるループ内にたとえばカバンの取手部を通してから係
合すれば、このラベル本体は該取手部に確実に係合され
ることになる。ここで係合穴2を長手方向に複数個穿設
したのは、頭部3が挿入される係合穴2の位置を変える
ことにより係合すべき物品のサイズに応じてループ径を
任意に変更できる様にする為である。
【0012】これらの図示例からも明らかである様に本
発明の係合部材は、雌部材を構成する係合穴2と雄部材
の構成主体となる頭部3の組合せからなるものであり、
係合後の安定性(離脱しにくさ)を高めるうえでは頭部
3の横幅Wを係合穴2の横幅Aよりもかなり広くしてお
く方が有利であり、一方係合作業性の観点からすると頭
部の横幅Wは小さい方が好ましい。しかしながら両者の
兼ね合いを考慮し、接合作業の容易性を係合後の安定性
を高めるうえで好ましい頭部3の横幅Wは、係合穴2の
横幅Aに対して2〜6倍の範囲(即ち1/2W≧A≧1
/6W)である。ちなみにAに対してWが小さくなり過
ぎると、係合穴2への頭部3の挿通作業は容易になる
が、小さな引張り力で頭部3が係合穴2から簡単に抜出
すため係合の確実性に問題が生じる恐れがあり、逆にA
に対してWが大き過ぎると、図1,2にも示した様な折
り曲げ線6を増やして頭部3の折り畳数を増やしたとし
ても係合穴2への挿入が困難になり、場合によっては挿
通時に係合穴2が破れて係合機能を失なう恐れも出てく
る。但し、用いるシート材料の弾性、柔軟性、引張強度
等あるいは使用時に受ける引き剥がし力の程度によって
は、上記好適寸法比の関係を外れることがあっても構わ
ない。
【0013】尚本発明に係る係合部材の係合安定性を高
めるには、たとえば図2(C)に示した様な係合状態か
ら頭部3を引き抜く方向(図の破線矢印方向)の力が加
わったときに、係合穴2や頭部3と首部4の付根部が破
断しない様に加工しておくことが重要であり、その為に
は当該係合穴2や上記付根部に引張力が作用した場合で
もそれらの部位が破断することのない様、いずれも応力
集中を起こさない弧状に形成しておくことが重要であ
る。即ち、それらの部位に鋭角のノッチ部があると、該
ノッチ部に引張応力が集中して係合穴2もしくは首部4
付近が破断し、係合効果が失なわれるからである。
【0014】そのため本発明では、ノッチ部のない係合
穴2を形成すると共に、頭部3及び本体部5と首部4と
の連結部は、図1で説明した様に弧状に形成することが
必須となる。尚、ノッチ部のない係合穴2とは、例えば
図3(A)〜(D)に示す様な真円形、卵形、楕円形、
長円形などを挙げることができ、更には長円形の変形例
として、例えば図3(E)に示す様な形状とすることも
可能である。
【0015】またシート状素材そのものも、係合状態で
受ける引張力の程度に応じて該引張力に耐える引裂開始
強度を有するものを選択使用するのがよく、場合によっ
ては、たとえば図4に示す如く係合穴2の裏面(もしく
は表面)に、係合穴2と同じ形状に打ち抜いた補強パッ
チ7を貼合して引裂強度を高めることも有効である。但
し、係合穴2における引張応力がかかる反対側部分は、
引張力によって引裂かれる恐れがないので、たとえば図
5に示す如く当該反対側部分にスリット8を設け、頭部
3の挿入容易性を高めることも可能である(図中の破線
矢印は引張力の作用方向を示す)。ただしこの場合も、
スリットの先端部は円形に打ち抜いてノッチ効果による
破れを防止することが望ましい。
【0016】頭部3の形状・構造にも格別の制限はな
く、要は首部4よりも広幅に形成されて係合後に引抜き
抵抗を生ずるものであればどの様な形状であっても構わ
ないが、図1に示した様に首部4側に鰓9を張った様な
形状にしておけば、たとえば図2(C)に示した如く頭
部3を係合穴2に挿通した状態で該鰓9が係止片として
作用し、頭部3の引抜き抵抗を高めることができるので
好ましい。
【0017】上記の様に本発明の係合部材は、シート状
雌部材を構成する係合穴2と、該係合穴2に挿通して係
合される弾性回復特性を有するシート状雄部材の構成主
体となる頭部3とを主たる構成とするものであり、それ
らを構成するシート状素材の種類には格別の制限がな
く、要求される係合強度に応じて様々の素材を使用でき
る。しかしながら係合穴2へ挿通した後その裏面側で解
放された頭部3の弾性回復により満足のいく係合効果を
発揮させて引き抜き抵抗を高めるには、シート状素材自
体がある程度の弾性(ヤング率)を有すると共に腰が強
く、且つ引裂抵抗を有していることが必要であり、また
首部の強度を高めるには引張強度の大きいことが必要で
ある。この様なシート状素材としてはたとえばポリエス
テル、ポリオレフィン(ポリエチレンやポリプロピレン
等)、ポリアミド、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等の
合成樹脂よりなる一軸延伸フィルムや2軸延伸フィルム
等が好ましいものとして挙げられる。勿論これらの他、
合成紙や各種ラミネート品等を使用することも可能であ
り、更には草木等の銘柄表示用ラベル等として使用する
場合は、通常のパルプ紙等を使用することもできる。
【0018】但しエアラインタッグや手荷物預り用ラベ
ル等として使用する場合は、荷物取扱い時にかなり大き
な離脱方向の力がかかることがあるので、より確実且つ
強固な係合状態を確保するには、シート状素材としてヤ
ング率が150kg/mm2 程度以上、より好ましくは30
0kg/mm2 程度以上、引張強さが10kg/mm2 程度以
上、より好ましくは15kg/mm2 以上で且つ引裂抵抗お
よび腰の強い合成樹脂延伸フィルムを使用することが望
まれる。
【0019】ところで図1に示した様な構造の係合部材
は、帯状のシート状物に係合穴2および首部4の両側を
夫々打抜き加工することによって簡単に製造することが
でき、このとき係合穴2および首部4の両側にノッチが
入らない様に注意すればよいが、ノッチ部のない首部4
等をより簡単に形成する方法として好ましいのは例えば
図6に示す様な方法である。
【0020】即ち図6は帯状のシート状係合部材を製造
する方法を例示するものであり、帯状シート1aの適所
に任意数の係合穴2を打抜き形成すると共に、首部4形
成位置の両側を略円形(もしくは楕円形)に打抜き加工
し、次いで図6に一点鎖線で示す如く、該打抜き円弧の
一部を含んで両側を切除すると共に、頭部3の先端両角
部を斜め方向に切除し、圧接ローラ等により折り曲げ線
6を形成する方法である。
【0021】この場合、例えば図7に示す如く長尺の帯
状シートを上記の要領で連続的に打ち抜き加工すると共
に、頭・尾をミシン目で破断可能に連結せしめた長尺物
とし、これをロール状に巻取り、逐次繰り出してミシン
目の部分で切断しながら使用できる様にすることも可能
である。
【0022】上記図1〜7の例では、帯状シートに係合
穴2と頭部3や首部4を形成した例を示したが、それら
全体の形状・構造は用途・目的、意匠性等を加味して様
々の変更が可能である。たとえば図8(A)は、本体部
の端部に円形の表示部10を形成しておき、この部分に
照合番号等を表示できる様にしたものを示し、また図8
(B)は、表示部10をダルマ状に形成してその中間部
にミシン目11を設け、離脱可能な引渡し用半券等とし
て使用できる様にしたものを示す。この様に本発明の係
合部材は、係合穴と頭部3等を一体のシート状物に形成
してタッグ、ラベル、荷札等として様々の形能で使用で
きる他、たとえば図8(C)、(D)に示す如く雌部材
を構成する係合穴2と雄部材を構成する頭部3等を別体
のシート材に形成し、ハンガータイプの表示部材等とし
て利用することも可能である。
【0023】
【実施例】
実施例1 逐次二軸延伸法によって製造したボイド含有ポリエステ
ル系合成紙(東洋紡績社製商品名「クリスパー」、厚さ
75〜125mm、幅34mm、ヤング率350kg/mm2、引
張強度17kg/mm2)を使用し、図9に示す様な基本形状
で、各寸法を表1に示す様に変更した係合部材を成形
し、図示した手順で係合穴2に頭部3を挿入してループ
を形成した。このループに直径2cmの丸棒を通して該棒
を固定し、シート状係合部材の他端を引張って係合強度
を測定した。得られた結果を、係合時の頭部挿入の難易
と共に表1に一括して示す。
【0024】
【表1】
【0025】実施例2 シート材料としてポリエステルフィルム(厚さ125μ
m)、ポリプロピレン系合成紙(厚さ150μm)又は
クリスパー(厚さ125μm)を使用した以外は前記実
施例1と同様にして、係合部材の成形および係合強度の
測定を行ない、表2に示す結果を得た。
【0026】
【表2】
【0027】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成されており、シ
ート状物の弾性回復力をうまく利用し、極めて簡単な構
成および操作で係合することができ、またシート状素材
の種類や係合穴と頭部の寸法比等を変えることにより用
途・目的に応じた様々の係合強度を得ることができ、エ
アラインタッグ、手荷物の一時預かり用ラベル、草木等
の銘柄表示用ラベル等として幅広く活用し得るほか、簡
易引掛けタイプのハンガー型表示用部材等としても活用
し得るなど、その応用範囲は極めて広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す平面説明図である。
【図2】係合手順を例示する説明図である。
【図3】係合穴の形状を例示する説明図である。
【図4】係合穴の補強例を示す説明図である。
【図5】係合穴の変形例を示す説明図である。
【図6】図1に示した係合部材の成形加工手順を示す説
明図である。
【図7】連続長尺物として形成した係合部材を例示する
説明図である。
【図8】シート状係合部材の変形例を示す図である。
【図9】実施例で用いたシート状係合部材の寸法例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 帯状シート材 2 係合穴 3 頭部 4 首部 5 本体部 6a,6b 折り曲げ線 9 鰓部 10 表示部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノッチ部のない係合穴を有するシート状
    雌部材と、該係合穴に挿通して係合される係合部を有す
    るシート状雄部材とからなり、上記雄部材の係合部は、
    上記係合穴より大きい頭部と、該頭部に続いて形成され
    る狭幅の首部と、該首部に続いて形成される本体部とか
    らなり、前記頭部と首部の連結縁および該首部と前記本
    体部の連結縁は弧状に形成されたものであることを特徴
    とするシート状係合部材。
  2. 【請求項2】 ノッチ部のない係合穴が、真円形、略円
    形、楕円形、長円形もしくは卵形である請求項1記載の
    シート状係合部材。
  3. 【請求項3】 係合穴の横幅(A)と頭部の横幅(W)
    との関係が (1/2)W≧A≧(1/6)W の関係を満たすものである請求項1または2記載の係合
    部材。
  4. 【請求項4】 首部は、該首部形成位置の両側を略円形
    もしくは楕円形に打ち抜き、該円もしくは楕円の一部を
    含んでシート材料を側縁方向へ切除して形成したもので
    ある請求項1〜3のいずれかに記載の係合部材。
  5. 【請求項5】 頭部の縦方向に向けて、少なくとも1条
    の折り曲げ線を入れたものである請求項1〜4のいずれ
    かに記載の係合部材。
  6. 【請求項6】 頭部が先細状に形成されたものである請
    求項1〜5のいずれかに記載の係合部材。
  7. 【請求項7】 帯状シートによって構成されたものであ
    る請求項1〜6のいずれかに記載の係合部材。
  8. 【請求項8】 帯状シートのヤング率が150Kg/m
    2 以上、引張強さが10Kg/mm2 以上で且つ引裂
    開始強度の高いものである請求項1〜7のいずれかに記
    載の係合部材。
  9. 【請求項9】 帯状シートのヤング率が300Kg/m
    2 以上、引張強さが15Kg/mm2 以上で且つ引裂
    開始強度の高いものである請求項8に記載の係合部材。
  10. 【請求項10】 シート状雌部材とシート状雄部材が、
    別体のシート状物に夫々形成されたものである請求項1
    〜9のいずれかに記載の係合部材。
  11. 【請求項11】 シート状雌部材とシート状雄部材が、
    一つのシート状物に形成されたものである請求項1〜9
    のいずれかに記載の係合部材。
JP16694693A 1993-07-06 1993-07-06 シート状係合部材 Withdrawn JPH0720786A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100832915B1 (ko) * 2004-08-25 2008-05-28 인터내쇼널 렉티파이어 코포레이션 부하 특성 데이터를 기반으로 한 전원 공급기 커스터마이징방법 및 장치
JP2009139805A (ja) * 2007-12-10 2009-06-25 Dainippon Printing Co Ltd 立体広告物
JP2014215566A (ja) * 2013-04-27 2014-11-17 株式会社共生社 クリーニングタッグ

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KR100832915B1 (ko) * 2004-08-25 2008-05-28 인터내쇼널 렉티파이어 코포레이션 부하 특성 데이터를 기반으로 한 전원 공급기 커스터마이징방법 및 장치
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